JP2000013353A - Ofdm信号復調装置 - Google Patents

Ofdm信号復調装置

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JP2000013353A JP10170999A JP17099998A JP2000013353A JP 2000013353 A JP2000013353 A JP 2000013353A JP 10170999 A JP10170999 A JP 10170999A JP 17099998 A JP17099998 A JP 17099998A JP 2000013353 A JP2000013353 A JP 2000013353A
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健一 土田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤り訂正の性能が向上されたOFDM信号復
調装置を提供する。 【解決手段】 OFDM信号復調装置をQAM系にあっ
てはパイロットシンボルから得られた参照シンボルの振
幅を軟判定のための信頼度情報として利用するよう構成
したり、差動系にあっては前シンボルの振幅を1に規格
化して差動復調して軟判定信号が可能なよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、OFDM(Ortho
gonal Frequency Division Multiplexing :直交周波数
分割多重)信号の復調装置に係り、特にその軟判定デー
タを得る復号装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】OFDM信号を受信し復号する場合、1
6QAM(Quadrature Amplitude Modulation) や64Q
AMなどのQAM系のディジタル変調方法においては、
図3に示すようにOFDM受信信号30の時間波形をF
FT(Fast Fourier Transform)回路31をへて各搬送波
毎の複素データを求め、これを別途パイロットシンボル
抽出回路32および各搬送波の参照シンボルを推定する
参照シンボル推定回路33を介して求めた振幅位相基準
データ(参照データ)を基準に、各搬送波毎に復調デー
タを等化する復調データ等化回路34において等化する
ことによって前述の複素データを補正し、得られた補正
複素データを各搬送波毎にデマッピング回路35で位相
空間上にデマッピングをすることによりビット毎の軟判
定データ36を得、これをビタビ復号器(図示されず)
などの軟判定復号回路に入力して軟判定復号を行ってい
た。なお一例として16QAMの場合の位相空間図を図
5に示す。
【0003】またDQPSK(Differential Quarternar
y Phase Shift Keying) などの差動復調系のディジタル
変調方法においては、図4に示すように図3と同様に、
OFDM受信信号40の時間波形をFFT回路41をへ
て各搬送波毎の複素データを求め、1シンボル遅延回路
42で求めた各搬送波の前シンボルと差動復調回路43
で各搬送波毎に差動復調を行い、得られた複素データを
デマッピング回路44を用いて位相空間上で各搬送波毎
にデマッピングして軟判定データ45を得、これをビタ
ビ復号器(図示されず)などの軟判定復号回路に入力し
て軟判定復号を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、マルチパスや
フェージングなどの妨害がある場合、遅延波のレベルや
遅延時間などの影響により伝送路の周波数特性が歪み、
OFDM信号の各搬送波の振幅位相特性が異なってく
る。例として、マルチパス妨害がある場合の伝送路の周
波数振幅特性を図6(b)に示す。この周波数振幅特性
はパイロットシンボルから推定して得たものである。振
幅の小さい搬送波においては、C/Nが低いため信頼性
が低いはずであるが、位相空間上の送信信号点に近いと
ころに受信シンボルがある場合や隣同士のシンボルでビ
ットが同じとき、つまり隣同士でビットが0である場合
や1である場合に、その間に受信シンボルがあると、
0.0または1.0と判定するため、信頼性が高くな
り、効果的な軟判定復号を行うことができなかった。
【0005】なお図6は伝送路の周波数特性を示す図で
(a)は妨害がない場合、(b)はマルチパス妨害があ
る場合で図の横軸は搬送波番号、縦軸は参照データの振
幅(任意単位)を示す。
【0006】本発明は上述の課題を解決するため、QA
M系の復調方法においてはパイロットシンボルから得ら
れた参照シンボルの振幅を軟判定のための信頼度情報と
して利用することの可能な、また差動系の復調方法にお
いては前シンボルの振幅を1に規格化して差動復調して
軟判定復号を行うことの可能なOFDM信号復調装置を
提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】これら目的を達成するた
め、QAM系にかかるOFDM信号を復調する本発明第
1のOFDM信号復調装置は、当該装置が:OFDM信
号を復調するOFDM信号復調装置において、当該装置
が:受信OFDM信号から各搬送波の複素データを得る
FFT回路と;得られた複素データからフレーム構成の
うちパイロットシンボルの位置に相当する複素データを
抽出するパイロットシンボル抽出回路と;抽出されたパ
イロットシンボルから各搬送波の振幅位相基準となる参
照シンボルを推定する参照シンボル推定回路と;前記F
FT回路によって得られた各搬送波の複素データの振幅
および位相を前記参照シンボル推定回路によって得られ
た参照シンボルにより等化する復調データ等化回路とを
具備し、参照シンボル推定回路によって得られた参照シ
ンボルを軟判定復号の信頼度情報として利用するよう構
成したことを特徴とするものである。
【0008】また、QAM系にかかるOFDM信号を復
調する本発明第2のOFDM信号復調装置は、当該装置
が:OFDM信号を復調するOFDM信号復調装置にお
いて、当該装置が:受信OFDM信号から各搬送波の複
素データを得るFFT回路と;得られた複素データから
フレーム構成のうちパイロットシンボルの位置に相当す
る複素データを抽出するパイロットシンボル抽出回路
と;抽出されたパイロットシンボルから各搬送波の振幅
位相基準となる参照シンボルを推定する参照シンボル推
定回路と;前記FFT回路によって得られた各搬送波の
複素データの振幅および位相を前記参照シンボル推定回
路によって得られた参照シンボルにより等化する復調デ
ータ等化回路と;前記復調データ等化回路の出力である
複素データを送信シンボル点へシンボル判定するシンボ
ル判定回路と;該シンボル判定回路の出力を前記参照シ
ンボル推定回路によって推定された参照シンボルにより
伝送路の周波数特性をかけてシンボルの値を変換するシ
ンボル変換回路と;前記参照シンボルの振幅を1に規格
化しこれで前記FFT回路の出力複素データを補正する
復調データ補正回路と;前記シンボル変換回路および前
記復調データ補正回路両出力を使用して各搬送波の信頼
度を計算する信頼度計算回路と;該計算回路から得られ
た値を前記シンボル判定回路によりシンボル判定された
各ビットの信頼度とする信頼度付加回路とを具備し、該
信頼度付加回路の出力を軟判定データとするよう構成さ
れたことを特徴とするものである。
【0009】さらにまた差動ディジタル変調にかかるO
FDM信号を復調する本発明第3のOFDM信号復調装
置は、当該装置が:受信OFDM信号から各搬送波の複
素データを得るFFT回路と;各搬送波の受信シンボル
を1シンボル遅延させる1シンボル遅延回路と;遅延さ
れた受信シンボルの振幅を1に規格化するシンボル振幅
規格化回路と;前記FFT回路および前記規格化回路両
出力の出力信号を用いて複素データを差動復調する差動
復調回路とを具備し、該差動復調回路で得られた複素デ
ータのI軸およびQ軸のレベルを軟判定復号の信頼度情
報として使用するよう構成したことを特徴とするもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照し実施例によ
り本願発明の実施の形態を詳細に説明する。図1にQA
M系のディジタル変調方法に係る本発明OFDM信号復
調装置第1の実施例構成ブロック線図を示す。参照番号
10はOFDMの受信信号であり、ノイズのような波形
のOFDM信号が入力される。ブロック番号11 はOF
DM受信信号を復調するためのFFT回路である。ブロ
ック番号12はフレームの中からパイロットシンボルを
抽出するためのパイロットシンボル抽出回路、ブロック
番号13は離散されて挿入されているパイロットシンボ
ルから各キャリアの振幅位相基準となる参照データを推
定するための参照シンボル推定回路である。ブロック番
号14は参照シンボル推定回路13から得られた参照シ
ンボルによってFFT回路11から得られた各搬送波の
シンボル(複素データ)の振幅および位相を補正(等
化)する復調データ等化回路である。ブロック番号15
は復調データ等化回路14で得られた複素データをデマ
ッピングし軟判定データを得るためのデマッピング回路
である。ブロック番号16は参照シンボル推定回路13
から各搬送波の信頼度を計算する信頼度計算回路であ
る。ブロック番号17はデマッピング回路15によって
得られた軟判定データを信頼度計算回路16によって得
られた信頼度によって、各搬送波毎に各ビットの信頼度
を補正する信頼度補正回路である。参照番号18は信頼
度補正回路17によって補正された軟判定データであ
る。この軟判定データがビタビ軟判定復号器などの軟判
定誤り訂正回路(図示されず)に入力される。なお、本
復調装置の構成では、周波数同期やフレーム同期などの
同期回路やクロック再生回路および周波数インターリー
ブ、時間インターリーブなどのインターリーブ回路、誤
り訂正以降の復号回路などは省略している。
【0011】次に図1に従って本発明第1の実施例の動
作を説明する。まずOFDM受信信号10をFFT回路
11によってFFTし各搬送波の複素データを得る。F
FT回路11によって得られた複素データからパイロッ
トシンボル抽出回路12によって、フレーム構成のうち
パイロットシンボルの位置に相当する複素データを抽出
する。例えば、図7(a)のように、フレーム構成のな
かにパイロットシンボルが分散して挿入されている場合
は(図の白ヌキ丸印はデータシンボル、黒丸印はパイロ
ットシンボルを示している)、パイロットシンボルの位
置に相当する受信シンボル(複素データ)を抽出する。
図7(b)のフレーム構成の場合は、時間方向に周期的
に挿入されているパイロットシンボルを抽出する。16
QAMや64QAMなどのQAM系変調方法において
は、QAMの各シンボルを判定するために振幅位相の基
準となるシンボル(参照シンボル)が必要であるため、
参照シンボル推定回路13において回路12で抽出され
たパイロットシンボルから各搬送波の参照シンボルを推
定する。
【0012】例えば、図7(a)のようなフレーム構成
の場合、時間方向には受信されたパイロットシンボルの
値をそのままホールドしたり、直線補完したりし、周波
数方向には、受信されたパイロットシンボルの値をFI
R(Finite Impulse Response:有限インパルス応答)フ
ィルターなどのLPF(Low Pass Filter) によってフィ
ルタリングすることによってパイロットシンボルが送信
されている搬送波間の搬送波の参照シンボルを推定する
方法などがある。また、図7(b)のフレーム構成の場
合は、受信したパイロットシンボルをそのまま参照シン
ボルとしてもよいし、時間方向に線形補完して求めても
よい。図6は分散されて挿入されているパイロットシン
ボルから推定して得られた伝送路の周波数特性(振幅)
の例を示している。
【0013】図6(a)は妨害がない場合の例であり、
送信したパイロットシンボルによって規格化しているた
め振幅は1である。図6(b)は、マルチパス妨害があ
る場合の伝送路の周波数特性(振幅)の例を示してい
る。マルチパス妨害があると、遅延波の振幅と遅延時間
などによって伝送路の周波数特性が乱れ、振幅が0に近
い搬送波がある場合がある。このような搬送波で受信さ
れるデータは、C/Nが低いため信頼性が低く、誤り易
い搬送波であると見ることができる。
【0014】次に、回路14においては、FFT回路1
1によって得られた各搬送波の複素データを回路13に
よって得られた参照シンボルによって伝送路特性を補正
(つまり等化)し、補正後の複素データ(シンボル)を
得る。i番目のキャリアの複素データを(Xdi,Yd
i)と表すことにする。得られた複素データをデマッピ
ング回路15によってデマッピングし軟判定データを得
る。例えば、各搬送波が16QAMで変調されている場
合は図5に示すような位相空間図となる。図5の横軸は
Iデータに相当し、縦軸はQデータに相当する。データ
シンボルを白ヌキ丸で示し、パイロットシンボルを黒丸
で示している。16QAMの場合、デジタル信号は24
=16個のシンボルで伝送される。ビットをb0,b
1,b2,b3で表すと、1シンボルは(b0,b1,
b2,b3)と表される。なお、ここではb0,b2が
Iデータに対応し、b1,b3がQデータに対応してい
る。回路14により得られた複素データの実部をIデー
タ、虚部をQデータとすると、得られた複素データはこ
の位相空間上に存在する。
【0015】デマッピング回路15によるデマッピング
の例を図8に示す。図8の横軸は、図5のI軸およびQ
軸を表す。図8(a)において、データシンボルのI軸
データを(b0,b2)、Q軸データを(b1,b3)
と表すとI軸データ、Q軸データとも(1,0)は−
3,(1,1)は−1,(0,1)は1,(0,0)は
3となる。I軸データの(b0,b2)およびQ軸デー
タの(b1,b3)の各ビットを分けて考えると、デー
タシンボルが−3のとき、b0,b1は1でb2,b3
は0、データシンボルが−1のときb0,b1は1でb
2,b3は1、データシンボルが1のときb0,b1は
0でb2,b3は1、データシンボルが3のときb0,
b1は0でb2,b3は0となる。図8(b)の縦軸は
受信シンボルのI軸のレベルまたはQ軸のレベルに対す
るb0、またはb1の軟判定出力であり、図8(c)は
同様にb2、またはb3の軟判定出力である。
【0016】回路14から得られたIデータ、Qデータ
は実数(実際の回路では8ビットなどに量子化された
値)であり、図8(b)及び図8(c)によってIデー
タ、Qデータに対応するb0,b1,b2,b3の軟判
定データ(実数、例えば0〜1の実数、実際には3から
4ビットに量子化された値)を得る(硬判定の場合は0
または1の値)。図8(b)及び図8(c)の場合、隣
同士0のビットにおいては軟判定データは0.0であ
り、同様に隣同士1のビットにおいては軟判定データは
1.0である。隣同士で0と1で異なる場合、図8の例
では、その軟判定データは直線的に変わる。例えば、複
素データが(I,Q)=(0.6,1.2)の場合、軟
判定データは(b0,b1,b2,b3)=(0.2,
0.0,1.0,0.9)となる。この値が回路17に
渡される。回路16では、回路13によって推定された
参照シンボルから各搬送波の信頼度を計算する。回路1
3によって伝送路の周波数特性が分かるので、回路16
による信頼度(Rpi)の計算方法としては、各搬送波
に相当する参照シンボル(Xiref, Yiref) の振幅を信頼
度とする方法がある。つまり、i番目の搬送波の信頼度
Rpiとして、次式を用いる。
【数1】
【0017】参照シンボルの振幅が小さければ、その搬
送波のC/Nは低いので信頼性が低く、振幅が大きけれ
ば信頼性が高いことになる。デマッピング回路15によ
って得られた軟判定データと信頼度計算回路16によっ
て得られた各搬送波毎の信頼度情報を使って軟判定デー
タの信頼度を信頼度補正回路17によって補正する。回
路16によって得られた値が小さいときは信頼性が低い
ので、軟判定データとしては0または1である確からし
さが低いことを意味する。つまり0.5に近づけるべき
であると考えられる。よって、信頼度補正回路17の計
算方法としては例えば、デマッピング回路15によって
得られた値から0.5を引き、信頼度計算回路16によ
って得られた値を掛け、その後0.5を足すという方法
がある。つまり、次式で表される補正を行う。 bion=(biin −0.5)×Rpi +0.5 n=0,1,2,3 (16Q
AMの場合) ここで、bionはi番目の搬送波で、n番目のビットの補
正後の軟判定データ、biinはi番目の搬送波で、n番目
のビットの補正前の軟判定データ、Rpiはi番目のキ
ャリアの信頼度である。補正回路17によって補正され
た軟判定データ18はビタビ軟判定復号器などの軟判定
誤り訂正復号回路に入れる。
【0018】参照シンボル推定回路13は、本実施例で
は、送信側のパイロットシンボルで受信側のパイロット
シンボルを規格化しているため振幅が1であるが、送信
側のパイロットシンボルで規格化しなくてもよいし、各
搬送波の受信シンボルを全搬送波で平均化した値を基準
としてもよいし、各搬送波の受信シンボルを全搬送波時
間方向に平均化した値を基準としてもよい。
【0019】信頼度計算回路16は、本実施例では、受
信パイロットシンボルから推定して得た参照シンボルの
振幅を信頼度Rpiとしたが、信頼度が1以上の場合は
1に固定してもよい。また、振幅の2乗を信頼度として
もよい。もちろんこの場合も信頼度が1以上の場合は1
に固定してもよい。各搬送波の信頼度を計算する際、回
路13で各搬送波の受信シンボルを全搬送波時間方向に
平均化していない場合、回路16で平均化した後、その
値を基準として規格化した参照シンボルの振幅などを信
頼度としてもよい。
【0020】信頼度計算回路16によって信頼度Rpi
を求める際、参照シンボル推定回路13によって得られ
た参照シンボルとパイロットシンボル抽出回路によって
得られたパイロットシンボルとの差(ユークリッド距
離)が予め定めた閾値より大きい搬送波およびその搬送
波近傍の搬送波においては、信頼度Rpiを0としても
よい。参照シンボルの平均振幅が1の場合、前記閾値は
例えば0.5とする。
【0021】QAM系のディジタル変調方法に係る本発
明OFDM信号復調装置第2の実施例構成ブロック線図
を図12に示す。図1との構成の違いは、デマッピング
回路15がシンボル判定回路125に代わったこと、復
調データ補正回路127が追加されたこと、シンボル変
換回路126が追加されたこと、各搬送波の信頼度計算
回路129の内容が変更されたこと、各ビットの信頼度
補正回路17が信頼度付加回路128に変わったことで
ある。各部分について、図12に基づき動作を説明す
る。
【0022】復調データ等化回路124で等化された複
素データ(Xdi,Ydi)はシンボル判定回路125
へ入力される。回路125では入力された複素データを
送信シンボル点へシンボル判定する。ここでシンボル判
定された複素データを
【外1】 とする。例えば、16QAMの場合、
【外2】 は、−3,−1,1,3のうちの1つの値をとる。シン
ボル変換回路126は、回路125からの複素データを
参照シンボル推定回路123によって得られた伝送路の
推定値によって変換する。つまり、回路125からの複
素データ
【外3】 に、推定した伝送路特性をかける。その結果の複素デー
タを
【外4】 とする。
【0023】一方、複素データ補正回路127では回路
123から得られた参照シンボルの振幅を1に規格化し
(位相情報は保持)複素データを得る。得られた復調デ
ータを(Xhi,Yhi)とする。信頼度計算回路12
9では回路126からの複素データと回路127からの
複素データによって、i番目の搬送波の信頼度Rpiを
計算する。i番目の搬送波の信頼度Rpiとしては、次
式を用いる。
【数2】 この値を、各ビットの信頼度付加回路128に入力し、
信頼度計算回路129から得られた値を回路125によ
ってシンボル判定された各ビットの信頼度とし軟判定デ
ータ130とする。このデータをビタビ軟判定復号器な
どの軟判定誤り訂正復号回路(図示されず)に入れ軟判
定復号を行う。
【0024】次に、差動系のディジタル変調方法に係る
本発明OFDM信号復調装置第3の実施例構成ブロック
線図を図2に示す。参照番号20は受信信号であり、ノ
イズのような波形のOFDM信号が入力される。ブロッ
ク番号21はOFDMを復調するためのFFT回路であ
る。ブロック番号22は差動復調を行うため、各搬送波
の受信シンボルを1シンボル遅延させる1シンボル遅延
回路である。ブロック番号23は遅延された受信シンボ
ルの振幅を1に規格化する受信シンボル振幅規格化回路
である。ブロック番号24はFFT回路21から得られ
た各搬送波のシンボル(複素データ)を回路23から得
られた前シンボルの振幅を1に規格化した複素データで
割ることによって差動復調を行う差動復調回路である。
ブロック番号25は得られた複素データをデマッピング
し軟判定データを得るためのデマッピング回路である。
この回路によって得られた軟判定データ26がビタビ軟
判定復号器などの軟判定誤り訂正回路(図示されず)に
入力される。なお、この図も図1と同様、同期回路、イ
ンターリーブ回路、誤り訂正以降の復号回路などは省略
している。
【0025】次に図2に従ってこの実施例の動作を説明
する。まずOFDMの受信信号20をFFT回路21に
よってFFTし各搬送波の複素データを得る。FFT回
路21によって得られた複素データから1シンボル遅延
回路22によって、各搬送波の受信シンボルを1シンボ
ル遅延させ、回路23によって1シンボル遅延させた受
信シンボル(複素データ)の振幅を1に規格化する。つ
まり、次式のように変換する。
【数3】
【0026】ここで、(Xni,s-1,Yni,s-1 )はi番
目の搬送波で(s−1)番目の受信シンボルの振幅を1
に規格化した複素データ、(Xi,s-1,i,s-1 )はi番
目の搬送波で(s−1)番目の受信シンボルである。次
にブロック番号24の差動復調回路によって差動復調を
行う。この際、ブロック番号21によって得られた各搬
送波の複素データ(Xi,s-1,i,s-1 )をブロック番号
23の回路によって得られた複数データ(Xni,s-1,
i,s-1 )で除算することにより、差動復調後の複素デ
ータ(Xdi,s ,Ydi,s )を求める。この複素データ
は次式で求められる。
【数4】 得られた複素データ(Xdi,s ,Ydi,s )をブロック
番号25のデマッピング回路によってデマッピングし軟
判定データを得る。デマッピングの例を図11に示す。
【0027】図11において横軸はI軸およびQ軸を表
す。図11(a)において、送信データシンボルのIデ
ータを(b0)、Qデータを(b1)とすると、Iデー
タ、Qデータとも(1)のときは−1,(0)のときは
1である。図11(b)の縦軸は受信シンボルのIデー
タのレベルまたはQデータのレベルに対するb0または
b1の軟判定出力である。デマッピング回路で得られた
軟判定データはビタビ軟判定復号器などの軟判定誤り訂
正復号回路に入れ軟判定復号を行う。
【0028】最后にQAM系のディジタル変調方法に係
り、さらにインターリーブ回路がある場合の本発明OF
DM信号復調装置の第4の実施例構成ブロック線図を図
9に示す。64QAMなどの多値変調方法で復号しイン
ターリーブを行い軟判定データを得る場合、軟判定デー
タとしては通常3ビットから4ビット必要であるため、
デマッピングした後のビット数は18ビットから24ビ
ットとビット数が多くなる。一方、複素データはIデー
タ、Qデータとも6〜8ビット程度なので12ビットか
ら16ビット程度となる。よってインターリーブ回路は
デマッピング回路よりも先の複素データの段階で行った
方が回路規模が小さくてよいと考えられる。第4の実施
例の場合、64QAMの場合でも、Iデータ、Qデータ
はそれぞれ6ビット程度でよいと考えられ、また、信頼
度情報は4ビット程度でよいと考えられるので、複素デ
ータのビット数は各搬送波当たり16ビットとなり、従
来のインターリーブ回路と同程度の規模で実施できると
考えられる。
【0029】図10にインターリーブ回路で使用するR
AMの1ワードを16ビットとした場合の1ワードのビ
ットの使い方の例を示す。このように、各搬送波毎に複
素データと信頼度情報を1つのワードとして扱うことに
より、本発明実施例の場合でも従来と同様にインターリ
ーブを行うことができる。図9は、インターリーブ回路
がある場合の実施例であり、ブロック番号94の復調デ
ータ等化回路とデマッピング回路97の間にインターリ
ーブ回路95があり、各搬送波毎に複素データと信頼度
情報を一緒に扱ってインターリーブを行うことができ
る。この例では、1ワード16ビットの場合を示した
が、16ビットを8ビットずつに分割し、1ワード8ビ
ットのRAMをパラレルに使用することにより、同様に
実施することができる。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明してきたように、本発明
装置によれば、OFDM信号を受信し復号する場合、マ
ルチパス妨害やフェージング妨害があっても、軟判定誤
り訂正復号を効果的に行うことが可能なOFDM信号復
調装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】QAM系のディジタル変調方法に係る本発明装
置第1の実施例構成ブロック線図である。
【図2】差動系のディジタル変調方法に係る本発明装置
第3の実施例構成ブロック線図である。
【図3】QAM系のディジタル変調方法に係る従来例装
置の構成ブロック線図である。
【図4】差動系のディジタル変調方法に係る従来例装置
の構成ブロック線図である。
【図5】16QAMの位相空間図の例を示す図である。
【図6】伝送路の周波数特性で、(a)は妨害がない場
合、(b)はマルチパス妨害がある場合の例を示す。
【図7】OFDMフレーム構成例1(a)、構成例2
(b)をそれぞれ示す。
【図8】16QAMの場合の受信シンボルとビットの関
係(a)、16QAMの場合の受信シンボルとb0,b
1の軟判定データの対応例(b)、16QAMの場合の
受信シンボルとb2,b3の軟判定データの対応例
(c)を示す図である。
【図9】QAM系のディジタル変調方法に係り、さらに
インターリーブ回路がある場合の本発明装置第4の実施
例構成ブロック線図である。
【図10】RAMの1ワードへの複素データ割り当て方
法の従来例(a)と本発明例(b)を示す。
【図11】DQPSKの場合の受信シンボルとビットの
関係(a)と受信シンボルb0,b1軟判定データの対
応例(b)を示す。
【図12】QAM系のディジタル変調方法に係る本発明
装置第2の実施例構成ブロック線図である。
【符号の説明】
10,20,30,40,90,120 OFDM受信
信号 11,21,31,41,91,121 FFT回路 12,32,92,122 パイロットシンボル抽出回
路 13,33,93,123 参照シンボル推定回路 14,34,94,124 復調データ等化回路 15,25,35,44,97 デマッピング回路 16,96,129 信頼度計算回路 17,98 信頼度補正回路 18,26,36,45,99,130 軟判定データ 22,42 1シンボル遅延回路 23 受信シンボル振幅規格化回路 24,43 差動復調回路 95 インターリーブ回路 98 信頼度補正回路 125 シンボル判定回路 126 シンボル変換回路 127 復調データ補正回路 128 信頼度付加回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 徹 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 上原 道宏 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 土田 健一 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 5K004 AA08 JA02 JB01 JG01 JH02 5K022 DD01 DD18 DD19 DD33 DD34

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 OFDM信号を復調するOFDM信号復
    調装置において、当該装置が:受信OFDM信号から各
    搬送波の複素データを得るFFT回路と;得られた複素
    データからフレーム構成のうちパイロットシンボルの位
    置に相当する複素データを抽出するパイロットシンボル
    抽出回路と;抽出されたパイロットシンボルから各搬送
    波の振幅位相基準となる参照シンボルを推定する参照シ
    ンボル推定回路と;前記FFT回路によって得られた各
    搬送波の複素データの振幅および位相を前記参照シンボ
    ル推定回路によって得られた参照シンボルにより等化す
    る復調データ等化回路とを具備し、参照シンボル推定回
    路によって得られた参照シンボルを軟判定復号の信頼度
    情報として利用するよう構成したことを特徴とするOF
    DM信号復調装置。
  2. 【請求項2】 前記装置がさらに:前記復調データ等化
    回路の出力である複素データから軟判定データを得るた
    めのデマッピング回路と;前記参照シンボル推定回路に
    よって推定された参照シンボルから各搬送波の信頼度を
    計算する信頼度計算回路と;該計算回路から得られた信
    頼度情報を使用して前記軟判定データを補正する信頼度
    補正回路とを具備することを特徴とする請求項1記載の
    OFDM信号復調装置。
  3. 【請求項3】 前記信頼度計算回路の出力が平均レベル
    を超える場合には、前記信頼度補正回路で補正を行わな
    いことを特徴とする請求項2記載のOFDM信号復調装
    置。
  4. 【請求項4】 前記信頼度計算回路において、参照シン
    ボル推定回路によって推定された参照シンボルと、パイ
    ロットシンボル抽出回路によって抽出されたパイロット
    シンボルとのユークリッド距離が予め定めた閾値より大
    きい場合は、その搬送波近傍の信頼度を0とすることを
    特徴とする請求項2記載のOFDM信号復調装置。
  5. 【請求項5】 OFDM信号を復調するOFDM信号復
    調装置において、当該装置が:受信OFDM信号から各
    搬送波の複素データを得るFFT回路と;得られた複素
    データからフレーム構成のうちパイロットシンボルの位
    置に相当する複素データを抽出するパイロットシンボル
    抽出回路と;抽出されたパイロットシンボルから各搬送
    波の振幅位相基準となる参照シンボルを推定する参照シ
    ンボル推定回路と;前記FFT回路によって得られた各
    搬送波の複素データの振幅および位相を前記参照シンボ
    ル推定回路によって得られた参照シンボルにより等化す
    る復調データ等化回路と;前記復調データ等化回路の出
    力である複素データを送信シンボル点へシンボル判定す
    るシンボル判定回路と;該シンボル判定回路の出力を前
    記参照シンボル推定回路によって推定された参照シンボ
    ルにより伝送路の周波数特性をかけてシンボルの値を変
    換するシンボル変換回路と;前記参照シンボルの振幅を
    1に規格化しこれで前記FFT回路の出力複素データを
    補正する復調データ補正回路と;前記シンボル変換回路
    および前記復調データ補正回路両出力を使用して各搬送
    波の信頼度を計算する信頼度計算回路と;該計算回路か
    ら得られた値を前記シンボル判定回路によりシンボル判
    定された各ビットの信頼度とする信頼度付加回路とを具
    備し、該信頼度付加回路の出力を軟判定データとするよ
    う構成されたことを特徴とするOFDM信号復調装置。
  6. 【請求項6】 差動ディジタル変調されたOFDM信号
    を復調するOFDM復調装置において、当該装置が:受
    信OFDM信号から各搬送波の複素データを得るFFT
    回路と;各搬送波の受信シンボルを1シンボル遅延させ
    る1シンボル遅延回路と;遅延された受信シンボルの振
    幅を1に規格化するシンボル振幅規格化回路と;前記F
    FT回路および前記規格化回路両出力の出力信号を用い
    て複素データを差動復調する差動復調回路とを具備し、
    該差動復調回路で得られた複素データのI軸およびQ軸
    のレベルを軟判定復号の信頼度情報として使用するよう
    構成したことを特徴とするOFDM信号復調装置。
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