JP2000013964A - 配線用の連通構造 - Google Patents

配線用の連通構造

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JP2000013964A
JP2000013964A JP10179182A JP17918298A JP2000013964A JP 2000013964 A JP2000013964 A JP 2000013964A JP 10179182 A JP10179182 A JP 10179182A JP 17918298 A JP17918298 A JP 17918298A JP 2000013964 A JP2000013964 A JP 2000013964A
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opening
wiring
hole
cylindrical body
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Toshiji Takahashi
利治 高橋
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L5/00Devices for use where pipes, cables or protective tubing pass through walls or partitions

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造耐力や気密・防音性、耐火性を損なうこ
となく、迅速且つ正確に配線可能であり、配線時の施工
性、後のメンテナンス性を向上し得る配線用の連通構
造、及び該連通構造に好適な配線用の筒状連通具を提供
すること。 【解決手段】 配線用の連通構造は、木造建築物におけ
る壁2の上方又は下方に配設される横架材3に、該横架
材3の下面又は上面において該壁2内に開口し且つ該横
架材3の側面3aにおいて天井懐空間内又は床下空間内
に開口する挿通孔4が穿設され、該挿通孔4内に、内部
に配線可能な筒状連通具1が嵌挿されてなる。配線用の
筒状連通具1は、上記水平孔部41に嵌挿され周面に開
口部11aを有する水平筒体11と、上記鉛直孔部42
に嵌挿され上記水平筒体11の上記開口部11aと連通
される垂直筒体12とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線用の連通構造
に関し、詳しくは、構造耐力や気密・防音性、耐火性を
損なうことなく、迅速且つ正確に配線可能であり、配線
時の施工性、後のメンテナンス性を向上し得る配線用の
連通構造、及び該連通構造に用いられる配線用の筒状連
通具に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
木造建築物における各種の配線は、構造材が組み上が
り、各部屋の間仕切り工事等の内部造作工事に対応して
なされている。しかし、配線に充分な配慮を払わずに内
部造作工事が行われる場合があり、管理が充分でない
と、設備工が柱や梁等の構造材やプラスターボード等の
間仕切り材を勝手に貫通させたり切削加工したりして通
線させる場合があった。
【0003】そのため、構造や材料に関する知識の乏し
い職人の手による場合には、構造耐力上の不都合や気密
・防音性上の欠陥を生じかねないという問題があり、充
分な知識を有する場合にも、非効率的な配線作業を強い
られたり、貫通や切削工事に対応した適切な補強がなさ
れない場合がある等の問題があった。また、系統だった
配線とならないため、メンテナンス上で補修を行ったり
増改築を行う際に、何処に何が配線されているかが分か
らず、極めて効率の悪い工事を余儀なくされるといった
事態が生じることもあった。
【0004】従って、本発明の目的は、構造耐力や気密
・防音性、耐火性を損なうことなく、迅速且つ正確に配
線可能であり、配線時の施工性、後のメンテナンス性を
向上し得る配線用の連通構造、及び該連通構造に用いら
れる配線用の筒状連通具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、木造建築物における壁の上方又は下方に配設される
横架材に、該横架材の下面又は上面において該壁内に開
口し且つ該横架材の側面において天井懐空間内又は床下
空間内に開口する挿通孔が穿設され、該挿通孔内に、内
部に配線可能な筒状連通具が嵌挿されてなることを特徴
とする配線用の連通構造を提供することにより、上記目
的を達成したものである。
【0006】請求項6に記載の発明は、木造建築物にお
ける横架材の両側面同士間を貫通する水平孔部内に嵌挿
され周面に開口部を有する水平筒体と、該水平孔部に連
通され該横架材の下面又は上面に開口する鉛直孔部内に
嵌挿され、上記水平筒体の上記開口部と連通される垂直
筒体とからなる配線用の筒状連通具であって、上記水平
筒体の少なくとも一端部に、上記開口部の位置を示す位
置決め用の目印が設けられていることを特徴とする配線
用の筒状連通具を提供することにより、上記目的を達成
したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の配線用の連通構造
及び配線用の筒状連通具それぞれの好ましい実施形態に
ついて図面を参照して説明する。ここで、図1は、本発
明の配線用の連通構造の一実施形態を示す断面図であ
り、図2は、本発明の配線用の連通構造の一実施形態を
示す模式図であり、図3は、本発明の配線用の筒状連通
具の一実施形態を示す斜視図であり、図4は、図1の配
線用の連通構造に通線する様子を示す模式図である。
【0008】本実施形態の配線用の連通構造は、木造建
築物における壁2の上方に配設される横架材3に、該横
架材3の下面3bにおいて該壁2内に開口し且つ該横架
材3の側面3aにおいて天井懐空間内に開口する挿通孔
4が穿設され、該挿通孔4内に、内部に配線可能な筒状
連通具1が嵌挿されてなる。
【0009】上記横架材3は、木造建築物において水平
方向に配される構造材、例えば、梁、胴差、土台等であ
り、上記壁2は、通常、部屋同士間を仕切るプラスター
ボード壁等の間仕切り壁であるが、室内と室外との間を
仕切る壁であっても良い。上記挿通孔4は、横架材3に
適宜の手段により穿設されており、上記横架材3の両側
面3a,3a同士間を貫通する水平孔部41と、該水平
孔部41に連通され該横架材3の下面3bに開口する鉛
直孔部42とからなる。尚、挿通孔4は、嵌挿される筒
状連通具に適合するように工場等に於いてプレカット加
工にて形成しておくことが好ましい。また、連通孔4
は、横架材の側面3aに開口する端部開口部の下にプラ
スターボード等の壁材21の上端部を当接させ得るよう
に設けることが好ましい。
【0010】上記筒状連通具1は、本発明の配線用の筒
状連通具の好ましい実施形態であり、図1〜図3に示さ
れるように、上記水平孔部41に嵌挿され周面に開口部
11aを有する水平筒体11と、上記鉛直孔部42に嵌
挿され上記水平筒体11の上記開口部11aと連通され
る垂直筒体12とからなる。上記両筒体11,12は、
いずれも両端に開口部を有する円筒体であり、それぞれ
が嵌挿される各孔部41,42の内周面に適合する形態
とされている。
【0011】上記開口部11aは、水平筒体11の中央
部に、その周方向に長い長孔として形成されている。上
記垂直筒体12と上記水平筒体11との連通は、両者に
跨って電線等を通線可能であれば足り、垂直筒体12の
端部と上記開口部11aとの関係は、上記垂直筒体12
の端部が上記開口部11bに螺合等により係合されてい
ても良いし、上記垂直筒体12の端部と上記開口部11
aとが互いに近接して配置されていても良い。筒状連通
具1の形成材料としては、例えば、塩化ビニル等の合成
樹脂やステンレス等の金属等従来公知の各種材料を特に
制限はなく用いることができ、水平筒体11と垂直筒体
12とで形成材料が同一でも相違していても良い。
【0012】上記水平筒体11の両端の開口縁部(一方
のみ図示)には、上記開口部11aの位置を示す位置決
め用の目印として、切欠部11bが設けられている。上
記切欠部11bは、水平筒体11の開口縁部の一部を切
欠して形成されており、上記開口部11aが設けられた
位置と同じ位置に形成されている。
【0013】本実施形態の配線用の連通構造において
は、配線用孔61aを有する平板部61及び該平板部6
1の外周部に設けられた環状打込部62からなる補強部
材6が、上記水平筒体11の開口縁部を覆うように、よ
り詳しくは、該環状打込部62が上記挿通孔4の開口部
の周囲を囲むように上記横架材3の側面3aに打着され
ている。上記補強部材6は、図1に示すように、上記平
板部61の内周部に、該平板部61に対して垂直に突出
する嵌挿部63を有し、該嵌挿部63が上記水平筒体1
1の端部に嵌挿されるように打着されている。上記環状
打込部62は、複数の先鋭突起を備えたジベル様の先端
部を有しており、上記平板部61の叩打等により、少な
くともその先端部が横架材3に埋没し得るようになされ
ている。上記平板部61には、上記水平筒体11の周面
の開口部11aの開口位置を示す位置決め用の目印とし
て切欠部64が設けられており、該切欠部64は、上記
水平筒体11の軸芯を中心として各方向を規定したと
き、上記切欠部11bが設けられている方向と同一の方
向に設けられている。
【0014】本実施形態の配線用の連通構造において
は、横架材3の反対側の側面にも、補強部材6と同様の
構成を有する補強部材7が打着されている。上記補強部
材7は、上記補強部材6と同様に、平板部71と環状打
込部72と嵌挿部73とを具備してなり、該補強部材7
は、上記嵌挿部73が上記水平筒体11の他端部から嵌
挿されるように横架材3の側面部に打着されている。
【0015】本実施形態の配線用の連通構造の構築方法
の一例を示す。先ず、上記水平孔部41内に上記水平筒
体11を横架材3の側面3aから嵌挿し、上記鉛直孔部
42内に上記垂直筒体12を横架材3の下面3bから嵌
挿する。上記水平筒体11の嵌挿の際、上記位置決め用
の目印11bを下方に向けておくと、上記開口部11a
の位置と上記鉛直孔部42の位置とが一致する。次い
で、補強部材6の上記嵌挿部63を上記水平筒体11の
内部に押し込む。上記環状打込部62が横架材の側面3
aに当接したら、上記平板部61を金槌等で叩打して環
状打込部62を横架材側面3aに打ち込む。この打着の
際には、上記平板部61に設けられた上記切欠部64の
向きを上記切欠部11bの向きと一致させる。同様にし
て、補強部材6の打着面とは反対側の側面に上記補強部
材7を打着する。
【0016】本発明の配線用の連通構造においては、図
4(a)に示すように、配線前に、横架材3に嵌挿され
た筒状連通具1内に配線導入用のリード線8が挿通され
ていることが好ましい。特に、異なる方向に複数のリー
ド線8を挿通し、各リード線8にそれぞれの挿通方向が
認識し得るように、色を代える等の目印を付けておくこ
とが好ましい。このように配線導入用のリード線8を配
線に先立ち筒状連通具1内に通しておけば、図4(b)
に示すように、配線時に配線すべき電線等を、所望の方
向に挿通されたリード線8に直結して、該リード線8に
より筒状連通具1内を誘導することができ、容易且つ迅
速な配線が可能である。
【0017】本実施形態の配線用の連通構造によれば、
横架材3の一方の側面あるいは両側面に、図2に示され
るようにプラスターボード等の壁材21が取り付けられ
た場合であっても、電線5等を筒状連通具1内を通すこ
とにより、従来のようにボード21を切り欠いたり(図
7参照)、横架材3を切削等しなくても配線可能であ
る。従って、知識や経験の乏しい設備工による場合であ
っても、迅速且つ効率的な配線が可能であり、構造耐力
上の不都合や気密・防音性上の欠陥、耐火性の低下等の
問題を生じることもない。尚、本明細書において「配
線」とは、電線、通信線等の配線のみならず、冷媒管等
のチューブや管体等の配管も含む意味である。また、系
統だった配線となるため補修が簡単であり、各横架材3
の何処に配線用の連通構造を設けるかを決めておけば、
何処に何が配線されているか、あるいは何処を開けれ
ば、配線可能な本実施形態の配線用の連通構造が設けら
れているかが分かるので、後のメンテナンスや増改築工
事の際に、配線工事等を容易且つ効率よく行うことがで
きる。
【0018】また、上記補強部材6,7が横架材の側面
に打着されているので、挿通孔4による断面欠損を補強
でき、横架材3の耐力の低下等を抑制することができ
る。また、上記切欠部11bの向きを、上記切欠部64
の向きにより示すことができるので、後々、配線の方向
が分かって新増設等の際に便利である。また、補強部材
6,7を打ち込む際、上記嵌挿部63,73を上記水平
筒体11内に嵌挿した状態で叩打等することができるの
で、該叩打等の作業が安全且つ容易である。尚、本発明
の配線用の連通構造は、比較的構造強度の低下を招かな
ように、予め決定された所定の位置に設けることが好ま
しい。上記所定の位置は、横架材の種類、断面積、長さ
等に応じて適宜に変更可能である。
【0019】本実施形態の配線用の筒状連通具は、以上
に詳述した配線用の連通構造の構築に好ましく用いられ
る。また、水平筒体11の端部に、位置決め用の目印1
1bが設けられているので、水平筒体11の周面開口部
11aの位置を、容易に上記鉛直孔部12の位置に合わ
せることができる。
【0020】更に、上記水平筒体11の中央部に開口す
る開口部11aが長孔であるので、該水平筒体11の嵌
挿時に開口部11aの位置が真下から多少の周方向にず
れた場合であっても、垂直筒体12との連通に支障がな
い。尚、上記長孔は、かかる観点から、上記水平筒体1
1が周方向に回転した場合に一定の範囲で上記垂直筒体
12の開口部との連通を確保し得るようにするものであ
れば、その形状、サイズ等に特に制限はない。
【0021】以上、本発明の配線用の連通構造及び配線
用の筒状連通具の一実施形態について説明したが、本発
明の配線用の連通構造及び配線用の筒状連通具は、上述
した実施形態に制限されず、各部の形状、寸法等は、本
発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
【0022】例えば、図5に示すように、横架材3が、
壁2の下方に配設される梁や土台等であり、上記挿通孔
4が、該横架材3の上面において該壁2内に開口し且つ
該横架材2の側面3aにおいて下階の天井懐空間内又は
床下空間内に開口するものであっても良い。尚、図5に
示す連通構造における筒状連通具は、上記筒状連通具1
と同じものであり、該連通構造においては、水平筒体1
1を該水平筒体11の開口部11aが上方を向くように
水平孔部41内に挿入し、垂直筒体12を横架材3の鉛
直孔部42内に嵌入し、該水平筒体11の内部と該水平
筒体11の内部とを上記開口部11aを介して連通させ
てある。本配線用の連通構造によっても、上記実施形態
の配線用の連通構造と同様の作用効果が奏される。
【0023】また、上記水平筒体11の切欠部11b
は、一方の開口縁部のみに設けられていても良い。ま
た、上記補強部材6は、上記嵌挿部63を水平筒体11
に嵌挿させた状態で該水平筒体11と結合一体化されて
いても良い。この場合には、上記補強部材6に上記水平
筒体11と同様の位置決め用の目印を付けておくことが
好ましい。また、上記補強部材7は、平板部71に配線
用孔を有しないものであっても良い。また、両補強部材
6,7は、横断面形状が円形のものの他、三角形、正方
形、楕円形その他の形状のものであっても良い。また、
補強部材6,7は、上記嵌挿部63,73を有しないも
のであっても良い。また、上記環状打込部62,72
は、上記挿通孔4の開口部を囲むように、少なくともそ
の先端の一部を打込可能であれば、他の形態のものでも
良く、分割された複数の円弧状打込部からなるもの等で
あっても良い。
【0024】また、本発明の配線用の連通構造及び筒状
連通具における挿通孔4は、上記実施形態におけるよう
に水平孔部41と鉛直孔部42とからなるものに限定さ
れず、図6(a),図6(b)に示すように、横架材3
の側面部と下面又は上面とを直線状又は円弧状に連通す
るものであっても良い。このように横架材3の側面部と
下面又は上面とを直線状又は円弧状に連通する構成とす
れば、同軸ケーブル(TV用)やツイストペアケーブル
(マルチメディア配線等)等の径の太いケーブルを、急
角度に折り曲げることなく挿通できるという利点があ
る。尚、この場合における挿通孔4の傾斜やR(曲率半
径)は所望により適宜に決定すれば良く、また、途中で
傾斜やRが多少変化していても良い。尚、筒状連通具1
は、挿通孔4の内面形状に適合するものであれば、その
端部が横架材3の端面から突出するものであっても良
い。また、上記水平筒体11及び上記垂直筒体12の径
は、同一でも相違していても良く、いずれか一方の径を
他方よりも大径とすることにより、径の太い配線を急角
度に折り曲げることなく配線することも可能である。
【0025】また、本発明の配線用の連通構造における
筒状連通具及び本発明の筒状連通具は、水平筒体11が
左右に分割された図6(c)に示すような構成を有する
ものであっても良い。また、上記位置決め用の目印は、
切欠部を設ける方法の他、突起や凹部を設けたり、色付
きラベルを貼付する等、水平筒体11の上記開口部11
aの位置が認識し得る限り、設ける方法に特に制限はな
い。また、本発明における天井懐空間又は床下空間は、
特にその構成が制限されたものではなく、いかなる構成
の天井懐空間又は床下空間であっても良い。尚、本発明
の配線用の連通構造又は筒状連通具に挿通される配線の
数が、一本でも複数本でも良いことは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、構造耐力や気密・防音
性、耐火性を損なうことなく、迅速且つ正確に配線可能
であり、配線時の施工性、後のメンテナンス性を向上し
得る配線用の連通構造、及び該連通構造に好適な配線用
の筒状連通具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の配線用の連通構造の一実施形
態を示す断面図である。
【図2】図2は、本発明の配線用の連通構造の一実施形
態を示す模式図である。
【図3】図3は、本発明の配線用の筒状連通具の一実施
形態を示す斜視図である。
【図4】図4は、図1の配線用の連通構造に通線する様
子を示す模式図である。
【図5】図5は、本発明の配線用の連通構造及び配線用
の筒状連通具の他の実施形態を示す図である。
【図6】図6は、本発明の配線用の連通構造の更に他の
実施形態を示す図である。
【図7】図7は、従来の配線方法を示す図である。
【符号の説明】
1 筒状連通具 11 水平筒体 12 垂直筒体 2 壁 21 壁材(プラスターボード等) 3 横架材(土台,梁) 4 挿通孔 41 水平孔部 42 鉛直孔部 5 配線(電線、通信線、冷媒管等) 6,7 補強部材 61,71 平板部 61a 配線用孔 62,72 環状打込部 63,73 嵌挿部 64 位置決め用の目印(切欠部) 8 配線導入用のリード線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木造建築物における壁の上方又は下方に
    配設される横架材に、該横架材の下面又は上面において
    該壁内に開口し且つ該横架材の側面において天井懐空間
    内又は床下空間内に開口する挿通孔が穿設され、該挿通
    孔内に、内部に配線可能な筒状連通具が嵌挿されてなる
    ことを特徴とする配線用の連通構造。
  2. 【請求項2】 上記挿通孔は、上記横架材の両側面同士
    間を貫通する水平孔部と、該水平孔部に連通され該横架
    材の下面又は上面に開口する鉛直孔部とからなり、上記
    筒状連通具は、上記水平孔部に嵌挿され周面に開口部を
    有する水平筒体と、上記鉛直孔部に嵌挿され上記水平筒
    体の上記開口部と連通された垂直筒体とからなることを
    特徴とする請求項1に記載の配線用の連通構造。
  3. 【請求項3】 配線用孔を有する平板部及び該平板部の
    外周部に設けられた環状打込部からなる補強部材が、上
    記横架材の側面に該環状打込部が上記挿通孔の開口部の
    周囲を囲むように打着されていることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の配線用の連通構造。
  4. 【請求項4】 上記補強部材は、上記平板部の内周部
    に、該平板部に対して垂直に突出する嵌挿部を有し、該
    嵌挿部が上記筒状連通具の端部に嵌挿されるように打着
    されていることを特徴とする請求項3に記載の配線用の
    連通構造。
  5. 【請求項5】 上記水平筒体の少なくとも一方の開口縁
    部及び該開口縁部を覆うように横架材の側面に打着され
    た補強部材のそれぞれに、上記水平筒体の周面の開口部
    の開口位置を示す位置決め用の目印が設けられているこ
    とを特徴とする請求項3又は4に記載の配線用の連通構
    造。
  6. 【請求項6】 木造建築物における横架材の両側面同士
    間を貫通する水平孔部内に嵌挿され周面に開口部を有す
    る水平筒体と、該水平孔部に連通され該横架材の下面又
    は上面に開口する鉛直孔部内に嵌挿され、上記水平筒体
    の上記開口部と連通される垂直筒体とからなる配線用の
    筒状連通具であって、 上記水平筒体の少なくとも一端部に、上記開口部の開口
    位置を示す位置決め用の目印が設けられていることを特
    徴とする配線用の筒状連通具。
  7. 【請求項7】 上記水平筒体の上記開口部が、周方向に
    長い長孔であることを特徴とする請求項6に記載の配線
    用の筒状連通具。
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