JP2000005383A - 球体検出器 - Google Patents

球体検出器

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JP2000005383A
JP2000005383A JP17722598A JP17722598A JP2000005383A JP 2000005383 A JP2000005383 A JP 2000005383A JP 17722598 A JP17722598 A JP 17722598A JP 17722598 A JP17722598 A JP 17722598A JP 2000005383 A JP2000005383 A JP 2000005383A
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cam
view
spring
case
piezoelectric film
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JP17722598A
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English (en)
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Toshiji Ishikawa
利治 石川
Yoichi Kashiwa
陽一 柏
Takeki Naito
岳樹 内藤
Akio Oishi
明雄 大石
Ryuichi Oshima
隆一 大島
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AMP Japan Ltd
Original Assignee
AMP Japan Ltd
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  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧電フィルムを用いて作動の確実な球体検出
器を得ること。 【解決手段】 ケース2内に、ばね付勢され、支軸16
を中心に揺動可能に取り付けられたカム10と、プリン
ト板152に取り付けられ、一端をカム10に、他端を
検知回路に取り付けられた圧電フィルム160を有す
る。カム12がパチンコ玉20に押圧されるとフィルム
160が撓み、電圧を発生し、これによりパチンコ玉2
0の通過を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は球体検出器に関し、
特にパチンコ玉の通過を検知するために圧電フィルムを
用いた球体検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ玉の通過を検知する検知
器として、例えば、図14として示す特開平6−182
02号公報に開示されたパチンコ玉検出スイッチが公知
である。このスイッチ100は透孔104を有するケー
ス102と、作動片106を有しケース102に収容さ
れるスイッチ本体108と、透孔104内に突出し揺動
自在にケース102に取り付けられた作動レバー110
を有する。作動レバー110は作動片106により常に
透孔内に付勢されており、パチンコ玉112が透孔内に
入ると、作動レバー110はパチンコ玉112に押圧さ
れて、作動片106をスイッチ本体内に押し込む。この
押し込みによりスイッチ本体108が作動してパチンコ
玉の通過が検知される。
【0003】また、他の従来例として、バネ付勢された
突起がパチンコ玉に押圧されて、他の板ばねに接触して
電気的接続がなされ、それによってパチンコ玉の通過が
検知されるパチンコ玉検出装置が実開平7−33384
号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来例は、いず
れも電気経路中に開閉するスイッチ部分があり、これら
は使用の経過と共に磨耗、変形等により接続の信頼性が
低下してしまうという問題があった。
【0005】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あり、作動の信頼性の高い球体検出器を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の球体検出器は、
球体を通過させる透孔を有するケース内に、バネ付勢さ
れて前記透孔に臨む揺動体を収設した球体検出器におい
て、前記揺動体には、検出回路に連結された圧電フィル
ムの一端を取り付け、該圧電フィルムの変形による発生
電圧により前記球体の通過を検出することを特徴とす
る。
【0007】揺動体は、ストッパにより過度の回動を規
制されることが望ましい。
【0008】更に、球体検出器は一方向から容易に組み
立てられるものであることが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について添付図を参照して詳細に説明する。図1乃至図
9には第1の実施形態、図10乃至図12にはその変形
例となる第2の実施形態、及び図13には更なる変形例
となる第3の実施形態がそれぞれ示される。
【0010】図1は、本発明の球体検出器のカバーを外
した状態の平面図である。図2は、その縦断面図であ
る。但し、図2には、カバーを装着した状態を示す。ま
ず、図1を参照すると、球体検出器lの合成樹脂製のケ
ース2には、パチンコ玉20(球体)の通過する8角形
の透孔4と、プリント板組立体150を配置するための
収容室6が形成されている。透孔4の一辺には揺動体、
即ちカム10が臨み、このカム10には圧電(ピエゾ)
フィルム(以下、単にフィルムともいう)160が取り
付けられている。ケース2には、透孔4に隣接してカム
10を収容するための凹部8と、ばね12を収容するた
めの溝14が形成されている。カム10は、両側に支軸
16を有し、ケース2に設けられた軸受け溝18内に揺
動可能に取り付けられている。
【0011】カム10の後部には、略く字状のばね12
が装着されている。このばね12は、透孔4に沿って形
成された溝14内にカム10を前方に付勢するように配
置されている。プリント板組立体150は、プリント板
152、その上に配置された電子部品154、155、
これら電子部品154、155とトレース(図示せず)
によって連結されたコネクタ156、及びフィルム16
0を有する。プリント板152は前部が幅広となってお
り、その幅広部158がケース2の凸部22と後壁24
及び内壁23によって位置決めされて収容室6内に配置
されている。電子部品154、155及びトレースは検
知回路を構成する。
【0012】次に図2を参照して、カム10は透孔4を
通過するパチンコ玉20により押圧される前面26を有
する。前面26の下部は膨出した湾曲面28となってい
る。これによりパチンコ玉20は常に支軸16からの距
離の長い膨出した湾曲面28に当たることとなり、十分
な押圧力でカム10を押圧することができる。前面26
の反対側は後向きの停止面32となっている。また、カ
ム10の両側には、前向きの当接面34が形成されてい
る、他方、ケース2の底壁36からはストッパ38が突
設され、また、凹部8からは1対のリブ42が対向する
ように突設されている。カム10はパチンコ玉20によ
り押圧された際、過度の揺動を阻止するように停止面3
2がストッパ38に当接する。通常は図の如くカム10
の当接面34がリブ42に当接するよう構成されてい
る。
【0013】プリント板組立体150は、ケース2の底
壁36から立ち上がる立壁44上に載置される。このと
き、突部22がプリント板152の前方方向の移動を規
制している。プリント板152の前端部に取り付けられ
たフィルム160はその先端がカム10の後部のブロッ
ク46と、ばね12との間に挟持されている。この詳細
については後述する。カバー30は、カム10と、プリ
ント板組立体150を保持するためにカバー30がケー
ス2の上に被せられる。カバー30には収容室6内に侵
入してプリント板150を押圧固定する押さえ壁48が
突設されている。
【0014】これにより、カバー30がケース2に装着
されると、カム10の抜けを防止すると共に、プリント
板152が立壁44と押さえ壁48との間に挟持されて
ケース2内に固定される。
【0015】組立てはカム10とばね12を配置し、次
にプリント板組立体150を配置して、カバー30をケ
ース2に取り付けることによりなされる。このように組
立ては一方向のみから行うことができ、極めて容易であ
る。
【0016】図3はケース2の側面図を示す。側壁46
にはカバー30と係合するラッチ突起49が形成されて
いる。ラッチ突起49の周囲には側壁46との間にテー
パ52aを有する溝52が形成されている。このテーパ
52aは後述するカバー30のラッチアーム76(図9
参照)が溝52に嵌入するときのガイドとなる。
【0017】次に図4、及び図5を参照して、図1の4
−4線及び5−5線に夫々沿う断面図を示す。この断面
図にはケース2のみを示す。ケース2には底壁36及び
側壁46、46から突出する立壁44が形成されてい
る。プリント板152は、この立壁44の上面44aに
載置される。立壁44に隣接して突部22が形成されて
いるのが見える。凹部8の両側には、溝14の入口14
a、14aが見える。更に、凹部8の下側には、ストッ
パ38が凹部8を横切るように突設され、両側にはリブ
42が突設されているのが見える。ラッチ突起49の上
面にはテーパ49aが形成されており、カバー30のラ
ッチアーム76(図9(b)参照)の取付けを容易にし
ている。
【0018】次に図5の断面図を参照すると、凹部8の
中にリブ42及びストッパ38が突設されている。更に
軸受け溝18がケース2の上面54に設けられているの
が見える。ケース2の両側には上面54から底壁36近
傍まで溝14が形成されているのが明瞭に示されてい
る。
【0019】次に、図6を参照して、カム10について
詳細に説明する。(A)はカム10の側面図、(B)は
正面図、及び(C)は背面図を夫々示す。カム10の後
部は後面58とブロック46の間に断面円形のくびれ部
58aを有する。このくびれ部58aにばね12とフィ
ルム160が差し込まれて取り付けられる。
【0020】図6(B)を参照して、当接面34は前面
26の両側にリブ42に対応して形成されている。
【0021】次に図6(C)を参照して、ブロック46
は長方形であることが明瞭に示されている。停止面32
はストッパ38に対応して形成されている。
【0022】次に図7にプリント板組立体150の平面
図を示す。プリント板152の前端部にはフィルム16
0がはとめ164a、164bによりプリント板152
に取り付けられている。フィルム160は、その変形に
よりはとめ、即ち電極に電圧を発生させその電圧を電子
部品154、155を含む検知回路により検出する。は
とめ164aは銀ペースト等の電極層166aに接続さ
れ、はとめ164bはバイアホール168を介して反対
面の電極層166bに接続されている。
【0023】フィルム160の前端部は先細形状となっ
ており、前端160aから内方に形成されたスロット1
70及びこのスロット170に連通する穴172が形成
されている。フィルム160は、スロット170を介し
てカム10のくびれ部58aを穴172に受容してカム
10に取付けられる。フィルム160は上面、即ち手前
側から銀ペースト(電極層)、圧電材料であるポリフッ
化ビニリデン(PVDF)フィルム、銀ペースト(他の
電極層)の順に形成されており、一側の銀ペースト上に
はフィルム160に所定の機械的強度を与えるため及び
その保護のためにマイラー(デュポン社の登録商標)層
が設けられる。
【0024】次に図8に、ばね12を示す。(A)はそ
の平面図を(B)はその背面図を夫々示す。(A)及び
(B)を参照すると、ばね12は基部62と、この基部
62の両端から傾斜して前方に延びる1対の弾性アーム
64を有する板状を呈している。弾性アーム64の先端
部64aは前方へ折れ曲がり角部64bを形成してい
る。ケース2の溝14内に配置された際、この角部64
bが溝14の内壁と接触して弾性アーム64の先端64
cのエッジが内壁を損傷しないよう構成されている。
【0025】基部62の上縁から斜め前方にタブ66が
一体に折り曲げ形成されている。このタブ66は、ばね
12を溝14内に押し込む時、指で押圧する部分とな
る。タブ66の両側近傍には、基部62から前方に1対
の小片68が切り起こされている。この小片68間に
は、図1に示す如くカム10が位置し、カム10とばね
12との相対的な位置ずれを防止している。また、基部
62の略中央には後方向けの膨出部70が形成されてお
り、この膨出部70の中央に下方に開放した略円形の切
欠き72が形成されている。この切欠き72はカム10
のくびれ部58aに挿入される。
【0026】次に図9を参照して、カバー30について
説明する。(A)はカバー30の平面図、(B)は側面
図を夫々示す。(A)、(B)を参照すると、カバー3
0は板状の本体74、本体74から垂下するラッチアー
ム76、押さえ壁48、及び1対の突片78を有する。
本体74の前端部は透孔4の形状に合わせて8角形の一
部を構成している。ラッチアーム76は、四角のラッチ
穴80を有する矩形である。ラッチ穴80は、カバー3
0をケース2に取り付けた時、ラッチ突起49と係合し
て係止される。突片78はケース2の内側に配置され、
押さえ壁48と共にプリント板152の固定に供され
る。
【0027】第1の好適実施形態として説明した以上の
如き構成により、球体の検出を確実に行うことのできる
球体検出器が検出されるが、その検出の正確さをより向
上させるため、及び球体検出器の寸法をより小型にする
ためにその変形例となる第2及び第3の好適実施形態が
以下に示される。
【0028】図10は、第2の好適実施形態として使用
されるカム210を示す図であり、(A)は側面図、
(B)は正面図、(C)は図10(A)中の矢視C方向
から見た図、及び(D)は背面図である。図11は、図
10のカム210と協働して第2の好適実施形態を構成
するばね240を示す図であり、(A)は平面図、
(B)は正面図、及び(C)は側面図である。第1の好
適実施形態の構成との相違点は、ばね240の構成、及
びカム210とばね240との係合構造にある。以下に
その詳細について説明する。
【0029】図10によれば、カム210はくびれ部2
11によって連結される本体212及びブロック213
を有する。本体212はカムの揺動中心となる支軸21
7を含む。カム210もやはり本体212の後面214
とブロック213との間にばね240と圧電フイルムと
を重ねて受容できるよう構成されている。本実施形態に
よればブロック213は幅方向に比較的長く形成されて
いる。また本体212の後面214の底端近傍には一対
の係合突起215が設けられる。係合突起215は後述
の如く圧電フィルム及びばね240との組立に使用され
るためのものである。更に本体212の後面214に沿
う両側位置には側方に突出する翼部216が形成され
る。翼部216はブロック213と略同じ側端位置まで
突出する。比較的大寸法のブロック213及び側方に突
出する翼部216は、後述の如く圧電フィルムを支持す
る際に、その支持を幅方向に広い範囲で行うことで圧電
フィルムをより安定化させるための構成である。
【0030】図11によれば、ばね240はやはり金属
板の打ち抜き、折り曲げにより形成され、基部241及
びその両端から傾斜して延びる一対の弾性アーム242
を有する。弾性アーム242の端には第1の実施形態に
おけるものと同様に折れ曲がり、先端部243が設けら
れる。弾性アーム242にはそのばね性を適正化するた
めに途中に偏向部244が設けられる。偏向部244は
160度程度の角度を成し、この位置で弾性アーム24
2は外側に開くように曲げられる。
【0031】更にばね240は、その基部241の構成
において第1の好適実施形態におけるものと相違する。
基部241は略U字曲げされた形状を成して第1壁24
5及び第2壁246の2層構造を構成し(図11(C)
参照)、両壁は下側に開くスロット247を有する。弾
性アーム242は第1壁245から延出し、またばね2
40の組立時に操作部分とされるタブ248も第1壁2
45に設けられる。更に第1壁245の底端近傍には一
対の矩形開口249が形成されるが、その作用について
は後述する。上述のU字曲げによる2層構造により第2
壁246は第1壁245に対して若干弾性変位可能とな
る。第2壁246には第1壁245に接近する方向の動
きが制止されるための制止部239が設けられる。
【0032】図12は、カム210と圧電フィルム29
0及びばね240との組立を示す側面図である。図示し
ないが、カム部材210、及び圧電フィルム290を含
む基板組立体は予め第1の実施形態に示すようなケース
内の所定位置に置かれる。このとき、圧電フィルム29
0はカム210の本体212の後面214とブロック2
13との間のくびれ部211に係合する手段を有して、
その係合によりくびれ部211の位置に仮止めされる。
その後ばね240がくびれ部211の位置に装着され
る。予め仮止めされた圧電フィルム290が基部241
の第2壁246の外面に位置するようにして、ばね24
0の挿入が行われる(矢印A参照)。上述の如く第2壁
246は弾性変形可能であるので、第2壁246はばね
240が挿入されるときに変形されて圧電フィルム29
0をブロック213の側へ押し付ける付勢力を提供す
る。よって圧電フィルム290はばね240の基部24
1に押されて確実に保持される。
【0033】ばね240は、その第1壁245に形成さ
れる矩形開口248(図11(B)参照)がカム210
の後面214に設けられる係合突起215に係合され、
この係合によりカム210に対して所定位置に固定され
る。第1の実施形態に比較して、カム210とばね24
0とが積極的に位置決めして係合されること及び圧電フ
ィルム290がばね240の第2壁246とブロック2
13との間の比較的広い面積で支持されることから、組
立は確実な位置決めにより正確に行われ、また完全な組
立後の部品同士の位置ずれ(例えば圧電フィルムの浮き
上がり又は回転方向の変位)が防止されるので、部品の
位置ずれの影響による圧電フィルム290でのノイズ発
生が防止される。
【0034】図13は、第3の好適実施形態を示す球体
検出器を示す図で、(A)はカバー380を外した状態
の平面図、及び(B)はカバー取付後の断面図である
が、(B)中にはプリント板組立体350は断面せずに
示される。
【0035】第3の好適実施形態は球体検出器における
ケース310内部の部品の配置に関する。図13に示さ
れるように、球体検出器301は第1の実施形態におけ
る構造同様に、ケース310内にプリント板組立体35
0を収容する。プリント板組立体350はやはり図示し
ないトレースを含むプリント板351、それに実装され
る電子部品352、353、354、355、コネクタ
340、及び圧電フィルム357を含む。圧電フィルム
357の一端側はプリント板351に接続されており、
他端側は第2の実施形態として説明したばね240及び
カム210に支持されるよう図示される。圧電フィルム
357は前述の実施形態同様に、はとめ345によって
プリント板351に接続固定される。
【0036】第3の好適実施形態において重要な点は、
プリント板351の一側面(頂側面)361に圧電フィ
ルム357が接続されるとともにコネクタ340が実装
され、他側面(底側面)362に電子部品352、35
3、354、355、356が実装される点である。こ
れによりケース310内部の空間を有効に使用でき、球
体検出器301の全体の寸法を比較的小型にできる。
【0037】なお、ここに示すコネクタ340は一対の
コンタクト358及びそれを支持するハウジング359
を有し、そのハウジング359は一部がカバー320に
係合するように示されるが、ハウジング359は必ずし
も必要なものではない。例えば、プリント板351を含
む組立体がケース310の所定位置に置かれた後、略L
字形状のコンタクト358がプリント板351に半田付
け等の方法で接続されることによりそれを所定の位置に
固定しても良く、この場合カバー320にコンタクト3
58間の隔壁を設けても良い。
【0038】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、本実施形態に限定されるものではなく種々
の変形、変更が考えられることはいうまでもない。
【0039】例えば、使用電圧の違いに応じて、プリン
ト板に電子部品を追加できるように実装用のパッド、或
いはスルーホールを回路に組み込んでおいてもよい。
【0040】またばね12、240のタブ66をなく
し、他の治具により本体62の上縁を押圧するようにし
てもよい。
【0041】カバー30、320の形状はコネクタから
延出する図示しないコンタクトのタイン部分を覆うよう
に後方に延出した形状としてもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明の球体検出器は透孔を通過する球
体に押圧される揺動体に圧電フィルムの一端を取り付
け、この圧電フィルムの変形による発生電圧により球体
の通過を検知する様構成されているので次の効果を奏す
る。
【0043】即ち、電気的に開閉する接点のない作動の
信頼性の高い球体検出器が得られる。更に、組立てが一
方向から組立てることができ生産性が良いという効果を
表する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の球体検出器の平面図である。但しカ
バーは除いてある。
【図2】 本発明の球体検出器の縦断面図である。但
し、カム、電子部品、コネクタは断面していない。
【図3】 球体検出器のケースの側面図である。
【図4】 図1のケースの4−4線に沿う断面図であ
る。
【図5】 図1のケースの5−5線に沿う断面図であ
る。
【図6】 カムの外観を示し、(A)はカムの側面図、
(B)は正面図、C)は背面図を夫々示す。
【図7】 プリント板組立体の平面図である。
【図8】 ばねを示し、(A)は、ばねの平面図、
(B)は背面図を夫々示す。
【図9】 カバーを示し、(A)はカバーの平面図、
(B)は側面図を夫々示す。
【図10】 第2の好適実施形態として使用されるカム
を示す図であり、(A)は側面図、(B)は正面図、
(C)は図10(A)中の矢視C方向から見た図、及び
(D)は背面図である。
【図11】 図10のカムと協働して第2の好適実施形
態を構成するばねを示す図であり、(A)は平面図、
(B)は正面図、及び(C)は側面図である。
【図12】 第2の実施形態となるカムと圧電フィルム
及びばねとの組立を示す側面図である。
【図13】 第3の好適実施形態を示す球体検出器を示
す図で、(A)はカバーを外した状態の平面図、及び
(B)はカバー取付後の状態を、プリント板組立体を側
面図にして、他の部品を断面図にして示す図である。
【図14】 従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1、301 球体検出器 2、310 ケース 4 透孔 10、210 揺動体 12、240 ばね 20 球体 160、290、357 圧電フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大石 明雄 神奈川県川崎市高津区久本3丁目5番8号 日本エー・エム・ピー株式会社内 (72)発明者 大島 隆一 神奈川県川崎市高津区坂戸3−2−1 K SP C棟 8階 アンプ・テクノロジ ー・ジャパン株式会社内 Fターム(参考) 2C088 BA03 BA05 5G019 AA07 CX21 CY05 SK04 SY15 5G046 AA02 AA03 AB01 AC58 AD02 AE24

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】球体を通過させる透孔を有するケース内
    に、バネ付勢されて前記透孔に臨む揺動体を収設した球
    体検出器において、 前記揺動体には、検出回路に連結された圧電フィルムの
    一端を取り付け、該圧電フィルムの変形による発生電圧
    により前記球体の通過を検知することを特徴とする球体
    検出器。
JP17722598A 1998-06-24 1998-06-24 球体検出器 Pending JP2000005383A (ja)

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