JPWO2007032046A1 - Hsm制御プログラム、hsm制御装置、hsm制御方法 - Google Patents

Hsm制御プログラム、hsm制御装置、hsm制御方法 Download PDF

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Abstract

HSM装置の制御をコンピュータに実行させるHSM制御プログラムであって、一次記憶装置に対するファイル操作またはアーカイブ状態変化をイベントデータとして記録するイベントデータ記録ステップと、一次記憶装置の名前空間を複製した名前空間複製データベースを生成する名前空間複製ステップと、イベントデータに基づいて名前空間複製データベースを一次記憶装置の名前空間に追随させる名前空間追随ステップと、名前空間複製データベースに基づいて一次記憶装置と二次記憶装置の間のファイル移動の指示を行うファイル移動指示ステップとをコンピュータに実行させる。

Description

本発明は、階層化された記憶装置の管理を行うHSM制御プログラム、HSM制御装置、HSM制御方法に関するものである。
HSM(Hierarchical Storage Management:階層記憶管理)は、テープライブラリなどの低速なストレージ装置(二次ストレージ)とハードディスクなどの高速なストレージ装置(一次ストレージ)を組み合わせることにより、安価な大容量ファイルシステムを構築するものである。
HSM制御装置においては、一次ストレージにおいて長時間アクセスされていないファイルを特定し、そのファイルを二次ストレージに書き出し、アクセスが要求された時点で一次ストレージに移動することが必要となる。従来、これを実現するために、従来のHSM制御装置は、階層構造を持つファイルシステムの名前空間を総なめし、ファイルシステムがファイル単位に保持するアクセス時刻を参照することにより、二次ストレージに書き出すファイルを特定する方式を用いている。
なお、本発明の関連ある従来技術として、例えば、下記に示す特許文献1が知られている。このデータ処理装置は、メタデータデータの内容が更新されると、ログが採取され、このログを用いてファイルシステムの不整合の修正を行うものである。
特開2000−484995号公報
しかしながら、上述した名前空間を総なめする方式のHSM制御装置には、以下の問題がある。
第1にファイルシステム総なめオーバヘッドの問題がある。従来のHSM制御装置では階層構造を持つファイル名前空間を定期的に総なめするために、オーバヘッドが大きくなってしまう。
第2に名前空間の排他問題がある。HSM制御装置が名前空間を総なめしている間に、rename操作などのファイル名変更操作が行われると、総なめの過程で求めたパス名が、実際には存在しない不当なものとなってしまう。このため、HSM制御装置は、顧客が設定したポリシと矛盾するデータ移動操作を行ってしまう可能性がある。例えば、検索の途中で、上位ディレクトリがゴミ箱に移されたとすると、ゴミ箱全体を移動対象としてしまうようなことが起こる。こうした問題を防ごうとすると、HSM制御装置は総なめの過程で、頻繁に矛盾をチェックし、矛盾があれば総なめをやり直すことが必要となり、論理が非常に複雑となるとともにオーバヘッドが大幅に増加する。
第3にHSMポリシ制御の柔軟性がある。一般に階層構造の名前空間は格納されているファイル群の性格を表しているため、HSMポリシも名前空間に基づいて設定する(あるディレクトリ以下の全ファイルなど)のが自然である。しかし、上述した名前空間の排他問題により、名前空間に基づく複雑なポリシ制御を実現することが難しいという問題があった。
第4に二次ストレージに退避されたデータの属性情報不足の問題がある。また上述した名前空間の排他問題により、二次ストレージに格納されるデータに正しいパス名を付加することが難しい。このため、二次ストレージに格納されたデータはファイルシステムのメタデータのみからしかアクセスできないことになり、ファイルシステムのメタデータが壊れると、二次ストレージ上にデータは残っているのにもかかわらず、パス名と対応づけることができないため、ファイルデータを復旧することができないという問題があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、効率的に名前空間を複製することにより、名前空間に基づく複雑なポリシ制御を実現するHSM制御プログラム、HSM制御装置、HSM制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、一次記憶装置と二次記憶装置を用いるHSM装置の制御をコンピュータに実行させるHSM制御プログラムであって、前記一次記憶装置に対するファイル操作またはアーカイブ状態変化をイベントデータとして記録するイベントデータ記録ステップと、前記一次記憶装置の名前空間を複製した名前空間複製データベースを生成する名前空間複製ステップと、前記イベントデータに基づいて前記名前空間複製データベースを前記一次記憶装置の名前空間に追随させる名前空間追随ステップと、前記名前空間複製データベースに基づいて前記一次記憶装置と前記二次記憶装置の間のファイル移動の指示を行うファイル移動指示ステップとをコンピュータに実行させるものである。
また、本発明に係るHSM制御プログラムにおいて、前記ファイル移動指示ステップは、前記一次記憶装置から前記二次記憶装置へ移動させるファイルを、前記名前空間複製データベースに基づいて決定することを特徴とするものである。
また、本発明に係るHSM制御プログラムにおいて、前記名前空間追随ステップは、名前空間複製データベースの初期の複製が完了した後のイベントデータに基づいて、前記名前空間複製データベースを更新することを特徴とするものである。
また、本発明に係るHSM制御プログラムにおいて、前記名前空間複製ステップは、前記名前空間複製データベースの生成中のイベントデータに基づいて、前記名前空間複製データベースを更新することを特徴とするものである。
また、本発明に係るHSM制御プログラムにおいて、更に、前記HSM制御プログラムが動作するシステムを停止する場合、前記イベントデータ記録ステップにより記録されたイベントデータを前記名前空間複製データベースに反映させるシステム停止ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするものである。
また、本発明に係るHSM制御プログラムにおいて、更に、前記HSM制御プログラムが動作するシステムの異常終了時の後に該システムを起動する場合、前記名前空間複製ステップを実行させることを特徴とするものである。
また、本発明に係るHSM制御プログラムにおいて、前記イベントデータ記録部は、所定のイベントデータ量がメモリ上に記録された場合、または所定の期間が経過した場合に、メモリ上に記録したイベントデータで前記名前空間追随ステップを実行させることを特徴とするものである。
また、本発明に係るHSM制御プログラムにおいて、前記イベントデータは、ファイル操作またはアーカイブ状態変化の種類と発生した時刻を含むことを特徴とするものである。
また、本発明に係るHSM制御プログラムにおいて、前記名前空間複製データベースは、ファイルの属性とアーカイブ状態を含むことを特徴とするものである。
また、本発明は、一次記憶装置と二次記憶装置を用いるHSM装置の制御を行うHSM制御装置であって、前記一次記憶装置に対するファイル操作またはアーカイブ状態変化をイベントデータとして記録するイベントデータ記録部と、前記一次記憶装置の名前空間を複製した名前空間複製データベースを生成する名前空間複製部と、前記イベントデータに基づいて前記名前空間複製データベースを前記一次記憶装置の名前空間に追随させる名前空間追随部と、前記名前空間複製データベースに基づいて前記一次記憶装置と前記二次記憶装置の間のファイル移動の指示を行うファイル移動指示部とを備えたものである。
また、本発明に係るHSM制御装置において、前記ファイル移動指示部は、前記一次記憶装置から前記二次記憶装置へ移動させるファイルを、前記名前空間複製データベースに基づいて決定することを特徴とするものである。
また、本発明に係るHSM制御装置において、前記名前空間追随部は、名前空間複製データベースの初期の複製が完了した後のイベントデータに基づいて、前記名前空間複製データベースを更新することを特徴とするものである。
また、本発明に係るHSM制御装置において、前記名前空間複製部は、前記名前空間複製データベースの生成中のイベントデータに基づいて、前記名前空間複製データベースを更新することを特徴とするものである。
また、本発明に係るHSM制御装置において、前記HSM制御装置を備えたシステムを停止する場合、前記イベントデータ記録部は、記録されたイベントデータを前記名前空間複製データベースに反映させることを特徴とするものである。
また、本発明に係るHSM制御装置において、前記HSM制御装置を備えたシステムの異常終了時の後に該システムを起動する場合、前記名前空間複製部が動作することを特徴とするものである。
また、本発明に係るHSM制御装置において、前記イベントデータ記録部は、所定のイベントデータ量が記録された場合、または所定の期間が経過した場合に、記録したイベントデータで前記名前空間追随部を実行させることを特徴とするものである。
また、本発明に係るHSM制御装置において、前記イベントデータは、ファイル操作またはアーカイブ状態変化の種類と発生した時刻を含むことを特徴とするものである。
また、本発明に係るHSM制御装置において、前記名前空間複製データベースは、ファイルの属性とアーカイブ状態を含むことを特徴とするものである。
また、本発明は、一次記憶装置と二次記憶装置を用いるHSM装置の制御を実行するHSM制御方法であって、前記一次記憶装置に対するファイル操作またはアーカイブ状態変化をイベントデータとして記録するイベントデータ記録ステップと、前記一次記憶装置の名前空間を複製した名前空間複製データベースを生成する名前空間複製ステップと、前記イベントデータに基づいて前記名前空間複製データベースを前記一次記憶装置の名前空間に追随させる名前空間追随ステップと、前記名前空間複製データベースに基づいて前記一次記憶装置と前記二次記憶装置の間のファイル移動の指示を行うファイル移動指示ステップとを実行するものである。
本発明に係るHSM装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明に係るファイル情報取得処理の動作の一例を示すフローチャートである。 名前空間におけるディレクトリの階層構造の一例を示す図である。 本発明に係るファイル情報取得処理の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明に係るイベントデータ反映処理の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明に係るマイグレート決定処理の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
本実施の形態においては、本発明に係るHSM制御装置であるサーバについて説明する。
まず、本発明に係るサーバを有するHSM装置の構成について説明する。
図1は、本発明に係るHSM装置の構成の一例を示すブロック図である。最近アクセスされたファイルを格納しているディスク装置などの高速ストレージ装置である一次ストレージ1、および長時間アクセスされていないファイルデータが格納されるテープライブラリ装置などの低速ストレージ装置である二次ストレージ2と、本発明に係るHSM制御装置であり、ファイルデータをアクセスするアプリケーションが動作するサーバ3から構成される。
また、サーバ3は、アプリケーション部11、ファイルシステム制御部12、名前空間複製部13、名前空間追随部14、名前空間複製DB(Database)15、マイグレート決定部16を備える。また、ファイルシステム制御部12は、イベントデータ記録部21を備える。
次に、サーバ3の各部について説明する。
イベントデータ記録部21は、アプリケーションプログラムが発行したファイル操作要求の履歴をイベントデータとして蓄積するファイルシステム制御部12内に配置されるプログラムである。イベントデータ記録部21は、アプリケーション部11が発行したファイル操作要求の内容をイベントデータに変換してメモリ上に蓄積しておき、一定量たまったところで名前空間複製部13や名前空間追随部14に渡す。イベントデータの受け渡しは、通信を使用してもよいし、専用のファイルを介して受け渡してもよい。
名前空間複製部13は、アプリケーション部11の動作と平行して、ファイルシステムの名前空間の複製を行うプログラムである。名前空間複製部13は、ファイルシステムの名前空間をたどり、存在するファイルのファイル情報を取得する。このファイル情報と、ファイル情報取得中にイベントデータ記録部21から受け取ったイベントデータを組み合わせて、名前空間の初期複製を名前空間複製DB15として完成させる。
名前空間追随部14は、名前空間の初期複製が完成した後、イベントデータ記録部21から受け取ったイベントデータに従って複製を更新し、名前空間複製DB15を最新の状態に維持する機能を受け持つ。また、名前空間追随部14は、通知されたファイルアクセスやアーカイブ状態を名前空間複製DB15に反映する役割も担う。
マイグレート決定部16は、ポリシ制御の一例として、名前空間複製部13が設定したファイルアクセス記録とユーザが設定したポリシに従い、一次ストレージ1において長時間アクセスされていないファイルを二次ストレージ2に追い出すため、ファイルシステム制御部12に指示を出すプログラムである。通常、二次ストレージ2に追い出された(マイグレートされた)ファイルは、アプリケーション部11がそのファイルをアクセスしたときに、ファイルシステム制御部12が二次ストレージ2から一次ストレージ1に戻す(リコール)。また、ファイルを更新したタイミングで、ファイルシステム制御部12により二次ストレージ2上のデータ(アーカイブデータ)が無効化される。二次ストレージ2上のデータはこのタイミングでは消えず、二次ストレージ2が不足するまで、バックアップデータとして残され、ファイルシステム障害時などのリカバリで使われる。
次に、イベントデータ、ファイル情報、名前空間複製DB15の詳細について説明する。
まず、イベントデータについて説明する。
イベントデータ記録部21により作成されるイベントデータ(event)はファイルやディレクトリの生成や削除、ファイル名の変更、ファイルアクセス、アーカイブ状態変化などのファイル操作の内容を表しており、操作名と操作が行われた時刻に加え、それぞれ以下のデータを含む。ここで、アーカイブ状態変化とは、アーカイブデータの有効化・無効化、マイグレート、リコールなどの事象を含む。
(1) ファイルあるいはディレクトリの作成
event.rectype = create
event.m_inode# = 親ディレクトリのinode番号
event.ftype =
dir (mkdir時)あるいはfile (create時)
event.fname = 作成されたファイルの名前
event.inode# =
作成されたファイルあるいはディレクトリのinode番号
event.time = このイベントが発生した時刻
(2) ファイルあるいはディレクトリの削除
event.rectype = delete
event.m_inode# = 親ディレクトリのinode番号
event.ftype = dir (rmdir時)あるいはfile (remove時)
event.inode# = 削除されたファイルあるいはディレクトリのinode番号
event.time = このイベントが発生した時刻
(3) ファイル名の変更
event.rectype = rename
event.m_inode# = 親ディレクトリのinode番号
event.ftype =
dir(対象がディレクトリの場合)
あるいはfile(対象がファイルの場合)
event.inode# =
対象のファイルあるいはディレクトリのinode番号
event.target.m_inode# =
移動先ディレクトリのinode番号
event.target.fname =
変更後のファイルあるいはディレクトリ名
event.time = このイベントが発生した時刻
(4) ファイルアクセス(アプリケーションプログラムがファイルをread/write)
event.rectype = access
event.inode# = ファイルのinode番号
event.time = このイベントが発生した時刻
(5) アーカイブ状態変化
event.rectype = archive
event.inode# = ファイルのinode番号
event.migrate =
オン(マイグレート状態となった)
あるいはオフ(リコールが起動され、マイグレート状態でなくなった)
event.archive =
オン(二次記憶へのファイルデータの書き出しが完了し、アーカイブデータが有効となった)
あるいはオフ(ファイルが更新された結果アーカイブデータが無効となった)
event.time = このイベントが発生した時刻
次に、ファイル情報について説明する。
名前空間複製復元中にファイルシステムから取得するファイル情報(fstat)には、以下のものがある。
fstat.m_inode# = 親ディレクトリのinode番号
fstat.ftype = dir(対象がディレクトリの場合)
あるいはfile (対象がファイルの場合)
fstat.fname = ディレクトリあるいはファイルの名前
fstat.inode# =
ファイルあるいはディレクトリのinode番号
fstat.archive = オン(アーカイブデータが有効なとき)
あるいはオフ(アーカイブデータが無効なとき)
fstat.migrate = オン(マイグレート状態のとき)
あるいはオフ(マイグレートされていないとき)
fstat.atime = ファイルを最後にアクセスした時刻
fstat.time = ファイル情報取得時刻
次に、名前空間複製DB15の構成について説明する。
名前空間複製DB15は、以下のカラム(dbe)を持つ、ディレクトリに設定されているファイルあるいはディレクトリ要素ごとにタプルを持つリレーショナルDBである。
dbe.m_inode# = 親ディレクトリのinode番号
dbe.ftype = dir(このタプルがディレクトリをあらわすとき) あるいは file (このタプルがファイルを表すとき)
dbe.fname = ファイルあるいはディレクトリの名前
dbe.inode# = ファイルあるいはディレクトリのinode番号
dbe.archive = オン(アーカイブデータが有効なとき)
あるいはオフ(アーカイブデータが無効なとき)
dbe.migrate = オン(マイグレート状態のとき)
あるいはオフ(マイグレートされていないとき)
dbe.atime = ファイルを最後にアクセスした時刻
dbe.active = オン(ファイル情報取得済みのとき)
あるいはオフ(まだファイル情報を取得していないとき)
次に、サーバ3の動作について説明する。
図2は、本発明に係るファイル情報取得処理の動作の一例を示すフローチャートである。サーバ3は、名前空間複製処理(S11)、名前空間追随処理(S12)、マイグレート処理(S13)を実行する。
次に、サーバ3における動作の詳細について説明する。
まず、名前空間複製処理について説明する。
名前空間複製処理は、名前空間複製部13は、名前空間の初期複製を作成する処理であり、ファイル情報取得処理とイベントデータ反映処理からなる。また、名前空間複製処理は、障害発生後のサーバ再立ち上げ時など、メモリ上に蓄積されていたイベントデータが失われ、名前空間複製DB15の内容がファイルシステムの最新状態を反映できなくなったときに、名前空間複製DB15を再作成する目的で動作する。このように名前空間複製DB15を動的に再作成する構成では、イベントデータをイベント発生時に不揮発化する必要がなく、小さい容量のメモリに蓄積するのみで良く、後の名前空間複製DBの追随のオーバヘッドを削減することができる。
名前空間複製部13は、まず、ファイル情報取得処理として、親ディレクトリをオープンし、子ファイル名あるいは子ディレクトリ名を引数として指定し、ファイルシステムの情報取得機能(getinfo)を発行することにより求める。また、名前空間複製部13は、パス名昇順(あるいは降順)とした名前空間をたどることにより、ファイルシステム内に存在するディレクトリ、ファイルの情報を漏れなく求める。この過程で見逃したものは、イベントデータとして記録されているので、後で補正する。
図3は、名前空間におけるディレクトリの階層構造の一例を示す図である。この名前空間は、ディレクトリの階層構造を持ち、ディレクトリ名やファイル名を昇順に左から右へソートしたものである。図4は、本発明に係るファイル情報取得処理の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、名前空間複製部13は、対象ファイルシステムのルートディレクトリを基点とし、ディレクトリを左下方向(ディレクトリ名の昇順)に順にたどり、最も左下のディレクトリを見つける。見つけた最も左下のディレクトリを対象ディレクトリとし、検索の過程で求めた対象ディレクトリのパス名を対象ディレクトリパス名とする(S201)。次に、名前空間複製部13は、対象ディレクトリのファイル情報および対象ディレクトリ内に存在する全ファイルのファイル情報をファイル名昇順にひとつずつ順に求め、ファイル情報記録ファイルの末尾に順に書き込む(S202)。次に、名前空間複製部13は、対象ディレクトリがルートディレクトリであるか否かの判断を行う(S203)。対象ディレクトリがルートディレクトリである場合(S203,Y)、全ファイルを処理し終わったことを意味するのでファイル情報取得処理を終了する。
一方、対象ディレクトリがルートディレクトリでない場合(S203,N)、名前空間複製部13は、対象ディレクトリパス名から、対象ディレクトリのひとつ上のディレクトリパス名を求める、すなわち、パス名を構成する最終構成ディレクトリ名を取り除いたパス名を新しいパス名とする。次に、名前空間複製部13は、求めたディレクトリパス名をルートディレクトリから下方に順に再度検索し、この検索で存在を確認できた最終ディレクトリを基点ディレクトリとする(S205)。パスの途中のディレクトリがrenameなどで名前空間の別の位置に動かされている場合、途中でみつからなくなるが、この部分は後続のファイル情報取得処理で見つかるか、イベントデータで必ず通知され、後で補正されるため、無視しても問題ない。
次に、名前空間複製部13は、基点ディレクトリの内容を読み込み、基点ディレクトリ内に未処理のディレクトリがあるか否かの判断を行う(S206)。未処理のディレクトリがある場合(S206,Y)、名前空間複製部13は、未処理の最も左下のディレクトリを求め、これを対象ディレクトリとし(S207)、処理S202に移行する。未処理のディレクトリが存在しない、すなわち基点ディレクトリ内に対象ディレクトリパス名で示されるより大きなファイル名をもつディレクトリが存在しない場合(S206,N)、基点ディレクトリのパス名を対象ディレクトリパス名に設定し(S208)、処理S202に移行する。
次に、名前空間複製部13は、対象ファイルシステムのファイル情報取得処理が全て終了すると、その間に発生したイベントデータをファイル情報に反映するイベントデータ反映処理を行う。ファイル情報記録ファイルを先頭から順によみ、ファイル情報記録ファイルに記録されている全てのファイル情報を処理したら、イベントデータ反映処理は終了する。
図5は、本発明に係るイベントデータ反映処理の動作の一例を示すフローチャートである。まず、名前空間複製部13は、未処理のファイル情報を取り出し(S302)、ファイル情報に設定されていた情報取得時刻以前の時刻を持つ、イベントデータを順に取り出し、名前空間複製DB15に反映する(S303)。
ここで、名前空間複製DB15への反映について、イベントデータが、削除系、生成系、ファイル名の変更、ファイルアクセス、アーカイブ状態変化のそれぞれの場合について説明する。
イベントデータが削除系(ファイル削除,ディレクトリ削除)の場合、名前空間複製部13は、削除対象ファイルあるいはディレクトリが既に名前空間複製DB15に登録済みなら削除する。そうでなければ何もしない。ここで、以下の条件を全て満たすエントリが存在する場合、登録済みとみなす。
dbe.inode# == event.inode#
dbe.m_inode# == event.m_inode#
dbe.fname == event.fname
イベントデータが生成系(ファイル生成,ディレクトリ生成)の場合、名前空間複製部13は、作成されたファイルあるいはディレクトリが名前空間複製DB15に登録済みでなければ情報取得済みで登録する。登録済みならこのイベントデータを無視し、何もしない。ここで、以下の条件を全て満たすエントリが存在する場合、登録済みとみなす。
dbe.inode# == event.inode#
dbe.m_inode# == event.m_inode#
dbe.fname == event.fname
未登録時の設定内容を以下に示す。
dbe.m_inode# = event. m_inode#
dbe.ftype = event. ftype
dbe.fname = event.fname
dbe.inode# = event.inode#
dbe.archive = オフ
dbe.migrate = オフ
dbe.atime = event.time
dbe.active = オン
イベントデータがファイル名の変更(event.rectype == rename)の場合、名前空間複製部13は、改名後と同じ名前をもつファイルあるいはディレクトリがすでに登録されていた場合(ファイル名と親inode番号で評価)、そのエントリを名前空間複製DB15から削除する。ここで、以下の条件を全て満たすエントリが存在する場合、登録済みとみなす。
dbe.name == event.target.fname
dbe.m_inode# ==
event.target.m_inode#
dbe.fname == event.target.fname
ここで、対象ファイルが名前空間複製DB15に既に登録されているならそのエントリの親情報とファイル名を変更する。ここで、以下の条件を全て満たすエントリが存在する場合、登録済みとみなす。
dbe.inode# == event.inode#
dbe.m_inode# == event.m_inode#
dbe.fname == event.fname
このときの変更内容を以下に示す。
dbe.m_inode# = event.target.m_inode#
dbe.name = event.target.fname
ここで、対象ファイルが未登録なら、改名後のファイルを名前空間複製DB15に新しいエントリとして登録する。
dbe.inode# = event.inode#
dbe.m_inode# = event.target.m_inode#
dbe.name = event.target.fname
dbe.active = オフ
イベントデータがファイルアクセス(event.rectype == access)の場合、名前空間複製部13は、対象inodeが未登録ならこのイベントデータを無視する。登録されていたら、登録済みのすべてのエントリのファイル最終アクセス時刻、アーカイブ情報、リコール情報を更新(ハードリンクがあるため)する。ここで、以下の条件を全て満たすエントリが存在する場合、登録済みとみなす。
dbe.inode# == event.inode#
このときの変更内容を以下に示す。
dbe.atime = event.time
イベントデータがアーカイブ状態変化(event.rectype == archive)の場合、対象inodeが未登録ならこのイベントデータを無視。登録されていたら、すべてのエントリのアーカイブ情報を更新(ハードリンクがあるため)する。ここで、以下の条件を全て満たすエントリが存在する場合、登録済みとみなす。
dbe.inode# == event.inode#
このときの変更内容を以下に示す。
dbe.archive = event.archive
dbe.migrate = event.migrate
次に、名前空間複製部13は、ファイル情報の内容を名前空間複製DB15に未登録なら情報取得済みとして登録する(S305)。同一inode番号を持つタプルが登録されていた場合には、登録されている全てのエントリの内容を変更する。ここで、以下の条件をすべて満たすエントリが存在するとき、登録済みとみなす。
dbe.inode# == fstat.inode#
dbe.fname == fstat.fname
dbe.m_inode# == fstat.m_inode#
また、未登録時の設定内容を以下に示す。
dbe.m_inode# = fstat. m_inode#
dbe.ftype = fstat. ftype
dbe.fname = fstat.fname
dbe.inode# = fstat.inode#
dbe.archive = fstat.archive
dbe.migrate = fstat.migrate
dbe.atime = fstat.atime
dbe.active = オン
また、同一inode番号が既に登録済み(すなわちdbe.inode# = fstat.inode#の場合)の設定内容を以下に示す。
dbe.archive = fstat.archive
dbe.migrate = fstat.migrate
dbe.atime = fstat.atime
dbe.active = オン
次に、名前空間複製部13は、記録されていた全ファイル情報の処理を終了すると、名前空間の変更との競合のため情報取得で見逃した名前空間のセグメント(情報取得済みが表示されていないディレクトリ)が存在するか否かの判断を行う(S311)。存在しない場合(S311,N)、このフローを終了する。一方、存在する場合(S311,Y)、そのディレクトリをルートとするファイル情報取得処理、およびその間に発生したイベントデータ反映処理を行い(S312)、処理S311へ戻り、次の情報取得済みが表示されていないディレクトリを見つけ、この処理を繰り返す。
次に、名前空間追随処理について説明する。
名前空間追随部14は、名前空間複製処理が完了した後に発生したイベントデータをイベントデータ記録部21から受け取り、名前空間複製DB15に順次反映していく。イベントデータ反映処理は名前空間複製処理とほほ同じだが、ファイル情報を用いない分、単純となる。
イベントデータが削除系ファイル操作イベント(ファイル削除、ディレクトリ削除)である場合、名前空間追随部14は、イベントデータで示されるinode番号、親inode番号、ファイル名を全て含むエントリを名前空間複製DB15上から削除する。
イベントデータが生成系ファイル操作イベント(ファイル生成、ディレクトリ生成)である場合、名前空間追随部14は、イベントデータで示されるinode番号を含むエントリを名前空間複製DB15上に登録し、イベントデータで伝えられた属性(タイプ)、および親inode番号を設定する。
イベントデータがファイル名の変更(rename)でターゲットと同じファイルがあれば、名前空間追随部14は削除する。また、名前空間追随部14は、ソースの親属性を変更する。
イベントデータがファイルアクセスイベントである場合、名前空間追随部14は、イベントデータで伝えられたアクセス時刻をinode番号で特定し、名前空間複製DB15に設定する。
イベントデータがアーカイブ状態変化である場合、名前空間追随部14は、アーカイブ情報を更新する。
次に、マイグレート処理について説明する。
マイグレート決定部16は、ファイルシステムが提供するコマンドなどを使い、一次ストレージ1の空きスペース状況を定期的に調べ、空きスペース量がユーザにより指定された量以下になった場合、名前空間複製DB15に設定されている情報を使って、マイグレートの対象ファイルを決定し、ファイルシステム制御部12にマイグレートを要求する。この際、マイグレート決定部16は、名前空間複製DB15から求めたファイルのパス名をファイルシステム制御部12に渡し、ファイルデータとともに二次ストレージ2に書き出してもらう。マイグレート決定処理は、ユーザポリシに応じて様々な実装を行うことができるが、一例を以下に示す。
図6は、本発明に係るマイグレート決定処理の動作の一例を示すフローチャートである。まず、マイグレート決定部16は、一次ストレージ1の不足が深刻であるか否かの判断を行う(S401)。
一次ストレージ1の不足が深刻である場合(S401,Y)、マイグレート決定部16は、名前空間複製DB15を検索し、アーカイブ済みでかつマイグレート済みではないファイルを見つけ(S411)、見つけた全てのファイルに対し以下のリリース処理(一次ストレージ域の解放)を行う。次に、マイグレート決定部16は、見つけたファイルのうち未処理のファイルがあるか否かの判断を行う(S412)。
未処理のファイルがなければ(S412,N)、このフローを終了する。一方、未処理のファイルがあれば(S412,Y)、マイグレート決定部16は、名前空間複製DB15に設定されているinode番号を引数としてファイルシステム制御部12に対象ファイルのリリース(一次ストレージ解放)を要求する(S413)。次に、マイグレート決定部16は、ファイルシステム制御部12からの応答を得ると、処理S412へ戻り、次の対象ファイルの処理を行う。
ここで、マイグレート決定部16は、名前空間複製DB15はファイルシステムに遅れて追随するため、実際にはファイルが存在しなくなっている場合や、アーカイブが無効になっている場合があり、この場合にはファイルシステム制御部12がエラー応答を返す。ファイルがアーカイブ済みであった場合、ファイルシステム制御部12はそのファイルに割り当てていた一次ストレージ領域を解放して正常応答を返す。
一方、一次ストレージ1が不足しているがそれほど深刻ではない場合(S401、N)、マイグレート決定部16は、深刻な不足が発生したときに、事態をただちに改善できるようにするため、一定時間以上アクセスされていないファイルをアーカイブする。このため、マイグレート決定部16は、名前空間複製DB15を検索し、最終アクセス時刻が所定の時刻(例えば現時刻―1日)以前でかつ、アーカイブ無効(アーカイブ済みでない)なものを見つける(S421)。次に、マイグレート決定部16は、見つけたファイルのうち未処理のファイルがあるか否かの判断を行う(S422)。
未処理のファイルがなければ(S422,N)、このフローを終了する。一方、未処理のファイルがあれば(S422,Y)、マイグレート決定部16は、名前空間複製DB15に設定されている親inode番号をキーとして、繰り返し名前空間複製DB15を検索することで、ファイルのパス名を求める(S423)。次に、マイグレート決定部16は、inode番号、ファイルパス名を引数としたアーカイブ要求をファイルシステム制御部12に出す(S424)。ここで、ファイルシステム制御部12は、指定されたファイルのデータとファイルパス名、inode番号を一括して二次ストレージ上に書き出し、処理S422へ戻り、次の対象ファイルの処理を行う。ここで、要求されたファイルが存在しなくなっている場合、ファイルシステム制御部12はエラーを応答し、要求を無視する。
次に、その他の各部の動作について説明する。
まず、ファイルシステム制御部12について説明する。
まず、マイグレート決定部16からのリリース要求があった場合、ファイルシステム制御部12は、リリース要求を処理し、二次ストレージにファイルデータのコピーが存在する(アーカイブ済み)なら、一次ストレージを返却し、マイグレート済みとする。このとき、イベントデータ記録部21はアーカイブ状態変化イベントを作成する。
event.rectype = archive
event.archive = オン
event.migrate = オン
また、マイグレート決定部16からのアーカイブ要求があった場合、ファイルシステム制御部12は、アーカイブ要求を処理し、ファイルデータの二次ストレージ2への書き出しを起動し、マイグレート決定部16に復帰する。この際、二次ストレージ2に書き出すデータのヘッダ部にファイルのマイグレート決定部16から通知されたファイルのパス名を付加して書き出す。二次ストレージ2への書き出しが完了すると、イベントデータ記録部21はアーカイブ状態変化イベントを作成する。
event.rectype = archive
event.archive = オン
event.migrate = オフ
また、アプリケーション部11がマイグレート済みファイルをアクセスしようとした場合、ファイルシステム制御部12は、アプリケーション部11がアクセスしようとしたタイミングで、一次ストレージ1上に領域を新たに割り当て、二次ストレージ2上のデータをその領域に読み込む。その後、イベントデータ記録部21は、リコール完了を表示したアーカイブ状態変化イベントを作成する。
event.rectype = archive
event.archive = オン
event.migrate = オフ
また、アプリケーション部11がファイル操作(ファイル生成・削除、ディレクトリ生成・削除、ファイルread/write)を要求した場合、ファイルシステム制御部12は要求を処理し、正常に完了した時点で、イベントデータ記録部21は対応するイベントデータを作成する。
名前空間複製部13からgetinfoでファイル情報を要求された場合、ファイルシステム制御部12は、指定されたファイルが親ディレクトリに存在することを確認した上で、指定されたファイルのファイル情報を返す。存在しなければ、エラーを応答。エラーが返された場合の名前空間複製部13はそのファイルがなかったものとして処理を続ける。
次に、イベントデータ記録部21について説明する。
イベントデータ記録部21は、ファイルシステム制御部12内に存在し、ファイルシステム制御部12の説明で述べたタイミングでイベントデータを作成し、メモリ上に蓄積する部分である。また、イベントデータ記録部21は、メモリ上に蓄積されたイベントデータが一定量以上となった、あるいは最後に通知してから、一定時間経過したときに、メモリ上に蓄積されていたイベントデータを一括して、名前空間追随部14あるいは名前空間複製部13に通知する。また、システム停止時にも、イベントデータ記録部21が蓄積していたイベントデータを名前空間追随部14に通知し、名前空間追随部14がメモリ上に蓄積されているイベントデータを名前空間複製DB15に全て反映する、システム停止処理を行う。
また、イベントデータ記録部21では、通知するデータ量を削減するため、以下の最適化を施す。まず、イベントデータ記録部21がファイルアクセスイベントを作成する場合、メモリ上に蓄積されている未通知のイベントデータの中に同じファイルに対するファイルアクセスイベントが含まれているなら、後続のファイルアクセスイベントは捨てる。すなわち、メモリ上に蓄積しない。また、イベントデータ記録部21がファイル削除イベントの作成を依頼されたときに、対応するファイル生成イベントが未通知のイベントデータとして含まれるなら、ファイル生成イベントをメモリ上で無効化し、イベントデータ通知の対象から取り除く。
次に、サーバ3におけるシステム立ち上げの処理について説明する。
システムを正常終了した場合、上述したように名前空間追随部14がメモリ上に滞留していたイベントデータを一括して名前空間複製DB15に反映する正常終了処理を行うため、次回立ち上げ時に名前空間複製部13を動作させる必要はない。一方、障害発生の場合、その後の再立ち上げ時には、名前空間複製部13を動作させ、名前空間複製DB15を再初期化するシステム異常終了後起動処理を行う。なお、この場合でも、障害発生直前の名前空間情報は残っているので、名前空間複製の再初期化が完了するまでの間にマイグレーション対象を決定する必要が発生した場合には、マイグレート決定部は古い複製を使って処理を行う。
なお、本実施の形態においては、名前空間複製DB15に基づくポリシ制御の例としてマイグレート決定部16について説明したが、HSM制御における他のポリシ制御を名前空間複製DB15に基づいて行う構成としても良い。
更に、HSM制御装置を構成するコンピュータにおいて上述した各ステップを実行させるプログラムを、HSM制御プログラムとして提供することができる。上述したプログラムは、コンピュータにより読取り可能な記録媒体に記憶させることによって、HSM制御装置を構成するコンピュータに実行させることが可能となる。ここで、上記コンピュータにより読取り可能な記録媒体としては、ROMやRAM等のコンピュータに内部実装される内部記憶装置、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体や、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータ並びにそのデータベースや、更に回線上の伝送媒体をも含むものである。
ファイル移動指示部とは、実施の形態におけるマイグレート決定部に対応する。また、イベントデータ記録ステップとは、実施の形態におけるイベントデータ記録部の処理に対応する。また、名前空間複製ステップとは、実施の形態における名前空間複製処理に対応する。また、名前空間追随ステップとは、実施の形態における名前空間追随処理に対応する。また、ファイル移動指示ステップとは、実施の形態におけるマイグレート決定部の処理に対応する。また、システム停止ステップとは、実施の形態におけるシステム停止処理に対応する。また、システム異常終了後起動ステップとは、実施の形態におけるシステム異常終了後起動処理に対応する。
以上説明したように、本発明は、一旦、名前空間複製DBを生成すれば、アプリケーション動作中であっても小さい負荷で名前空間に名前空間複製DBを追随させることができ、HSM装置全体の性能を向上させることができる。また、名前空間複製DBを作成することにより、ファイルシステムの動作と切り離して、一貫性のある名前空間に基づく複雑なポリシ制御を行うことができる。また、イベントデータをイベント発生時に不揮発化する必要がなく、小さい容量のメモリに蓄積するのみで良く、後の名前空間複製DBの追随のオーバヘッドを削減することができる。

Claims (20)

  1. 一次記憶装置と二次記憶装置を用いるHSM装置の制御をコンピュータに実行させるHSM制御プログラムであって、
    前記一次記憶装置に対するファイル操作またはアーカイブ状態変化をイベントデータとして記録するイベントデータ記録ステップと、
    前記一次記憶装置の名前空間を複製した名前空間複製データベースを生成する名前空間複製ステップと、
    前記イベントデータに基づいて前記名前空間複製データベースを前記一次記憶装置の名前空間に追随させる名前空間追随ステップと、
    前記名前空間複製データベースに基づいて前記一次記憶装置と前記二次記憶装置の間のファイル移動の指示を行うファイル移動指示ステップと、
    をコンピュータに実行させるHSM制御プログラム。
  2. 請求項1に記載のHSM制御プログラムにおいて、
    前記ファイル移動指示ステップは、前記一次記憶装置から前記二次記憶装置へ移動させるファイルを、前記名前空間複製データベースに基づいて決定することを特徴とするHSM制御プログラム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のHSM制御プログラムにおいて、
    前記名前空間追随ステップは、名前空間複製データベースの初期の複製が完了した後のイベントデータに基づいて、前記名前空間複製データベースを更新することを特徴とするHSM制御プログラム。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のHSM制御プログラムにおいて、
    前記名前空間複製ステップは、前記名前空間複製データベースの生成中のイベントデータに基づいて、前記名前空間複製データベースを更新することを特徴とするHSM制御プログラム。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のHSM制御プログラムにおいて、
    更に、前記HSM制御プログラムが動作するシステムを停止する場合、前記イベントデータ記録ステップにより記録されたイベントデータを前記名前空間複製データベースに反映させるシステム停止ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするHSM制御プログラム。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のHSM制御プログラムにおいて、
    更に、前記HSM制御プログラムが動作するシステムの異常終了時の後に該システムを起動する場合、前記名前空間複製ステップを実行させることを特徴とするHSM制御プログラム。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のHSM制御プログラムにおいて、
    前記イベントデータ記録部は、所定のイベントデータ量が記録された場合、または所定の期間が経過した場合に、記録したイベントデータで前記名前空間追随ステップを実行させることを特徴とするHSM制御プログラム。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のHSM制御プログラムにおいて、
    前記イベントデータは、ファイル操作またはアーカイブ状態変化の種類と発生した時刻を含むことを特徴とするHSM制御プログラム。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のHSM制御プログラムにおいて、
    前記名前空間複製データベースは、ファイルの属性とアーカイブ状態を含むことを特徴とするHSM制御プログラム。
  10. 一次記憶装置と二次記憶装置を用いるHSM装置の制御を行うHSM制御装置であって、
    前記一次記憶装置に対するファイル操作またはアーカイブ状態変化をイベントデータとして記録するイベントデータ記録部と、
    前記一次記憶装置の名前空間を複製した名前空間複製データベースを生成する名前空間複製部と、
    前記イベントデータに基づいて前記名前空間複製データベースを前記一次記憶装置の名前空間に追随させる名前空間追随部と、
    前記名前空間複製データベースに基づいて前記一次記憶装置と前記二次記憶装置の間のファイル移動の指示を行うファイル移動指示部と、
    を備えてなるHSM制御装置。
  11. 請求項10に記載のHSM制御装置において、
    前記ファイル移動指示部は、前記一次記憶装置から前記二次記憶装置へ移動させるファイルを、前記名前空間複製データベースに基づいて決定することを特徴とするHSM制御装置。
  12. 請求項10または請求項11に記載のHSM制御装置において、
    前記名前空間追随部は、名前空間複製データベースの初期の複製が完了した後のイベントデータに基づいて、前記名前空間複製データベースを更新することを特徴とするHSM制御装置。
  13. 請求項10乃至請求項12のいずれかに記載のHSM制御装置において、
    前記名前空間複製部は、前記名前空間複製データベースの生成中のイベントデータに基づいて、前記名前空間複製データベースを更新することを特徴とするHSM制御装置。
  14. 請求項10乃至請求項13のいずれかに記載のHSM制御装置において、
    前記HSM制御装置を備えたシステムを停止する場合、前記イベントデータ記録部は、記録されたイベントデータを前記名前空間複製データベースに反映させることを特徴とするHSM制御装置。
  15. 請求項10乃至請求項14のいずれかに記載のHSM制御装置において、
    前記HSM制御装置を備えたシステムの異常終了時の後に該システムを起動する場合、前記名前空間複製部が動作することを特徴とするHSM制御装置。
  16. 請求項10乃至請求項15のいずれかに記載のHSM制御装置において、
    前記イベントデータ記録部は、所定のイベントデータ量が記録された場合、または所定の期間が経過した場合に、記録したイベントデータで前記名前空間追随部を実行させることを特徴とするHSM制御装置。
  17. 請求項10乃至請求項16のいずれかに記載のHSM制御装置において、
    前記イベントデータは、ファイル操作またはアーカイブ状態変化の種類と発生した時刻を含むことを特徴とするHSM制御装置。
  18. 請求項10乃至請求項17のいずれかに記載のHSM制御装置において、
    前記名前空間複製データベースは、ファイルの属性とアーカイブ状態を含むことを特徴とするHSM制御装置。
  19. 一次記憶装置と二次記憶装置を用いるHSM装置の制御を実行するHSM制御方法であって、
    前記一次記憶装置に対するファイル操作またはアーカイブ状態変化をイベントデータとして記録するイベントデータ記録ステップと、
    前記一次記憶装置の名前空間を複製した名前空間複製データベースを生成する名前空間複製ステップと、
    前記イベントデータに基づいて前記名前空間複製データベースを前記一次記憶装置の名前空間に追随させる名前空間追随ステップと、
    前記名前空間複製データベースに基づいて前記一次記憶装置と前記二次記憶装置の間のファイル移動の指示を行うファイル移動指示ステップと、
    を実行するHSM制御プログラム。
  20. 請求項19に記載のHSM制御方法において、
    前記ファイル移動指示ステップは、前記一次記憶装置から前記二次記憶装置へ移動させるファイルを、前記名前空間複製データベースに基づいて決定することを特徴とするHSM制御方法。
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