JP2000001402A - アリ類の毒餌剤 - Google Patents

アリ類の毒餌剤

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉状や顆粒状の製剤形態の毒餌剤に比べてア
リ類が巣に持ち帰る性能が同等以上に優れたの毒餌剤で
あり、しかも施用中に飛散や流失がない製剤形態のアリ
類の毒餌剤とすることである。 【解決手段】 粒径0.1〜20mmの殺虫性粒状餌料
を、デキストリン、カラギーナン、グァーガム、アルギ
ン酸の水溶性塩類、セルロース誘導体の水溶性塩類から
選ばれる一種以上の水溶性結合剤であるような吸湿・軟
化性または潮解性のある結合剤で結合した塊状集合体か
らなるアリ類の毒餌剤とする。塊状表面が空気に曝され
て空気中の水蒸気を吸収した結合剤が軟化し、または結
合剤が潮解して接着性が殆どなくなり、アリ類が塊状集
合体の表面部分を容易にかじり取ることができる毒餌剤
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アリ類を殺虫し
駆除するアリ類の毒餌剤に関する。
【0002】
【従来の技術】屋内に侵入してヒトに不快な感情を起こ
させたり、食物や植物を食害する一般的なアリ類とし
て、体調2〜4mm程度のアリ類、例えばトビイロシワ
アリやルリアリのような種類が挙げられる。
【0003】このような駆除対象となるアリ類の毒餌剤
の形態としては、顆粒状、ゲル状、ペースト状、タブレ
ット状のものがあり、これらは殺虫有効成分を含有する
毒餌剤をアリ類が喫食した際、その一部をかじりとって
巣に持ち帰る性質を利用したものである。
【0004】そして、ゲル状、ペースト状、タブレット
状の毒餌剤は、駆除対象のアリ類の群れや営巣箇所近く
に集中的に散布または設置することができ、粉状や顆粒
状の製剤に比べて風などで飛び散らず、液状となってす
ぐに流失しないようにした点で改善された製剤であると
いえる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したゲル
状、ペースト状、タブレット状の毒餌剤は、粉状や顆粒
状の製剤形態の毒餌剤に比べて、アリ類が巣に持ち帰る
性能が劣るという問題点がある。
【0006】また、アリ類は、種類によって餌料の嗜好
が異なる場合があり、毒餌剤に汎用性をもたせるために
は2種類以上の餌料を含ませた製剤形態が好ましいが、
2種類以上のゲル状、ペースト状の餌料を別々に調整し
同一容器内に2種以上収容することは、煩雑な製造工程
を要したり、嵩張る製剤形態になったり、製造コストも
高くなることもあり欠点の多いものであった。
【0007】そこで、この発明の課題は上記した問題点
を解決し、粉状や顆粒状の製剤形態の毒餌剤に比べて、
アリ類が巣に持ち帰る性能が同等以上の毒餌剤であり、
しかも施用中に飛散や流失がない製剤形態のアリ類の毒
餌剤とすることである。また、上記優れた性能と共に、
できるだけ簡単に製造できる構造簡単なアリ類の毒餌剤
とすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明のアリ類の毒餌剤は、殺虫性粒状餌料を吸
湿・軟化性または潮解性のある結合剤で結合した塊状集
合体からなるアリ類の毒餌剤としたのである。
【0009】前記殺虫性粒状餌料は、粒径(最長部分の
粒径)0.1〜20mmの殺虫性粒状餌料であるものを
採用することが好ましく、前記結合剤は、デキストリ
ン、カラギーナン、グァーガム、アルギン酸の水溶性塩
類、セルロース誘導体の水溶性塩類から選ばれる一種以
上の水溶性結合剤であるものを採用することができる。
【0010】上記したように構成されるこの発明の塊状
集合体からなるアリ類の毒餌剤は、駆除対象のアリ類の
生息箇所に集中的に散布し、すなわち局所的に散布され
た際に塊状表面が空気に曝されて空気中の水蒸気を吸収
し、結合剤が軟化し、または結合剤が潮解して接着性
(粘着力)が殆どなくなり、アリ類が塊状集合体の表面
部分をきわめて容易にかじり取ることができるものにな
る。また、塊状集合体は、表面から軟化または潮解する
ので、施用当初の塊状集合体の中心まで粒状餌料が剥が
れやすくなるまでには相当の時間を要し、粉状や顆粒状
の製剤のように散布後直ちに飛散・流失することがな
い。
【0011】そして、最長粒径0.1〜20mmの殺虫
性粒状餌料を採用した毒餌剤は、特にアリ類が持ち運び
易い大きさに剥がれるものであるので、アリ類が巣に持
ち帰る性能が特に優れる毒餌剤になる。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の毒餌剤は、特にアリ類
の種類を限定して駆除するものではなく、餌料や殺虫成
分を適宜に変更して種々のアリ類を駆除できるものであ
る。駆除対象のアリ類の代表的な種類(一般名)として
は、トビイロシワアリ、ルリアリ、オオズアカアリ、ア
ミメアリ、アメイロアリ、ミカドオオアリ、イエヒメア
リ、トビイロケアリなどが挙げられる。
【0013】この発明に用いる殺虫性粒状餌料は、アリ
類が好んで喫食する餌料をアリ類が運びやすい大きさの
粒状に調製し、またはそのまま利用できる植物種子など
の粒状餌料に対し、殺虫成分を添加したものである。因
みに、アリ類は極めて強力な顎を有し、これにより物を
噛んで持上げるようにして運搬する能力が優れており、
粒径(最長部分の粒径)0.1〜20mmの餌料であれ
ば容易に運搬できる。このような運搬の容易性から判断
して、餌料のより好ましい粒径(最長部分の粒径)は、
0.1〜10mm、さらには0.5〜2mmである。
【0014】そして、アリ類の好む餌料としては、大
麦、米、小麦、ヒマワリの種子、カナリーシード、麻の
実、トウモロコシ、ヒエ、カボチャの種子、栗、カシュ
ーナッツ、ピーナッツ、アーモンド、ピスタチオ、松の
実、マカダミアナッツなどの植物の種子類があり、また
サツマイモ、ジャガイモ、リンゴ、アンズ、ブドウ、カ
キ、パイナップル、オレンジ、サトウキビなどの植物の
果実や地下茎や根部分があり、これらの植物性餌料の
他、ミールワーム、蚕蛹、オキアミ、魚粉、イナゴ、ア
カムシ、鶏肉などの動物性餌料が挙げられる。
【0015】このような各種の餌料は、前記適当な粒径
でないものは粉砕し、必要に応じて整粒して粒度を揃え
て用いるが、これらは単独の種類を使用してもよく、ま
た2種以上を混合して使用することもできる。
【0016】殺虫性粒状餌料に使用する殺虫成分は、ア
リ類に作用する殺虫剤をその有効成分濃度で作用するよ
うに粒状餌料に貼着(付着)もしくは吸着または含浸さ
せたものであり、要するにアリ類が粒状餌料を持ち運ぶ
際に餌料に一体に保持される殺虫成分である。
【0017】このような殺虫成分は、アリ類が巣に持ち
帰るための時間的余裕をもって効果を発揮するものであ
るので、ある程度は遅効性のものが好ましいが、即効性
のものと併用することも可能である。例えば以下のよう
な周知の殺虫成分を使用することができる。
【0018】すなわち、フェニトロチオン、ダイアジノ
ン、ピリダフェンチオンなどの有機リン系殺虫剤、カル
バリル、プロポクスル、エチオフェンカルブなどのカー
バメート系殺虫剤、フェノトリン、シフェノトリン、ト
ラロメスリン、デルタメスリン、シラフルオフェン、エ
トフェンプロックスなどのピレスロイド系またはピレス
ロイド様殺虫剤、ジフルベンズロン、トリフルムロン、
シロマジン、ハイドロプレン、ピリプロキシフェン、メ
トプレンなどの昆虫成長抑制剤、その他のものとして、
ホウ酸、硼砂、ヒドラメチルノン、イミダクロプリド、
スルフラミドなどである。因みに、これら殺虫成分の一
般的な有効濃度は、0.001〜30%(重量%)であ
る。
【0019】なお、上記殺虫成分に加えて、周知のアリ
類誘引成分、吸油剤等の成形助剤、安息香酸デナトニウ
ム(ビトレックス)、トウガラシ粉末などの誤食防止
剤、デヒドロ酢酸ソーダ、パラオキシ安息香酸ブチル、
チアベンタゾール(TBZ)、パラクロロメタキシレノ
ール(PCMX)などの防腐剤を添加混合することもで
きる。
【0020】この発明に用いる吸湿・軟化性または潮解
性のある結合剤は、アリ類の毒餌剤を大気中(室内また
は室外)に放置したときに吸湿し、塊状集合体を表面か
ら経時的に徐々に崩壊させ、少なくともアリ類が容易に
殺虫性粒状餌料をかじり取れるようにする物性のもので
ある。
【0021】吸湿・軟化性または潮解性のある結合剤
は、水と混合した際に結合力を発揮するものが取扱性が
簡便で好ましく、以下のものが具体例として挙げられ
る。例えば、グァーガム、ローカストビーンガム、カラ
ギーナン、アルギン酸ソーダ、寒天、ペクチン、澱粉、
粉糖、還元糖などの多糖類、ザンサンガム、ゼラチン、
カゼイン、シェラックなどの天然の粘質物、カルボキシ
メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースなど
のセルロース誘導体などである。これらは単独の種類を
使用してもよく、また2種以上を混合して使用すること
もできる。
【0022】このような結合剤は、吸湿した際に粒状餌
料がアリ類が容易にかじり取れるように塊状集合体の成
形時に所定の粘稠性を持たせたものであり、その粘稠性
は「突き刺し強度試験法」による強度で評価できるもの
である。
【0023】「突き刺し強度試験法」で評価される突き
刺し強度は、曲げ強さ試験機(株式会社丸菱科学機械製
作所製)に軸の直径0.5mm、針先端部角度25°の
ステンレスピンを取付け、測定対象物(例えば5mm角
の立方体)に前記ピンで3mmの深さまで突き刺した際
の強度(単位:g)で表わされる物性である。
【0024】この発明に用いる結合剤の突き刺し強度
は、成形後に温度30℃、湿度75%で16時間保存し
た後の測定条件で3〜20(g)のものが好ましい。な
ぜなら、上記突き刺し強度が、3未満では吸湿の速度が
過剰であり、少なくとも1〜2日以上は塊状集合体の形
状を保持して、粉状や顆粒状の製剤のように散布後直ち
に飛散・流失する不具合を回避できないからであり、上
記突き刺し強度が、20を越える硬質の結合剤では、充
分に吸湿した状態でもアリ類が容易にかじり取れる強度
にならないからである。
【0025】また、この発明でいう塊状集合体は、特に
その形状や大きさを限定したものではなく、施用や流通
に適した形状や大きさを採用できるものである。
【0026】
【実施例】〔実施例1〕表1に示す配合割合で殺虫有効
成分と防腐剤と誤食防止剤を粉砕機で混合し、これに篩
で整粒した所定粒径の粒状餌料を混合した。この混合物
に対して、表1に示す配合割合で結合剤および水を順に
配合して混練し、得られた製剤用組成物をペレッターに
て成形し、1個当たり約1gの毒餌剤を製造した。
【0027】
【表1】
【0028】得られた毒餌剤の突き刺し強度を以下の方
法で試験し、結果を表1中に併記した。
【0029】突き刺し強度測定試験:成形直後(表中に
条件Aと示した)の突き刺し強度と、成形後に30℃、
湿度75%の環境に16時間放置した後(表中に条件B
と示した)の突き刺し強度とを比較した。
【0030】なお、ここでいう突き刺し強度は、曲げ強
さ試験機(株式会社丸菱科学機械製作所製)に軸の直径
0.5mm、針先端部角度25°のステンレスピンを取
付け、測定対象物(例えば5mm角の立方体)に前記ピ
ンで3mmの深さまで突き刺した際の強度(単位:g)
で表わす物性である。
【0031】〔実施例2〕実施例1と全く同様にして製
剤用組成物を製造し、押出し成形機で円盤形に成形し
て、1個当たり約8gの毒餌剤を製造し、得られた毒餌
剤の突き刺し強度を前記方法で試験し、結果を表1中に
併記した。
【0032】〔実施例3〜8〕表1に示す配合割合で配
合したこと以外は、実施例1と全く同様にして製剤用組
成物を製造し、組成物をローラー成形機で角盤形に成形
して、1個当たり約5gの毒餌剤を製造し、得られた毒
餌剤の突き刺し強度を前記方法で試験し、結果を表1中
に併記した。
【0033】〔比較例1〕表2に示す配合割合で殺虫有
効成分と防腐剤と誤食防止剤を粉砕機で混合し、これに
篩で整粒した所定粒径の粉状餌料を混合した。この混合
物に対して、表2に示す配合割合で賦型剤および水を順
に配合して混練し、得られた製剤用組成物をペレッター
で成形し、1個当たり約1gの毒餌剤を製造した。得ら
れた毒餌剤の突き刺し強度を前記方法で試験し、結果を
表2中に併記した。
【0034】
【表2】
【0035】〔比較例2〕表2に示す配合割合で殺虫有
効成分と防腐剤と誤食防止剤を粉砕機で混合し、これに
粒径20mmを越える餌料を含む大粒状の餌料を混合し
た。この混合物に対して、表2に示す配合割合で賦型剤
および水を順に配合して混練し、得られた製剤用組成物
を押出し成形機で円盤形に成形して1個当たり約8gの
毒餌剤を製造し、得られた毒餌剤の突き刺し強度を前記
方法で試験し、結果を表2中に併記した。
【0036】〔比較例3〕表2に示す配合割合で殺虫有
効成分と防腐剤と誤食防止剤を粉砕機で混合し、これに
篩で整粒した所定粒径の粒状の餌料を混合した。この混
合物に対して、表2に示す配合割合で賦型剤を順に配合
して混練した。なお、賦型剤としては、85℃で溶解し
たミツロウとゴマ油を使用した。得られた製剤用組成物
をローラー成形機で角盤形に成形して、1個当たり約5
gの毒餌剤を製造し、得られた毒餌剤の突き刺し強度を
前記方法で試験し、結果を表2中に併記した。
【0037】また、実施例1〜8および比較例1〜3の
毒餌剤のアリ類が巣に持ち帰る性能を以下の吸湿条件で
の施用試験によって調べ、結果を表3に示した。
【0038】吸湿条件での施用試験:実施例1〜8およ
び比較例1〜3の毒餌剤を湿度75%、温度30℃に調
整した気密容器内に16時間静置した。その後、トビイ
ロシワアリまたはルリアリを50匹営巣させた試験容器
内に毒餌剤を1個設置し、設置後30分間の誘引虫数と
粒状餌料を運び出す虫数をカウントした。
【0039】この結果は以下のように評価し、誘引虫数
および運び出し虫数として表3中に示した。 <誘引虫数> ++ : 30匹以上 + : 20匹以上30匹未満 − : 20匹未満 <運び出し虫数> ++ : 誘引虫数に対する運び出し虫数の割合が5
0%以上 + : 誘引虫数に対する運び出し虫数の割合が30
%以上50%未満 − : 誘引虫数に対する運び出し虫数の割合が30
%未満
【0040】
【表3】
【0041】表2および表3の結果からも明らかなよう
に、比較例1の毒餌剤は、殺虫性粒状餌料の大きさが小
さすぎてアリ類が運びやすい大きさではなく、特に所定
粒径以下の餌料であるので、突き刺し強度の条件は満た
すにも拘わらず餌料を運び出す虫数は0であった。
【0042】また、比較例2は、殺虫性粒状餌料の大き
さが大きすぎて粒状ではなく、特に所定粒径以下である
ので、突き刺し強度の条件は満たすが餌料を運び出す虫
数は0であった。
【0043】また、比較例3は、吸湿後の突き刺し強度
が大きく、すなわち結合剤が吸湿後も硬すぎて餌料を運
び出す虫数は0であった。
【0044】これに対して、表1および表3の結果から
も明らかなように、所定の条件を満たす実施例1〜8の
毒餌剤は、吸湿後の突き刺し強度は充分に小さく、餌料
を運び出す虫数は、全誘引虫数のうち、少なくとも1/
3以上の虫数、通例1/2以上の虫数であり、アリ類が
巣に持ち帰る性能が優れた毒餌剤であった。
【0045】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように、殺虫
性粒状餌料を吸湿・軟化性または潮解性のある結合剤で
結合した塊状集合体からなるアリ類の毒餌剤としたの
で、粉状や顆粒状の製剤形態の毒餌剤に比べて、アリ類
が巣に持ち帰る性能が同等以上に優れた毒餌剤となり、
しかも施用中に飛散や流失がない製剤形態のアリ類の毒
餌剤となる利点がある。また、上記優れた性能と共に、
できるだけ簡単に製造できる構造簡単なアリ類の毒餌剤
となる利点もある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 殺虫性粒状餌料を吸湿・軟化性または潮
    解性のある結合剤で結合した塊状集合体からなるアリ類
    の毒餌剤。
  2. 【請求項2】 殺虫性粒状餌料が、粒径0.1〜20m
    mの殺虫性粒状餌料である請求項1記載のアリ類の毒餌
    剤。
  3. 【請求項3】 結合剤が、デキストリン、カラギーナ
    ン、グァーガム、アルギン酸の水溶性塩類、セルロース
    誘導体の水溶性塩類から選ばれる一種以上の水溶性結合
    剤である請求項1または2に記載のアリ類の毒餌剤。
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