JP2000016556A - 生産機械の竿送り機構 - Google Patents

生産機械の竿送り機構

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JP2000016556A
JP2000016556A JP17906598A JP17906598A JP2000016556A JP 2000016556 A JP2000016556 A JP 2000016556A JP 17906598 A JP17906598 A JP 17906598A JP 17906598 A JP17906598 A JP 17906598A JP 2000016556 A JP2000016556 A JP 2000016556A
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JP
Japan
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feed
feed rod
rod
claws
work
Prior art date
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Pending
Application number
JP17906598A
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English (en)
Inventor
Kenji Murayama
賢二 村山
Yukiharu Tanaka
幸晴 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークを挟みこむ爪の間隔変更を簡便に行
う。 【解決手段】 平行並列に配した第1の送り竿1と第2
の送り竿2から夫々爪10,20を突設して、両爪1
0,20の間でワーク9を挟んで第1の送り竿1及び第
2の送り竿2の移動でワーク9を送る竿送り機構であ
る。第1の送り竿1と第2の送り竿2を個別にスライド
自在に支持する。第1の送り竿1に設けたストッパー1
2と第2の送り竿2に設けたストッパー22とのうちの
一方の送り竿に対する固定位置を可変とし、上記両スト
ッパー12,22間に上記両爪10,20の間隔設用の
スペーサを介在させる。一方のストッパーの送り竿への
固定位置を変更するだけで爪10,20の間隔変更を行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送り竿と称されて
いる部材によってワーク送りを行う生産機械の竿送り機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】送り竿を用いた送り機構の従来例を図4
に示す。平行並列に配された2つの送り竿1,2からは
夫々爪10,20が突出しており、ワーク9を爪10,
20間に挟んだ送り竿1,2は、図に示すように同期し
て図中の左右方向と上下方向とに動かされることで、ワ
ーク9の送りを行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】複数種の幅の異なるワ
ーク9の送りに対応できるようにしておくには、ワーク
9を挟みこむことになる爪10,20の間隔を変更する
ことができるようにしておかなくてはならない。
【0004】一方、従来の2本の送り竿1,2は、リニ
アガイドに一方の送り竿1を固定し、この送り竿1に送
り竿2を固定するという構成をとっていた。この場合、
ワーク9が0.5mmピッチで接点を備える狭ピッチコ
ネクターである場合、送り竿1,2に反りやずれがあっ
ては、正確なワークの送りが望めなくなるために、送り
竿1に対して送り竿2を1ライン当り20本程度のボル
トで固定していた。
【0005】このために爪10,20の間隔の変更は、
上記全ボルトをいったん緩めて爪10,20の間隔変更
を行い、再度全ボルトを締めるという手間のかかるもの
となっていた。図5において、15はボルト、16は爪
10,20の間隔設定用のスペーサである。
【0006】また、上記従来例においては、爪10,2
0の間隔はワーク9の送り動作中、常に一定であり、こ
のためにワーク(成形品)の寸法ばらつきや爪の間隔の
調整不足等でワークの側面に爪で傷をつけてしまうこと
があった。
【0007】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところはワークを挟みこむ爪
の間隔変更を簡便に行うことができる生産機械の竿送り
機構を提供するにあり、他の目的とするところは、ワー
クに傷をつけてしまうことがない生産機械の竿送り機構
を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、平行
並列に配した第1の送り竿と第2の送り竿から夫々爪を
突設して、第1の送り竿の爪と第2の送り竿の爪との間
でワークを挟んで第1の送り竿及び第2の送り竿の移動
でワークを送る竿送り機構において、第1の送り竿と第
2の送り竿を個別にスライド自在に支持するとともに、
第1の送り竿に設けたストッパーと第2の送り竿に設け
たストッパーとのうちの一方の送り竿に対する固定位置
を可変とし、上記両ストッパー間に上記両爪の間隔設用
のスペーサを介在させていることに第1の特徴を有して
いる。各送り竿の支持部材への取り付け状態を変更する
ことなく、一方のストッパーの送り竿への固定位置を変
更するだけで爪の間隔変更を行うことができる。
【0009】また本発明は、平行並列に配した第1の送
り竿と第2の送り竿から夫々爪を突設して、第1の送り
竿の爪と第2の送り竿の爪との間でワークを挟んで第1
の送り竿及び第2の送り竿の移動でワークを送る竿送り
機構において、第1の送り竿と第2の送り竿を個別にス
ライド自在に支持するとともに、同期して送り駆動され
る第1の送り竿と第2の送り竿の送りストロークを異な
らせていることに特徴を有している。爪間にワークを挟
みこむとき、爪の間隔をワークの幅よりも広くしておく
ことができるために、ワーク側面に傷をつけてしまうこ
とがない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて説明すると、図1において、複数本の爪10が
等間隔に突設されている送り竿1と、複数本の爪20が
やはり等間隔に突設されている送り竿2とは、個別にリ
ニアガイドに取り付けられて長手方向に個々にスライド
自在とされている。そして、一方の送り竿1にはストッ
パー12がボルト13によって固定されており、他方の
送り竿2にはストッパー22が固定されて、両ストッパ
ー12,22間には爪10,20の間隔設定用のスペー
サ(ゲージ)3が配されている。
【0011】そして、上記送り竿1,2は、送りカム5
0,50の回転を利用した駆動装置5、5に夫々連結さ
れて、該駆動装置5,5によって同期した送り駆動がな
されるようになっている。なお、送り竿1における駆動
装置5との連結部はストッパー12の部分に設けられて
いる。
【0012】ここにおいて、爪10,20で挟みこんで
送るワーク9を幅の異なるものに変更する場合は、図2
に示すように、送り竿1にストッパー12を固定してい
るボルト13を緩めて、ストッパー12に対して送り竿
1を左右に移動させ、ストッパー12,22間に介在さ
せるスペーサ3を利用して爪10の位置を変更調整し、
ボルト13を締めてストッパー12に対する送り竿1の
位置を決定する。
【0013】2つの送り竿1,2は個別にリニアガイド
によって支持されており、爪10,20の間隔変更に際
してもリニアガイドと送り竿1,2との関係はそのまま
でよいために、そして各送り竿1,2はリニアガイドに
よって常に支持されているために、送り竿1,2にずれ
や反りが生じたりすることがない。しかも、ワーク9の
変更に伴う爪10,20の間隔変更も、送り竿1とスト
ッパー12との固定のための1本のボルト13を緩めた
り締めたりするだけでよい。
【0014】さらに、図示例の送り機構においては、同
期して作動する駆動装置5,5による送り竿1,2の送
りストロークを異ならせている。すなわち、図3に示す
ように、後方からワーク1を押す方の爪10を備えた送
り竿1の送りストロークS1を、ワーク1の前端に当接
する爪20を供えた送り竿2の送りストロークS2より
も少し大きくしており、ワーク9を爪10,20間に入
れる動作の際には、爪10,20の間隔がワーク9の幅
よりも大きくなるようにしている。従って、ワーク9を
爪10,20で挟む際に、ワーク9に寸法ばらつきがあ
っても、ワーク9側面を爪10,20で傷つけてしまう
ことがないものである。
【0015】なお、図2に示したものと図3に示したも
のとでは爪10,20の位置が異なるが、どちらの爪1
0,20がどちらにきても、同じ作用効果を得ることが
できる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明においては、第1の
送り竿と第2の送り竿を個別にスライド自在に支持する
とともに、第1の送り竿に設けたストッパーと第2の送
り竿に設けたストッパーとのうちの一方を送り竿に対す
る固定位置を可変とし、上記両ストッパー間に上記両爪
の間隔設用のスペーサを介在させているために、一方の
ストッパーの送り竿への固定位置を変更するだけでワー
クの幅に応じた爪の間隔変更を行うことができるもので
あり、しかも各送り竿の支持部材への取り付け状態を変
更する必要はなく、従って送り竿に反りやずれが生じる
おそれもないものである。
【0017】また本発明においては、第1の送り竿と第
2の送り竿を個別にスライド自在に支持するとともに、
同期して送り駆動される第1の送り竿と第2の送り竿の
送りストロークを異ならせているために、爪間にワーク
を挟みこむとき、爪の間隔をワークの幅よりも広くして
おくことができるものであり、従ってワーク側面に傷を
つけてしまうことがないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の斜視図である。
【図2】同上の爪の間隔変更の説明図であって、(a)は
間隔を小とした場合の平面図、(b)は間隔を大とした場
合の平面図である。
【図3】同上の動作説明図である。
【図4】従来例の動作説明図である。
【図5】従来例の爪の間隔変更の説明図であって、(a)
は間隔を小とした場合の平面図、(b)は間隔を大とした
場合の平面図である。
【符号の説明】
1 送り竿 2 送り竿 9 ワーク 10 爪 20 爪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行並列に配した第1の送り竿と第2の
    送り竿から夫々爪を突設して、第1の送り竿の爪と第2
    の送り竿の爪との間でワークを挟んで第1の送り竿及び
    第2の送り竿の移動でワークを送る竿送り機構におい
    て、第1の送り竿と第2の送り竿を個別にスライド自在
    に支持するとともに、第1の送り竿に設けたストッパー
    と第2の送り竿に設けたストッパーとのうちの一方の送
    り竿に対する固定位置を可変とし、上記両ストッパー間
    に上記両爪の間隔設用のスペーサを介在させていること
    を特徴とする生産機械の竿送り機構。
  2. 【請求項2】 平行並列に配した第1の送り竿と第2の
    送り竿から夫々爪を突設して、第1の送り竿の爪と第2
    の送り竿の爪との間でワークを挟んで第1の送り竿及び
    第2の送り竿の移動でワークを送る竿送り機構におい
    て、第1の送り竿と第2の送り竿を個別にスライド自在
    に支持するとともに、同期して送り駆動される第1の送
    り竿と第2の送り竿の送りストロークを異ならせている
    ことを特徴とする生産機械の竿送り機構。
JP17906598A 1998-06-25 1998-06-25 生産機械の竿送り機構 Pending JP2000016556A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007090513A (ja) * 2005-09-02 2007-04-12 Ricoh Co Ltd ワーク搬送装置及びワーク製造方法並びに画像形成装置の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007090513A (ja) * 2005-09-02 2007-04-12 Ricoh Co Ltd ワーク搬送装置及びワーク製造方法並びに画像形成装置の製造方法
JP4680079B2 (ja) * 2005-09-02 2011-05-11 株式会社リコー ワーク搬送装置

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