JP2000012084A - ゲル型リチウムイオン２次電池 - Google Patents
ゲル型リチウムイオン２次電池Info
- Publication number
- JP2000012084A JP2000012084A JP10179147A JP17914798A JP2000012084A JP 2000012084 A JP2000012084 A JP 2000012084A JP 10179147 A JP10179147 A JP 10179147A JP 17914798 A JP17914798 A JP 17914798A JP 2000012084 A JP2000012084 A JP 2000012084A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gel
- secondary battery
- lithium ion
- ion secondary
- type lithium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Secondary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゲル電極、及びゲル電解質の膜強度を向上さ
せたゲル型リチウムイオン２次電池を提供する。 【解決手段】 正極集電箔１０上に、スポンジ状のポリ
マー中に活物質、電解液、導電化材等を保持させた正極
としてのゲル電極１２を形成し、また負極集電箔１４上
に負極としてのゲル電極１６を形成する。これらのゲル
電極１２、１６を、スポンジ状のポリマー中に電解液を
保持させたゲル電解質１８を介して積層させ、ゲル型リ
チウムイオン２次電池を構成する。これらのゲル電極１
２、１６及びゲル電解質１８には、ゴム系ポリマーが添
加されており、ゲル電極１２、１６及びゲル電解質１８
の膜強度を向上させている。
せたゲル型リチウムイオン２次電池を提供する。 【解決手段】 正極集電箔１０上に、スポンジ状のポリ
マー中に活物質、電解液、導電化材等を保持させた正極
としてのゲル電極１２を形成し、また負極集電箔１４上
に負極としてのゲル電極１６を形成する。これらのゲル
電極１２、１６を、スポンジ状のポリマー中に電解液を
保持させたゲル電解質１８を介して積層させ、ゲル型リ
チウムイオン２次電池を構成する。これらのゲル電極１
２、１６及びゲル電解質１８には、ゴム系ポリマーが添
加されており、ゲル電極１２、１６及びゲル電解質１８
の膜強度を向上させている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はリチウムイオン２次
電池、特に正、負極及び電解質にゲル材料を使用したゲ
ル型リチウムイオン２次電池の改良に関する。
電池、特に正、負極及び電解質にゲル材料を使用したゲ
ル型リチウムイオン２次電池の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、スポンジ状に固めたポリマー
中に電解液を保持させたゲル電解質を正極と負極との間
に挟んだゲル型リチウムイオン２次電池が知られてい
る。例えば、実開平４−５４１４８号公報にもこのよう
なゲル型リチウムイオン２次電池の例が開示されてい
る。
中に電解液を保持させたゲル電解質を正極と負極との間
に挟んだゲル型リチウムイオン２次電池が知られてい
る。例えば、実開平４−５４１４８号公報にもこのよう
なゲル型リチウムイオン２次電池の例が開示されてい
る。
【０００３】なお、上述したゲル材料は、ゲル電解質の
他に、スポンジ状のポリマー中に活物質、電解液、導電
化材等を保持させたゲル電極としても使用されている。
ここで、スポンジ状に固めるポリマーとしては、例えば
ＰＶＤＦ−ＨＦＰ系ポリマー等が使用されている。
他に、スポンジ状のポリマー中に活物質、電解液、導電
化材等を保持させたゲル電極としても使用されている。
ここで、スポンジ状に固めるポリマーとしては、例えば
ＰＶＤＦ−ＨＦＰ系ポリマー等が使用されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のゲ
ル型リチウムイオン２次電池においては、ゲル電極やゲ
ル電解質中でポリマーの占める割合が高いので、内部抵
抗が高くなる。このため高レートな電流で充放電をさせ
ることができない。そこで、これらゲル電極、ゲル電解
質の膜厚を薄くする必要があるが、薄くすることにより
膜強度が低下する。この結果、電池作成時や放電中にゲ
ル電極あるいはゲル電解質が破損するおそれがあるとい
う問題があった。
ル型リチウムイオン２次電池においては、ゲル電極やゲ
ル電解質中でポリマーの占める割合が高いので、内部抵
抗が高くなる。このため高レートな電流で充放電をさせ
ることができない。そこで、これらゲル電極、ゲル電解
質の膜厚を薄くする必要があるが、薄くすることにより
膜強度が低下する。この結果、電池作成時や放電中にゲ
ル電極あるいはゲル電解質が破損するおそれがあるとい
う問題があった。
【０００５】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、ゲル電極、及びゲル電解質の
膜強度を向上させたゲル型リチウムイオン２次電池を提
供することにある。
ものであり、その目的は、ゲル電極、及びゲル電解質の
膜強度を向上させたゲル型リチウムイオン２次電池を提
供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ゲル型リチウムイオン２次電池であっ
て、正負のゲル電極がゲル電解質を介して積層されたゲ
ル型リチウムイオン２次電池において、ゲル電極及びゲ
ル電解質の少なくとも一方にゴム系ポリマーが添加され
ていることを特徴とする。
に、本発明は、ゲル型リチウムイオン２次電池であっ
て、正負のゲル電極がゲル電解質を介して積層されたゲ
ル型リチウムイオン２次電池において、ゲル電極及びゲ
ル電解質の少なくとも一方にゴム系ポリマーが添加され
ていることを特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態（以下
実施形態という）を、図面に従って説明する。
実施形態という）を、図面に従って説明する。
【０００８】図１には、本発明に係るゲル型リチウムイ
オン２次電池の実施形態の断面図が示される。図１にお
いて、アルミニウムや銅等により形成された正極集電箔
１０の上に正極としてのゲル電極１２が形成され、また
負極集電箔１４の上に負極としてのゲル電極１６が形成
されている。これら正負のゲル電極１２、１６は、ゲル
電解質１８を介して積層され、ゲル型リチウムイオン２
次電池を構成している。これらの正負のゲル電極１２、
１６及びゲル電解質１８は、前述したように、ＰＶＤＦ
−ＨＦＰ系ポリマー等を使用して、これをスポンジ状に
固めたものに活物質、電解液、導電化材等を保持させた
ものである。
オン２次電池の実施形態の断面図が示される。図１にお
いて、アルミニウムや銅等により形成された正極集電箔
１０の上に正極としてのゲル電極１２が形成され、また
負極集電箔１４の上に負極としてのゲル電極１６が形成
されている。これら正負のゲル電極１２、１６は、ゲル
電解質１８を介して積層され、ゲル型リチウムイオン２
次電池を構成している。これらの正負のゲル電極１２、
１６及びゲル電解質１８は、前述したように、ＰＶＤＦ
−ＨＦＰ系ポリマー等を使用して、これをスポンジ状に
固めたものに活物質、電解液、導電化材等を保持させた
ものである。
【０００９】本実施形態において特徴的な点は、上記ゲ
ル電極１２、１６及びゲル電解質１８の少なくとも一方
にゴム系のポリマーを添加したことにある。この際に使
用されるゴム系ポリマーとしては、例えばスチレンブタ
ジエンラバー（ＳＢＲ）やニトリルブタジエンラバー
（ＮＢＲ）等が考えられる。
ル電極１２、１６及びゲル電解質１８の少なくとも一方
にゴム系のポリマーを添加したことにある。この際に使
用されるゴム系ポリマーとしては、例えばスチレンブタ
ジエンラバー（ＳＢＲ）やニトリルブタジエンラバー
（ＮＢＲ）等が考えられる。
【００１０】このように、ゲル電極１２、１６及びゲル
電解質１８にゴム系ポリマーを添加することにより、こ
れらの膜強度を向上させることができ、電池作成時や充
放電中に破損することを防止できる。
電解質１８にゴム系ポリマーを添加することにより、こ
れらの膜強度を向上させることができ、電池作成時や充
放電中に破損することを防止できる。
【００１１】また、ゲル型リチウムイオン２次電池は、
形状を自在とすることができるため、フィルム状に薄く
ラミネートされることも多いが、本実施形態において
は、上述の通り、ゲル電極１２、１６及びゲル電解質１
８の少なくとも一方にゴム系ポリマーが添加されている
ので、曲げ強度も強く、２次元、３次元のフィルム状電
池を容易に作成することが可能となる。
形状を自在とすることができるため、フィルム状に薄く
ラミネートされることも多いが、本実施形態において
は、上述の通り、ゲル電極１２、１６及びゲル電解質１
８の少なくとも一方にゴム系ポリマーが添加されている
ので、曲げ強度も強く、２次元、３次元のフィルム状電
池を容易に作成することが可能となる。
【００１２】また、ゲル電極１２、１６及びゲル電解質
１８の膜強度が向上されることにより、これらの膜厚を
薄くすることができ、高レートな電流で充放電を行うこ
とも容易になる。
１８の膜強度が向上されることにより、これらの膜厚を
薄くすることができ、高レートな電流で充放電を行うこ
とも容易になる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ゲル電極及びゲル電解質にゴム系ポリマーが添加されて
いるので、これらの膜強度を向上でき、曲げ強度を大き
くすることができる。
ゲル電極及びゲル電解質にゴム系ポリマーが添加されて
いるので、これらの膜強度を向上でき、曲げ強度を大き
くすることができる。
【図１】 本発明に係るゲル型リチウムイオン２次電池
の実施形態の断面図である。
の実施形態の断面図である。
１０ 正極集電箔、１２，１６ ゲル電極、１４ 負極
集電箔、１８ ゲル電解質。
集電箔、１８ ゲル電解質。
Claims (1)
- 【請求項１】 正負のゲル電極がゲル電解質を介して積
層されたゲル型リチウムイオン２次電池において、前記
ゲル電極及びゲル電解質の少なくとも一方にゴム系ポリ
マーが添加されていることを特徴とするゲル型リチウム
イオン２次電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10179147A JP2000012084A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | ゲル型リチウムイオン２次電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10179147A JP2000012084A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | ゲル型リチウムイオン２次電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000012084A true JP2000012084A (ja) | 2000-01-14 |
Family
ID=16060799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10179147A Pending JP2000012084A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | ゲル型リチウムイオン２次電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000012084A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7166385B2 (en) | 2001-03-05 | 2007-01-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Non-aqueous electrolyte secondary battery assembly |
| US7201997B2 (en) | 2000-12-28 | 2007-04-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Non-aqueous electrolyte battery |
| CN113964382A (zh) * | 2021-10-21 | 2022-01-21 | 南京大学 | 一种全水凝胶电池及其制备方法 |
-
1998
- 1998-06-25 JP JP10179147A patent/JP2000012084A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7201997B2 (en) | 2000-12-28 | 2007-04-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Non-aqueous electrolyte battery |
| US7166385B2 (en) | 2001-03-05 | 2007-01-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Non-aqueous electrolyte secondary battery assembly |
| US7481853B2 (en) | 2001-03-05 | 2009-01-27 | Panasonic Corporation | Method for producing non-aqueous electrolyte secondary battery |
| CN113964382A (zh) * | 2021-10-21 | 2022-01-21 | 南京大学 | 一种全水凝胶电池及其制备方法 |
| CN113964382B (zh) * | 2021-10-21 | 2023-11-03 | 南京大学 | 一种全水凝胶电池及其制备方法 |
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