JP2000010487A - 種類表示シート - Google Patents
種類表示シートInfo
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- JP2000010487A JP2000010487A JP10180479A JP18047998A JP2000010487A JP 2000010487 A JP2000010487 A JP 2000010487A JP 10180479 A JP10180479 A JP 10180479A JP 18047998 A JP18047998 A JP 18047998A JP 2000010487 A JP2000010487 A JP 2000010487A
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- Japan
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- sheet
- section
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Abstract
(57)【要約】
【課題】予め複数の種類表示を設けておいて汎用性を持
たせながら、不必要な種類表示のある区画領域を感熱発
色剤の作用による黒色や暗色に変化させてその不必要な
種類表示を読み取り難くし、選択された一つの種類表示
が見易くなるようにする。 【解決手段】一つの所定商品を規格分けした種類に対応
する複数の種類表示を少なくとも互いに異なる二色の色
彩で予め印刷してその種類表示8ごとを区画してなる種
類表示部6と、所定商品に関する情報を感熱発色により
表示可能に設けられた情報表示部7とを、シートの同一
表面側に有し、種類表示部6において、種類表示8が印
刷されている区画それぞれの領域に感熱発色剤を施し、
選択された一つの区画以外の区画に対する感熱発色によ
り選択された一つの区画以外の区画が黒色または暗色に
発色変化可能に構成とした。
たせながら、不必要な種類表示のある区画領域を感熱発
色剤の作用による黒色や暗色に変化させてその不必要な
種類表示を読み取り難くし、選択された一つの種類表示
が見易くなるようにする。 【解決手段】一つの所定商品を規格分けした種類に対応
する複数の種類表示を少なくとも互いに異なる二色の色
彩で予め印刷してその種類表示8ごとを区画してなる種
類表示部6と、所定商品に関する情報を感熱発色により
表示可能に設けられた情報表示部7とを、シートの同一
表面側に有し、種類表示部6において、種類表示8が印
刷されている区画それぞれの領域に感熱発色剤を施し、
選択された一つの区画以外の区画に対する感熱発色によ
り選択された一つの区画以外の区画が黒色または暗色に
発色変化可能に構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、規格分けされた商
品の種類、例えば、鶏卵などにおける大きさを表示すた
めの種類表示シートに関するものである。
品の種類、例えば、鶏卵などにおける大きさを表示すた
めの種類表示シートに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来から卵や野菜、果
物などを出荷する場合、一般工業製品とは異なってこれ
らが天然生産品であって、一商品中においても一つ当た
りの大きさや重さなどにばらつきがあるため、これらを
規格に基づいて選別して種類分けした状態で出荷するよ
うにしている。そして、出荷の時点やスーパーなどの一
般消費者向けの店頭においてこれらの商品の種類を示す
ために、種類表示を表したシートをその商品の包装体に
取り付けるようにしている。例えば、鶏卵の場合、一般
消費者向けとしては大きさによって選別され、種類を揃
えた鶏卵を専用の透明パックに入れるとともに、包装時
に、LL、L、M、MS、Sという文字を用いてなる種
類表示を表したシートをその透明パックに一緒に入れて
おり、消費者がその種類表示である文字を見ることで大
きさを見分けるための助けとなるようにしている。
物などを出荷する場合、一般工業製品とは異なってこれ
らが天然生産品であって、一商品中においても一つ当た
りの大きさや重さなどにばらつきがあるため、これらを
規格に基づいて選別して種類分けした状態で出荷するよ
うにしている。そして、出荷の時点やスーパーなどの一
般消費者向けの店頭においてこれらの商品の種類を示す
ために、種類表示を表したシートをその商品の包装体に
取り付けるようにしている。例えば、鶏卵の場合、一般
消費者向けとしては大きさによって選別され、種類を揃
えた鶏卵を専用の透明パックに入れるとともに、包装時
に、LL、L、M、MS、Sという文字を用いてなる種
類表示を表したシートをその透明パックに一緒に入れて
おり、消費者がその種類表示である文字を見ることで大
きさを見分けるための助けとなるようにしている。
【0003】しかしながら、生産者側においてこのよう
な種類表示を表したシートを商品の包装とともに入れる
ようにする場合、規格に基づいて分けられた種類ごと
に、その種類表示を表したシートを予め用意する必要が
あり、そして、天然生産品を商品対象としているために
種類ごとの生産量のばらつきが把握できず、よって、は
らつきに備えてこれらのシートを多め用意しなければな
らならないという不都合がある。そのため、前記シート
に空欄とした種類表示部を設けておき、生産者側などで
文字や符号を書き込んだりスタンプしたりすることが行
われているが、手書きでは、文字、符号などの形態が書
き手側の書き癖などにより一定せずに読み難い場合があ
り、スタンプでも手作業にて捺すため、文字や符号が傾
いたりかすれたりすることもあって、いずれも種類表示
を適正に表示させるようにすることには難点がある。さ
らに、上記シートに、商品に関する他の情報(例えば、
生産地名、生産者名など)を一緒に設けていて、固定情
報にあっては予め印刷によって形成するようにしている
ため、このシートの作成時に前記固定情報と全ての種類
表示とを予め印刷しておき、種類表示部に全ての種類表
示を設けることでシートを汎用のものとし、シートを取
り付ける商品の種類に応じた種類表示に出荷者側などが
○印やレ印などのチェックを付けることも行われてい
た。この場合、シート自体は、種類表示部から一つの種
類表示を選択してチェックを付けるようにして汎用性が
あるものととなっているが、一つのチェックが付けられ
ていたとしても全ての種類表示が目に入るため、何れの
種類表示にチェックが入っているかが即断し難いという
不都合もあり、これに加えてチェックのマークが重なる
とその種類表示自体が読み取り難くなっている。そし
て、チェックのマークも人手により記載されるためにか
すれなどが生じ易く、このかすれが生じた状態でマーク
が記載されると、一般消費者側ではいずれの種類表示が
選択されているのかが判断できなくなるという不都合が
あった。そこで本発明者らは感熱発色剤に注目したもの
であり、本発明は上記事情に鑑み、予め複数の種類表示
を設けておいて汎用性を持たせながら、不必要な種類表
示のある区画領域を感熱発色剤の作用による黒色や暗色
に変化させてその不必要な種類表示を読み取り難くする
ことを課題とし、選択された一つの種類表示が見易くな
るようにすることを目的とする。
な種類表示を表したシートを商品の包装とともに入れる
ようにする場合、規格に基づいて分けられた種類ごと
に、その種類表示を表したシートを予め用意する必要が
あり、そして、天然生産品を商品対象としているために
種類ごとの生産量のばらつきが把握できず、よって、は
らつきに備えてこれらのシートを多め用意しなければな
らならないという不都合がある。そのため、前記シート
に空欄とした種類表示部を設けておき、生産者側などで
文字や符号を書き込んだりスタンプしたりすることが行
われているが、手書きでは、文字、符号などの形態が書
き手側の書き癖などにより一定せずに読み難い場合があ
り、スタンプでも手作業にて捺すため、文字や符号が傾
いたりかすれたりすることもあって、いずれも種類表示
を適正に表示させるようにすることには難点がある。さ
らに、上記シートに、商品に関する他の情報(例えば、
生産地名、生産者名など)を一緒に設けていて、固定情
報にあっては予め印刷によって形成するようにしている
ため、このシートの作成時に前記固定情報と全ての種類
表示とを予め印刷しておき、種類表示部に全ての種類表
示を設けることでシートを汎用のものとし、シートを取
り付ける商品の種類に応じた種類表示に出荷者側などが
○印やレ印などのチェックを付けることも行われてい
た。この場合、シート自体は、種類表示部から一つの種
類表示を選択してチェックを付けるようにして汎用性が
あるものととなっているが、一つのチェックが付けられ
ていたとしても全ての種類表示が目に入るため、何れの
種類表示にチェックが入っているかが即断し難いという
不都合もあり、これに加えてチェックのマークが重なる
とその種類表示自体が読み取り難くなっている。そし
て、チェックのマークも人手により記載されるためにか
すれなどが生じ易く、このかすれが生じた状態でマーク
が記載されると、一般消費者側ではいずれの種類表示が
選択されているのかが判断できなくなるという不都合が
あった。そこで本発明者らは感熱発色剤に注目したもの
であり、本発明は上記事情に鑑み、予め複数の種類表示
を設けておいて汎用性を持たせながら、不必要な種類表
示のある区画領域を感熱発色剤の作用による黒色や暗色
に変化させてその不必要な種類表示を読み取り難くする
ことを課題とし、選択された一つの種類表示が見易くな
るようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、シートの少なくとも一方の片面
に、一つの所定商品を規格分けした種類に対応する複数
の種類表示を少なくとも互いに異なる二色の色彩で予め
印刷してその種類表示ごとを区画してなる種類表示部
と、前記種類表示部が設けられた面と同一側の面に、前
記所定商品に関する情報を感熱発色により表示可能に設
けられた情報表示部とを有し、前記種類表示部は、種類
表示が印刷されている区画それぞれの領域に感熱発色剤
が施され、選択された一つの区画以外の区画に対する感
熱発色により前記選択された一つの区画以外の区画が黒
色または暗色に発色変化可能に構成としたことを特徴す
る種類表示シートを提供して、上記課題を解消するもの
である。
してなされたもので、シートの少なくとも一方の片面
に、一つの所定商品を規格分けした種類に対応する複数
の種類表示を少なくとも互いに異なる二色の色彩で予め
印刷してその種類表示ごとを区画してなる種類表示部
と、前記種類表示部が設けられた面と同一側の面に、前
記所定商品に関する情報を感熱発色により表示可能に設
けられた情報表示部とを有し、前記種類表示部は、種類
表示が印刷されている区画それぞれの領域に感熱発色剤
が施され、選択された一つの区画以外の区画に対する感
熱発色により前記選択された一つの区画以外の区画が黒
色または暗色に発色変化可能に構成としたことを特徴す
る種類表示シートを提供して、上記課題を解消するもの
である。
【0005】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を図1から図3に示
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中1はラベ
ル形式とした種類表示シートで、該種類表示シート1は
タック紙基材2とそのタック紙基材2の裏面に塗布され
た粘着剤を剥離可能に覆う剥離紙3とからなるものであ
り、図1に示した例では、前記剥離紙3を切取り用ミシ
ン目4を介して連接することで、一つの商品、或いは包
装体に対して異なる箇所に取り付ける二枚の種類表示シ
ート1が縦に分離可能に並設されている形態としてい
る。この種類表示シート1それぞれにおけるシート表
面、即ち、タック紙基材2の表面5には、全面に感熱発
色剤が施されていて、後述するようにサーマルプリンタ
などの加熱印字装置にこの種類表示シート1をセットし
て文字や図柄などをこのタック紙基材2の表面5に感熱
発色により出力させることができる。図示するように前
記表面5には種類表示部6と情報表示部7とが設けられ
ていて、種類表示部6には、鶏卵の大きさを規格分けし
た種類に対応する複数の種類表示8がある。この複数の
種類表示8は、互いに異なる五色の印刷インキの色彩と
その印刷インキを刷ってなる文字とにより構成されてい
て、これらの種類表示8の文字としては規格分けされる
鶏卵の大きさを連想し易くするようにLL、L、M、M
S、Sの文字が用いられているとともに、色彩として
は、例えば、LLを赤色、Lを橙色、Mを緑色、MSを
青色、Sを紫色としている。さらに個々の区画それぞれ
では区画内全体としても種類表示8を構成していて、図
示の例では、区画にある文字と同色にして淡い色合いと
した地紋印刷やベタ印刷8aを設けており、文字の色彩
とこの地紋印刷やベタ印刷8aとの色合いを揃え、前記
文字をも含めた状態で種類表示8を構成している。図に
おいてその色彩の違いは概略的に示した。そして、図示
されているように、印刷された欄9によってその種類表
示8ごとを区画しており、併せて重量を記載するための
部分も前記種類表示を区画した区画数に応じて並設させ
る形で欄9により区画されている。
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中1はラベ
ル形式とした種類表示シートで、該種類表示シート1は
タック紙基材2とそのタック紙基材2の裏面に塗布され
た粘着剤を剥離可能に覆う剥離紙3とからなるものであ
り、図1に示した例では、前記剥離紙3を切取り用ミシ
ン目4を介して連接することで、一つの商品、或いは包
装体に対して異なる箇所に取り付ける二枚の種類表示シ
ート1が縦に分離可能に並設されている形態としてい
る。この種類表示シート1それぞれにおけるシート表
面、即ち、タック紙基材2の表面5には、全面に感熱発
色剤が施されていて、後述するようにサーマルプリンタ
などの加熱印字装置にこの種類表示シート1をセットし
て文字や図柄などをこのタック紙基材2の表面5に感熱
発色により出力させることができる。図示するように前
記表面5には種類表示部6と情報表示部7とが設けられ
ていて、種類表示部6には、鶏卵の大きさを規格分けし
た種類に対応する複数の種類表示8がある。この複数の
種類表示8は、互いに異なる五色の印刷インキの色彩と
その印刷インキを刷ってなる文字とにより構成されてい
て、これらの種類表示8の文字としては規格分けされる
鶏卵の大きさを連想し易くするようにLL、L、M、M
S、Sの文字が用いられているとともに、色彩として
は、例えば、LLを赤色、Lを橙色、Mを緑色、MSを
青色、Sを紫色としている。さらに個々の区画それぞれ
では区画内全体としても種類表示8を構成していて、図
示の例では、区画にある文字と同色にして淡い色合いと
した地紋印刷やベタ印刷8aを設けており、文字の色彩
とこの地紋印刷やベタ印刷8aとの色合いを揃え、前記
文字をも含めた状態で種類表示8を構成している。図に
おいてその色彩の違いは概略的に示した。そして、図示
されているように、印刷された欄9によってその種類表
示8ごとを区画しており、併せて重量を記載するための
部分も前記種類表示を区画した区画数に応じて並設させ
る形で欄9により区画されている。
【0006】上記情報表示部7は、この種類表示シート
1を取り付ける鶏卵に関する情報を記載する部分であ
り、上の種類表示シート1では、責任者、包装場所、賞
味期限、保存方法、使用方法などの項目を印刷によって
記載し、下の種類表示シート1では、責任者、包装場
所、格付日(選別包装日)などの項目を印刷によって記
載し、対応する情報の記載部分を欄9によって前記項目
とともに区画されている。なお、図示した例において、
前記情報表示部7の保存方法および使用方法の項目では
その項目に対応する情報が固定のものであるため、予め
印刷によって所要の情報が表示されている。
1を取り付ける鶏卵に関する情報を記載する部分であ
り、上の種類表示シート1では、責任者、包装場所、賞
味期限、保存方法、使用方法などの項目を印刷によって
記載し、下の種類表示シート1では、責任者、包装場
所、格付日(選別包装日)などの項目を印刷によって記
載し、対応する情報の記載部分を欄9によって前記項目
とともに区画されている。なお、図示した例において、
前記情報表示部7の保存方法および使用方法の項目では
その項目に対応する情報が固定のものであるため、予め
印刷によって所要の情報が表示されている。
【0007】上述したように種類表示シート1では表面
(タック紙基材2の表面5)に全面にして感熱発色剤が
塗布され、かつ、その表面に上記種類表示部6と情報表
示部7とが設けられているため、この種類表示部6と情
報表示部7とへは、感熱発色の作用を利用した情報、図
柄、パターンなどを出力できるように設けられているも
のとなっている。そして、上述したように、この種類表
示シート1を所定のサーマルプリンタにセットして所要
の情報、即ち、この種類表示シート1を取り付ける商品
の種類表示情報、重量情報、責任者名情報、包装場所情
報、賞味期限情報、格付日情報を、前記サーマルプリン
タに接続された入力装置に入力する。この入力によっ
て、図2に示すように、上の種類表示シート1では、責
任者、包装場所、賞味期限の項目に対応した箇所に、下
の種類表示シート1では、責任者、包装場所、格付日の
項目に対応した箇所に、それぞれの情報が出力される。
また、前記種類表示部6それぞれにあっても、入力され
た種類表示情報に対応する種類表示が表示されている区
画aとこの区画aに対応する重量記載を行う区画bとを
除いて他の区画cに対してベタのパターン出力が行われ
て、他の区画cそれぞれを黒色または暗色に変化させる
とともに、前記区画bに重量を数値表示するようにして
おり、選択された種類表示が示されている区画aと数値
表示された区画bが目立つようにしている。なお、選択
されていない種類表示がある区画全てとその区画に対応
する重量表示の区画全てにベタのパターン出力を行って
感熱発色作用によりこれらの区画の領域内が黒色または
暗色に変化しており、その区画に予め印刷されていた種
類表示は黒色または暗色で見えなくなるか或いは目立た
ない状態となる。勿論、選択された種類表示と重量表
示、そして、それらが示されている区画が際立つなら
ば、必ずしも感熱発色させるためにベタのパターン出力
は必要とされない。
(タック紙基材2の表面5)に全面にして感熱発色剤が
塗布され、かつ、その表面に上記種類表示部6と情報表
示部7とが設けられているため、この種類表示部6と情
報表示部7とへは、感熱発色の作用を利用した情報、図
柄、パターンなどを出力できるように設けられているも
のとなっている。そして、上述したように、この種類表
示シート1を所定のサーマルプリンタにセットして所要
の情報、即ち、この種類表示シート1を取り付ける商品
の種類表示情報、重量情報、責任者名情報、包装場所情
報、賞味期限情報、格付日情報を、前記サーマルプリン
タに接続された入力装置に入力する。この入力によっ
て、図2に示すように、上の種類表示シート1では、責
任者、包装場所、賞味期限の項目に対応した箇所に、下
の種類表示シート1では、責任者、包装場所、格付日の
項目に対応した箇所に、それぞれの情報が出力される。
また、前記種類表示部6それぞれにあっても、入力され
た種類表示情報に対応する種類表示が表示されている区
画aとこの区画aに対応する重量記載を行う区画bとを
除いて他の区画cに対してベタのパターン出力が行われ
て、他の区画cそれぞれを黒色または暗色に変化させる
とともに、前記区画bに重量を数値表示するようにして
おり、選択された種類表示が示されている区画aと数値
表示された区画bが目立つようにしている。なお、選択
されていない種類表示がある区画全てとその区画に対応
する重量表示の区画全てにベタのパターン出力を行って
感熱発色作用によりこれらの区画の領域内が黒色または
暗色に変化しており、その区画に予め印刷されていた種
類表示は黒色または暗色で見えなくなるか或いは目立た
ない状態となる。勿論、選択された種類表示と重量表
示、そして、それらが示されている区画が際立つなら
ば、必ずしも感熱発色させるためにベタのパターン出力
は必要とされない。
【0008】図1と図2に示した実施の例では二つの種
類表示シート1が並設されている形態として示したが、
本発明はこの実施の例に限定されるものではなく、一枚
の種類表示シートにあっても実施できるものである。そ
して、この場合、一つの商品、一つの包装体に対して情
報表示を行う二つの用紙が必要ならば、剥離紙を利用す
るようにしてもよく、タック紙基材の表面に感熱発色剤
を塗布して種類表示部と情報表示部とを設けるととも
に、上記剥離紙の裏面(タック紙基材の粘着剤側とは反
対側の面)にも感熱発色剤を塗布して種類表示部と情報
表示部とを設けるようにしてもよい。さらに、上記の実
施の例では情報表示シートをタック紙基材と剥離紙とか
らなる構造のものとして示したが、本発明はこれに限定
されるものでなく、図3に示すように一枚の用紙からそ
の片面、感熱発色剤を塗布して種類表示部6と情報表示
部7とを設けた種類表示シート1を得るようにしてもよ
い。
類表示シート1が並設されている形態として示したが、
本発明はこの実施の例に限定されるものではなく、一枚
の種類表示シートにあっても実施できるものである。そ
して、この場合、一つの商品、一つの包装体に対して情
報表示を行う二つの用紙が必要ならば、剥離紙を利用す
るようにしてもよく、タック紙基材の表面に感熱発色剤
を塗布して種類表示部と情報表示部とを設けるととも
に、上記剥離紙の裏面(タック紙基材の粘着剤側とは反
対側の面)にも感熱発色剤を塗布して種類表示部と情報
表示部とを設けるようにしてもよい。さらに、上記の実
施の例では情報表示シートをタック紙基材と剥離紙とか
らなる構造のものとして示したが、本発明はこれに限定
されるものでなく、図3に示すように一枚の用紙からそ
の片面、感熱発色剤を塗布して種類表示部6と情報表示
部7とを設けた種類表示シート1を得るようにしてもよ
い。
【0009】なお、この図示した例では規格分けされた
種類に対応する複数の種類表示それぞれでの色彩が互い
に異なるものとして示したが、本発明はこの実施の例に
限定されるものではなく、二色の色彩で複数の種類表示
を色分けする構成としてもよい。また、図示した例で
は、一つの区画にある種類表示を、文字とその文字の色
彩とさらに区画内の地紋印刷やベタ印刷との三者からな
るものとしたが、本発明ではこれに限定されるものでは
なく、規格分けされた種類に対応する種類表示を色彩の
みで表現できるような場合は、この種類表示を互いに異
なる少なくとも二色の色彩のみで構成するようにしても
よい。さらに、上記実施の例は鶏卵の大きさ表示を行う
目的として使用される種類表示シートを示しているが、
本発明はこれに限定されず、他の物品の種類表示を行う
場合にも採用できるものである。
種類に対応する複数の種類表示それぞれでの色彩が互い
に異なるものとして示したが、本発明はこの実施の例に
限定されるものではなく、二色の色彩で複数の種類表示
を色分けする構成としてもよい。また、図示した例で
は、一つの区画にある種類表示を、文字とその文字の色
彩とさらに区画内の地紋印刷やベタ印刷との三者からな
るものとしたが、本発明ではこれに限定されるものでは
なく、規格分けされた種類に対応する種類表示を色彩の
みで表現できるような場合は、この種類表示を互いに異
なる少なくとも二色の色彩のみで構成するようにしても
よい。さらに、上記実施の例は鶏卵の大きさ表示を行う
目的として使用される種類表示シートを示しているが、
本発明はこれに限定されず、他の物品の種類表示を行う
場合にも採用できるものである。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の種類表示
シートによれば、シートの少なくとも一方の片面に、一
つの所定商品を規格分けした種類に対応する複数の種類
表示を少なくとも互いに異なる二色の色彩で予め印刷し
てその種類表示ごとを区画してなる種類表示部と、前記
種類表示部が設けられた面と同一側の面に、前記所定商
品に関する情報を感熱発色により表示可能に設けられた
情報表示部とを有し、前記種類表示部は、種類表示が印
刷されている区画それぞれの領域に感熱発色剤が施さ
れ、選択された一つの区画以外の区画に対する感熱発色
により前記選択された一つの区画以外の区画が黒色また
は暗色に発色変化可能に構成としたことを特徴するもの
である。このように予め複数の種類表示が印刷により設
けられているため、その印刷によって複数枚の種類表示
シートそれぞれにおける種類表示の書体、大きさなどを
統一させておくことができ、種類表示それぞれのカスレ
を生じさせず、手書きによる読み難さも生じないように
なる。また、予め複数の種類表示が設けられているた
め、従来のように、単一の種類表示ごとに種類表示シー
トを用意しておく必要がなく一種類の種類表示シートで
各種類表示の何れか一つを表示する表示形態に対応でき
る。さらに、選択された種類表示のある区画以外の区画
を黒色や暗色に変わるようにしたので、不正確になり易
い手書きのチェックを設けることなく選択された種類表
示を示すことができる。そして、選択されて色彩を有す
る区画と黒色や暗色の区画とを比べて両者のコントラス
トが大きくなってその選択された色彩を有する種類表示
が際立つようになり、その区画に表示されている種類表
示が非常に確認し易くなる。加えて、規格分けされた種
類に対応する種類表示の色彩をその種類表示ごとに常時
統一するようにしてこの種類表示シートを作成すること
も極めて容易であることから、その種類表示シートを使
用し続けることで色彩それぞれが表す種類の内容を記憶
できるようになり、感熱発色させた後に残っている区画
の色彩を見るだけて、その種類表示が表している内容を
即座に判断できるようにもなり、経験則を働かせ易くな
るなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
シートによれば、シートの少なくとも一方の片面に、一
つの所定商品を規格分けした種類に対応する複数の種類
表示を少なくとも互いに異なる二色の色彩で予め印刷し
てその種類表示ごとを区画してなる種類表示部と、前記
種類表示部が設けられた面と同一側の面に、前記所定商
品に関する情報を感熱発色により表示可能に設けられた
情報表示部とを有し、前記種類表示部は、種類表示が印
刷されている区画それぞれの領域に感熱発色剤が施さ
れ、選択された一つの区画以外の区画に対する感熱発色
により前記選択された一つの区画以外の区画が黒色また
は暗色に発色変化可能に構成としたことを特徴するもの
である。このように予め複数の種類表示が印刷により設
けられているため、その印刷によって複数枚の種類表示
シートそれぞれにおける種類表示の書体、大きさなどを
統一させておくことができ、種類表示それぞれのカスレ
を生じさせず、手書きによる読み難さも生じないように
なる。また、予め複数の種類表示が設けられているた
め、従来のように、単一の種類表示ごとに種類表示シー
トを用意しておく必要がなく一種類の種類表示シートで
各種類表示の何れか一つを表示する表示形態に対応でき
る。さらに、選択された種類表示のある区画以外の区画
を黒色や暗色に変わるようにしたので、不正確になり易
い手書きのチェックを設けることなく選択された種類表
示を示すことができる。そして、選択されて色彩を有す
る区画と黒色や暗色の区画とを比べて両者のコントラス
トが大きくなってその選択された色彩を有する種類表示
が際立つようになり、その区画に表示されている種類表
示が非常に確認し易くなる。加えて、規格分けされた種
類に対応する種類表示の色彩をその種類表示ごとに常時
統一するようにしてこの種類表示シートを作成すること
も極めて容易であることから、その種類表示シートを使
用し続けることで色彩それぞれが表す種類の内容を記憶
できるようになり、感熱発色させた後に残っている区画
の色彩を見るだけて、その種類表示が表している内容を
即座に判断できるようにもなり、経験則を働かせ易くな
るなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
【図1】本発明に係る種類表示シートの一例を示す説明
図である。
図である。
【図2】感熱発色させた状態を概略的に示す説明図であ
る。
る。
【図3】他の実施の例を示す説明図である。
1…種類表示シート 2…タック紙基材 3…剥離紙 6…種類表示部 7…情報表示部 8…種類表示
Claims (1)
- 【請求項1】シートの少なくとも一方の片面に、一つの
所定商品を規格分けした種類に対応する複数の種類表示
を少なくとも互いに異なる二色の色彩で予め印刷してそ
の種類表示ごとを区画してなる種類表示部と、前記種類
表示部が設けられた面と同一側の面に、前記所定商品に
関する情報を感熱発色により表示可能に設けられた情報
表示部とを有し、 前記種類表示部は、種類表示が印刷されている区画それ
ぞれの領域に感熱発色剤が施され、選択された一つの区
画以外の区画に対する感熱発色により前記選択された一
つの区画以外の区画が黒色または暗色に発色変化可能に
構成としたことを特徴する種類表示シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10180479A JP2000010487A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 種類表示シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10180479A JP2000010487A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 種類表示シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000010487A true JP2000010487A (ja) | 2000-01-14 |
Family
ID=16083950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10180479A Pending JP2000010487A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 種類表示シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000010487A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002169468A (ja) * | 2000-11-29 | 2002-06-14 | Sato Corp | 多色の識別マークを有する識別ラベル及びその識別ラベルの製造方法 |
JP2005195633A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-21 | Sato Corp | リストバンド及びリストバンドの印字方法 |
-
1998
- 1998-06-26 JP JP10180479A patent/JP2000010487A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002169468A (ja) * | 2000-11-29 | 2002-06-14 | Sato Corp | 多色の識別マークを有する識別ラベル及びその識別ラベルの製造方法 |
JP2005195633A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-21 | Sato Corp | リストバンド及びリストバンドの印字方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050610 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050621 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051018 |