JPH0993555A - 電話注文機能を有するテレビ受信機 - Google Patents

電話注文機能を有するテレビ受信機

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JPH0993555A
JPH0993555A JP25112295A JP25112295A JPH0993555A JP H0993555 A JPH0993555 A JP H0993555A JP 25112295 A JP25112295 A JP 25112295A JP 25112295 A JP25112295 A JP 25112295A JP H0993555 A JPH0993555 A JP H0993555A
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JP
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data
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telephone
signal
program
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JP25112295A
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English (en)
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Tomohito Nakade
智史 中出
Kaoru Hirabayashi
薫 平林
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】過去に注文した商品や価格の確認が容易にでき
るとともに、お金の支払いが何時までにいくらになるの
かをわかりやすくする。 【解決手段】テレビ受信機に設けた文字多重及びデータ
放送デコーダ126内のデータ処理機能部及び自動電話
機能部を利用して、テレビショッピングを行った場合、
そのショッピング経歴及び商品情報をメモリ部204に
格納しておき、後で何時でも読みだし表示部125に表
示できるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電話注文機能を
有するテレビ受信機に関するもので、テレビジョン放送
信号に含めて放送される文字図形等のデータ放送信号を
受信処理し、プログラム動作した後、電話回線を通じて
外部との交信を行うシステムに適用されるものである。
【0002】
【従来の技術】通常のテレビジョン放送信号に文字や図
形データを多重化して伝送する文字放送番組が実現され
ている。現在サービスが実施されている文字放送番組と
して、ニュース、天気予報、交通情報、観光案内、テレ
ビショッピングなどがある。また、番組の中で視聴者に
アンケート調査を行うような場合もある。
【0003】ところで、現在の文字放送番組はテレビ局
から視聴者に対して一方的に情報を提供する方式であ
る。例えば、テレビショッピングの場合、文字放送でシ
ョッピング情報番組を放送した場合、視聴者は画面表示
される文字を見ながら希望する商品番号や通信販売会社
の電話番号などをメモに取り、そのメモを見ながら電話
機を使って電話し、注文や発注を行うことになる。ま
た、番組の中で視聴者にアンケート調査を行うような場
合も、視聴者は、応答するための電話番号などをメモに
取り、そのメモを見ながら電話機を使って応答を行うこ
とになる。このような場合、誤ダイアルによる間違い電
話が発生したり、電話番号を誤ってメモした場合の間違
い電話などの問題が発生する。
【0004】上記したように、従来の文字多重放送番組
ではテレビ局からの一方的な放送を行い、その応答に関
しては視聴者からの電話連絡を待つという方式であるた
めに、応答期間が長くなる。また多くの間違い電話など
を発生させるという問題を有していた。
【0005】そこで、このような問題を解決するため
に、文字多重放送番組において放送局側からコンピュー
タプログラムデータを伝送し、受信機にはこのコンピュ
ータプログラムを実行するプログラム実行手段を設け、
視聴者が操作入力を与えたときに、プログラム実行手段
が通信制御手段を介して自動的に電話機のダイヤリング
を行い、視聴者の入力データを自動的に伝送するように
しようという提案が行われている。このようにすると、
間違い電話も少なくなり、収集局に対する応答時間もリ
アルタイムに近くなる。以下、上記のようにコンピュー
タプログラムを送ったり、本放送番組を補足的に説明す
る補足データを送る番組のことを補完番組と言い、また
コンピュータプログラムのことをスクリプトと称するこ
とにする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のシステ
ムを用いて実際にテレビショッピングを行う場合、種々
の検討が必要である。即ち、テレビショッピングでは、
視聴者がリモコン操作により応答するのみであるため
に、その発注書類がない。このために商品が届いてから
実際に注文したのかどうかを確認する手段がない。ま
た、商品を注文してもお金の支払いがその後、いくらに
なるのかは自分で慎重に管理しなければならない等の不
具合が生じる。
【0007】そこでこの発明は、過去に注文した商品や
価格の確認が容易にできるとともに、お金の支払いが何
時までに、いくらになるのかを容易にわかりやすくする
ことができる電話注文機能を有するテレビ受信機を提供
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、テレビジョ
ン放送信号を受信できる受信手段と、前記受信手段の受
信信号である番組映像信号を表示手段に表示させるため
の映像信号処理手段と、前記受信手段の受信信号に含ま
れておりその映像・音声信号とは独立したデータチャン
ネルに多重されて伝送されてくるデータ放送を受信し、
復調し、副映像信号を得るデータ放送デコード手段と、
前記データ放送デコード手段が復調した副映像信号を前
記番組映像信号に合成する合成手段と、前記データ放送
デコード手段が復調したデータ処理プログラムに基づい
て動作し、操作入力信号に応答して、電話回線に自動的
にダイヤリングを行ってデータ伝送を行う電話機能と、
前記データ放送デコード手段が復調したデータ処理プロ
グラムに基づいて動作し、テレビショッピングのための
操作入力信号に応答して、伝送すべきデータを前記電話
機能に供給するショッピング手段と、前記伝送すべきデ
ータに対応する少なくとも商品の品目情報、その品目情
報に対応する価格情報、個数情報、合計金額情報を記憶
するための注文リストテーブルを有した記憶手段と、前
記記憶手段の前記テーブルの内容を、操作信号に応じて
読み出し、前記表示器に映像として表示せしめる手段と
を具備する。
【0009】このように構成することにより、過去に注
文した商品や価格の確認が容易にできるとともに、お金
の支払いがいつまでに、いくらになるのかを容易にわか
りやすくすることができる
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1には、この発明の実施の形
態であるテレビジョン放送を利用した双方向通信装置が
適用されたシステムの例を示している。このシステム
は、現行の文字多重放送の機能と電話通信機能とを活用
することによって、テレビジョン放送の一方向放送に対
して、電話通信機能を付加し、上り方向のデータ伝送機
能を拡張し、全体としては双方向通信機能を実現してい
る。このシステムは、基本的には既存の文字多重放送シ
ステムを、ソフトウェア的に機能拡張している。よっ
て、スクリプトを文字多重放送に追加して放送しても、
現在のTV放送、文字放送、およびTV受像機にはまっ
たく影響を与えることはない。
【0011】全体的システムは、TV受像機11、放送
局12、電話回線網13、および収集局14を含むネッ
トワークによって構成されている。放送局12は、文字
放送のチャンネルを利用して、双方向性を実現するため
のコンピュータプログラムであるスクリプトを補完番組
に含めて通常のテレビ番組に同期して放送する。あるい
は独立放送として所定放送時間内に繰り返し放送する。
このスクリプトは、双方向通信システムの進行手続きを
記述した一種のアプリケーションプログラムであり、T
V放送信号の垂直帰線期間に重畳されてる送信される。
【0012】スクリプトは、TV放送信号を受信したT
V受像機11のメモリに貯えられ、例えばそのTV受像
機11に組み込まれたプログラム実行装置(スクリプト
デコーダ)によって実行される。このスクリプトデコー
ダは、現在の番組が補完番組であることを示すシンボル
マーク例えば「i」を画面表示して視聴者にそれを通知
し、視聴者からの操作入力に応じて、スクリプト実行を
開始し、番組補足データの表示などの応答を行う。
【0013】視聴者による応答は、TV受像機11のな
かで自足的に終わることもあるが、応答の結果を各地に
備えたコンピュータ・システム(収集局14)に電話回
線網13を経由して送り、場合によっては、放送局12
が提供する番組内容にリアルタイムに反映させることも
可能である。また、電話回線網13を介して収集局14
側からデータを取り込むことも可能である。
【0014】TV受像機11には、文字多重デコーダを
含む通常のTV放送受信回路に加え、双方向機能を実現
するために、スクリプトデコーダおよびモデムが装備さ
れる。スクリプトデコーダは、放送局12から送られて
くるTV放送信号の中からスクリプトを取り出し、それ
を実行することによって双方向通信を実現する。視聴者
は、上りデータを送るために応答する場合には、TV操
作用のリモコンを用いて応答を行う。収集局14にデー
タが伝送されるときは、TV受像機11に接続されたモ
デムによって自動ダイヤルが行われ収集局14に接続さ
れる。上りデータは即座に送信される場合もあり、ある
いは夜間など待ってから送信することもできる。
【0015】TV受像機11に追加されるモデムは、自
動的にダイヤルする機能をもっているので、上りデータ
伝送ために視聴者によるダイヤル操作は不要である。自
動ダイヤル先の電話番号は、補完番組ごとに放送局12
側からのスクリプトに埋め込んで送信されてくる。この
電話番号は1つあるいは複数の場合があり、複数の場合
は、視聴者が送り先を選択できるようになっている。
【0016】スクリプトデコーダは、コンピュータプロ
グラムを実行するプロセッサによって実現される。しか
し、文字多重デコーダにも通常はプロセッサが内蔵され
ているので、実際には、スクリプトデコーダは文字多重
デコーダをソフトウェア的に機能拡張することによって
実現している。よって、スクリプトデコーダは、文字多
重デコーダと、プログラムROMとから構成され、多く
の回路を文字多重デコーダと共有している。
【0017】放送局12は、視聴者の応答を番組に反映
させるなどの視聴者参加方式の番組を放送する場合に
は、通常の映像・音声を含む放送信号に、スクリプトを
含む補完番組データを挿入して送信する。スクリプトを
含む補完番組のデータの生成および挿入のための番組制
作システムは、パーソナル・コンピュータと多重化装置
で構成することができる。
【0018】放送局12は、通常の番組に追加するかた
ちで放送電波に補完番組を挿入して放送を行う。追加す
るコンピュータプログラムは、放送局自身が制作するも
の、広告会社、通販会社などの第三者が制作し提供する
ものに大別される。さらに、放送局制作のものは、事前
に用意できるものと、スポーツ中継時のようにライブで
挿入されるものがある。
【0019】ここで、スクリプトの構成について説明す
る。スクリプトは、放送局12の制作システムによって
作成され、通常の画像・音声と共に、送出される。スク
リプトは、次のようなオブジェクトの集合として実現さ
れている。
【0020】(1)背景・表示素材 (2)動作ボタン (3)文字列 (4)画像 など 各オブジェクトには、補完的な手順(手続き)を持たせ
ることができ、この手続きは拡張BASIC言語などに
よって記述される。この言語は、通常のBASIC言語
に双方向通信用の制御命令を持たせたものである。
【0021】このスクリプトの実行時には、まず最初
に、画面の背景と動作ボタンなどの画面構成要素が表示
される。視聴者がその動作ボタンを選択すると、そのボ
タンに対応するプログラムが起動される。
【0022】収集局14にはあらかじめ応答データの処
理方法が登録されており、これに応じて収集した内容
を、放送局、広告会社、スポンサ、通販会社などに再配
送することができる。
【0023】この双方向通信システムで実現できる双方
向番組の形態は、次の3つに大別できる。 (1)補完データ番組 ・広告商品についての付加的な情報を選択表示する。
【0024】・スポーツ中継時のデータを選択的に表示
する。 ・番組内容の表示をする。 ・料理リサピーを記憶しておき、後で表示する。
【0025】・幼児教育番組において、質問に対する答
えに反応する。 ・クイズ番組において、視聴者の答えに反応する。 (2)応答フィードバック番組(収集局を使う) ・政治、経済、社会報道に関するアンケートを採る。
【0026】・スポーツ番組でアンケートを採る。 ・視聴者参加クイズ番組で、正答者の統計表示や、トー
ナメントを行う。 (3)トランザクション付き番組(収集局を使う) ・テレビショッピングで注文をサーバ(収集局)にて受
け付ける。
【0027】・情報など要求付き広告で、カタログ要求
などをサーバ(収集局)にて受け付ける。 ・視聴率調査のため、視聴者の同意を得て、視聴番組デ
ータをサーバ(収集局)に送る。
【0028】図2の(A)及び(B)には、ハイブリッ
ド伝送方式のTV文字多重放送信号において文字放送デ
ータが伝送されてくる期間を示している。即ち文字放送
データは、垂直帰線期間の第14H(第277H)〜第
16H(第279H)、および第21H(第284H)
に重畳されている。この垂直帰線期間には、さらにデー
タを多重可能な余裕があるので、例えば第10H(第2
73H)〜第13H(第276H)に上述したスクリプ
トを多重して伝送することができる。スクリプトは、こ
のように現行の文字多重位置とは異なる位置に多重して
も良いが、現行の文字多重信号と同じ位置に時分割で伝
送されてきてもよい。また、文字放送データを音声多重
信号の一方の副チャンネルに乗せて送信することもで
き、この場合には、FM受信部からのデータを取り込む
ことになる。
【0029】図3には、文字多重放送及びデータ放送で
伝送される1ライン期間におけるデータパケットの構成
例をさらに詳しく示している。データパケットの前に
は、ビット同期符号、バイト同期符号が配置されてい
る。データパケット部は、プレフィックス、データブロ
ック、チェック符号が含まれている。さらにプレフィッ
クス部は、サービス識別符号、パケット制御符号からな
る。このサービス識別符号を用いて、補完番組信号が到
来していることの識別を行わせることができる。
【0030】図4には、TV受像機11に設けられる双
方向通信装置、文字多重放送デコーダ及びスクリプトデ
コーダを含むデコーダ、つまり、文字多重及びデータ放
送デコーダの具体的な回路構成が示されている。
【0031】受信チャンネルの映像信号は入力端子21
を介して同期分離部22、A/D変換器23に供給され
る。映像信号の垂直帰線期間には図2で説明したように
双方向デジタル通信のためのデータが多重されている。
A/D変換器23でデジタル化されたデータは、波形等
化部24で波形等化されデータ取り込み・誤り訂正部2
5に導入される。波形等化部24は、デジタル信号に変
換された映像信号の伝送途中の劣化を補償するもので、
映像信号に多重されているデジタル放送信号を分離し、
その中の多重化データ及びクロックを出力する。データ
取り込み・誤り訂正部25は、クロックに同期して多重
化データを8ビット単位でバッファRAM26に取り込
み誤り訂正を行う。
【0032】CPU27は、プログラムROM28の固
定プログラムを基本にして動作する。文字フォントRO
M29には文字表示を行うための文字フォントが格納さ
れており、このROM29に対して、希望の文字をアド
レス指定することにより対応した文字データを読み出す
ことができる。
【0033】入力端子30には、TV受像機に同期した
表示用の同期信号が導入され、表示制御部31に供給さ
れている。表示制御部31は、表示メモリ32のデータ
をテレビジョン画像の再生に同期させて読み出すと共
に、CPU27からの書き込み命令を受けて表示メモリ
32に表示データを書き込む処理を行う。表示メモリ3
2から読み出されたデータは、カラーマップメモリ33
に供給され表示データをアドレス入力とし、当該アドレ
スに対応する原色信号RGBの各レベルデータを出力す
る。このレベルデータは、D/A変換器34にてアナロ
グRGB信号に変換し、出力端子から表示信号として導
出される。なおこの表示信号は、図示しない合成手段に
よりテレビジョン画像信号と合成されグラフィックスが
スーパーインポーズされたテレビジョン画像信号として
ディスプレイに表示される。またD/A変換器34は、
ディスプレイ側のインターフェースによっては省略し、
RGB信号そのものを出力するようにしてもよい。
【0034】入力端子36からはリモコン操作部からの
視聴者による操作信号が入力される。この操作信号は操
作入力インターフェース(I/F)37を介してCPU
27に取り込まれ解析される。
【0035】38は変調及び復調器(モデム)であり、
通信制御部を構成しており、回線接続部39を介して電
話回線に接続される。回線接続部39は、回線の接続、
切断を制御するものでCPU27により制御される。
【0036】CPU27は、バスラインを介して各機能
ブロック、即ちデータ取り込み・誤り訂正部25、プロ
グラムROM28、文字フォントROM29、操作入力
I/F37、表示制御部31、モデム38などに接続さ
れている。さらにバスラインには、作業RAM41、番
組RAM42、不揮発性メモリ43が接続されている。
【0037】番組RAM42は、放送局から伝送されて
くるコンピュータプログラムを格納するメモリであり、
視聴者の操作に応じて、ROM28に格納された固定プ
ログラムの中のインタープリタに従い、このコンピュー
タプログラムの内容を解釈し、このコンピュータプログ
ラム(スクリプト)の手順を実行することができる。不
揮発性メモリ43には、この受信端末(デコーダ)の固
有の識別番号(ID)が格納されており、例えばテレビ
ショッピング等で収集局14に注文データを伝送すると
きはこの固有の識別番号が利用される。収集局14で
は、IDを認識するこにより、注文主を判別することに
なる。
【0038】上記の回路構成は、文字多重放送番組を処
理する場合も用いられる。即ち、リモコン操作により文
字多重放送番組の受信を指示すると、CPU27は、プ
ログラムROM28に格納されている文字多重放送番組
処理用のプログラムの支配下となるように切り換えられ
る。すると送られてきた文字データは、文字フォントR
OM29で表示データに変換されて表示制御部31を介
して表示メモリ32に格納される。
【0039】図5は、この発明の一実施の形態における
要部を示している。チューナ121で受信されたテレビ
ジョン信号は、ビデオ処理回路122に入力され検波、
ガンマ補正等の処理が施され、表示画像処理部123に
入力される。表示画像処理部123では、輝度・色分離
処理等が行われ、その出力番組映像信号は合成部124
を介して、表示部125に供給される。
【0040】またビデオ処理回路122におけるビデオ
信号は文字多重及びデータ放送デコーダ126に入力さ
れる。このデコーダ126の構成は、ほぼ図4で説明し
た通りであるがここでは、この発明に関係する部分をま
とめて示している。文字多重及びデータ放送デコーダ1
26の出力は、文字多重放送処理モードあるいはデータ
放送処理モードのときは副映像信号として合成部124
に入力され、番組映像信号と合成され、文字表示や補足
データの表示を得ることができる。
【0041】文字多重及びデータ放送デコーダ126
は、データ放送をデコードするデコード部201と、電
話機能部202と、識別番号部203、さらに不揮発性
メモリ部(EEPROM)204を有する。電話機能部
202は、図4のモデム38、回線接続部39、CPU
27等に相当し、識別番号部203は、不揮発性メモリ
43に相当し、デコード部201はその他のブロック及
びCPU27に相当する。
【0042】ここで、今、テレビショッピングが行われ
ているものとする。すると、視聴者は、リモコン操作器
301を操作して、購入したい例えば所望の商品番号を
入力する。するとその情報をメインコントローラ302
が認識し、デコーダ126内のCPU27に伝達する。
CPU27は、予め伝送されているスクリプト(管理プ
ログラム)に応じて動作し、注文データを生成し、電話
機能部202に供給する。すると今度は、メッセージに
より伝送しますかという確認の表示が得られる。ここで
視聴者が伝送許可の操作を行うと、自動ダイヤリングが
行われ実際に電話回線に伝送データが出力されることに
なる。即ち、このシステムでは、電話機能部202とし
ては自動ダイヤリング処理部を有し、この自動ダイヤリ
ング処理部は、操作信号に応答して電話回線にダイヤリ
ング接続される。
【0043】ここでこのシステムでは、テレビショッピ
ングを行った場合、どの様な商品を購入したか、また、
価格はいくらか、さらに、支払い方法はどのような支払
い方法であるかをメモリ部204に記憶することがで
き、後で確認のために表示できるようになっている。ま
たこのようにテレビショッピングで蓄積されたデータベ
ースを元にして種々の管理を行い、表示しユーザの利用
価値を高めている。
【0044】図6は、テレビショッピングを行った場合
に蓄積されるデータの内容を示している。例えばデータ
テーブルが構築され、項目としては発注者名、品目、価
格、個数、合計金額、支払期日、一括支払かどうかを示
す一括情報部、分割の場合は分割の残り回数と、一回で
支払う金額情報、支払が終了しているかどうかを示す終
了情報、購入日の情報等がある。
【0045】図7はテレビショッピングを行う場合のデ
ータ処理の流れを示している。また図8にはテレビショ
ッピングを行うときに用いられるリモコン操作器301
の外観を示している。
【0046】テレビショッピングのボタン(図8の8
1)が押されると、IDコードの入力要求するメッセー
ジが画面に表示される(図7のステップA1〜A3)。
IDコードが入力されると、対応するID所有者の個人
テーブル(図6参照)がメモリ204内にあるかどうか
の判定が行われる。個人テーブルがない場合は、個人テ
ーブルを作成してくださいというメッセージが表示され
(ステップA12)、個人テーブルがある場合には、次
のステップ(ステップA5)にうつり、購入したい商品
コードを入力して下さいというメッセージが表示され
る。商品コードがリモコン操作器301のテンキー群8
2、あるいは文字群83のキーを利用して商品コードが
入力される。
【0047】商品コードが入力されると、管理プログラ
ムにより支払い方法が一括の場合、キー「X」を押して
ください、分割の場合キー「Y」を押してくださいのメ
ッセージが表示される。また支払い期日も表示されてお
り、この期日を確認したかどうかの確認入力(支払い期
日を確認したらキー「W」を押して下さい)を要求する
メッセージも表示される(ステップA6、A7)。これ
により、図6のテーブルに記入すべきデータが揃うの
で、テーブルへのデータ書き込みが実施され(ステップ
A8)、次に伝送宜しいですかというメッセージが表示
される。伝送許可キー84が操作されると、実際に注文
商品のコードと注文者のID等が電話回線を通じて伝送
される(ステップA9、A10、A11)。
【0048】ステップA12の個人テーブル作成ルーチ
ンでは、注文者の例えば名前の入力が要求される。この
操作は、図8のリモコン操作器301のテンキー群82
及び文字群83のキーを利用して入力される。そして終
了ボタン85を押すと、当該ID保有者のテーブルが作
成される。
【0049】上記したようにテレビショッピングを行う
と、その履歴データが蓄積されるようになっている。次
に、この履歴データは、次のように利用される。例え
ば、管理データ要求をするためにキー86を操作する
と、画面上に視聴者のIDコードを入力して下さいとの
メッセージがでる。次に、IDコードを入力すると、図
6に示すようなテーブルが画面上に表示されるようにな
っている。
【0050】ここで、次のような更新処理も行われる。
即ち、機器内部あるいは放送局からデータとして伝送さ
れてくる日付データを利用し、支払い期日が経過してい
る商品については、終了の項目に終了マークが記入され
る。また、分割支払いを行う商品についても、日付デー
タと期限データを参照して、残りが何回あるかを計算
し、その残り回数が更新される。期限データを日付デー
タが過ぎており1か月以内であれば、期限データを1か
月後に書き直し、残り回数を1減じる処理を行う。期限
データを日付データが過ぎており2か月以内であれば、
期限データを2か月後に書き直し、残り回数を2減じる
処理を行う。なお、分割金額は、例えば均等であり商品
注文時に自動的に設定される。
【0051】さらにこのシステムでは、次のようなサー
ビス手段も含まれている。即ち、キー86を操作して要
求操作を行い、画面上に図6に示すようなテーブルを表
示させ、次に、キー87を操作すると、残金の計算処理
を行い、残金の合計額を表示することができる。この場
合、期間指定を行い、指定期日を入力すれば、その期日
までに支払わなければならない合計金額を計算する。期
間指定はキー88を操作することにより可能である。ま
たキー89を操作すると、ソート処理が行われ、終了情
報として支払い終了を示す終了マークが付いている品目
と、未終了の品目とを分類して注文リストテーブルに配
置し直す処理が行われる。図6の例は、支払いの済んだ
商品のリストが後の方に集めて配置されている。また、
上記した図6のテーブルでは、商品に関する補足データ
として伝送さている保償期間データを保存するようにし
てもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
過去に注文した商品や価格の確認が容易にできるととも
に、お金の支払いが何時までに、いくらになるのかを容
易にわかりやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のデータ放送送信及び受信装置が適用
されたシステムの例を示す図。
【図2】文字多重及びデータ放送信号の説明図。
【図3】文字多重及びデータ放送信号のデータパケット
の例を示す図。
【図4】この発明に係わる文字多重及びデータ放送デコ
ーダを示す図。
【図5】この発明の装置の実施の形態の一例を示す図。
【図6】この発明の装置のメモリ内に構成されるデータ
テーブルの例を示す図。
【図7】この発明の装置の動作例を説明するために示し
たフローチャート。
【図8】この発明の装置で用いられる一例であるリモコ
ン操作器の外観を示す図。
【符号の説明】
11…TV受像機、12…放送局、13…電話回線網、
14…収集局、22…同期分離部、23…A/D変換
器、24…波形等化部、25…データ取り込み・誤り訂
正部、26…バッファRAM、27…CPU、28…プ
ログラムROM、29…文字フォントROM、31…表
示制御部、32…表示メモリ、33…カラーマップメモ
リ、34…D/A変換器、37…操作入力I/F、38
…モデム、39…回線接続部、41…作業RAM、42
…番組RAM、43…不揮発性メモリ、121…チュー
ナ、122…ビデオ処理回路、123…表示画像処理
部、124…合成部、125…表示器、126…文字多
重及びデータ放送デコーダ、201…デコード部、20
2…電話機能部、203…識別番号部、301…リモコ
ン操作器、302…メインコントローラ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図2】
【図4】
【図7】
【図5】
【図6】
【図8】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/08 H04N 7/08 Z 7/081

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジョン放送信号を受信できる受信手
    段と、 前記受信手段の受信信号である番組映像信号を表示手段
    に表示させるための映像信号処理手段と、 前記受信手段の受信信号に含まれておりその映像・音声
    信号とは独立したデータチャンネルに多重されて伝送さ
    れてくるデータ放送を受信し、復調し、副映像信号を得
    るデータ放送デコード手段と、 前記データ放送デコード手段が復調した副映像信号を前
    記番組映像信号に合成する合成手段と、 前記データ放送デコード手段が復調したデータ処理プロ
    グラムに基づいて動作し、データ伝送のための操作入力
    信号に応答して、電話回線に自動的にダイヤリングを行
    ってデータ伝送を行う電話機能と、 前記データ放送デコード手段が復調したデータ処理プロ
    グラムに基づいて動作し、テレビショッピングのための
    操作入力信号に応答して、伝送すべきデータを前記電話
    機能に供給するショッピング手段と、 前記伝送すべきデータに対応する少なくとも商品の品目
    情報、その品目情報に対応する価格情報、個数情報、合
    計金額情報を記憶するための注文リストテーブルを有し
    た記憶手段と、 前記記憶手段の前記テーブルの内容を、操作信号に応じ
    て読み出し、前記表示器に映像として表示せしめる手段
    とを具備したことを特徴とする電話注文機能を有するテ
    レビ受信機。
  2. 【請求項2】前記記憶手段は、前記注文リストテーブル
    を視聴者のIDコード別に格納していることを特徴とす
    る請求項1記載の電話注文機能を有するテレビ受信機。
  3. 【請求項3】前記注文リストテーブルには、さらに品目
    情報に対応して支払期日情報も含まれることを特徴とす
    る請求項2記載の電話注文機能を有するテレビ受信機。
  4. 【請求項4】前記注文リストテーブルには、さらに一括
    で支払う場合にマークが記入される一括情報と、分割で
    支払う場合に残り回数と分割金額情報とが記入される分
    割情報も含まれることを特徴とする請求項3記載の電話
    注文機能を有するテレビ受信機。
  5. 【請求項5】前記注文リストテーブルには、さらに支払
    い終了を示す終了マークが記入される終了情報も含まれ
    ることを特徴とする請求項4記載の電話注文機能を有す
    るテレビ受信機。
  6. 【請求項6】操作入力に応答して、前記合計金額情報を
    加算して、一人のショッピング合計額を計算し表示する
    サービス手段をさらに有することを特徴とする請求項1
    記載の電話注文機能を有するテレビ受信機。
  7. 【請求項7】前記サービス手段は、分割払いの品目に関
    しては合計金額の代わりに残り金額を加算することを特
    徴とする請求項6記載の電話注文機能を有するテレビ受
    信機。
  8. 【請求項8】前記終了情報として支払い終了を示す終了
    マークが付いている品目と、未終了の品目とを分類して
    前記注文リストテーブルに配置し直す手段をを含むこと
    を特徴とする請求項5記載の電話注文機能を有するテレ
    ビ受信機。
JP25112295A 1995-09-28 1995-09-28 電話注文機能を有するテレビ受信機 Pending JPH0993555A (ja)

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