JP2000005984A - チップの固定治具 - Google Patents

チップの固定治具

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JP2000005984A
JP2000005984A JP17182398A JP17182398A JP2000005984A JP 2000005984 A JP2000005984 A JP 2000005984A JP 17182398 A JP17182398 A JP 17182398A JP 17182398 A JP17182398 A JP 17182398A JP 2000005984 A JP2000005984 A JP 2000005984A
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jig
chip
fixing
longitudinal
groove
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Yoshiteru Hotta
嘉輝 堀田
Teruji Omori
輝二 大森
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Kanefusa Corp
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 裏面に長手溝部を形成した板状のチップを工
具研削盤に確実に固定でき、構成が簡単で廉価に製造し
得るチップ固定治具を提供する。 【解決手段】 工具研削盤のテーブル18に取付けられ
る治具本体22と、該治具本体に固定される押え部材2
4とからなり、刃先研磨を要する板状チップ10をその
表面側が治具本体に当接するよう載置した際に、押え部
材はチップの裏面の長手溝部12を介して該チップを治
具本体とで挟圧固定するよう構成したチップの固定治具
において、押え部材が治具本体に指向する側の面で、か
つチップの溝部と対応する部位に長手方向の溝28を形
成し、この押え部材に形成した長手溝28と、チップの
長手溝部との間に所要直径の丸棒30を介在させ、この
状態で治具本体への押え部材の固定を行なうことによっ
て、チップを両部材の間で丸棒を介して挟圧固定し得る
よう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はチップの固定治具
に関し、更に詳細には、裏面に長手方向の溝部を形成し
た板状のチップを工具研削盤に確実に固定することがで
き、しかも構成が簡単で廉価に製造し得るチップ固定治
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば鉋盤やモルダーにおける鉋胴に
は、その半径方向に所要間隔で板状のチップ(tip)が
取付けられている。このチップは一般に替刃式であっ
て、使用中のチップに摩耗や刃欠けを生ずると、新しい
チップに交換し得るようになっている。従ってこの種の
チップは元来が使い捨てされるものであるが、最近では
資源の有効利用を図るために、摩耗したチップは鉋胴等
のホルダから取外して研磨した後に再使用する気運が産
業界に広く定着するに至っている。ちなみに本明細書に
おいてチップとは、ボデーまたはシャンクに取付けて使
用される刃物材料の小片であって、その一部に刃部が形
成されたものを指称する。
【0003】このように前記チップはホルダに対して容
易に着脱し得るようになっており、その着脱機構につい
ては各社各様の提案がなされている。一例として図7お
よび図8は、特定のチップ着脱機構を有するホルダ(図
示せず)に専用的に使用される所要長さの板状のチップ
10を示すものであって、該チップ10の裏面には長手
方向に延在する溝部12が形成されている。この溝部1
2は、該チップ10を表面側から観察した図7および裏
面側から観察した図8から判明するように、断面が幅広
で外方に向かうにつれて拡開するチャンネル状の溝とな
っている。
【0004】本発明は、前述した裏面に長手方向の溝部
12を設けた板状のチップ10を研磨するに際して、該
チップ10を研削盤のテーブルに固定する治具に関する
ものであるので、従来より実施されているチップの固定
治具について先ず説明する。図6は従来技術に係るチッ
プの固定治具14を示し、前記チップ10は該固定治具
14を介して工具研削盤16のテーブル18に固定され
ている。すなわち工具研削盤16は水平に往復移動を行
なうテーブル18と、該テーブル18に対向的に配設さ
れて、前記固定治具14に固定したチップ10の刃先を
研磨する回転砥石20とから構成されている。この固定
治具14は、前記テーブル18の定位置に所要の傾斜角
を保持して取付けられる治具本体22と、この治具本体
22との間で前記チップ10を挟持し得る押え部材24
とからなり、該押え部材24は所要数のボルト26によ
ってチップ10を固定する力の調節自在に、該治具本体
22に固定されるようになっている。なお実施例に示す
チップ10は、長尺の板状部材として構成されているの
で、前記治具本体22および押え部材24も該チップ1
0の全長をカバーし得る充分な長尺材として構成されて
いる。
【0005】前記治具本体22は、図6に示す如く板状
のチップ10を載置するための段部22aを有し、この
段部22aに対して該チップ10はその表面側が下向き
になるような状態で載置がなされる。また前記押え部材
24が治具本体22に指向する側の面には、前記段部2
2aに下向き載置されたチップ10が有する前記長手方
向の溝部12に突出的に臨み得る長手方向の突条部24
aが形成されている。そして固定治具14に対するチッ
プ10の固定は、前記押え部材24に突出形成した長手
方向の突条部24aを該チップ10の長手方向の溝部1
2に臨ませた後に、前記複数本のボルト26を順次締上
げることで行なっている。なお押え部材24の治具本体
22に指向する側の面には、前記長手方向の突条部24
aと平行に長手方向の突部24bが形成され、また治具
本体22には前記長手方向の突部24bを対応的に受入
れる長手方向の溝部22bが形成されている。そして前
記押え部材24を治具本体22に固定するに際し、前記
長手方向の突部24bが長手方向の溝部22bに嵌合し
て位置規制がなされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図6に関して説明した
従来の固定治具14では、その押え部材24に長手方向
の突条部24aを形成することを必須の要件としてい
る。しかし該突条部24aは、チップ10の裏面に形成
した溝部12に嵌合して位置決め固定を行なうものであ
るから、該突条部24aの断面形状は該溝部12の断面
形状に高い精度で合致させる必要がある。この突条部2
4aは押え部材24に研削加工により成形されるが、前
記長手方向の溝部12は一般に寸法が小さいために直線
精度も高いものが要求され、従って前記加工には高度の
研削技術と熟練とが求められる難点がある。また固定治
具14の使用に伴い前記押え部材24の突条部24aは
摩耗するので、これによりチップ10の固定精度が低下
することは避けられない。このため突条部24aを再生
する再研磨が必要になるが、これは極めて面倒な手間を
作業者に強いるものである。そこで該突条部24aの耐
摩耗性を向上させるために、その突条部24aにおける
摩耗しやすい部位に熱硬化処理を施すことも提案される
が、その処理にはかなりの費用が見込まれるために充分
な対策とは云えなかった。
【0007】
【発明の目的】本発明の目的は、従来技術に係るチップ
の固定治具に内在している前記欠点を解消するべく提案
されたものであって、裏面に長手方向の溝部を形成した
板状のチップを工具研削盤に確実に固定することがで
き、構成が簡単でかつ廉価に製造し得るチップ固定治具
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を有効に達成するために本発明は、工具研削盤に
おけるテーブルの定位置に取付けられる治具本体と、該
治具本体に固定力の調節自在に固定される押え部材とか
らなり、刃先の研磨がなされるべき板状のチップ(10)を
その表面側が前記治具本体に当接するよう載置した際
に、前記押え部材は該チップの裏面に形成した長手方向
の溝部を介して該チップを前記治具本体とで挟圧固定す
るよう構成したチップの固定治具において、前記押え部
材が治具本体に指向する側の面で、かつ前記チップの溝
部(12)と対応する部位に長手方向の溝を形成し、この押
え部材に形成した長手方向の溝と、前記チップの長手方
向の溝部との間に所要直径の丸棒を介在させ、この状態
で前記治具本体への前記押え部材の固定を行なうことに
よって、前記チップを両部材の間で前記丸棒を介して挟
圧固定し得るよう構成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明に係るチップの固定治
具について、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照し
ながら以下説明する。なお固定治具の基本構造および工
具研削盤の構成については、従来技術の項で述べたとこ
ろと同一であるので、同じ部材については同じ符号を付
するものとする。また本実施例に係る固定治具14によ
り固定されるチップ10は、前述した如く、その裏面に
長手方向の溝部12を形成した板状の部材として把握さ
れる。
【0010】図1および図2は、本発明の好適な実施例
に係る固定治具を示すもので、前記押え部材24を治具
本体22に取付けた際に、該押え部材24が治具本体
22に指向する側の面で、かつチップ10の裏面に形
成した長手方向の溝部12と対応する部位に長手方向へ
延在する溝28が形成されている。この押え部材24に
おける長手方向の溝28は、図1〜図5に示すように、
その断面がV形となるよう形成され、このV形溝28に
後述する丸棒30が部分的に臨み得るようになってい
る。
【0011】また前記押え部材24が治具本体22に指
向する側の面であって、前記長手方向に延在するV形溝
28に隣接する部位には、該V形溝28と平行に長手方
向に延在する第2の溝32が形成されている。更に前記
治具本体22には、押え部材24を定位置に配置した際
に前記第2の溝32と対応する部位に、第3の長手方向
の溝36が形成されている。これら第2および第3の長
手溝32,36は、図1および図2に示すように断面V
形に形成され、両V形溝32,36に後述する別の丸棒
34が部分的に臨み得るようになっている。
【0012】前記丸棒30は一般に入手可能な鋼製の丸
棒が使用されるが、後述する如く前記チップ10を押え
部材24との間で挟持して工具研削盤にかけても摩耗の
少ない硬度を備えていることが望ましい。また前記丸棒
30の直径は、図1に示す如く押え部材24に設けたV
形溝28に該丸棒30の一部だけが臨み、このV形溝2
8から突出する部分が前記チップ10の溝部12に臨ん
で当接し得る寸法に設定されている。すなわち前記丸棒
30の直径は、後述する如く該丸棒30の下側部分を前
記チップ10の溝部12に臨ませた際に、この溝部12
における対向し合う2つの外縁に沿って接触し得る寸法
に設定してあるものとする。更に前記丸棒30とは別の
丸棒34は、同じく一般に入手可能な鋼製の丸棒が好適
に使用され、該丸棒34は、図1に示す如く、押え部材
24における第2のV形溝32と治具本体22における
第3のV形溝36との間に共通的に介在して、該押え部
材24を治具本体22に対し正確な位置規制をなし得る
寸法に設定されている。
【0013】(実施例に係る固定治具の使用の実際)次
に、このように構成した好適実施例に係るチップの固定
治具について、その使用の実際を説明する。治具本体2
2は従来技術の項で述べたと同様に、前記治具本体22
は工具研削盤16におけるテーブル18に取付けられて
いる。刃先の研磨を必要とするチップ10は、図2に示
す如く、治具本体22に形成した前記段部22aに該チ
ップの表面側が下向きになるようにして載置され、従っ
て該チップ10の裏面に形成した溝部12は上向きにな
っている。次いで治具本体22に形成した前記第3のV
形溝36に丸棒36を臨ませ、該丸棒36の上に前記押
え部材24における第2のV形溝32を臨ませ、これに
より治具本体22に対する該押え部材24の仮位置決め
を行なう。
【0014】また治具本体22の段部22aに載置した
チップ10の溝部12(上向きになっている)と、押え部
材24におけるV形溝28との間に前記丸棒30を介在
させる。これにより該丸棒30の下側部分は前記チップ
10の溝部12に位置し、また上側部分は押え部材24
のV形溝28に位置するに至る。この状態で押え部材2
4の長手方向に所要間隔で設けた前記ボルト26を順次
締上げれば、該押え部材24は治具本体22に対して確
実に固定される。このとき押え部材24のV形溝28に
上側部分を臨ませている前記丸棒30は、その下側部分
を前記チップ10の溝部12にも臨ませているため、前
記ボルト26の締上げに伴って該チップ10は治具本体
22の段部22aに強力に押付けられる。しかも丸棒3
0の下側部分は、先に述べたようにチップ10における
溝部12の対向し合う2つの外縁に沿って接触している
ので、前記段部22aでの精密な位置規制が図られる。
このようにチップ10を前記固定治具14に確実に固定
した後、工具研削盤16の回転砥石20を回転させると
共に、該回転砥石20と前記テーブル18とを相対的に
水平往復動させることで、該チップ10のしのぎ面の研
磨がなされる。なお実施例では、平砥石による研磨がな
されるようになっているが、この平砥石に代えてカップ
砥石の側面による研磨を行なうようにしてもよい。
【0015】チップ10の研磨が終了した後は、前記複
数本のボルト26を順次緩めて行くことで、前記丸棒3
0を介して実施された該チップ10の固定治具14への
固定が解除される。従って研磨済みのチップ10を固定
治具14から取出し、次の研磨を要するチップ10を再
度固定治具14にセットして工具研削盤16を稼働させ
るサイクルを反復させる。なお丸棒30としては、先に
述べた如く市販の鋼製丸棒を使用し得るので、該丸棒3
0が長期の使用により摩耗した場合は新たな丸棒に交換
すればよく、再研磨する等の面倒な手間は一切必要とし
ない。なお作業性を向上させるために、前記押え部材2
4に永久磁石を埋め込んで丸棒30を磁気吸着させるよ
うにしたり、該丸棒30をゴム等の弾性部材に取付けた
形で吊り下げるようにしたりしてもよい。またボルト2
6を緩めた際に、押え部材24が直ぐに持上がるよう
に、該押え部材24と治具本体22との間にスプリング
等の弾性による復元部材を介在させるようにしてもよ
い。
【0016】(実施例の変形例について)前記チップ10
を固定治具14に固定するには、既に述べた如く丸棒3
0を押え部材24と該チップ10との間に介在させるこ
とを要するが、他方で該押え部材24を治具本体22に
対して仮位置決めさせるための構造は、前述した別の丸
棒36の使用に限られるものではない。例えば図3は、
固定治具36の変形例を示す概略側面図であって、押え
部材24が治具本体22に指向する側の面に前記長手溝
28と平行に突出する突部38が長手方向に形成されて
いる。また前記治具本体22には、これに押え部材24
をセットした際に、該押え部材24の突部38が対応す
る部位に長手方向の凹溝40が形成されて、該突部38
を受入れ可能になっている。従って前記押え部材24を
治具本体22に固定するに際して、前記長手方向の突部
38を長手方向の凹溝40に嵌合させれば、これにより
極めて容易に両部材22,24の位置規制がなされる。
この場合に前記突部38は、その縦断面が半円形になる
よう形成し、また前記凹溝40は、その縦断面がV形に
なるよう形成しておくのが好ましい。
【0017】図4は、前記実施例の別の変形例を示すも
のであって、前記押え部材24に設けた長手方向の突部
38は縦断面が半円形になるよう形成されている。また
これに対応する前記治具本体22の凹溝40は縦断面が
V形になるよう形成されている。同じく図5は、前記実
施例の更に別の変形例を示すものであって、前記押え部
材24に設けた突部38は、図4の例と同じく縦断面が
半円形になるよう形成されている。しかるにこれに対応
する前記治具本体22の凹溝40は、対向し合う2つの
外縁に湾曲が付され、これら両外縁の間に前記半円形の
突部38が挟まれ得るようなチャンネル状の溝状を有し
ている。何れの変形例であっても、その突部38を治具
本体22の凹溝40に臨ませれば、斜面や湾曲部により
案内されて該突部38は円滑に凹溝40に落着するに至
る。
【0018】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係るチッ
プの固定治具によれば、裏面に長手方向の溝部を形成し
た板状のチップを固定治具により工具研削盤に固定する
に際して、前記チップの溝部と押え部材の溝との間に丸
棒を介在させるだけの簡単な構成で該チップの確実な固
定を達成することができる。この固定治具の構成によれ
ば、長期の使用により丸棒が摩耗してチップの固定精度
が低下しても、該丸棒を新たな丸棒に交換するだけで対
応でき、従来の如く押え部材の突条部を精度良く再研磨
する必要がない。また市販の廉価な鋼製丸棒を選択して
使用できるため、固定治具の製造コストも全体的に低廉
に抑制し得る利点も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例に係るチップの固定治具
を、工具研削盤のテーブルに取付けた状態で示す側面図
である。
【図2】図1に示すチップの固定治具を分解状態で示す
概略斜視図である。
【図3】図1に示す好適実施例に係る固定治具の変形例
を示す概略側面図である。
【図4】図1に示す好適実施例に係る固定治具に関し
て、別の変形例を示す概略側面図である。
【図5】図1に示す好適実施例に係る固定治具に関し
て、更に別の変形例を示す概略側面図である。
【図6】従来技術に係るチップの固定治具を、工具研削
盤のテーブルに取付けた状態で示す側面図である。
【図7】裏面に長手方向の溝を形成した板状のチップを
表面側から観察した斜視図である。
【図8】裏面に長手方向の溝を形成した板状のチップを
裏面側から観察した斜視図である。
【符号の説明】
10 チップ 12 長尺の溝部 18 テーブル 22 治具本体 24 押え部材 28 溝 30 丸棒 32 第2の溝 34 丸棒 36 第3の溝 38 突部 40 凹溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具研削盤におけるテーブル(18)の定位
    置に取付けられる治具本体(22)と、該治具本体(22)に固
    定力の調節自在に固定される押え部材(24)とからなり、
    刃先の研磨がなされるべき板状のチップ(10)をその表面
    側が前記治具本体(22)に当接するよう載置した際に、前
    記押え部材(24)は該チップ(10)の裏面に形成した長手方
    向の溝部(12)を介して該チップ(10)を前記治具本体(22)
    とで挟圧固定するよう構成したチップの固定治具におい
    て、前記押え部材(24)が治具本体(22)に指向する側の面
    で、かつ前記チップ(10)の溝部(12)と対応する部位に長
    手方向の溝(28)を形成し、この押え部材(24)に形成した
    長手方向の溝(28)と、前記チップ(10)の長手方向の溝部
    (12)との間に所要直径の丸棒(30)を介在させ、この状態
    で前記治具本体(22)への前記押え部材(24)の固定を行な
    うことによって、前記チップ(10)を両部材(22,24)の間
    で前記丸棒(30)を介して挟圧固定し得るよう構成したこ
    とを特徴とするチップの固定治具。
  2. 【請求項2】 前記丸棒(30)の直径は、該丸棒(30)の下
    側部分を前記チップ(10)の長手方向の溝部(12)に臨ませ
    た際に、該溝部(12)の対向し合う外縁に沿って接触し得
    る寸法に設定してある請求項1記載のチップの固定治
    具。
  3. 【請求項3】 前記押え部材(24)における長手方向の溝
    (28)は、その断面がV形となっている請求項1または2
    に記載のチップの固定治具。
  4. 【請求項4】 前記押え部材(24)が治具本体(22)に指向
    する側の面には前記長手方向の溝(28)と平行に第2の長
    手方向の溝(32)が形成され、また前記治具本体(22)には
    前記第2の長手方向の溝(32)と対応的に第3の長手方向
    の溝(36)が形成され、これら第2および第3の長手方向
    の溝(32,36)の間に別の丸棒(34)を介在させた状態で前
    記治具本体(22)への前記押え部材(24)の固定を行なうよ
    うになっている請求項1〜3の何れかに記載のチップの
    固定治具。
  5. 【請求項5】 前記押え部材(24)が治具本体(22)と指向
    する側の面には前記長手方向の溝(28)と平行に突出する
    長手方向の突部(38)が形成され、また前記治具本体(22)
    には前記長手方向の突部(38)を対応的に受入れる長手方
    向の凹溝(40)が形成され、前記治具本体(22)に前記押え
    部材(24)を固定するに際して、前記長手方向の突部(38)
    が長手方向の凹溝(40)に嵌合して位置規制がなされるよ
    うになっている請求項1〜3の何れかに記載のチップの
    固定治具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101823219A (zh) * 2010-04-08 2010-09-08 薛凤明 自为基准刀片刃口倒棱装置
CN103692315A (zh) * 2013-12-31 2014-04-02 吴鸣寰 一种制笔头用两头台阶磨

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