JP2000014566A - 焼き物器 - Google Patents

焼き物器

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JP2000014566A
JP2000014566A JP10183188A JP18318898A JP2000014566A JP 2000014566 A JP2000014566 A JP 2000014566A JP 10183188 A JP10183188 A JP 10183188A JP 18318898 A JP18318898 A JP 18318898A JP 2000014566 A JP2000014566 A JP 2000014566A
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JP
Japan
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gas burner
plate
craters
crater
shaped
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Application number
JP10183188A
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English (en)
Inventor
Yoichiro Mitani
洋一郎 三谷
Reiki Rokushika
励起 六鹿
Toshishige Momose
敏成 百瀬
Toshimichi Obara
敏道 小原
Nobuo Otake
信男 大竹
Masao Takagi
政雄 高木
Masashi Matsubara
正史 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHUBU CORP KK
TOKITSU SANGYO KK
Osaka Gas Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
Chubu Corp
Original Assignee
CHUBU CORP KK
TOKITSU SANGYO KK
Osaka Gas Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
Chubu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】切妻屋根形の赤熱板を平行に配置してそれらを
下方からガスバーナーで加熱するように構成した焼き物
器において、前記赤熱板を均一かつ高温に赤熱できるよ
うにするとともに、逆火の発生を抑制して燃焼効率を高
める。 【解決手段】横長のガスバーナー14と、その上方に所
定の空間Sをおいて設置される切妻屋根形の赤熱板15
とを有する焼き物器において、前記ガスバーナー14の
火口部材13として短冊状セラミック板Cを使用すると
ともに、その火口部材13の幅方向中央部に複数個の火
口12を透設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横長のガスバーナ
ーを複数個平行に配置してなる焼き物器の構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3及び図4に示すように、短冊形金属
板Mの幅方向両縁部に2個の火口2を透設するととも
に、それらを長手方向に配置して構成した火口部材3を
上部に取り付けた横長のガスバーナー1と、そのガスバ
ーナー1の上方に所定空間Sをおいて設置される切妻屋
根形の赤熱板5とを組み合わせてなる発熱体6を、図5
に示すように、複数組平行に配列し、それらの上方に焼
かれる食材の支持部7を設けてなる焼き物器8は公知で
ある(実開昭57−32626号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公知の焼き物器8
は発熱面積が大きいので、一度に多くの食材を焼き物に
できるという利点があるが、通常の燃料ガスの供給量下
で全部の放熱板5を800℃以の表面を均一に赤熱させ
ることは困難であり、もし放熱板5を完全に赤熱させる
ことなく肉や魚等の食材を加熱調理すると、その食材か
ら油煙が発生して環境を悪くする。
【0004】他方、全部の赤熱板5を完全に赤熱しよう
とすると、燃料ガスの供給量を相当増やす必要があり、
燃料ガスを増やすと肉薄の金属板からできている発熱体
6までもが赤熱される。その結果、ガスバーナー1の内
部で燃料ガスが燃焼する、いわゆる、逆火になるという
問題がある。逆火になれば当然ガスバーナー1の燃焼効
率が低下する。従って、本発明の課題は、切妻屋根形の
赤熱板を平行に配置してそれらを下方からガスバーナー
で加熱するように構成した焼き物器において、前記赤熱
板を均一かつ800℃以上の高温に赤熱できるととも
に、燃焼効率を向上させることができる構造の焼き物器
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、短冊状セラミック板に複数個の火口を幅
方向中央部に透設するとともに、それらを長手方向に多
数個配列してなる火口部材を上部に有する横長のガスバ
ーナーと、該ガスバーナーの上方に所定の空間をおいて
設置される切妻屋根形の赤熱板との組み合わせからなる
発熱体を、複数組、平行に配置するという構成を採用す
る。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、図1及び図2に従って本発
明の最も好ましい態様を詳述すると、本発明に係る焼き
物器16もその基本的な構造は従来のそれと同様に、横
長のガスバーナー14と切妻屋根形の赤熱板15とから
構成されている。
【0007】前記ガスバーナー14は、細長い箱形本体
17と、その蓋体に相当する火口部材13と、前記箱形
本体17に燃料ガスを導入する導入管18とから構成さ
れている。前記火口部材13は、厚さDが0.3〜1.
5cm、幅Wが1.5〜3cm、後者に対する前者の比
(D/W)が0.1〜1の範囲のセラミック板Cから形
成されており、箱形本体17の開口側に形成された係止
段差部19に係止された状態で固定部材20により固定
されている。
【0008】前記火口部材13の幅方向中央部には複数
個、好ましくは2個の火口12が透設されているととも
に、それらの火口12が長手方向に帯乃至は列をなすよ
うに配置されている。各火口12の孔径dは0.05〜
0.3cmの範囲にあり、孔径が0.05cm未満であ
ると、赤熱板の赤熱度が低下し、逆に0.3cmを越え
ると、いわゆる逆火になる。さらに好ましくは火口12
の長さLに対する比(d/L)にして0.05〜0.5
の範囲内にある。なお、火口12の上下開口部に特殊な
形状を施さない場合は前記長さLと厚さDは同一とな
る。
【0009】さらに二つの火口12の間隔W1は、火口
12から噴出する二つの炎が干渉し始める程度とする。
なぜならば二つの炎が離れた状態で噴出すると赤熱板1
5の頂部が十分に赤熱されないからである。
【0010】なお、前記セラミック板Cは粘土鉱物を原
料として公知の方法により製造されるが粘土鉱物を成形
して焼成する前に、成形物において前記火口12となる
個所に孔をあけておくか焼成によって焼失する中子体を
挿入しておく。
【0011】一方、前記赤熱板15には、とんがり帽子
を垂直に真っ二つにしたような排気窓22が所定の間隔
乃至は配置をもって切り込み成形されており、火口12
から噴出した炎乃至は熱気が赤熱板15の裏面に衝突し
て軒先部23側に這い降りる過程で赤熱板15が加熱さ
れるようになっている。そして、熱交換された熱気は前
記排気窓22を通って赤熱板15の表面側に排気される
ようになっている。
【0012】なお、前記ガスバーナー14と切妻屋根形
の赤熱板15との組み合わせからなる発熱体16が複数
組、平行にフレーム(図示なし)に配置され、その上方
に焼かれる食材の支持部が設置されて焼き物器となると
いう構成については、前記した従来技術と同じである。
【0013】次に、上記のように構成される焼き物器1
6の作用・効果について述べると、導入管18から燃料
ガスを導入すると、火口部材13は特定の厚さからなる
セラミック板Cに対して所定の孔径dを有する火口12
が透設されて火口12の圧損が大きくなっているので、
ガスバーナー14内に入ったガスはその中で充満し、長
手方向のどの位置の火口12からもガスが乱流を起こす
ことなく空間Sに向かって上方に噴出する。そのためガ
スバーナー14内には従来技術のように逆火を発生して
燃焼効率が低下することがない。その結果、切妻屋根形
の赤熱板5が完全に赤熱しなかったり、部分的赤熱斑が
生じたりすることはない。
【0014】また、前記火口部材の幅方向中央部におい
て相隣接するように透設されている二つの火口12は、
所定の距離W1をもって配置されているので、隣接する
火口12から立ち上った炎は、まず切妻屋根形の赤熱板
15の頂部21裏面側にこもってから軒先23側に向か
って這い降りる。
【0015】しかしながら、前記赤熱板15の斜面の所
定位置には排気窓22が設けられているので、その排気
窓22に到達した炎の一部はその窓から表面側にも及ぶ
とともに、排気窓22を中心にして赤熱板15を赤熱す
る。同時に赤熱板15の表面側の空気が排気窓22を通
じて赤熱板15の裏面側に入って燃料ガスの燃焼を促進
する。
【0016】そのため、本発明に係る焼き物器16にお
いては、赤熱板15の頂部21から確実に軒先部23に
向かって赤熱板15が均一に赤熱される。その結果、食
材から油煙から発生することないから、環境を悪化させ
ることがないだけでなく、食材を上手に料理することが
できる。なお、軒先部23寄りの部位が頂部21側の部
位より赤熱度が低い場合は、頂部の赤熱度をある程度維
持したまま火口部材13の幅方向において相隣接する火
口12間の距離W1を大きくするか、空間Sの距離を小
さくすればよい。勿論、排気窓22の配置や開口度を変
更する手段を併用してもよい。
【0017】本発明に係る焼き物器においては、ガスバ
ーナー14内に逆火が生ずることがないから発熱効率が
低下することはない。さらに、ガスバーナー14に使用
される火口部材13がセラミック板Cから製造するよう
にしたので、火口12の配置や火口12の孔径を均一に
できるという付加的効果も発揮される。
【0018】本発明はその根本的技術思想を踏襲して発
明の効果を著しく損なわない限度においてガスバーナー
14を全体に円形にすることもできる。この場合、火口
12を垂直にしてかつ所定の距離だけ離して設けるとい
う要件さえ満たせば、セラミック板Cの断面を直方形以
外の形にすることもできるし、箱形本体17を半円形又
はU字形断面にすることもできる。同様にして切妻屋根
形の放熱板15を円弧形にすることもでき、これらの態
様も本発明の技術的範囲とする。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は切妻屋根
形の赤熱板を平行に配置してそれらを下方からガスバー
ナーで加熱するように構成した焼き物器において、前記
赤熱板を均一かつ高温に赤熱できるとともに、ガスバー
ナーの内部に逆火を起こさせることがなく、その結果ガ
スバーナーの燃焼効率を低下させることがないという効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の主要部を示す断面図である。
【図2】同じく斜視図である。
【図3】従来技術の主要部を示す断面図である。
【図4】同じく従来技術の主要部を示す斜視図である。
【図5】従来技術に係る焼き物器の斜視図である。
【符合の説明】
12 火口 13 火口部材 14 ガスバーナー 15 赤熱板 16 発熱体 C セラミックス板 S 空間
フロントページの続き (71)出願人 000220262 東京瓦斯株式会社 東京都港区海岸1丁目5番20号 (71)出願人 000221834 東邦瓦斯株式会社 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号 (72)発明者 三谷 洋一郎 三重県桑名市大字森忠463番地 株式会社 中部コーポレーション内 (72)発明者 六鹿 励起 岐阜県土岐市下石町字西山304番地の707 土岐津産業株式会社内 (72)発明者 百瀬 敏成 大阪府大阪市中央区平野町4丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 小原 敏道 大阪府大阪市中央区平野町4丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 大竹 信男 東京都港区海岸1丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 高木 政雄 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号 東 邦瓦斯株式会社内 (72)発明者 松原 正史 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号 東 邦瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 4B040 AA01 AA08 AC02 AC05 AD04 AE13 CA02 CB02 CB07 CB13 JA07 JA17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】短冊状セラミック板(C)に複数個の火口
    (12)を幅方向中央部に透設するとともに、同じく前
    記火口を長手方向に多数個配列してなる火口部材(1
    3)を上部に有する横長のガスバーナー(14)と、該
    ガスバーナーの上方に所定の空間(S)をおいて設置さ
    れる切妻屋根形の赤熱板(15)との組み合わせてなる
    発熱体(16)とを、複数組、平行に配置したことを特
    徴とする焼き物器。
  2. 【請求項2】前記短冊形セラミック板(C)は、0.8
    cm以上の厚さを有している請求項1記載の焼き物器。
  3. 【請求項3】前記幅方向中央部に透設されている火口
    (12)は2個である請求項1記載の焼き物器。
JP10183188A 1998-06-30 1998-06-30 焼き物器 Pending JP2000014566A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013101672A1 (de) 2012-02-22 2013-08-22 Enders Colsman Ag Gasgrillgerät
WO2015158408A1 (de) * 2014-04-15 2015-10-22 Landmann Gmbh & Co. Handels-Kg Gasgrill und brennerabdeckung für einen gasgrill
CN106419625A (zh) * 2016-11-28 2017-02-22 钱旭东 一种改进的烧烤炉

Cited By (6)

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DE202013012761U1 (de) 2012-02-22 2019-04-29 Enders Colsman Ag Gasgrillgerät
DE102013101672B4 (de) 2012-02-22 2023-02-16 Enders Colsman Ag Gasgrillgerät
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011009