JP2000017609A - Lpgエンジン搭載式道路区画線施工機 - Google Patents

Lpgエンジン搭載式道路区画線施工機

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JP2000017609A
JP2000017609A JP10223567A JP22356798A JP2000017609A JP 2000017609 A JP2000017609 A JP 2000017609A JP 10223567 A JP10223567 A JP 10223567A JP 22356798 A JP22356798 A JP 22356798A JP 2000017609 A JP2000017609 A JP 2000017609A
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JP
Japan
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lpg
engine
paint
fuel
applying
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JP10223567A
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English (en)
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Toshiaki Takamura
利秋 高村
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GAKUNAN KOKI KK
Original Assignee
GAKUNAN KOKI KK
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Abstract

(57)【要約】 ガソリン又は軽油エンジンを搭載した熱溶融型塗料用道
路区画線施工機において、現在用いられているガソリン
又は軽油エンジンをLPG工式ンジンに換え、燃料を一
種類にすることにより、火災の危険のない安全な、かつ
効率のよい道路区画線施工機を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンを動力として搭
載している熱溶融塗料用の道路区画線施工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりエンジンを搭載し、この動力に
より、施工機を自走させたり、又塗装用機器類を作動さ
せる熱溶融型道路区画線施工機は既に実用化されている
が、該エンジンは殆どがガソリン又は軽油を燃料とする
エンジンが利用されている。
【0003】一方該施工機は、塗布材料の溶融、保温、
そして塗布装置類を加熱するために、LPGガスが使用
されており、一つの施工機で2種類の燃料を用いている
のが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の自走式道路区画
線施工機は、前述のように一つの施工機でガソリン又は
軽油と、LPGガスの2種類の燃料を使用しているた
め、次のような問題点がある。
【0005】構造上、燃料管理上制約条件が発生し、
不利な点が生ずる。 特に施工機に搭載されているガソリンに燃料を給油す
る時、塗布材料の溶融、保温、あるいは塗布装置類の加
熱のため、LPGガスを使用していると、該ガソリンに
引火する危険があり、施工機全体を焼損する恐れが生ず
る。(現に該ガソリンの引火による火災発生の事例も二
三報告されている。
【0006】
【課題を解決するための手段】従来から熱溶融型塗料用
の自走式施工機が搭載しているLPGガスボンベにLP
G式エンジンを動作させるに適合したガス圧調整器を付
加することにより、従来自走および搭載機器を動作させ
るための動力源となっているガソリン又は軽油式エンジ
ンを、該LPG式エンジンに変更し、使用燃料をLPG
ガス一種類にすることにより、前述の問題点を解決させ
た。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明一実施例であるLP
Gエンジン搭載式道路区画線施工機全体の斜視図、図2
は同上の側面図で、内部の設置機器を示すために、塗布
器および散布器を取り外して図示している。
【0008】図3は同上道路区画線施工機のLPG管路
のブロック図である。
【0009】以下図を基に本発明の実施例につき説明す
る。図1において、1は本施工機の台車、2は塗料タン
ク、3は区画線塗布器、4は区画線施工直後にその表面
に散布するビーズのタンク、5は該ビーズ散布器、6は
LPGボンベ、7は塗料の温度を保温するため 設けら
れた塗料タンク加熱バーナー、8は該塗布器3を加熱す
るバーナー、である。
【0010】9はLPG式エンジン、10はLPG式エ
ンジン9をを円滑に運転させるために設けられたエンジ
ン用LPGレギュレータ、11は各部加熱バーナー7、
8に適切なLPGガスを供給するために設けられたバー
ナー用レギュレータ、12、13は該加熱バーナー7、
8の火力を調整する火力調整弁である。
【0011】14はLPGガスをLPG式エンジンに供
給するLPG供給管、15はLPG式エンジン9の負圧
を検知し、これによりLPGガスの供給量を調整し、L
PG式エンジンの運転を円滑ならしめるために設けられ
たエンジン負圧検知管である。
【0012】つぎに図を参考に一実施例につき具体的に
説明する。
【0013】まずLPGボンベ6に設けられたバルブを
開くとLPGガスは燃料供給管を介してエンジン用レギ
ュレータ10、およびバーナー用レギュレータ11に供
給される。
【0014】供給された燃料LPGガスはエンジン用L
PGレギュレータ10、バーナー用LPGレギュレータ
11により適切な圧力に調整され、LPG式エンジン
9、火力調整弁12、13を介して、塗料タンク加熱バ
ーナー7、塗布器加熱バーナー8に供給される。
【0015】ついで施工機を走行するため、その動力源
として設けられたLPG式エンジン9を動作させ、該施
工機を所定の場所に移動させると共に、該塗布器3を作
動させ、区画線を施工する。
【0016】又前記区画線の施工中に、塗料の粘度に変
化が生じ区画線施工に支障が発生した場合は、該火力調
整弁12、13を調整することにより該塗料タンク加熱
バーナー7、塗布器加熱バーナー8の火力を適切な状態
に制御し、効率のよい施工を可能ならしめる。
【0017】
【発明の効果】前述したように、本発明は施工機の動力
源として従来より使用されているガソリン又は軽油を燃
料とするエンジンに換えて、従来より施工機が塗料の保
温、塗布器の加熱用として用いているLPGガスを燃料
とするLPG式エンジンにしたことにより、つぎのよう
な効果があげられる。
【0018】燃料がLPGガス一種類となるため施工
機が構造上、操作上簡単かつ容易になる。
【0019】施工機の移動、塗布器の作動、塗料の保
温が簡単かつ同時に出来、効率のよい施工が可能とな
る。
【0020】燃料にガソリン、軽油を用いないため、
これによる引火の恐れがなくなり、施工機の傷損の不安
が全くない。
【0021】LPG式エンジンはガソリンエンジン又
は軽油エンジンと比較し、その排気ガスにおいて、NO
xの排出量が軽減されると言われており、環境上におい
ても有利と考えられる。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である道路区画線施工機全体
の斜視図である。
【図2】同上道路区画線施工機の側面図で、内部の設置
機器を示すために塗布器、およびビーズ散布器を取り外
して図示している。
【図3】同上道路区画線施工機のLPGガス管路のブロ
ック図である。
【符号の説明】
1. 施工機の台車 2. 塗料タンク 3. 塗布器 4. ビーズタンク 5. ビーズ散布器 6. LPGボンベ 7. 塗料タンク加熱バーナー 8. 塗布器加熱バーナー 9. LPG式エンジン 10.エンジン用LPGレギュレータ 11.バーナー用LPGレギュレータ 12.火力調整弁(塗料タンク用) 13.火力調整弁(塗布器用) 14.LPG供給管 15.エンジン負圧検知管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗料の加熱、保温、あるいは塗布装置の
    加熱源としてLPGの燃焼器具を使用した熱溶融型塗料
    用の道路区画線施工機において、その施工機の走行や装
    置類の作動用の動力源として、LPGを燃料とする内燃
    機(以下LPGエンジンと呼称)を使用し、そのLPG
    源を燃焼器具とエンジンのそれぞれにガス圧力調整レギ
    ュレータを用いて、同一のLPGボンベから分配して供
    給する構成とすることを特徴とするLPGエンジン搭載
    式道路区画線施工機。
JP10223567A 1998-07-02 1998-07-02 Lpgエンジン搭載式道路区画線施工機 Pending JP2000017609A (ja)

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