JP2000011415A - スキュー検出装置及び光ディスク装置 - Google Patents

スキュー検出装置及び光ディスク装置

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JP2000011415A
JP2000011415A JP10173050A JP17305098A JP2000011415A JP 2000011415 A JP2000011415 A JP 2000011415A JP 10173050 A JP10173050 A JP 10173050A JP 17305098 A JP17305098 A JP 17305098A JP 2000011415 A JP2000011415 A JP 2000011415A
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optical disk
light
skew
signal
optical
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Toru Nagara
徹 長良
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成により、書換え型光ディスクの場
合にも、正確なスキュー量が検出されるようにしたスキ
ュー検出装置及びそのスキュー検出機能を有する光学デ
ィスク装置を提供すること。 【解決手段】 回転する光ディスク11に対して光を照
射し、光ディスクの信号記録面からの戻り光を検出する
光学ピックアップ20に対して固定配置されており、光
ディスクの表面に光を照射する発光部31と、光ディス
クからの反射光を検出するように2分割された受光部
A,Bから成る光検出器32とから成り、光ディスクの
傾きを検出するスキューセンサ30を備える。そして、
分割された各受光部の差信号Sdに基づいて、光ディス
クのスキュー量を検出するとき、発光部の駆動部38,
39が、各受光部の和信号Sを基準信号Srefと比較
して、この和信号Sが一定になるように発光部を駆動制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクのスキ
ュー検出装置及びこのスキュー検出機能を有する光ディ
スク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク再生用の光学ピックア
ップは、例えば図5に示すように構成されている。図5
において、光学ピックアップ1は、対物レンズ2が先端
に取り付けられたレンズホルダー3と、このレンズホル
ダー3を2軸方向に対して移動可能に支持する固定部4
と、この固定部4が取り付けられる2軸ベース5と、レ
ンズホルダー3を2軸方向に駆動する駆動手段(図示せ
ず)とから構成されている。
【0003】ここで、レンズホルダー3は、例えば一端
がこのレンズホルダー3の両側に固定され、他端が固定
部4に対して固定された二対の弾性支持部材6によっ
て、固定部4に対して垂直な2方向、即ち紙面に垂直な
トラッキング方向及び符号Fcsで示すフォーカシング
方向に移動可能に支持されている。また、対物レンズ2
は、図示しない発光手段からの光ビームを、光ディスク
の信号記録面に集光させると共に、光ディスク7からの
戻り光を、図示しない光学系を介して光検出器の受光面
にスポットとして結像させる。
【0004】かくして、光検出器からの検出信号に基づ
いて、光ディスクの再生信号が検出されると共に、トラ
ッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号が検出さ
れる。そして、これらのトラッキングエラー信号及びフ
ォーカスエラー信号に基づいて、上記駆動手段が駆動制
御されるようになっている。
【0005】このように構成された光学ピックアップ1
によれば、外部から駆動手段に対して、上述のようにト
ラッキングサーボ及びフォーカスサーボにより駆動制御
されることにより、レンズホルダー3が、トラッキング
方向及びフォーカシング方向Fcsに対して移動され
る。かくして、レンズホルダー3に取り付けられた対物
レンズ2が、フォーカシング方向及びトラッキング方向
に対して適宜に移動されるようになっている。これによ
り、光ディスクからの戻り光が光検出器の受光面に正確
にスポットを形成することになり、この光検出器からの
検出信号に基づいて、光ディスクの再生信号が検出され
ることになる。
【0006】ここで、近年、例えば画像情報記録用や巨
大データ格納等のために、光ディスクの高密度化が進ん
でおり、高密度光ディスクの再生の際には、従来の光デ
ィスクの場合には無視できた光ディスクのラジアルスキ
ューが、検出信号の信頼性、そしてシステムマージンの
確保という点から問題になってきている。従って、高密
度の光ディスクに関して安定して情報の書込または読出
を行なうためには、光ディスクの所謂バタツキやチャッ
キング誤差等を抑えるために、光ディスクに対して垂直
に光学ピックアップから光ビームを照射する必要があ
る。
【0007】このため、例えば図5に示すように、2軸
ベース5上にスキュー検出用のスキューセンサ8を搭載
することにより、このスキューセンサ8によってスキュ
ーが検出される。このスキューセンサ8は、図6に示す
ように、発光素子としてのLED(発光ダイオード)8
aと受光素子としての光検出器8bとから構成されてい
る。そして、この光検出器8bは、図7に示すように、
光ディスク7の半径方向に2分割された2つの受光部
A,Bを備えている。
【0008】これにより、LED8aから出射した光が
光ディスク7上で反射されて光検出器8bに入射するこ
とにより、光ディスク7からの反射光スポットは、光デ
ィスク7にラジアルスキューがない場合には、光検出器
8bの分割線上に当たるが、ラジアルスキューがある場
合には、この分割線からずれる。従って、光検出器8b
の2分割された受光部A,Bからの出力信号の差信号S
d(Sd=SA−SB)をとることにより、光ディスク
7のラジアルスキューが検出されることになる。
【0009】ここで、上記スキューセンサ8は、そのL
ED8aが常時点灯していることから、その発熱によっ
てLED8aと光検出器8bとの位置関係が微妙にずれ
ることになり、スキューセンサ8のセンサ出力精度が低
下してしまう。また、使用する光ディスク7の反射率の
差によっても、スキューセンサ8のセンサ出力精度が低
下することになる。これに対して、上述したスキューセ
ンサ8の差信号Sdは、例えば2つの受光部の全出力信
号である和信号S(S=SA+SB)で正規化されるこ
とにより、スキューセンサの出力変動が吸収され、補正
されるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光ディスク
として、従来の例えばCD−ROM等の再生専用光ディ
スク(ROM)の他に、最近では例えばCD−RやCD
−RW等の書換え型光ディスク(R,RW)も多く使用
されるようになってきている。ここで、各光ディスクの
反射率は、例えばROMの場合約70%であるが、Rの
場合で30%程度、さらにRWの場合には7%乃至10
%程度となり、上述したスキューセンサ8の光検出器8
bへの入射光量は、最大で約10倍の違いがある。従っ
て、光ディスクがRWである場合、スキューセンサ8の
出力信号が約10%程度になってしまうことから、スキ
ュー検出に必要なS/N比が確保できなくなってしまう
という問題があった。
【0011】本発明は、以上の点に鑑み、簡単な構成に
より、書換え型光ディスクの場合にも、正確なスキュー
量が検出されるようにしたスキュー検出装置及びそのス
キュー検出機能を有する光学ディスク装置を提供するこ
とを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、回転する光ディスクに対して光を照射し、前記光
ディスクの信号記録面からの戻り光を検出する光学ピッ
クアップに対して固定配置されており、前記光ディスク
の傾きを検出するスキューセンサを含み、前記スキュー
センサが、前記光ディスクの表面に光を照射する発光部
と、前記光ディスクからの反射光を検出するように2分
割された受光部から成る光検出器とから構成されてお
り、分割された前記各受光部の差信号に基づいて、前記
光ディスクのスキュー量を検出するスキュー検出装置で
あって、前記発光部の駆動部が、前記各受光部の和信号
を基準信号と比較することにより、前記和信号が一定に
なるように前記発光部を駆動制御することにより達成さ
れる。
【0013】また、上記目的は、本発明によれば、回転
する光ディスクに対して光集束手段を介して光を照射
し、前記光ディスクの信号記録面からの戻り光を前記光
集束手段を介して検出する光学ピックアップと、前記光
集束手段を2軸方向に移動可能に支持する2軸アクチュ
エータと、前記光学ピックアップからの検出信号に基づ
いて、再生信号を生成する信号処理回路と、前記光学ピ
ックアップからの検出信号に基づいて、前記光集束手段
を2軸方向に移動させるサーボ回路と、前記光学ピック
アップに対して固定配置されており、前記光ディスクの
傾きを検出するスキューセンサとを含み、前記スキュー
センサが、前記光ディスクの表面に光を照射する発光部
と、前記光ディスクからの反射光を検出するように2分
割された受光部から成る光検出器とから構成されてお
り、2分割された前記受光部の差信号に基づいて、前記
光ディスクのスキュー量を検出するようにした光ディス
ク装置であって、前記発光部の駆動部が、前記各受光部
の和信号を基準信号と比較することにより、前記和信号
が一定になるように前記発光部を駆動制御することによ
り達成される。
【0014】上記構成によれば、スキューセンサの2分
割された受光部からの出力信号の和信号が一定になるよ
うに、スキューセンサの発光部が駆動制御される。これ
によって、記録または再生しようとする光ディスクの反
射率が大幅に変動したとしても、発光部の駆動パワーが
適宜に増減されることによって、受光部からの和信号が
一定に保持されることになる。従って、例えば書き換え
型光ディスク等の反射率の低い光ディスクの場合にも、
受光部からの和信号が一定に保持されることから、スキ
ュー検出に必要なS/N比が確保されるので、正確なス
キュー検出が行なわれることになる。
【0015】かくして、このようにして検出されたスキ
ュー量に基づいて、光ディスク装置の光学ピックアップ
または2軸アクチュエータがスキューサーボを行なうこ
とにより、光ディスク装置の少なくとも光集束手段が、
光ディスクに対して実質的に垂直に保持され、光ディス
クのスキューの影響を排除して、光ディスクの記録また
は再生が正確に行なわれることになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を添付図を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に
述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの態様に限られるものではな
い。
【0017】図1は、本発明によるスキュー検出装置を
組み込んだ光ディスク装置の実施形態を示している。図
1において、光ディスク装置10は、光ディスク11を
回転駆動する駆動手段としてのスピンドルモータ12、
回転する光ディスク11の信号記録面に対して光ビーム
を照射して信号を記録し、この信号記録面からの戻り光
ビームにより記録信号を再生する光学ピックアップ20
及びこれらを制御する制御部13を備えている。
【0018】ここで、制御部13は、光ディスクコント
ローラ14,信号復調器15,誤り訂正回路16,イン
ターフェイス17,ヘッドアクセス制御部18及びサー
ボ回路19を備えている。光ディスクコントローラ14
は、スピンドルモータ12を所定の回転数で駆動制御す
る。信号復調器15は、光学ピックアップ20からの記
録信号を復調して誤り訂正し、インターフェイス17を
介して外部コンピュータ等に送出する。これにより、外
部コンピュータ等は、光ディスク11に記録された信号
を再生信号として受け取ることができるようになってい
る。
【0019】ヘッドアクセス制御部18は、光学ピック
アップ20を例えば光ディスク11上の所定の記録トラ
ックまでトラックジャンプ等により移動させる。サーボ
回路19は、この移動された所定位置において、光学ピ
ックアップ20の2軸アクチュエータに保持されている
対物レンズをフォーカシング方向及びトラッキング方向
に移動させる。
【0020】図2は、上記光学ピックアップ20の構成
例を示している。図2において、光学ピックアップ20
は、対物レンズ21が先端に取り付けられたレンズホル
ダー22と、このレンズホルダー22を2軸方向に対し
て移動可能に支持する固定部23と、この固定部23が
取り付けられる2軸ベース24と、レンズホルダー22
を2軸方向に駆動する駆動手段(図示せず)と、スキュ
ーセンサ30とから構成されている。
【0021】ここで、レンズホルダー22は、例えば一
端がこのレンズホルダー22の両側に固定され、他端が
固定部23に対して固定された二対の弾性支持部材25
によって、固定部23に対して垂直な2方向、即ち紙面
に垂直なトラッキング方向及び符号Fcsで示すフォー
カシング方向に移動可能に支持されている。また、対物
レンズ21は、図示しない発光手段からの光ビームを、
光ディスクの信号記録面に集光させると共に、光ディス
ク11からの戻り光を、図示しない光学系を介して光検
出器の受光面にスポットとして結像させる。
【0022】かくして、光検出器からの検出信号に基づ
いて、光ディスクの再生信号が検出されると共に、トラ
ッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号が検出さ
れる。これらのトラッキングエラー信号及びフォーカス
エラー信号に基づいて、上記駆動手段によって、トラッ
キングサーボ及びフォーカスサーボが行なわれるように
なっている。
【0023】さらに、上記光学ピックアップ20上に
は、光ディスク11のラジアルスキュー量を検出するた
めのスキューセンサ30が配設されている。このスキュ
ーセンサ30は、図5に示した従来の光学ピックアップ
1におけるスキューセンサ8と同様に、図3に示すよう
に、発光素子としてのLED31及び光ディスク11の
ラジアル方向に2分割された受光素子としての光検出器
32とから構成されており、光検出器32の各受光部
A,Bからの出力信号の差信号に基づいて、光ディスク
11のスキュー量が、後述するスキュー検出装置によっ
て生成されるようになっている。
【0024】図3は、上記スキュー検出装置の電気的構
成を示している。図3において、スキュー検出装置33
は、上記スキューセンサ30の光検出器32の各受光部
A,Bからの出力信号を電流−電圧変換して増幅するア
ンプ34,35と、各アンプ34,35の出力信号によ
り差信号Sdを生成するアンプ36と、このアンプ36
からの差信号Sdに基づいて、光学ピックアップ20の
スキュー調整を行なうスキュー調整部37とを含んでい
る。
【0025】以上の構成は、従来のスキュー検出装置と
同様の構成であるが、本実施形態によるスキュー検出装
置33は、さらに、各アンプ34,35の出力信号によ
り負の和信号Sを生成するアンプ38と、このアンプ3
8からの負の和信号Sと基準信号Srefとが入力され
るアンプ39と、判定手段40とを備えている。ここ
で、判定手段40は、光ディスク装置10の使用、光デ
ィスク11のローディング、そしてローディングされた
光ディスク11の種類を判定するものであり、任意の方
法によりこれらの判定を行なうようになっている。そし
て、判定手段40は、通常は基準信号Srefをアンプ
39に送出しているが、上記判定を行なった場合には、
基準信号をゼロに設定するようになっている。
【0026】このような構成のスキュー検出装置33に
よれば、アンプ36からの差信号Sdに基づいて、光学
ピックアップ13の光ディスク11の半径方向への移動
に伴って、スキューセンサ30の光検出器32の各受光
部A,Bからの出力信号Sa,Sbの差信号Sdが入力
されることにより、光学ピックアップ13のラジアル方
向の移動距離に対する上記差信号Sdの変動量を検出す
る。
【0027】そして、この差信号Sdに基づいて、光学
ピックアップ20がラジアルスキューサーボを行なうこ
とにより、光学ピックアップ20の光軸が光ディスク1
1に対して垂直に保持されることになる。さらに、アン
プ38からの負の和信号Sと基準信号Srefとによ
り、和信号Sと基準信号Srefとの差に基づいて、ア
ンプ39が発光部としてのLED32を駆動制御するこ
とにより、スキューセンサ30の光検出器32の各受光
部A,Bの和信号が常に一定になるように、LED32
が発光駆動されることになる。
【0028】本実施形態による光ディスク装置10は、
以上のように構成されており、スキュー検出は、図4に
示したフローチャートに示すようにして行なわれる。先
ず、ステップST1にて、判定手段40により、光ディ
スク装置10が使用中か否かが判定される。そして、使
用中の場合には、ステップST2にて、判定手段40に
より、光ディスク11がローディングされているか否か
が判定され、光ディスク11がローディングされている
場合には、さらにステップST3にて判定手段40によ
り、光ディスク11が例えばCD等の低容量ディスクか
否かが判定される。
【0029】ここで、光ディスク11が低容量ディスク
でない場合には、ステップST4にて、スキュー検出装
置33によるスキュー検出が行なわれる。即ち、スキュ
ーセンサ30のLED31が発光され、光ディスク11
からの反射光がスキューセンサ30の光検出器32の各
受光部A,Bに入射する。これにより、各受光部A,B
の出力信号がそれぞれアンプ34,35で増幅されて、
検出信号Sa,Sbとなり、アンプ36による差信号S
dに基づいて、スキュー調整装置37が、ラジアルスキ
ューをキャンセルするように、光学ピックアップ20の
スキュー調整を行なう。
【0030】その際、スキューセンサ30の発光部であ
るLED31は、上記受光部A,Bの出力信号の和信号
S(S=Sa+Sb)が基準信号Srefと比較される
ことにより、アンプ39の出力信号によって駆動制御さ
れることにより、和信号Sが一定となるように駆動制御
されることになる。これにより、スキューセンサ30の
LED31の発熱による周辺温度の変化や光学ピックア
ップ20の組立時の調整誤差によるスキューセンサ30
の光検出器に対する入射光量に差があっても、スキュー
検出が正確に行なわれることになる。この場合、差信号
Sdを和信号により割り算して正規化する必要がないこ
とから、スキュー検出装置33の構成が単純化されるこ
とになる。
【0031】さらに、光ディスク11として例えば書換
え型ディスクが使用される場合に、その反射率が大幅に
低減したとしても、使用される光ディスク11の反射率
の変化に対応して、スキューセンサ30のLED31が
駆動制御されることになり、スキューセンサ32の受光
光量そして出力信号の和信号が一定に保持されるので、
如何なる反射率の光ディスクであっても、正確なスキュ
ー検出が可能となる。
【0032】これに対して、ステップST1,ST2,
ST3にて、光ディスク装置10の不使用時、光ディス
ク11の非ローディング時、そして例えばCD等の低容
量ディスクが使用される場合には、ステップST5に
て、判定手段40が基準信号Srefをゼロに設定す
る。これにより、LED31は駆動されない。かくし
て、スキューセンサ30の光検出器32に対する入射光
量がゼロか極めて少ない場合に、スキュー検出装置33
の作用により、LED31に過大電流が流れることが阻
止され、LED31の破壊が防止されると共に、LED
31の使用時間が節減されることになり、スキューセン
サ30の寿命が延びることになる。
【0033】特に、例えば高密度記録光ディスク等の大
容量ディスクとCD等の低容量ディスクの双方の記録・
再生を行なう光ディスク装置の場合に、大容量ディスク
は低容量ディスクに比較してより内周側まで記録エリア
として使用していることから、光学ピックアップが最内
周部にアクセスする際、低容量ディスクでは記録エリア
から外れてしまうので、反射率が低下する。このような
場合に、上記判別回路40により基準信号がゼロに設定
されることにより、スキュー検出装置33が無効化さ
れ、スキュー検出を行なわずに、光ディスク11の記録
または再生が行なわれることになる。
【0034】尚、上記実施形態においては、スキューセ
ンサ30は、光ディスク11のラジアルスキューを検出
するように構成されているが、これに限らず、タンジェ
ンシャルスキューを検出するスキューセンサの場合に
も、本発明を適用することができる。さらに、上記実施
形態においては、2種類の光ディスクとして、CDと高
密度光ディスクを再生するための光学ピックアップにつ
いて説明したが、これに限らず、他の種類の光ディスク
を再生する場合にも、本発明を適用することができる。
また、上記実施形態においては、光ディスクを再生する
ための光学ピックアップについて説明したが、これに限
らず、光ディスクを記録または再生するための光学ピッ
クアップに対して本発明を適用することができる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、簡
単な構成により、書換え型光ディスクの場合にも、正確
なスキュー量を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスキュー検出装置を組み込んだ光
ディスク装置の実施形態を示すブロック図。
【図2】図1の光ディスク装置における光学ピックアッ
プの構成を示す概略側面図。
【図3】図1の光学ピックアップにおけるスキュー検出
装置の構成を示すブロック図。
【図4】図3のスキュー検出装置の動作を示すフローチ
ャート。
【図5】従来の光学ピックアップの一例を示す概略断面
図。
【図6】図5の光学ピックアップにおけるスキューセン
サの構成を示す概略斜視図。
【図7】図6のスキューセンサの光検出器の構成を示す
概略平面図。
【符号の簡単な説明】 10・・・光ディスク装置、11・・・光ディスク、1
2・・・スピンドルモータ、13・・・制御部、14・
・・光ディスクドライブコントロータ、15・・・信号
復調器、16・・・誤り訂正回路、17・・・インター
フェイス、18・・・ヘッドアクセス制御部、19・・
・サーボ回路、20・・・光学ピックアップ、21・・
・対物レンズ、22・・・レンズホルダー、23・・・
固定部、24・・・二軸ベース、25・・・弾性支持部
材、30・・・スキューセンサ、31・・・LED(発
光部)、32・・・光検出器、33・・・スキュー検出
装置、34,35,36,38,39・・・アンプ、3
7・・・スキュー調整装置、40・・・判定手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する光ディスクに対して光を照射
    し、前記光ディスクの信号記録面からの戻り光を検出す
    る光学ピックアップに対して固定配置されており、前記
    光ディスクの傾きを検出するスキューセンサを含み、 前記スキューセンサが、前記光ディスクの表面に光を照
    射する発光部と、前記光ディスクからの反射光を検出す
    るように2分割された受光部から成る光検出器とから構
    成されており、 分割された前記各受光部の差信号に基づいて、前記光デ
    ィスクのスキュー量を検出するスキュー検出装置であっ
    て、 前記発光部の駆動部が、前記各受光部の和信号を基準信
    号と比較することにより、前記和信号が一定になるよう
    に前記発光部を駆動制御することを特徴とするスキュー
    検出装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動部が、前記光ディスクが装填さ
    れていないときに、前記基準信号をゼロに設定する請求
    項1に記載のスキュー検出装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動部が、スキューサーボを必要と
    しない光ディスクの記録または再生を行なう場合に、前
    記基準信号をゼロに設定する請求項1に記載のスキュー
    検出装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動部が、不使用時に、前記基準信
    号をゼロに設定する請求項1に記載のスキュー検出装
    置。
  5. 【請求項5】 回転する光ディスクに対して光集束手段
    を介して光を照射し、前記光ディスクの信号記録面から
    の戻り光を前記光集束手段を介して検出する光学ピック
    アップと、 前記光集束手段を2軸方向に移動可能に支持する2軸ア
    クチュエータと、 前記光学ピックアップからの検出信号に基づいて、再生
    信号を生成する信号処理回路と、 前記光学ピックアップからの検出信号に基づいて、前記
    光集束手段を2軸方向に移動させるサーボ回路と、 前記光学ピックアップに対して固定配置されており、前
    記光ディスクの傾きを検出するスキューセンサとを含
    み、 前記スキューセンサが、前記光ディスクの表面に光を照
    射する発光部と、前記光ディスクからの反射光を検出す
    るように2分割された受光部から成る光検出器とから構
    成されており、 2分割された前記受光部の差信号に基づいて、前記光デ
    ィスクのスキュー量を検出するようにした光ディスク装
    置であって、 前記発光部の駆動部が、前記各受光部の和信号を基準信
    号と比較することにより、前記和信号が一定になるよう
    に前記発光部を駆動制御することを特徴とする光ディス
    ク装置。
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