JP2000000235A - 医療画像表示制御方法及びその表示制御装置及びその表示制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

医療画像表示制御方法及びその表示制御装置及びその表示制御プログラムを記録した記録媒体

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JP2000000235A
JP2000000235A JP16960498A JP16960498A JP2000000235A JP 2000000235 A JP2000000235 A JP 2000000235A JP 16960498 A JP16960498 A JP 16960498A JP 16960498 A JP16960498 A JP 16960498A JP 2000000235 A JP2000000235 A JP 2000000235A
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Seita Otsuji
清太 大辻
Kaori Fujimura
香央里 藤村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医療画像の異なる読影モードをスムーズに乗
り換え操作でき、スライス移動とウインドウ条件制御を
同時に片手で操作できる表示制御方法と装置を提供す
る。 【解決手段】 医療画像のシネ読影のスライス移動操作
に、ホイール付きマウスを用いる。スライス位置の高速
な移動を、マウスのホイール2のドラッグ操作に割り当
てると共に、特定スライス近傍の詳細な上下移動制御を
ホイール2の回転操作に割り当てる。これにより、読影
動作のモードに応じて最適な制御方法を単一のマウス上
で行なえる環境を提供する。また、上記スライス操作に
は使用していないマウスの副ボタン2にクリックとドラ
ッグの操作タイミングによってウインドウ条件の制御モ
ードにする機能を割り当てる。以上により、詳細なスラ
イス上下移動とウインドウ条件制御を同時に実行可能な
環境を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CT画像などの
医療画像を読影するための表示制御方法及び表示制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般のCT画像などの医療画像の読影操
作において、スライスの移動は、肺野の下端から上端な
ど離れた点に見るスライスを切り替える跳躍的移動、通
常読影を行なう速度での移動、特に詳しく見る詳細な移
動の三つの速度、詳しさのモードが存在する。
【0003】また、読影にはスライス移動とウインドウ
レベル調整など主要な操作が複数あり、それらを頻繁に
切り替えて使う必要がある。
【0004】一方、従来から市販されている読影専用装
置においては、CTのシネ表示制御方法として、ジョグ
ダイヤルのみやトラックボールのみ等単一の操作入力手
段による方法だけ提供されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て、あるスライスを中心に詳しく見る場合に適応した、
ジョグダイヤルやトラックボールによる表示制御の手法
では、高速に移動する場合に行きすぎ等が発生し、制御
が困難であるという問題があった。逆に、見ているスラ
イス位置を的確に把握したまま高速移動が容易にできる
ように、全スライスの位置をスライダー等に対応させ
(例えば、スライダー上端を肺最上部のスライス、スラ
イダー下端を肺最下部のスライスに対応させ)て制御す
る方法を用いると、あるスライス付近の上下を詳しく見
る操作モードには、短いストロークでかなり微妙な調整
が必要になり、使いにくいという問題があった。
【0006】これらの制御方法・装置を複数用意した場
合は、それぞれのモードに適した操作が可能であるが、
読影モードの移り変わり時に制御する装置を使い分ける
必要があるという欠点が有った。
【0007】また、上記従来の市販の読影専用装置で
は、ウインドウ条件操作において、スライス操作とは別
にジョグダイヤルなどが装備され同時に操作可能である
が、同時に操作するには両手を使う必要があった。
【0008】一般の読影用ソフトウエアでは、ウインド
ウ条件をマウスの上下左右ドラッグに割り当てることが
広く行われているが、この場合スライス移動させるに
は、マウスの操作機能割り当てを切り替えたり、特定の
画面領域に装備されているGUIのスライダーなどにポ
インタを移動しドラッグしたりする必要があり、この切
替操作は、とくに集団検診など大量作業の場合、読影に
集中する上で障害となっていた。
【0009】本発明の課題は、電子的な医療画像の読影
において、異なる読影モードをスムーズに乗り換え操作
できる環境を提供すること、およびスライス移動とウイ
ンドウレベル制御を同時に片手で操作できる環境を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下に列記す
る発明により上記の課題を解決する。
【0011】本発明(1)は、電子的な医療画像表示を
用いて、CTによる体の立体画像情報をシネ表示する方
法において、該読影者の第一の操作に基づいてスライス
の移動を高速に行う表示制御機能と、該読影者の第二の
操作に基づいてある特定のスライスの上下近傍を詳しく
見る表示制御機能とを、有し、該第一の操作と該第二の
操作とを、統合して操作可能とするために同一の操作入
力手段での異なる操作に割り当てることを特徴とする医
療画像表示制御方法である。
【0012】あるいは、電子的な医療画像表示を用い
て、CTによる体の立体画像情報をシネ表示する装置に
おいて、該読影者の第一の操作と該読影者の第二の操作
とを、統合して操作可能とする同一の操作入力部と、該
操作入力部の操作情報から該第一の操作と該第二の操作
を判別する操作内容判定部と、該判定された読影者の第
一の操作に基づいてスライスの移動を高速に行う表示制
御機能、および該判定された読影者の第二の操作に基づ
いてある特定のスライスの上下近傍を詳しく見る表示制
御機能を、有する画像処理部と、原スライスデータを蓄
積し、該画像処理部での表示制御に必要なスライスデー
タを要求に応じて出力する画像蓄積部とを、具備するこ
とを特徴とする医療画像表示制御装置である。
【0013】あるいは、電子的な医療画像表示を用い
て、CTによる体の立体画像情報をシネ表示する方法に
おける、操作入力手段に割り当てた該読影者の第一の操
作に基づいてスライスの移動を高速に行う表示制御手順
と、同一の該操作入力手段に割り当てた該読影者の第二
の操作に基づいてある特定のスライスの上下近傍を詳し
く見る表示制御手順とを、コンピュータに実行させるた
めのプログラムを、該コンピュータが読み取り可能な記
録媒体に記録したことを特徴とする医療画像表示制御プ
ログラムを記録した記録媒体である。
【0014】本発明(2)は、上記二つのスライスの移
動の表示制御機能とは独立に、読影者の第三の操作に基
づいてウインドウ幅もしくはウインドウレベルを含むウ
インドウ条件を調整するウインドウ条件制御機能を有
し、該第三の操作を、上記同一の操作入力手段のさらに
別の操作に割り当てることを特徴とする医療画像表示制
御方法である。
【0015】あるいは、上記画像処理部は、上記二つの
スライスの移動の表示制御機能とは独立に、読影者の第
三の操作に基づいてウインドウ幅もしくはウインドウレ
ベルを含むウインドウ条件を調整するウインドウ条件制
御機能を有するものであり、上記操作入力部は、該第三
の操作を上記第一、第二の操作とは別の操作に割り当て
たものであることを特徴とする医療画像表示制御装置で
ある。
【0016】あるいは、上記二つのスライスの移動の表
示制御手順とは独立に、上記同一の操作入力手段のさら
に別の操作に割り当てた読影者の第三の操作に基づいて
ウインドウ幅もしくはウインドウレベルを含むウインド
ウ条件を調整するウインドウ条件制御手順を有し、該ウ
インドウ条件制御手順をコンピュータに実行させるため
のプログラムを上記プログラムに加えたことを特徴とす
る医療画像表示制御プログラムを記録した記録媒体であ
る。
【0017】本発明(3)は、上記同一の操作入力手段
として、通常の主ボタン、副ボタンの2ボタンマウスに
ホイールまたは感圧レバーなどクリック可能な第二ポイ
ンティング機能を付加したマウスを使用し、該主ボタン
には、通常の一般的な選択機能に割り当て、該副ボタン
には、当該副ボタンを使ってドラッグ操作を行った場合
か、当該副ボタンを押してから設定された時間Tmまで
に放す、つまりクリック操作を行った場合を上記第三の
操作として該ウインドウ条件制御機能に割り当てること
として、該クリックした場合を、プリセットのウインド
ウ条件に順次切り替える該ウインドウ条件制御機能に割
り当て、該ドラッグした場合を、上下ドラッグと左右ド
ラッグでウインドウレベルとウインドウ幅の該ウインド
ウ条件制御機能に割り当て、該設定された時間Tm以上
マウスを静止したままボタンを押し続けたのち、放した
場合を、各種モードの切り替え等が可能になるポップア
ップメニューの表示機能に割り当て、該第二ポインティ
ング機能には、上記第一、第二の操作としてスライス移
動の該表示制御機能に割り当てることとして、該第二ポ
インティング機能をボタンとして使いドラッグした場合
を該第一の操作として、読影しているスライスを高速に
上下移動表示する該表示制御機能に割り当て、該第二ポ
インティング機能を上下に操作した場合を該第二の操作
として、現在のスライス近傍を低速に上下移動表示する
該表示制御機能に割り当てることを特徴とする医療画像
表示制御方法である。
【0018】あるいは、上記操作入力部は、通常の主ボ
タン、副ボタンの2ボタンマウスに、ホイールまたは感
圧レバーなどクリック可能な第二ポインティング機能を
付加したマウスであり、該主ボタンは、通常の一般的な
選択機能に割り当てられ、該副ボタンは、当該副ボタン
を使ってドラッグ操作を行った場合か、当該副ボタンを
押してから設定された時間Tmまでに放す、つまりクリ
ック操作を行った場合には、上記第三の操作として該ウ
インドウ条件制御機能に割り当てられるものであって、
該クリックした場合が、プリセットのウインドウ条件に
順次切り替える該ウインドウ条件制御機能に割り当てら
れ、該ドラッグした場合が、上下ドラッグと左右ドラッ
グでウインドウレベルとウインドウ幅の該ウインドウ条
件制御機能に割り当てられ、該設定された時間Tm以上
マウスを静止したままボタンを押し続けたのち、放した
場合は、各種モードの切り替え等が可能になるポップア
ップメニューの表示機能に割り当てられ、該第二ポイン
ティング機能は、上記第一、第二の操作としてスライス
移動の該表示制御機能に割り当てられるものであって、
該第二ポインティング機能をボタンとして使いドラッグ
した場合が、該第一の操作として読影しているスライス
を高速に上下移動表示する該表示制御機能に割り当てら
れ、該第二ポインティング機能を上下に操作した場合
が、該第二の操作として現在のスライス近傍を低速に上
下移動表示する該表示制御機能に割り当てられたもので
あることを特徴とする医療画像表示制御装置である。
【0019】あるいは、上記同一の操作入力手段とし
て、通常の主ボタン、副ボタンの2ボタンマウスに、ホ
イールまたは感圧レバーなどクリック可能な第二ポイン
ティング機能を付加したマウスを使用し、該主ボタンに
は、通常の一般的な選択機能に割り当て、該副ボタンに
は、当該副ボタンを使ってドラッグ操作を行った場合
か、当該副ボタンを押してから設定された時間Tmまで
に放す、つまりクリック操作を行った場合を上記第三の
操作として該ウインドウ条件制御機能に割り当てること
として、該クリックした場合を、プリセットのウインド
ウ条件に順次切り替える該ウインドウ条件制御機能に割
り当て、該ドラッグした場合を、上下ドラッグと左右ド
ラッグでウインドウレベルとウインドウ幅の該ウインド
ウ条件制御機能に割り当て、該設定された時間Tm以上
マウスを静止したままボタンを押し続けたのち、放した
場合を、各種モードの切り替え等が可能になるポップア
ップメニューの表示機能に割り当て、該第二ポインティ
ング機能には、上記第一、第二の操作としてスライス移
動の該表示制御機能に割り当てることとして、該第二ポ
インティング機能をボタンとして使いドラッグした場合
を該第一の操作として、読影しているスライスを高速に
上下移動表示する該表示制御機能に割り当て、該第二ポ
インティング機能を上下に操作した場合を該第二の操作
として、現在のスライス近傍を低速に上下移動表示する
該表示制御機能に割り当てることを特徴とする医療画像
表示制御プログラムを記録した記録媒体である。
【0020】本発明では、シネ読影のスライス移動操作
に、ホイールを具備したマウスを用い、スライス位置の
高速な移動を、マウスのドラッグ操作に割り当てると共
に、特定スライス近傍の詳細な上下移動制御をホイール
回転操作に割り当てることにより、読影動作のモードに
応じて最適な制御方法を単一の操作入力手段:マウス上
で行なえる環境を提供する。
【0021】上記スライス操作には使用していないマウ
スの副ボタンにウインドウ条件の制御モードにする機能
を割り当てることで、詳細なスライス上下移動とウイン
ドウ条件制御を同時に実行可能な環境を提供する。
【0022】本割り当て手法により、高速なスライス位
置移動読影モードと、ある特定の関心スライス近傍上下
の詳細読影モードをスムーズに切り替え可能となるの
で、複数読影モードを自由に切り替えて読影することが
出来る。
【0023】詳細読影モード時に同時にウインドウ条件
の調整操作が可能なので、より詳細な読影が高速に実行
できるという効果がある。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を用いて詳細に説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施形態例を説明する
ための表示制御装置の構成図である。
【0026】本実施形態例では、X線らせんCTで撮影
した胸部のデータを読影する場合を例に取って説明す
る。読影はCRT読影で、シネ表示を用いる。図1にお
いて、10は読影者、11は読影者の操作入力部、12
は操作内容判定部、13は画像処理部、14は画像蓄積
部、15は画像表示部である。
【0027】操作入力部11としては、例えばホイール
付きマウスを用いる。読影者10によるマウスの操作b
を受けて、操作入力部11はマウス操作情報cを操作内
容判定部12に送る。操作内容判定部12は、以下に説
明するマウス操作に割り当てた機能をマウス操作情報c
から判定し、画像処理部13に対してシネ表示制御情報
dを送る。画像蓄積部14には、CTで撮影した胸部の
原スライスデータが蓄積されている。画像処理部13が
シネ表示制御情報dに従ってシネ表示するのに必要な原
スライスデータ要求gを画像蓄積部14に発すると、画
像蓄積部14はその要求gに応じて原スライスデータf
を画像処理部13に送る。画像処理部13は、送られた
スライスデータfを表示する画像の情報eとして、画像
表示部15に送り、画像表示部15はこれを表示し、読
影者10に映像情報aとして提示する。
【0028】図2は、本発明の実施形態例が使われる読
影の概要状況説明図である。
【0029】シネ読影では、基本的にスライスを一枚の
画面で表示し、その表示するスライスを体軸方向につい
て上下移動させ、動画のように表示させて読影する。
【0030】一般の読影操作においてスライスの移動
は、肺野の下端から上端など長距離の跳躍的移動(M
j)、通常読影を行なう速度での移動(Mn)、特に詳
しく見る詳細な移動(Mp)の三つの速度、詳しさのモ
ードが存在する。また、読影にはスライス移動とウイン
ドウレベル調整など主要な操作が複数あり、それらを頻
繁に切り替えて使う。
【0031】図3は、ホイール付きマウスの説明図であ
る。読影操作にホイール付きマウス(例:Micros
oft IntelliMouse,Logitec
FirstMouse+)を用いた場合を考える。該マ
ウスには二つのボタン1,3と、その中央にボタンとし
ての機能を兼ねるホイール2を具備している。このうち
操作者がポインティング(画面上の位置指定)に主に用
いるボタンを主ボタン1、通常ポップアップメニューが
割り当てられているもう一つのボタンを副ボタン3と定
義する。操作者が右利きの場合は、主ボタン1が左、副
ボタン3が右、左利きの場合は逆になる。
【0032】主ボタン1は、通常の一般的な選択機能と
して用いる。よって主ボタン1は画面上のGUI選択に
よるモード切替で描画や拡大縮小の機能を割り当てたり
することが可能である。
【0033】図4は、本実施形態例における副ボタンに
割り当てられる機能と操作タイミングの説明図である。
また、図5は、本実施形態例における副ボタンを用いた
ウインドウ条件操作の処理手順を示すフロー図である。
なお、図5の処理フローでは、イベント駆動型で処理の
流れを記述してある。
【0034】副ボタン3は、Windows95、Wi
ndowsNT4.0では通常マウスアップ時にカーソ
ルが選択している対象に対応した各種ポップアップメニ
ューを出すが、本実施形態例での読影アプリケーション
上では、ウインドウ条件操作にも機能割り当てを行な
う。
【0035】まず、図5(a)に示すように、副ボタン
3が押された時には、副ボタンの状態MBを1(静止状
態)にして、押下時刻Tsを計時し記録しておく。
【0036】次に、図5(b)に示すように、副ボタン
3が押されてから、静止状態(MB=1)のままで設定
された時間(モード切替時間しきい値)Tmまでに副ボ
タン3を解放し(クリックし)た場合(解放時刻Tn、
静止状態でのボタン押下時間Tp(=Tn−Ts)<T
m)には、MBを0としてプリセットのウインドウ条件
に順次切り替える(図4(b))。この操作は循環し、
三つのプリセットがあれば、三回クリックすると元に戻
る。なお、上記において、静止状態(MB=1)のまま
設定された時間Tm以上押し続けた後に副ボタン3を解
放した(Tp>Tm)場合には、ポップアップメニュー
を表示して、各種操作モードの切り替え等が行なえるよ
うにする(図4(d))。また、マウス移動状態(MB
=2)の時に副ボタン3を解放した場合には、MB=0
として終了する。
【0037】次に、図4(c)、図5(c)に示すよう
に、副ボタン3を押した状態(MB=1または2)でマ
ウスを移動し(ドラッグし)た場合は、この副ボタン3
はウインドウ条件調整モード操作に割り当てられる。ウ
インドウ条件調整モードでは、「上下ドラッグ」を「ウ
インドウレベル」の制御(調整)に割り当て、「左右ド
ラッグ」を「ウインドウ幅」の制御(調整)に割り当て
る。
【0038】図6は、上下ドラッグと左右ドラッグの区
別方法の例を説明する図である。上下ドラッグと左右ド
ラッグの区別には、ドラッグ方向の角度を用いる。X軸
方向の右方向を0度、左方向を180度とし、Y軸方向
の上方向を90度、下方向を270度として、45度±
θ度、135度±θ度、225度±θ度、および315
度±θ度の角度幅を分別領域とすると、0度以上で45
度−θ度より小さいと右移動、45度+θ度より大きく
135度−θ度より小さいと上移動、135度+θ度よ
り大きく225度−θ度より小さいと左移動、225度
+θ度より大きく315度−θ度より小さいと下移動、
360度(0度)以下で315度+θ度より大きいと右
移動と判断し、分別領域内は誤操作とみなして指示無し
と判断して処理する。θは操作者が調整しやすい値に設
定する。
【0039】図7は、本実施形態例におけるマウス中央
のホイールをスライス移動操作に割り当てる説明図であ
る。
【0040】本実施形態例では、ホイール2をボタンと
して使いドラッグした場合、読影しているスライスを高
速に上下移動させる(Mf)。ホイール2を上下に回転
させた場合、ある関心スライス近傍を詳細に見る場合に
適した低速上下移動を行う(Ms)。先に述べたスライ
ス操作の3つのモードと上記操作の割り当ては、Mfが
MjとMn、MsがMpに主に用いられる。なお、Ms
でもMn的な操作は可能である。
【0041】図8は、そのホイールを用いたスライス移
動操作の処理手順を示すフロー図である。
【0042】ホイール操作が特定の制御用GUI領域で
なされた場合には、上記スライス移動に於いては、その
制御用GUI領域でのルールに従う。
【0043】ホイール操作がその特定の制御用GUI領
域外もしくは特定の制御用GUI領域が設定されない場
合でなされ、ドラッグされた場合には、読影しているス
ライススタックを上下ドラッグの移動速度に応じた高速
の移動量で上下移動させて表示する。
【0044】ホイール操作がその特定の制御用GUI領
域外もしくは特定の制御用GUI領域が設定されない場
合でなされ、上下に回転された場合には、読影している
スライススタックにおける現在のスライス近傍をホイー
ルの上下回転速度に応じた低速の移動量で上下移動させ
て表示する。
【0045】上記のホイール操作によれば、画面に表示
されているスライス位置(スライダーなど)をマウスで
ポイントして動かす必要はなく、基本的に読影画面内で
あれば、どこでも機能する。ただし、他に特定の制御用
GUI領域を設定した場合、そこではそのルールに従う
ことになる。
【0046】実際のスライス移動量は、マウスやホイー
ル2の移動速度に応じて加速変化させる。つまり低速に
動かしている場合は移動量も小さくし、高速に動かすと
移動量を大きくする。その係数はマウスの方が大きく、
ホイール2のほうが小さい。これらの係数や速度と実際
の移動量の対応カーブは、従来のマウス設定で行われて
いる技術と同様に調整可能にする。
【0047】本実施形態例において使用する操作入力部
としては、ホイール付きマウスに限らず、ホイールの代
わりに感正式ジョイスティックを搭載したようなもの
(例:IBM「ScrollPoint Mous
e」)でもかまわない。
【0048】また、マウスでなくトラックボールの場合
(例:Microsoft「IntelliMouse
TrackBall」)にも、ボタンの対応付けが可
能であれば同様に適用可能である。
【0049】ホイール相当の制御手段がクリック不可能
(例:ASCII:「見えマウス」)な場合、そのクリ
ックの機能は他のボタンに割り当てるか、その手段とド
ラッグの組み合わせで対処する。
【0050】またIntelliMouseを使用した
場合、対応アプリケーションに対して用意されている操
作方法である、ホイールをクリックしたのちマウスを移
動した距離に応じてスクロールする、という機能を、本
発明の手法においてシネ表示の自動シネ送り(スライス
上下移動)に適用してもよい。
【0051】なお、図1で例示した本発明の手段の一部
もしくは全部を、コンピュータを用いて機能させること
ができること、あるいは、図5、図8などで例示した本
発明の処理の手順をコンピュータで実行させることがで
きることは言うまでもなく、コンピュータをその手段と
して機能させるためのプログラム、あるいは、コンピュ
ータでその処理の手順を実行させるためのプログラム
を、そのコンピュータが読み取り可能な記録媒体、例え
ば、FD(フロッピーディスク)や、MO、ROM、メ
モリカード、CD、DVD、リムーバブルディスクなど
に記録して提供し、配布することが可能である。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、高速なスライス位置移
動読影モードと、ある特定の関心スライス近傍上下の詳
細読影モードをスムーズに切り替え可能となるので、複
数読影モードを自由に切り替えて読影することができ
る、という効果がある。
【0053】また、詳細読影モード時に同時にウインド
ウレベルの調整操作が可能となるので、より詳細な読影
が高速に実行できる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例を説明するための表示制
御装置の構成図である。
【図2】上記実施形態例において想定する胸部CT画像
のシネ表示読影の説明図である。
【図3】上記実施形態例で使用するホイール付きマウス
の説明図である。
【図4】(a),(b),(c),(d)は、上記実施
形態例での、マウス副ボタンの操作タイミングと割り当
てられる機能の対応を説明する図である。
【図5】(a),(b),(c)は、上記実施形態例で
の、マウス副ボタンを用いたウインドウ条件操作の処理
手順を示すフロー図である。
【図6】上記実施形態例での、上下ドラッグと左右ドラ
ッグの区別方法の例を説明する図である。
【図7】上記実施形態例での、マウスホイールを使った
スライス操作手法と表示スライス移動の対応を説明する
図である。
【図8】上記実施形態例での、ホイールを用いたスライ
ス移動操作の処理手順を示すフロー図である。
【符号の説明】
1…主ボタン 2…ホイール 3…副ボタン 10…読影者 11…操作入力部 12…操作内容判定部 13…画像処理部 14…画像蓄積部 15…画像表示部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子的な医療画像表示を用いて、CTに
    よる体の立体画像情報をシネ表示する方法において、 該読影者の第一の操作に基づいてスライスの移動を高速
    に行う表示制御機能と、 該読影者の第二の操作に基づいてある特定のスライスの
    上下近傍を詳しく見る表示制御機能とを、有し、 該第一の操作と該第二の操作とを、統合して操作可能と
    するために同一の操作入力手段での異なる操作に割り当
    てる、 ことを特徴とする医療画像表示制御方法。
  2. 【請求項2】 上記二つのスライスの移動の表示制御機
    能とは独立に、読影者の第三の操作に基づいてウインド
    ウ幅もしくはウインドウレベルを含むウインドウ条件を
    調整するウインドウ条件制御機能を有し、 該第三の操作を、上記同一の操作入力手段のさらに別の
    操作に割り当てる、ことを特徴とする請求項1記載の医
    療画像表示制御方法。
  3. 【請求項3】 上記同一の操作入力手段として、通常の
    主ボタン、副ボタンの2ボタンマウスにホイールまたは
    感圧レバーなどクリック可能な第二ポインティング機能
    を付加したマウスを使用し、 該主ボタンには、通常の一般的な選択機能に割り当て、 該副ボタンには、当該副ボタンを使ってドラッグ操作を
    行った場合か、当該副ボタンを押してから設定された時
    間Tmまでに放す、つまりクリック操作を行った場合を
    上記第三の操作として該ウインドウ条件制御機能に割り
    当てることとして、 該クリックした場合を、プリセットのウインドウ条件に
    順次切り替える該ウインドウ条件制御機能に割り当て、 該ドラッグした場合を、上下ドラッグと左右ドラッグで
    ウインドウレベルとウインドウ幅の該ウインドウ条件制
    御機能に割り当て、 該設定された時間Tm以上マウスを静止したままボタン
    を押し続けたのち、放した場合を、各種モードの切り替
    え等が可能になるポップアップメニューの表示機能に割
    り当て、 該第二ポインティング機能には、上記第一、第二の操作
    としてスライス移動の該表示制御機能に割り当てること
    として、 該第二ポインティング機能をボタンとして使いドラッグ
    した場合を該第一の操作として、読影しているスライス
    を高速に上下移動表示する該表示制御機能に割り当て、 該第二ポインティング機能を上下に操作した場合を該第
    二の操作として、現在のスライス近傍を低速に上下移動
    表示する該表示制御機能に割り当てる、 ことを特徴とする請求項2記載の医療画像表示制御方
    法。
  4. 【請求項4】 電子的な医療画像表示を用いて、CTに
    よる体の立体画像情報をシネ表示する装置において、 該読影者の第一の操作と該読影者の第二の操作とを、統
    合して操作可能とする同一の操作入力部と、 該操作入力部の操作情報から該第一の操作と該第二の操
    作を判別する操作内容判定部と、 該判定された読影者の第一の操作に基づいてスライスの
    移動を高速に行う表示制御機能、および該判定された読
    影者の第二の操作に基づいてある特定のスライスの上下
    近傍を詳しく見る表示制御機能を、有する画像処理部
    と、 原スライスデータを蓄積し、該画像処理部での表示制御
    に必要なスライスデータを要求に応じて出力する画像蓄
    積部とを、 具備することを特徴とする医療画像表示制御装置。
  5. 【請求項5】 上記画像処理部は、上記二つのスライス
    の移動の表示制御機能とは独立に、読影者の第三の操作
    に基づいてウインドウ幅もしくはウインドウレベルを含
    むウインドウ条件を調整するウインドウ条件制御機能を
    有するものであり、 上記操作入力部は、該第三の操作を上記第一、第二の操
    作とは別の操作に割り当てたものである、 ことを特徴とする請求項4記載の医療画像表示制御装
    置。
  6. 【請求項6】 上記操作入力部は、 通常の主ボタン、副ボタンの2ボタンマウスに、ホイー
    ルまたは感圧レバーなどクリック可能な第二ポインティ
    ング機能を付加したマウスであり、 該主ボタンは、通常の一般的な選択機能に割り当てら
    れ、 該副ボタンは、当該副ボタンを使ってドラッグ操作を行
    った場合か、当該副ボタンを押してから設定された時間
    Tmまでに放す、つまりクリック操作を行った場合に
    は、上記第三の操作として該ウインドウ条件制御機能に
    割り当てられるものであって、 該クリックした場合が、プリセットのウインドウ条件に
    順次切り替える該ウインドウ条件制御機能に割り当てら
    れ、 該ドラッグした場合が、上下ドラッグと左右ドラッグで
    ウインドウレベルとウインドウ幅の該ウインドウ条件制
    御機能に割り当てられ、 該設定された時間Tm以上マウスを静止したままボタン
    を押し続けたのち、放した場合は、各種モードの切り替
    え等が可能になるポップアップメニューの表示機能に割
    り当てられ、 該第二ポインティング機能は、上記第一、第二の操作と
    してスライス移動の該表示制御機能に割り当てられるも
    のであって、 該第二ポインティング機能をボタンとして使いドラッグ
    した場合が、該第一の操作として読影しているスライス
    を高速に上下移動表示する該表示制御機能に割り当てら
    れ、 該第二ポインティング機能を上下に操作した場合が、該
    第二の操作として現在のスライス近傍を低速に上下移動
    表示する該表示制御機能に割り当てられたものである、 ことを特徴とする請求項5記載の医療画像表示制御装
    置。
  7. 【請求項7】 電子的な医療画像表示を用いて、CTに
    よる体の立体画像情報をシネ表示する方法における、 操作入力手段に割り当てた該読影者の第一の操作に基づ
    いてスライスの移動を高速に行う表示制御手順と、 同一の該操作入力手段に割り当てた該読影者の第二の操
    作に基づいてある特定のスライスの上下近傍を詳しく見
    る表示制御手順とを、 コンピュータに実行させるためのプログラムを、該コン
    ピュータが読み取り可能な記録媒体に記録した、 ことを特徴とする医療画像表示制御プログラムを記録し
    た記録媒体。
  8. 【請求項8】 上記二つのスライスの移動の表示制御手
    順とは独立に、上記同一の操作入力手段のさらに別の操
    作に割り当てた読影者の第三の操作に基づいてウインド
    ウ幅もしくはウインドウレベルを含むウインドウ条件を
    調整するウインドウ条件制御手順を有し、 該ウインドウ条件制御手順をコンピュータに実行させる
    ためのプログラムを上記プログラムに加えた、 ことを特徴とする請求項7記載の医療画像表示制御プロ
    グラムを記録した記録媒体。
  9. 【請求項9】 上記同一の操作入力手段として、通常の
    主ボタン、副ボタンの2ボタンマウスに、ホイールまた
    は感圧レバーなどクリック可能な第二ポインティング機
    能を付加したマウスを使用し、 該主ボタンには、通常の一般的な選択機能に割り当て、 該副ボタンには、当該副ボタンを使ってドラッグ操作を
    行った場合か、当該副ボタンを押してから設定された時
    間Tmまでに放す、つまりクリック操作を行った場合を
    上記第三の操作として該ウインドウ条件制御機能に割り
    当てることとして、 該クリックした場合を、プリセットのウインドウ条件に
    順次切り替える該ウインドウ条件制御機能に割り当て、 該ドラッグした場合を、上下ドラッグと左右ドラッグで
    ウインドウレベルとウインドウ幅の該ウインドウ条件制
    御機能に割り当て、 該設定された時間Tm以上マウスを静止したままボタン
    を押し続けたのち、放した場合を、各種モードの切り替
    え等が可能になるポップアップメニューの表示機能に割
    り当て、 該第二ポインティング機能には、上記第一、第二の操作
    としてスライス移動の該表示制御機能に割り当てること
    として、 該第二ポインティング機能をボタンとして使いドラッグ
    した場合を該第一の操作として、読影しているスライス
    を高速に上下移動表示する該表示制御機能に割り当て、 該第二ポインティング機能を上下に操作した場合を該第
    二の操作として、現在のスライス近傍を低速に上下移動
    表示する該表示制御機能に割り当てる、 ことを特徴とする請求項8記載の医療画像表示制御プロ
    グラムを記録した記録媒体。
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