JP2000001835A - 鋼材の防食被覆の補強方法 - Google Patents

鋼材の防食被覆の補強方法

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JP2000001835A
JP2000001835A JP18557898A JP18557898A JP2000001835A JP 2000001835 A JP2000001835 A JP 2000001835A JP 18557898 A JP18557898 A JP 18557898A JP 18557898 A JP18557898 A JP 18557898A JP 2000001835 A JP2000001835 A JP 2000001835A
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steel material
coating layer
hole
anticorrosion coating
screw
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JP18557898A
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Hisao Yamashita
久男 山下
Yoshiyuki Harada
佳幸 原田
Toyoo Ando
豊男 安藤
Akihiro Saito
明宏 斉藤
Yoshiaki Ono
芳章 小野
Yusuke Tsumura
裕介 津村
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Nippon Steel Corp
Japan Drive It Co Ltd
Nippon Steel Anti Corrosion Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Nittetsu Anti Corrosion Co Ltd
Japan Drive It Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 海洋環境や河川環境で使用される鋼材の防食
のために被覆される有機樹脂からなる防食被覆層と鋼材
との界面の密着力を補強する。 【解決手段】 鋼材1の表面に被覆されている有機樹脂
からなる防食被覆層2の上から、先端にドリル部52a
を有するとともに基端部に雄ねじ53が形成されている
タッピングねじ5aを、先端部が鋼材1にねじ込まれ雄
ねじ53が防食被覆層2の上方に突出した状態に取り付
け、通孔40を設けた押さえ材4aをその通孔40に雄
ねじ53を挿通させて防食被覆層2に重ね、ナット7を
雄ねじ53に螺合させて押さえ材4aを押さえ付けるこ
とによって、鋼材1と防食被覆層2とを密着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海洋環境や河川環
境等において使用される鋼材の防食被覆、殊に、有機樹
脂被覆の補強方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】海洋環境や河川環境で使用される鋼材に
は、H形鋼、鋼管、鋼管矢板、鋼矢板などがあり、埋め
立て地や河川の護岸のための土留め壁、港湾の桟橋、橋
脚などの多くの分野で利用されている。そして、これら
の鋼材は、海水や河川水に曝されるために腐食しやす
く、通常、防食のための処理を施されるが、従来より、
有機樹脂による防食被覆が多く行われている。
【0003】この有機樹脂の被覆方法としては、重防食
塗装や樹脂ライニング等があり、いずれも、鋼材の表面
にブラスト処理やクロメート処理などの下地処理を施し
た上に下塗り系の有機樹脂を塗布し、更に、その上に塗
料やポリエチレンなどを厚く被覆することによって防食
する手法であり、少なくとも、二層以上の積層が行われ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにして有機樹脂を被覆するだけでは、経時ととも
に、鋼材と防食被覆層との界面の密着力が低下して防食
効果がなくなってくるという問題があった。その対策と
して、鋼材の下地処理として行うクロメート処理を改良
したもの、例えばシランカップリング材をクロメート処
理剤に添加する方法が知られており、特開平3−234
527号公報に記載されている。
【0005】ところが、この方法においても、界面の密
着力低下を遅らせることは可能であるが、有機樹脂被覆
としてよく用いられるポリエチレン樹脂の水中寿命とさ
れる50年程度の間にわたって界面の密着力を維持させ
ることは困難であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、前記課題を解決
し高い密着力を維持させるために、本発明は第一の手段
として、鋼材の表面に被覆されている有機樹脂からなる
防食被覆層の上から、先端にドリル部を有するとともに
基端部に雄ねじが形成されているタッピングねじを、先
端部が鋼材にねじ込まれ雄ねじが防食被覆層の上方に突
出した状態に取り付け、通孔を設けた押さえ材をその通
孔に雄ねじを挿通させて防食被覆層に重ね、ナットを雄
ねじに螺合させて押さえ材を押さえ付けることによっ
て、鋼材と防食被覆層とを密着させるとこととした。
【0007】また、本発明は第二の手段として、鋼材の
表面に被覆されている有機樹脂からなる防食被覆層の上
から、先端にドリル部を有するとともに基端部に雌ねじ
が形成されているタッピングねじを、先端部が鋼材にね
じ込まれた状態に取り付け、通孔を設けた押さえ材をそ
の通孔にタッピングねじの基端部を臨ませて防食被覆層
に重ね、ボルトを雌ねじに螺合させて押さえ材を押さえ
付けることによって、鋼材と防食被覆層とを密着させる
こととした。
【0008】これらの方法によれば、鋼材等に下孔をあ
けることなく簡単に施工できるうえ、押さえ材をナット
またはボルトで固定することによって、鋼材と防食被覆
層とを強固に密着させることができる。
【0009】更に、本発明は第三の手段として、鋼材お
よびその表面に被覆されている有機樹脂からなる防食被
覆層に下孔を穿設し、基端部に雄ねじが形成されている
タッピングねじをその下孔に差し込み、少なくとも鋼材
の下孔にねじ切りをしながらねじ込んで、通孔を設けた
押さえ材をその通孔に雄ねじを挿通させて防食被覆層に
重ね、ナットを雄ねじに螺合させて押さえ材を押さえ付
けることによって、鋼材と防食被覆層とを密着させるこ
ととした。
【0010】更にまた、本発明は第四の手段として、鋼
材およびその表面に被覆されている有機樹脂からなる防
食被覆層に下孔を穿設し、基端部に雌ねじが形成されて
いるタッピングねじを下孔に差し込み、少なくとも鋼材
の下孔にねじ切りをしながらねじ込んで、通孔を設けた
押さえ材をその通孔にタッピングねじの基端を臨ませて
防食被覆層に重ね、ボルトを雌ねじに螺合させて押さえ
材を押さえ付けることによって、鋼材と防食被覆層とを
密着させることとした。
【0011】第三および第四の方法によれば、被固着部
材である鋼材や防食被覆層に下孔をあけるという簡単な
工程を加えることによって、タッピングねじが容易に、
しかも中心軸線が傾くことなくねじ込まれるので、簡単
且つ確実な施工を安価に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0013】図1は本発明の実施の形態の一例を示すも
のであり、図1(A)に示すように、先ず、鋼材1の表
面に被覆されている防食被覆層2の上から、先端にドリ
ル部52aを有し基端部に雄ねじ53が形成されている
タッピングねじ5aをその先端が少なくとも鋼材1に十
分に達するとともに、雄ねじ53が防食被覆層2の上方
に突出した状態になるようにねじ込む。
【0014】次に、図1(B)に示すように、通孔40
を設けた断面がL字形の押さえ材4aを、その通孔40
にタッピングねじ5aの基端部の雄ねじ53を挿通させ
て、防食被覆層2の上に重ねる。
【0015】そして、その押さえ材4aの上において、
座金6を挟んでナット7を雄ねじ53に螺合させて押さ
え材4aを押圧し、鋼材1と防食被覆層2とを密着させ
る。このとき、座金6は、押さえ材4aを防食被覆層2
に押さえ付けるために、押さえ材4aの通孔40よりも
大径のものが用いられる。
【0016】鋼材1は、一般に鋼矢板や鋼管、H形鋼な
どが使用されており、防食被覆層2としては、ポリオレ
フィン樹脂やポリウレタン樹脂、またはポリ塩化ビニル
系等の有機樹脂が用いられ、通常1mm以上の厚みとさ
れる。
【0017】また、押さえ材4aは、板厚が薄くても撓
みにくく、タッピングねじ5aを取り付ける間隔を広く
しても十分な押圧力が得られるように、断面強度が大き
いことが要求される。そのため、例えば、図5(A),
(B),(C),(D)に示すように、端面の形状がL
字形の押さえ材4aやコ字形の押さえ材4b、略コ字形
の押さえ材4c、或いはT字形の押さえ材4dなど、帯
状突起41a,41b,41c,41dを有したものが
好ましい。材質は、強度と耐食性とを兼ね備えたFRP
が最も好ましく、厚さは0.5mm乃至7mm程度が適
当であるが、ステンレスも利用可能であり、この場合に
は、厚さは0.1mm乃至3mm程度がよい。いずれの
材質の場合にも、板厚が薄すぎると押さえ材4aが撓み
やすいために鋼材1と防食被覆層2との密着力が低下
し、厚すぎるとタッピングねじ5aを鋼材1に十分深く
ねじ込むことができずに締付不足となる場合があるので
好適でない。
【0018】そして、押さえ材4aの長さは通常15c
m以上とされ、十分に防食被覆層2を押さえ付けるため
に、一個の押さえ材4aに対して、少なくとも二本以上
のタッピングねじ5aを取り付けるようにする。
【0019】タッピングねじ5aは先端にドリル部52
aを有しているために、被固着部材である鋼材1等に下
孔をあけなくてもタッピングねじ5a自身で穿孔すると
同時にねじを切っていくことができる。また、押さえ材
4aの側から差し込まれて防食被覆層2と鋼材1とを密
着させるために、少なくとも鋼材1に十分に達すること
ができる長さとされる。通常は、タッピングねじ5の先
端から腐食することがないように、鋼材1の裏面側に貫
通しないものとされるが、設置場所等によっては、鋼材
1を貫通させても差し支えない。
【0020】更に、座金6やナット7は耐食性に優れた
材質のものが用いられるが、押さえ材4aの上に露出し
ている部分が使用環境によって腐食する恐れがある場合
には、その部分に防食手段を施すことができる。その方
法として、例えば図1(C)に示すように、常温硬化型
のエポキシ系またはウレタン系、或いはその他の有機樹
脂系接着剤による接着層11によってナット7および雄
ねじ53等の露出部分の表面を覆い、更にその上から有
機樹脂製または磁器などの焼結材製のキャップ12を被
せて腐食を防ぐようにすることが好ましい。
【0021】また、上記の実施の形態は、既存の現場に
おいて、鋼材1と防食被覆層2との密着力が低下した場
合の補強工事として簡単に行えることはもちろん、予め
工場等で製造されたものを水中に土留め壁や橋脚として
設置してもよい。
【0022】図2は本発明の第二の手段に関する実施の
形態を示すものであり、図2(A)に示すように、先
ず、鋼材1の表面に被覆されている防食被覆層2の上か
ら、先端にドリル部52bを有し基端部に雌ねじ54が
形成されているタッピングねじ5bをその先端が少なく
とも鋼材1に十分に達するとともに、基端が防食被覆層
2の上方に少し突出するようにようにねじ込む。
【0023】次に、図2(B)に示すように、通孔40
を設けた断面がL字形の押さえ材4aを、その通孔40
にタッピングねじ5bの基端部を臨ませて、防食被覆層
2の上に重ねる。
【0024】そして、押さえ材4aの上から、通孔40
よりも大径の座金6を挟んでボルト8を雌ねじ54に螺
合させ、押さえ材4aを防食被覆層2に押さえ付けるこ
とによって、鋼材1と防食被覆層2とを密着させる。
【0025】この場合においても、鋼材1、防食被覆層
2および押さえ材4aの材質等は、図1に示した前記の
実施の形態と同様である。
【0026】尚、図1および図2に示した実施の形態に
おいて、それぞれのタッピングねじ5a,5bの先端に
はドリル部52a,52bを有しているために、鋼材1
および防食被覆層2に下孔をあけなくても施工すること
ができるが、防食被覆層2にタッピングねじ5a,5b
とほぼ同径の下孔を穿設しておけば、タッピングねじ5
a,5bを容易且つ正確に鋼材1の表面に対して垂直に
ねじ込むことができる。
【0027】図3は本発明の第三の手段に関する実施の
形態を示すものであり、図1に示した実施の形態で用い
たタッピングねじ5aに代わって、基端部に雄ねじ53
を有するが先端にドリル部が形成されていないタッピン
グねじ5cを用いたものである。
【0028】この場合は、図3(A)に示すように、先
ず、鋼材1および防食被覆層2にそれぞれ下孔10,2
0をあける。鋼材1にあける下孔10は、タッピングね
じ5cをねじ込むことによって鋼材1にねじを切るため
に、タッピングねじ5cよりも少し小さい径とされる
が、防食被覆層2の下孔20は、鋼材1の下孔10と位
置を合わせるために、施工時の誤差等を考慮して、通常
はタッピングねじ5cよりもやや大きい径に設けられ
る。また、下孔10は、鋼管1の裏面まで貫通しないよ
うに形成される。
【0029】その後、座金6およびナット7で押さえ材
4aを押さえ付ける工程は、図1に示した実施の形態と
全く同様であり、下孔10,20を設けることによっ
て、ドリル部を有していないタッピングねじ5cを、正
確且つ容易にねじ込むことができる。
【0030】更に、図4は、図2に示した実施の形態で
用いたタッピングねじ5bに代わって、基端部に雌ねじ
54を有するが先端にドリル部が形成されていないタッ
ピングねじ5dを用いたものであり、図3(A)と同様
にして下孔10,20をそれぞれ形成した後、座金6お
よびボルト8で押さえ材4aを押さえ付ける工程は、図
2の場合と同様である。
【0031】尚、前記四つの実施の形態において、タッ
ピングねじ5a,5b,5c,5dをねじ込む前に、鋼
材1と防食被覆層2との間に、例えばペトロラタムペー
ストを含浸させた不織布のシート等、防食剤を含む樹脂
シートを挟み込むと、防食効果が更に向上する。
【0032】また、第二乃至第四の実施の形態において
も、押さえ材4aよりも上に露出している部分を図1
(C)に示したようにキャップ12で覆うと、防食効果
を高めることができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の補強方法によると、鋼材を加工
することなく、または下孔を形成するだけで複雑な加工
を施すことなく、現場で簡単且つ安価に施工することが
できる。
【0034】また、押さえ材をナットまたはボルトをね
じ込んで固着することにより、防食被覆層に強固に押さ
え付けることができるので、鋼材と防食被覆層との密着
度を高く保つことができる。
【0035】しかも、本発明は、既存の現場の防食被覆
を補強することはもちろん、予め工場等で製造して海洋
や河川等の現場に設置することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における工程を示す縦断面
図である。
【図2】本発明の異なる実施の形態における工程を示す
縦断面図である。
【図3】本発明の更に異なる実施の形態における工程を
示す縦断面図である。
【図4】本発明の更に異なる実施の形態を示す縦断面図
である。
【図5】本発明で用いられる押さえ材の例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 鋼材、2 防食被覆層、4a,4b,4c,4d
押さえ材、5a,5b,5c,5d タッピングねじ、
6 座金、7 ナット、8 ボルト、10,20 下
孔、11 接着層、12 キャップ、40 通孔、41
a,41b,41c,41d 帯状突起、52a,52
b ドリル部、53 雄ねじ、54 雌ねじ
フロントページの続き (72)発明者 山下 久男 東京都千代田区大手町2丁目6番3号 新 日本製鐵株式会社内 (72)発明者 原田 佳幸 千葉県富津市新富20番地1 新日本製鐵株 式会社技術開発本部内 (72)発明者 安藤 豊男 千葉県木更津市八幡台6丁目19番13号 (72)発明者 斉藤 明宏 千葉県富津市富津2407番地406 (72)発明者 小野 芳章 東京都大田区田園調布南8番10号 日本ド ライブイット株式会社内 (72)発明者 津村 裕介 東京都大田区田園調布南8番10号 日本ド ライブイット株式会社内 Fターム(参考) 2D018 BA00 4K044 AA02 AB03 AB10 BA21 BB03 BC02 BC04 CA07 CA31 CA53 CA67 CA71

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼材の表面に被覆されている有機樹脂か
    らなる防食被覆層の上から、先端にドリル部を有すると
    ともに基端部に雄ねじが形成されているタッピングねじ
    を、先端部が前記鋼材にねじ込まれ前記雄ねじが前記防
    食被覆層の上方に突出した状態に取り付け、通孔を設け
    た押さえ材をその通孔に前記雄ねじを挿通させて前記防
    食被覆層に重ね、ナットを前記雄ねじに螺合させて前記
    押さえ材を押さえ付けることによって、前記鋼材と前記
    防食被覆層とを密着させることを特徴とする鋼材の防食
    被覆の補強方法。
  2. 【請求項2】 鋼材の表面に被覆されている有機樹脂か
    らなる防食被覆層の上から、先端にドリル部を有すると
    ともに基端部に雌ねじが形成されているタッピングねじ
    を、先端部が前記鋼材にねじ込まれた状態に取り付け、
    通孔を設けた押さえ材をその通孔に前記タッピングねじ
    の基端部を臨ませて前記防食被覆層に重ね、ボルトを前
    記雌ねじに螺合させて前記押さえ材を押さえ付けること
    によって、前記鋼材と前記防食被覆層とを密着させるこ
    とを特徴とする鋼材の防食被覆の補強方法。
  3. 【請求項3】 鋼材およびその表面に被覆されている有
    機樹脂からなる防食被覆層に下孔を穿設し、基端部に雄
    ねじが形成されているタッピングねじを前記下孔に差し
    込み少なくとも前記鋼材の下孔にねじ切りをしながらね
    じ込んで、通孔を設けた押さえ材をその通孔に前記雄ね
    じを挿通させて前記防食被覆層に重ね、ナットを前記雄
    ねじに螺合させて前記押さえ材を押さえ付けることによ
    って、前記鋼材と前記防食被覆層とを密着させることを
    特徴とする鋼材の防食被覆の補強方法。
  4. 【請求項4】 鋼材およびその表面に被覆されている有
    機樹脂からなる防食被覆層に下孔を穿設し、基端部に雌
    ねじが形成されているタッピングねじを前記下孔に差し
    込み少なくとも前記鋼材の下孔にねじ切りをしながらね
    じ込んで、通孔を設けた押さえ材をその通孔に前記タッ
    ピングねじの基端部を臨ませて前記防食被覆層に重ね、
    ボルトを前記雌ねじに螺合させて前記押さえ材を押さえ
    付けることによって、前記鋼材と前記防食被覆層とを密
    着させることを特徴とする鋼材の防食被覆の補強方法。
JP18557898A 1998-06-16 1998-06-16 鋼材の防食被覆の補強方法 Withdrawn JP2000001835A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001323431A (ja) * 2000-05-17 2001-11-22 Nippon Steel Corp 重防食ポリウレタン被覆鋼材

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