JP2000010049A - 画像印刷装置 - Google Patents

画像印刷装置

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JP2000010049A
JP2000010049A JP10178921A JP17892198A JP2000010049A JP 2000010049 A JP2000010049 A JP 2000010049A JP 10178921 A JP10178921 A JP 10178921A JP 17892198 A JP17892198 A JP 17892198A JP 2000010049 A JP2000010049 A JP 2000010049A
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JP10178921A
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Kenji Iwano
賢二 岩野
Hiroshi Akahori
裕志 赤堀
Kazuo Nobori
一生 登
Kazuhiro Kayashima
一弘 萱嶋
Makoto Fujimoto
眞 藤本
Yasuto Kawamata
康人 川真田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数画像を1本または複数のライン単位でイン
ターリーブさせ、レンチキュラレンズを用いて複数画像
を個別に識別可能にしたものにおいて、複数の画像間で
のクロストークや画像のチラツキをなくすことができる
画像を印刷する画像印刷装置を提供する。 【解決手段】注目画素と、その周辺の周辺画素との輝度
値の差を取り、差が大きいと相関値を低くし,差が小さ
いと相関値を高くする相関値を生成する。画像印刷装置
は、相関値が低い領域は印刷画素を小さくする制御を行
い、相関値が高い領域は印刷画素を大きくする制御を行
う、画素の形状制御部を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、見る方向によって
異なる画像が呈示できる、例えばレンチキュラシートの
背面に複数の画像を印刷する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、絵や写真などを立体的に見ようと
するために、複数のかまぼこ型のレンズからなるレンチ
チュラシートを、左右の眼に対応するように印刷した絵
や写真の上に貼付けたものが知られている。これは、図
25に示すように、用紙2503上に左目用の画像A
1、A2、・・・、と右目用の画像B1、B2、・・・
とをストライプ状に印刷した絵2502をその上に貼付
けられた前述のレンチキュラシート2501を通して見
ることにより、左目にはA1、A2、・・・の画像が眼
に写り、右目にはB1、B2、・・・の画像が眼に写っ
て立体的に見ることが可能となる。図25では右目用、
左目用の2種類の画像を印刷しているが、これを発展さ
せ図26に示すように6枚の画像を印刷すると、6眼の
立体画像を作成でき、さらに6枚の動画像を印刷して図
26のようにレンチキュラレンズを横方向から見ること
により、1枚のカードの中に6枚の動画像を印刷するこ
とができる。
【0003】図27は、従来のレンチキュラシート上に
N枚(例えば6枚)の画像の印刷を行うための画像印刷
装置の構成図である。この画像印刷装置は、カメラ等の
映像信号や、データ記憶装置からN枚の画像Brを取り出
す画像入力部101、N枚の画像Brを合成して印刷を行
うための濃淡画像Soを作成する画像合成部2701、濃
淡画像Soから印刷を行う画像出力部104から構成され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の印刷方法はクロ
ストーク(レンチキュラシート上に印刷された複数枚の
画像の内、ある1枚の画像を見たとき、別の画像の一部
が混在して見える現象)を軽減するために、図30に示
すように印刷画素を小さくして印刷を行っていた。この
印刷方法を用いて1枚目から6枚目にアルファベットのA
からFの文字を1文字づつ入った画像をストライプ状に
印刷した図30の画像を、レンチチュラシートを通して
観察したときの様子を図28に示す。観察するときにシ
ートの角度を変えることによりAからFまでの文字が分
離して見ることが出来る。この印刷方法ではクロストー
クは減少するが、図30からも分かるように画素間に印
刷をしていない面積が大きいために、シートの角度を変
えて観察したときに個々の画像は分離して見える反面、
画像の切り換え時に空白の比率が上がることにより連続
して観察するとチラツキ感が発生するという問題があ
る。
【0005】チラツキ感を軽減させるためには、図31
に示すように印刷画素を大きくして印刷を行えば改善が
出来る。しかし、図31の画像をレンチキュラシートを
通して観察すると図29のようになり、1文字づつが分
離して見ることができなくなるクロストーク現象が増大
するという問題がある。
【0006】本発明はこの問題を解決するために、周辺
画素との相関情報を利用して印刷制御することにより、
チラツキ感とクロストークの両方が少ない画像印刷装置
を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点は、
画像を印刷する画像印刷装置であって、注目画素と、そ
の周辺の周辺画素との輝度値の差を取り、差が大きいと
相関値を低くし,差が小さいと相関値を高くする相関値
生成手段と、相関値が低い領域は印刷画素を小さくする
制御を行い、相関値が高い領域は印刷画素を大きくする
制御を行う、画素の形状制御手段を備えたことを特徴と
する画像印刷装置である。
【0008】これにより、チラツキ感とクロストークの
両方が少ない画像を印刷することが可能となる。
【0009】本発明の第2の観点は、上記形状制御手段
は、1画素に割り当てられた印刷期間をカウントし、カ
ウント値をNビットで出力するカウント手段と、Nビッ
トのカウント値の最下位ビットを最上位ビットにシフト
し、修正カウント値を出力するビットシフト手段と、相
関値が低い場合は、カウント手段からの無修正カウント
値を選択する一方、相関値が高い場合は、ビットシフト
手段からの修正カウント値を選択するスイッチ手段と、
スイッチ手段からの修正または無修正カウント値と、注
目画素の輝度レベルを表した輝度信号とを比較し、輝度
信号の方が大きい場合、印刷レベルを上げる信号を出力
する比較手段からなることを特徴とする第1の観点の画
像印刷装置である。
【0010】これにより、画素を印刷する際、簡単な構
造で小さなドットと、大きなドットを区別して印刷する
ことが可能となる。
【0011】本発明の第3の観点は、上記輝度信号は、
(N−1)ビットかそれ以下のビット数で表されること
を特徴とする第2の観点の画像印刷装置である。これに
より、印刷装置のサーマルヘッドへの加熱期間と冷却期
間を少なくとも1:1の割合,もしくは、冷却期間を加
熱期間より長くとることが可能となる。
【0012】本発明の第4の観点は、相関値の低い画素
の周りに相関値の高い画素が存在するか否かを検出し、
該相関値の低い画素を境界画素と特定する手段と、該境
界画素を、相関値が高い画素が存在する方向に移動させ
画素の位置を制御する位置制御手段をさらに設けたこと
を特徴とする第1の観点の画像印刷装置である。これに
より、境界において、画素間の距離を広くすることによ
り、境界をはっきりさせ、クロストークを低減すること
ができる。
【0013】本発明の第5の観点は、相関値の高い画素
を検出する手段と、該相関値の高い画素について、2回
画素を繰り返して印刷するように画素の密度を制御する
密度制御手段をさらに設けたことを特徴とする第1の観
点の画像印刷装置である。これにより、相関値の高い部
分は、ドットの密度を上げ、チラツキをなくすことがで
きる。
【0014】本発明の第6の観点は、相関値の高い画素
と低い画素を区別する手段と、相関値の高い画素と低い
画素についてのガンマ補正を別々に行う手段とをさらに
設けたことを特徴とする第1の観点の画像印刷装置であ
る。これにより、相関値の高い部分と相関値の低い部分
とで別々のガンマ補正を行うことが可能となる。
【0015】本発明の第7の観点は、画像印刷装置は、
レンチキュラレンズと組み合わせて見る画像を印刷する
画像印刷装置であって、レンチキュラレンズ方向と印刷
走査方向との角度を一致させることを特徴とする第1の
観点の画像印刷装置である。
【0016】これにより、画素の一部が削られること無
くレンチキュラレンズを通して見ることができるので、
印刷された画素の濃淡を忠実に表現することができる。
本発明の第8の観点は、画像印刷装置は、レンチキュラ
レンズと組み合わせて見る画像を印刷する画像印刷装置
であって、レンチキュラレンズのレンズピッチにより印
刷画素の形状を変化させることを特徴とする第1の観点
の画像印刷装置である。これにより、レンズのピッチに
あった印刷を行うことが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明にかかる好ましい
実施の形態の画像印刷装置の構成図である。この画像印
刷装置は、カメラ等の映像信号や、データ記憶装置から
N枚の画像を受け取る画像入力部101、N枚の画像の
それぞれの画像について輝度信号Brを受け、相関情報
を作成する相関情報作成部102、画素を印刷する際
に、画素の大きさ、画素の位置、画素の密度を制御する
画素制御部103、画像の出力を行う画像出力部104
で構成される。画像出力部104は、印刷を行う印刷装
置を主とするが、ほかの出力装置であってもよい。
【0018】図2は、相関情報作成部102における動
作のフローチャートを示す。一枚の画像が送られてきた
ら、このフローチャートが動作する。ステップ#1にお
いて、これからテストを行う画素(注目画素P(x,y))に
対し、上下または左右に画素が存在するか否かを判断す
る。これにより、画面周辺の画素(上下両端の横一列
と、左右両端の縦一列の,合計4列の画素)が、NOと
判断され、残りの画素は、YESと判断される。
【0019】ステップ#2において、注目画素とその周
辺画素との差分値Dを計算する。この差分値Dは、次の
式により計算される。 D=|Br(x,y)-Br(x+1,y)|+|Br(x,y)-Br(x-1,y)|+|Br(x,
y)-Br(x,y+1)|+|Br(x,y)-Br(x,y-1)| ここで、Br(x,y)は、画素P(x,y)における明るさ(輝度
値)を示す。なお、上記式および以下の説明は、白黒の
場合の輝度について行っているが、カラーの場合にあっ
ては、R,G,Bそれぞれについて行ってもよいし、G
のみについて行い、R,Bについては省略、またはGか
らの推定値を用いてもよい。
【0020】なお、差分値Dは、上の式の各項の2乗の
総和でもよい。また、差分値Dは、x方向のみ、または
y方向のみであってもよい。ステップ#3において、差
分値Dは、所定の閾値Thdより小さいか否かが判断され
る。閾値Thdは、出力画像を観察し、画素が絵の部分の
境界線上(たとえば花とバックの色との境目)にあるか
否かの判断ができる値に設定する。差分値Dが閾値Thd
以上であれば、画素は、境界線上にあると判断され、閾
値Thd以下であれば、境界線上に無いと判断される。閾
値Thdは、固定値であってもよいし、可変であってもよ
い。可変の場合は、手動による可変としてもよく、画像
の種類、画像の明るさなどの要因により自動に可変され
てもよい。
【0021】D<Thdであれば、注目画素と周辺画素と
の明るさの差が少ないと判断され、周辺画素に対する注
目画素の相関値Coは、高い、すなわち、注目画素は周辺
画素と同一部分(たとえば、同じ顔の中の部分)を表し
ている、と判断される。したがって、D<Thdの場合
は、ステップ#4で、注目画素P(x,y)についての相関値
Co(x,y)は、1に設定される。
【0022】逆にD≧Thdであれば、注目画素と周辺画
素との明るさの差が大きいと判断され、周辺画素に対す
る注目画素の相関値Coは、低い、すなわち、注目画素は
周辺画素と異なった部分(たとえば注目画素が顔のエッ
ジを表し、周辺画素のいくつかが顔の背景部分)を表し
ている、と判断される。したがって、D≧Thdの場合
は、ステップ#5で、注目画素P(x,y)についての相関値
Co(x,y)は、0に設定される。
【0023】ステップ#6において、一枚の画像のすべ
ての画素について相関値が出されたか否かが判断され、
すべての画素について相関値が出されていなければステ
ップ#1に戻り、出されていれば終了する。なお、図2
に示す例においては、差分値Dがひとつの閾値Thdとの
比較で相関値Coを0または1のいずれかに設定したが、
二つの閾値を用い、相関値を0,1,2のいずれかに設
定することも可能である。さらに、細かく区分分けする
ことも可能である。
【0024】相関画像の作成方法は周辺画素との比較か
ら求められるが、レンチキュラレンズに印刷する場合は
レンチキュラレンズの長手方向に対して垂直方向の近傍
画素との比較から求めると計算量を削減できる。蜂の目
レンズに印刷する場合は垂直、水平方向の近傍画素との
比較から求める方が望ましい。
【0025】図3は、画素制御部103のブロック図を
示す。画素制御部103は、画素の大きさなどの形状を
制御する形状制御部301と、画素の位置を制御する位
置制御部302と、画素の密度を制御する密度制御部3
03で構成される。なお、画素制御部103は、形状制
御部301、位置制御部302、密度制御部303のい
ずれか1つ有ればよく、必ずしも3つ必要でない。
【0026】図4は、形状制御部301の出力波形の一
例を示しており、特に、印刷装置、すなわち画像出力部
104が異なったエネルギーで印刷することができる場
合の出力波形を示している。たとえば、1回のパルス出
力に応じて、256レベルの異なったレベルのいずれが
ひとつのレベルで印刷輝度を変えることができる印刷装
置を用いた場合の、形状制御部301の出力波形を示し
ている。相関値Coが0の場合、すなわち画素の位置が絵
の部分の境界線にある場合は、図4(a)に示すよう
に、強いエネルギーで短い期間の駆動パルスを出力し
て、強い熱量を集中させ、小さなドットで画素の印刷を
行う一方、相関値Coが1の場合、すなわち画素の位置が
絵の部分の境界線に無い場合は、図4(b)に示すよう
に、弱いエネルギーで長い期間の駆動パルスを出力し
て、やや弱めの熱量を長く加えることにより、大きなド
ットで画素の印刷を行う。なお、図4(a)と図4
(b)に示すパルスの面積は、同じである。
【0027】たとえば、0レベルから255レベルで可
変な輝度信号Brのレベルが120であったとすると、形
状制御部301は、相関値Coが0の場合は、120レベ
ルの信号を1単位パルス期間出力し、相関値Coが1の場合
は、60レベルの信号を2単位パルス期間出力する。し
たがって、印刷装置104は、相関値Coが0の場合は、
より小さくて濃いドット(図12の左上領域のドット)
を形成する一方、相関値Coが1の場合は、大きめで、や
や薄いドット(図12の右下領域のドット)を形成す
る。
【0028】図5は、印刷装置自身が同じエネルギー
(単位エネルギー)でしか出力することができない場合
の、形状制御部301のブロック図を示す。この場合、
0レベルから255レベルで可変な輝度信号Brのレベル
が120であったとすると、印刷装置は、ひとつの画素
に対し、120回繰り返し単位エネルギーを与え、印刷
装置のサーマルヘッドにおいて熱量の蓄積を行い、輝度
レベルが120であるドットを生成する。
【0029】図5に示すように、形状制御部301は、
最高輝度のレベルBrmax(たとえば8ビットであれば2
56)の少なくとも2倍(たとえば9ビットであれば5
12)までカウントするカウンタ501と、カウント値
のビットシフトを行い、修正カウント値を出力するビッ
トシフト502と、カウンタ501からのカウント値
か、ビットシフト502からの修正カウント値かを選択
するスイッチ503と、比較器504で構成する。カウ
ンタ501は、1画素に割り当てられた印刷期間をカウ
ントし、カウント値をNビット(ここでは9ビット)で
出力する。
【0030】ここで、ビットシフト502および修正カ
ウント値について説明する。カウンタ501が9ビット
カウンタであれば、0(0 0000 0000)から511(1 1111
1111)までカウントすることができる(カッコ内の数値
は2進数表示である)。ビットシフト502では、全ビ
ットを右に1ビットずらし、最下位ビット(LSB)を
最上位ビット(MSB)に移す操作を行う。たとえば、
9ビットを(a bcde fghi)で表せば、ビットシフトが行
われた場合は、(i abcd efgh)と表される。この、ビッ
トシフトが行われたカウント値を修正カウント値とい
う。以下の表にビットシフトが行われた場合のサンプル
を示す。
【表1】 I (10進数表示) I’ (10進数表示) 0 0000 0000 (0) 0 0000 0000 (0) 0 0000 0001 (1) 1 0000 0000 (256) 0 0000 0010 (2) 0 0000 0001 (1) 0 0000 0011 (3) 1 0000 0001 (257) 0 0000 0100 (4) 0 0000 0010 (2) 0 0000 0101 (5) 1 0000 0010 (258) 0 0000 0110 (6) 0 0000 0011 (3) 0 0000 0111 (7) 1 0000 0011 (259) 0 0000 1000 (8) 0 0000 0100 (4) 0 0000 1001 (9) 1 0000 0100 (260) 0 0000 1010 (10) 0 0000 0101 (5) 0 0000 1011 (11) 1 0000 0101 (261) : : : 1 1111 1100 (508) 0 1111 1110 (254) 1 1111 1101 (509) 1 1111 1110 (510) 1 1111 1110 (510) 0 1111 1111 (255) 1 1111 1111 (511) 1 1111 1111 (511)
【0031】以上より明らかなように、修正カウント値
I’は、リニアにインクリメントするのではなく、低レ
ベルでのインクリメント(たとえば、0からのインクリ
メント)と、高レベルのインクリメント(たとえば、2
56からのインクリメント)が交互に現れる。すなわ
ち、奇数番目のカウント値は、0,1,2,3,…,2
55と増加し、偶数番目のカウント値は256,25
7,258,259,…,511と増加する。これを一
般的な形で表すと、カウンタの最高カウント値を2Imax
−1とすると、
【0032】 奇数番目は、0,1,2,3,…,Imax−1 偶数番目は、Imax, Imax+1, Imax+2, Imax+3, …, 2Ima
x−1 と増加する。なお,最高カウント値2Imax−1と、最高
輝度信号のレベルBrmaxとの関係は、好ましくは、Imax=
Brmaxである。
【0033】本発明においては、カウンタ501は、1
画素に割り当てられた印刷期間(上述の例では、0から
511までの512)をカウントし、カウント値をNビ
ットで出力し、輝度信号Brは、(N−1)ビットかそれ
以下のビット数で表されることを特徴とする。これによ
り、印刷装置のサーマルヘッドへの熱量の蓄積を行う加
熱期間と冷却期間を少なくとも1:1の割合,もしく
は、冷却期間を加熱期間より長くとることが可能とな
る。
【0034】今、ある注目画素について見た場合、0レ
ベルから255レベルで可変な輝度信号Brのレベルが、
たとえば3レベルであったとする。したがって、比較器
504への一方の入力である輝度信号Brは、3を示して
いる。
【0035】相関値Coが0の場合は、スイッチ503は
図5において実線で示されるように設定され、カウンタ
501からの無修正カウント値Iが比較器504の他方
の入力に加えられる。図6(a)に示されるように、無修
正カウント値Iが0から2までの3パルス期間は、比較
器504からは、ハイレベルが継続して出力され、無修
正カウント値Iが3から511までの509パルス期間
は、ローレベルが継続して出力される。比較器504か
らの出力信号S1は、(位置制御部302、密度制御部
303が省略されている場合)印刷装置である画像出力
部104に送られる。印刷装置では、注目画素に対し、
出力信号S1のハイレベルにより、熱量が蓄積される。
この、熱量の蓄積は、図6(a)に示されるように、ひと
つの高いピークを取り、強い熱量を集中させて行うの
で、小さなドット(図12の左上領域のドット)で画素
の印刷を行うことが可能となる。
【0036】相関値Coが1の場合は、スイッチ503は
図5において点線で示されるように設定され、ビットシ
フト502からの修正カウント値I’が比較器504の
他方の入力に加えられる。図6(b)に示されるように、
修正カウント値I’が偶数番目のときは、常に修正カウ
ント値I’の方が輝度値Brより大きく、修正カウント値
I’が奇数番目のときは0から2までの3パルスについ
ては、ハイレベルが出力される。したがって、比較器5
04からは、修正カウント値I’が0,256,1,2
57,2,258までの6パルス期間は、ハイレベルと
ローレベルが交互に出力され、修正カウント値が3から
511までの506パルス期間は、ローレベルが継続し
て出力される。比較器504からの出力信号S1は、印
刷装置である画像出力部104に送られる。印刷装置で
は、注目画素に対し、出力信号S1のハイレベルによ
り、熱量が蓄積される。この、熱量の蓄積は、図6(b)
に示されるように、複数の低いピークを取り、やや弱め
の熱量を長く加えることにより行われる。したがって、
大きなドット(図12の右下領域のドット)で画素の印
刷を行うことが可能となる。
【0037】図7は,形状制御部301をソフト的にコ
ンピュータで処理する場合のフローチャートを示す。ス
テップ#10で、輝度値Br、相関値Coを読み取る。ステ
ップ#11で、相関値Coは、0か1かを判断する。周辺
の画素が似ているばあい、すなわちCo=1であれば、ステ
ップ#14にすすみ、周辺の画素が似ていないばあい、
すなわちCo=0であれば、ステップ#12にすすむ。
【0038】ステップ#14では,輝度値Brと無修正カ
ウント値Iが比較され、Br>Iの場合は、ステップ#1
5に進み、出力信号S1からハイレベルが出力される。
また、Br≦Iの場合は、ステップ#16に進み、出力信
号S1からローレベルが出力される。
【0039】ステップ#12で、カウンタのビットシフ
トが行われ、修正カウント値I’が算出される。
【0040】ステップ#13で、輝度値Brと修正カウン
ト値I’が比較され、Br>I’の場合は、ステップ#1
5に進み、出力信号S1からハイレベルが出力される。
また、Br≦I’の場合は、ステップ#16に進み、出力
信号S1からローレベルが出力される。
【0041】ステップ#17では,カウンタのカウント
値が最高値2Imax−1に達したかどうかを判断し、達し
ていない場合は、ステップ#18でカウンタをインクリ
メントし、達している場合は、ステップ#19でカウン
タをリセットする。
【0042】ステップ#20で、すべての画素について
処理がなされたかどうかを判断し、なされていなければ
ステップ#10に戻る一方、なされていれば、処理を終
了する。なお、印刷装置での印刷が6ビット、すなわち
レベル0から63までの64階調で行われるのであれ
ば、8ビットで表された256階調の輝度信号Brを64
階調の信号に変換する必要がある。この場合は、8ビッ
トの輝度信号Brの下位2ビット目をKとして一時的に保
持しておき、下位2ビットを削除して、6ビットにす
る。6ビットの最下位ビットにKを加えた新たな6ビッ
トデータを作る。このようにKを加えるのは、切り捨て
た下位2ビットの四捨五入のような操作を行うためであ
り、必ずしも必須ではない。一方、カウンタは、7ビッ
トカウンタを用い、上述と同様にして無修正カウント値
Iと修正カウント値I’を生成し、相関値Coが0の場合
は、6ビットの輝度信号Brと7ビットの無修正カウント
値Iとを比較する。相関値Coが1の場合は、6ビットの
輝度信号Brと7ビットの修正カウント値I’とを比較す
る。比較結果は、S1として出力される。
【0043】図8は、位置制御部302の動作のフロー
チャートを示す。ステップ#30で、出力信号S1,相
関値Coを読み取る。ステップ#31で、相関値Coが0か
どうかを判断する。0の場合(周りの画素と似ていない
場合)は、そのままステップ#32にすすむ。1の場合
(周りの画素と似ている場合)は、ステップ#34に進
む。ステップ#32で、周辺に相関値Coが1である画素
(似ている画素)が存在するかどうかを判断する。存在
しない場合は,ステップ#34に進む一方、存在する場
合は、ステップ#33に進む。ステップ#33で、注目
画素P(x,y)の位置を相関値Coが1である画素(似ている
画素)が存在する方向に少し、たとえば画素間距離の5
%〜20%の距離、移動する。そして、移動された後の
新たな位置情報を備えた画素の出力信号S2が出力され
る。ステップ#34で、すべての画素について処理がな
されたかどうかを判断し、なされていなければステップ
#30に戻り、なされていれば終了する。
【0044】図9は、4つの画素P1,P2,P3,P4に
おいて、画素P2がそれと似ている画素P1の方向に移
動され、画素P3がそれと似ている画素P4の方向に移
動された例を示す。この場合、画素P2、P3の間に絵
の部分の境界線が存在し、境界線でクロストークが生じ
ないよう境界の部分で幅を広げている。この様子が図1
3に示されている。
【0045】図10は、密度制御部303の動作のフロ
ーチャートを示す。ステップ#40で、出力信号S2
(位置制御部302が省かれている場合は出力信号S
1),相関値Coを読み取る。ステップ#41で、相関値
Coが1であるか否かを判断する。相関値Coが1である場
合、すなわち、似ている場合は、ステップ#42に進
む。相関値Coが0である場合は、ステップ#43に進
む。ステップ#42で、信号S2の周期を半分に変換す
る。すなわち、デューティ比を半分にし、半周期ずらし
た信号を追加生成する。たとえばデューティ比が50%
であれば25%にし、これと同じものを半周期ずらした
信号を追加生成する。したがって、周波数が2倍にな
る。そして、信号密度が2倍になった新たな信号S3を
生成する。ステップ#43で、すべての画素について信
号処理がなされたかどうかが判断され、なされていなけ
ればステップ#40に戻り、なされていれば終了する。
したがって、密度制御部303は、相関値の高い画素に
ついて、2回画素を繰り返して印刷し、画素の密度を上
げるよう制御する。
【0046】図11において、相関値Coが1であるパル
スP12,P13についてステップ#42の処理がなされ
た状態が示されている。これにより、印刷密度が高くな
る。図14の左上には、相関値Coが0の場合の印刷状態
が示されており、同右下には、相関値Coが1の場合の印
刷密度が高くなった状態が示されている。
【0047】図15は、図1の構成において、さらにガ
ンマ補正選択部1501を加えた印刷装置を示す。図1
6にガンマ補正選択部1501の動作のフローチャート
が示されている。
【0048】ステップ#50で、相関値Coを読み取る。
ステップ#51で、相関値Coが1であるか否かを判断す
る。相関値Coが1である場合、すなわち、似ている場合
は、ステップ#52に進む。相関値Coが0である場合
は、ステップ#53に進む。ステップ#52では、相関
値Coが1である場合に見合ったガンマ補正を、ガンマ補
正テーブル、またはガンマ補正計算式を選択し、選択し
たテーブル、または計算式に基づいてガンマ補正を行
う。ステップ#53では、相関値Coが0である場合に見
合ったガンマ補正を、ガンマ補正テーブル、またはガン
マ補正計算式を選択し、選択したテーブル、または計算
式に基づいてガンマ補正を行う。ステップ#54で、す
べての画素について処理がなされたかどうかが判断さ
れ、なされていなければステップ#50に戻り、なされ
ていれば終了する。以上により、相関値Coが1の場合と
0の場合とで、異なったガンマ補正を行うことが可能と
なり、色(色相、明度、彩度)の調整を相関値Coと関連つ
けて行うことが可能となる。
【0049】図17は、図1の構成において、さらに出
力形状検出部1701を加えた印刷装置を示す。図18
に出力形状検出部1701の動作のフローチャートが示
されている。出力形状検出部1701は、レンズ形状を
検出し、レンズ形状が大きい場合は大きいドットを,小
さい場合は小さいドットを形成するように、画素制御部
103を制御する。
【0050】ステップ#60で、レンチキュラレンズの
レンズピッチを検出する。横方向のピッチをLpw(x,y)と
し、縦方向のピッチをLph(x,y)とする。このようにピッ
チを検出することにより、レンズの形状を検出する。形
状は検出しても良いが、既知の情報を用いても良い。図
19に蜂の目レンズのレンズピッチが示されている。ス
テップ#61で、画素の大きさを決定する。図19のレ
ンズL1は大きなピッチを有しているので、画素の大き
さもそれに比例して大きく形成するように制御され、逆
に、レンズL2は小さなピッチを有しているので、画素
の大きさもそれに比例して小さく形成するように制御さ
れる。これにより、レンズのピッチにあった印刷を行う
ことが可能となる。
【0051】図20、図21は本願発明による印刷装置
により印刷された画素と、レンチキュラレンズとの関係
を示す。特に、図20は,印刷画素が多階調表現されて
いる場合をしめし、図21は、印刷画素が面積階調表現
されている場合を示す。図においてLfは、レンチキュ
ラレンズの焦点の大きさを示し、Lpはレンチキュラレ
ンズピッチを示す。ある角度からレンチキュラレンズを
介して印刷面を見れば、Aで表示された画素のみを見る
ことができる。また、別の角度から見れば、Bで表示さ
れた画素のみを見ることができる。このように、Aから
Fまでの6種類の異なった映像を1枚の面に印刷し、角
度を変えることにより、6画像を識別して見ることが可
能である。この場合、本発明によりクロストークやチラ
ツキを低減することが可能となる。
【0052】図20の印刷画素が多階調表現されている
の場合に用いられる印刷装置としては、熱昇華型プリン
タや、銀塩写真などがある。また、図21の印刷画素が
面積階調表現されている場合に用いられる印刷装置とし
ては、インクジェットプリンタ、オフセット印刷装置、
シルク印刷装置等がある。いずれも本願発明の制御を用
いることが可能である。
【0053】面積階調表現をする場合、1画素の形状が
正方形の場合(図22)と、長方形の場合(図23)とがあ
る。1画素が長方形の面積階調表現を用いた場合、1画
素の長手方向をレンチキュラの長手方向と同じ方向に配
置すれば、次式で与えられるN種類の画像をレンチキュ
ラレンズで分離して観察することができる。 N = (Lp / Lf) = (Ldw / Ldh) ただし、Ldh、Ldwは、それぞれ印刷画素の高さ、幅であ
る。また、図24に示すようにレンチキュラレンズの長
手方向と、画素の配列方向との間に角度を設けると、チ
ラツキの原因となる。なお、Ldw<Lfとすれば、画像の
分離がよくなり、クロストークを低減することができ
る。また、レンチキュラレンズの長手方向が横方向に配
列されている場合、正方形の各画素を縦方向に圧縮し
て、図23に示すように横長の長方形にすれば、より多く
の枚数の画像を入れることができる。縦方向に圧縮され
た画素が、レンチキュラレンズにより縦方向に拡大され
るので、視覚的には、正方形の画素を見ているのと同じ
効果がある。
【0054】また、本発明においては、レンチキュラレ
ンズの方向と、印刷走査方向を一致させることを特徴と
する。図24に示すように、レンチキュラレンズの方向
と、印刷走査方向がずれていると、一本のかまぼこ型レ
ンチキュラレンズの一方の端部では、画素の切れ目でレ
ンチキュラレンズのエッジが一致いているが、他方の端
部では、画素の中央でレンチキュラレンズのエッジが一
致していることが生じる。画素の一部が削られてレンチ
キュラレンズを通して画素が表現された場合、画素の濃
淡を忠実に表現することができず、色むらやチラツキが
生じる。本発明においては、レンチキュラレンズの方向
と、印刷走査方向を一致させているので、画素の一部が
削られること無くレンチキュラレンズを通して見ること
ができ、印刷された画素の濃淡を忠実に表現することが
できる。
【0055】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、レンチキュラレンズシートを通して観察したと
きに、チラツキ感とクロストークの両方が少ない画像を
提供できるという利点がある。また本発明は、印刷解像
度が低い画像印刷装置においてもレンチキュラレンズで
分離して観察できる画像枚数を増やすことが出来るとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる画像印刷装置のブロック図。
【図2】 相関値を得るためのフローチャート。
【図3】 画素制御部の構成を示すブロック図。
【図4】 形状制御部の出力信号の例を示す波形図。
【図5】 形状制御部の構成を示すブロック図。
【図6】 形状制御部の出力信号の例を示す波形図。
【図7】 形状制御部の動作を示すフローチャート。
【図8】 位置制御部の動作を示すフローチャート。
【図9】 位置制御部の出力信号の例を示す波形図。
【図10】 密度制御部の動作を示すフローチャート。
【図11】 密度制御部の出力信号の例を示す波形図。
【図12】 形状制御部により制御された印刷の例を示
す説明図。
【図13】 位置制御部により制御された印刷の例を示
す説明図。
【図14】 密度制御部により制御された印刷の例を示
す説明図。
【図15】 図1の画像印刷装置にガンマ補正選択部が
加わったブロック図。
【図16】 ガンマ補正選択部の動作を示すフローチャ
ート。
【図17】 図1の画像印刷装置に出力形状検出部が加
わったブロック図。
【図18】 出力形状検出部の動作を示すフローチャー
ト。
【図19】 蜂の目レンズの形状を示す説明図。
【図20】 レンチキュラレンズの焦点の大きさと印刷
画素の関係を示す説明図。
【図21】 レンチキュラレンズの焦点の大きさと印刷
画素の関係を示す説明図。
【図22】 面積階調表現による印刷画素の拡大図。
【図23】 面積階調表現による変形印刷画素の拡大
図。
【図24】 レンチキュラレンズの焦点の大きさと印刷
画素の関係を示す説明図。
【図25】 レンチキュラレンズを用いた立体画像の説
明図。
【図26】 レンチキュラレンズを用いた動画像の説明
図。
【図27】 従来の画像印刷装置の構成を示すブロック
図。
【図28】 レンチキュラレンズを用いて多重された表
示画像の説明図。
【図29】 レンチキュラレンズを用いて多重された表
示画像のクロストークの説明図。
【図30】 レンチキュラレンズの焦点の大きさと印刷
画素の関係を示す説明図。
【図31】 レンチキュラレンズの焦点の大きさと印刷
画素の関係を示す説明図。
【符号の説明】
101 画像入力部 102 相関情報作成部 103 画素制御部 104 画像出力部 301 形状制御部 302 位置制御部 303 密度制御部 501 カウンタ 502 ビットシフト 503 スイッチ 504 比較器 1501 ガンマ補正選択部 1701 出力形状検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 登 一生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 萱嶋 一弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤本 眞 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 川真田 康人 愛媛県西条市福武甲247 松下寿電子工業 株式会社内 Fターム(参考) 2H059 AB02 AB04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を印刷する画像印刷装置であって、 注目画素と、その周辺の周辺画素との輝度値の差を取
    り、差が大きいと相関値を低くし,差が小さいと相関値
    を高くする相関値生成手段と、 相関値が低い領域は印刷画素を小さくする制御を行い、
    相関値が高い領域は印刷画素を大きくする制御を行う、
    画素の形状制御手段を備えたことを特徴とする画像印刷
    装置。
  2. 【請求項2】上記形状制御手段は、1画素に割り当てら
    れた印刷期間をカウントし、カウント値をNビットで出
    力するカウント手段と、 Nビットのカウント値の最下位ビットを最上位ビットに
    シフトし、修正カウント値を出力するビットシフト手段
    と、 相関値が低い場合は、カウント手段からの無修正カウン
    ト値を選択する一方、相関値が高い場合は、ビットシフ
    ト手段からの修正カウント値を選択するスイッチ手段
    と、 スイッチ手段からの修正または無修正カウント値と、注
    目画素の輝度レベルを表した輝度信号とを比較し、輝度
    信号の方が大きい場合、印刷レベルを上げる信号を出力
    する比較手段からなることを特徴とする請求項1記載の
    画像印刷装置。
  3. 【請求項3】上記輝度信号は、(N−1)ビットかそれ
    以下のビット数で表されることを特徴とする請求項2記
    載の画像印刷装置。
  4. 【請求項4】相関値の低い画素の周りに相関値の高い画
    素が存在するか否かを検出し、該相関値の低い画素を境
    界画素と特定する手段と、 該境界画素を、相関値が高い画素が存在する方向に移動
    させ画素の位置を制御する位置制御手段をさらに設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の画像印刷装置。
  5. 【請求項5】相関値の高い画素を検出する手段と、 該相関値の高い画素について、2回画素を繰り返して印
    刷するように画素の密度を制御する密度制御手段をさら
    に設けたことを特徴とする請求項1記載の画像印刷装
    置。
  6. 【請求項6】相関値の高い画素と低い画素を区別する手
    段と、相関値の高い画素と低い画素についてのガンマ補
    正を別々に行う手段とをさらに設けたことを特徴とする
    請求項1記載の画像印刷装置。
  7. 【請求項7】画像印刷装置は、レンチキュラレンズと組
    み合わせて見る画像を印刷する画像印刷装置であって、
    レンチキュラレンズ方向と印刷走査方向との角度を一致
    させることを特徴とする請求項1記載の画像印刷装置。
  8. 【請求項8】画像印刷装置は、レンチキュラレンズと組
    み合わせて見る画像を印刷する画像印刷装置であって、
    レンチキュラレンズのレンズピッチにより印刷画素の形
    状を変化させることを特徴とする請求項1記載の画像印
    刷装置。
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