JP2000015592A - 打撃ハンマ - Google Patents
打撃ハンマInfo
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- JP2000015592A JP2000015592A JP10184283A JP18428398A JP2000015592A JP 2000015592 A JP2000015592 A JP 2000015592A JP 10184283 A JP10184283 A JP 10184283A JP 18428398 A JP18428398 A JP 18428398A JP 2000015592 A JP2000015592 A JP 2000015592A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 破砕作業時の作業効率を向上させること。
【解決手段】 本発明では、ハンマケーシングの下端部
にハンマ体を昇降自在に配設するとともに、ハンマケー
シングの内部に中空状のハンマシリンダを形成し、同ハ
ンマシリンダの中空部に打撃ピストンを昇降自在に配設
し、同打撃ピストンの上下側方にそれぞれ形成された第
一・第二空気室に高圧空気を交互に供給し、打撃ピスト
ンを昇降移動させて、同打撃ピストンでハンマ体の基端
部を打撃することにより、ハンマ体の先端部で被破砕物
を破砕すべく構成してなる打撃ハンマにおいて、ハンマ
ケーシングに把手を上下回動自在に枢着するとともに、
ハンマケーシングと把手との間に上方付勢手段を介設し
て、把手を上方へ向けて付勢すべく構成した。
にハンマ体を昇降自在に配設するとともに、ハンマケー
シングの内部に中空状のハンマシリンダを形成し、同ハ
ンマシリンダの中空部に打撃ピストンを昇降自在に配設
し、同打撃ピストンの上下側方にそれぞれ形成された第
一・第二空気室に高圧空気を交互に供給し、打撃ピスト
ンを昇降移動させて、同打撃ピストンでハンマ体の基端
部を打撃することにより、ハンマ体の先端部で被破砕物
を破砕すべく構成してなる打撃ハンマにおいて、ハンマ
ケーシングに把手を上下回動自在に枢着するとともに、
ハンマケーシングと把手との間に上方付勢手段を介設し
て、把手を上方へ向けて付勢すべく構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、打撃ハンマに関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の打撃ハンマとしては、特開平9−
254054号に開示されているように、ハンマケーシ
ングの下端部にハンマ体を昇降自在に配設するととも
に、ハンマケーシングの内部に中空状のハンマシリンダ
を形成し、同ハンマシリンダの中空部に打撃ピストンを
昇降自在に配設し、同打撃ピストンの上下側方にそれぞ
れ形成された第一・第二空気室に高圧空気を交互に供給
し、打撃ピストンを昇降移動させて、同打撃ピストンで
ハンマ体の基端部を打撃することにより、ハンマ体の先
端部で被破砕物を破砕すべく構成したものが知られてい
る。
254054号に開示されているように、ハンマケーシ
ングの下端部にハンマ体を昇降自在に配設するととも
に、ハンマケーシングの内部に中空状のハンマシリンダ
を形成し、同ハンマシリンダの中空部に打撃ピストンを
昇降自在に配設し、同打撃ピストンの上下側方にそれぞ
れ形成された第一・第二空気室に高圧空気を交互に供給
し、打撃ピストンを昇降移動させて、同打撃ピストンで
ハンマ体の基端部を打撃することにより、ハンマ体の先
端部で被破砕物を破砕すべく構成したものが知られてい
る。
【0003】かかる打撃ハンマは、破砕時の衝撃を把手
から作業者に伝えないようにするために、ハンマケーシ
ングに支軸を形成し、同支軸に把手を軸支するととも
に、支軸と把手との間に弾性体を介設して、同弾性体で
衝撃を吸収するように構成していた。
から作業者に伝えないようにするために、ハンマケーシ
ングに支軸を形成し、同支軸に把手を軸支するととも
に、支軸と把手との間に弾性体を介設して、同弾性体で
衝撃を吸収するように構成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
打撃ハンマは、破砕時の衝撃を緩和して、作業者の疲労
を和らげるといった優れた効果を有しているものの、さ
らなる改良の必要があった。
打撃ハンマは、破砕時の衝撃を緩和して、作業者の疲労
を和らげるといった優れた効果を有しているものの、さ
らなる改良の必要があった。
【0005】すなわち、上記従来の打撃ハンマでは、支
軸に弾性体を取付けていたため、弾性体の厚みを厚くす
るには一定の限界があるため、衝撃を幅広い範囲で吸収
することができるようにする必要があった。
軸に弾性体を取付けていたため、弾性体の厚みを厚くす
るには一定の限界があるため、衝撃を幅広い範囲で吸収
することができるようにする必要があった。
【0006】しかも、従来の打撃ハンマでは、構造が複
雑なものとなっていたため、構造を簡単なものとして、
メンテナンス性を向上させる必要があった。
雑なものとなっていたため、構造を簡単なものとして、
メンテナンス性を向上させる必要があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、ハ
ンマケーシングの下端部にハンマ体を昇降自在に配設す
るとともに、ハンマケーシングの内部に中空状のハンマ
シリンダを形成し、同ハンマシリンダの中空部に打撃ピ
ストンを昇降自在に配設し、同打撃ピストンの上下側方
にそれぞれ形成された第一・第二空気室に高圧空気を交
互に供給し、打撃ピストンを昇降移動させて、同打撃ピ
ストンでハンマ体の基端部を打撃することにより、ハン
マ体の先端部で被破砕物を破砕すべく構成してなる打撃
ハンマにおいて、ハンマケーシングに把手を上下回動自
在に枢着するとともに、ハンマケーシングと把手との間
に上方付勢手段を介設して、把手を上方へ向けて付勢す
べく構成することとした。
ンマケーシングの下端部にハンマ体を昇降自在に配設す
るとともに、ハンマケーシングの内部に中空状のハンマ
シリンダを形成し、同ハンマシリンダの中空部に打撃ピ
ストンを昇降自在に配設し、同打撃ピストンの上下側方
にそれぞれ形成された第一・第二空気室に高圧空気を交
互に供給し、打撃ピストンを昇降移動させて、同打撃ピ
ストンでハンマ体の基端部を打撃することにより、ハン
マ体の先端部で被破砕物を破砕すべく構成してなる打撃
ハンマにおいて、ハンマケーシングに把手を上下回動自
在に枢着するとともに、ハンマケーシングと把手との間
に上方付勢手段を介設して、把手を上方へ向けて付勢す
べく構成することとした。
【0008】また、ハンマケーシングに高圧空気流入口
を形成し、同高圧空気流入口と第一・第二空気室との間
に開閉弁を介設し、同開閉弁の弁体に作動杆を連動連結
し、同作動杆に、把手の近傍位置に配設した操作レバー
を連動連結する一方、上方付勢手段を中空状に形成し、
同上方付勢手段の中空部に前記作動杆を挿通することと
した。
を形成し、同高圧空気流入口と第一・第二空気室との間
に開閉弁を介設し、同開閉弁の弁体に作動杆を連動連結
し、同作動杆に、把手の近傍位置に配設した操作レバー
を連動連結する一方、上方付勢手段を中空状に形成し、
同上方付勢手段の中空部に前記作動杆を挿通することと
した。
【0009】また、高圧空気流入口と、開閉弁と、操作
レバーは、把手の近傍位置に配設することとした。
レバーは、把手の近傍位置に配設することとした。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る打撃ハンマは、ハン
マケーシングの下端部にハンマ体を昇降自在に配設する
とともに、ハンマケーシングの内部に中空状のハンマシ
リンダを形成し、同ハンマシリンダの中空部に打撃ピス
トンを昇降自在に配設し、同打撃ピストンの上下側方に
それぞれ形成された第一・第二空気室に高圧空気を交互
に供給し、打撃ピストンを昇降移動させて、同打撃ピス
トンでハンマ体の基端部を打撃することにより、ハンマ
体の先端部で被破砕物を破砕すべく構成したものであ
る。
マケーシングの下端部にハンマ体を昇降自在に配設する
とともに、ハンマケーシングの内部に中空状のハンマシ
リンダを形成し、同ハンマシリンダの中空部に打撃ピス
トンを昇降自在に配設し、同打撃ピストンの上下側方に
それぞれ形成された第一・第二空気室に高圧空気を交互
に供給し、打撃ピストンを昇降移動させて、同打撃ピス
トンでハンマ体の基端部を打撃することにより、ハンマ
体の先端部で被破砕物を破砕すべく構成したものであ
る。
【0011】しかも、ハンマケーシングに把手を上下回
動自在に枢着するとともに、ハンマケーシングと把手と
の間に上方付勢手段を介設して、把手を上方へ向けて付
勢すべく構成したものである。
動自在に枢着するとともに、ハンマケーシングと把手と
の間に上方付勢手段を介設して、把手を上方へ向けて付
勢すべく構成したものである。
【0012】従って、破砕作業時には、作業者が上方付
勢手段の付勢力に抗して把手を下方へ向けて押さえ付け
ることとなり、それによって、被破砕物にハンマ体をし
っかりと押圧することとなり、作業者の作業姿勢が安定
し、破砕作業を円滑に安定して行うことができ、作業効
率を向上させることができる。
勢手段の付勢力に抗して把手を下方へ向けて押さえ付け
ることとなり、それによって、被破砕物にハンマ体をし
っかりと押圧することとなり、作業者の作業姿勢が安定
し、破砕作業を円滑に安定して行うことができ、作業効
率を向上させることができる。
【0013】しかも、破砕作業時にハンマ体からの反力
や、第一空気室の内部の急激な圧力変化による衝撃力等
によって発生する振動を上方付勢手段で吸収することが
でき、作業者の振動疲労を軽減させることができる。
や、第一空気室の内部の急激な圧力変化による衝撃力等
によって発生する振動を上方付勢手段で吸収することが
でき、作業者の振動疲労を軽減させることができる。
【0014】特に、把手とケーシングヘッドとの間に上
方付勢手段を介設しているため、上方付勢手段の上下伸
縮長を可及的に長くすることができ、振動を吸収できる
範囲を広くすることができる。
方付勢手段を介設しているため、上方付勢手段の上下伸
縮長を可及的に長くすることができ、振動を吸収できる
範囲を広くすることができる。
【0015】また、振動を吸収するための構造が簡単な
ものとなり、打撃ハンマの組立性、メンテナンス性を向
上させることができる。
ものとなり、打撃ハンマの組立性、メンテナンス性を向
上させることができる。
【0016】また、ハンマケーシングに高圧空気流入口
を形成し、同高圧空気流入口と第一・第二空気室との間
に開閉弁を介設し、同開閉弁の弁体に作動杆を連動連結
し、同作動杆に、把手の近傍位置に配設した操作レバー
を連動連結する一方、上方付勢手段を中空状に形成し、
同上方付勢手段の中空部に前記作動杆を挿通することに
より、ハンマケーシングの上部を小型化することがで
き、これにより、打撃ハンマを小型化することができ
る。
を形成し、同高圧空気流入口と第一・第二空気室との間
に開閉弁を介設し、同開閉弁の弁体に作動杆を連動連結
し、同作動杆に、把手の近傍位置に配設した操作レバー
を連動連結する一方、上方付勢手段を中空状に形成し、
同上方付勢手段の中空部に前記作動杆を挿通することに
より、ハンマケーシングの上部を小型化することがで
き、これにより、打撃ハンマを小型化することができ
る。
【0017】また、高圧空気流入口と開閉弁と操作レバ
ーを把手の近傍位置に配設することにより、ハンマケー
シングの上部の構造をコンパクトなものとすることがで
き、これによっても、打撃ハンマを小型化することがで
きる。
ーを把手の近傍位置に配設することにより、ハンマケー
シングの上部の構造をコンパクトなものとすることがで
き、これによっても、打撃ハンマを小型化することがで
きる。
【0018】特に、左右一対の把手のうち一方の把手の
近傍位置に高圧空気流入口と操作レバーを配設すること
により、他方の把手を把持して、打撃ハンマを固定しな
がら、高圧空気流入口のホースニップルにホースを連通
させたり、操作レバーを操作することができ、これらの
作業を円滑に行うことができ、作業性を向上させること
ができる。
近傍位置に高圧空気流入口と操作レバーを配設すること
により、他方の把手を把持して、打撃ハンマを固定しな
がら、高圧空気流入口のホースニップルにホースを連通
させたり、操作レバーを操作することができ、これらの
作業を円滑に行うことができ、作業性を向上させること
ができる。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0020】図1は、本発明に係る打撃ハンマ1を示し
た図であり、打撃ハンマ1は、被破砕物を破砕するため
のハンマ部2と、同ハンマ部2を作動させる高圧空気を
流入させるための高圧空気流入部3と、作業者が把持す
るための把持部4とから構成している。
た図であり、打撃ハンマ1は、被破砕物を破砕するため
のハンマ部2と、同ハンマ部2を作動させる高圧空気を
流入させるための高圧空気流入部3と、作業者が把持す
るための把持部4とから構成している。
【0021】ハンマ部2と高圧空気流入部3は、基本的
には、従来の打撃ハンマと同様の構成となっている(例
えば、特開平9−254054号公報参照。)。
には、従来の打撃ハンマと同様の構成となっている(例
えば、特開平9−254054号公報参照。)。
【0022】すなわち、ハンマ部2は、略円筒状のハン
マケーシング5の下端部に先鋭状のハンマ体6を昇降自
在に配設するとともに、ハンマケーシング5の内部に中
空状のハンマシリンダ7を形成し、同ハンマシリンダ7
の中空部に打撃ピストン8を昇降自在に配設し、同打撃
ピストン8の上下側方位置には、第一空気室9と第二空
気室10とをそれぞれ形成している。図中、16はサイレン
サである。
マケーシング5の下端部に先鋭状のハンマ体6を昇降自
在に配設するとともに、ハンマケーシング5の内部に中
空状のハンマシリンダ7を形成し、同ハンマシリンダ7
の中空部に打撃ピストン8を昇降自在に配設し、同打撃
ピストン8の上下側方位置には、第一空気室9と第二空
気室10とをそれぞれ形成している。図中、16はサイレン
サである。
【0023】高圧空気流入部3は、ハンマシリンダ7の
上部にケーシングヘッド11を連設し、同ケーシングヘッ
ド11の右側位置に、高圧空気を供給するためのコンプレ
ッサー(図示省略)に連通連設させるべき高圧空気流入
口12を形成し、同高圧空気流入口12に開閉弁13を連通連
結し、同開閉弁13に高圧空気流入路14を連通連結し、同
高圧空気流入路14にオートマチックバルブ15を連通連結
し、同オートマチックバルブ15の作用によって流路を切
換えることにより、高圧空気流入路14と第一空気室9又
は第二空気室10とを交互に連通連結して、第一空気室9
と第二空気室10に高圧空気を交互に供給するようにして
いる。図中、17はホースニップル、25は球状の弁体、26
は弁体25を上方へ付勢するスプリング、27は弁座であ
る。
上部にケーシングヘッド11を連設し、同ケーシングヘッ
ド11の右側位置に、高圧空気を供給するためのコンプレ
ッサー(図示省略)に連通連設させるべき高圧空気流入
口12を形成し、同高圧空気流入口12に開閉弁13を連通連
結し、同開閉弁13に高圧空気流入路14を連通連結し、同
高圧空気流入路14にオートマチックバルブ15を連通連結
し、同オートマチックバルブ15の作用によって流路を切
換えることにより、高圧空気流入路14と第一空気室9又
は第二空気室10とを交互に連通連結して、第一空気室9
と第二空気室10に高圧空気を交互に供給するようにして
いる。図中、17はホースニップル、25は球状の弁体、26
は弁体25を上方へ付勢するスプリング、27は弁座であ
る。
【0024】そして、打撃ハンマ1は、第一空気室9と
第二空気室10に高圧空気を交互に供給することにより、
ハンマシリンダ7の内部で打撃ピストン8を高速で昇降
移動させ、同打撃ピストン8の降下時に打撃ピストン8
の下端でハンマ体6の基端を打撃して、同ハンマ体6の
先端で被破砕物を破砕するようにしている。
第二空気室10に高圧空気を交互に供給することにより、
ハンマシリンダ7の内部で打撃ピストン8を高速で昇降
移動させ、同打撃ピストン8の降下時に打撃ピストン8
の下端でハンマ体6の基端を打撃して、同ハンマ体6の
先端で被破砕物を破砕するようにしている。
【0025】把持部4は、図2及び図3に示すように、
ケーシングヘッド11の上部に前後一対の把手支持片18,1
9 を形成し、同把手支持片18,19 に支軸20を取付け、同
支軸20に左右一対の把手21,22 を上下方向へ向けて回動
自在に取付けている。図中、23はラバーグリップであ
る。
ケーシングヘッド11の上部に前後一対の把手支持片18,1
9 を形成し、同把手支持片18,19 に支軸20を取付け、同
支軸20に左右一対の把手21,22 を上下方向へ向けて回動
自在に取付けている。図中、23はラバーグリップであ
る。
【0026】把手21,22 の基端部とケーシングヘッド11
との間には、上方付勢手段24としてのスプリングをそれ
ぞれ介設しており、把手21,22 を上方へ向けて付勢して
いる。尚、上方付勢手段24としては、スプリングに限ら
ず、上下に伸縮する弾性体からなる部材を用いることが
できる。
との間には、上方付勢手段24としてのスプリングをそれ
ぞれ介設しており、把手21,22 を上方へ向けて付勢して
いる。尚、上方付勢手段24としては、スプリングに限ら
ず、上下に伸縮する弾性体からなる部材を用いることが
できる。
【0027】このように、把手21,22 を上方へ向けて付
勢しているため、破砕作業時に作業者が上方付勢手段24
の付勢力に抗して把手21,22 を下方へ向けて押さえ付け
ることとなり、それによって、被破砕物にハンマ体6を
しっかりと押圧することとなり、作業者の作業姿勢が安
定し、破砕作業を円滑に安定して行うことができ、作業
効率を向上させることができる。
勢しているため、破砕作業時に作業者が上方付勢手段24
の付勢力に抗して把手21,22 を下方へ向けて押さえ付け
ることとなり、それによって、被破砕物にハンマ体6を
しっかりと押圧することとなり、作業者の作業姿勢が安
定し、破砕作業を円滑に安定して行うことができ、作業
効率を向上させることができる。
【0028】しかも、破砕作業時にハンマ体6からの反
力や、第一空気室9の内部の急激な圧力変化による衝撃
力等によって発生する振動を上方付勢手段24で吸収する
ことができ、作業者の振動疲労を軽減させることができ
る。
力や、第一空気室9の内部の急激な圧力変化による衝撃
力等によって発生する振動を上方付勢手段24で吸収する
ことができ、作業者の振動疲労を軽減させることができ
る。
【0029】特に、把手21,22 とケーシングヘッド11と
の間に上方付勢手段24を介設しているため、上方付勢手
段24の上下伸縮長を可及的に長くすることができ、振動
を吸収できる範囲を広くすることができる。
の間に上方付勢手段24を介設しているため、上方付勢手
段24の上下伸縮長を可及的に長くすることができ、振動
を吸収できる範囲を広くすることができる。
【0030】また、振動を吸収するための構造が簡単な
ものとなり、打撃ハンマ1の組立性、メンテナンス性を
向上させることができる。
ものとなり、打撃ハンマ1の組立性、メンテナンス性を
向上させることができる。
【0031】右側の把手22の直下方位置には、高圧空気
流入口12と開閉弁13を配置する一方、右側の把手22の基
端部に、開閉弁13を開閉操作するための操作レバー28を
上下回動自在に枢着しており、右側の把手22の近傍位置
に高圧空気流入口12と開閉弁13と操作レバー28とを配設
している。
流入口12と開閉弁13を配置する一方、右側の把手22の基
端部に、開閉弁13を開閉操作するための操作レバー28を
上下回動自在に枢着しており、右側の把手22の近傍位置
に高圧空気流入口12と開閉弁13と操作レバー28とを配設
している。
【0032】このように、高圧空気流入口12と開閉弁13
と操作レバー28とを近接させて配置しているため、ハン
マケーシング5の上部の構造をコンパクトなものとする
ことができ、これにより、打撃ハンマ1を小型化するこ
とができる。
と操作レバー28とを近接させて配置しているため、ハン
マケーシング5の上部の構造をコンパクトなものとする
ことができ、これにより、打撃ハンマ1を小型化するこ
とができる。
【0033】しかも、左右一対の把手21,22 のうち一方
の把手22の近傍位置に高圧空気流入口12と操作レバー28
を配設しているため、他方の把手21を把持して、打撃ハ
ンマ1を固定しながら、高圧空気流入口12のホースニッ
プル17にホースを連通させたり、操作レバー28を操作す
ることができ、これらの作業を円滑に行うことができ、
これによっても、作業性を向上させることができる。
の把手22の近傍位置に高圧空気流入口12と操作レバー28
を配設しているため、他方の把手21を把持して、打撃ハ
ンマ1を固定しながら、高圧空気流入口12のホースニッ
プル17にホースを連通させたり、操作レバー28を操作す
ることができ、これらの作業を円滑に行うことができ、
これによっても、作業性を向上させることができる。
【0034】操作レバー28の基端下部には、作動杆29の
上端を連動連結し、同作動杆29の下端に弁体25を連動連
結しており、一方、上方付勢手段24を中空状に形成し、
しかも、同中空部に作動杆29を挿通している。
上端を連動連結し、同作動杆29の下端に弁体25を連動連
結しており、一方、上方付勢手段24を中空状に形成し、
しかも、同中空部に作動杆29を挿通している。
【0035】このように、上方付勢手段24を中空状に形
成し、同中空部に作動杆29を挿通することによっても、
ハンマケーシング5の上部を小型化することができ、打
撃ハンマ1を小型化することができる。
成し、同中空部に作動杆29を挿通することによっても、
ハンマケーシング5の上部を小型化することができ、打
撃ハンマ1を小型化することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0037】(1)請求項1記載の本発明では、ハンマ
ケーシングに把手を上下回動自在に枢着するとともに、
ハンマケーシングと把手との間に上方付勢手段を介設し
て、把手を上方へ向けて付勢すべく構成しているため、
破砕作業時には、作業者が上方付勢手段の付勢力に抗し
て把手を下方へ向けて押さえ付けることとなり、それに
よって、被破砕物にハンマ体をしっかりと押圧すること
となり、作業者の作業姿勢が安定し、破砕作業を円滑に
安定して行うことができ、作業効率を向上させることが
できる。
ケーシングに把手を上下回動自在に枢着するとともに、
ハンマケーシングと把手との間に上方付勢手段を介設し
て、把手を上方へ向けて付勢すべく構成しているため、
破砕作業時には、作業者が上方付勢手段の付勢力に抗し
て把手を下方へ向けて押さえ付けることとなり、それに
よって、被破砕物にハンマ体をしっかりと押圧すること
となり、作業者の作業姿勢が安定し、破砕作業を円滑に
安定して行うことができ、作業効率を向上させることが
できる。
【0038】しかも、破砕作業時にハンマ体からの反力
や、第一空気室の内部の急激な圧力変化による衝撃力等
によって発生する振動を上方付勢手段で吸収することが
でき、作業者の振動疲労を軽減させることができる。
や、第一空気室の内部の急激な圧力変化による衝撃力等
によって発生する振動を上方付勢手段で吸収することが
でき、作業者の振動疲労を軽減させることができる。
【0039】特に、把手とケーシングヘッドとの間に上
方付勢手段を介設しているため、上方付勢手段の上下伸
縮長を可及的に長くすることができ、振動を吸収できる
範囲を広くすることができる。
方付勢手段を介設しているため、上方付勢手段の上下伸
縮長を可及的に長くすることができ、振動を吸収できる
範囲を広くすることができる。
【0040】また、振動を吸収するための構造が簡単な
ものとなり、打撃ハンマの組立性、メンテナンス性を向
上させることができる。
ものとなり、打撃ハンマの組立性、メンテナンス性を向
上させることができる。
【0041】(2)請求項2記載の本発明では、ハンマ
ケーシングに高圧空気流入口を形成し、同高圧空気流入
口と第一・第二空気室との間に開閉弁を介設し、同開閉
弁の弁体に作動杆を連動連結し、同作動杆に、把手の近
傍位置に配設した操作レバーを連動連結する一方、上方
付勢手段を中空状に形成し、同上方付勢手段の中空部に
前記作動杆を挿通しているため、ハンマケーシングの上
部を小型化することができ、これにより、打撃ハンマを
小型化することができる。
ケーシングに高圧空気流入口を形成し、同高圧空気流入
口と第一・第二空気室との間に開閉弁を介設し、同開閉
弁の弁体に作動杆を連動連結し、同作動杆に、把手の近
傍位置に配設した操作レバーを連動連結する一方、上方
付勢手段を中空状に形成し、同上方付勢手段の中空部に
前記作動杆を挿通しているため、ハンマケーシングの上
部を小型化することができ、これにより、打撃ハンマを
小型化することができる。
【0042】(3)請求項3記載の本発明では、高圧空
気流入口と開閉弁と操作レバーを把手の近傍位置に配設
しているため、ハンマケーシングの上部の構造をコンパ
クトなものとすることができ、これによっても、打撃ハ
ンマを小型化することができる。
気流入口と開閉弁と操作レバーを把手の近傍位置に配設
しているため、ハンマケーシングの上部の構造をコンパ
クトなものとすることができ、これによっても、打撃ハ
ンマを小型化することができる。
【0043】特に、左右一対の把手のうち一方の把手の
近傍位置に高圧空気流入口と操作レバーを配設すること
により、他方の把手を把持して、打撃ハンマを固定しな
がら、高圧空気流入口のホースニップルにホースを連通
させたり、操作レバーを操作することができ、これらの
作業を円滑に行うことができ、作業性を向上させること
ができる。
近傍位置に高圧空気流入口と操作レバーを配設すること
により、他方の把手を把持して、打撃ハンマを固定しな
がら、高圧空気流入口のホースニップルにホースを連通
させたり、操作レバーを操作することができ、これらの
作業を円滑に行うことができ、作業性を向上させること
ができる。
【図1】本発明に係る打撃ハンマを示す正面断面図。
【図2】把持部を示す正面断面図。
【図3】同断面側面図。
1 打撃ハンマ 2 ハンマ部 3 高圧空気流入部 4 把持部 5 ハンマケーシング 6 ハンマ体 7 ハンマシリンダ 8 打撃ピストン 9 第一空気室 10 第二空気室 11 ケーシングヘッド 12 高圧空気流入口 13 開閉弁 14 高圧空気流入路 18,19 把手支持片 20 支軸 21,22 把手 24 上方付勢手段 25 弁体 28 操作レバー 29 作動杆
Claims (3)
- 【請求項1】 ハンマケーシング(5) の下端部にハンマ
体(6) を昇降自在に配設するとともに、ハンマケーシン
グ(5) の内部に中空状のハンマシリンダ(7)を形成し、
同ハンマシリンダ(7) の中空部に打撃ピストン(8) を昇
降自在に配設し、同打撃ピストン(8) の上下側方にそれ
ぞれ形成された第一・第二空気室(9,10)に高圧空気を交
互に供給し、打撃ピストン(8) を昇降移動させて、同打
撃ピストン(8) でハンマ体(6) の基端部を打撃すること
により、ハンマ体(6) の先端部で被破砕物を破砕すべく
構成してなる打撃ハンマにおいて、 ハンマケーシング(5) に把手(21,22) を上下回動自在に
枢着するとともに、ハンマケーシング(5) と把手(21,2
2) との間に上方付勢手段(24)を介設して、把手(21,22)
を上方へ向けて付勢すべく構成したことを特徴とする
打撃ハンマ。 - 【請求項2】 ハンマケーシング(5) に高圧空気流入口
(12)を形成し、同高圧空気流入口(12)と第一・第二空気
室(9,10)との間に開閉弁(13)を介設し、同開閉弁(13)の
弁体(25)に作動杆(29)を連動連結し、同作動杆(29)に、
把手(21,22)の近傍位置に配設した操作レバー(28)を連
動連結する一方、上方付勢手段(24)を中空状に形成し、
同上方付勢手段(24)の中空部に前記作動杆(29)を挿通し
たことを特徴とする請求項1記載の打撃ハンマ。 - 【請求項3】 高圧空気流入口(12)と、開閉弁(13)と、
操作レバー(28)は、把手(22)の近傍位置に配設したこと
を特徴とする請求項2記載の打撃ハンマ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10184283A JP2000015592A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 打撃ハンマ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10184283A JP2000015592A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 打撃ハンマ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000015592A true JP2000015592A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16150620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10184283A Pending JP2000015592A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 打撃ハンマ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000015592A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103817067A (zh) * | 2014-02-25 | 2014-05-28 | 苏州东菱科技有限公司 | 一种自动调节空气锤 |
-
1998
- 1998-06-30 JP JP10184283A patent/JP2000015592A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103817067A (zh) * | 2014-02-25 | 2014-05-28 | 苏州东菱科技有限公司 | 一种自动调节空气锤 |
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