JP2000015235A - 不燃廃棄物の処理装置 - Google Patents
不燃廃棄物の処理装置Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
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- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】一般廃棄物系プラスチックのような，複数のプ
ラスチックの比重変化に関する障害を排除し，各々固有
の比重に近づけ，分離効率を高める。 【解決手段】廃プラスチック１２及び／または金属類及
び硝子類などの混在した不燃廃棄物を粗破砕する手段２
２と，粗破砕手段２２下部に連結され，該粗破砕物を搬
送する手段２３と，該粗破砕物の内，比較的軽量で嵩張
る廃プラスチックを第１の吸引ファンによる風力で輸送
する第１輸送手段２５と，該廃プラスチックを細く破砕
する手段３０と，該細破砕物を第２の吸引ファンによる
風力で輸送する第２輸送手段３１と，該細破砕物の内，
無機・有機塩素化合物を除去する脱塩素手段３３におい
て，該脱塩素手段３３の分離媒体３４に界面活性剤を混
入させる。
ラスチックの比重変化に関する障害を排除し，各々固有
の比重に近づけ，分離効率を高める。 【解決手段】廃プラスチック１２及び／または金属類及
び硝子類などの混在した不燃廃棄物を粗破砕する手段２
２と，粗破砕手段２２下部に連結され，該粗破砕物を搬
送する手段２３と，該粗破砕物の内，比較的軽量で嵩張
る廃プラスチックを第１の吸引ファンによる風力で輸送
する第１輸送手段２５と，該廃プラスチックを細く破砕
する手段３０と，該細破砕物を第２の吸引ファンによる
風力で輸送する第２輸送手段３１と，該細破砕物の内，
無機・有機塩素化合物を除去する脱塩素手段３３におい
て，該脱塩素手段３３の分離媒体３４に界面活性剤を混
入させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃プラスチックの
処理に係り，特に，廃プラスチックを処理してリサイク
ル性の高い廃プラスチックを得ると共に，埋立廃棄する
不燃物の量を削減し，埋立地の延命化を図るのに好適な
不燃廃棄物の処理装置及び方法に関する。
処理に係り，特に，廃プラスチックを処理してリサイク
ル性の高い廃プラスチックを得ると共に，埋立廃棄する
不燃物の量を削減し，埋立地の延命化を図るのに好適な
不燃廃棄物の処理装置及び方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】不燃廃棄物，特にプラスチック系廃棄物
は，各種産業や流通過程で排出される産業廃棄物と，家
庭にて排出される一般廃棄物がある。特に，一般廃棄物
は多種多様な形状・組成や異物の混入，汚れがあるため
再生利用が困難で，埋立処分されるのが通例である。近
年，埋立処分場のスペースは激減しており，処分場の延
命化及び容積の大半を占める廃プラスチックの埋立処理
量の削減が切望されている。このため，環境保護あるい
は資源回収の観点から廃プラスチックをリサイクルする
ことが検討されており，そのための装置も提案されてい
る。
は，各種産業や流通過程で排出される産業廃棄物と，家
庭にて排出される一般廃棄物がある。特に，一般廃棄物
は多種多様な形状・組成や異物の混入，汚れがあるため
再生利用が困難で，埋立処分されるのが通例である。近
年，埋立処分場のスペースは激減しており，処分場の延
命化及び容積の大半を占める廃プラスチックの埋立処理
量の削減が切望されている。このため，環境保護あるい
は資源回収の観点から廃プラスチックをリサイクルする
ことが検討されており，そのための装置も提案されてい
る。
【０００３】なお、この種の関連技術としては特願平１
０−３２５５０号明細書・図面に記載されている。
０−３２５５０号明細書・図面に記載されている。
【０００４】図２に廃プラスチックの再利用に関する一
例となるフローを示す。
例となるフローを示す。
【０００５】分別廃プラスチック１は消費者の選別能力
あるいは収集もとの自治体の方針等により様々な組成を
示す。例えば分別廃プラスチック１が，大半がシート，
袋，トレイ，カップ，ボトル等の容器包装品で，消費者
の分別時に無意識に混入した少量の金属類，ガラス瓶や
陶器類，紙等の可燃物，また，種分けが難しい，ゴム・
化繊屑，文具・玩具・小形家電品の破片及びそれらに付
着する食物残査等の異物とし，以下の説明を行う。
あるいは収集もとの自治体の方針等により様々な組成を
示す。例えば分別廃プラスチック１が，大半がシート，
袋，トレイ，カップ，ボトル等の容器包装品で，消費者
の分別時に無意識に混入した少量の金属類，ガラス瓶や
陶器類，紙等の可燃物，また，種分けが難しい，ゴム・
化繊屑，文具・玩具・小形家電品の破片及びそれらに付
着する食物残査等の異物とし，以下の説明を行う。
【０００６】分別廃プラスチック１はあらかじめ手選別
２で廃プラスチック以外の金属類，硝子類，紙類及びＰ
ＥＴ等の識別可能なプラスチックを除去する。選別され
た廃プラスチックは破砕３で粗破砕され，手選別２で見
落とした異物を風力選別等の異物分離４で分離した後，
必要に応じて二次破砕５され，洗浄・比重分離６され
る。
２で廃プラスチック以外の金属類，硝子類，紙類及びＰ
ＥＴ等の識別可能なプラスチックを除去する。選別され
た廃プラスチックは破砕３で粗破砕され，手選別２で見
落とした異物を風力選別等の異物分離４で分離した後，
必要に応じて二次破砕５され，洗浄・比重分離６され
る。
【０００７】洗浄・比重分離６では，洗浄時の汚水を排
水処理に，ＰＥＴ，ＰＶＣ等の比較的比重が重い沈降物
を廃棄する。
水処理に，ＰＥＴ，ＰＶＣ等の比較的比重が重い沈降物
を廃棄する。
【０００８】一方，比較的比重の軽いＰＯ，ＰＳ７等の
廃プラスチックは次工程で，脱水８，乾燥９，溶融・成
形１０の工程を経て，再生製品１１となる。
廃プラスチックは次工程で，脱水８，乾燥９，溶融・成
形１０の工程を経て，再生製品１１となる。
【０００９】以上のようにして，ＰＶＣや食物残査等と
して付着している塩分を除去したＰＯ，ＰＳ等の脱塩素
プラスチックを取出すことができる。
して付着している塩分を除去したＰＯ，ＰＳ等の脱塩素
プラスチックを取出すことができる。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】このように廃プラスチ
ック中の脱塩素物を回収する装置として，破砕，風力選
別のような異物分離，二次破砕，洗浄・比重分離等の基
本的な種々の構成手段が必要であることはその回収原理
として，従来から知られているところであるが，前記複
数の構成手段の内，特に，廃プラスチックの分離物に対
する洗浄・比重分離手段の具体的手段については，未だ
配慮に至らない段階であった。すなわち，対象とする廃
プラスチックが一般系のプラスチックである場合，形態
或は素材の持つ特質により，表面に気泡を持ち易いもの
や空気層を内部に抱えるような積層形態を取り易いも
の，破砕選別等の過程で，プラスチックに静電気を帯び
たものや絡み易い異材質同士が合さるものなどがあり，
単純に比重差だけでは分離できないものなどがある。
ック中の脱塩素物を回収する装置として，破砕，風力選
別のような異物分離，二次破砕，洗浄・比重分離等の基
本的な種々の構成手段が必要であることはその回収原理
として，従来から知られているところであるが，前記複
数の構成手段の内，特に，廃プラスチックの分離物に対
する洗浄・比重分離手段の具体的手段については，未だ
配慮に至らない段階であった。すなわち，対象とする廃
プラスチックが一般系のプラスチックである場合，形態
或は素材の持つ特質により，表面に気泡を持ち易いもの
や空気層を内部に抱えるような積層形態を取り易いも
の，破砕選別等の過程で，プラスチックに静電気を帯び
たものや絡み易い異材質同士が合さるものなどがあり，
単純に比重差だけでは分離できないものなどがある。
【００１１】本発明の目的は，一般廃棄物系プラスチッ
クのような，複数のプラスチックの様々な挙動による比
重変化に関する障害を排除し，各々固有の比重に近づ
け，分離効率を高めることを意図するものである。
クのような，複数のプラスチックの様々な挙動による比
重変化に関する障害を排除し，各々固有の比重に近づ
け，分離効率を高めることを意図するものである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的は，廃プラスチ
ック及び／または金属類及び硝子類などの混在した不燃
廃棄物を粗破砕する手段と，粗破砕手段下部に連結さ
れ，該粗破砕物を搬送する手段と，該粗破砕物の内，比
較的軽量で嵩張る廃プラスチックを第１の吸引ファンに
よる風力で輸送する第１輸送手段と，該廃プラスチック
を細く破砕する手段と，該細破砕物を第２の吸引ファン
による風力で輸送する第２輸送手段と，該細破砕物の
内，無機・有機塩素化合物を除去する脱塩素手段におい
て，該脱塩素手段の分離媒体に界面活性剤を混入させる
事により達成できる。
ック及び／または金属類及び硝子類などの混在した不燃
廃棄物を粗破砕する手段と，粗破砕手段下部に連結さ
れ，該粗破砕物を搬送する手段と，該粗破砕物の内，比
較的軽量で嵩張る廃プラスチックを第１の吸引ファンに
よる風力で輸送する第１輸送手段と，該廃プラスチック
を細く破砕する手段と，該細破砕物を第２の吸引ファン
による風力で輸送する第２輸送手段と，該細破砕物の
内，無機・有機塩素化合物を除去する脱塩素手段におい
て，該脱塩素手段の分離媒体に界面活性剤を混入させる
事により達成できる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下，本発明の実施形態を図１に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【００１４】図１は本発明の実施例である一般不燃廃棄
物の回収・処理装置の一例である。
物の回収・処理装置の一例である。
【００１５】本実施例の動作は以下の通りである。
【００１６】不燃廃棄物処理場１４に収集車１３により
持ち込まれた廃プラスチック１２は，一時貯蔵サイロ又
は破袋機等の役割を持つホッパ１５へ投棄され，減容装
置１６で圧縮・結束された減容廃プラ１７となる。尚，
廃プラスチック１２は大半がシート，袋，トレイ，カッ
プ，ボトル等の容器包装品で，消費者の分別時に無意識
に混入した少量の金属類，ガラス瓶や陶器類，紙等の可
燃物，また，種分けが難しい，ゴム・化繊屑，文具・玩
具・小形家電品の破片及びそれらに付着する食物残査等
の異物が混在した一般廃棄物系プラスチックである。
持ち込まれた廃プラスチック１２は，一時貯蔵サイロ又
は破袋機等の役割を持つホッパ１５へ投棄され，減容装
置１６で圧縮・結束された減容廃プラ１７となる。尚，
廃プラスチック１２は大半がシート，袋，トレイ，カッ
プ，ボトル等の容器包装品で，消費者の分別時に無意識
に混入した少量の金属類，ガラス瓶や陶器類，紙等の可
燃物，また，種分けが難しい，ゴム・化繊屑，文具・玩
具・小形家電品の破片及びそれらに付着する食物残査等
の異物が混在した一般廃棄物系プラスチックである。
【００１７】減容廃プラ１７は埋立ストックヤード１８
でストックされ，適宜，運搬車１９で破砕・分別工場２
０へ輸送される。破砕・分別工場２０に供された減容廃
プラ１７はベルトコンベア２１により，二軸破砕機２２
に投入され，粗破砕する事で，減容廃プラ１７が分離・
分別する。
でストックされ，適宜，運搬車１９で破砕・分別工場２
０へ輸送される。破砕・分別工場２０に供された減容廃
プラ１７はベルトコンベア２１により，二軸破砕機２２
に投入され，粗破砕する事で，減容廃プラ１７が分離・
分別する。
【００１８】分離・分別された廃プラスチック１２はベ
ルトコンベア２３で各選別工程に搬送される。二軸破砕
機２２の下部では，嵩張る軽量廃プラにより，容積の大
半が占有されるため，風力選別機本体２４に設置された
吸引ブロワー２４ａを風力源とする第１風力選別部２５
で嵩張る軽量廃プラを吸引し，選別する。
ルトコンベア２３で各選別工程に搬送される。二軸破砕
機２２の下部では，嵩張る軽量廃プラにより，容積の大
半が占有されるため，風力選別機本体２４に設置された
吸引ブロワー２４ａを風力源とする第１風力選別部２５
で嵩張る軽量廃プラを吸引し，選別する。
【００１９】次に，磁力選別機２６で軽量廃プラ以外の
廃プラより鉄２６ａを選別し，次工程で第１風力選別部
２５と共通の吸引ブロワー２４ａを風力源とする第２風
力選別部２７により，軽量廃プラ及び鉄２６ａ以外のプ
ラスチックを回収し，その他のガラス瓶，陶器等がダス
ト２８として回収される。
廃プラより鉄２６ａを選別し，次工程で第１風力選別部
２５と共通の吸引ブロワー２４ａを風力源とする第２風
力選別部２７により，軽量廃プラ及び鉄２６ａ以外のプ
ラスチックを回収し，その他のガラス瓶，陶器等がダス
ト２８として回収される。
【００２０】また，風力選別機本体２４のホッパ２４ｂ
に貯蔵された軽・重量廃プラはロータリーバルブ２９で
一軸破砕機３０に定量供給され，細破砕される。細分化
された該プラは，ブロワー３１によりサイロ３２を介し
て，脱塩装置３３へ供給される。脱塩装置３３では以下
の手順で塩素化合物３３ａとプラ複合物３３ｂが分別さ
れる。まず，サイロ３２に供された該プラは混合水槽３
５で水と界面活性剤が混合された分離媒体３４と混合さ
れ，プラスチック搬送ポンプ３６により液体サイクロン
３７に供給される。液体サイクロン３７ではプラスチッ
クの材質による比重差を利用して，異種プラスチック混
合物を比重の大小で２成分系に分別する。すなわち，比
重の大きい塩素化合物３３ａは液体サイクロン３７内部
の壁面近くで生じる下方旋回流により下方より排出さ
れ，比重の小さいポリオレフィン系のプラ複合物３３ｂ
は液体サイクロン３７中心部に生じる上方旋回流により
上方へ排出され，分別される。しかし，実際の廃プラス
チック１２は，形態或は素材の持つ特質により，見掛け
比重が変化する。例えば表面に気泡を持ち易いものは，
気泡の影響で浮力を持ち，本来下方に排出されるもので
も上方に回収される。また，破砕選別等の過程で，プラ
スチックに静電気を帯びたものや絡み易い異種プラスチ
ック同士が合さるものは，自己の持つ固有の比重より，
見掛け的には小さくも，大きくも成る。そこで，分離媒
体に界面活性剤を混入させた混合液を用いることで，廃
プラスチック表面の親水性を挙げ，気泡並びに静電気の
ような分離効率を低下させる因子を除外することが出来
る。尚，このような界面活性剤には以下のような例があ
る。
に貯蔵された軽・重量廃プラはロータリーバルブ２９で
一軸破砕機３０に定量供給され，細破砕される。細分化
された該プラは，ブロワー３１によりサイロ３２を介し
て，脱塩装置３３へ供給される。脱塩装置３３では以下
の手順で塩素化合物３３ａとプラ複合物３３ｂが分別さ
れる。まず，サイロ３２に供された該プラは混合水槽３
５で水と界面活性剤が混合された分離媒体３４と混合さ
れ，プラスチック搬送ポンプ３６により液体サイクロン
３７に供給される。液体サイクロン３７ではプラスチッ
クの材質による比重差を利用して，異種プラスチック混
合物を比重の大小で２成分系に分別する。すなわち，比
重の大きい塩素化合物３３ａは液体サイクロン３７内部
の壁面近くで生じる下方旋回流により下方より排出さ
れ，比重の小さいポリオレフィン系のプラ複合物３３ｂ
は液体サイクロン３７中心部に生じる上方旋回流により
上方へ排出され，分別される。しかし，実際の廃プラス
チック１２は，形態或は素材の持つ特質により，見掛け
比重が変化する。例えば表面に気泡を持ち易いものは，
気泡の影響で浮力を持ち，本来下方に排出されるもので
も上方に回収される。また，破砕選別等の過程で，プラ
スチックに静電気を帯びたものや絡み易い異種プラスチ
ック同士が合さるものは，自己の持つ固有の比重より，
見掛け的には小さくも，大きくも成る。そこで，分離媒
体に界面活性剤を混入させた混合液を用いることで，廃
プラスチック表面の親水性を挙げ，気泡並びに静電気の
ような分離効率を低下させる因子を除外することが出来
る。尚，このような界面活性剤には以下のような例があ
る。
【００２１】（１）陰イオン活性剤 高級脂肪酸アルカリ塩（石鹸），アルキル硫酸塩，アル
キルスルホン酸塩，アルキルアリールスルホン酸塩，ス
ルホコハク酸エステル塩等 （２）陽イオン活性剤 高級アミンハロゲン酸塩，ハロゲン化アルキルピリジニ
ウム，第四アンモニウム塩 （３）非イオン活性剤 ポリエチレングリコールアルキルエーテル，ポリエチレ
ングリコール脂肪酸エステル，ソルビタン脂肪酸エステ
ル，脂肪酸モノグリセリド （４）両性表面活性剤 アミノ酸 分別された塩素化合物３３ａとプラ複合物３３ｂは各々
脱水機３８，３９で水分除去され，回収されると共に，
除去された混合水は循環水槽４０に供され，循環ポンプ
４１で混合水槽３５に循環される。尚，本装置によれ
ば，洗浄効果による食物残査等の異物除去が可能なた
め，循環水を排水する場合には排水処理設備を介する事
が好ましい。
キルスルホン酸塩，アルキルアリールスルホン酸塩，ス
ルホコハク酸エステル塩等 （２）陽イオン活性剤 高級アミンハロゲン酸塩，ハロゲン化アルキルピリジニ
ウム，第四アンモニウム塩 （３）非イオン活性剤 ポリエチレングリコールアルキルエーテル，ポリエチレ
ングリコール脂肪酸エステル，ソルビタン脂肪酸エステ
ル，脂肪酸モノグリセリド （４）両性表面活性剤 アミノ酸 分別された塩素化合物３３ａとプラ複合物３３ｂは各々
脱水機３８，３９で水分除去され，回収されると共に，
除去された混合水は循環水槽４０に供され，循環ポンプ
４１で混合水槽３５に循環される。尚，本装置によれ
ば，洗浄効果による食物残査等の異物除去が可能なた
め，循環水を排水する場合には排水処理設備を介する事
が好ましい。
【００２２】
【発明の効果】本発明の実施例によれば，形態或は素材
の持つ特質により，表面に気泡を持ち易いもの，破砕選
別等の過程で，プラスチックに静電気を帯びたものや絡
み易い異材質同士が合さるものなどの分離が容易にな
り，比重差を用いた分離効率の高上に効果がある。
の持つ特質により，表面に気泡を持ち易いもの，破砕選
別等の過程で，プラスチックに静電気を帯びたものや絡
み易い異材質同士が合さるものなどの分離が容易にな
り，比重差を用いた分離効率の高上に効果がある。
【図１】本発明による一般不燃廃棄物の回収・処理装置
の一実施例を示すブロック図である。
の一実施例を示すブロック図である。
【図２】従来から提案されている，廃プラスチックの再
利用に関する一例となるフロー図である。
利用に関する一例となるフロー図である。
【符号の説明】 １２…一般廃棄物系プラスチック，１３…収集車，１４
…不燃廃棄物処理場１５…ホッパ，１６…減容装置，１
７…減容廃プラ，１８…埋立ストックヤード１８，１９
…運搬車，２０…破砕・分別工場，２１…投入コンベ
ア，２２…二軸破砕機，２３…ベルトコンベア，２４…
風力選別機本体，２５…第１風力選別部，２６…磁力選
別機，２７…第２風力選別部，２８…ダスト，２９…ロ
ータリーバルブ，３０…一軸破砕機，３１…ブロワー，
３２…サイロ，３３…脱塩装置，３４…分離媒体，３７
…液体サイクロン。
…不燃廃棄物処理場１５…ホッパ，１６…減容装置，１
７…減容廃プラ，１８…埋立ストックヤード１８，１９
…運搬車，２０…破砕・分別工場，２１…投入コンベ
ア，２２…二軸破砕機，２３…ベルトコンベア，２４…
風力選別機本体，２５…第１風力選別部，２６…磁力選
別機，２７…第２風力選別部，２８…ダスト，２９…ロ
ータリーバルブ，３０…一軸破砕機，３１…ブロワー，
３２…サイロ，３３…脱塩装置，３４…分離媒体，３７
…液体サイクロン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ０９Ｂ 5/00 ＺＡＢＱ Ｆターム(参考） 4F201 AB10 AD03 AD04 BA05 BC02 BC17 BC25 BC37 BP06 BP09 BP11 BP25 BP31 BQ14 BQ44 4H029 CA12
Claims (3)
- 【請求項１】廃プラスチック及び／または金属類及び硝
子類などの混在した不燃廃棄物を粗破砕する手段と，粗
破砕手段下部に連結され，該粗破砕物を搬送する手段
と，該粗破砕物の内，比較的軽量で嵩張る廃プラスチッ
クを第１の吸引ファンによる風力で輸送する第１輸送手
段と，該廃プラスチックを細く破砕する手段と，該細破
砕物を第２の吸引ファンによる風力で輸送する第２輸送
手段と，該細破砕物の内，無機・有機塩素化合物を除去
する脱塩素手段からなり，該脱塩素手段の分離媒体に界
面活性剤を混入させたことを特徴とする不燃廃棄物の処
理装置。 - 【請求項２】請求項１記載の不燃廃棄物の処理装置にお
いて，前記細破砕物と，前記脱塩素手段の分離媒体に界
面活性剤を混入させた分離液を混合する前処理手段を具
備したことを特徴とする不燃廃棄物の処理装置。 - 【請求項３】廃プラスチック及び／または金属類及び硝
子類が混在した不燃廃棄物を粗破砕するステップと，粗
破砕手段下部に連結され，該粗破砕物を搬送するステッ
プと，該粗破砕物の内，比較的軽量で嵩張る廃プラスチ
ックを第１の吸引ファンによる風力で輸送する第１輸送
ステップと，該廃プラスチックを細く破砕するステップ
と，該細破砕物を第２の吸引ファンによる風力で輸送す
る第２輸送ステップと，該細破砕物の内，無機・有機塩
素化合物を除去する脱塩素ステップからなり，該脱塩素
ステップの分離媒体に界面活性剤を混入させたことを特
徴とする不燃廃棄物の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18713898A JP2000015235A (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | 不燃廃棄物の処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18713898A JP2000015235A (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | 不燃廃棄物の処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000015235A true JP2000015235A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16200799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18713898A Pending JP2000015235A (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | 不燃廃棄物の処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000015235A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100814713B1 (ko) | 2006-10-31 | 2008-03-18 | 박동준 | 폐비닐 재활용 시스템 |
| CN102679701A (zh) * | 2012-02-22 | 2012-09-19 | 安徽省金正塑业有限公司 | 破碎塑料风干输送机的二级风送管 |
| CN114074109A (zh) * | 2021-10-30 | 2022-02-22 | 深圳中科环保产业发展有限公司 | 一种危险废物处理系统及危废处理工艺 |
-
1998
- 1998-07-02 JP JP18713898A patent/JP2000015235A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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