JP2000002052A - ドア装置 - Google Patents

ドア装置

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JP2000002052A
JP2000002052A JP16950498A JP16950498A JP2000002052A JP 2000002052 A JP2000002052 A JP 2000002052A JP 16950498 A JP16950498 A JP 16950498A JP 16950498 A JP16950498 A JP 16950498A JP 2000002052 A JP2000002052 A JP 2000002052A
Authority
JP
Japan
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door
gravity
center
weight
driving
Prior art date
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Pending
Application number
JP16950498A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Fukuya
毅 福家
Ritsu Teramoto
律 寺本
Ichiro Nakamura
一朗 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドアにウエイトを取り付けることでドアの重心
をドアの駆動点に近づけ、加減速の大きい動作をドアが
行ってもスムーズなドア動作を実現する。 【解決手段】ドア1の重心14から離れた駆動点15で
ドア1を駆動するドア装置において、ドア1の重心14
をドア1の駆動点15に十分近くなるか、またはドア1
の重心14がドア1の駆動点15と一致するようにウエ
イト6をドア1、またはドア1に取り付けた装置に取り
付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドア装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図2に従来の重心より上で駆動するドア
装置の構成の一例を示す。
【0003】図2において、ドア1は上部でドアハンガ
2と締結しており、ドアハンガ2はハンガローラ3a,
3bを有し、ハンガローラ3a,3bにより、ドア1,
ドアハンガ2は水平方向に設けられたドアレール4上を
移動可能である。また、ドアハンガ2は連結金具10を
介してベルト7と連結している。
【0004】ベルト7は駆動プーリ9と従動プーリ11
にかかっており、モータ8と一体になって駆動する駆動
プーリ9の回転により、ベルト7はドア1を水平方向に
駆動する。ドア1の下部には、ドアレール4と平行に設
けられたシル5の溝に沿って、ドア下部を水平方向に案
内するドアシュー12a,12bが設置されている。そ
して、ドアの下部が振動しないようドアの下部にはウエ
イト6が取り付けてある。
【0005】このようなドア装置としては、例えば特開
平6−271256 号公報がある。同技術では、充分加減速度
の低いときのドアの下端のふらつきを抑える構成となっ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記に示す従来の技術
では、加減速が十分小さいときは、ドア1はふらつかず
問題は生じない。しかし、駆動されるドア1とドア1に
取り付けられた装置を合わせたドア組品の重心14は、
ウエイト6の作用により、ドア1の下部付近となる。ま
た、ウエイト6が取り付いていない状態でも、ドア1の
中心付近にあり、ドア組品の駆動点15と、ドア組品の
重心は離れている。
【0007】この様に構成されたドア装置では、ドア1
の閉動作から急に開動作に切りかえる反転動作時や、高
速にドア1を駆動しようとして加減速度を大きくする
と、ドア1の駆動点15を中心とした回転モーメントが
発生し、ドア1の下端では慣性が働き、ドア1はぎこち
ない動きになってしまう。また、このようなドア1の動
作モードではウエイト6はドア組品の重心を下げるだけ
ではなく、慣性を大きくする作用があり、かえって動作
は悪くなる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のドア装置は、ド
アの重心をドアの駆動点に近づけるように、ドアにウエ
イトを取り付けたことにある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例によるエレベ
ータのドア装置を図を用いて説明する。
【0010】図1は本発明にドア装置の正面図を示す。
図1中に用いている記号はすべて従来の実施例で説明し
た図2の記号の装置と同じであり、同じ働きをする。
【0011】本ドア装置では、ドアハンガ2に設けたウ
エイト6の重量を充分大きくすることにより、駆動され
るドア1とドア1に取り付けられた装置を合わせたドア
組品の重心14が、連結金具10とドアハンガ2の取り
付け点である駆動点15に非常に近い位置となるか、も
しくは一致する。
【0012】このため、このドア装置は重心駆動に近い
形か、重心駆動となり、ドア1を開閉する際、加減速度
を大きくしてもドア1には回転モーメントが働かず、大
きく振動しない。このため、従来構造で生じたようなぎ
こちない動きにはならず、スムーズなドア開閉動作を実
現できる。
【0013】ウエイト6の取り付け方法としては図3に
示すように、ドア1の面外方向にウエイト6を追加して
いく方式や、図4に示す様に垂直方向にウエイトを追加
していく方法などがある。
【0014】また、ドアハンガ2における締結ボルト1
3a,13bの取り付け穴を複数設置したり、長穴にす
ることにより、ウエイト6の取り付け位置を調整可能な
構造とすることができる。
【0015】図5に本発明の別の実施例を示す。
【0016】ドア1を連結金具10を介して駆動ベルト
7に取り付けている他は、前記実施例と同じ構成,動作
である。このように構成されたドア装置において、ドア
1の上部または連結金具10に十分な重さのウエイト6
を取り付けることにより、前記実施例と同様、駆動され
るドア1とドア1に取り付けられた装置を合わせたドア
組品の重心14が、ドア1の駆動点15に非常に近い位
置となるか、もしくは一致する。
【0017】このため、このドア装置は重心駆動に近い
形か、重心駆動となり、ドア1を開閉する際、加減速度
を大きくしてもドア1には回転モーメントが働かず、大
きく振動しない。このため、従来構造で生じたようなぎ
こちない動きにはならず、スムーズなドア開閉動作を実
現できる。
【0018】本実施例に対しても、前実施例の図3,図
4に示したように、ウエイト調整機構や、ウエイト取り
付け位置の調整機構を設けることができる(図示せ
ず)。
【0019】図6に本発明の別の実施例を示す。
【0020】本実施例は図1に示した実施例の駆動装置
をドア1の下部に設け、ドアシュー12a,12bをベ
ルト7aにより駆動して、ドアを駆動する構成となって
いる。このように構成されたドア装置において、ドア1
の下部に十分な重さのウエイト6を取り付けることによ
り、前記実施例と同様、駆動されるドア1とドア1に取
り付けられた装置を合わせたドア組品の重心14が、ド
ア1の駆動点15に非常に近い位置となるか、もしくは
一致する。
【0021】このため、このドア装置は重心駆動に近い
形か、重心駆動となり、ドア1を開閉する際、加減速度
を大きくしてもドア1には回転モーメントが働かず、大
きく振動しない。このため、従来構造で生じたようなぎ
こちない動きにはならず、スムーズなドア開閉動作を実
現できる。
【0022】本実施例に対しても、前実施例に示したよ
うに、ウエイト調整機構や、ウエイト取り付け位置の調
整機構を設けることができる(図示せず)。
【0023】図7に本発明の別の実施例を示す。
【0024】本実施例は図5に示した実施例の駆動装置
をドア1の下部に設け、ドアシュー12a,12bをベ
ルト7により駆動して、ドアを駆動する構成となってい
る。このように構成されたドア装置において、ドア1の
下部に十分な重さのウエイト6を取り付けることによ
り、前記実施例と同様、駆動されるドア1とドア1に取
り付けられた装置を合わせたドア組品の重心が、ドアの
駆動点に非常に近い位置となるか、もしくは一致する。
【0025】このため、このドア装置は重心駆動に近い
形か、重心駆動となり、ドア1を開閉する際、加減速度
を大きくしてもドア1には回転モーメントが働かず、大
きく振動しない。このため、従来構造で生じたようなぎ
こちない動きにはならず、スムーズなドア開閉動作を実
現できる。
【0026】本実施例に対しても、前実施例に示したよ
うに、ウエイト調整機構や、ウエイト取り付け位置の調
整機構を設けることができる(図示せず)。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、ドアの重心と前記ドア
を駆動する駆動点が離れたドア装置において、ドアの重
心をドアの駆動点に近づけるようにドアにウエイトを設
けることにより、ドアを高速に駆動する時や、反転動作
時など、加減速の大きい動作時でも、ドアの駆動点まわ
りに発生する回転モーメントを小さく抑えることがで
き、ドアの動作を円滑に保てる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のドア装置の正面図である。
【図2】従来のドア装置の正面図である。
【図3】ウエイトの取り付け構造を示す斜視図である。
【図4】ウエイトの取り付け構造を示す斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例のドア装置の正面図であ
る。
【図6】本発明の他の実施例のドア装置の正面図であ
る。
【図7】本発明の他の実施例のドア装置の正面図であ
る。
【符号の説明】
1…ドア、2…ドアハンガ、3…ハンガローラ、4…ド
アレール、5…シル、6…ウエイト、7…ベルト、8…
モータ、9…駆動プーリ、11…従動プーリ、12…ド
アシュー、13…締結ボルト、14…ドア重心、15…
ドア駆動点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 一朗 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 Fターム(参考) 2E016 HA00 JA01 JC10 KA03 LA01 RA00 3F307 AA02 CB33

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平方向に移動可能に設置されたドアと、
    前記ドアの重心から離れた位置に設けられた駆動点で、
    前記ドアを水平方向に駆動する駆動装置とを有するドア
    装置において、前記ドアの重心を前記ドアの駆動点に近
    づけるように、前記ドアにウエイトを取り付けたことを
    特徴とするドア装置。
  2. 【請求項2】水平方向に移動可能に設置されたドアと、
    前記ドアの重心より上に設けられた駆動点で、前記ドア
    を水平方向に駆動する駆動装置と、前記ドアの下部を案
    内する案内装置とを有するドア装置において、前記ドア
    の重心を前記ドアの駆動点に近づけるように、前記ドア
    にウエイトを取り付けたことを特徴とするドア装置。
  3. 【請求項3】水平に設置されたドアレールと、前記ドア
    レールに懸架されて、水平方向に移動可能に設置された
    ドアと、前記ドアの重心より上に設けられた駆動点で、
    前記ドアを水平方向に駆動する駆動装置と、前記ドアの
    下部を案内する案内装置とを有するドア装置において、
    前記ドアの重心を前記ドアの駆動点に近づけるように、
    前記ドアにウエイトを取り付けたことを特徴とするドア
    装置。
  4. 【請求項4】水平方向に移動可能に設置されたドアと、
    前記ドアの重心より下に設けられた駆動点で、前記ドア
    を水平方向に駆動する駆動装置と、前記ドアの下部を案
    内する案内装置とを有するドア装置において、前記ドア
    の重心を前記ドアの駆動点に近づけるように、前記ドア
    にウエイトを取り付けたことを特徴とするドア装置。
  5. 【請求項5】水平に設置されたドアレールと、前記ドア
    レールに懸架されて、水平方向に移動可能に設置された
    ドアと、前記ドアの重心より下に設けられた駆動点で、
    前記ドアを水平方向に駆動する駆動装置と、前記ドアの
    下部を案内する案内装置とを有するドア装置において、
    前記ドアの重心を前記ドアの駆動点に近づけるように、
    前記ドアにウエイトを取り付けたことを特徴とするドア
    装置。
  6. 【請求項6】請求項1から5のいずれか1項に記載のド
    ア装置において、ドアに設けるウエイトの重量が、調整
    できるようになっていることを特徴とするドア装置。
  7. 【請求項7】請求項1から5のいずれか1項に記載のド
    ア装置において、ドアに設けるウエイトの取り付け位置
    が調整できるようになっていることを特徴とするドア装
    置。
JP16950498A 1998-06-17 1998-06-17 ドア装置 Pending JP2000002052A (ja)

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