JPH0634888Y2 - 壁孔のセンタ表示具 - Google Patents

壁孔のセンタ表示具

Info

Publication number
JPH0634888Y2
JPH0634888Y2 JP1988054922U JP5492288U JPH0634888Y2 JP H0634888 Y2 JPH0634888 Y2 JP H0634888Y2 JP 1988054922 U JP1988054922 U JP 1988054922U JP 5492288 U JP5492288 U JP 5492288U JP H0634888 Y2 JPH0634888 Y2 JP H0634888Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
hole
center
wall hole
crosspiece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988054922U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0243117U (ja
Inventor
昭八 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mirai Kogyo KK
Original Assignee
Mirai Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mirai Kogyo KK filed Critical Mirai Kogyo KK
Priority to JP1988054922U priority Critical patent/JPH0634888Y2/ja
Publication of JPH0243117U publication Critical patent/JPH0243117U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0634888Y2 publication Critical patent/JPH0634888Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drilling And Boring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、桟、柱等の建築材の前面に立設された壁材
に、壁孔を形成する際に使用される壁孔のセンタ表示具
に関する。
(従来の技術) 従来から湯、水、ガス等の流体を通すフレキシブルな流
体管の配管作業においては、壁材の立設前に、壁裏の
柱、桟等に継手収納ボックスを固定し、これに前記フレ
キシブルな流体管を挿通すると共に継手を収納して固定
していた。
しかるに、本出願人は前記継手収納ボックスを使用せ
ず、第11図に示すような桟や柱等(43)に継手(50)を
直接固定し、これにフレキシブルな流体管(52)を接続
する簡便な工法に着目した。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記のような工法により継手(50)を桟、柱
等(43)に直接固定するには、継手(50)を壁内に出し
入れするための壁孔(41)を桟、柱等(43)の近傍に設
けておく必要がある。
しかしながら、このような壁孔(41)は、通常、壁材業
者が壁材(40)を立設した後に配管業者によって設けら
れるものであるため、壁材(40)の立設後には、桟、柱
等(43)の位置が不明確となって、配管業者が穿孔すべ
き壁孔(41)の位置を正確に知ることができず、このた
め、第14図に示すように正規の位置からずれた位置に壁
孔(41)が穿孔された場合には、壁材(40)が邪魔にな
って継手(50)を桟、柱等(43)に固定できず、仮に固
定できたとしてもしっかり固定できなくなる。また、穿
孔すべき壁孔(41)の位置が正確に分かっていないと、
継手(50)を桟、柱等(43)に固定するための壁孔(4
1)は必要以上に大きく明けられる場合があり、継手(5
0)に水栓等の流体コック(51)を接続した際に、この
大きな壁孔(41)を化粧カバー(53)では覆えなくなっ
たりして、後で壁面の補修をしたりしなければならず、
これにより壁面の美感を損ねてしまうといった問題点が
あった。
本考案は、以上のような実情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、壁材を立設する際に、壁材に
形成され桟、柱等に固着される継手を出し入れするため
の壁孔のセンタを容易かつ正確に表示することができ、
さらに、壁孔の穿孔作業が容易に行える壁孔のセンタ表
示具を提供するところにある。
(課題を解決するための手段) 以上のような問題点を解決するために請求項1に係る考
案が採った手段は、「桟、柱等の建築材(43)の前面に
立設された壁材(40)に、前記建築材(43)に取着され
る継手(50)を出し入れするための壁孔(41)を形成す
る際に使用される壁孔のセンタ表示具(100)であっ
て、前記桟、柱等の建築材(43)に取着される固定部
(20)と、この固定部(20)に設けられ前記壁孔(41)
のセンタに位置して該壁材(40)の表面側に露出する突
出部(10)とから構成されていることを特徴とする壁孔
のセンタ表示具(100)」をその要旨とするものであ
り、さらに、請求項2に係る考案は、壁孔(41)の穿孔
作業を容易にするために「突出部(10)の中心に、壁孔
(41)を穿孔するホルソー(30)の中心軸(31)が挿入
されるガイド孔(11)を設けたこと」をその要旨とする
ものである。
(考案の作用) 上記のような構成により、本考案に係るセンタ表示具
(100)は、以下のように作用するものである。即ち、
壁材(40)を立設する前に、センタ表示具(100)は、
壁内の桟、柱等(43)上であって、継手(50)が固着さ
れるべき位置に固定部(20)によって固定される。する
と、突出部(10)が壁孔(41)のセンタに位置し且つ先
端が立設される壁材(40)の表面位置より突出する。
次に、壁材業者が壁材(40)を立設するのであるが、こ
のセンタ表示具(100)の突出部(10)が壁材(40)の
表面側に突出しているため、壁材業者は、この突出部
(10)の部分を避けて、つまり、この突出部(10)の径
よりもやや大きな下孔(42)を設け、当該壁材(40)を
立設する。このため、この突出部(10)が、壁材(40)
の裏面より表面に向かって露出して壁孔(41)のセンタ
を表示する。
このように、請求項1及び2に係るセンタ表示具(10
0)は、壁材(40)の裏面より表面に向かって露出する
突出部(10)が壁孔(41)のセンタを表示するので、壁
材(40)を立設した後にも該壁材(40)に穿孔すべき壁
孔(41)の位置を容易かつ正確に知ることができるよう
作用するものである。
さらに、請求項2に係るセンタ表示具(100)は、突出
部(10)に設けられたガイド孔(11)にホルソー(30)
の中心軸(31)を挿入して当該ホルソー(30)を回転駆
動させることによって、壁材(40)の正確な位置に正確
な大きさの壁孔(41)を容易に設けることができるよう
作用するものである。
(実施例) 以下に、本考案を図面に示す一実施例にしたがって説明
する。
第1図は本考案に係るセンタ表示具(100)の一実施例
を示す斜視図であり、第2図は、その使用状態を示す斜
視図である。
これらの図に於て、符号(100)は、本考案に係るセン
タ表示具であって、円柱状に形成された突出部(10)と
略T字状に形成された固定部(20)とからなり、両者は
断面略L字状になるように一体的に形成されている。
固定部(20)は、このセンタ表示具(100)を壁裏の桟
(43)に固定できるようになっている。本実施例にあっ
ては、建築材としての桟(43)との当接面(21)の左右
両端部に、当該当接面(21)に対して斜め前方から鉛直
方向に向かう取付孔(22)が透設され、このセンタ表示
具(100)を固定するための取付ねじ(23)が桟(43)
の下面に対し斜め方向から挿通できるようになってい
る。そして、固定部(20)を桟(43)に固定すると、第
3図に示すように、突出部(10)が壁孔(41)のセンタ
に位置し且つ壁材(40)の表面よりも突出する。
従って、壁材業者は、この突出部(10)の部分を避け
て、つまり、この突出部(10)の径よりもやや大きな下
孔(42)を壁材(40)に設けた後、当該壁材(40)を立
設することになる。この様に、このセンタ表示具(10
0)は、壁材(40)の立設後に、突出部(10)の先端面
が壁材(40)の裏面から表面に向かって露出するため、
当該突出部(10)が壁孔(41)のセンタを表示すること
になる。
従って、作業者は室内側から作業することができる。即
ち、第4図に示すように、このセンタ表示具(100)の
突出部(10)を中心として上下、左右の寸法を測って壁
孔(41)の外形を罫書き、又はテンプレートを突出部
(10)にあてがい壁材(40)に罫書線(44)を描き、こ
の罫書線(44)に沿って壁材(40)をカッター・ナイフ
等により切除することにより、壁内へ継手(50)を出し
入れすることのできる最小限の壁孔(41)を前記桟(4
3)に干渉することなく設けることができるのである。
なお、第5図に示すように、前記突出部(10)の中心軸
上に貫通するガイド孔(11)を設け、このガイド孔(1
1)にホルソー(30)の中心軸(31)が挿入されるよう
にしてもよい。この様に突出部(10)を形成すると、第
6図及び第7図に示すように、このセンタ表示具(10
0)を突出部(10)の先端が桟(43)よりも突出するよ
う、換言すれば、壁材(40)を立設した際に、突出部
(10)が壁材(40)の裏面より表面に向かって露出する
ように固定しておけば、このセンタ表示具(100)のガ
イド孔(11)に中心軸(31)を挿入しつつホルソー(3
0)をドリル等(32)により回転駆動させることによっ
て、所望の位置に正確な大きさの壁孔(41)を容易に設
けることができるのである。
そして、第8図に示すように、この様に穿孔された壁孔
(41)を介してセンタ表示具(100)を取り外し、つい
で、第8図に示すように、フレキシブルな流体管(52)
を壁孔(41)から壁表へ引き出し、流体管(52)の先端
にナット(54)等を用いて継手(50)を接続して、流体
管(52)を曲げながら継手(50)を壁孔(41)から壁裏
へ挿入し、第10図に示すように継手(50)を桟(43)の
下面に固定する。
その後、第11図に示すように、水栓(51)に壁孔(41)
を覆うカバー(53)を挿通し、この水栓(51)を継手
(50)に接続すると共にカバー(53)をねじ(61)によ
って継手(50)に固定することにより、水栓(51)の取
付作業を完了する。
この様に、本考案に係るセンタ表示具(100)は、壁材
(40)の裏面より表面に向かって露出する突出部(10)
が壁孔(41)のセンタを表示するので、壁材(40)を立
設した後にも穿孔すべき壁孔(41)の位置及び形状を容
易かつ正確に罫書き穿孔することができる。さらに当該
突出部(10)にガイド孔(11)を設けることにより、当
該ガイド孔(11)にホルソー(30)の中心軸(31)を挿
入して所望サイズのホルソー(30)を回転駆動させるこ
とによって、壁材(40)の正確な位置に正確な大きさの
壁孔(41)を容易に設けることができるよう作用するも
のである。
なお、本考案は、前記実施例に限定されるものではな
く、例えば、第12図に示すように、突出部(10)を縦に
2つ連設すれば長孔状の壁孔(41)を容易に設けること
ができ、同様に、第13図に示すように、三角頂点状に連
設すれば三角形状の壁孔(41)を、四角頂点状に連設す
れば四角形状又は楕円状の壁孔(41)を、とういように
種々の形状の壁孔(41)を容易に設けることができる。
また、突出部(10)のガイド孔(11)には、中心軸(3
1)の挿入を容易にするため、突出部(10)の縁端面に
向けて拡開するテーパ面を形成してもよい。さらに、本
実施例にあっては、センタ表示具(100)の取付ネジ(2
3)を桟(43)に対して斜めに挿入して、壁孔(41)の
穿孔後にこのセンタ表示具(100)が取り外し易いよう
に構成しているが、桟(43)に対して垂直に挿入してこ
のセンタ表示具(100)を固定してもよく、さらに、そ
の他の手段、例えば、両面テープ等により取り付けるよ
うにしてもよいことは勿論である。
(考案の効果) この様に、請求項1及び2の考案に係るセンタ表示具
は、壁材の裏面より表面に向かって露出する突出部と、
前記桟、柱等への固定部とを備えたことを特徴としてい
る。
従って、このセンタ表示具によれば、壁材を立設した後
にも、突出部が壁材から露出して壁孔の目印となり、壁
内の桟、柱等に固着する継手を出し入れするための壁孔
のセンタを表示するので、この突出部を基準にして壁孔
を容易かつ正確に穿孔することができる。
さらに、請求項2の考案に係るセンタ表示具は、突出部
の中心に、壁孔を穿孔するホルソーの中心軸が挿入され
るガイド孔を設けたことを特徴としている。
従って、中心軸を有する一定サイズのホルソーにより、
当該中心軸をガイド孔に挿入しつつ穿孔作業を行えば、
継手を壁内に挿入するための最小限の大きさの壁孔を壁
材の正確な位置に容易に設けることができるため、継手
を桟、柱等に確実に固定することができ、さらに、壁孔
を化粧カバーでおおえなくなったりして、後で壁面の補
修をしたり、壁面の美観を損ねるといった問題を解消す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るセンタ表示具の一実施例を示す斜
視図、第2図は第1図の実施例に係るセンタ表示具の使
用状態を示す斜視図、第3図は第2図における側断面
図、第4図は第1図のセンタ表示具を用いて壁孔を設け
る手順を示す第2図における正面図、第5図は請求項2
に係るセンタ表示具の一実施例の使用状態を示す斜視
図、第6図から第11図までは第5図の実施例に係るセン
タ表示具を用いて水栓を取り付ける施工例について工程
順に示した各断面図、第12図及び第13図は別の実施例を
示す正面図、第14図は従来の工法により穿孔された壁孔
により継手を固定する状態を示す断面図である。 符号の説明 100…壁孔のセンタ表示具、10…突出部 11…ガイド孔、20…固定部、30…ホルソー 31…中心軸、40…壁材、41…壁孔 43…建築材(桟、柱等)、50…継手

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】桟、柱等の建築材の前面に立設された壁材
    に、前記建築材に取着される継手を出し入れするための
    壁孔を形成する際に使用される壁孔のセンタ表示具であ
    って、 前記桟、柱等の建築材に取着される固定部と、 この固定部に設けられ前記壁孔のセンタに位置して該壁
    材の表面側に露出する突出部とから構成されていること
    を特徴とする壁孔のセンタ表示具。
  2. 【請求項2】前記突出部の中心に、前記壁孔を穿孔する
    ホルソーの中心軸が挿入されるガイド孔を設けたことを
    特徴とする請求項1記載の壁孔のセンタ表示具。
JP1988054922U 1988-04-23 1988-04-23 壁孔のセンタ表示具 Expired - Lifetime JPH0634888Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988054922U JPH0634888Y2 (ja) 1988-04-23 1988-04-23 壁孔のセンタ表示具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988054922U JPH0634888Y2 (ja) 1988-04-23 1988-04-23 壁孔のセンタ表示具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0243117U JPH0243117U (ja) 1990-03-26
JPH0634888Y2 true JPH0634888Y2 (ja) 1994-09-14

Family

ID=31280836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988054922U Expired - Lifetime JPH0634888Y2 (ja) 1988-04-23 1988-04-23 壁孔のセンタ表示具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0634888Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0529768Y2 (ja) * 1987-10-07 1993-07-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0243117U (ja) 1990-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2775812A (en) Method of locating apertures for electrical outlet boxes in wallboard and means useful therein
CA2245058C (en) Construction material bearing numerical measurement indicia thereon
US9057460B2 (en) Plumbing supply line and drain line mounting and finish panel
US5615490A (en) Receptacle locator
US20070246116A1 (en) Drainage pipe slope measuring device
US4297823A (en) Hollow wall repair device
US8561312B2 (en) Receptacle having integrally formed protrusions for marking
US20040083617A1 (en) Method and structure for installing an electrical device box
JP4569431B2 (ja) 便器の設置位置決め用型紙
JPH0634888Y2 (ja) 壁孔のセンタ表示具
US8079556B2 (en) Lighting fixture mounting platform
CA2386618C (en) Window template
JP2655164B2 (ja) 継手収納ボックス用壁孔の穿孔治具
US5711082A (en) Fixture locator
JPH0718966Y2 (ja) 水平及び円管の中心点観測用レベル
JP2000017672A (ja) アンカーボルト位置出し具
US6283690B1 (en) Electrical box locating device
JPH09235764A (ja) ユニットバスルームとその施工方法
JP3133724U (ja) 水道排水配管工事用の配管パイプ角度固定用定規
JPH0215101Y2 (ja)
JP3502963B2 (ja) 配線器具取付枠
JPH09218037A (ja) レベル計
KR200348762Y1 (ko) 연결소켓삽입길이 표시하는 플라스틱파이프 수동절단기
JP2019117042A (ja) エアコンの室内機用据付板の位置決め具
US20220290781A1 (en) Method of providing a pipe passageway through a concrete slab