JP2000013115A - 積層型誘電体共振器 - Google Patents

積層型誘電体共振器

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JP2000013115A
JP2000013115A JP10194996A JP19499698A JP2000013115A JP 2000013115 A JP2000013115 A JP 2000013115A JP 10194996 A JP10194996 A JP 10194996A JP 19499698 A JP19499698 A JP 19499698A JP 2000013115 A JP2000013115 A JP 2000013115A
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dielectric
dielectric resonator
resonator
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Kenji Yoshimori
健二 吉森
Toshihiro Yasuda
寿博 安田
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層型誘電体共振器のQ特性を良好に保って
低背化することは困難であった。 【解決手段】 第1及び第2の主面6、7と第1、第
2、第3及び第4の側面とを有するセラミック誘電体1
の中にストリップライン導体層2を設ける。誘電体1の
外周面にグランド導体層4と端子導体層5とを設ける。
ストリップライン導体層2の一端を端子導体層5に接続
し、他端をグランド導体層4に接続する。ストリップラ
イン導体層2を第1の側面から第2の側面に向って直線
的に延びるように配置すると共に、第3及び第4の側面
に平行に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯用電話機等に使
用される積層型誘電体共振器に関する。
【0002】ストリップライン導体層を誘電体に埋設
し、誘電体の外周面にグランド導体層と端子導体層とを
設け、ストリップライン導体層の一端を端子導体層に接
続し、ストリップライン導体層の他端をグランド導体層
に接続した構造の積層型誘電体フイルタは公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通信機器の
小型化に伴い、誘電体共振器の小型化、低背化が要求さ
れている。しかし、共振器の特性劣化を防いで小型化、
低背化を図ることが困難であった。即ち、従来の積層型
誘電体共振器のストリップライン導体層はこの主面が共
振器を取り付けるプリント回路基板の主面に対して平行
になるように配置されている。ストリップライン導体層
がこのように配置された共振器の低背化を図るためには
誘電体の高さを低くすることが必要になる。しかし、誘
電体の高さを低くすると、ストリップライン導体層を囲
む誘電体の体積が減少し、共振器の損失が増大即ちQの
低下を招いた。
【0004】そこで、本発明の目的は、特性の低下を抑
制して小型化又は低背化を図ることができる積層型誘電
体共振器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、上記
目的を達成するための本発明は、6面体形状の誘電体
と、前記誘電体に埋設された少なくとも1つのストリッ
プライン導体層と、前記誘電体の外周面に設けられたグ
ランド導体層と、前記誘電体の外周面に配置され且つ前
記ストリップライン導体層に結合された端子導体層とを
備え、前記誘電体は互いに対向する第1及び第2の主面
と前記第1及び第2の主面間において互いに対向してい
る第1及び第2の側面と前記第1及び第2の主面間にお
いて互いに対向し且つ前記第1及び第2の側面に対して
直角に配置されている第3及び第4の側面を有し、前記
第1の主面を共振器支持体に対向させるように形成され
た積層型誘電体共振器であって、前記ストリップライン
導体層は所定の厚みと所定の幅を有して前記第1の側面
側から前記第2の側面側に向って直線的に延びており、
前記ストリップライン導体層の一対の主面は前記誘電体
の前記第3及び第4の側面に対して平行に配置されてい
ることを特徴とする積層型誘電体共振器に係わるもので
ある。なお、請求項2に示すように端子導体層とストリ
ップライン導体層とを容量結合するための導体層を設け
ることができる。また、請求項3に示すように波長短縮
用導体層を誘電体の内部に設けることができるまた、請
求項4に示すように誘電体の外に波長短縮用導体層を設
けることができる。また、請求項5に示すように端子導
体層を第1の側面に設けると共に第1及び第2の主面の
一方又は両方に延在するように設け、波長短縮効果を得
ることができる。また、請求項6に示すようにグランド
導体層に対向するように波長短縮用導体層を誘電体の内
部に設けることができる。また、請求項7に示すように
誘電体の内部に内部グランド導体層を設けることができ
る。
【0006】
【発明の効果】各請求項の発明によれば、ストリップラ
イン導体層の一対の主面が誘電体の側面に対して平行に
配置されているので、ストリップライン導体層の一対の
主面に平行な方向において誘電体層の厚みが増大しても
共振器の低背化が妨害されない。従って、本発明によれ
ば、ストリップライン導体層の側面に平行な方向におけ
る誘電体層の厚みを十分に保つことによって共振器の特
性(特にQ)を良好に保って低背化を図ることができ
る。また、請求項2によれば、トラップ特性を得ること
ができる。また、請求項3〜6の発明によれば、波長短
縮効果を容易に得ることができる。なお、波長短縮効果
とは、ストリップライン導体層の長さによって理論的に
決定される基本波の波長よりも長い波長において共振状
態を得ることができる効果である。従って、波長短縮効
果があると、ストリップライン導体層を理論値(λ/
4)よりも短く形成することができる。
【0007】
【実施形態及び実施例】次に、本発明の実施形態及び実
施例を説明する。
【0008】
【第1の実施例】図1〜図10に示す第1の実施例の積
層型誘電体共振器は、セラミック誘電体1と、ストリッ
プライン導体層2と、波長短縮用導体層3a、3bと、
グランド導体層4と、端子導体層5とから成る。
【0009】誘電体1は複数のグリーンシート(磁器生
シート)を積層して焼成したものから成り、第1及び第
2の主面6、7と、第1、第2、第3及び第4の側面
8、9、10、11とを有し、全体として6面体即ち直
方体に形成されている。図9は誘電体1をグリーンシー
トに対応させて第1、第2、第3、第4及び第5の誘電
体層1a、1b、1c、1d、1eに分解して示すもの
である。厚みを省いて点々を付して説明的に示すストリ
ップライン導体層2は第3の誘電体層1cの主面に水平
に延びるように配置されている。同様に厚みを省いて点
々を付して説明的に示す第1及び第2の波長短縮用導体
層3a、3bは第2及び第4の誘電体層1b、1dの表
面に垂直に延びるように配置されている。従って、第1
及び第2の波長短縮用導体層3a、3bは誘電体層1
c、1dを介してストリップライン導体層2に対向する
部分を有し、両者間に容量を得ることができる。なお、
導体層1、3a、3bは導電性ペーストをグリーンシー
トに印刷し、グリーンシートを積層して焼成することに
よって得る。
【0010】誘電体1の第1の主面6は、図3に示すよ
うに共振器取付用回路基板12の主面に対向する面であ
る。なお、回路基板12には誘電体共振器のグランド導
体層4を接続するための導体層13と端子導体層5を接
続するための導体層14が設けられている。
【0011】ストリップライン導体層2は幅W1 、長さ
L1 を有し、誘電体1のほぼ中央に配置され、第1の側
面8からこれに対向する第2の側面9に至るように直線
的に延びている。このストリップライン導体層2は平板
状であって互いに対向する対の主面2a、2bと対の側
面2c、2dと対の端面2e、2fとを有する。対の主
面2a、2b間の距離即ち導体層2の厚みは幅W1 より
も小さい。このストリップライン導体層2の一方の端面
2eは図7に示すように誘電体1の第1の側面8に露出
し、他方の端面2fは図8に示すように誘電体1の第2
の側面9に露出している。また、ストリップライン導体
層2の対の主面2a、2bは誘電体1の第3及び第4の
側面10、11に平行に配置されている。従って、スト
リップライン導体層2の対の主面2a、2bは、誘電体
1の取付面側の第1の主面6に対して垂直に配置されて
いる。ストリップライン導体層2の一端面2eは端子導
体層5に接続され、他端面2fはグランド導体層4に接
続されている。
【0012】グランド導体層4は、誘電体1の第2、第
3及び第4の側面9、10、11の全部、及び誘電体1
の第1及び第2の主面6、7と第1及び第2の側面8、
9の大部分に形成されている。即ち、グランド導体層4
は端子導体層5とこれを囲む分離領域15とを除いた誘
電体1の外周面に形成されている。波長短縮用導体層3
a、3bの一端は誘電体1の第2の主面7に露出してグ
ランド導体層4に接続され、これ等の他端は誘電体1の
第1の主面6に露出してグランド導体層4に接続されて
いる。
【0013】端子導体層5は誘電体1の第1の側面8の
中央において第1の主面6から第2の主面7に向って直
線的に延びるように帯状に形成されている。なお、グラ
ンド導体層4及び端子導体層5は導電性ペーストを印刷
して焼成したものである。
【0014】図10は図1の誘電体共振器の等価回路2
0とこの等価回路20の信号伝送路21に対する接続を
示す。共振器等価回路20においてストリップライン導
体層2はインダクタンスLとコンデンサCとの並列回路
で示されている。コンデンサC1 は第1及び第2の波長
短縮用導体層3a、3bとストリップライン導体層2と
の間の容量を示す。波長短縮用コンデンサC1 はストリ
ップライン導体層2の等価コンデンサCに並列に接続さ
れる。波長短縮用導体層3a、3bが設けられているの
で、ストリップライン導体層2の長さL1 は共振周波数
の基本波の波長λの1/4よりも少し短く設定され、共
振器の小型化が図られている。なお、破線で示すコンデ
ンサC2 は後述の実施例に係わるものである。
【0015】図11は図1の誘電体共振器を図10に示
すように外部接続のコンデンサCa、Cb を介して信号
伝送路21に接続した場合の周波数と減衰量との関係を
示す特性図である。
【0016】上述から明らかなように本実施例は次の効
果を有する。 (1) ストリップライン導体層2の対の主面2a、2
bを第3及び第4の側面10、11に平行にしたので、
ストリップライン導体層2と第3及び第4の側面10、
11との間の誘電体層の厚みを十分に大きくしてQ特性
の向上を図ることができる。即ち、誘電体1の第1及び
第2の主面6、7間の距離即ち高さの増大を伴なわない
でQ特性を向上させることができる。従って、低背化さ
れているにも拘らず、特性劣化を伴なわない誘電体共振
器を提供することができる。 (2) 波長短縮用導体層3a、3bの作用によってス
トリップライン導体層2の長さL1 を短くして共振器の
小型化を図ることができる。
【0017】
【第2の実施例】次に、図12及び図13を参照して第
2の実施例の誘電体共振器を説明する。但し、第2の実
施例を示す図12及び図13並びに第3〜第5の実施例
を示す図14〜図22において図1〜図9と実質的に同
一の部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
また、第2〜第5の実施例の説明において、第1の実施
例と共通する部分は図1〜図9も参照する。
【0018】図12及び図13に示す第2の実施例の誘
電体共振器は、第1の実施例の端子導体層5に第1及び
第2の主面6、7への延長部5a、5bを設けた他は第
1の実施例と同一に構成したものである。延長部5a、
5bを設けると、これがグランド導体層4に近くなり、
これ等の間の容量が図10で破線で示す等価コンデンサ
C2 として働き、波長短縮効果を得ることができる。な
お、第2の実施例は第1の実施例と同一の効果も有す
る。
【0019】
【第3の実施例】図14及び図15に示す第3の実施例
の誘電体共振器は、波長短縮用導体層3a、3bを片持
ち状態に配置し、第3又は第4の側面10、11側から
見てストリップライン導体層2との境界となる領域30
を先端部分に比べて短くし、また、ストリップライン導
体層2の両端領域31、32の幅を広くし、この他は第
1の実施例と同一に構成したものである。波長短縮用導
体層3a、3bに細い領域30を設けると、波長短縮用
導体層3a、3bとストリップライン導体層2との間の
パターンずれが生じても両者間の容量変化を小さく保つ
ことができる。また、ストリップライン導体層2の両端
領域31、32の幅を広くすると、積層ずれ等による共
振周波数変動を抑えることができる。なお、第3の実施
例は第1の実施例と同一の効果も有する。
【0020】
【第4の実施例】図16〜図18に示す第4の実施例の
誘電体共振器は、第1の実施例の波長短縮用導体層3
a、3bの代りに誘電体層40、41と波長短縮用導体
層42、43とを誘電体1の外部に設けた他は、第1の
実施例と同一に構成したものである。誘電体層40、4
1は導電体ペーストをグランド導体層4の上に印刷して
焼成したものである。波長短縮用導体層42、43は誘
電体層40、41の上に導電性ペーストを印刷し、焼成
したものであり、端子導体層5に接続されている。波長
短縮用導体層42、43とグランド導体層4との間の容
量は図10のコンデンサC1 又はC2 と同様に働き、波
長短縮効果を得ることができる。この実施例においては
ストリップライン導体層2の近くに波長短縮用導体層が
設けられていない。従って、ストリップライン導体層2
のインダクタンス値が高くなり、高Qインダクタンスと
なる。なお、第4の実施例は第1の実施例と同一の効果
も有する。
【0021】
【第5の実施例】図19〜図23に示す第5の実施例
は、図23(A)に示すトラップ回路を構成するための
誘電体共振器に係わり、第1の実施例のストリップライ
ン導体層2の一端の端子導体層5に対する接続を解き、
且つ波長短縮用導体層3a、3bの代りにトラップ容量
用導体層51、52を設け、この他は第1の実施例と同
一に構成したものである。トラップ容量用導体層51、
52は誘電体1に埋設され、ストリップライン導体層2
に対向するように配置され、これ等の一端は端子導体層
5に接続されている。従って、ストリップライン導体層
2はトラップ用導体層51、52との間の容量Ct を介
して端子導体層5に接続されている。ストリップライン
導体層2の他端はグランド導体層4に接続されているの
で、図19の誘電体共振器は図23(A)の等価回路で
示すことができ、図23(B)に示す減衰特性を示す。
なお、この実施例のストリップライン導体層2も第1の
実施例と同様に配置されているので、第1の実施例と同
様に低背化の効果を得ることができる。
【0022】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 図18で破線で示すように誘電体1の中に波長
短縮用導体層42a、43aを設け、これ等とグランド
導体層4との間の容量を波長短縮に使用することができ
る。なお、導体層42a、43aは端子導体層5に接続
する。 (2) 図9、図14の誘電体層1a、1eを複数枚の
グリーンシートの積層で形成することができる。 (3) 1つの誘電体に複数のストリップライン導体層
を形成すること、又は複数のストリップライン導体層を
相互に結合して誘電体フィルタを構成することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の誘電体共振器を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の誘電体共振器の平面図である。
【図3】図1の誘電体共振器及びこの取付基板の正面図
である。
【図4】図1の誘電体共振器の左側面図である。
【図5】図1の誘電体共振器の底面図である。
【図6】図1の導体層を含む誘電体の平面図である。
【図7】図6の誘電体の正面図である。
【図8】図6の誘電体の背面図である。
【図9】図6の誘電体の分解斜視図である。
【図10】図1の誘電体共振器の等価回路と信号伝送路
を示す回路図である。
【図11】図1の誘電体共振器の減衰特性図である。
【図12】第2の実施例の誘電体共振器の斜視図であ
る。
【図13】図12の誘電体共振器の平面図である。
【図14】第3の実施例の誘電体共振器の誘電体の分解
斜視図である。
【図15】第3の実施例の誘電体共振器の左側面図であ
る。
【図16】第4の実施例の誘電体共振器の斜視図であ
る。
【図17】図16の誘電体共振器の平面図である。
【図18】図17のA−A線断面図である。
【図19】第5の実施例の誘電体共振器を示す斜視図で
ある。
【図20】図19の誘電体共振器の平面図である。
【図21】図20のB−B線断面図である。
【図22】図20のC−C線断面図である。
【図23】図19の誘電体共振器の等価回路(A)と減
衰特性(B)を示す図である。
【符号の説明】
1 誘電体 2 ストリップライン導体層 3a、3b 波長短縮用導体層 4 グランド導体層 5 端子導体層 6 第1の主面 7 第2の主面 8〜11 側面 12 取付回路基板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 6面体形状の誘電体と、前記誘電体に埋
    設された少なくとも1つのストリップライン導体層と、
    前記誘電体の外周面に設けられたグランド導体層と、前
    記誘電体の外周面に配置され且つ前記ストリップライン
    導体層に結合された端子導体層とを備え、 前記誘電体は互いに対向する第1及び第2の主面と前記
    第1及び第2の主面間において互いに対向している第1
    及び第2の側面と前記第1及び第2の主面間において互
    いに対向し且つ前記第1及び第2の側面に対して直角に
    配置されている第3及び第4の側面を有し、 前記第1の主面を共振器支持体に対向させるように形成
    された積層型誘電体共振器であって、 前記ストリップライン導体層は所定の厚みと所定の幅を
    有して前記第1の側面側から前記第2の側面側に向って
    直線的に延びており、 前記ストリップライン導体層の一対の主面は前記誘電体
    の前記第3及び第4の側面に対して平行に配置されてい
    ることを特徴とする積層型誘電体共振器。
  2. 【請求項2】 6面体形状の誘電体と、前記誘電体に埋
    設された少なくとも1つのストリップライン導体層と、
    前記ストリップライン導体層に対向するように前記誘電
    体に埋設された容量導体層と、前記誘電体の外周面に設
    けられたグランド導体層と、前記誘電体の外周面に配置
    され且つ前記容量導体層に結合された端子導体層とを備
    え、 前記誘電体は互いに対向する第1及び第2の主面と前記
    第1及び第2の主面間において互いに対向している第1
    及び第2の側面と前記第1及び第2の主面間において互
    いに対向し且つ前記第1及び第2の側面に対して直角に
    配置されている第3及び第4の側面を有し、 前記第1の主面を共振器支持体に対向させるように形成
    された積層型誘電体共振器であって、 前記ストリップライン導体層は所定の厚みと所定の幅を
    有して前記第1の側面側から前記第2の側面側に向って
    直線的に延びており、 前記ストリップライン導体層の一対の主面は前記誘電体
    の前記第3及び第4の側面に対して平行に配置されてい
    ることを特徴とする積層型誘電体共振器。
  3. 【請求項3】 更に、前記誘電体に埋設され且つ前記ス
    トリップライン導体層に対向する部分を有している波長
    短縮用導体層を有し、 前記波長短縮用導体層は前記グランド導体層に接続され
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載の積層型誘
    電体共振器。
  4. 【請求項4】 更に、前記グランド導体層の上に配置さ
    れた誘電体層と、前記誘電体層の上に配置され且つ前記
    端子導体層に接続された波長短縮用導体層を有している
    ことを特徴とする請求項1記載の積層型誘電体共振器。
  5. 【請求項5】 前記端子導体層は前記第1の主面から前
    記第2の主面に向って直線的に延びるように前記第1の
    側面に設けられていると共に前記第1の主面と前記第2
    の主面のいずれか一方又は両方に延長した部分を有し、
    前記グランド導体層は前記端子導体層を所定の分離領域
    を介して囲むように前記第1及び第2の主面と前記第
    1、第2、第3及び第4の側面とに設けられていること
    を特徴とする請求項1又は2又は3又は4記載の積層型
    誘電体共振器。
  6. 【請求項6】 前記グランド導体層に対向するように前
    記誘電体に埋設され且つ前記端子導体層に接続されてい
    る波長短縮用導体層を有していることを特徴とする請求
    項1記載の積層型誘電体共振器。
  7. 【請求項7】 更に、前記ストリップライン導体層に対
    向するように前記誘電体に埋設され且つ前記誘電体の外
    側の前記グランド導体層に接続されている内部グランド
    導体層を有することを特徴とする請求項1乃至6のいず
    れかに記載の積層型誘電体共振器。
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