JP2000005292A - 加湿機用の蒸発用芳香液 - Google Patents
加湿機用の蒸発用芳香液Info
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- JP2000005292A JP2000005292A JP10178904A JP17890498A JP2000005292A JP 2000005292 A JP2000005292 A JP 2000005292A JP 10178904 A JP10178904 A JP 10178904A JP 17890498 A JP17890498 A JP 17890498A JP 2000005292 A JP2000005292 A JP 2000005292A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加湿機内に放置しておいても腐らず、加湿機
を作動させるときにヒノキ等の芳香を放出する加湿機用
の蒸発用芳香液を提供する。 【解決手段】 ヒノキの留出水を含有してなる加湿機用
の蒸発用芳香液。
を作動させるときにヒノキ等の芳香を放出する加湿機用
の蒸発用芳香液を提供する。 【解決手段】 ヒノキの留出水を含有してなる加湿機用
の蒸発用芳香液。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、加湿機用の蒸発用
芳香液に関する。
芳香液に関する。
【０００２】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】加湿機に
入れて、加湿するために蒸発させる液としては、通常、
水道水が用いられている。この加湿機に入れた水は、放
置しておくと腐りやすく、加湿機を作動させるときに蒸
発して不快な臭いがする。そのため、水を頻繁に入れ替
える必要があり、加湿機の蒸発槽（蒸発部）も掃除する
必要がある。
入れて、加湿するために蒸発させる液としては、通常、
水道水が用いられている。この加湿機に入れた水は、放
置しておくと腐りやすく、加湿機を作動させるときに蒸
発して不快な臭いがする。そのため、水を頻繁に入れ替
える必要があり、加湿機の蒸発槽（蒸発部）も掃除する
必要がある。
【０００３】本発明の課題は、加湿機内に放置しておい
ても腐らず、加湿機を作動させるときにヒノキ等の芳香
を放出する加湿機用の蒸発用芳香液を提供することにあ
る。
ても腐らず、加湿機を作動させるときにヒノキ等の芳香
を放出する加湿機用の蒸発用芳香液を提供することにあ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記に示すと
おりの加湿機用の蒸発用芳香液および加湿方法を提供す
るものである。
おりの加湿機用の蒸発用芳香液および加湿方法を提供す
るものである。
【０００５】１．ヒノキの留出水を含有してなる加湿機
用の蒸発用芳香液。
用の蒸発用芳香液。
【０００６】２．ヒノキの留出水、ヒバ精油および乳化
剤を含有してなる加湿機用の蒸発用芳香液。
剤を含有してなる加湿機用の蒸発用芳香液。
【０００７】３．ヒノキの留出水、ヒバ精油、ヒノキ精
油および乳化剤を含有してなる加湿機用の蒸発用芳香
液。
油および乳化剤を含有してなる加湿機用の蒸発用芳香
液。
【０００８】４．上記項１〜３のいずれか１項に記載の
蒸発用芳香液を加湿機を用いて蒸発させることを特徴と
する加湿方法。
蒸発用芳香液を加湿機を用いて蒸発させることを特徴と
する加湿方法。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明で用いるヒノキの留出水と
しては、特に限定されないが、ヒノキ材の人工乾燥（除
湿乾燥）で得られる留出水（除湿乾燥留出水）、ヒノキ
精油製造のための水蒸気蒸留によって得られる留出水
（水蒸気蒸留留出水）等が好ましく、除湿乾燥留出水が
より好ましい。
しては、特に限定されないが、ヒノキ材の人工乾燥（除
湿乾燥）で得られる留出水（除湿乾燥留出水）、ヒノキ
精油製造のための水蒸気蒸留によって得られる留出水
（水蒸気蒸留留出水）等が好ましく、除湿乾燥留出水が
より好ましい。
【００１０】除湿乾燥は、乾燥室と除湿機で構成される
木材の除湿乾燥装置を用いて、粗挽きされたヒノキ材を
乾燥することであるが、この際に、除湿機においては、
ヒノキ材に含有されていた水とヒノキ精油との混合物が
液化される。この混合物を比重差により層分離して、ヒ
ノキ精油と留出水とが得られる。
木材の除湿乾燥装置を用いて、粗挽きされたヒノキ材を
乾燥することであるが、この際に、除湿機においては、
ヒノキ材に含有されていた水とヒノキ精油との混合物が
液化される。この混合物を比重差により層分離して、ヒ
ノキ精油と留出水とが得られる。
【００１１】一方、水蒸気蒸留は、通常、ヒノキ精油を
得るために行われるものである。ヒノキの挽き粉（オガ
粉）を水蒸気で抽出し、その水蒸気を冷却して得た留出
液を層分離して、ヒノキ精油と留出水とを得る。
得るために行われるものである。ヒノキの挽き粉（オガ
粉）を水蒸気で抽出し、その水蒸気を冷却して得た留出
液を層分離して、ヒノキ精油と留出水とを得る。
【００１２】これらの留出水には、３０〜２００ｐｐｍ
程度のヒノキ精油成分が含まれており、ヒノキの香りが
する。水蒸気蒸留留出水よりも除湿乾燥留出水の方が、
ヒノキ精油成分の含有率が高い。
程度のヒノキ精油成分が含まれており、ヒノキの香りが
する。水蒸気蒸留留出水よりも除湿乾燥留出水の方が、
ヒノキ精油成分の含有率が高い。
【００１３】留出水に含まれているヒノキ精油の成分と
しては、β−エレメン、β−カロフィレン、α−テルピ
ネオール、α−ムロレン、δ−カジネン、γ−カジネン
等のセスキテルペン、Ｔ−カジノール、α−カジノー
ル、トレヨール、Ｔ−ムロロール等のセスキテルペンア
ルコールが挙げられる。これらの中では、カジネン、カ
ジノール、ムロロール等が主要な成分である。
しては、β−エレメン、β−カロフィレン、α−テルピ
ネオール、α−ムロレン、δ−カジネン、γ−カジネン
等のセスキテルペン、Ｔ−カジノール、α−カジノー
ル、トレヨール、Ｔ−ムロロール等のセスキテルペンア
ルコールが挙げられる。これらの中では、カジネン、カ
ジノール、ムロロール等が主要な成分である。
【００１４】分離採取された上層のヒノキ精油には、上
記の成分の他、α−ピネン、β−ピネン、ミルセン、リ
モネン、テルピノーレン等のモノテルペン、α−コパエ
ン、ミルテナール、ゲルマクレン、カラメネン、カラコ
レン等のセスキテルペン、４−エピキュベボール、キュ
ベボール等のセスキテルペンアルコールが含まれてい
る。
記の成分の他、α−ピネン、β−ピネン、ミルセン、リ
モネン、テルピノーレン等のモノテルペン、α−コパエ
ン、ミルテナール、ゲルマクレン、カラメネン、カラコ
レン等のセスキテルペン、４−エピキュベボール、キュ
ベボール等のセスキテルペンアルコールが含まれてい
る。
【００１５】留出水には、ヒノキ精油成分のうち、低沸
点留分であるモノテルペンが含まれておらず、セスキテ
ルペンとセスキテルペンアルコールが含まれている。従
って、加湿機に入れて蒸発させるときにヒノキの芳香が
持続する。
点留分であるモノテルペンが含まれておらず、セスキテ
ルペンとセスキテルペンアルコールが含まれている。従
って、加湿機に入れて蒸発させるときにヒノキの芳香が
持続する。
【００１６】本発明の蒸発用芳香液に含有されるヒノキ
の留出水の割合は、５０〜１００重量％程度である。ヒ
ノキの留出水は、そのまま加湿機用の蒸発用芳香液とし
て用いても良いが、水などで希釈して用いても良い。
の留出水の割合は、５０〜１００重量％程度である。ヒ
ノキの留出水は、そのまま加湿機用の蒸発用芳香液とし
て用いても良いが、水などで希釈して用いても良い。
【００１７】本発明の蒸発用芳香液を用いて加湿する加
湿機としては、加熱加湿機、超音波加湿機等が挙げら
れ、特に限定されない。
湿機としては、加熱加湿機、超音波加湿機等が挙げら
れ、特に限定されない。
【００１８】ヒノキの留出水を含有してなる本発明の蒸
発用芳香液を加湿機に入れ、加湿機を作動させると、短
時間で部屋全体にヒノキの芳香が広がるとともに、優れ
た消臭効果を発現する。また、ヒノキの芳香には鎮静効
果があり、部屋にいるとリラックスできる。
発用芳香液を加湿機に入れ、加湿機を作動させると、短
時間で部屋全体にヒノキの芳香が広がるとともに、優れ
た消臭効果を発現する。また、ヒノキの芳香には鎮静効
果があり、部屋にいるとリラックスできる。
【００１９】１時間当たりの加湿量や加湿時間を調整す
ることにより、ヒノキの芳香の強弱や持続時間を容易に
調整できる。
ることにより、ヒノキの芳香の強弱や持続時間を容易に
調整できる。
【００２０】本発明の蒸発用芳香液は、加湿機内に長期
間放置しても腐らないので、加湿機内の蒸発用芳香液を
入れ替える必要がなく、加湿機の蒸発部も掃除する必要
がない。
間放置しても腐らないので、加湿機内の蒸発用芳香液を
入れ替える必要がなく、加湿機の蒸発部も掃除する必要
がない。
【００２１】さらに、本発明の蒸発用芳香液を用いて加
湿すると、抗菌効果、防かび効果、防ダニ効果がある。
湿すると、抗菌効果、防かび効果、防ダニ効果がある。
【００２２】本発明の蒸発用芳香液の抗菌効果等を高め
るために、ヒバ精油を添加してもよい。この場合には、
ヒノキの留出水中にヒバ精油が均一に分散するように、
乳化剤も添加する。
るために、ヒバ精油を添加してもよい。この場合には、
ヒノキの留出水中にヒバ精油が均一に分散するように、
乳化剤も添加する。
【００２３】本発明に用いられるヒバ精油は、どのよう
にして採取されたものでもよいが、通常は、水蒸気蒸留
によって得られる。すなわち、ヒバの挽き粉（オガ粉）
を水蒸気で抽出し、その水蒸気を冷却して得た留出液を
層分離して、上層のヒバ精油を採取する。
にして採取されたものでもよいが、通常は、水蒸気蒸留
によって得られる。すなわち、ヒバの挽き粉（オガ粉）
を水蒸気で抽出し、その水蒸気を冷却して得た留出液を
層分離して、上層のヒバ精油を採取する。
【００２４】ヒバ精油には、ヒノキチオール、カルバク
ロール、シトロネル酸、β−ツヨプセン、クパレン、α
−コスタル、β−コスタル、クパレナル、アスナール、
セドロール、ウイドロール、アスノール、β−ドラプリ
ン、ソイドセドロール、ヒノキチン酸、サビネン、ジベ
ンテン、ボルネオール、サビノール、ボルニルアセテー
ト、サビニルアセテート、スキアドビチシン、ソテツフ
ラボン、ヒノキフラボン、ドラブラジエン、ヒバエン、
γ−クバレノール、スギオール、ヒノキニン、デオキシ
ボドフィリン酸等の成分が含まれている。
ロール、シトロネル酸、β−ツヨプセン、クパレン、α
−コスタル、β−コスタル、クパレナル、アスナール、
セドロール、ウイドロール、アスノール、β−ドラプリ
ン、ソイドセドロール、ヒノキチン酸、サビネン、ジベ
ンテン、ボルネオール、サビノール、ボルニルアセテー
ト、サビニルアセテート、スキアドビチシン、ソテツフ
ラボン、ヒノキフラボン、ドラブラジエン、ヒバエン、
γ−クバレノール、スギオール、ヒノキニン、デオキシ
ボドフィリン酸等の成分が含まれている。
【００２５】ヒバ精油は、ヒノキの留出水に対して０．
０５〜２．５重量％程度添加するのが好ましい。ヒノキ
の留出水が有するヒノキの芳香を残すには、ヒノキの留
出水に対してヒバ精油を０．０５〜０．１重量％程度添
加するのが好ましい。
０５〜２．５重量％程度添加するのが好ましい。ヒノキ
の留出水が有するヒノキの芳香を残すには、ヒノキの留
出水に対してヒバ精油を０．０５〜０．１重量％程度添
加するのが好ましい。
【００２６】本発明に用いられる乳化剤としては、特に
限定されず、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性
剤、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤のいずれも使
用できる。
限定されず、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性
剤、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤のいずれも使
用できる。
【００２７】乳化剤の添加量は特に限定されず、ヒノキ
の留出水中にヒバ精油が均一に分散するのに充分な量で
あればよい。
の留出水中にヒバ精油が均一に分散するのに充分な量で
あればよい。
【００２８】ヒノキの留出水に、ヒバ精油と乳化剤を添
加するには、どのような順序で行ってもよいが、ヒバ精
油が蒸発用芳香液中で均一に分散するためには、乳化剤
を用いてヒバ精油を予め少量の水に乳化させたエマルジ
ョンを、ヒノキの留出水に添加して混合するのが好まし
い。
加するには、どのような順序で行ってもよいが、ヒバ精
油が蒸発用芳香液中で均一に分散するためには、乳化剤
を用いてヒバ精油を予め少量の水に乳化させたエマルジ
ョンを、ヒノキの留出水に添加して混合するのが好まし
い。
【００２９】ヒバ精油と乳化剤を添加した蒸発用芳香液
を用いて加湿すると、防ダニ効果、抗菌効果が高まる。
従って、この蒸発用芳香液を病院で用いると、院内感染
を防止する効果がある。また、虫の摂食阻害効果や害虫
の忌避効果があるため、加湿した部屋を虫の被害から守
ることができる。
を用いて加湿すると、防ダニ効果、抗菌効果が高まる。
従って、この蒸発用芳香液を病院で用いると、院内感染
を防止する効果がある。また、虫の摂食阻害効果や害虫
の忌避効果があるため、加湿した部屋を虫の被害から守
ることができる。
【００３０】なお、本発明の蒸発用芳香液のヒノキの芳
香を強くするために、本発明の蒸発用芳香液にヒノキ精
油を添加してもよい。この場合にも、ヒノキの留出水中
にヒノキ精油が均一に分散するように、乳化剤を添加す
る。
香を強くするために、本発明の蒸発用芳香液にヒノキ精
油を添加してもよい。この場合にも、ヒノキの留出水中
にヒノキ精油が均一に分散するように、乳化剤を添加す
る。
【００３１】ヒノキ精油は、ヒノキの留出水に対して
０．０５〜２．５重量％程度添加するのが好ましい。よ
り好ましくは、ヒノキの留出水に対して０．１〜０．２
５重量％程度添加する。また、乳化剤の添加量は特に限
定されず、ヒノキの留出水中にヒノキ精油が均一に分散
するのに充分な量であればよい。
０．０５〜２．５重量％程度添加するのが好ましい。よ
り好ましくは、ヒノキの留出水に対して０．１〜０．２
５重量％程度添加する。また、乳化剤の添加量は特に限
定されず、ヒノキの留出水中にヒノキ精油が均一に分散
するのに充分な量であればよい。
【００３２】ヒバ精油とヒノキ精油を併用する場合に
は、それらの割合は特に限定されないが、重量比でヒノ
キ精油１０に対してヒバ精油が５までだと、ヒノキの芳
香をヒバの芳香よりも強く感じる。ヒバ精油とヒノキ精
油を併用する場合にも、精油の合計量が、ヒノキの留出
水に対して０．０５〜２．５重量％程度となるのが好ま
しい。
は、それらの割合は特に限定されないが、重量比でヒノ
キ精油１０に対してヒバ精油が５までだと、ヒノキの芳
香をヒバの芳香よりも強く感じる。ヒバ精油とヒノキ精
油を併用する場合にも、精油の合計量が、ヒノキの留出
水に対して０．０５〜２．５重量％程度となるのが好ま
しい。
【００３３】なお、本発明の蒸発用芳香液の効果を損な
わない範囲で、他の添加剤を添加しても良い。
わない範囲で、他の添加剤を添加しても良い。
【００３４】
【実施例】以下、実施例によって本発明をさらに具体的
に説明する。
に説明する。
【００３５】実施例１ 粗挽きされたヒノキ材４０ｍ3を除湿乾燥装置により５
０℃で１週間除湿乾燥し、得られた留出液を層分離して
ヒノキの留出水を採取した。
０℃で１週間除湿乾燥し、得られた留出液を層分離して
ヒノキの留出水を採取した。
【００３６】このヒノキの留出水（蒸発用芳香液）１ｋ
ｇを家庭用加湿機（３６０Ｗ）に入れ、加湿機を作動さ
せた。ヒノキの留出水が蒸発し始めてから１０分程度
で、８畳の部屋にヒノキの芳香が充満した。
ｇを家庭用加湿機（３６０Ｗ）に入れ、加湿機を作動さ
せた。ヒノキの留出水が蒸発し始めてから１０分程度
で、８畳の部屋にヒノキの芳香が充満した。
【００３７】加湿を停止して、１年間放置したが、加湿
機内の蒸発用芳香液は腐らず、ヒノキの芳香はそのまま
残っていた。
機内の蒸発用芳香液は腐らず、ヒノキの芳香はそのまま
残っていた。
【００３８】加湿を再開したところ、ヒノキの留出水が
蒸発し始めてから１０分程度で、８畳の部屋にヒノキの
芳香が充満した。
蒸発し始めてから１０分程度で、８畳の部屋にヒノキの
芳香が充満した。
【００３９】実施例２ 実施例１で用いたのと同じヒノキの留出水１ｋｇに、ヒ
ノキ精油エマルジョン（ヒノキ精油５０重量％、水４７
重量％、乳化剤（テトラオレイン酸ポリオキシエチレン
ソルビット）３重量％）４ｇを添加混合して蒸発用芳香
液を調製した。
ノキ精油エマルジョン（ヒノキ精油５０重量％、水４７
重量％、乳化剤（テトラオレイン酸ポリオキシエチレン
ソルビット）３重量％）４ｇを添加混合して蒸発用芳香
液を調製した。
【００４０】この蒸発用芳香液を家庭用加湿機（３６０
Ｗ）に入れ、加湿機を作動させた。蒸発用芳香液が蒸発
し始めてから５分程度で、１０畳の部屋にヒノキの芳香
が充満した。
Ｗ）に入れ、加湿機を作動させた。蒸発用芳香液が蒸発
し始めてから５分程度で、１０畳の部屋にヒノキの芳香
が充満した。
【００４１】実施例３ 実施例１で用いたのと同じヒノキの留出水１ｋｇに、ヒ
バ精油エマルジョン（ヒバ精油５０重量％、水４７重量
％、乳化剤（テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソル
ビット）３重量％）２ｇを添加混合して蒸発用芳香液を
調製した。
バ精油エマルジョン（ヒバ精油５０重量％、水４７重量
％、乳化剤（テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソル
ビット）３重量％）２ｇを添加混合して蒸発用芳香液を
調製した。
【００４２】この蒸発用芳香液を家庭用加湿機（３６０
Ｗ）に入れ、加湿機を作動させた。蒸発用芳香液が蒸発
し始めてから１０分程度で、８畳の部屋にヒノキの芳香
が充満した。
Ｗ）に入れ、加湿機を作動させた。蒸発用芳香液が蒸発
し始めてから１０分程度で、８畳の部屋にヒノキの芳香
が充満した。
【００４３】実施例４ 実施例１で用いたのと同じヒノキの留出水１ｋｇに、実
施例３で用いたのと同じヒバ精油エマルジョン２ｇおよ
び実施例２で用いたのと同じヒノキ精油エマルジョン４
ｇを添加混合して蒸発用芳香液を調製した。
施例３で用いたのと同じヒバ精油エマルジョン２ｇおよ
び実施例２で用いたのと同じヒノキ精油エマルジョン４
ｇを添加混合して蒸発用芳香液を調製した。
【００４４】この蒸発用芳香液を家庭用加湿機（３６０
Ｗ）に入れ、加湿機を作動させた。蒸発用芳香液が蒸発
し始めてから５分程度で、１０畳の部屋にヒノキの芳香
が充満した。
Ｗ）に入れ、加湿機を作動させた。蒸発用芳香液が蒸発
し始めてから５分程度で、１０畳の部屋にヒノキの芳香
が充満した。
【００４５】
【発明の効果】本発明の蒸発用芳香液を加湿機に入れ、
加湿機を作動させると、短時間で部屋全体にヒノキの芳
香が広がるとともに、優れた消臭効果を発現する。ま
た、ヒノキの芳香には鎮静効果があり、部屋にいるとリ
ラックスできる。
加湿機を作動させると、短時間で部屋全体にヒノキの芳
香が広がるとともに、優れた消臭効果を発現する。ま
た、ヒノキの芳香には鎮静効果があり、部屋にいるとリ
ラックスできる。
【００４６】１時間当たりの加湿量や加湿時間を調整す
ることにより、ヒノキの芳香の強弱や持続時間を容易に
調整できる。
ることにより、ヒノキの芳香の強弱や持続時間を容易に
調整できる。
【００４７】本発明の蒸発用芳香液は、加湿機内に長期
間放置しても腐らないので、加湿機内の蒸発用芳香液を
入れ替える必要がなく、加湿機の蒸発部も掃除する必要
がない。
間放置しても腐らないので、加湿機内の蒸発用芳香液を
入れ替える必要がなく、加湿機の蒸発部も掃除する必要
がない。
【００４８】さらに、本発明の蒸発用芳香液を用いて加
湿すると、抗菌効果、防かび効果、防ダニ効果がある。
湿すると、抗菌効果、防かび効果、防ダニ効果がある。
Claims (4)
- 【請求項１】 ヒノキの留出水を含有してなる加湿機用
の蒸発用芳香液。 - 【請求項２】 ヒノキの留出水、ヒバ精油および乳化剤
を含有してなる加湿機用の蒸発用芳香液。 - 【請求項３】 ヒノキの留出水、ヒバ精油、ヒノキ精油
および乳化剤を含有してなる加湿機用の蒸発用芳香液。 - 【請求項４】 請求項１〜３のいずれか１項に記載の蒸
発用芳香液を加湿機を用いて蒸発させることを特徴とす
る加湿方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10178904A JP2000005292A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 加湿機用の蒸発用芳香液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10178904A JP2000005292A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 加湿機用の蒸発用芳香液 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000005292A true JP2000005292A (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=16056725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10178904A Pending JP2000005292A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 加湿機用の蒸発用芳香液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000005292A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005145865A (ja) * | 2003-11-13 | 2005-06-09 | Tomoko Hayase | 天然精油衛生害虫忌避剤およびその用途 |
| JP2008537699A (ja) * | 2005-04-11 | 2008-09-25 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 高コヴァッツインデックスを示す香料成分を有する揮発性材料を供給するためのシステムおよび装置 |
| US20160331922A1 (en) * | 2013-12-23 | 2016-11-17 | John W. Holaday | Disposable container for air hydration |
-
1998
- 1998-06-25 JP JP10178904A patent/JP2000005292A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005145865A (ja) * | 2003-11-13 | 2005-06-09 | Tomoko Hayase | 天然精油衛生害虫忌避剤およびその用途 |
| JP2008537699A (ja) * | 2005-04-11 | 2008-09-25 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 高コヴァッツインデックスを示す香料成分を有する揮発性材料を供給するためのシステムおよび装置 |
| US20160331922A1 (en) * | 2013-12-23 | 2016-11-17 | John W. Holaday | Disposable container for air hydration |
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