JP2000014256A - 作物栽培用遮光シート - Google Patents

作物栽培用遮光シート

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JP2000014256A JP10190277A JP19027798A JP2000014256A JP 2000014256 A JP2000014256 A JP 2000014256A JP 10190277 A JP10190277 A JP 10190277A JP 19027798 A JP19027798 A JP 19027798A JP 2000014256 A JP2000014256 A JP 2000014256A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、使用時の作物栽培用遮光シートの間
隔を従来の使用態様の場合より大きくしても、遮光性が
低下しない作物栽培用遮光シートを提供することを目的
とするものである。 【解決手段】本発明は、多数の合成樹脂テープを緯方向
に並べて、該テープの中間部を編織して編織部を形成す
ることによって、該編織部の上縁の上方に上縁テープ束
部を形成し、該編織部の下縁に下縁垂下テープ束部を形
成し、かつ編織部の上縁に太さ1〜10mmの1又は2本
以上の紐を固定してなる垂下用連結紐部が設けられてな
ることを特徴とする作物栽培用遮光シートよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、しいたけ、茶等の
作物の育成用遮光シートに関するものであって、作物に
適度の水分、通風が良好であるばかりでなく、風にあお
られても上方に巻きつくことなく遮光材としての機能を
充分発揮することのできる植物育成用遮光材を提供する
ことを目的とするものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この用途の作物栽培用遮光シ
ートとしては、特公昭55−6326号公報及び特公昭
55−24856号公報記載の作物栽培用遮光シートが
知られていて、古くから広く実用化されている。これら
公知の作物栽培用遮光シートは、図4に示すような樹脂
フイルムテープ1を多数並べた状態で、各テープの上部
を搦み若しくは捩りによって紐状にして、下部をテープ
状のまま残存させ、前記上部の紐状部を数段の経糸2で
連結することにより上方に網目部A′、下方に下縁垂下
テープ束部Bを形成してなる作物栽培用遮光シートであ
る(図4の中央部は省略されている)。そして、これら
の作物栽培用遮光シートは、図5のように、栽培作物の
上方に一定間隔を保って互いに平行面に並べて吊り下げ
て使用する。通常は、作物栽培用遮光シート面を東西方
向に向けて垂下する。この作物栽培用遮光シートの網目
部A′は、樹脂フイルムテープを紐状に捩って紐状部と
し、該紐状部を約15mmの段差の複数の経糸2で連結し
ている。従って、この網目部A′には大きな隙間が多数
存在する。特に経糸2と紐状テープの連結部の両側から
光が斑点状に透過する。網目部の面に直角に光が当たる
と面積的に約50%程度の光が透過し、斜めに光が当た
った場合もいわゆる木漏れ日的状態で光が透過する。こ
のように網目部A′による遮光性は十分でないが、網目
部A′は作物栽培用遮光シートに剛性を付与するもので
あり、網目部A′の幅が狭すぎると作物栽培用遮光シー
トの形状が安定せず、テープ状フイルムが無秩序に集ま
っているバラバラ状態となり、作物栽培用遮光シートの
設置操作、保存、流通操作が困難となる。一方、下縁垂
下テープ束部Bは、網目部の下縁からテープが束になっ
て垂下されるとともに、圧縮された紐状からテープ状に
面積が数倍に広がり、これは面積的に拡大されるのみな
らず、容積的に嵩が数倍に盛り上がるように広がる。そ
のため各テープ間には光が直線的に透過する隙間がな
く、この下縁垂下テープ束部Bでは光はほぼ遮断され
る。しかも、この下縁垂下テープ部Bは、風によってテ
ープ束が揺れ動くので、嵩が数倍に拡大され、光をほぼ
遮断するにも拘わらず、風の抵抗も少なく、作物栽培用
遮光シートの面に平行方向はもちろんのこと、面に対し
て垂直方向の風であっても、風は、網目部及び垂下テー
プ束部の両方で少ない抵抗で通過し、通気性を確保する
とともに、風力で作物栽培用遮光シート設備が倒れる危
険性が少ない。このような利点のある従来の作物栽培用
遮光シートの使用において、平行に垂下されている各作
物栽培用遮光シートの間隔を広くすることができれば作
物栽培用遮光シートの所要枚数が節約でき、通気性がさ
らに良くなる。しかしながら、このように作物栽培用遮
光シート間の間隔を広げると、最も日光の直射を回避す
べき真夏になって日光が高い位置から直射したとき、隣
接する垂下テープ束部との間に日光が直射し得る間隙が
生じて日光が直射して遮光効果が低下する。すなわち、
作物栽培用遮光シートにおいて、通気性及び省資源化を
図ることは、遮光性を低下させることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、使用時の作
物栽培用遮光シートの間隔を従来の使用態様の場合より
大きくしても、遮光性が低下しない作物栽培用遮光シー
トを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記遮光性
と経済性(通気性)との二律背反の状況を打開するため
に、前記公知の作物栽培用遮光シートの構造を改善する
ことを企図した。すなわち、まず遮光性のある垂下テー
プ束部を長くすることを検討したが、この部の嵩拡大効
果は編織部の下縁で急激に増大するが、延長したテープ
束部では変化がなく、遮光効果の向上程度が少ない上、
垂下テープの延長された垂れ下がり部が、その下で行う
作物栽培作業の妨げになる欠点が生じる。そこで、本発
明者は、編織部の上縁に下方と同様のテープ束部を形成
すると、これが編織部の側面に垂れ下がるようにかぶさ
り、編織部の遮光性を向上するのみでなく、テープ束部
の数倍の容積的嵩増大効果によって、編織部の上縁に沿
って側面方向に庇のように広がるテープ束の集合体を形
成できるので、太陽の位置が高くなってもこの上縁のテ
ープ束の集合体と従来の垂下テープ束部とが段違いの位
置で遮光することができる。段差のある二つのテープ束
部の遮光作用及び上段の上縁テープ束部が垂直方向でな
く水平向にも広がるので上部からの光直射に対して幾何
学的に遮光効果が増大する。このような状況にすれば作
物栽培用遮光シートの間隔を増大しても遮光性が低下し
ないことに想到して、テープ束部を編織部の下縁の外に
上縁に設けることによって、本発明を完成するに至っ
た。
【0005】すなわち、本発明は次の各項の発明よりな
る。 (1)多数の合成樹脂テープを緯方向に並べて、該テー
プの中間部を編織して編織部を形成することによって、
該編織部の上縁の上方に上縁テープ束部を形成し、該編
織部の下縁に下縁垂下テープ束部を形成し、かつ編織部
の上縁に太さ1〜10mmの1又は2本以上の紐を固定し
てなる垂下用連結紐部が設けられてなることを特徴とす
る作物栽培用遮光シート。 (2)編織部の巾が、樹脂テープの長さの30%以下で
ある第(1)項記載の作物栽培用遮光シート。 (3)編織部の上縁の垂下用連結紐部の上に、高さ10
〜40mmの編織構造のフラップ部を形成し、該フラップ
の編織構造から上縁テープ束部が延設されていることを
特徴とする第(1)項又は第(2)項記載の作物栽培用遮光
シート。 本発明の作物栽培用遮光シートは、シートの中間にテー
プを編織した長方形の編織部があり、その上下縁にテー
プが延設された構造のテープ束部があるものを基本構成
としている。そして、編織部の上縁には、作物栽培用遮
光シートを吊り下げるための垂下用連結紐部が取り付け
られている。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明作物栽培用遮光シートは、
材料としては、合成樹脂フイルムを細長く細断したテー
プ状フイルム及び各テープ状フイルムの中間編織部分を
編織するための合成樹脂製糸及び垂下用連結紐から構成
される。テープ状樹脂フイルムの材質は、遮光性及び耐
候性のある樹脂フイルムであれば特に制限なく使用する
ことができる。例えばポリエチレン、ポリプロピレン等
のポリオレフィン系樹脂フイルムを好適に使用すること
ができる。これらの樹脂フイルムは遮光性を付与するた
めに、不透明な着色フイルムが好ましい。着色は、樹脂
に着色剤を添加してフイルム成形したものを使用する。
特に黒色着色顔料が遮光性の点から望ましい。また、フ
イルムに金属メッキしたものも遮光効果があり使用する
ことができる。かかる金属メッキ表面の反射は透過光に
ならない。樹脂テープの長さは、設置される位置の最高
入射光線角度、編織部の寸法及び作物栽培用遮光シート
の設置高さ及び設置間隔等によって、適宜決定される
が、通常、500〜1500mmの長さのテープを使用す
ることができる。樹脂テープの幅は、5〜20mm、好ま
しくは7〜10mmのものを使用することができる。幅が
狭いと風力でテープがちぎれる。また、幅が広いほどテ
ープ状部の嵩の広がりが大きくなる点では好ましいが製
造が困難となる。編織部で樹脂フイルムを連結結合する
経糸は、耐候性のある合成樹脂製糸又はモノフィラメン
トを使用することができる。多数の樹脂テープの編織部
を10〜20mm間隔の数段に分けて、この段の位置を編
織部の上縁に平行な経糸で連結する。連結している経糸
の段列の上下の間隔が狭いほど作物栽培用遮光シートの
剛性が大きくなり、取り扱いが容易になる。この編織部
の幅の割合を少なくして、テープ束部がほとんどを占め
ると、作物栽培用遮光シートの保存、運搬、設置の際の
作業が非常に困難になる。テープ束部の長さが短いと遮
光性が低下する。この観点から少なくとも編織部の巾
は、テープの長さの5%以上、好ましくは10%以上で
ある。
【0007】また、編織部の巾が長すぎると、作物栽培
用遮光シートの設置に際して高い支柱によって高い位置
から作物栽培用遮光シートを垂下させる必要が生じる。
従って、樹脂テープの長さの30%以下、望ましくは2
0%以下にすることが望ましい。さらに、本発明の編織
部の上縁には1又は2本以上の紐を固定してなる垂下用
連結紐部が設けられる。本発明の垂下用連結紐部に使用
される紐は、作物栽培用遮光シートを支柱に固定すると
きに使用するものであり、作物栽培用遮光シートの全重
量はこの連結紐部で支えられる。本発明の編織部の上縁
から10〜40mmの間隔、好ましくは15〜30mmの間
隔の平行線上に連結紐を固定して、編織部の上縁にフラ
ップを設けることができる。この連結紐部に用いる紐
は、1〜10mm、好ましくは3〜7mmの太さの丈夫な紐
又はモノフィラメントを1本又は2本以上捩ったものを
使用することができる。この上縁にフラップを設けたと
きは、テープ束部群が図3に示すように、太い連結紐部
の上にある編目部上縁フラップDがどちらかの側方に突
き出すようにして曲がり、編織部の面から少し離れた位
置から多数のテープ束が釣り糸のように垂下するので上
縁テープ束の集合体によって直射日光を遮る幅が大きく
なる。図2の状態で風が右側から吹いて来ると、編織部
Aの上方の垂下テープ束は風に吹かれて作物栽培用遮光
シートの左側方向になびき、編織部の上縁のフラップD
が多数のテープ束にひっぱられて、風下側に突き出すよ
うに傾く。その結果、多数の作物栽培用遮光シートの大
部分の編織部のフラップDは、風の向きに応じて殆どが
一定の方向に傾くことになる。前記のフラップDが存在
すると上縁テープ束部の位置の風下側への変位が弱い風
でも円滑に進行する。
【0008】図面に示す実施例について、本発明をさら
に詳細に説明する。図1(a)に示すような幅約7mm、
長さ約750mmの黒色ポリエチレン製樹脂フイルムテー
プ1を、図1(b)に示すように多数並列して、該テー
プ群列の上方から150mm〜350mmの編織部Aの幅に
相当する部分のテープを撚って、紐状部1aとし、前記
編織部の上方及び下方はテープ状態のままで残存させて
テープ状部1bとする(図1(b)の中央部は省略され
ている)。本発明作物栽培用遮光シートは、編織部Aの
上下に上縁テープ束部C及び下縁垂下テープ束部Bを設
けた構造である。この構造は、図1(b)のように並べ
られた紐状部を経糸2により横方向に連結し編み又は織
り込んで編織部Aを形成する。このように紐状部1aを
経糸2で連結すると、同時に該編織部の上縁及び下縁に
編織部Aの多数の紐状テープから上下に延設されたテー
プ状部1bが自動的に束ねられ、上縁テープ束部及び下
縁垂下テープ束部を形成することができる。上縁テープ
束部及び下縁垂下テープ束部のテープは、紐状部1aの
容積と比較すると、面積及び容積が急激に拡大したテー
プが束状となっているので、編織部Aからテープ束部に
移行するときにシートの嵩が急激に拡大する。本発明作
物栽培用遮光シートは、編織部Aの上縁を支柱又は支柱
に張ったロープに固定して作物栽培用遮光シートを吊り
下げて使用する。編織部Aの上縁で作物栽培用遮光シー
トの全重量を支えて設置する。このとき、重量を支える
上縁の紐3は特に太く丈夫なものを使用する必要があ
る。
【0009】図1(b)の作物栽培用遮光シートでは、
編織部Aの上縁から20mm下方に上縁に沿って、直径3
mmの合成樹脂製紐3を、2本並べて垂下用連結紐部とし
て使用している。この2本の紐3は、適当な間隔毎に支
柱に張ったロープ等に公知の連結具で固定して、作物栽
培用遮光シートを設置する。このとき作物栽培用遮光シ
ートの全重量は紐3に懸かっている。この作物栽培用遮
光シートは、栽培作物の上方空間に、図3に示すように
下縁垂下テープ束部Bを下方に垂下して、多数の編織部
Aのシート面を平行にして栽培作物の上方空間に設置す
る。このとき、栽培場所の周縁の支柱間に針金、又は紐
を張設し、吊下金具の下部の屈曲部を遮光材の上縁の紐
3に挾入固定して、その上部のフック部分を前記の張設
された針金、又は紐に引っかけ、植物上に作物栽培用遮
光シートを吊り下げて使用するのが通常である。本発明
の特徴である編織部分の上縁テープ束部Cは、下縁垂下
テープ束部Bと使用前の状態は同一の構造となっている
が、編織部Aを立てて使用する状態では、テープが編織
部Aに対して、垂下する方向がまったく逆になり、まっ
たく別の形状構造となる。本発明作物栽培用遮光シート
の上縁テープ束部Cは垂直に垂下することができないの
で、まずテープの水平方向に広がり、次いで下方に垂下
する。その結果、嵩のある上縁テープ束部の集積体が編
織部Aの上縁に庇のように被さるように広がって垂下す
る。
【0010】本発明の上縁テープ束部は遮光目的を充分
はたしながらも、風によってそよぐように形状を変える
ので、風に対する抵抗は少なく、通気性が良い上に強風
によって倒壊する危険も少ない点は下縁垂下テープ束部
と同様の性質を有している。しかし、図1(b)では、
特に、作物栽培用遮光シートの重量を、編織部Aの上縁
から少し下の紐3で支える構造にしている。このような
構造によって、編織部Aの上縁にフラップDが形成され
る。このフラップDは、通常はテープ束の重さによって
どちらかに傾いているが、傾いている側から強い風が吹
くと風力によって編織部A面の風下方向に図3のように
傾斜が変わる。図3(a)又は(b)のようにフラップ
Dによって水平方向に突出した位置から垂下する上縁テ
ープ束部Cによって、1枚の作物栽培用遮光シートによ
る遮光範囲が拡大される。しかも、風の方向は全作物栽
培用遮光シートのフラップDに同様に作用するので、多
数の平行に設置された作物栽培用遮光シートのフラップ
Dは、同一方向に傾斜する。従って、上縁テープ束部C
による遮光範囲が重複することがなく、均一な遮光効果
が得られる。このようなフラップDの作用効果は、フラ
ップDの剛性と、上縁テープ束部Cの重量のバランスを
適当に選択すると達成できる。フラップDの剛性は編織
の密度によって適宜調節できる。また、本発明作物栽培
用遮光シートは風によりテープがあおられても下縁垂下
テープ束部Bが上縁テープ束部Cともつれることがな
く、遮光材としての機能を充分果たすことができる。
【0011】
【発明の効果】本発明作物栽培用遮光シートは、上縁テ
ープ束部を設けることによって、栽培作業の妨げになら
ないようにしながら、1シート当たりの遮光範囲を拡大
して、設置面積当たりの作物栽培用遮光シートの枚数を
節減できるとともに、通気性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、本発明の作物栽培用遮光シート
に用いる樹脂フイルムテープの平面図であり、図1
(b)は、本発明の作物栽培用遮光シートの実施例の平
面図である。
【図2】図2は、本発明の作物栽培用遮光シートの使用
状況を示す斜視図である。
【図3】図3は、本発明の作物栽培用遮光シートの編織
部上縁のフラップの形状が変化する状況を示す作物栽培
用遮光シート上部の側面図である。
【図4】図4は、従来の作物栽培用遮光シートの平面図
である。
【図5】図5は、従来の作物栽培用遮光シートの使用状
況を示す側面図である。
【符号の説明】
A 編織部 A′ 網目部 B 下縁垂下テープ束部 C 上縁テープ束部 D フラップ 1 樹脂フイルムテープ 1a 樹脂フイルムテープの紐状部 1b 樹脂フイルムテープのテープ状部 2 経糸 3 紐(垂下用連結紐部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の合成樹脂テープを緯方向に並べて、
    該テープの中間部を編織して編織部を形成することによ
    って、該編織部の上縁の上方に上縁テープ束部を形成
    し、該編織部の下縁に下縁垂下テープ束部を形成し、か
    つ編織部の上縁に太さ1〜10mmの1又は2本以上の紐
    を固定してなる垂下用連結紐部が設けられてなることを
    特徴とする作物栽培用遮光シート。
  2. 【請求項2】編織部の巾が、樹脂テープの長さの30%
    以下である請求項1記載の作物栽培用遮光シート。
  3. 【請求項3】編織部の上縁の垂下用連結紐部の上に、高
    さ10〜40mmの編織構造のフラップ部を形成し、該フ
    ラップの編織構造から上縁テープ束部が延設されている
    ことを特徴とする請求項1又は、2記載の作物栽培用遮
    光シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105028104A (zh) * 2015-08-12 2015-11-11 仁怀市香慈茶叶种植专业合作社 一种茶园套种农作物的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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