JP2000001793A - 低温低濃度硫酸処理による線材表面の錆発生防止方法 - Google Patents
低温低濃度硫酸処理による線材表面の錆発生防止方法Info
- Publication number
- JP2000001793A JP2000001793A JP16830798A JP16830798A JP2000001793A JP 2000001793 A JP2000001793 A JP 2000001793A JP 16830798 A JP16830798 A JP 16830798A JP 16830798 A JP16830798 A JP 16830798A JP 2000001793 A JP2000001793 A JP 2000001793A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- treatment
- wire rod
- sulfuric acid
- low
- rust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 酸洗処理ラインにおいて、水洗前に発生する
錆と、被膜処理後に発生する錆を防止する。 【解決手段】 線材の脱スケールを行なう一連の酸洗、
水洗、中和、被膜処理工程において、線材を酸洗処理
後、温度が 0〜50℃、濃度が 1〜10%の低温低濃度硫酸
溶液に浸漬した後、水洗処理を行なう低温低濃度硫酸処
理による線材表面の錆発生防止方法である。
錆と、被膜処理後に発生する錆を防止する。 【解決手段】 線材の脱スケールを行なう一連の酸洗、
水洗、中和、被膜処理工程において、線材を酸洗処理
後、温度が 0〜50℃、濃度が 1〜10%の低温低濃度硫酸
溶液に浸漬した後、水洗処理を行なう低温低濃度硫酸処
理による線材表面の錆発生防止方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線材の酸洗処理工
程における処理中および酸洗被膜処理後の線材表面の錆
発生を防止する技術分野に属するものである。
程における処理中および酸洗被膜処理後の線材表面の錆
発生を防止する技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】線材の二次加工分野においては、熱間圧
延後の線材に対して、三次の部品加工をし易くするため
に熱処理、酸洗、被膜処理、冷間伸線といった一連の処
理および加工が一般的に行われている。
延後の線材に対して、三次の部品加工をし易くするため
に熱処理、酸洗、被膜処理、冷間伸線といった一連の処
理および加工が一般的に行われている。
【0003】線材の酸洗処理工程においては、線材をコ
イル状のまま酸洗液中に浸漬させるバッチ方式が広く使
用されている。バッチ式酸洗法は図3に示すように、移
動搬送装置3のコイル掛けフック2にコイル状の線材1
を懸吊した状態で、酸洗槽4に浸漬して行なう。また、
一連の酸洗処理は、通常、図2に示すような酸洗処理ラ
インで、塩酸または硫酸などの酸溶液による酸洗、その
後の水洗、中和、被膜処理と順次処理が行なわれる。
イル状のまま酸洗液中に浸漬させるバッチ方式が広く使
用されている。バッチ式酸洗法は図3に示すように、移
動搬送装置3のコイル掛けフック2にコイル状の線材1
を懸吊した状態で、酸洗槽4に浸漬して行なう。また、
一連の酸洗処理は、通常、図2に示すような酸洗処理ラ
インで、塩酸または硫酸などの酸溶液による酸洗、その
後の水洗、中和、被膜処理と順次処理が行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、酸洗処理ライ
ンでは、線材は酸洗後、中和処理までの水洗処理への移
動中にも大気に触れ表面に錆が発生する。この錆を防止
するために、移動搬送装置3の昇降、走行速度を上げ
て、各槽間(各処理間)の移動を可能な限り速くするよ
うに努めている。
ンでは、線材は酸洗後、中和処理までの水洗処理への移
動中にも大気に触れ表面に錆が発生する。この錆を防止
するために、移動搬送装置3の昇降、走行速度を上げ
て、各槽間(各処理間)の移動を可能な限り速くするよ
うに努めている。
【0005】また、酸洗、水洗、中和、被膜処理後にお
いても、線材は時間の経過とともに表面に錆が発生す
る。この錆については、現在のところ最善の策はなく、
しいて挙げれば、被膜処理後可能な限り速やかに次工程
の加工を行なうか、防錆剤を使用することである。線材
表面の錆は冷間伸線時のダイスの焼き付きや断線の原因
となり、また、熱処理時の線材表面の脱炭の原因にもな
る。
いても、線材は時間の経過とともに表面に錆が発生す
る。この錆については、現在のところ最善の策はなく、
しいて挙げれば、被膜処理後可能な限り速やかに次工程
の加工を行なうか、防錆剤を使用することである。線材
表面の錆は冷間伸線時のダイスの焼き付きや断線の原因
となり、また、熱処理時の線材表面の脱炭の原因にもな
る。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、酸洗処理ラインにおいて、酸洗後の仕
上げ水洗前に低温低濃度硫酸溶液に線材を浸漬すること
によって、水洗前に発生する錆と、被膜処理後に発生す
る錆を防止する低温低濃度硫酸処理による線材表面の錆
発生防止方法を提供することを目的とする。
なされたもので、酸洗処理ラインにおいて、酸洗後の仕
上げ水洗前に低温低濃度硫酸溶液に線材を浸漬すること
によって、水洗前に発生する錆と、被膜処理後に発生す
る錆を防止する低温低濃度硫酸処理による線材表面の錆
発生防止方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】その要旨は、線材の脱ス
ケールを行なう一連の酸洗、水洗、中和、被膜処理ライ
ンにおいて、線材を酸洗後、温度が 0〜50℃、濃度が 1
〜10%の低温低濃度硫酸溶液に浸漬した後、水洗処理を
行なうことを特徴とする低温低濃度硫酸処理による線材
表面の錆発生防止方法である。
ケールを行なう一連の酸洗、水洗、中和、被膜処理ライ
ンにおいて、線材を酸洗後、温度が 0〜50℃、濃度が 1
〜10%の低温低濃度硫酸溶液に浸漬した後、水洗処理を
行なうことを特徴とする低温低濃度硫酸処理による線材
表面の錆発生防止方法である。
【0008】図4に示すように、硫酸は塩酸よりも粘性
があるため、低温低濃度硫酸溶液は、塩酸系溶液よりも
線材表面で安定した液膜を構成する。また、溶液の温度
が 0〜50℃の比較的低温であるため、線材表面の液膜の
蒸発が遅く、仕上げ水洗処理への移動中に液膜が消滅す
ることはない。線材は、先の酸洗処理で脱スケールが終
わっているため、低温低濃度硫酸処理で脱スケールの必
要はなく、線材表面に低温低濃度硫酸溶液の液膜を構成
するに必要な濃度でよく、このため、低温低濃度硫酸溶
液の濃度は 1〜10%で十分である。また、濃度が10%を
超えると次工程への酸の持ち出しが多くなり次工程の洗
浄液の汚染につながる。このように、酸洗後の線材を低
温低濃度硫酸溶液に浸漬することによって、線材表面に
は安定した液膜が構成され、この液膜が大気を遮断して
水洗前に線材表面に発生する錆を防止する。
があるため、低温低濃度硫酸溶液は、塩酸系溶液よりも
線材表面で安定した液膜を構成する。また、溶液の温度
が 0〜50℃の比較的低温であるため、線材表面の液膜の
蒸発が遅く、仕上げ水洗処理への移動中に液膜が消滅す
ることはない。線材は、先の酸洗処理で脱スケールが終
わっているため、低温低濃度硫酸処理で脱スケールの必
要はなく、線材表面に低温低濃度硫酸溶液の液膜を構成
するに必要な濃度でよく、このため、低温低濃度硫酸溶
液の濃度は 1〜10%で十分である。また、濃度が10%を
超えると次工程への酸の持ち出しが多くなり次工程の洗
浄液の汚染につながる。このように、酸洗後の線材を低
温低濃度硫酸溶液に浸漬することによって、線材表面に
は安定した液膜が構成され、この液膜が大気を遮断して
水洗前に線材表面に発生する錆を防止する。
【0009】また、酸洗後、水洗、中和処理を行なって
も線材表面には、例えば、50ml/m2〜100ml/m2程度の酸
溶液が付着しており、塩酸の場合は塩酸根が、硫酸の場
合は硫酸根が被膜処理工程に持ち込まれることになる。
被膜処理工程は中和後の線材表面に次工程の冷間伸線時
の潤滑剤となる石灰石鹸被膜を付着させる処理工程であ
る。被膜処理工程に塩酸根または硫酸根が持ち込まれる
と、塩酸根は塩化カルシウム(CaCl2) を、硫酸根は硫酸
カルシウム(CaSO4) を線材表面に形成する。塩化カルシ
ウムは水溶性であるため大気中の水分を吸収して、被膜
処理後の線材表面に錆を発生させることになる。一方、
硫酸カルシウムは固形であるため大気中の水分を吸収し
にくくなり、被膜処理後の線材表面に錆を発生させるこ
とは少ない。このように、酸洗後、低温低濃度硫酸溶液
に浸漬し線材表面から塩酸根を排除することによって、
被膜処理後に発生する線材表面の錆を防止することがで
きる。なお、酸洗処理は塩酸溶液、硫酸溶液のいずれで
もよい。
も線材表面には、例えば、50ml/m2〜100ml/m2程度の酸
溶液が付着しており、塩酸の場合は塩酸根が、硫酸の場
合は硫酸根が被膜処理工程に持ち込まれることになる。
被膜処理工程は中和後の線材表面に次工程の冷間伸線時
の潤滑剤となる石灰石鹸被膜を付着させる処理工程であ
る。被膜処理工程に塩酸根または硫酸根が持ち込まれる
と、塩酸根は塩化カルシウム(CaCl2) を、硫酸根は硫酸
カルシウム(CaSO4) を線材表面に形成する。塩化カルシ
ウムは水溶性であるため大気中の水分を吸収して、被膜
処理後の線材表面に錆を発生させることになる。一方、
硫酸カルシウムは固形であるため大気中の水分を吸収し
にくくなり、被膜処理後の線材表面に錆を発生させるこ
とは少ない。このように、酸洗後、低温低濃度硫酸溶液
に浸漬し線材表面から塩酸根を排除することによって、
被膜処理後に発生する線材表面の錆を防止することがで
きる。なお、酸洗処理は塩酸溶液、硫酸溶液のいずれで
もよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、実施例を上げて本発明を
詳細に説明する。図1は本発明に係わる低温低濃度硫酸
処理を酸洗処理ラインに組入れた例である。使用した線
材は 6〜13mm径の炭素鋼線で、酸洗処理は硫酸溶液と塩
酸溶液の2種類で行い、酸洗後、硫酸処理(低温低濃度
硫酸処理を含む)、水洗、中和、被膜処理の順に一連の
処理を行なった。このときの硫酸溶液による酸洗処理
は、温度70℃、濃度15%、時間30分、塩酸溶液による酸
洗処理は、温度30℃、濃度15%、時間20分で、酸洗後の
硫酸処理(低温低濃度硫酸処理を含む)は温度20〜80
℃、濃度 1〜20%、時間 1分である。水洗処理はpH値で
6〜8 の水洗槽に浸漬する方法で行ない、中和処理はpH
値 8〜10の水溶液に浸漬して行なった。被膜処理には石
灰石鹸を用い、温度70℃、濃度30、時間 1分である。線
材表面の錆発生状況の判定は、被膜処理直後と被膜処理
後3週間大気放置後に行なった。被膜処理直後の錆発生
状況を表1に示す。なお、判定方法は目視で行なった。
詳細に説明する。図1は本発明に係わる低温低濃度硫酸
処理を酸洗処理ラインに組入れた例である。使用した線
材は 6〜13mm径の炭素鋼線で、酸洗処理は硫酸溶液と塩
酸溶液の2種類で行い、酸洗後、硫酸処理(低温低濃度
硫酸処理を含む)、水洗、中和、被膜処理の順に一連の
処理を行なった。このときの硫酸溶液による酸洗処理
は、温度70℃、濃度15%、時間30分、塩酸溶液による酸
洗処理は、温度30℃、濃度15%、時間20分で、酸洗後の
硫酸処理(低温低濃度硫酸処理を含む)は温度20〜80
℃、濃度 1〜20%、時間 1分である。水洗処理はpH値で
6〜8 の水洗槽に浸漬する方法で行ない、中和処理はpH
値 8〜10の水溶液に浸漬して行なった。被膜処理には石
灰石鹸を用い、温度70℃、濃度30、時間 1分である。線
材表面の錆発生状況の判定は、被膜処理直後と被膜処理
後3週間大気放置後に行なった。被膜処理直後の錆発生
状況を表1に示す。なお、判定方法は目視で行なった。
【0011】
【表1】
【0012】表1に示すように、酸洗後、低温低濃度硫
酸処理を行なったものは、酸洗処理が硫酸溶液あるいは
塩酸溶液であっても、被膜処理直後の判定では錆の発生
は認めらず、被膜処理後3週間大気放置後の判定におい
ても錆の発生は認められなかった。低温低濃度硫酸処理
において、温度が50℃を超え、濃度が10%を超えると錆
が発生しやすくなり、さらに温度、濃度が高くなると確
実に錆が発生している。
酸処理を行なったものは、酸洗処理が硫酸溶液あるいは
塩酸溶液であっても、被膜処理直後の判定では錆の発生
は認めらず、被膜処理後3週間大気放置後の判定におい
ても錆の発生は認められなかった。低温低濃度硫酸処理
において、温度が50℃を超え、濃度が10%を超えると錆
が発生しやすくなり、さらに温度、濃度が高くなると確
実に錆が発生している。
【0013】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明によれば、酸洗後の線材を低温低濃度硫酸処理す
るため、線材表面に低温低濃度硫酸溶液の液膜を構成
し、この液膜が大気を遮断するため、水洗処理への移動
中に線材表面に錆が発生することはない。また、酸洗
後、低温低濃度硫酸処理をするため、被膜処理では線材
表面に硫酸カルシウムを形成するため、大気中の水分を
吸収しにくくなり、被膜処理後の線材表面に錆が発生す
ることはない。このため、次工程での冷間伸線時のダイ
スの焼き付きや断線、熱処理時の線材表面の脱炭などの
トラブルをなくすことができる。
本発明によれば、酸洗後の線材を低温低濃度硫酸処理す
るため、線材表面に低温低濃度硫酸溶液の液膜を構成
し、この液膜が大気を遮断するため、水洗処理への移動
中に線材表面に錆が発生することはない。また、酸洗
後、低温低濃度硫酸処理をするため、被膜処理では線材
表面に硫酸カルシウムを形成するため、大気中の水分を
吸収しにくくなり、被膜処理後の線材表面に錆が発生す
ることはない。このため、次工程での冷間伸線時のダイ
スの焼き付きや断線、熱処理時の線材表面の脱炭などの
トラブルをなくすことができる。
【図1】本発明に係わる低温低濃度硫酸処理を酸洗処理
ラインに組入れた例を示す図である。
ラインに組入れた例を示す図である。
【図2】従来の酸洗処理ラインの一例を示す図である。
【図3】バッチ式酸洗法の一例を示す図である。
【図4】硫酸溶液と塩酸溶液の粘性を示す図である。
1…コイル状の線材、2…コイル掛けフック、3…移動
搬送装置、4…酸洗槽。
搬送装置、4…酸洗槽。
Claims (1)
- 【請求項1】 線材の脱スケールを行なう一連の酸洗、
水洗、中和、被膜処理工程において、線材を酸洗後、温
度が 0〜50℃、濃度が 1〜10%の低温低濃度硫酸溶液に
浸漬した後、水洗処理を行なうことを特徴とする低温低
濃度硫酸処理による線材表面の錆発生防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16830798A JP2000001793A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 低温低濃度硫酸処理による線材表面の錆発生防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16830798A JP2000001793A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 低温低濃度硫酸処理による線材表面の錆発生防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000001793A true JP2000001793A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=15865607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16830798A Withdrawn JP2000001793A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 低温低濃度硫酸処理による線材表面の錆発生防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000001793A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10689765B2 (en) | 2014-09-10 | 2020-06-23 | Nakagawa Special Steel Inc. | Method for cleaning wire and device therefor |
-
1998
- 1998-06-16 JP JP16830798A patent/JP2000001793A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10689765B2 (en) | 2014-09-10 | 2020-06-23 | Nakagawa Special Steel Inc. | Method for cleaning wire and device therefor |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1196949A1 (en) | Acid blend for removing etch residue on semiconductor substrates | |
US2724667A (en) | Process of removing scale from titanium | |
JP2000001793A (ja) | 低温低濃度硫酸処理による線材表面の錆発生防止方法 | |
US4610798A (en) | Method and composition of matter for conditioning and passivating certain metals | |
US4590100A (en) | Passivation of steel with aqueous amine solutions preparatory to application of non-aqueous protective coatings | |
JP2719612B2 (ja) | アルミニウムの洗浄方法 | |
JPH11264087A (ja) | ステンレス鋼のデスケール用処理液及びその使用方法 | |
US2218557A (en) | Treatment of metals | |
JP2652320B2 (ja) | シリコンウェーハの洗浄方法 | |
AU2002307176A1 (en) | Hydrogen peroxide pickling of silicon-containing electrical steel grades | |
WO2002081776A1 (en) | Hydrogen peroxide pickling of silicon-containing electrical steel grades | |
JP3207636B2 (ja) | スマット除去液 | |
CN110938825A (zh) | 金属表面的清洗方法及用于金属表面的清洗液 | |
CN112746277A (zh) | 不锈钢表面清洗剂及清洗方法 | |
JPH0115327B2 (ja) | ||
US2394620A (en) | Preparing metal for drawing operations | |
JP2786388B2 (ja) | ステンレス研磨製品の製造方法及び製造装置 | |
JP2001526460A (ja) | 電子部品製造の湿式加工法 | |
US7041629B2 (en) | Stripper for special steel | |
US3849167A (en) | Process for galvanizing high carbon steel wire | |
JPS5983783A (ja) | Cr系ステンレス熱延鋼帯の酸洗方法 | |
JPH01212786A (ja) | 配管の洗浄方法 | |
JPH10265986A (ja) | 冷間圧延ステンレス鋼帯の連続焼鈍・酸洗方法および設備 | |
US4567067A (en) | Method of surface treatment of aluminum killed steel in preparation for porcelain coating | |
CN106757079A (zh) | 一种用于土木工程用铁丝的表面处理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050906 |