JP2000017291A - ポットスケール溶解剤 - Google Patents
ポットスケール溶解剤Info
- Publication number
- JP2000017291A JP2000017291A JP10223530A JP22353098A JP2000017291A JP 2000017291 A JP2000017291 A JP 2000017291A JP 10223530 A JP10223530 A JP 10223530A JP 22353098 A JP22353098 A JP 22353098A JP 2000017291 A JP2000017291 A JP 2000017291A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scale
- pot
- solubilizer
- pots
- pipes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】 パイプやポットの缶石及びスケールを強力
に溶解し、且つ材質と人体に無害な溶解剤を提供する。 【構 成】 乳酸を高濃度に溶解した液
に溶解し、且つ材質と人体に無害な溶解剤を提供する。 【構 成】 乳酸を高濃度に溶解した液
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水を流すパイプ、湯沸か
しポット等に付着する缶石もしくはスケールの除去に関
する
しポット等に付着する缶石もしくはスケールの除去に関
する
【0002】
【従来の技術】水から析出し、壁面等に付着するスケー
ルを溶解できるとうたった溶解剤(スルファミン酸、植
物抽出物質等)もしくは洗浄剤が市販されているが、実
際に試してみたところ効力は期待する程ではない。叉、
強力な酸等で溶解させることもできるがパイプ、ポット
等をいためたり、有害であったりして、適切なものはな
い。
ルを溶解できるとうたった溶解剤(スルファミン酸、植
物抽出物質等)もしくは洗浄剤が市販されているが、実
際に試してみたところ効力は期待する程ではない。叉、
強力な酸等で溶解させることもできるがパイプ、ポット
等をいためたり、有害であったりして、適切なものはな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、リン酸カル
シウム等が水への溶解度が小さいために壁面等に析出
し、とれにくくなった不溶物(缶石、スケール)を、簡
単に溶解でき、しかも、人体に全く無害で且つパイプや
ポットの材質に何の影響も与えない溶解剤を提供するこ
とを目的とする。
ウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、リン酸カル
シウム等が水への溶解度が小さいために壁面等に析出
し、とれにくくなった不溶物(缶石、スケール)を、簡
単に溶解でき、しかも、人体に全く無害で且つパイプや
ポットの材質に何の影響も与えない溶解剤を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、水への溶解度
が小さいために析出し強く吸着してとれない缶石、スケ
ールを溶解する物質について、種々試行実験を行ったと
ころ、強力にこれらを溶解するものを見いだした。
が小さいために析出し強く吸着してとれない缶石、スケ
ールを溶解する物質について、種々試行実験を行ったと
ころ、強力にこれらを溶解するものを見いだした。
【0005】この物質をそのままもしくは水で2〜5倍
に希釈して、パイプに流し込むかポットに注ぐだけでよ
い。温度が高いと溶解力が急激に高まり微細な泡を発し
ながら急激に缶石やスケールを溶解する。ポットの底に
形成された1×3cmの長方形の薄い缶石の場合、温ま
った状態では数十分で溶解してしまう。室温では数時間
である。この大きさのものは、市販のポット洗浄剤(ス
ルファミン酸又はクエン酸を主剤としたもの)では一晩
かけてもほとんど溶解せず、小さいものや柔らかいスケ
ールのみが溶解する程度である。
に希釈して、パイプに流し込むかポットに注ぐだけでよ
い。温度が高いと溶解力が急激に高まり微細な泡を発し
ながら急激に缶石やスケールを溶解する。ポットの底に
形成された1×3cmの長方形の薄い缶石の場合、温ま
った状態では数十分で溶解してしまう。室温では数時間
である。この大きさのものは、市販のポット洗浄剤(ス
ルファミン酸又はクエン酸を主剤としたもの)では一晩
かけてもほとんど溶解せず、小さいものや柔らかいスケ
ールのみが溶解する程度である。
【0006】他の有機酸やアルコール等と混合してもよ
く、また、酸性で有効なキレート剤を混合し、溶解した
カルシウム・マグネシウム等と結合させてもよい。
く、また、酸性で有効なキレート剤を混合し、溶解した
カルシウム・マグネシウム等と結合させてもよい。
【0007】溶解剤を加えて数時間後、柔らかく薄くな
った缶石を剥がす為に、炭酸ナトリウム等の炭酸アルカ
リの水溶液を加えて発泡させ、その力で缶石を剥がすこ
ともできる。
った缶石を剥がす為に、炭酸ナトリウム等の炭酸アルカ
リの水溶液を加えて発泡させ、その力で缶石を剥がすこ
ともできる。
【0008】本発明の乳酸は人体に無害であり万一ポッ
トに残っても健康に問題はなく且つ弱酸であるのでパイ
プやポットをいためることは全くない。又、乳酸がスル
ファミン酸やクエン酸と比較してきわだって溶解力に優
れていることは、その濃度にあると考えられる。乳酸は
100%液が入手でき、それを直接洗浄液として利用で
きる。しかるに前の2者の100%は溶解度の関係から
困難であり、希釈液を使用せざるを得ない。
トに残っても健康に問題はなく且つ弱酸であるのでパイ
プやポットをいためることは全くない。又、乳酸がスル
ファミン酸やクエン酸と比較してきわだって溶解力に優
れていることは、その濃度にあると考えられる。乳酸は
100%液が入手でき、それを直接洗浄液として利用で
きる。しかるに前の2者の100%は溶解度の関係から
困難であり、希釈液を使用せざるを得ない。
【0009】
【実施例1】ポット底面に缶石とスケールのへばりつい
たものに、乳酸を水で2倍に希釈した液100mlを流
し入れ一晩放置したところ、缶石とスケールは完全に溶
解していた。
たものに、乳酸を水で2倍に希釈した液100mlを流
し入れ一晩放置したところ、缶石とスケールは完全に溶
解していた。
【0010】
【実施例2】沸かしたポットの湯を捨て、まだポットが
熱い中に乳酸原液25mlをまんべんなくポットの壁面
と底にかけた。その結果、激しく発泡し、缶石が溶解し
はじめ、1時間でほとんどが溶解した。
熱い中に乳酸原液25mlをまんべんなくポットの壁面
と底にかけた。その結果、激しく発泡し、缶石が溶解し
はじめ、1時間でほとんどが溶解した。
Claims (1)
- 【請求項1】 乳酸をもちいるスケール溶解剤
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10223530A JP2000017291A (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | ポットスケール溶解剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10223530A JP2000017291A (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | ポットスケール溶解剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000017291A true JP2000017291A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16799602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10223530A Pending JP2000017291A (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | ポットスケール溶解剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000017291A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007270222A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Kurita Water Ind Ltd | スケール洗浄剤及びスケール除去方法 |
CN116105269A (zh) * | 2023-04-17 | 2023-05-12 | 常州曲辰环保科技有限公司 | 一种超声雾化器 |
-
1998
- 1998-07-03 JP JP10223530A patent/JP2000017291A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007270222A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Kurita Water Ind Ltd | スケール洗浄剤及びスケール除去方法 |
CN116105269A (zh) * | 2023-04-17 | 2023-05-12 | 常州曲辰环保科技有限公司 | 一种超声雾化器 |
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