JP2000004207A - 時分割多重伝送方法及び装置 - Google Patents

時分割多重伝送方法及び装置

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JP2000004207A
JP2000004207A JP17032198A JP17032198A JP2000004207A JP 2000004207 A JP2000004207 A JP 2000004207A JP 17032198 A JP17032198 A JP 17032198A JP 17032198 A JP17032198 A JP 17032198A JP 2000004207 A JP2000004207 A JP 2000004207A
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signal
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division multiplexing
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JP17032198A
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Makoto Shibuya
真 渋谷
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時分割多重伝送システムにおいて、伝送信号
のマーク率の偏り補償や特異な信号パターンの発生の回
避を低コストに実現する。 【解決手段】 送信機10は、4チャネルのデジタル信
号100a〜100dを時分割多重装置200で時分割
多重信号110として伝送する際、2番目及び4番目の
入力ポート部に反転回路210b、210dを設け、デ
ジタル信号100b、100dの符号を反転する。受信
機20は、時分割分離装置310では、2番目及び4番
目の出力ポート部に反転回路330b、330dを設
け、時分割分離により得られたデジタル信号100
b’、100d’の符号を再反転する。デジタル信号1
00a〜100dが全てゼロの連続であったとしても、
時分割多重信号110の信号パターンは010101…
となり、マーク率の偏りや特異な信号パターンの発生を
回避できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、時分割多重伝送に
関し、特に、伝送信号のマーク率の偏りの補償等を可能
とする時分割多重伝送方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のデジタル信号を伝送する場合、こ
れらの時分割多重を行い伝送する時分割多重伝送方式が
広く用いられている。この時分割多重伝送方式を高速の
加入者光アクセスシステムに適用した例として、例えば
手塚らによる「GTTH(Gigabit To The Home)における信
号多重・分離方式」、1997年電子情報通信学会総合
大会、講演予稿集、B−8−57(1997年)等の文
献をあげることができる。この文献記載のシステムで
は、155.52Mbpsのデジタル信号の16チャネ
ルをビット多重化し、2.48832Gbpsの時分割
多重信号に変換して光ファイバ伝送を行っている。
【0003】また、一般的にデジタル通信システムで
は、伝送信号のマーク率の偏りを補償したり、ゼロの連
続のような特異な信号パターンの発生を回避するため
に、伝送信号のスクランブルが行われる。例えば前述の
手塚らの論文に記載された時分割多重伝送システムで
は、時分割多重前の16チャネルのデジタル信号をそれ
ぞれスクランブルし、時分割分離後のデジタル信号のデ
スクランブルを行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、時分割多重
伝送システムにおいて時分割多重前のデジタル信号のそ
れぞれにスクランブルを施す場合、非常に多数のスクラ
ンブル回路およびデスクランブル回路が必要になる。一
般的にスクランブル回路およびデスクランブル回路はか
なり複雑な構成を有しており、これを多数使用すること
はコストの大幅な増大につながる。
【0005】(発明の目的)本発明の目的は、スクラン
ブル回路およびデスクランブル回路を用いることなく、
伝送信号のマーク率の補償や特異な信号パターンの発生
を回避することが可能な低コストの時分割多重伝送方法
及び装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の時分割多重伝送
方法は、Nチャネルのデジタル信号を送信側で時分割多
重を行い時分割多重信号に変換した後に伝送し、受信側
で該時分割多重信号の時分割分離を行いNチャネルのデ
ジタル信号に再変換する時分割多重伝送システムにおい
て、送信側で前記Nチャネルのデジタル信号のうち奇数
番目のデジタル信号あるいは偶数番目のデジタル信号を
反転した後に時分割多重を行い、受信側では時分割多重
信号の時分割分離を行い得られた前記Nチャネルのデジ
タル信号のうち奇数番目のデジタル信号あるいは偶数番
目のデジタル信号を再反転することを特徴とする。
【0007】本発明の時分割多重装置は、N個の入力ポ
ートと1つの出力ポートを有し、前記N個の入力ポート
に入力したデジタル信号の時分割多重を行い、前記出力
ポートから時分割多重信号を出力する時分割多重装置に
おいて、前記N個の入力ポートのうち奇数番目の入力ポ
ートあるいは偶数番目の入力ポートに反転回路が設置さ
れていることを特徴とする。
【0008】本発明の時分割分離装置は、1つの入力ポ
ートとN個の出力ポートを有し、前記入力ポートに入力
した時分割多重信号の時分割分離を行い、前記N個の出
力ポートからNチャネルのデジタル信号を出力する時分
割分離装置において、前記N個の出力ポートのうち奇数
番目の出力ポートあるいは偶数番目の出力ポートに反転
回路が設置されていることを特徴とする。
【0009】(作用)複数のデジタル信号を時分割多重
化する際に、奇数番目あるいは偶数番目のチャネルの信
号を反転させる。これによって、時分割多重信号のマー
ク率が偏ったりゼロの連続のような特異な信号パターン
が発生することを、ほとんどのケースで回避する。例え
ば、時分割多重方式としてビット多重方式を用いた場
合、複数のデジタル信号がすべてゼロの連続であったと
しても、時分割多重信号の信号パターンは010101
…となり、結果的に各デジタル信号がスクランブルされ
たのとほぼ等価になる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の時分割多重伝送方法及び
装置の一実施の形態について図を参照して説明する。
【0011】図1は、本発明の実施の形態の全体構成を
示すブロック図である。同図において、本時分割多重伝
送方式は、送信機10、受信機20及び光ファイバ伝送
路30とから構成され、送信機10と受信機20は光フ
ァイバ伝送路30によって接続されている。また、送信
機10は時分割多重装置200と光送信器230とから
構成され、受信機20は光受信器300と時分割分離回
路320とから構成されている。
【0012】本実施の形態においては、符号速度が各々
155.52Mbpsである4チャネルのデジタル信号
100a〜100dが送信機10の時分割多重装置20
0に入力される。時分割多重装置200は、2番目及び
4番目の入力ポート部に設けた反転回路210b、21
0dと、デジタル信号を時分割多重化する時分割多重回
路220とを有しており、デジタル信号100a、10
0cと前記反転回路210b、210dによりデジタル
信号100b、100dが符号反転されたデジタル信号
100b’、100d’が時分割多重回路220で時分
割多重化され、符号速度が2.48832Gbpsであ
る時分割多重信号110に変換される。なお、時分割多
重装置200の1番目の入力ポートの直前にはチャネル
識別子挿入回路240が設置されている。このチャネル
識別子挿入回路240は、時分割分離の際に各チャネル
を識別するために必要なチャネル識別子をデジタル信号
100aに挿入する。このチャネル識別子の挿入につい
ては、前述の手塚らの論文に記載されている。
【0013】本実施の形態では、時分割多重方式として
ビット多重方式が用いられている。時分割多重信号11
0は光送信器230に入力され、信号光120に変換さ
れる。光送信器230から出力された信号光120は、
光ファイバ伝送路30によって受信機20に送られ、光
受信器300で受信され、時分割多重信号110に変換
される。光受信器300から出力された時分割多重信号
110は、時分割分離装置310に入力される。時分割
分離装置310は、時分割分離回路320と、符号反転
回路330b、330dとを有しており、時分割多重信
号110は時分割分離回路320に入力され、デジタル
信号100a、100cおよび符号反転されたデジタル
信号100b’、100d’にビット分離される。この
うち符号反転されたデジタル信号100b’、100
d’は、時分割分離装置310の2番目および4番目の
出力ポート部に設けられた反転回路330b、330d
によって再反転され、もとのデジタル信号100b、1
00dに変換される。
【0014】ここで、時分割分離装置310の1番目の
出力ポートの直後にはチャネル識別回路340が設置さ
れている。このチャネル識別回路340は、時分割分離
装置310の1番目の出力ポートから出力されたデジタ
ル信号の中のチャネル識別子を監視し、その監視結果に
基づいてチャネル制御信号350によって時分割分離回
路320の分離位相を制御する。これによって、時分割
多重装置200のm番目(mはN以下の正の整数)の入
力ポートに入力されたデジタル信号が、そのまま時分割
分離装置310のm番目の出力ポートから出力されるよ
うになる。また、同時にチャネル識別回路340は、デ
ジタル信号100aに挿入されていたチャネル識別子を
取り除く。このチャネル識別回路については、前述の手
塚らの論文に詳細に記載されている。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、スクランブル回路/デ
スクランブル回路を用いることなく、非常に簡単な反転
回路を追加することによって、時分割多重信号のマーク
率の偏りや特異な信号パターンの発生を回避することが
できる。
【0016】また、前記反転回路は時分割多重回路及び
時分割分離回路の全ての入力ポートおよび出力ポートに
設置する必要がないので、回路構成が複雑になることが
なく低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の時分割多重伝送システ
ムの基本構成を示す図である。
【符号の説明】
10 送信機 20 受信機 30 光ファイバ伝送路 100a〜100d デジタル信号 100b’、100d’ 符号反転されたデジタル信号 110 時分割多重信号 120 信号光 200 時分割多重装置 210b、210d、330b、330d 反転回路 220 時分割多重回路 230 光送信器 240 チャネル識別子挿入回路 300 光受信器 310 時分割分離装置 320 時分割分離回路 340 チャネル識別回路 350 チャネル制御信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Nチャネル(Nは2以上の整数)のデジ
    タル信号を送信側では時分割多重を行って時分割多重信
    号に変換した後に伝送し、受信側では該時分割多重信号
    の時分割分離を行いNチャネルのデジタル信号に再変換
    する時分割多重伝送方法において、 送信側は、前記Nチャネルのデジタル信号のうち奇数番
    目のデジタル信号あるいは偶数番目のデジタル信号を反
    転した後に時分割多重を行い、受信側では、時分割分離
    を行って得られた前記Nチャネルのデジタル信号のうち
    奇数番目のデジタル信号あるいは偶数番目のデジタル信
    号を再反転することを特徴とする時分割多重伝送方法。
  2. 【請求項2】 Nチャネル(Nは2以上の整数)のデジ
    タル信号を送信側では時分割多重を行って時分割多重信
    号に変換した後に伝送し、受信側では該時分割多重信号
    の時分割分離を行ってNチャネルのデジタル信号に再変
    換する時分割多重伝送装置において、 送信側は、N個の入力ポートと1つの出力ポートを有
    し、前記N個の入力ポートのうち奇数番目の入力ポート
    あるいは偶数番目の入力ポートに反転回路を設置した時
    分割多重装置を有し、受信側は、1つの入力ポートとN
    個の出力ポートを有し、前記N個の出力ポートのうち奇
    数番目の出力ポートあるいは偶数番目の出力ポートに反
    転回路が設置された時分割分離装置を有することを特徴
    とする時分割多重伝送装置。
  3. 【請求項3】 N個(Nは2以上の整数)の入力ポート
    と1つの出力ポートを有し、前記N個の入力ポートに入
    力したデジタル信号の時分割多重を行い、前記出力ポー
    トから時分割多重信号を出力する時分割多重装置におい
    て、 前記N個の入力ポートのうち奇数番目の入力ポートある
    いは偶数番目の入力ポートに反転回路が設置されている
    ことを特徴とする時分割多重装置。
  4. 【請求項4】 1つの入力ポートとN個(Nは2以上の
    整数)の出力ポートを有し、前記入力ポートに入力した
    時分割多重信号の時分割分離を行い、前記N個の出力ポ
    ートからNチャネルのデジタル信号を出力する時分割分
    離装置において、 前記N個の出力ポートのうち奇数番目の出力ポートある
    いは偶数番目の出力ポートに反転回路が設置されている
    ことを特徴とする時分割分離装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007235213A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Fujitsu Ltd フレーム送受信方法及び装置

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