JPH02181806A - 自走車の操向位置検出装置およびそのための基準点検出装置 - Google Patents

自走車の操向位置検出装置およびそのための基準点検出装置

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JPH02181806A
JPH02181806A JP1001867A JP186789A JPH02181806A JP H02181806 A JPH02181806 A JP H02181806A JP 1001867 A JP1001867 A JP 1001867A JP 186789 A JP186789 A JP 186789A JP H02181806 A JPH02181806 A JP H02181806A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自走車の操向位置検出装置およびそのだめの
基準点検出装置に関し、特に、自動車、工場内の無人移
動搬送装置、農業および土木機械等の自走車の操向位置
検出装置およびそのための基準点検出装置に関する。
(従来の技術) 従来、上記自走車のような移動体の現在位置を検知する
装置として、移動体で発生された光ビームを、移動体を
中心として円周方向に走査する手段と、移動体とは離れ
た少なくとも3カ所の基準点に固定され、入射方向に光
を反射する光反射手段と、該光反射手段からの反射光を
受光する受光手段とを具備した装置が提案されている(
特開昭59−67476号公報)。
該技術では、前記受光手段の受光出力に基づいて移動体
を中心とする3カ所の光反射手段間の開き角を検出し、
その検出した開き角と、あらかじめ設定された光反射手
段の位置情報とに基づいて移動体位置を演算するように
している。
ところで、上記システムにおいては、移動体(以下、自
走車という)の傾斜や振動に起因して光ビームを光反射
手段に照射できなかったり、受光手段によって、前記光
反射手段以外の物体からの反射光が受光されてしまう場
合があった。
このように、受光手段によって光ビームの反射光が確実
に受光されないと、自走車の位置が誤って算出され、そ
の結果、予定されたコースに沿って自走車を走行させら
れなくなる。
この問題を解決するための手段として、本発明者等は次
のような技術を提案した。該技術は、基準点に配置され
た光反射手段からの反射光を受光し、該反射光の受光間
隔に基づいて光反射手段の方位角を検出する手段を具備
している。そして、該検出手段によって前の走査で検出
された光反射手段の方位角に基いて、次回の走査で検出
されるべき光反射手段の方位を予測する。
次回の走査で前記予測方位に光反射手段が検出されなか
った場合には、検出されるべき光反射手段を見失ったと
して、見失った光反射手段の方位を推定し、該推定され
た方位に基いて自走車の位置および進行方位を算出する
ようにしている(特願昭63−262192号)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記次回の走査で検出されるべき光反射
手段の方位は、予定の幅(許容角度)を有する予測方位
角として設定されている。
前記許容角度は、基準点に対する自走車の距離にかかわ
らず同一角度に設定されているので、特に、基準点に対
する自走車の距離が遠い場合には、該基準点を中心とし
て、走査方向前後のかなりの部分が前記許容角度で網羅
される範囲になる。
したがって、該許容角度範囲内において、前記反射手段
からの反射光より先に、該反射手段近くに存在する他の
反射物体からの反射光を受光すると、該反射物体からの
反射光を、基準点に配置された反射手段からの反射光と
判断することがあり得る。
また、光反射手段からの反射光が検出されなかった場合
には、過去に検出された該反射手段の方位角に基いて、
検出されなかった光反射手段の方位角を推定しているの
で、該推定処理が連続すると、実際値と推定値との差が
だんだんと大きくなっていく場合がある。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、予定
された光反射手段以外の物体からの光信号を、前記予定
された光反射手段と誤認することを少なくするのに好適
な自走車の操向位置検出装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段および作用)前記の問題点
を解決し、目的を達成するために、本発明は、自走車を
中心として円周方向に走査される光ビームを入射方向に
反射する少なくとも3カ所に配置された光反射手段から
の反射光の受光間隔に基いて、自走車の進行方向に対す
る各光反射手段の方位角を検出する手段と、該検出され
た方位角に基いて、自走車の位置を算出する手段と、算
出された自走車の位置に基いて、次回の光反射手段の方
位角検出時に自走車が存在していると予測される範囲を
推定する手段と、次回の受光信号検出時に算出された自
走車の位置が前記推定範囲にある場合は、該受光信号が
、予定された光反射手段からの光を検出した信号である
と判断し、該受光信号に基く方位角を自走車の位置算出
に用いる方位角として確定する手段と、前記算出された
自走車の位置が推定範囲にない場合には、予定された光
反射手段を見失ったと判断して、見失った光反射手段の
方位を推定する手段とを具備した点に特徴がある。
上記構成を有する本発明では、予定された光反射手段以
外からの光を検出した場合には、該検出信号に拭いて算
出される自走車の位置が前記推定位置からずれるように
なるため、予定の光反射手段以外からの光を、該光反射
手段からの反射光として誤って検出することに起因して
、走行コースを大きく外れるような現象を防止できる。
(実施例) 以下に図面を参照して、本発明の一実施例を説明する。
第11図は本発明の制御装置を搭載した自走車、および
該自走車の走行区域に配設された光反射器の配置状態を
示す斜視図である。
同図において、自走車1は例えば芝刈り機等の農作業用
自走車である。該自走車1の上部にはモータ5によって
駆動される回転テーブル4が設けられている。そして、
該回転テーブル4には光ビームを発生する発光器2およ
び該光ビームの反射光を受ける受光器3が搭載されてい
る。前記発光器2は発光ダイオードを備え、受光器3は
入射された光を受けて電気的信号に変換するフォトダイ
オードを備えている(共に図示しない)。
ロークリエンコーダ7は回転テーブル4の駆動軸と連動
するように設けられていて、該ロータリエンコーダ7か
ら出力されるパルス信号の計数値に基いて、回転テーブ
ル4の回転角度が検出される。
自走車1の作業区域の周囲の3カ所の基準点には反射器
6が配設されている。該反射器6は、入射した光を、そ
の入射方向に反射する反射面を具備しており、従来より
市販されている、いわゆるコーナキューブプリズム等が
使用できる。
次に、本実施例の制御装置の構成を第1図および第2図
に示したブロック図に従って説明する。
第1図において、発光器2から発射される光ビームは、
回転テーブル4の回動力向に走査され、反射器6によっ
て反射される。反射器6によって反射された該光ビーム
は受光器3に入射される。
カウンタ9では、前記回転テーブル4の回転に伴・って
ロークリエンコーダ7から出力されるパルス数が計数さ
れる。そして、該パルスの計数値は受光器3で光信号が
受光される毎に、マイコン部34に転送される。
マイコン部34では、予定の走行コースに対する自走車
1の現在位置の偏差が算出され、該算出結果は操舵部1
4に人力される。またマイコン部34からは駆動部18
に対して自走車1の走行停止信号が出力される。マイコ
ン部34の詳細な機能構成は第2図に関して後述する。
操舵部14では、前記走行コースに対する自走車1の現
在位置の偏差に基づいて自走車1の前輪17に連結され
た操舵モータ(図示せず)が駆動される。該操舵モータ
による前輪17の操舵角は、自走車1の前輪に設けられ
た舵角センサ15で検出され操舵部14にフィードバッ
クされる。駆動部18はエンジン19の始動・停止、お
よび該壬ンジン19の動力を後輪21に伝達するクラッ
チ20の動作を制御する。
次に、前記マイコン部34の機能構成について第2図を
参照して説明する。
方位角演算部11では、光信号の検出毎にカウンタ9か
ら入力されるパルス数に基いて、自走車1の進行方向に
対する該光信号の入射方位角が算出される。バッファl
laには、算出された方位角が一旦格納される。但し、
初回の走査において検出された方位角は直接前回方位角
記憶部35aに入力される。
前回方位角記憶部35aおよび前々回方位角記憶部35
bには、方位角演算部11で算出された、3カ所の基準
点に配置された各反射器6に関する、前回および前々回
検出された方位角がそれぞれ記憶される。
前記バッファ11aに一旦格納された方位角は、位置比
較部12の比較結果に従って前回方位角記憶部35aに
転送され記憶される。また、前回方位角記憶部35aの
値は、見失い処理部28の処理結果に従って方位角推定
部26で算出される推定方位角によっても更新される。
前回方位角記憶部35aの値が、バッファ11aの値ま
たは方位角推定部26で算出された値で更新されると、
これに伴って、前々回方位角記憶部35bの値は、前回
方位角に記憶されていた値で更新される。そのために、
例えば、該前回および前々回方位角記憶部35a、35
bは1組のシフトレジスタによって構成できる。
開き角演算部10では、方位角演算部11で算出された
光信号の入射方位角と、前回方位角記憶部35aに記憶
されている前回検出時の方位角とに基いて、自走車から
見た前記光信号の発信源、および該発信源に隣接してい
て、既に方位角が検出されている光反射器6間の開き角
が算出される。
該光信号の発信源と、どの光反射器6との開き角を算出
するかはボールカウンタ識別部29で識別されるボール
カウンタ27の値および位置比較部12の比較結果によ
って決定される。
ボールカウンタ27のカウント値は、3カ所の基準点(
A、B、Cとする)に配置された反射器6が検出される
毎に、各反射器6に対応するカウント値に更新されるよ
うに構成されている。したがって、受光信号を検出した
時にボールカウンタ27のカウント値を見ることによっ
て、受光信号がどの反射器6からの光信号であるかを検
出することができる。
本実施例では、基準点Aに“1′、基準点Bに“2”、
基準点Cには“3°のカウント値をそれぞれ対応させて
いて、受光器3は基準点A、  B。
Cの順に走査するように構成している。したがって、例
えば、受光信号を検出した時のボールカウンタ27のカ
ウント値が“1″であれば、受光信号は、該カウント値
“1”と対応する基準点Aの次に検出されるはずの基準
点Bに配置された反射器6からの光の受光信号であるこ
とが分かる。
但し、受光器3で反射器6以外の発光源からの光信号が
検出されている場合があるので、該カウント値からは、
とりあえず光信号の発信源を反射器6と仮定し、後述の
処理で、どの反射器6からの光か、または反射器6以外
の発光源かを確定するようにしている。
開き角演算部10で演算された開き角はバッファ10a
に一旦記憶される。自走車位置演算部23では、開き角
演算部10で算出された開き角と、すでに算出されて開
き角記憶部25に記憶されている開き角とに基いて自走
単1の現在位置が算出される。
自走車存在範囲演算部24では、算出された自走車1の
現在位置に基いて、次に受光器3が光信号を受光する時
に自走車1が存在されると予?JP1される位置範囲が
後述する手法で設定される。
位置比較部12には、次回の受光信号に基いて算出され
る自走車1の位置、および前記自走車存在範囲演算部2
4で算出された位置範囲が人力され、次回の光信号受光
時における実際の自走車1位置が、前記位置範囲内であ
るか否かの判別が行われる。
自走車1の現在位置が前記位置範囲に存在していた場合
は、自走車位置・進行方位演算部13において、方位角
演算部11で演算された方位角、および開き角演算部2
3で算出された開き角、ならびに開き角記憶部25に記
憶されている開き角に基いて、自走車1の位置および進
行方位が算出される。算出された自走車1の位置および
進行方位は走行コース比較部36において、走行コース
設定部16に設定されている走行コースと比較される。
該比較結果は操舵部14に入力されて、操舵量が決定さ
れる。
一方、自走車1の現在位置が前記位置範囲に存在してい
ない場合は、反射器6を見失ったとして見失い処理部2
8で見失い処理がなされる。
見失い処理では、方位角推定部26に指令が出されて、
前回および前々回方位角記憶部35a。
35bの値に基いて見失った反射器6の方位角の推定が
行われる。そして、推定方位角および該推定方位角に基
いて算出される開き角、ならびに開き角記憶部25に記
憶されている開き角に基いて自走車1の位置と進行方位
とが算出される。
また、見失い処理部28では、ボールカウンタ識別部2
9で識別されたボールカウンタ27のカウント値から、
どの反射器6を見失ったかの判断を行い、1つの反射器
6を見失った場合は、見失い回数カウンタ30がインク
リメントされ、2つの反射器6を続けて見失った場合は
、複数見失い回数カウンタ31がインクリメントされる
第1回数比較部32で、前記見失い回数カウンタ30の
値と、しきい値T1とが比較され、カウンタの値がしき
い値T1を超過していれば駆動部18に自走車停止信号
が出力される。
同様に、第2回数比較部33で、前記複数見失い回数カ
ウンタ31の値と、しきい値T2とが比較され、カウン
タの値がしきい値T2を超過していれば駆動部18に自
走車停止信号が出力される。
受光器3の検出信号が、反射器6以外からの光信号であ
る場合は、ノイズと判断され、ノイズ記憶部37にノイ
ズ受信時の自走車1の位置および自走車1から見たノイ
ズ発生源の方位角が記憶される。
基準点を1カ所見失うよりも、2カ所見失う方が、自走
車1の位置検出精度に、より大きな影響を与えるので、
前記しきい値T2としてはTIより少ない回数が設定さ
れる。すなわち、基準点を2カ所見失った場合は、検出
誤差が大きくならないうちに早めに自走車1を停止させ
るようにしている。
なお、位置比較部12で、予定された反射器6からの反
射光が受光されたと判断されると、見失い回数カウンタ
30および複数見失いカウンタ31には回数“0”がセ
ットされる。
ボールカウンタ27の値は、位置比較部12によって、
予定の反射器6が正常に検出されたと判断された場合と
、見失い処理が終了した時点とに更新される(第2図の
図示は省略)。
第7図は、自走車1の作業範囲を指示するための座標系
における自走車1および反射器6の位置を示す。
第7図において、反射器6は基準点A、 B、 Cに配
置される。3カ所に配置された反射器6の位置は、x−
y座標系で表される。自走車1の位置はT (x、  
y)で示され、X軸に対する自走車1の進行方位はθf
で示される。
自走車1の進行方向に対する各基準点A、  B。
Cの方位角は、θa、θb、θCでそれぞれ示され、基
準点AおよびBの開き角と、基準点BおよびCの開き角
とは、それぞれα、βで示される。
前記方位角θa、θb、θCと、開き角αおよびβとに
基いて自走車1の位置T (x、  y)および進行方
位θfを算出する式は、位置・進行方位演算部13に格
納され、開き角αおよびβに基いて自走車1の位置T 
(x、  y)を算出する式は、自走車位置演算部23
に格納される。
前記演算部13および23に格納される算出式の一例は
、特願昭63−116689号および特願昭63−14
9619号に詳細が示されているので、ここではその説
明は省略する。
次に、自走車1の操向制御について説明する。
第10図は自走車1の走行コースと反射器6の配置状態
を示す図であり、第3図は操向制御のフローチャートで
ある。
第10図において、A、  B、  Cの各点は反射器
6の配置位置を示しており、点Bを原点とし、点Bおよ
び点Cを通る線をX軸とする座標系で自走車1の位置お
よび作業区域22を表している。点R(Xret、Yr
et)は自走車1の戻り位置を示し、作業区域22は座
標(Xs t、 Ys t)、(Xst、Ye)、0(
e、 Ys t)、(X e。
Ye)で示される点を結ぶ領域である。ここでは自走車
1の位置Tは(Xp、Yp)で示す。
第10図においては、説明を簡単にするため、作業区域
22の4辺をX軸またはy軸に平行にした例を示したが
、作業区域22の周囲に反射器6を設けるようにさえし
てあれば、作業区域22の各辺の向きおよび作業区域2
2の形状は任意である。
第3図のフローチャートに従って制御手順を説明する。
まず、ステップS1では、自走車1を点Rから作業開始
位置まで無線操縦により移動させる。
ステップS2では、自走車1を停車させたままで発光器
2.受光器3を回転させ、各基準点A。
B、  Cの検出を行うと共に、自走車1の進行方向に
対する各基準点の方位角を算出し、前記前回方位角記憶
部35aに記憶させる。
ステップS3では、走行コースのX座標XnとしてXs
tをセットし、走行コースを決定する。
ステップS4では、自走車1の走行が開始される。
ステップS5では、受光器3が基準点からの反射光を受
光したか否かの判断がなされる。反射光が受光されるま
で該ステップS5は繰返される。
反射光が検出されると、ステップS6に進んで、後述の
サブルーチンによって基準点識別処理が実行される。
ステップS7では、自走車1の位置T (Xp。
Yp)および進行方位θfの演算が行われる。
ステップS8では、走行コースからのずれ量(ΔX−X
p−Xn、Δθf)が演算され、ステップS9では、前
記ずれ量に応じて操舵部14により操舵角制御が行われ
る。
ステップSIOでは、自走車1がy軸方向において、原
点から遠ざかる方向(行き方向)に走行しているか、原
点に近づく方向(戻り方向)に走行しているかが判断さ
れる。
行き方向であれば、ステップSllにおいて、−行程が
終了したか(Yp>Ye)否かが判断され、戻り方向で
あれば、ステップ312において、−行程終了(Yp<
Yst)したか否かが判断される。ステップSllまた
はS12において、−行程が終了していないと判断され
ればステップS5に進む。
ステップSllまたはS12において、−行程が終了し
たと判断されれば、次はステップS13において全行程
が終了した(Xp>Xe)か否かの判断が行われる。
全行程が終了していなければ、ステップS]3からステ
ップS14に移って自走車のUターン制御が行われる。
Uターン制御は、前記位置・進行方位演算部13で演算
された自走車1の位置情報を操舵部14にフィードバッ
クする処理によって行われる直線行程の操向制御とは別
の方式で行われる。
すなわち、旋回行程では自走車1の操舵角をあらかじめ
設定された角度に固定して走行させる制御に移行し、各
基準点A、B、Cの方位角のうち、少なくとも1つが予
定の角度範囲内に合致した時点で、直線行程の操向制御
に戻るようにしている。
ステップS15では、XnにXn+Lがセットされ、次
の走行コースが設定される。次の走行コースが設定され
ればステップS5に戻って、前記処理が行われる。
全行程が終了したならば、戻り位置R(Xret、Yr
et)へ戻って(ステップ516)、走行が停止される
(ステップ517)。
次に前記ステップS6の基準点識別処理について説明す
る。
まず、本実施例における基準点識別処理の概要を説明す
る。第8図は基準点識別処理の説明図である。同図では
、前回の走査において基準点Bが正常に検出され、該基
準点Bの検出後、次回の走査で正常に基準点Bを検出し
たか否かを判断する場合の自走車1および基準点の関係
を示す。
同図において、前回基準点Bを検出した時の自走車1の
位置の座標はM (Xm、Ym)であり、該位置におい
て、次回、B点が検出される時の、自走車1の存在可能
範囲Hは(Xm±Δx、 Ym土Δy)、すなわち、前
回位2MからX方向およびY方向に、それぞれ±ΔX、
±Δyの偏差を有する範囲に設定しである。該偏差は、
自走車1の進行方向によって+、−のいずれか一方のみ
を設定するようにしてもよい。
次回の走査で、自走車1の進行方向に対する検出方位角
θXに基づいて求められる開き角αX。
つまり、(θX−基準点Aの既知の方位角θan)、お
よび既知の開き角βから算出される自走車1の位置が、
前記存在可能範囲内にある場合は、基準点Bを正常に検
出できたと判断する。
一方、次回の走査で基準点Bを検出する以前に、他の発
光源Uからの光を検出した場合は、検出方位角θXは前
記基準点を正常に検出した場合のθXより小さい値とな
り、該方位角θXに基づいて算出される開き角αχも小
さい値となるため、該開き角αXと、開き角βとに基づ
いて算出される自走車1の位置は前記存在可能範囲から
逸脱した位置Tiになる。その結果、検出された光が基
準点以外の発光源からの光であると判断できる。
また、基準点Bを見失った場合は、算出される自走車1
の位置が、前記存在可能範囲からさらに大きく外れるよ
うになり、この場合は、基準点見失い処理を行う。つま
り、前回および前々回に検出された方位角に基づいて現
在の方位角を推定し、該推定方位角に基いて、自走車1
の位置を算出するようにする。
なお、以下の説明において、前回の走査ですでに確定し
ている基準点A、  B、  Cの方位角はそれぞれθ
an、  θbn、  θenで表し、該方位角θan
、  θbn、  θcnに基いて算出された決定開き
角は、α。
βで表す。また、最新の検出方位角θXおよび前回検出
時の方位角θan、  θbn、  θcnによって仮
に決定される開き角はαX、βXで表す。
以上説明した、基準点識別処理を第4図のフローチャー
トに従って説明する。
まず、ステップS61では、最新の受光信号に基いて算
出された、自走車lの進行方向に対する反射物体の方位
角をθXとして読込む。
ステップS62では、ボールカウンタ27の値が“1″
か否か、すなわち、該最近の受光信号を検出する直前に
検出された基準点が、カウント値“1“に対応するAか
否かの判断がなされる。該判断が肯定の場合は、とりあ
えず前記反射物体が基準点Aの次に検出されるはずの基
準点Bに配置された反射器6であるとの仮定の下にステ
ップS63に進む。
ステップS63では、前記検出方位角θXと基準点Aの
既知の方位角θanとの差から仮の開き角αXを算出す
る。
ステップS64では、照返の開き角αXおよび既知の開
き角βに基づいて、自走車位置演算部23において自走
車1の位置を算出する。
ステップS65では、算出された自走車1の位置が、前
回の走査で基準点Bが検出された時に開き角α、βに基
いて算出された位置から得られた存在可能範囲内か否か
の判断がなされる。
自走車lが存在可能範囲内にあれば、前記ステップS6
2において、ボールカウンタ27の値から仮定した、[
検出反射物体が基準点Bに配置された反射器6である」
との判断は正しかったとして、ステップS66に進んで
、基準点Bの方位角θbの決定処理を行う。方位角θb
は、前回方位角θbnおよび前々回方位角θbn −1
を含む。
ステップS67では、以上の処理で検出基準点がBであ
ると確定されたので、ボールカウンタ27のカウント値
を基準点Bに対応する“2″に更新する。
一方、ステップS62で、ボールカウンタ27のカウン
ト値が“1″でないと判断された場合は、ステップ56
gに進んでボールカウンタ27のカウント値が2”か否
か、すなわち、直前の受光信号が基準点Bの反射器6か
ら光の検出信号か否かの判断がなされる。
ステップ368の判断が肯定ならば、前記反射物体が基
準点Cに配置された反射器6であると仮定の下にステッ
プS69に進む。
ステップS69では、検出方位角θXと既知の方位角θ
bnの差から、仮の開き角βXが算出される。
ステップS70では、照返の開き角βXおよび既知の開
き角αに基づいて、自走車位置算出部23において、自
走車1の位置を算出する。
ステップS71では、算出された自走車1の位置が、前
回の走査で基準点Cが検出された時に開き角α、βに基
いて算出された位置を中心とする存在可能範囲内か否か
の判断がなされる。
自走車1が存在可能範囲内にあれば、前記ステップS6
8において、ボールカウンタ27の値から仮定した、「
検出反射物体が基準点Cに配置された反射器6である」
との判断は正しかったとして、ステップS72に進んで
、基準点Cの方位角θCの決定処理を行う。
ステップS73では、以上の処理で検出基準点がCであ
ると確定されたので、ボールカウンタ27のカウント値
を基準点Cに対応する“3″に更新する。
ステップS62およびステップ36gの判断がいずれも
否定の場合は、反射物体は基準点Aに配置された反射器
6であると仮定して、ステップS74に移行する。
以下のステップ874〜S78の処理は、上記ステップ
863〜367、またはS69〜S73と同様であるの
で説明は省略する。
前記ステップS65において、自走車1が存在可能範囲
内に位置していないと判断された場合は、検出方位角θ
Xが基準点Cに配置された反射器6の方位角であると仮
定し、第4図(その2)のステップS79において、検
出方位角θXと基準点Bの既知の方位角θbnとの差か
ら基準点Bおよび0間の仮の開き角βXを算出する。
ステップS80では、既知の開き角αおよび仮の開き角
βXにより自走車1の位置を演算する。
ステップS81では、ステップS80で算出された自走
車1の位置が、前回の走査で基準点Cが検出された時に
開き角α、βに基いて算出された位置を中心とする存在
可能範囲内か否かの判断がなされる。
自走車1が存在可能範囲内にあれば、検出方位角θXは
基準点Cに配置された反射器6の方位角であり、その前
に検出されるべ′き基準点Bを見失ったと判断され、ス
テップS82に移行して基準点B見失い処理が行われる
基準点Bの見失い処理が終わるとステップS83に進む
ステップS83では、基準点Bの見失い回数I Los
t[lがしきい値T1を超過したか否かの判断がなされ
る。基準点Bの見失い回数I LostBがしきい値T
1を超過していれば、第4図(その5)に示した処理に
移行し、クラッチ20を切り(ステップ5136)、エ
ンジン19を停止させ(ステップ5137)、フェール
ランプを点滅させる(ステップ813g)。
前記ステップS83の判断において、基準点Bの見失い
回数I LostBがしきい値TIを超過していない場
合は、ステップS84に進み、基準点Cの方位角θCの
決定処理を行う。ステップS85では、ボールカウンタ
27の値を基準点Cに対応する値“3“に更新する。
また、前記ステップS81の判断が否定であれば、今度
は、検出方位角θXは基準点Aに配置された反射器6の
方位角であると仮定の下に、ステップS86において、
基準点Bの既知の方位角θbnと検出方位角θXとの差
から仮の開き角αXを算出し、ステップS87で、照返
の開き角αXと既知の開き角βとから自走車1の位置を
演算する。
ステップ888では、ステップS87で算出された自走
車1の位置が、前回の走査で基準点Aが検出された時に
開き角α、βに基いて算出された位置を中心とする存在
可能範囲内か否かの判断がなされる。
算出された自走車1の位置が存在可能範囲にない場合は
、受光信号が基準点A、B、Cのいずれの反射器6から
の反射光でもないと判断され、第4図(その6)のステ
ップ5139に移行し、ノイズ警告灯が一時点灯され、
ステップ5140ではノイズを検出した時の自走車の座
標、および自走車1から見たノイズ発生源の方位角が読
み込まれ、その値が記憶部37に:ill!憶される。
また、算出された自走車1の位置が存在可能範囲にある
場合は、ステップS89において前回反射光を受光した
時から受光器3が1回転したか否かの判断が行われ、ま
だ1回転していなければステップ5139に移行し、す
でに1回転していれば、基準点B、 Cを連続して見失
ったと判断され、ステップS90で基準点Bの見失い処
理が行われる。
基準点Bの見失い処理が終わると、ステップS91に進
み、基準点Bの見失い回数I LostBがしきい値T
Iを超過したか否かの判断がなされる。基準点Bの見失
い回数I LostBがしきい値T1を超過していれば
、ステップ5136に進んで自走車1を停止させる。
前記ステップS91の判断において、基準点Bの見失い
回数I LostBがしきい値TIを超過していない場
合は、ステップS92に進み、基準点C見失い処理が行
われる。
ステップS93では、基準点Cの見失い回数I Los
tCが1.きい値Tlを超過したか否かの判断がなされ
る。基準点Cの見失い回数I LogtCがしきい値′
r1を超過していれば、ステップ5136に進んで自走
車1を停止させる。
前記ステップS93の判断において、基準点Cの見失い
回数I LostCがしきい値T1を超過していない場
合は、ステップS94に進み、複数見失い回数カウンタ
31の、基準点B、  Cを続けて見失った回数I L
ostBCに1°を加算する。
ステップS95では、基準点B、 Cを続けて見失った
回数I LO8tBCがしきい値T2を超過したか否か
の判断が行われる。
基準点B、Cを続けて見失った回数I LostBCが
しきい値T2を超過していれば、ステップ5136に進
んで自走車1を停止させる。
前記ステップS95において、基準点B、  Cを続け
て見失った回数I Lost[lCがしきい値T2を超
過していないと判断されると、ステップ896に進み、
基準点Aの方位角θaの決定処理を行う。ステップS9
7では、ボールカウンタ27の値を基準点Aに対応する
値“1”に更新する。
また、前記ステップS71において、自走車1が存在可
能範囲内に位置していないと判断された場合は、第4図
(その3)のステップS9gに移行し、ステップS75
において自走車1が存在可能範囲内に位置していないと
判断された場合は、第4図(その4)のステップ511
7に移行する。
第4図(その3)、(その4)に示された各ステップの
処理は、第4図(その2)に示された各ステップの処理
と同様であるので説明は省略する。
次に、自走車1から見た基準点の方位角θa〜θCの決
定処理、および基準点見失い処理部28における基準点
見失い処理動作について、第5図。
第6図のフローチャートを参照して説明する。
第5図(a)は基準点への方位角θaの決定処理フロー
チャートである。
同図において、ステップ5150では、見失い回数カウ
ンタ30の基準点人見失い回数I LostAと、基準
点A、  Bを連続して見失った回数を記憶する複数見
失い回数カウンタ31の見失い回数i LostABお
よび基準点C,Aを連続して見失った回数を記憶する複
数見失い回数カウンタ31の見失い回b I Lost
CAとに“0“をセットする。
ステップ5151では、前々回方位角記憶部35bに記
憶される値θan−1にθanを読込み、前回方位角記
憶部35aに記憶される値θanに検出方位角θXを読
込んでデータを更新する。
第5図(b)、(c)はそれぞれ基準点Bの方位角θb
および基準点Cの方位角θCを決定するためのフローチ
ャートである。該フローチャートの内容は基準点Aの方
位角θaの方位角決定処理と同様であるので説明は省略
する。
第6図(C)は基準点C見失い処理のフローチャートで
ある。
同図において、ステップ5160では、基準点Cの見失
い回数I LostCに“1“を加算する。
ステップ8161では、自走車1が前回検出した基準点
Cの方位角θenと、前々回検出した基準点Cの方位角
θan−1との差を方位角変化量Δθとして読込み、前
々回検出方位角θCn−1を前回検出方位角θcnで更
新し、さらに、前回方位角θenをθen+Δθで更新
する。
なお、前記方位角の差Δθは、(θan −(θen−
1月を算出した結果に限らず、実験に基いてあらかじめ
設定された固定の値をΔθとして使用しても良い。
このように、該見失い処理によって、基準点が検出され
なかった場合に、該検出されなかった基準点の方位角デ
ータを前回、前々回のデータに基いて推定された値で更
新し、該更新データに基いて自走車1の位置および進行
方位を算出する。
第6図(a)、  (b)はそれぞれ基準点AおよびB
の見失い処理のフローチャートである。該フローチャー
トで示された処理は基準点C見失い処理と同様に行われ
る。
なお、本実施例では、次回の走査において同一基準点が
検出された時に自走車1が存在すると予A91される範
囲を、前回の自走車1の位置を中心にして固定値±ΔX
、±Δyの範囲で設定したが、存在可能範囲は、次のよ
うに決定することもできる。
第9図は自走車1の存在可能範囲を決定するための、も
う1つの方法の説明図である。
同図において、存在可能範囲予測時の自走車1の位置を
M (Xm、Ym) 、予測位置をZ (Xz。
Yz) 、自走車1の操舵角をθ、位置Mから2までの
走行距離をgとした場合、予測位置Zの座標は次式で求
められる。
なお、次式において、受光器3が1回転する間に自走車
1が走行する距離がpであり、該距11111)は自走
車1が定速走行の場合は予め決定できるし、定速走行で
ない場合は、予測時直前における受光器3の1回転あた
りの走行距離を、車輪の回転量から検出して決定できる
Xz−Xm+fl s l nθ Yz=Ym+、77  cos θ そして、最新光信号を受光した時に算出される自走車1
の位置T (x、  y)が次式で表される範囲り内に
あれば、反射器6からの正常な光を受光したと判断する
(Xz−6X)<x< (Xz+δX)(Yz−δy)
<y<(Yz+δy) 予測位置Zに対する許容範囲δX、δyは、実験によっ
て予め設定する固定値か、前記車輪の回転量から求めら
れた距MUに応じて決定する値とすることができる。
以上の説明のように、本実施例では、受光器3で検出さ
れた光が予定された基準点に配置された反射器6からの
反射光であるか否かの判断を行い、予定された反射器6
からの正常な反射光であると判断された場合に、受光信
号に基いて自走車1を操向制御するための位置および進
行方位が算出される。
そして、前記正常な反射光であるか否かの判断を、反射
光を受光する毎に算出される自走車1の位置が予n1さ
れた位置にあるか否かの判断によって行っており、基準
点の見失いおよび基準点以外からのノイズを容易に識別
できる。
なお、本実施例では、自走車1の存在可能範囲を、次回
の走査で同一基準点が検出される時に自走車1が位置し
ている範囲に設定した。
しかし、本発明はこれに限定されず、ある基準点を検出
した時に、その次に検出される予定の隣接基準点が検出
されるべき時に、自走車1が存在すると予測される範囲
を存在可能範囲として設定してもよい。そして、受光信
号検出する毎に、該存在可能範囲内に自走車1が位置し
ているか否かで、検出基準点が正常な予定の基準点であ
るか否かの判断をすればよい。
本実施例では、予定の回数だけ基準点を見失った場合に
、見失い処理を行ったり、自走車1を停止するようにし
たが、予定の時間中継続して基準点を見失った場合、あ
るいは予定の走行距離だけ自走車1が走行する間中基準
点を見失った場合に、見失い処理を行ったり、自走車1
を停止するようにしでもよい。
また、基準点を見失った場合には、基準点の方位角を推
定し、該推定値に基いて自走車1の位置および進行方位
を算出しているが、方位角を推定するだけで、その回の
自走車1の位置および進行方位の計算はキャンセルし、
前回のままの進行方位で走行を継続するようにしてもよ
い。
さらにまた、本実施例では、自走車1を作業開始位置ま
で無線操縦で誘導するようにしたが、自走車1を戻り位
置で停止させた状態で光ビームを走査して基準点の方位
角の検出を行い、該方位角に基いて戻り位置から作業開
始位置までの走行コースを演算し、該コースに沿って自
走車1を作業開始位置まで走行させてもよい。この場合
には、作業開始位置までの走行中にも基準点識別処理を
行う。
本実施例では、基準点を3カ所に配置した場合を例にと
って説明したが、基準点が4カ所の場合にも本実施例と
同様の手段により実施できる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、次の
ような効果が達成できる。
(1)自走車の存在可能位置の範囲は、受光手段が1回
転する間に自走車が移動すると推定される狭い範囲に設
定できるので、基準点の、走査方向前後に位置する他の
反射物体または発光物体を予定の反射手段と誤認するこ
とが少なくなる。その結果、作業に先立ち、作業区域お
よび作業区域周囲の反射物体や発光物体を排除するなど
の手間を軽減できる。
(2)基■点を一時的に見失っても自走車の走行を継続
できるので、自走車が多少ローリングするような悪条件
の作業区域でも作業が行え、自走車の適用範囲が拡大で
きる。
(3)基準点を一時的に見失っても、自走車の走行を継
続できる。
(4)基準点の見失い回数が増した場合も、見失った基
準点の推定誤差の蓄積が少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の一実施例の機能を示すブロッ
ク図、第3図は操向制御のフローチャート、第4図は基
準点識別処理のフローチャート、第5図は方位角決定処
理のフローチャート、第6図は基準点見失い処理のフロ
ーチャート、第7図は自走車と反射器との位置関係を示
す図、第8図は基準点識別処理の説明図、第9図は自走
車1の存在可能範囲を決定するための方法の説明図、第
10図は自走車の操行コースと反射器との位置関係を示
す図、第11図は自走車と反射器の配置状態を示す斜視
図である。 1・・・自走車、2・・・発光器、3・・・受光器、6
・・・反射器、9・・・カウンタ、10・・・開き角演
算部、11・・・方位角演算部、12・・・位置比較部
、13・・・位置・進行方位演算部、23・・・自走車
位置演算部、24・・・自走車存在範囲演算部、26・
・・方位角推定部、27・・・ボールカウンタ、28・
・・見失い処理部、35a・・・前回方位角記憶部、3
5b・・・前々回方位角記tMN 代理人 弁理士 平木通人 外1名 第 図 (その5) 第 図 第 図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自走車から発生された光ビームを、該自走車を中
    心として円周方向に走査し、少なくとも3カ所の基準点
    に配置された光反射手段からの前記光ビームの反射光を
    受光して自走車の位置を検出する自走車の操向位置検出
    装置のための基準点検出装置において、 前記光反射手段からの反射光の受光間隔に基づき、自走
    車の進行方向に対する各光反射手段の方位角を検出する
    手段と、 前記方位角検出手段で検出された方位角に基いて、自走
    車の位置を算出する手段と、 前記位置算出手段で算出された自走車の位置に基いて、
    次回の方位角検出時に自走車が存在すると予測される存
    在可能範囲を算出する手段と、次回の方位角検出時に、
    該検出方位角に基いて算出された自走車の位置と前記存
    在可能範囲と比較し、次回の方位角検出時に算出された
    自走車位置が前記範囲内にある場合は、検出された方位
    角が予定された基準点に配置された光反射手段の方位角
    であると判断し、次回の方位角検出時に算出された自走
    車位置が前記範囲内にない場合は、検出された方位角が
    予定された基準点に配置された光反射手段の方位角でな
    いと判断する判別手段とを具備したことを特徴とする自
    走車の操向位置検出装置のための基準点検出装置。
  2. (2)自走車から発生された光ビームを、該自走車を中
    心として円周方向に走査し、少なくとも3カ所の基準点
    に配置された光反射手段からの前記光ビームの反射光を
    受光して自走車の位置を検出する自走車の操向位置検出
    装置において、 前記光反射手段からの反射光の受光間隔に基づき、自走
    車の進行方向に対する各光反射手段の方位角を検出する
    手段と、 前記方位角検出手段で検出された方位角に基いて、自走
    車の位置を算出する手段と、 前記位置算出手段で算出された自走車の位置に基いて、
    次回の方位角検出時に自走車が存在すると予測される存
    在可能範囲を算出する手段と、次回の方位角検出時に、
    該検出方位角に基いて算出された自走車の位置と前記存
    在可能範囲とを比較し、次回の方位角検出時に算出され
    た自走車位置が前記範囲内にある場合は、検出された方
    位角が予定された基準点に配置された光反射手段の方位
    角であると判断し、次回の方位角検出時に算出された自
    走車位置が前記範囲内にない場合は、検出された方位角
    が予定された基準点に配置された光反射手段の方位角で
    ないと判断する判別手段と、 該判別手段によって、検出方位角が前記予定された基準
    点に配置された光反射手段の方位角であると判断された
    場合に、該方位角に基いて自走車の進行方位を算出する
    手段とを具備したことを特徴とする自走車の操向位置検
    出装置。
  3. (3)前記判別手段によって、検出方位角が前記予定さ
    れた基準点に配置された光反射手段の方位角でないと判
    断された場合に、予定された基準点に配置された光反射
    手段の方位角を推定し、該推定方位角に基いて自走車の
    位置を算出する手段を具備したことを特徴とする請求項
    2記載の自走車の操向位置検出装置。
  4. (4)前記判別手段によって、検出方位角が前記予定さ
    れた基準点に配置された光反射手段の方位角でないと判
    断された場合に、該検出方位角が予定された光反射手段
    に続いて順に検出されるべき他の基準点に配置された光
    反射手段の方位角であると判断し、該方位角に基いて算
    出された自走車の位置が、それぞれの光反射手段が前回
    検出された時に予測された自走車の存在可能範囲内にあ
    るか否かを判断する判別手段と、 最終的に自走車が前記存在可能範囲内にあると判断され
    た場合の光反射手段の方位角に基いて自走車の位置を算
    出する手段とを具備したことを特徴とする請求項2記載
    の自走車の操向位置検出装置。
  5. (5)前記次回の方位角検出時が、先に検出された基準
    点に隣接していて、該基準点に引続いて検出されるべき
    次の基準点に配置された光反射手段の方位角検出時であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の自走車の操
    向位置検出装置およびそのための基準点検出装置。
  6. (6)前記自走車の存在可能範囲が、前回の方位角検出
    時の自走車の位置を中心とする予定距離の範囲であるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の自走車の操向位
    置検出装置およびそのための基準点検出装置。
  7. (7)前記自走車の存在可能範囲が、前回の方位角検出
    時の自走車の位置および自走車の車輪操舵角、ならびに
    光ビームを自走車を中心にして予定の間に自走車が走行
    すると推定される距離に基いて算出された位置を中心と
    する予定の範囲であることを特徴とする請求項1または
    2記載の自走車の操向位置検出装置およびそのための基
    準点検出装置。
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