JP2000004691A - 全面マルチの土掛け装置 - Google Patents
全面マルチの土掛け装置Info
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- JP2000004691A JP2000004691A JP17694898A JP17694898A JP2000004691A JP 2000004691 A JP2000004691 A JP 2000004691A JP 17694898 A JP17694898 A JP 17694898A JP 17694898 A JP17694898 A JP 17694898A JP 2000004691 A JP2000004691 A JP 2000004691A
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- 239000002689 soil Substances 0.000 claims abstract description 36
- 239000002362 mulch Substances 0.000 claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 abstract 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000007688 edging Methods 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Protection Of Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 全面マルチの土掛け装置において、機体の長
大いなることを防いで、機体の安定した旋回を図るにあ
る。 【解決手段】 全面マルチの土掛け装置において、機体
の進行方向に対し、逆方向に回転するローターによって
真上に跳ね上げられる土を、ローターのカバー体の弧状
面に沿って外方に導き、これを透窓より外側に設けた樋
状板の土落し板に放出し、これを流下して下方の分送板
にて機体の幅方向の中央、左、右側に分送し、畝面を被
覆したマルチフィルムの畝溝に土を入れるようにした構
成のものである。
大いなることを防いで、機体の安定した旋回を図るにあ
る。 【解決手段】 全面マルチの土掛け装置において、機体
の進行方向に対し、逆方向に回転するローターによって
真上に跳ね上げられる土を、ローターのカバー体の弧状
面に沿って外方に導き、これを透窓より外側に設けた樋
状板の土落し板に放出し、これを流下して下方の分送板
にて機体の幅方向の中央、左、右側に分送し、畝面を被
覆したマルチフィルムの畝溝に土を入れるようにした構
成のものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、田、畑等をマルチ
で覆う農作業の分野に属し、詳しくは全面マルチの土掛
け装置に関するものである。
で覆う農作業の分野に属し、詳しくは全面マルチの土掛
け装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の全面マルチの土掛け装置は、機体
の進行方向に対して、逆回転するローターで土を後方に
送り、これを、さらに３本の樋によって流下させてマル
チを押さえていた。
の進行方向に対して、逆回転するローターで土を後方に
送り、これを、さらに３本の樋によって流下させてマル
チを押さえていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の全
面マルチの土掛け装置にあっては、機体の進行方向に対
して、逆方向に回転するローターによって跳ね上げる土
は、機体の後方に送られ、さらに、この土を３本の樋に
分岐して流下するようにしたものであるから、全体の機
体が長くなり、これがため進行方向を変換するとき、そ
の旋回能率がよくなく旋回に安定を欠くことがあった。
面マルチの土掛け装置にあっては、機体の進行方向に対
して、逆方向に回転するローターによって跳ね上げる土
は、機体の後方に送られ、さらに、この土を３本の樋に
分岐して流下するようにしたものであるから、全体の機
体が長くなり、これがため進行方向を変換するとき、そ
の旋回能率がよくなく旋回に安定を欠くことがあった。
【０００４】本発明は、このような欠点を解決すべく、
種々検討し、研究し実験の結果、創出されたもので、そ
の目的とするところは、全面マルチの土掛け装置におい
て、その機体の全体の長さを短くして、方向転換をよく
するにある。
種々検討し、研究し実験の結果、創出されたもので、そ
の目的とするところは、全面マルチの土掛け装置におい
て、その機体の全体の長さを短くして、方向転換をよく
するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明にあっては、機体の進行方向に対して逆方
向に回転するローターにより、真上に跳ね上げられる土
を、機体の進行方向に対して左右方向にして上方向に配
設したそれぞれのカバー体で受け、これをカバー体の透
窓を通して外側に設けられた樋状板に放出し、これを後
方に流下放出することによって問題点の解決を図ってい
る。
めに、本発明にあっては、機体の進行方向に対して逆方
向に回転するローターにより、真上に跳ね上げられる土
を、機体の進行方向に対して左右方向にして上方向に配
設したそれぞれのカバー体で受け、これをカバー体の透
窓を通して外側に設けられた樋状板に放出し、これを後
方に流下放出することによって問題点の解決を図ってい
る。
【０００６】すなわち、本発明の全面マルチの土掛け装
置は、機体の進行方向に対して、逆方向に回転するロー
ターによって真上に跳ね上げられる土を、ローターの上
方に突設した２つのカバー体の透窓を通して、それぞれ
のカバー体の外側方に放出するとともに、この放出土
を、２つのカバー体の外側にあって、下方に分送板を有
するそれぞれの樋状板を通して機体の幅方向の中央、
左、右側に分送し、これを畝を被覆したマルチの畝溝に
流下させて、マルチを畝溝内に押さえるような構成であ
り、ローターは、その回転軸の中央より左右に２分割さ
れるとともに、その２分割のローター群の各々には、上
方にして内側に外側方に向う弧状面を有する外側方向に
傾斜のカバー体が設けられ、このカバー体の外側部に設
けられた透窓の下方には、下方に分送板を有する樋状板
を、それぞれのカバー体に沿って設けられた構成をとっ
ている。
置は、機体の進行方向に対して、逆方向に回転するロー
ターによって真上に跳ね上げられる土を、ローターの上
方に突設した２つのカバー体の透窓を通して、それぞれ
のカバー体の外側方に放出するとともに、この放出土
を、２つのカバー体の外側にあって、下方に分送板を有
するそれぞれの樋状板を通して機体の幅方向の中央、
左、右側に分送し、これを畝を被覆したマルチの畝溝に
流下させて、マルチを畝溝内に押さえるような構成であ
り、ローターは、その回転軸の中央より左右に２分割さ
れるとともに、その２分割のローター群の各々には、上
方にして内側に外側方に向う弧状面を有する外側方向に
傾斜のカバー体が設けられ、このカバー体の外側部に設
けられた透窓の下方には、下方に分送板を有する樋状板
を、それぞれのカバー体に沿って設けられた構成をとっ
ている。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明は、田畑等の農作業におい
て、土壌の畝面をマルチで被覆し、これが風又は他物の
接触等で飛ばないようにするために、被覆したマルチの
上に土を載せる全面マルチの土掛け装置であって、全体
の機体が長くならないように配慮されたものである。こ
れがために、機体の進行方向に対して、逆方向に回転す
るローターを、回転軸上に左右の２つの群に分離し、こ
れらの２つの群の上方にして外側方に傾斜するカバー体
をそれぞれ突設し、各ローター群で真上に跳ね上げられ
た土を、カバー体の外側部から放出し、これを下方に分
送板を有する樋状板を流下させて分送板で分送し、機体
の幅方向に対し、その中央、左、右側と３か所に流下さ
せるものである。
て、土壌の畝面をマルチで被覆し、これが風又は他物の
接触等で飛ばないようにするために、被覆したマルチの
上に土を載せる全面マルチの土掛け装置であって、全体
の機体が長くならないように配慮されたものである。こ
れがために、機体の進行方向に対して、逆方向に回転す
るローターを、回転軸上に左右の２つの群に分離し、こ
れらの２つの群の上方にして外側方に傾斜するカバー体
をそれぞれ突設し、各ローター群で真上に跳ね上げられ
た土を、カバー体の外側部から放出し、これを下方に分
送板を有する樋状板を流下させて分送板で分送し、機体
の幅方向に対し、その中央、左、右側と３か所に流下さ
せるものである。
【０００８】これによって、畝を被覆したマルチは、そ
れの中央、左、右側の畝溝に土を投入して、マルチの押
えをすることができる。しかも、ローター群による土の
真上への跳ね上げにより、土が後方に余り流れないか
ら、機体の長さを制限することができ、従来のもののよ
うにローターで土を後方に送るものに比して、機体の長
さを短くすることができ、機体を方向転換するとき、そ
の操作が容易となる。
れの中央、左、右側の畝溝に土を投入して、マルチの押
えをすることができる。しかも、ローター群による土の
真上への跳ね上げにより、土が後方に余り流れないか
ら、機体の長さを制限することができ、従来のもののよ
うにローターで土を後方に送るものに比して、機体の長
さを短くすることができ、機体を方向転換するとき、そ
の操作が容易となる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明を実施例を図面に基づいて説明
する。本発明の全面マルチの土掛け装置は、機体（Ａ）
の前方（機体が進む方向）にエンジン（Ｂ）が搭載され
ており、これから後方にミッション（Ｃ）を介して動力
が中央の駆動輪（Ｄ）に、またその後方のローター
（Ｅ）にチエインとチエインホイールとで伝導されるよ
うになっており、これらのチエインとチエインホイール
とは伝導ケース（Ｆ1 ）、（Ｆ2 ）とで覆われている。
ローター（Ｅ）は、チエインとチエインホイールとで伝
導される回転軸（１）に対し、その伝導ケース（Ｆ2 ）
を中心として、その両側に複数のローター群（Ｅ1 ）、
（Ｅ2 ）が分離されている。
する。本発明の全面マルチの土掛け装置は、機体（Ａ）
の前方（機体が進む方向）にエンジン（Ｂ）が搭載され
ており、これから後方にミッション（Ｃ）を介して動力
が中央の駆動輪（Ｄ）に、またその後方のローター
（Ｅ）にチエインとチエインホイールとで伝導されるよ
うになっており、これらのチエインとチエインホイール
とは伝導ケース（Ｆ1 ）、（Ｆ2 ）とで覆われている。
ローター（Ｅ）は、チエインとチエインホイールとで伝
導される回転軸（１）に対し、その伝導ケース（Ｆ2 ）
を中心として、その両側に複数のローター群（Ｅ1 ）、
（Ｅ2 ）が分離されている。
【００１０】機体（Ａ）の進行方向に向って、これらの
左右に分離されているローター群（Ｅ1 ）、（Ｅ2 ）に
は、その上方に向って、機体（Ａ）に対してカバー体
（ａ1）、（ａ2 ）が突設されている。このカバー体
（ａ1 ）、（ａ2 ）は、機体（Ａ）に対して内側の弧状
板（２）、（２）と外側の平板（３）、（３）とから構
成されており、これらの弧状板（２）と平板（３）と
は、機枠（ｂ）に固定されている縁取部材（４）が縁取
られている。カバー体（ａ1 ）、（ａ2 ）の外側の平板
（３）には、その上方に跳ね上げられた土が外側に放出
される透窓（５）が設けられている。
左右に分離されているローター群（Ｅ1 ）、（Ｅ2 ）に
は、その上方に向って、機体（Ａ）に対してカバー体
（ａ1）、（ａ2 ）が突設されている。このカバー体
（ａ1 ）、（ａ2 ）は、機体（Ａ）に対して内側の弧状
板（２）、（２）と外側の平板（３）、（３）とから構
成されており、これらの弧状板（２）と平板（３）と
は、機枠（ｂ）に固定されている縁取部材（４）が縁取
られている。カバー体（ａ1 ）、（ａ2 ）の外側の平板
（３）には、その上方に跳ね上げられた土が外側に放出
される透窓（５）が設けられている。
【００１１】このローターのカバー体（ａ1 ）、
（ａ2 ）の外側には、機体（Ａ）の後方に向って樋状板
（ｃ）、（ｃ）が斜設されている。この樋状板（ｃ）は
カバー体（ａ1 ）、（ａ2 ）の外側の透窓（５）より放
出される土を受けて、これを流下させる土落し板（ｄ）
と、これに続く分送板（ｅ）とより構成されている。土
落し板（ｄ）は、下方に向って末広がりに形成されてお
り、また分送板（ｅ）は、その中央に、土落し板（ｄ）
の方向に突出した分岐片（６）があり、これにより下方
に２方向の分路（６1 ）、（６2 ）が形成されている。
（ａ2 ）の外側には、機体（Ａ）の後方に向って樋状板
（ｃ）、（ｃ）が斜設されている。この樋状板（ｃ）は
カバー体（ａ1 ）、（ａ2 ）の外側の透窓（５）より放
出される土を受けて、これを流下させる土落し板（ｄ）
と、これに続く分送板（ｅ）とより構成されている。土
落し板（ｄ）は、下方に向って末広がりに形成されてお
り、また分送板（ｅ）は、その中央に、土落し板（ｄ）
の方向に突出した分岐片（６）があり、これにより下方
に２方向の分路（６1 ）、（６2 ）が形成されている。
【００１２】この分送板（ｅ）によって流下する土は、
その量が分路（６1 ）、（６2 ）とも等しいが、２本の
畝（Ｈ）に対して被覆されたマルチフィルム（Ｊ）の畝
溝（Ｈ’）には、その中央部が両側の樋状板（ｃ）、
（ｃ）の分送板（ｅ）、（ｅ）の分路（６2 ）、
（６2 ）よりの流下で、他の左右の畝溝（Ｈ’）の倍量
である。この量は、次工程におけるマルチフィルム
（Ｊ）の左右の継目において、次工程の左又は右の機体
（Ａ）の樋状板（ｃ）における分路（６1 ）よりの土の
流下で、中央部の量と同等量となる。
その量が分路（６1 ）、（６2 ）とも等しいが、２本の
畝（Ｈ）に対して被覆されたマルチフィルム（Ｊ）の畝
溝（Ｈ’）には、その中央部が両側の樋状板（ｃ）、
（ｃ）の分送板（ｅ）、（ｅ）の分路（６2 ）、
（６2 ）よりの流下で、他の左右の畝溝（Ｈ’）の倍量
である。この量は、次工程におけるマルチフィルム
（Ｊ）の左右の継目において、次工程の左又は右の機体
（Ａ）の樋状板（ｃ）における分路（６1 ）よりの土の
流下で、中央部の量と同等量となる。
【００１３】図４には、ローターのカバー体（ａ1 ）の
側方に付設されている樋状板（ｃ）を示しているが、こ
の樋状板（ｃ）はカバー体（ａ1 ）の上方の透窓（５）
より外側に放出された土を受ける土落し板（ｄ）とこれ
に続く下方の分送板（ｅ）とより構成されており、土落
し板（ｄ）は、裾広がりの３角形状をなしているところ
から、透窓（５）より放出された土が透窓（５）の出口
で堆積せずスムーズに流下する。また、分送板（ｅ）
は、土落し板（ｄ）より長くすることにより分送板
（ｅ）に沿って土が勢いよく流下する。これにより、樋
状板（ｃ）を短くすることができて、機体（Ａ）の長大
になることを防ぐ。
側方に付設されている樋状板（ｃ）を示しているが、こ
の樋状板（ｃ）はカバー体（ａ1 ）の上方の透窓（５）
より外側に放出された土を受ける土落し板（ｄ）とこれ
に続く下方の分送板（ｅ）とより構成されており、土落
し板（ｄ）は、裾広がりの３角形状をなしているところ
から、透窓（５）より放出された土が透窓（５）の出口
で堆積せずスムーズに流下する。また、分送板（ｅ）
は、土落し板（ｄ）より長くすることにより分送板
（ｅ）に沿って土が勢いよく流下する。これにより、樋
状板（ｃ）を短くすることができて、機体（Ａ）の長大
になることを防ぐ。
【００１４】なお、図１において、スポンジ車輪（ｆ）
は、マルチフィルム（Ｊ）を押さえるためのもので、後
方の機枠（ｂ）より下方に突設されて、畝（Ｈ）の中
央、左、右側の畝溝（Ｈ’）内を転動するものであり、
（ｇ）はマルチフィルムを巻回した巻回フィルムで、こ
れは、樋状板（ｃ）の裏面下方にあって、機枠（ｂ）よ
りの突設杆（ｈ）（ｈ）の間に懸架支持されている。
（ｉ）は、機枠（ｂ）に設けられたゲージホイールであ
り、（ｊ）は機体（Ａ）の操縦ハンドルである。
は、マルチフィルム（Ｊ）を押さえるためのもので、後
方の機枠（ｂ）より下方に突設されて、畝（Ｈ）の中
央、左、右側の畝溝（Ｈ’）内を転動するものであり、
（ｇ）はマルチフィルムを巻回した巻回フィルムで、こ
れは、樋状板（ｃ）の裏面下方にあって、機枠（ｂ）よ
りの突設杆（ｈ）（ｈ）の間に懸架支持されている。
（ｉ）は、機枠（ｂ）に設けられたゲージホイールであ
り、（ｊ）は機体（Ａ）の操縦ハンドルである。
【００１５】本発明にあっては、機体（Ａ）の進行方向
に対して、ローター（Ｅ）は逆方向に回転するもので、
このローター（Ｅ）の回転によって、土壌は真上に跳ね
上げられる。跳ね上げられた土は、図２にみられるよう
に、ローター群（Ｅ1 ）、（Ｅ2 ）のカバー体
（ａ1 ）、（ａ2 ）の内側の弧状板（２）、（２）の上
方の弧状部に沿って、外方に流れ、平板（３）、（３）
の上方に設けられた透窓（５）、（５）より外方に放出
される。この透窓（５）、（５）より放出された土は、
樋状板（ｃ）、（ｃ）の土落し板（ｄ）、（ｄ）から分
送板（ｅ）、（ｅ）に至り、それぞれの分路（６1 ）、
（６2 ）を通って流下し、畝（Ｈ）に被覆されているマ
ルチフィルム（Ｊ）の畝溝（Ｈ’）にそれぞれ投入され
る。樋状板（ｃ）、（ｃ）は上方がオープンであるが、
これを流下する土が飛散しないように、厚手の透明、又
は半透明な合成樹脂フィルム（ｋ）で覆われている。
に対して、ローター（Ｅ）は逆方向に回転するもので、
このローター（Ｅ）の回転によって、土壌は真上に跳ね
上げられる。跳ね上げられた土は、図２にみられるよう
に、ローター群（Ｅ1 ）、（Ｅ2 ）のカバー体
（ａ1 ）、（ａ2 ）の内側の弧状板（２）、（２）の上
方の弧状部に沿って、外方に流れ、平板（３）、（３）
の上方に設けられた透窓（５）、（５）より外方に放出
される。この透窓（５）、（５）より放出された土は、
樋状板（ｃ）、（ｃ）の土落し板（ｄ）、（ｄ）から分
送板（ｅ）、（ｅ）に至り、それぞれの分路（６1 ）、
（６2 ）を通って流下し、畝（Ｈ）に被覆されているマ
ルチフィルム（Ｊ）の畝溝（Ｈ’）にそれぞれ投入され
る。樋状板（ｃ）、（ｃ）は上方がオープンであるが、
これを流下する土が飛散しないように、厚手の透明、又
は半透明な合成樹脂フィルム（ｋ）で覆われている。
【００１６】
【発明の効果】本発明は、機体の進行方向に対して逆方
向に回転するローターによって、土壌を真上方向に跳ね
上げ、これをローター上方に突設したカバー体の内側弧
状板の弧状面に沿って外方に導き、外側板の透窓より外
部に放出し、これを、カバー体の外側に沿って設けた樋
状板を流下させながら、下方の分送板にて、機体の幅方
向の中央、左、右側に分送し、畝面を被覆したマルチの
畝溝に投入されるようにして、土の自然流下を利用した
ものであるから、マルチに対する土入れ部分が、従来の
ようにローターで機体の後方に送ってから分送して樋で
送るようにしたものに比して、機体が長大とならず、こ
れがために、全体として構成がコンパクトとなり、その
作業がし易く、特に方向転換するときの旋回能力が優れ
ている。
向に回転するローターによって、土壌を真上方向に跳ね
上げ、これをローター上方に突設したカバー体の内側弧
状板の弧状面に沿って外方に導き、外側板の透窓より外
部に放出し、これを、カバー体の外側に沿って設けた樋
状板を流下させながら、下方の分送板にて、機体の幅方
向の中央、左、右側に分送し、畝面を被覆したマルチの
畝溝に投入されるようにして、土の自然流下を利用した
ものであるから、マルチに対する土入れ部分が、従来の
ようにローターで機体の後方に送ってから分送して樋で
送るようにしたものに比して、機体が長大とならず、こ
れがために、全体として構成がコンパクトとなり、その
作業がし易く、特に方向転換するときの旋回能力が優れ
ている。
【図１】本発明の全面マルチの土掛け装置を備えた管理
機の側面図
機の側面図
【図２】本発明の全面マルチの土掛け装置の後方より見
た図面
た図面
【図３】図１に示す管理機の使用状態を後方より見た図
面
面
【図４】樋状板とローターのカバー体との関係を示す図
面
面
Ａ 機体 Ｂ エンジン Ｃ ミッション Ｄ 駆動輪 Ｅ ローター Ｅ1 、Ｅ2 ローター群 Ｆ1 、Ｆ2 伝導ケース Ｈ 畝 Ｈ’ 畝溝 Ｊ マルチフィルム ａ1 、ａ2 カバー体 ｂ 機枠 ｃ 樋状板 ｄ 土落し板 ｅ 分送板 ｆ スポンジ車輪 ｇ 巻きフィルム １ 回転軸 ２ 弧状板 ３ 平板 ４ 縁取り部材 ５ 透窓 ６ 分岐片 ６1 、６ 2 分路
Claims (2)
- 【請求項１】 機体の進行方向に対して逆方向に回転す
るローターによって真上に跳ね上げられる土を、ロータ
ーの上方に突設した２つのカバー体の透窓を通してそれ
ぞれのカバー体の外側方に放出するとともに、この放出
土を、２つのカバー体の外側にあって、下方に分送板を
有するそれぞれの樋状板を流下して機体の幅方向の中
央、左、右側に分送し、畝を被覆したマルチの畝溝に流
下させてマルチを畝溝内に押えるようにしたことを特徴
とする全面マルチの土掛け装置。 - 【請求項２】 機体の進行方向に対して、逆方向に回転
するローターは、その回転軸の中央より左右に２分割さ
れるもので、その２分割のローターの各々には、上方に
して内側に外側方に向う弧状面を有する傾斜のカバー体
が設けられ、この各々のカバー体の外側部に設けられた
透窓の下方には、下方に分送板を有する樋状板をそれぞ
れのカバー体に沿って設け、ローターで跳ね上げられた
土は、カバー体の透窓より樋状板を流下して分送板で分
送されて、畝を被覆したマルチの畝溝に流下させてマル
チを畝溝内に押さえるようにしたことを特徴とする全面
マルチの土掛け装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17694898A JP2000004691A (ja) | 1998-06-24 | 1998-06-24 | 全面マルチの土掛け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17694898A JP2000004691A (ja) | 1998-06-24 | 1998-06-24 | 全面マルチの土掛け装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000004691A true JP2000004691A (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=16022537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17694898A Withdrawn JP2000004691A (ja) | 1998-06-24 | 1998-06-24 | 全面マルチの土掛け装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000004691A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102204431A (zh) * | 2011-05-23 | 2011-10-05 | 宁夏回族自治区农业机械化技术推广站 | 抛取土式纵横向压膜旋耕地表全仿形覆膜机 |
-
1998
- 1998-06-24 JP JP17694898A patent/JP2000004691A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102204431A (zh) * | 2011-05-23 | 2011-10-05 | 宁夏回族自治区农业机械化技术推广站 | 抛取土式纵横向压膜旋耕地表全仿形覆膜机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050906 |