JPH056492A - 防災監視装置及び方法 - Google Patents

防災監視装置及び方法

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JPH056492A
JPH056492A JP21488291A JP21488291A JPH056492A JP H056492 A JPH056492 A JP H056492A JP 21488291 A JP21488291 A JP 21488291A JP 21488291 A JP21488291 A JP 21488291A JP H056492 A JPH056492 A JP H056492A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信機からのアドレス指定による端末の順次
呼出により端末情報を受信して警報等を行う防災監視装
置に関し、緊急を要する情報の検出が端末側であった際
に、順次呼出しに依存することなく短時間で端末情報を
受けて異常発生を判断することを目的とする。 【構成】 端末のそれぞれに、異常検出時に受信機に対
する端末応答信号のタイミングで該端末応答信号を無効
とするブレーク信号を送出して割込発生を知らせる割込
送信部を設け、端末応答信号の受信タイミングでブレー
ク信号を受信した際に端末の割込みを検出する割込検出
部と、該割込信号検出部の割込検出出力が得られた時
に、端末側に割込確認の呼出信号を送出して割込発生原
因を示す割込レベル信号を含む端末応答信号を送出さ
せ、その優先度に基づき端末のグループ呼出しを順次行
って異常情報を検出した端末を特定する呼出制御手段と
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は火災感知器等からの端末
情報を受信機において受信、処理を行い火災等の異常を
監視する防災監視装置に関し、特に受信機からのアドレ
ス指定により端末を順次呼出すことにより端末情報を受
信して警報等を行う防災監視装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の防災監視装置にあっては、受信機
からのアドレス指定により複数の端末を順次呼出すポー
リング方式を採用していた。即ち、各端末は各々固有の
アドレスを有しており、受信機は各端末に対してそのア
ドレスを指定した呼出信号を順次送出する。そして火災
等の異常を検出した端末は、呼出アドレスが自己アドレ
スに一致するまで待ち、アドレスの一致照合が得られる
と呼出しに続く応答タイミングで火災検出情報等を受信
機に送信する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなポーリング
方式を採用した従来の防災監視装置にあっては、端末の
接続個数が少ない場合には火災警報時間の遅れ等の問題
は生じない。しかしながら、端末の数が多い場合には1
回のポーリングで全ての端末を呼出すまでに端末数に比
例した時間がかかる。従って、火災が生じてから受信機
側で火災を判断して警報するまでの時間遅れが大きくな
る問題があった。
【0004】また火災発信機を端末側に接続した場合に
は誤報の恐れはほとんどない。しかし従来の防災監視装
置においては上述の場合と同様に火災発信機が押された
ことをポーリングにより検出し、その後に警報ベルの鳴
動制御を行っているため、火災発信機操作後ベル鳴動ま
でに時間がかかり過ぎ、火災通報者(操作者)に不安を
与えてしまう問題があった。
【0005】特に誤報を防止するために連続して2回火
災検出情報を受信して初めて火災と判断する2連送照合
方式を採用していた場合には、2回の呼出しによる応答
信号を照合することから、更に時間がかかってしまう問
題があった。本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、緊急を要する情報の検出が端末側で
あった際には、順次呼出しに依存することなく短時間で
端末情報を受けて異常発生を判断できるようにした防災
監視装置及び方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の防災監視装置は次のように構成する。本発明
は、伝送路14を介して複数の端末12−1,12−
2,・・・(以下、単に「端末12」とする)を受信機
10に接続し、受信機10からのアドレス指定により端
末12を順次呼出す呼出信号を送信し、端末12で呼出
アドレスと自己アドレスとの一致照合が得られた際に端
末応答信号を送信し、該端末応答信号を受信機10で受
信解読して警報等を行う防災監視装置を対象とする。
【0007】このような防災監視装置につき本発明にあ
っては、端末12のそれぞれに、異常検出時に受信機1
0に対する端末応答信号のタイミングで該端末応答信号
を無効とするブレーク信号を送出して割込発生を知らせ
る割込送信部16を設ける。また、受信機10には、端
末応答信号の受信タイミングでブレーク信号を受信した
際に端末の割込みを検出する割込検出部18の割込検出
出力が得られた時に、端末12のグループ呼出しを順次
行って異常情報を検出した端末を特定する呼出制御手段
20とを設ける。
【0008】更に受信機10は、割込検出部18により
ブレーク信号の受信から割込みを判別した際には、端末
12側に割込確認の呼出信号を送出して割込発生原因を
示す割込応答信号を返送させる。一方、端末12はさら
に複数の割込パルスの間に空き時間を入れて順次送信す
る所定時間の割込送信帯域を設定すると共に、異常検出
時に検出情報の種別等に対応した特定の割込パルスを選
択して送信する送信制御部54が設けられている。
【0009】
【作用】このような構成を備えた本発明の防災監視装置
によれば、特定の端末で火災、ガス洩れ等の緊急を要す
る端末情報を検出した際には、受信機において端末応答
信号を無効とするブレーク信号が異常を検出した端末か
ら出されることで受信機は端末からの割込を確認でき
る。従って割込に基づいて異常を検出した端末を迅速に
特定するためのグループ呼出しに入ることができ、端末
の異常検出から受信機の受信判断までの処理時間を短縮
でき、迅速な警報等の処理を行うことができる。
【0010】また、割込検出時に割込確認呼出を行って
割込原因を示す詳細情報、即ち、それが火災発信機が操
作されたものによるのか、あるいは火災感知器からの火
災信号によるのか等の情報を異常検出情報の優先度を伴
った割込レベル信号によって返送させることで、割込原
因となった異常検出に合致した適切な対応策を取ること
ができる。
【0011】例えば割込原因が火災発信機の検出情報で
あった場合には、誤報の恐れがないことから割込受信で
まずベル鳴動等による警報(プリアラーム)を出し、そ
の後にグループ呼出しによる異常検出を行った端末の特
定に入る。これより火災発信機の操作に対し直ちにベル
鳴動が行われ、操作者に不安を与えることがない。
【0012】割込レベルの異なる複数の割込パルスを順
次送出する際に、各割込パルスの間に空き時間を設けて
いることから、端末毎のばらつきによる割込パルスの送
信タイミングのずれあるいは伝送特性による位相ずれが
起きても、隣接する割込パルス間で干渉を起こすことな
く、受信機側で割込パルスとパルスタイミングを正確に
検出することができ、割込レベルに基づく適切な受信機
側の応対処置をとるこかできる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の全体構成を示した説明図であ
る。図1において、10は受信機であり、受信機から引
き出された伝送路14に端末として中継器22、アナロ
グ感知器28、火災発信機30等を接続している。アナ
ログ感知器28としてはアナログ熱感知器、あるいはア
ナログ煙感知器が用いられている。そして各端末は各々
固有のアドレスを有している。中継器22からは電源兼
用信号線24が引き出され、これを介してオンオフ感知
器26が接続されている。受信機10は端末としての中
継器22、アナログ感知器28及び火災発信機30の個
々のアドレスを順次指定した呼出信号を送出する。
【0014】本防災監視装置は、この呼出信号を受けた
端末側で自己アドレスと呼出アドレスとの一致照合が得
られたときに、そのときの端末検出情報を示す応答信号
を送出するポーリング方式を基本とする。本発明は、こ
のポーリング方式に、端末側で緊急を要する異常検出が
行われた場合に、割込信号を送出して異常発生を受信機
10に知らせるようにしたものである。ここで受信機1
0に対し、中継器22、アナログ感知器28及び火災発
信機30は端末側になることから、以下の説明にあたっ
ては単に端末として説明する。
【0015】図2は本発明の一実施例を示した実施例構
成図である。図2において、受信機10から引き出され
た伝送路14に対しては複数の端末12−1,12−
2,・・・が接続されている。伝送路14は呼出回線1
4−1と応答回線14−2に見かけ上、分けて示すこと
ができる。即ち、本発明の実施例にあっては、受信機1
0から端末側に対する呼出信号を呼出回線14−1を介
し電圧モードで送っている。
【0016】一方、これに対し端末から受信機10に対
する応答信号を応答回線14−2を介して電流モードで
送っている。従って、伝送路14は2本の信号線を用い
た1回線であるが、電圧モードの伝送となる呼出信号に
ついては、見かけ上、呼出回線14−2として分けて示
すことができる。受信機10にはCPUを用いた制御部
32が設けられ、制御部32に対しては表示部34、操
作部36及び鳴動部38が接続される。また、制御部3
2と伝送路14の間にはCPUを用いた伝送部40が設
けられる。尚、制御部32と伝送部40を1つのCPU
で構成してもよい。
【0017】一方、端末12−1,12−2,・・・側
は、端末12−1に代表して示すようにCPUを用いた
端末制御部42、図1のオンオフ感知器26、火災発信
機30等で成るセンサ部44及び応答回線14−2に対
する端末応答信号と受信機10側に割込を通知するため
のブレーク信号を切替える切替回路46を備える。即
ち、センサ部44は図1に示したオンオフ感知器26、
アナログ感知器28、火災発信機30の検出部であり、
それぞれ固有の検出原理あるいは操作に基づいた火災検
出信号を端末制御部42に出力する。
【0018】本発明にあっては、端末制御部42にCP
Uのプログラム制御により実現される割込送信部16を
設けている。割込送信部16はセンサ部44より火災検
出出力やガス漏れ検出出力等の異常検出出力を受けた際
に、受信機10からの呼出信号に対する端末応答信号の
タイミングで受信側での端末応答信号を無効とするため
のブレーク信号を切替回路46を介して送出する機能を
有する。
【0019】またブレーク信号の送出による割込通知に
対し受信機10側から送られてくる割込確認のための呼
出信号に対し、割込の発生原因、即ち火災発信機の検出
出力によるものか、火災感知器の検出出力によるのか、
更にはアナログ感知器固有の火災判断を開始するための
プリアラームレベルであるのかの詳細情報を端末応答信
号として送出する。
【0020】この端末応答信号は図3に示すように、受
信機呼出信号と端末応答信号との間に割込時間帯域を設
け、この実施例にあっては、割込時間帯域をビットb0
〜b7の8ビットの区間に分けている。ここで、各ビッ
トの区間は約1ms程度である。また、この実施例にあ
っては、割込レベルとしてレベル1〜3の3つのレベル
を設けている。例えば割込レベル1は火災発信機の火災
検出出力を示し、割込レベル2は火災感知器やガス漏れ
センサの検出出力を示し、更に割込レベル3はアナログ
感知器において、アナログ検出信号が受信機側での火災
判断を開始するプリアラームレベルを上回ったことを示
す。
【0021】このような割込レベル1〜3に対応した3
つの割込パルスは図示のようにビットb1,b3,b5
のタイミングに割り当てられており、割込パルスの間、
及び受信機呼出信号、更には端末応答信号との間にはビ
ットb0,b2,b4,b6及びb7の空き時間を設定
している。また、端末制御部42にはグループアドレス
設定部51が設けられている。
【0022】このグループアドレス設定部51にはディ
ップスイッチ等により形成された自己アドレス設定部5
2が接続されている。従って各端末は自己アドレス設定
部52のディップスイッチを操作することにより自己ア
ドレスが決定される。さらにその自己アドレスに対応し
てグループアドレスがグループアドレス設定部51によ
って決定される。
【0023】端末側の割込送信部16に対応して受信機
10の伝送部40には割込検出部18が設けられる。割
込検出部18は端末に対する呼出信号送出後の端末応答
信号を監視する。ここでは端末応答信号が、例えばオー
ル1と無意味な無効信号となったことを検出すると端末
からの割込信号と認識する。伝送部40にはCPUのプ
ログラム制御で実現される呼出制御部20が設けられ
る。呼出制御部20は定常監視状態にあっては、呼出コ
マンドに端末12−1,12−2,・・・の呼出アドレ
スを加えた呼出信号を順次送出している。なお、伝送部
40にはグループ検索及び当該グループ内の個別アドレ
ス検索により異常を検出した端末を特定するための特定
手段53が設けられている。
【0024】これに対し呼出制御部20は、割込検出部
18から割込検出出力が得られると、割込確認要求を含
む呼出信号を端末側に送出し、この割込確認要求に対す
る端末応答信号から割込発生原因を解読して対応する処
理を行う。例えば割込発生原因が火災発信機の検出出力
であれば、制御部32へ割込み情報を送信し、制御部3
2では制御情報判別部131にて割込み情報のレベルを
判別すると共に該レベルに対応する制御機器の判別を行
い更に割込み情報部138にて鳴動部38を作動してベ
ル鳴動を行い、その後に伝送路40では異常検出端末を
特定するためのグループ呼出に入る。
【0025】これに対しアナログ感知器やオンオフ感知
器、更にはガスセンサ等からの検出出力による割込であ
れば、ベル鳴動等の警報を行わずに直ちに異常発生端末
を特定するためのグループ呼出に入る。なお、この実施
例において、割込原因は先述のように割込レベル1〜3
の3つに分けられている。即ち、割込レベル1は火災発
信機の火災検出出力、割込レベル2は火災感知器やガス
漏れセンサによる検出出力、更に割込レベル3はアナロ
グ感知器のアナログ検出信号が受信側での火災判断を開
始させるためのプリアラームレベルを超えたことを示す
情報である。
【0026】また、割込レベル1〜3は同時に割込優先
レベルを示しており、例えば同時にレベルの異なる2以
上の割込確認情報が得られた場合には、優先度の高い割
込レベルから受信処理を優先して行うようになる。即
ち、割込レベル1と2の情報が同時に得られたときには
割込レベル1を優先する。図4は図2の実施例における
定常監視状態の呼出及び応答のタイミングチャートであ
る。
【0027】図4において、受信機10は呼出コマンド
C1及び端末アドレスA1,A3,A4,・・・を含む
呼出信号を順次送信している。この呼出信号は、図5に
取り出して示すように、8ビットのコマンドフィール
ド、8ビットのアドレスフィールド、更にチェックサム
フィールドの3バイトで構成され、各バイトの前後にス
タートビットとパリティービット及びストップビットを
設けている。
【0028】コマンドフィールドはアドレスとは無関係
に全端末に対し受信機10からの呼出信号が何を意味す
るか示すために使用される。この場合8ビット中の上位
4ビットをコマンド表示に、また下位4ビットを当該コ
マンドの内容を示すバイナリーコードに割当てている。
具体的には図4に示す呼出コマンド及び図7のタイミン
グチャートで明らかにする割込確認コマンドC2及び検
索コマンドC3が用いられる。勿論、コマンドデータと
しては必要に応じて警報ベル鳴動等の適宜のコマンドを
定めることができる。
【0029】再び図4を参照するに、受信機10からの
呼出信号に対し呼出信号に含まれるアドレスの一致照合
が得られた場合には該端末より、端末12−1,12−
2,12−3,・・・に示すように順次端末応答信号が
送出される。端末応答信号は図6に取り出して示すよう
に、8ビットのデータフィールドとチェックサムフィー
ルドの2バイトで構成され、各バイトの前後にはスター
トビットとパリティービット及びストップビットが設け
られている。
【0030】図4の定常監視状態において、端末12−
1,12−2,・・・は受信機10からの呼出信号のア
ドレスA1,A2,・・・と自己のアドレスとの一致照
合が得られた時にデータD1,D2,・・・を含む応答
信号を送出する。この図5に示す端末応答信号のデータ
D1,D2,D3,・・・には定常監視状態における端
末の状態を示す適宜のデータ即ち、異常検出情報以外の
例えば正常状態を示す情報がセットされている。
【0031】図7は図2の実施例において、端末12−
nで火災検出、例えば火災発信機の検出出力が得られた
ときの呼出と応答のタイミングチャートである。図7に
おいて、端末12−nで火災発信機のスイッチ操作によ
り火災検出が行われると、火災検出後に受信機10から
最初に送出される呼出信号、即ち呼出コマンドC1、ア
ドレスA2を持つ呼出信号に対する端末応答信号タイミ
ングで火災を検出している端末12−nの割込送信部1
6が、電流モードでオール1となるブレークデータを送
出する。
【0032】この時、同時にアドレスA2を持つ端末1
2−2より端末応答信号が受信機10に送出されている
ため、受信機10の受信電流は図示のように電流モード
でオール1のブレークデータに呼出を受けた端末12−
2の対応データを上乗せした受信電流となる。このよう
な端末12−nからのブレークデータにより本来の端末
応答信号は破壊されて無効となり、オール1となる端末
呼出信号が受信機10で受信され割込検出部18はオー
ル1となるブレークデータの受信で端末からの割込検出
出力を生ずる。
【0033】なお、端末12−nからのブレークデータ
の送信は呼出コマンドC1を有する呼出信号に対しての
み行われる。即ち、他のコマンド、例えば割込確認コマ
ンドC2等に対しては割込データの送信は行わない。ブ
レークデータに基づく受信機10側の割込検出が行われ
ると、次の呼出信号のコマンドフィールドに割込確認コ
マンドC2をセットして端末側に割込確認要求を行う。
【0034】割込確認コマンドC2は全ての端末12−
1〜12−nで判別され、このとき火災を検出している
端末12−nは割込確認コマンドに基づく割込確認要求
に対し火災を検出している端末12−nは端末応答信号
として割込応答データを送信する。この割込応答データ
は割込発生原因を示すもので、図7の場合には火災発信
機の火災検出出力であることを示す割込レベル1の割込
応答データを送信する。
【0035】勿論、火災感知器やガス漏れ感知器の検出
出力による割込みであれば、割込レベル2の割込応答デ
ータを送信する。更にアナログ感知器の検出出力がプリ
アラームレベルを超えていた場合には割込レベル3の割
込応答データを送信する。端末12−nからの割込応答
データを受信した受信機10側にあっては、割込応答デ
ータの解読により割込原因を知ってそれに応対する処理
を行う。即ち、例えば割込レベル1であれば火災発信機
の火災検出出力であることから、直ちにベル鳴動を行っ
て次の受信機10からの呼出信号のコマンドフィールド
に検索コマンドC3をセットしてグループ呼出を指令
し、同時に最初のグループアドレスG1をセットして送
出する。
【0036】これに対し割込応答データから火災感知器
やガス漏れ感知器の検出出力による割込を判別した場合
にはベル鳴動等の警報を行わずに検索コマンドC3及び
グループアドレスG1で成る最初のグループ呼出のため
の呼出検出信号を送出するようになる。割込応答データ
の受信により割込原因が判明した後の検索コマンドC3
を用いた異常検出端末を特定するためのグループ呼出に
あっては、端末を所定数、例えば8台単位にグループ分
けして各グループに固有のグループアドレスG1,G
2,G3,・・・を設定し、このグループアドレスを順
次指定したグループ呼出を行う。グループアドレスの指
定によるグループ呼出に対しブレークデータを送出した
端末12−nを含むグループのグループアドレスが指定
され、当該端末がグループ内に存在する旨のグループ応
答が得られれば、グループ応答が得られたグループを異
常検出グループと特定できる。
【0037】そして続いてグループ内の個別アドレスを
指定した呼出を順次行って異常を検出したグループ内の
端末を特定する。このような端末を一定数のグループに
分けたグループ呼出以外に図8に示す2分法によるグル
ープ呼出を行うようにしても良い。図8の2分法による
グループ呼出は端末数を16とした場合を例にとってい
るる。2分法にあっては16台の端末を8,4,2,1
というように順次絞り込んで、異常を検出した端末を特
定する。
【0038】例えば16台の端末アドレスを1〜16で
表わすと、まず図8に示すように端末アドレス1〜8
を1グループとした呼出を行う。応答が得られれば下側
のに進み端末アドレス1〜4と半分に減らして呼出を
行う。これでも応答が得られなければ更に下側に進んで
のように2つの端末アドレス5,6に絞り込んで呼出
す。これで応答が得られなければ下のに示すように1
つの端末アドレス7に絞り込む。それでも得られなけれ
ば最終的にでアドレス8の端末を呼出す。
【0039】またでアドレス1〜8の端末呼出で応答
が得られなかった場合には、横のに示すようにアドレ
ス9〜12の4つに絞って呼出す。そしてそれでも応答
が得られなければ横のに示すように2つのアドレス1
3,14に絞って呼出し、以下,に示すようにアド
レス15,16に絞って1つずつの呼出を行う。このよ
うな2分法によるグループ呼出では端末数16の場合、
最大で5段階に亘る呼出しを行うことで、異常検出を行
っている端末を特定することができる。
【0040】次に図9,10のフローチャートを参照し
て図2の受信機の制御処理を説明する。図9において、
受信機の電源を投入するとまずステップS1(以下、
「ステップ」は省略)でイニシャライズを行い、呼出ア
ドレスAをA=1の初期アドレスにセットする。続いて
S2で呼出コマンドC1、初期アドレスA=1とした呼
出信号を送信し、端末応答に対し次のS3でブレークデ
ータか否かチェックする。ブレークデータでなければ通
常の応答信号が受信されたことからS5に進んで呼出ア
ドレスAを1つインクリメントし、S6で受信データを
制御部32に転送し必要な処理を行わせる。
【0041】続いてS7で最終アドレスか否かチェック
し、最終アドレスでなければS2に戻って次の呼出アド
レスによる呼出を行う。一方、最終アドレスであればS
8でアドレスAをA=1にイニシャライズした後、S2
に戻って最初から端末呼出を繰り返す。S3でブレーク
データが受信された場合にはS10に進んで端末に対し
割込確認要求を行い、この割込確認要求に対し端末より
S11で割込応答データが受信されるとS12の割込・
検索ルーチンに進む。この割込検索ルーチンは図10に
サブルーチンとして示される。
【0042】図10にあっては、端末からの割込応答デ
ータが火災発信機の検出出力に基づく場合には割込レベ
ル1、火災感知器の検出出力に基づく場合は割込レベル
2、更にアナログ感知器のプリアラームに基づく場合を
割込レベル3としている。この割込レベル1〜3は割込
優先度の高さを同時に示している。尚、アナログ感知器
のプリアラームはアナログ火災検出信号が受信機側での
火災判断を必要とするレベルを超えたことを示し、この
プリアラームを受けて初めて受信機側でアナログ火災検
出信号に基づく火災判断処理を開始するようになる。
【0043】図10のサブルーチンで示す割込・検索ル
ーチンにあっては、まずS13で火災発信機の火災検出
出力を示す割込レベル1か否かチェックする。割込レベ
ル1であればS14に進み、割込確認回数を示すカウン
タNを1つインクリメントする。尚、初期状態でNはN
=0となっている。続いてS15でN=3、即ち割込レ
ベル1が3回検出されたか否かチェックし、3回未満で
あればS13に戻って割込応答信号が割込レベル1か否
かをチェックする。
【0044】割込レベル1の検出回数が3回に達すると
S15からS16に進んでベル鳴動を行い、S17のグ
ループ検索に進む。尚、S15で割込みレベル1が3回
検出されたかチェックするのは、1回の検出では伝送路
上に生じる一過性のノイズの可能性があることから3回
チェックすることでデータの信頼性を高めている。
【0045】一方、S13で割込レベル1以外であった
場合、即ち割込レベル2あるいは割込レベル3であった
場合にはS14〜S16の処理は行わずに直ちにS17
のグループ呼出しに入る。これらの割込レベルの確認及
び各レベルにおけるグループ呼出しについての処理を図
11に示す。即ち、S21で割込確認コマンドを送信し
S22で割込レベル1の応答割込があった場合には割込
レベル1の検索処理を行う(S25)。割込レベル1の
応答割込がなく、割込レベル2の応答割込があった場合
には前記の場合と同様に割込レベル2の検索処理を行う
(S26)。更にS24,S27も同様に割込レベル3
の処理を行う。
【0046】次に各割込レベルにおけるグループアドレ
ス及び個別アドレスの検索処理について図10、図12
に基づいて説明する。ここで図10のサブルーチンにあ
っては、端末を所定数毎のグループに分けた場合のグル
ープ検索を示している。従ってS17でグループアドレ
スを順次更新しながらS18でグループ応答の有無をチ
ェックする。
【0047】S18でグループアドレスの指定に対し応
答が得られるとS19で特定できたグループ内の端末ア
ドレスの検索に移行する。S20で応答が得られれば火
災検出を行った端末が特定でき、図9のメインルーチン
に戻り、火災発生場所の個別表示等を行う。尚、S17
のグループ呼出しで最終グループアドレスの呼出しに対
し応答がない場合、及びS19のグループ内検索で個別
の最終アドレスの呼出しに対し応答がない場合はリター
ンされ図9のメインルーチンに戻る。
【0048】更に、図12は図11におけるS25,S
26,S27のサブルーチンであり、図10におけるS
17,S18,S19,S20をさらに詳細に記載した
フローチャートである。従って、本フローチャートの手
順に従ってグループアドレス及び個別アドレスの検索処
理がなされる。図12にあっては、まずS31によりグ
ループアドレス検索のためカウンタを1にセットする。
そしてS32でグループアドレスの検索コマンドを送信
する。即ち、グループ1に異常検出を行った端末がある
か否かの応答をグループ1の端末に求めることになる。
ここでS33により応答データの有無がチェックされ応
答データがなければS40によりカウンタを1つインク
リメントし、さらにS41でカウンタがグループ数以下
かどうかを確認する。
【0049】カウンタがグループ数以下であればS32
の処理に戻り、次のグループを検索する。また、カウン
タがグループ数に達すればこの割込レベルにおけるグル
ープアドレスの検索処理は終了する。一方、S33にお
いて当該グループから応答データがあった場合には個別
アドレスの検索へと進む、個別アドレスの検索もカウン
タを1つずつインクリメントすることにより、グループ
内の各端末の応答を求める処理を行う。即ち、当該グル
ープ内のいずれの端末が異常検出を行ったのかを特定す
る。
【0050】S34では個別アドレスの検索を行うため
当該グループにおいてグループ内の先頭個別アドレスを
カウンタにセットする。この場合グループは1〜7の端
末からなり、グループ2以降は8つの端末で構成される
(グループ1:1〜7、グループ2:8〜15、グルー
プ3:16〜23・・・)。従ってカウンタには、グル
ープアドレス検索カウンタ(S31)にセットされたナ
ンバから1を引いたものを8倍した数がセットされる。
【0051】即ち、 先頭個別アドレス=(グループアドレス検索カウンタ−
1)×8 となる。
【0052】但し、その数が0の場合には1をセットす
る。S34でカウンタがセットされるとS35で個別ア
ドレスの検索コマンドを送信する。そしてS36で応答
データの有無がチェックされ、応答があった場合には当
該アドレス及びそのデータを記録する(S37)。一
方、応答データがなかった場合及びS37によりアドレ
ス等を記録した後はS38でカウンタを1つインクリメ
ントする。そしてS39で当該カウンタのナンバをグル
ープ内の最大アドレスと比較し、それが最大アドレス以
下であれば次のナンバ、即ち次の個別アドレスを有する
端末の検索を行う(S39)。また、カウンタのナンバ
が最大アドレスに達した場合には当該グループの個別ア
ドレス検索を終了してS40へ進み、次のグループにつ
いて検索を行う。
【0053】なお、これらの処理を行うため、図5に示
すコマンドフィールドの上位4ビットには検索コマンド
が、また下位4ビットには例えば割込レベル1のグルー
プアドレス検索であれば「0000」、さらにその個別
アドレス検索であれば「0011」等というようにその
内容を示すバイナリーコードが配される。一方、次に端
末側の制御処理について説明する。図13は図2の端末
の制御処理を示したフローチャートである。図13にお
いて、まずS1で受信機からの呼出信号の有無をチェッ
クしており、呼出信号を受信すると、S2で受信データ
をデータバッファにラッチした後、S3で呼出コマンド
か否かチェックする。
【0054】呼出コマンドであればS4に進み、火災等
異常検出があるか否かをチェックする。異常検出があれ
ばS5でブレーク信号を受信機に送出する。異常検出状
態でない場合はS6で受信データの呼出アドレスと自己
アドレスのアドレスの一致照合を行い、一致が得られれ
ばS7で応答信号を送信する。S5のブレーク信号の送
出に対し受信機10より割込確認のための呼出信号が送
出されてくるとS3からS8に進んで割込確認コマンド
を判別する。そして更にS9で異常状態の有無を判別
し、異常状態が有ればS10で割込レベルを示す端末応
答信号を送信する。
【0055】S10の割込レベルを示す端末応答信号の
送信に対し、受信機10側からはグループ呼出のための
呼出信号が送られてくるためS11でグループアドレス
を検索する検索コマンドを判別する。そして更にS12
で異常状態の有無を判別し、異常検出有りをS12で判
別すればS13に進み、S13で検索コマンドに続くグ
ループアドレスの一致照合を行い、もしグループアドレ
スの一致が得られればS10の割込みレベルをグループ
応答信号として送信する。
【0056】このグループ応答に対し、更に受信機10
より特定したグループ内の端末アドレスを個別に設定し
た検索コマンドが送られてくる。そして、S14で検索
コマンドを判別した後にS15で異常状態を検出した場
合は、検索コマンドに続くアドレスの一致照合をS16
で行い、S16でアドレス一致を判別したときにS17
に進んで異常検出情報を含む応答信号を送信し、これに
より受信機側での異常を検出した端末の特定ができる。
【0057】尚、上記の実施例にあっては、受信機に割
込を通知するためのブレークデータとして端末よりオー
ル1のブレークデータを送出する場合を例にとるもので
あったが、正常な呼出応答信号の内容を無効にできる信
号であれば適宜のブレーク信号を使用することができ
る。また上記の実施例は割込レベル1〜3を例にとるも
のであったが、割込レベルの数及び割込レベルと検索状
態の対応関係は必要に応じて適宜に定めることができ
る。
【0058】更に上記の実施例では割込レベル1を設定
した火災検出出力を3回連続して受信した時にベル鳴動
を行っているが、1回でベル鳴動を行っても良いし、複
数回でベル鳴動を行っても良い。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、特
定の端末で火災、ガス洩れ等の緊急を要する端末情報を
検出した際には、受信機において端末応答信号を無効と
するブレーク信号が異常を検出した端末から出されるこ
とで受信機は端末からの割込を確認できる。従って割込
に基づいて異常を検出した端末を迅速に特定するための
グループ呼出しに入ることができ、端末の異常検出から
受信機の受信判断までの処理時間を短縮でき、迅速な警
報等の処理を行うことができる。
【0060】また、割込検出時に割込確認呼出を行って
割込原因を示す詳細情報、即ち、それが火災発信機が操
作されたものによるのか、あるいは火災感知器からの火
災信号によるのか等の情報を異常検出情報の優先度を伴
った割込レベル信号によって返送させることで、割込原
因となった異常検出に合致した適切な対応策を取ること
ができる。
【0061】割込レベルの異なる複数の割込パルスを順
次送出する際に、各割込パルスの間に空き時間を設けて
いることから、端末毎のばらつきによる割込パルスの送
信タイミングのずれあるいは伝送特性による位相ずれが
起きても、隣接する割込パルス間で干渉を起こすことな
く、受信機側で割込パルスとパルスタイミングを正確に
検出することができ、割込レベルに基づく適切な受信機
側の応対処置をとるこができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体説明図
【図2】本発明の実施例構成図
【図3】本発明の割込応答信号における割込送信帯域の
設定と割込レベルの説明図
【図4】本発明の定常監視状態における呼出応答のタイ
ミングチャート
【図5】本発明の呼出信号のフォーマット説明図
【図6】本発明の応答信号のフォーマット説明図
【図7】本発明の火災検出時の呼出応答のタイミングチ
ャート
【図8】本発明のグループ検索に用いる2分法の説明図
【図9】本発明の受信機制御処理を示したフローチャー
【図10】図9の割込・検索ルーチンをサブルーチンと
して示したフローチャート
【図11】割込レベルの確認及び各レベルにおけるグル
ープ呼出しの処理を示すフローチャート
【図12】グループアドレス及び個別アドレスの検索処
理を示すフローチャート
【図13】本発明の端末制御処理を示したフローチャー
【符号の説明】
18:割込検出部 20:呼出制御部 22:中継器 24:電源兼用信号線 26:オンオフ火災感知器 28:アナログ感知器 30:火災発信機 32:制御部 34:表示部 36:操作部 38:鳴動部 40:伝送部 42:端末制御部 44:センサ部 46:切替回路 51:グループアドレス設定部 52:自己アドレス設定部 53:特定手段 54:送信制御部 131:制御情報判別部 138:割込み情報処理部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送路を介して複数の端末を受信機に接続
    し、受信機からのアドレス指定による呼出信号の送信で
    端末を順次呼出し、端末側で呼出アドレスと自己アドレ
    スとの一致照合が得られた際に、端末応答信号を送信
    し、該端末応答信号を受信機で受信解読して警報等を行
    う防災監視装置に於いて、前記端末のそれぞれに、異常
    検出時に受信機に対する端末応答信号の送信タイミング
    で該端末応答信号を無効とするブレーク信号を端末応答
    信号の返送期間中のすべての時間において送出して割込
    発生を知らせる割込送信部を設け、前記受信機に、前記
    端末応答信号の受信タイミングで前記ブレーク信号を受
    信した際に端末の割込を検出する割込検出部を設けたこ
    とを特徴とする防災監視装置。
  2. 【請求項2】伝送路を介して複数の端末を受信機に接続
    し、受信機からのアドレス指定による呼出信号の送信で
    端末を順次呼出し、端末側で呼出アドレスと自己アドレ
    スとの一致照合が得られた際に、端末応答信号を送信
    し、該端末応答信号を受信機で受信解読して警報等を行
    う防災監視装置に於いて、前記端末のそれぞれに、前記
    自己のアドレスに基づき予め定められた複数の端末を一
    グループとしたグループアドレスを設定するグループア
    ドレス設定部と;異常検出時に受信機に対する端末応答
    信号の送信タイミングで該端末応答信号を無効とするブ
    レーク信号を送出して割込発生を知らせる割込送信部
    と;を設け、前記受信機に、前記端末応答信号の受信タ
    イミングで前記ブレーク信号を受信した際に端末の割込
    を検出する割込検出部と;該割込検出部で割込検出出力
    が得られた際に前記グループアドレスを指定して順次グ
    ループ呼出を行う呼出制御手段と;該呼出制御手段によ
    るグループの呼出で異常を検出した端末を含むグループ
    から応答信号が得られた際に該グループ内の端末を特定
    する特定手段と;を設けたことを特徴とする防災監視装
    置。
  3. 【請求項3】前記受信機は、前記割込検出部によりブレ
    ーク信号の受信から割込を判別した場合には、端末側に
    割込確認の呼出信号を送出して割込発生原因を示す割込
    レベル信号(割込種別信号)を送出させる手段を設ける
    ことを特徴とする請求項1,2記載の防災監視装置。
  4. 【請求項4】前記割込レベル信号に、割込発生原因とな
    った異常検出情報に基づき、異常検出端末を特定する処
    理の優先度を設けることを特徴とする請求項3記載の防
    災監視装置。
  5. 【請求項5】前記端末は、前記受信機から割込確認の呼
    出信号を受信した際に優先度の異なる複数の割込レベル
    信号(割込種別信号)を送信可能な割込送信帯域を設定
    すると共に、異常検出情報の優先度に応じて割込パルス
    の送信タイミングを割り当てる送信制御部を設けたこと
    を特徴とする請求項1,2記載の防災監視装置。
  6. 【請求項6】前記受信機は、呼出制御手段による前記グ
    ループアドレスを指定したグループの呼出で異常を検出
    した端末を含むグループから応答信号が得られた際に、
    該グループ内の端末の自己アドレスを指定し、順次呼出
    すことにより異常を検出した端末を特定する特定手段を
    備えたことを特徴とする請求項2記載の防災監視装置。
  7. 【請求項7】前記受信機は、前記割込レベル信号を受信
    した際に、異常検出の応答信号が得られたグループの端
    末数を順次2つのグループに分割して呼出信号を送出
    し、該グループ内の異常検出端末の有無を確認すること
    により、呼出信号を送出する端末数を順次絞込み異常を
    検出した端末を特定する特定手段を備えたことを特徴と
    する請求項2記載の防災監視装置。
  8. 【請求項8】前記受信機は、前記割込レベル信号の優先
    度に基づき、異常検出端末の特定を優先度の高い異常か
    ら行うことを特徴とする請求項1〜7記載の防災監視装
    置。
  9. 【請求項9】伝送路を介して複数の端末を受信機に接続
    し、受信機からのアドレス指定による呼出信号の送信で
    端末を順次呼出し、端末側で呼出アドレスと自己アドレ
    スとの一致照合が得られた際に端末応答信号を送信し、
    該端末応答信号を受信機で受信解読して警報等を行う防
    災監視装置において、前記端末は、前記受信機に対し前
    記端末応答信号を、その返信期間中のすべての時間にお
    いて破壊することにより異常検出信号の割込を行う防災
    監視方法。
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