JP2000005108A - 真空掃除機用吸込具 - Google Patents

真空掃除機用吸込具

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JP2000005108A
JP2000005108A JP17862198A JP17862198A JP2000005108A JP 2000005108 A JP2000005108 A JP 2000005108A JP 17862198 A JP17862198 A JP 17862198A JP 17862198 A JP17862198 A JP 17862198A JP 2000005108 A JP2000005108 A JP 2000005108A
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JP
Japan
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elastic member
suction tool
suction
dust
cleaned
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JP17862198A
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English (en)
Inventor
Shusuke Yamashita
下 修 右 山
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Azuma Industrial Co Ltd
Original Assignee
Azuma Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被清掃面上に散乱するごみを吸い取る機能
と、微細な塵埃や汚れ等を拭取により除去する機能とを
兼備した真空掃除機の吸込具を得る。 【解決手段】 吸込具本体2の回りに、空隙率の高い多
孔質素材により形成されていて、被清掃面上の汚れを摺
擦により除去する機能と、空隙を通じて塵埃を吸引する
機能とを併せ持つ弾性部材3を、下端が被清掃面に接触
するようにスカート状に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空掃除機の吸引
ホースに接続して使用する真空掃除機用吸込具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から一般に使用されている真空掃除
機の吸込具は、床面などの被清掃面上に散乱する比較的
大きなごみを吸込口から吸い取って除去するもので、微
細な塵埃を吸い取ったり被清掃面に付着した汚れを除去
するのは困難であった。特に、障子の桟のような凹凸状
の部分に堆積する塵埃の除去には不向きであった。
【0003】吸込口の回りにブラシを設けることによっ
て床面や桟等に付着している塵埃や汚れ等をある程度剥
離させて吸い取ることはできるが、ブラシでは塵埃を効
率良く除去することはできず、ブラシ跡が縞模様として
残り易い。しかも、ブラシの取り付けによって吸込具の
構造が複雑になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、被清
掃面上に散乱する微細な塵埃を吸い取ったり、該被清掃
面上に付着した汚れを剥離して除去するのに適した、真
空掃除機用の吸込具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、ごみを吸い取るための吸込口、及
び真空掃除機の吸引ホースに接続するための接続部を有
する吸込具本体と、該吸込具本体に上記吸込口を取り囲
んでスカート状に取り付けられた弾性部材とを有し、該
弾性部材が、空隙率の高い多孔質素材により形成されて
いて、被清掃面上の汚れを摺擦により除去する機能と、
空隙を通じて塵埃を吸引する機能とを併せ持つことを特
徴とする真空掃除機用吸込具が提供される。
【0006】上記構成を有する吸込具は、公知の吸込具
と同様にして使用し、被清掃面上に散乱する塵埃は空隙
率の高い弾性部材を通じて吸い取り、被清掃面上に堆積
又は付着する微細な塵埃や汚れは、弾性部材で摺擦する
ことにより拭き取ると共に、遊離した汚れを該弾性部材
の空隙を通じて吸い取る。
【0007】本発明の具体的な実施形態によれば、上記
弾性部材が、スポンジ状の合成樹脂発泡体からなってい
て、一旦発泡成形した発泡体が有する気泡壁の膜状部分
を溶解させて除去することにより、パイル糸が絡まり合
ったような空隙率の高い骨格構造に形成されている。
【0008】本発明の好ましい1つの実施形態によれ
ば、上記弾性部材の表裏面の少なくとも何れか一方に、
着塵用の拭布が取り付けられている。これにより、弾性
部材で拭き取れないような微細な汚れであっても、上記
拭布で確実に拭き取ることができる。
【0009】本発明の他の具体的な実施形態によれば、
上記弾性部材の下端部が、複数の切り込みよって複数の
小片に分割されている。このように弾性部材の下端部を
分割することにより、例えば障子の桟のような凹凸のあ
る被清掃面に堆積する塵埃の拭き取りと吸い込みとに適
する吸込具を得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明に係る吸込
具の第1実施形態を示すもので、この吸込具1Aは、ゴ
ミを吸い取るための吸込具本体2と、該吸込具本体2の
回りにスカート状に取り付けられた多孔質素材からなる
弾性部材3とで構成されている。
【0011】上記吸込具本体2は、伏せた皿状又は椀状
をしていて、その下面にごみを吸い込むための吸込口4
を有し、上面には真空掃除機の吸引ホースに接続するた
めの接続部5を備えている。
【0012】一方、上記弾性部材3は、スポンジ状をし
た合成樹脂発泡体で形成されているが、通常のものより
は空隙率を高めることにより、被清掃面上の汚れを摺擦
により除去する機能と、空隙を通じて塵埃を吸引する機
能とを併せ持つように形成したものである。すなわち、
この弾性部材3は、一旦発泡成形した合成樹脂発泡体を
加熱処理又は化学処理して気泡壁の膜状部分を溶解、除
去することにより、パイル糸が不規則に絡まり合ったよ
うな空隙率の高い骨格構造を持つように形成したもの
で、1〜5mm程の大きさの気泡が不規則に連なったよ
うな構造を有している。この弾性部材3の好ましい厚さ
は5〜10mm程度である。
【0013】上記弾性部材3は、吸込具本体2の外周の
適宜位置に取り付けた面ファスナーやフック等の取付部
材6に係止させることにより、下端部を吸込具本体2か
ら20〜50mm程突出させた状態で、該吸込具本体2
に着脱自在に取り付けられている。
【0014】上記構成を有する吸込具1Aは、弾性部材
3の下端部を被清掃面に押し付けた状態で前後又は左右
に押し動かして使用し、被清掃面上に散乱する塵埃は弾
性部材3の空隙を通じて吸い取り、被清掃面上に堆積又
は付着する微細な塵埃や汚れは、弾性部材3で摺擦する
ことにより拭き取ると共に、遊離した汚れを該弾性部材
3の空隙を通じて吸い取る。これにより、従来の吸込具
では困難であった塵埃の吸い取りと拭き取りとの両方の
作業を、1つの吸込具1Aにより行うことができる。
【0015】上記第1実施例では、弾性部材3をそのま
ま使用しているが、該弾性部材3の内面又は外面の少な
くとも何れか一方に、着塵用の拭布を取り付けることも
できる。図3に示す第2実施例の吸込具1Bにおいて
は、弾性部材3の内面に拭布8が取り付けられている。
【0016】上記拭布8は、繊維を所望の厚さに積層し
た不織布により形成されていて、その繊維の少なくとも
一部に繊維径が1〜9μmの超極細繊維が含まれてい
る。拭布にこのような超極細繊維を使用することによ
り、微細な塵埃や汚れを確実に拭き取ることができる。
また、上記拭布8を形成する繊維は、親水性繊維であっ
ても、親油性繊維であっても、それらの混合物であって
も良い。
【0017】而してこのように、弾性部材3の内面に拭
布8を取り付けた場合、図3から分かるように、吸込具
1Bを前後動させると弾性部材3が進行方向後方側に撓
むため、進行方向後方側に位置する弾性部材3の内面の
拭布8が被清掃面に接触することになり、この拭布8で
汚れが拭き取られる。一方、吸込具1Bの進行方向前方
側においては、弾性部材3の外面が被清掃面に接触して
汚れが擦り落とされると共に、被清掃面上に散乱する塵
埃が該弾性部材3の空隙を通じて吸引される。このと
き、この進行方向前方側の弾性部材3の拭布8は被清掃
面から離れているため、この拭布8が塵埃の吸引の障害
になることはない。上記拭布8は、空隙率を高めること
により、ある程度通気性をもたせておくことが望まし
い。
【0018】図4は本発明の第3実施例を示すもので、
この第3実施例の吸込具1Cにおいては、吸込具本体2
の横幅が上記第1実施例のものより小さく、かつその外
周に巻き付けられた弾性部材3の下端部が、複数の切り
込み9よって複数の小片3aに分割されている。
【0019】このように弾性部材3の下端部を小片3a
に分割することにより、該弾性部材3にはたきのような
機能を持たせて、例えば障子の桟のような凹凸のある被
清掃面に堆積する塵埃の拭き取りと吸い込みとに好適に
使用することができる。上記弾性部材3の外面には、第
2実施例で使用したような拭布を取り付けることがで
き、これによって清掃効果を一層高めることができる。
【0020】
【発明の効果】このように本発明によれば、真空掃除機
の吸込具に空隙率の大きい弾性部材を取り付けることに
より、被清掃面上に散乱する塵埃の吸い取りと、該清掃
面上に付着した塵埃や汚れの拭き取りとの、両方の清掃
を同時に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸込具の第1実施例を示す部分断
面図である。
【図2】図1の吸込具の下面図である。
【図3】本発明に係る吸込具の第2実施例を示す使用状
態での断面図である。
【図4】本発明に係る吸込具の第3実施例を示す正面図
である。
【符号の説明】
1A,1B,1C 吸込具 2 吸込具本体 3 弾性部材 3a 小片 4 吸込口 5 接続部 8 拭布 9 切り込み

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ごみを吸い取るための吸込口、及び真空掃
    除機の吸引ホースに接続するための接続部を有する吸込
    具本体と、該吸込具本体の回りにスカート状に取り付け
    られて下端が被清掃面に接触する弾性部材とを有し、 上記弾性部材が、空隙率の高い多孔質素材により形成さ
    れていて、被清掃面上の汚れを摺擦により除去する機能
    と、空隙を通じて塵埃を吸引する機能とを併せ持つこと
    を特徴とする真空掃除機用吸込具。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の吸込具において、上記弾
    性部材が、スポンジ状の合成樹脂発泡体からなってい
    て、一旦発泡成形した発泡体が有する気泡壁の膜状部分
    を溶解させて除去することにより、パイル糸が絡まり合
    った如き骨格構造を持つように形成されていることを特
    徴とするもの。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の吸込具において、
    上記弾性部材の表裏面の少なくとも何れか一方に、着塵
    用の拭布が取り付けられていることを特徴とするもの。
  4. 【請求項4】請求項1から3までの何れか1つに記載の
    吸込具において、上記弾性部材の下端部が、複数の切り
    込みよって複数の小片に分割されていることを特徴とす
    るもの。
JP17862198A 1998-06-25 1998-06-25 真空掃除機用吸込具 Pending JP2000005108A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005018374A1 (de) * 2005-04-20 2006-10-26 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Elastisch verformbares Endstück für ein Staubsaugerrohr
JP2009025572A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Fuji Xerox Co Ltd 清掃器、帯電器および画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102005018374A1 (de) * 2005-04-20 2006-10-26 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Elastisch verformbares Endstück für ein Staubsaugerrohr
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