JP2000010417A - 導電性転写ベルト - Google Patents
導電性転写ベルトInfo
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Abstract
使用においても永久伸びが少なく位置ずれしにくい導電
性転写ベルトを提供する。 【解決手段】 導電性弾性体層上に導電性中間層を有し
てなり、画像担持体上に形成された画像を被転写媒体に
転写する導電性転写ベルトにおいて、該導電性中間層中
に、ウレタン樹脂、ウレア樹脂、及びウレタンーウレア
樹脂のいずれか一種を主基材として含有してなる導電性
補強層を少なくとも一層設ける。
Description
形成装置に用いられる導電性転写ベルトに関し、特に、
画像担持体上に形成されたトナー像を被転写媒体上に転
写させ画像形成物を得るベルト転写方式のカラー複写
機、プリンター、及びファックス等の画像形成装置に用
いられる導電性転写ベルト関する。
に高まり、特にカラードキュメントの高速高画質出力に
対する要求が高まってきている。これに対して、複数の
電子写真方式の画像形成ユニットを有するタンデム型カ
ラー画像形成装置は、高速出力と高画質を同時に実現す
る手段として期待されている。
構成を示す概略断面図である。図2中、11Y,11
M,11C,11Kは、それぞれイエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックのカラートナー像を形成する電子写真
画像形成ユニットであり、無端状の転写ベルト19の進
行方向に対して電子写真画像形成ユニットが11Y,1
1M,11C,11Kの順で直列に配されている。ま
た、転写ベルト19は、各電子写真画像形成ユニット1
1Y,11M,11C,11Kの、電子写真感光体12
Y,12M,12C,12Kと、それに対向して配置さ
れる転写ローラ16Y,16M,16C,16Kとの間
を挿通している。そして、転写ベルト19は、電子写真
画像形成ユニット11Yから11Kの方向に進行する。
を説明する。画像形成ユニット11Yの電子写真感光体
12Yは、転写ベルト19の進行と同一の線速度で同一
方向に回転し(図1における右回り)、その周囲には、
例えばスコロトロン方式の帯電フィルム、帯電ロール等
の帯電手段13Yと、半導体レーザースキャン方式等の
画像書き込みユニット14Yと、2成分方式等のイエロ
ートナー現像手段15Yと、ウレタン等の材料からなる
ブレードを用いたクリーニング手段17Yとが、電子写
真感光体12Yの回転方向に沿って順に配置されてい
る。電子写真感光体12Yの表面は、帯電手段13Yに
より全面が一様に帯電された後、画像書き込みユニット
14Yとにより像様露光されて静電潜像が形成される。
この静電潜像は、イエロートナー現像手段15Yによっ
て現像されてイエロートナー像となる。転写ベルト19
は、帯電ブラシにより初期化され、紙やOHPフィルム
などの被転写媒体は、図示しない用紙カセットから、給
紙手段20から供給され、吸着ローラ21によって帯電
させられ、転写ベルト19に静電吸着させられた後、転
写位置まで搬送きれる。電子写真感光体12Yの表面
に、形成されたイエロートナー像は、転写ローラ16Y
と転写ベルト19とによって被転写媒体上に転写され、
図示されていない定着手段により定着される。転写ベル
ト19上に残留したトナーは、ブレード、ブラシ等のク
リーニング手段24により回収される。転写後、電子写
真感光体12Y上に残留したトナーは、クリーニング手
段17Yによって掻き取られた後、次の画像形成サイク
ルのために、帯電手段13Yにより再び帯電される。
は、各電子写真画像形成ユニット11Y,11M,ll
C,11Kの相対的な位置のずれを考慮したタイミング
で、上記と同様の画像形成工程が電子写真画像形成ユニ
ット11M,l1C,l1Kにおいても行われ、被転写
媒体上には4色のフルカラートナー像が形成される。
に用いられる転写ベルトには、電気抵抗の大きい材料を
用いた抵抗体ベルトと、導電性の材料を用いた導電性ベ
ルトかある。抵抗体ベルトが、環境変動により抵抗値が
変化し、安定性、維持性に欠けるのに対し、導電性ベル
トでは、環境依存性が小さく、安定に電荷が保持され、
繰り返し使用での電荷の蓄積が少なく、用紙の吸着が確
実で高精度な用紙搬送と転写を行えるという利点があ
る。このため、高速長寿命のプリンターとしての安定性
を重視するのであれば、導電性の材料を用いた導電性ベ
ルトを用いるのが望ましいのである。
て感光体上のトナー像を、一旦、中間転写体上に転写し
て、この中間転写体上に形成されたイエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックが重ね合わされたトナー画像を、
被転写媒体上に転写するようにした中間体転写方式にお
いて、中間転写体として使用されている導電性ベルトを
含め、導電性ベルトを転写に使用した例は、従来より知
られている。
の樹脂に導電性カーボンブラックを分散、含浸させた材
料を遠心成形や押し出し成形、ポリフッ化ビニリデン
(PVdF)のカレンダー成形、溶剤キャスティング法
によりフィルム状に形成した樹脂ベルトが知られてい
る。これらの樹脂ベルトは、体積抵抗が109 〜1012
Ωcm、表面抵抗が1010〜1014Ω・□程度になるよ
うに設定された導電性ベルトである。しかし、これらの
導電性樹脂ベルトは、ベルト剛性がありベルトスピード
の低下、変動は少ないが、弾性に欠けるために、当接す
る転写ローラとの間を通過するときに部分的な浮き状態
や隙間を生じやすく、転写不良や白抜けを発生しやす
く、ベルト蛇行を防止するための端部ガイドの設定が必
要であるという問題がある。また、熱膨張や吸湿による
ベルト伸びがわずかに数%生じてもその周長の変化から
ベルト蛇行を生じるため、リブ等の端部補強が必要とな
って、温度湿度変化により敏感に作用している。さら
に、用紙転写・剥離時に発生するオゾンにより部分的な
表面酸化や劣化、加水分解が生じ、吸湿によりベルト強
度の低下や表面抵抗の減衰が起こり、長期間の使用や高
速化に向けた転写電流の増加による劣化速度の抑制が困
難となるといった問題を有している。
タジエンゴム(NBR)、H−NBR、クロロプレンゴ
ム(CR)、ウレタン、エチレン−プロピレン−ジエン
三元共重合体(EPDM)等のオレフィンゴム材料に導
電性カーボンブラックや金属酸化物、カーボン繊維等を
添加して所望の電気抵抗を付与した弾性体ベルトが知ら
れている。しかし、これらの導電性弾性体ベルトでは、
ゴム弾性はあるが一定張力に対する剛性に欠けるため、
ゴム自体の永久伸びを生じて、カラー画像の転写に際し
て、転写画像の位置ズレが徐々に大きくなり像ぼけ、ブ
ラーの発生、色ずれなどのレジステレーションが悪化
し、回復性が無くなるといった問題点があった。また、
ゴム自体の永久伸びやオゾン劣化に起因する架橋点や導
電性連鎖が寸断され電気抵抗が上昇してしまう問題点も
あった。このような剛性不足と永久伸びの問題を解消す
るために、導電性弾性体ベルトを、ケブラー繊維やポリ
エステル繊維、ガラス繊維などの強化繊維やメタクリル
酸亜鉛でのポリマーアロイ化で補強することも提案され
ているが、この補強弾性体ベルトにおいては、永久伸び
は抑制できるが、使用する芯材の太さや巻き方に大きく
依存し、ベルト蛇行や、巻線ピッチ状の伸収縮や横方向
のレジステレーションが大きくなり、横方向と縦方向と
で異方性を生じるという欠点があった。
を維持するための弾性と剛性の両方を満足する導電性ベ
ルトは得られていない。また、使用する導電性フィラー
の凝集や、偏在、あるいは成形ムラによっても、画像上
の白抜け、白点、黒点発生等の転写不良が起こり易くな
り、高画質化の要求のもとでは、使用する導電性フィラ
ーの分散状態の均一性も要求される。従って、単一層で
これらの要求特性をすべて満たした導電性転写ベルト材
料、加工方法の改善は困難である。
は、中抵抗のゴム層、誘電層、および表層からなる3層
構成の導電性転写ベルトが提案されている。これらは、
転写ベルトから用紙が分離する際の、剥離放電を抑え、
画像の乱れを防止したものである。しかしながら、弾性
と剛性の両方を満足するように設計されておらず、ベル
トの変形や劣化、永久伸びに起因する転写不良を十分に
防止することができなかっ
みなされたものであり、本発明の第1の目的は、ベルト
張架時の回復性を保持でき、長期間の使用においても永
久伸びが少なく位置ずれしにくい導電性転写ベルトを提
供することにある。本発明の第2の目的は、電気抵抗の
均一性および転写ロール間のギャップや厚さを抑え接触
抵抗の均一性に優れる導電性転写ベルトを提供すること
にある。本発明の第3の目的は、ベルトスピードの変化
を抑え、経時変化の少ない高強度の導電性ベルトを提供
することにある。本発明の第4の目的は、簡易な方法に
より製造することができる導電性ベルトを提供すること
にある。
結果、多層構成として、補強層と弾性層を含んだ積層ベ
ルトから、各層毎に機能を分離することで剛性と弾性と
の両立を図るという着想を得て、本発明を完成するに至
った。
導電性中間層を有してなり、画像担持体上に形成された
画像を被転写媒体に転写する導電性転写ベルトであっ
て、該導電性中間層が、ウレタン樹脂、ウレア樹脂、及
びウレタンーウレア樹脂のいずれか一種を主基材として
含有してなる導電性補強層を少なくとも一層有してなる
ことを特徴とする導電性転写ベルトである。特に、前記
導電性補強層が、分子中にウレタン結合及びウレア結合
の両者を有するウレタンーウレア樹脂から構成される場
合は、これらを平均比率として65〜95%含有させる
ように調整することにより、または、主剤のポリマーの
ポリエーテル、ポリエステル結合の構造を選択すること
により調整することによりベルト可とう性を保持しなが
ら長時間使用しても永久伸びの少ない強度に調整できる
点で好ましい。本発明においては、弾性による蛇行防止
は導電性弾性層に、剛性による永久伸びの防止は導電性
補強層に行わせ、各層に機能を分離したことで、弾性と
剛性の両立が可能になった。すなわち、導電性弾性層で
はモジュラスを低く抑えて、ベルト張架時の回復性を保
持させ、導電性補強層では高ヤング率のエラストマーま
たは樹脂を使用することによりベルト全体を補強してい
る。これにより、3kg〜20kg/mm程度のベルト
テンションを懸けた状態で長時間使用きれても、ベルト
強度、伸び、弾性率、ヤング率等の経時変化が少なくて
済み、プーリー部でのベルト変形、クセの発生、ベルト
位置ズレ、ジャンピングの問題が生じにくい。これは、
各層のハードセグメントの永久伸びが、弾性率の異なる
層間で緩和され、テンションを加えてもその回復性を保
持し、永久伸びを抑える方向に働くためと考えられる。
なお、導電性補強層により所望の機械強度に合わせたベ
ルト強度の調整が可能となり導電性弾性体層の材料の使
用範囲を広げることもできる。
層に主基材として含有される樹脂の100%引張応力が
20〜200kgf/cm2 であり、伸びが200〜8
00%であり、かつ、前記導電性補強層に主基材として
含有される樹脂の100%引張応力が、前記導電性弾性
体層に主基材として含有される樹脂の100%引張応力
より大きく、前記導電性補強層に主基材として含有され
る樹脂の伸びが前記導電性弾性体層に主基材として含有
される樹脂の伸びより小さいことが好ましい。上層にゆ
くに従って100%引っ張り強度を大きくし、伸びを小
さくしたことにより、永久伸びによるベルトスピード変
動とその低下の抑制と初期ベルト張力の維持の両方に対
応することができる。
らに、フッ素樹脂またはフッ素樹脂を含有する塗料から
なる導電性保護層を設けることが好ましい。表面にこの
ような保護層を設けることで、トナーや紙粉によるベル
ト汚染性を軽減させ、ブレードクリーニング性を向上さ
せることができる。
記導電性補強層が、30〜300μmの膜厚を有するこ
とが好ましく、前記導電性保護層の膜厚が、この導電性
補強層を含む導電性中間層の膜厚よりも薄いことがより
好ましい。本発明の導電性転写ベルトは、前記導電性弾
性体層により回転時のベルト変形を抑え、これより上層
に導電性補強層を含む導電性中間層を設け、ベルトレス
ト時のヘタリと永久変形を少なくしたものであるが、上
層にゆくに従って塗工膜厚を少なくすることにより、上
層部のクラックを防止し、転写ベルトに必要なフレキシ
ビリティを持たせることができる。また、導電性弾性層
の上層に導電性中間層や導電性保護層を、均一に積層す
ることにより、塗膜のレベリング性を利用した表面粗さ
の調整も可能にしている。
は、導竃性弾性体層、導電性中間層、導電性保護層の順
に高くなることが、好ましく、導電性弾性体層の抵抗値
がl05 〜1013Ω・cmの範囲にあることが好まし
い。抵抗値の異なる層を積層することにより、抵抗の調
整を容易に行うことができ、ベルト全体として、抵抗の
バラツキが少なく、環境変動による抵抗の変動を抑える
ことができる。これにより各層自体の負担電圧を少なく
してピンホールリークを防止することができる。また、
最下層の導電性弾性体層の抵抗値をl05 〜1013Ω・
cmの範囲として、各層の抵抗値が下層より徐々に高く
なるように設計することにより、最終的にベルト転写に
必要な1011〜1013Ω・cm程度の表面抵抗と108
〜1014Ω・Cm程度の体積抵抗を得ることができる。
は、これら導電性付与物質の添加により行う。前記導電
性転写ベルトを構成する層のうち、導電性を有する層
が、導電性付与物質として、少なくとも一種の無機導電
性材料または有機導電性材料を含有することが好まし
く、無機導電性材料としては、導電性カーボンブラック
または導電性金属酸化吻が好ましく、有機導電性材料と
しては、各種4級アンモニウム塩、アルカリ金属等のイ
オン導電性添加材が好ましい。
らに詳細に説明する。
の一例を示す概略断面図である。ここで101は導電性
弾性層、102は導電性補強層である導電性中間層、1
03は導電性保護層である。本発明の導電性転写ベルト
は、無端ベルト状に形成され、導電性弾性層101を内
側にして、搬送ローラに張架されている。
体層101に、低モジュラスな導電性弾性体材料を用
い、導電性補強層102に、ウレタン樹脂、ウレア樹
脂、及びウレタンーウレア樹脂のいずれか一種を主基材
として含有してなる高モジュラスな導電性補強材料を用
いた点に特徴があり、この構成により永久伸びとベルト
剛性を保持することができる。
導電性中間層を構成しているが、導電性補強層は一層に
限られず、異なる強度の導電性補強層が複数層設けられ
ていてもよい。また、導電性中間層の最上層の物性によ
っては、導電性保護層を設ける必要はない。また、搬送
ローラと接触するベルト内面側には、ベルトが空転・蛇
行することがないように裏面全面に凹凸をつけるシボ
目、歯付き加工等の裏面加工をほどこしてもよく、裏面
端部に凹凸をつける等の端部加工をほどこしてもよい。
は、シリコーンゴム、NBR,H−NBR、CR、EP
DM、ウレタンゴム等が用いられる。
主基材としては、ウレタン樹脂、ウレア樹脂、及びウレ
タンーウレア樹脂のいずれかが用いられるが、剛度の調
整が容易な点で、分子中にウレタン結合(一NHCOO
一)とウレア結合(一NHCONH一)とを有するウレ
タンーウレア樹脂が好ましい。このようなウレタンーウ
レア樹脂は、ポリオールと、イソシアネート化合物、ポ
リアミン化合物の他に触媒を少なくとも配合して製造さ
れる。ポリオールとしては、末端にポリオール、例えば
末端にポリヒドロキシル基を有するポリエーテルポリオ
ール、ポリエステルポリオール及び両者の共重合物であ
るポリエーテルボリオール等があげられる。また、ポリ
ブタジエンポリオールやポリイソプレンポリオール、ポ
リエチレンポリオール等のポリオレフィンポリオール、
ポリオール中でエチレン性不飽和モノマーを重合させて
得られるポリオールプレポリマーなどの一般的なポリオ
ールが使用できる。また、ポリイソシアネート化合物と
してはトルエンジイソシアネート(TDI)、粗製TD
I、4,4一ジフェニルメタンジイソシアネート(MD
I)、粗製MDI、イソホロンジイソシアネート、各種
変性MDI、炭素数2〜18の脂肪族イソシアネート、
炭素数4〜15の脂環式ポリイソシアネートおよびこれ
らのポリイソシアネートの混合物や変性物、例えば部分
的にポリオール類またはジアミン類と反応させて得られ
るプレポリマー等が用いられる。
ル錫ラウレート、オクチル亜鉛、酢酸ナトリウム等の有
機金属化合物、アルカリ金属及びアルカリ土類金属のア
ルコキシドやフェノキシド、例えば、トリエチルアミ
ン、トリエチルジアミン、N一メチルモルホリン、ジメ
チルアミノメチルフェノール等の3級アミン類、4級ア
ンモニウム塩、イミダゾール類、Niアセチルアセテー
ト、ジアセチルアセトネートNiなどが挙げられる。
は、5:95から95:5が好ましく、より好ましくは
30:70〜70:30であり、ウレタン結合は、ポリ
オールと、イソシアネートとの配合量等により調整する
ことができ、また、ウレア結合はポリアミン化合物とイ
ソシアネートとの配合量等により調整することができ
る。すなわち、ポリオールとイソシアネートとポリアミ
ン化合吻の配合量を選定することによって、得られるウ
レタンーウレア樹脂中のウレタン結合とウレア結合との
平均比率を調整することができる。特に、ポリオールま
たはジアミン成分の硬化剤としてジイソシアネートを用
いて反応性比:0.95〜1.25、好ましくは1.0
3〜1.07に調整し、共架橋させることが望ましい。
ウレタンーウレア樹脂100重量部に対して0.001
〜5重量部のイオン導電性物質、特に0.01〜2重量
部とすることができ、これにより導電性補強層の電気抵
抗104 〜1012Ω・cmに調整でき、また、ウレタン
ーウレア樹脂100重量部に対して導電性カーボンブラ
ックの配合0.01〜50重量部、好ましくは0.1〜
20重量部にして導電層表面抵抗を下げ、面内バラツキ
の少ない均一で安定した電気抵抗を付与することができ
る。
ーコート、静電塗装、ロールコートなどにより、上記の
材料を塗布することにより設けることができる。
の構成のうち、導電性を有する層中に、配合される導電
性物質は、特に限定されることなく、公知の無機導電性
材料または有機導電性材料を使用することができる。無
機導電性材料としては、ケッチェンブラック、ファーネ
スブラック、アセチレンブラック等の公知の導電性カー
ボンブラック、酸化亜鉛、チタン酸カリウム、アンチモ
ンドープ酸化チタン、酸化スズ、グラファイト等の導電
性金属酸化物、LiClO4 、LiCF3 SO3 、Na
C1O4 、LiAsF6 、LiBF4、NaSCN,K
SCN,NaC1等の金属塩、あるいは各種4級アンモ
ニウム塩、燐酸塩等の電解質が挙げられる。有機導電性
材料としては、ラウリルトリメチルアンモニウム、ステ
アリルトリメチルアンモニウム、オクタデシルトリメチ
ルアンモニウム、ドデシルトリメチルアンモニウム等の
アルコール変性脂肪酸塩、過塩素酸塩、ハロゲン塩、ホ
ウフッ化水素酸塩、硫酸塩、スルホン酸塩、エトサルフ
ェート塩等の4級アンモニウム塩であるカチオン性界面
活性剤、脂肪族スルホン酸、高級アルコール硫酸エステ
ル塩、高級アルコールエチレンオキサイド付加硫酸エス
テル塩、高級アルコールリン酸エステル塩、高級アルコ
ールエチレンオキサイド付加リン酸エステル塩等のアニ
オン界面活性剤、各種ベタイン等の両性界面活性剤、高
級アルコールエチレンオキサイド、ポリエチレングリコ
ール脂肪酸エステル、多価アルコール脂肪酸エステル等
の非イオン性界面活性剤等の帯電防止剤が挙げられる。
導電性補強層においては、導電性カーボンブラックと共
にイオン導電性物質が添加されるが、イオン導電性物質
は単独または併用してもよい。本発明においては、特
に、アルキルアンモニウム塩とケッチェンブラック、過
塩素酸リチウムとファーネスブラック、過塩素酸ナトリ
ウムとアセチレンブラック等のイオン性電解質0.00
1〜重量%と導電性カーボンブラックを0.1〜50重
量部を使用し、ポリオール、ジアミン等に混合・溶解す
る場合の組み合わせが好ましい。導電性補強層において
は、イオン導電性物質は逐次、原料であるジアミンまた
はポリオール中に均一に混合溶解でき、導電性カーボン
ブラックは均一に分散する。
材料は、摩擦抵抗の低減、電気特性の環境に対する安定
性、表面粗さ低減による残留トナークリーニング性の向
上といった目的を達成できるものであれば、特に限定さ
れないが、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、
テトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニル
エーテルの共重合体(PFA)、PVdFなどのフッ素
樹脂系ポリマーを、アルコール可溶性ナイロン系、シリ
コーン樹脂系、シランカプラー、ウレタン樹脂系のエマ
ルションや有機溶剤に、溶解・分散した塗料を使用する
ことができる。これら保護層は、ディップコート、スプ
レーコート、静電塗装、ロールコートなどにより、上記
の塗料を塗布することにより設けることができる。さら
に、保護層に表面処理または研磨を施すことにより離型
性、導電性、耐磨耗性、表面クリーニング性を改善する
ことができる。
0%引張応力が20〜200kgf/cm2 、伸びが2
00〜800%であることが適当であり、かつ、導電性
補強層に主基材として含有される樹脂は、100%引張
応力が、導電性弾性体層に主基材として含有される樹脂
の100%引張応力より大きく、伸びが、導電性弾性体
層に主基材として含有される樹脂の伸びより小さいこと
が好ましい。100%引っ張り強度と伸びの調整は、主
基材として使用する樹脂の架橋密度とその組成を変更さ
せることにより行う。
を少なくできる点で、導電性弾性体層、導電性中間層、
導電性保護層の順に高くなることが、好ましい。具体的
には、導電性弾性層は105 〜1013Ω・cm、導電性
中間層はこれより高くし109 〜1011Ω・cm、導電
性保護層はさらに高く1012〜1014Ω・cmになるよ
うに調整し、高電圧印加時の絶縁耐圧を保持するため
に、全体を1010〜1012Ω・cm程度になるように膜
厚調整を行うのが好ましい。
層が、30〜100μmの膜厚を有することが好まし
く、前記導電性保護層の膜厚が、この導電性補強層を含
む導電性中間層の膜厚よりも薄いことがより好ましい。
具体的には、導電性弾性体層の膜厚が100〜3000
μm、導電性補強層の膜厚が30〜300μm、より好
ましくは30〜100μm、導電性保護層の膜厚が1〜
30μm程度になるように成形・塗工することが望まし
い。導電性補強層の膜厚が300μm以上になるとベル
ト剛性が高くなりすぎ、大きなベルト張架力が必要にな
り永久伸びが発生しやすくなる。導電性保護層の膜厚が
30μm以上になると表面剛性も高くなり表面クラック
が発生しやすく、かつ表面レベリング性が悪くなり平滑
性の保持が困難となる。導電性弾性体層の膜厚も300
0μm以上になるとベルトテンションを加えたときの形
状追従性が無くなり、ベルト駆動トルクが大きくなり、
蛇行しやすく、プーリー部でのクセが発生しやすくな
る。
合わせた特性の調節ができるため、用紙搬送転写ベルト
方式の転写ベルトだけでなく、カラー画像中間体転写
(IBT)方式の転写ベルトなどへの適応も可能とな
り、長期間使用しても電気抵抗の経時変化が少なく、均
一性に優れ、ベルト強度が大きく、永久伸びの少ない中
間転写ベルトとしても使用できる。
るが、本発明は下記の実施例に制限されるものではな
い。
基材として、以下の加硫ゴム配合を行い、25リットル
のニーダーを用いてカーボンブラック以外の配合物を混
練した。混練物にカーボンブラックを加えてバンバリー
ミキサーでさらに混練した。押し出し成形後、湿式研磨
でRz =8μmまで表面研磨して、膜厚530μm、内
径105mm、幅330mmの弾性体無端ベルトを得
た。DC500V印可時の電気抵抗は7.8 1og・
Ω・cmであった。100%引張応力は55kg/cm
2 で、その永久伸びは4.6%であった。 CR 100重量部 ステアリン酸 1重量部 酸化亜鉛 5重量部 HAFカーボン(デグサ社製、商品名:FW200) 20重量部 ケッチェンブラックEC(三菱化学社製、商品名:EC600) 5重量部 硫黄 2重量部 加硫促進剤(大内新興化学工業社製、商品名:ノクセラーNS) 1重量部 アミン系老化防止剤(大内新興化学工業社製、商品名:AD) 2重量部
性ウレア樹脂の反応性混合液を以下のような配合で作製
し、配合液を上記弾性体無端ベルトにスプレー塗布し
て、膜厚35μmの導電性補強層を形成した。DC50
0V印可時の基材込みの電気抵抗は9.5 1og・Ω
cmであった。100%引張応力は90kg/cm
2 で、その永久伸びは2.2%であった。なお、この場
合導電性補強層は導電性補強層と同一である。グリセリ
ンにプロピレンオキサイドとエチレンオキサイドを付加
したポリエー テルポリオール(分子量5000、旭硝子社製「エクセノール8281」) 100重量部 ウレタン変性したMDI(住友バイエル社製「スミジュールPF」) 18重量部 ヘキサメチレンジアミン 2重量部 1,4ブタンジオール 1重量部 ジブチル錫ラウレート 0.01重量部 テトラブチルアンモニウム過塩素酸塩 0.5重量部 ケッチェンブラック(ライオンアクゾ社製) 0.2重量部 上記製法により導電性補強層を形成した無端ベルト上
に、4フッ化エチレン樹脂(PTFE)を含有したウレ
タン変性エマルション塗料(主剤)と硬化剤(シランカ
ップリング剤)で構成された「JLY−601」(日本
アチソン社製)潤滑塗料を静電塗装法により塗装し、1
30℃で30分間乾燥して、膜厚5μmの導電性表面層
を形成した。DC500V印可時の基材込みの電気抵抗
は11.8log・Ω・cmであった。
図2に示した搬送ローラ上にセットして6kgのテンシ
ョンをかけた状態で26cm/secで48時間、印可
電圧2kVで回転させ1回放置後、上記測定法で測定し
たところその電気抵抗値、表面抵抗値の変化は見られな
かった。 ・ベルト速度の低下率(機械強度) コレットチャック軸固定式速度変動試験機を用いて、T
0 =6.0kg加重でベルト速度の低下率を測定した。
ベルト速度の低下率は0.15%であった。 ・低伸長モジュラス(弾性率) 引っ張り試験機により、一定伸長時のトルク(応力)変
化を測定した。結果を図3のグラフに示す。図3から低
伸長モジュラスが維持されていることが分かる。 ・電気抵抗のバラツキ(均一性) JIS電極を用いて、500Vの電圧を印加し、ベルト
一枚について24点で電気抵抗を計測した。バラツキは
0.8桁以内であった。
ベルトに、熱可塑性ウレタン(日本ミラクトロン社製)
のメチルエチルケトン40%溶液に導電性チタン酸カリ
ウム(大塚化学社製「BK300」)を50重量部添加
し、ロールコーターで塗布し、60℃で4時間乾燥し
て、膜厚55μmの導電性表面層を形成した。DC50
0V印可時の基材込みの電気抵抗は9.3 log・Ω
・cmであった。100%引張応力は110kg/cm
2 で、その永久伸びは2.0%であった。 〔導電性保護層の形成〕次に、上記弾性体無端ベルト上
に、さらにPTFEを含有した導電性エマルション塗料
(日本アチソン社製「エムラロン945ESD」)をス
プレー塗装して膜厚12μmの導電性表面層を形成し
た。DC500V印可時の基材込みの電気抵抗は10.
8 log・Ω・cmであった。
度の低下率は0.2%で、図3に示すように低伸長モジ
ュラスを維持できた。また、電気抵抗値、表面抵抗値の
経時変化も見られず、電気抵抗のバラツキも0.8桁以
内であった。
厚を4μmとした以外は、実施例1と同様にして、導電
性転写ベルトを作製した。ベルト速度の低下率はほとん
ど見られず(<0.1%)、図3に示すように低伸長モ
ジュラスを維持できた。また、電気抵抗値、表面抵抗値
の経時変化も見られず、電気抵抗のバラツキも0.8桁
以内であった。
応力は100kg/cm2 のゴムで構成し、中間層の膜
厚を33μmとした以外は、実施例1と同様にして、導
電性転写ベルトを作製した。ベルト速度の低下率は0.
2%で、図3に示すように低伸長モジュラスを維持でき
た。また、電気抵抗値、表面抵抗値の経時変化も見られ
ず、電気抵抗のバラツキも0.8桁以内であった。
ッチェンブラックを2重量部添加し、その膜厚を42μ
mとした以外は、実施例1と同様にして、導電性転写ベ
ルトを作製した。ベルト速度の低下率は0.22%で、
図3に示すように低伸長モジュラスは一層大きく、永久
伸びは無かった。また、電気抵抗値、表面抵抗値の経時
変化も見られず、電気抵抗のバラツキも0.8桁以内で
あった。
た以外は、実施例1と同様にして導電性転写ベルトを作
製して、電気抵抗を測定した結果、DC500V印可時
の基材込みの電気抵抗は9.5 log・Ω・cmまで
下がった。実施例1と同様に48時間回転させたとこ
ろ、電気抵抗は基材抵抗までさがり、表面クラックが発
生した。
た以外は、実施例2と同様にして導電性転写ベルトを作
製して、電気抵抗を測定した結果、DC500V印可時
の基材込みの電気抵抗は8.8 log・Ω・cmまで
下がった。実施例1と同様に48時間回転させたとこ
ろ、周方向に永久伸びが発生しベルトスピードが大幅に
低下して、初期ベルト強度の維持が困難であった。
を保持でき、長期間の使用においても永久伸びが少なく
位置ずれしにくい導電性転写ベルトが提供される。ま
た、電気抵抗の均一性および接触抵抗の均一性に優れる
導電性転写ベルトが提供される。また、経時変化の少な
い高強度の導電性ベルトが提供される。また、簡易な方
法により製造することができる導電性ベルトが提供され
る。さらに、塗布膜厚と主成分の構造、結合状態の変異
によりベルト強度を調整できるため、基材の弾性層の適
用範囲が広がり、各種の弾性素材に適用できる。
概略断面図である。
略断面図である。
る。
Claims (11)
- 【請求項1】 導電性弾性体層上に導電性中間層を有し
てなり、画像担持体上に形成された画像を被転写媒体に
転写する導電性転写ベルトであって、 該導電性中間層が、ウレタン樹脂、ウレア樹脂、及びウ
レタンーウレア樹脂のいずれか一種を主基材として含有
してなる導電性補強層を少なくとも一層有してなること
を特徴とする導電性転写ベルト。 - 【請求項2】 前記導電性補強層が、ウレタンーウレア
樹脂を主基材として含有してなることを特徴とする請求
項1に記載の導電性転写ベルト。 - 【請求項3】 前記導電性弾性体層に主基材として含有
される樹脂の100%引張応力が20〜200kgf/
cm2 であり、伸びが200〜800%であり、かつ、
前記導電性補強層に主基材として含有される樹脂の10
0%引張応力が、前記導電性弾性体層に主基材として含
有される樹脂の100%引張応力より大きく、前記導電
性補強層に主基材として含有される樹脂の伸びが前記導
電性弾性体層に主基材として含有される樹脂の伸びより
小さいことを特徴とする請求項1または2に記載の導電
性転写ベルト。 - 【請求項4】 前記導電性補強層が、30〜300μm
の膜厚を有することを特徴とする請求項1から3までの
いずれか一項に記載の導電性転写ベルト。 - 【請求項5】 導電性転写ベルトの最表層に、さらに、
フッ素樹脂またはフッ素樹脂含有塗料からなる導電性保
護層を有することを特徴とする請求項1から4までのい
ずれか一項に記載の導電性転写ベルト。 - 【請求項6】 前記導電性保護層の膜厚が、前記導電性
中間層の膜厚よりも薄いことを特徴とする請求項5に記
載の導電性転写ベルト。 - 【請求項7】 導電性弾性体層の抵抗値が、105 〜1
013Ω・cmであることを特徴とする請求項1から6ま
でのいずれか一項に記載の導電性転写ベルト。 - 【請求項8】 各層の抵抗値が、導電性弾性体層、導電
性中間層、導電性保護層の順に高くなることを特徴とす
る請求項1から7までのいずれか一項に記載の導電性転
写ベルト。 - 【請求項9】 前記導電性転写ベルトを構成する層のう
ち、導電性を有する層が、導電性付与物質として、少な
くとも一種の無機導電性材料または有機導電性材料を含
有することを特徴とする請求項1から8までのいずれか
一項に記載の導電性転写ベルト。 - 【請求項10】 前記無機導電性材料が、導電性カーボ
ンブラックまたは導電性金属酸化物であることを特徴と
する請求項9に記載の導電性転写ベルト。 - 【請求項11】 前記有機導電性材料が、イオン導電性
添加材であることを特徴とする請求項9に記載の導電性
転写ベルト。
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---|---|---|---|
JP17315498A JP3846033B2 (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | 導電性転写ベルト |
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---|---|---|---|
JP17315498A JP3846033B2 (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | 導電性転写ベルト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000010417A true JP2000010417A (ja) | 2000-01-14 |
JP3846033B2 JP3846033B2 (ja) | 2006-11-15 |
Family
ID=15955114
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP17315498A Expired - Lifetime JP3846033B2 (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | 導電性転写ベルト |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3846033B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002229345A (ja) * | 2000-11-14 | 2002-08-14 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 導電性ベルト |
KR100421025B1 (ko) * | 2002-02-07 | 2004-03-04 | 삼성전자주식회사 | 정전 압력 전사 방식의 습식 칼라 화상형성장치 및 이를이용한 화상형성방법 |
JP2006091087A (ja) * | 2004-09-21 | 2006-04-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
US7776427B2 (en) | 2004-08-04 | 2010-08-17 | Sumitomo Electric Fine Polymer, Inc. | Transfer belt for image forming apparatus |
-
1998
- 1998-06-19 JP JP17315498A patent/JP3846033B2/ja not_active Expired - Lifetime
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US7150908B2 (en) | 2000-11-14 | 2006-12-19 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd | Conductive belt |
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US6819903B2 (en) | 2002-02-07 | 2004-11-16 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Color image forming apparatus to transfer color image using electrostatic force and pressure and method of forming image using the same |
US7776427B2 (en) | 2004-08-04 | 2010-08-17 | Sumitomo Electric Fine Polymer, Inc. | Transfer belt for image forming apparatus |
JP2006091087A (ja) * | 2004-09-21 | 2006-04-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
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