JP2943712B2 - 遠隔制御方式 - Google Patents

遠隔制御方式

Info

Publication number
JP2943712B2
JP2943712B2 JP8222388A JP22238896A JP2943712B2 JP 2943712 B2 JP2943712 B2 JP 2943712B2 JP 8222388 A JP8222388 A JP 8222388A JP 22238896 A JP22238896 A JP 22238896A JP 2943712 B2 JP2943712 B2 JP 2943712B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
interrupt
data
remote control
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8222388A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1066165A (ja
Inventor
敏雄 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP8222388A priority Critical patent/JP2943712B2/ja
Priority to DE69708013T priority patent/DE69708013T2/de
Priority to EP97114594A priority patent/EP0825576B1/en
Priority to US08/917,277 priority patent/US5952936A/en
Publication of JPH1066165A publication Critical patent/JPH1066165A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2943712B2 publication Critical patent/JP2943712B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
    • G08C15/00Arrangements characterised by the use of multiplexing for the transmission of a plurality of signals over a common path
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
    • G08C19/00Electric signal transmission systems
    • G08C19/16Electric signal transmission systems in which transmission is by pulses
    • G08C19/28Electric signal transmission systems in which transmission is by pulses using pulse code

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遠隔制御方式に係
り、特に赤外線などを制御コードの伝送路として用いる
リモートコントローラ(以下、リモコンと略す)を用い
た遠隔制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】リモコンは、もともと1つの送信機で1
つの受信機を内蔵した機器を制御するために、発展して
きた経緯があり、基本的に送信機と受信機は1対1のペ
アで使用される。このリモコンで用いる基本コードは、
図10(A)に示すようにハイレベル期間が16T(T
はコードの基本単位)でローレベル期間が8Tのスター
トコードと、同図(B)に示すように1Tのハイレベル
期間と1Tのローレベル期間からなる0コードと、同図
(C)に示すように1Tのハイレベル期間に続いて3T
のローレベル期間からなる1コードと、同図(D)に示
すように、1Tのハイレベル期間に続いて72Tのロー
レベル期間からなるストップコードと、同図(E)に示
すように、16Tのハイレベル期間、4Tのローレベル
期間、1Tのハイレベル期間、172Tのローレベル期
間からなる繰り返しコードがある。
【0003】以上のコードを用いて上位のレベルでは図
11に示すようなデータ・フォーマットを構成してい
る。同図(A)はベースバンドデータ、同図(B)はデ
ータフォーマット、同図(C)は上位データを示す。こ
こで、図11(B)のデータフォーマット中、「カスタ
ムコード」は、リモコン受信機を含むセットのメーカを
識別するためのコードで、続く「データコード」はリモ
コン送信機からリモコン受信機に送られ、セットの制御
を指示するデータである。
【0004】このフォーマットにおいて、「カスタムコ
ード」に続く
【0005】
【外1】 (以下、カスタムコード・バーと記す:その他も同様に
オーバーラインは”バー”と読み替えるものとする)と
「データコード」に続く「データコード・バー」は、そ
れぞれ「カスタムコード」と「データコード」の論理反
転値であり、これらを伝送するのは受信機側での誤動作
を防ぐためであり、受信機側ではこれら互いに論理反転
値関係にあるコードの排他的論理和をとり、データの正
誤を判定し、誤りの場合、そのデータを破棄している。
【0006】このデータフォーマットは、「データコー
ド」が1バイトであるので、1バイト以上のデータを送
る場合には、このフォーマットで「データコード」の部
分のデータを変更し、順次に送信をしている(図11
(C)の上位データフォーマット参照)。
【0007】受信機側では上記のデータフォーマットの
リモコン信号を図12に示すフローチャートに従って受
信処理する。図12において、受信機はまず、イニシャ
ライズを行い(ステップ101)、スタートコードある
いは繰り返しコードを取り込み(ステップ102)、入
力されたコードがスタートコードか繰り返しコードかを
判別して繰り返しコードであれば繰り返し処理を行い、
スタートコードであればカスタムコードの入力を待つ
(ステップ103〜106)。
【0008】カスタムコード及びカスタムコード・バー
がそれぞれ入力された後、それらの排他的論理和をとる
ことによりカスタムコードの判定処理を行い、誤ってい
るときは再度ステップ102に戻り、正しいときにはデ
ータコード入力を待つ(ステップ107〜109)。
【0009】データコードが入力され、更にデータコー
ド・バーが入力された後、それらの排他的論理和をとる
ことによりデータコードの判定処理を行い、データコー
ドが誤っているときは再度ステップ102に戻り、正し
いときは次のストップコードの入力を受け、そのストッ
プコードの正誤判定をして正しいときに始めて入力デー
タを採用する(ステップ110〜116)。
【0010】ところで、近年、セットの高機能化により
複数のセットが協調して動作する機能が加わり、これを
リモコンで制御する必要がでてきた。コンポーネントス
テレオや編集機能付きVTRなどが例として挙げられ
る。
【0011】図13は上記の例の従来の遠隔制御方式の
一例のブロック図を示す。同図に示す遠隔制御方式で
は、リモコン121からの前記データフォーマットの送
信信号は装置122により受信され、ここで装置122
の制御及び信号線123で接続された装置124を制御
する。
【0012】この遠隔制御方式に適用できるものとし
て、従来よりカスケード方式リモートコントロールシス
テムが知られている(特開昭62−132494号公
報)。このシステムでは、ヘッダと装置選択コードとコ
マンドコードからなるフォーマットの制御信号がリモコ
ンから送信され、予め装置122自身に設定されている
装置ID(識別子)と受信制御信号中の装置選択コード
とが一致した場合にはその装置122が制御され、一致
しなければ装置選択コードから”1”を差し引き、それ
を新たな装置選択コードとして信号線123により接続
された下位の装置124へ転送している。
【0013】図14は従来の遠隔制御方式の他の例のブ
ロック図を示す。同図に示す遠隔制御方式では、リモコ
ン131からの前記データフォーマットの送信信号は装
置132により受信され、ここで装置132の制御を行
うか又はリモコン131から装置132への送信信号
(この送信信号には装置135の制御信号が含まれてい
る)を一旦装置132で記憶し、あるいは変換処理をし
て、リモコン131の送信信号の受信処理が終了した時
点で装置132から装置135へ赤外線を介してデータ
を送り装置135を制御する。
【0014】この遠隔制御方式に適用できるものとし
て、従来よりリモコン装置が知られている(特開平6−
90484号公報)。このリモコン装置では、図14の
装置132と装置135間の光路を、装置132から光
ファイバ133でリモコン信号が入力される発光板13
4と、この発光板134を取り付けた装置135内のリ
モコン受光部の間の短い光路とし、複数の装置132及
び135を制御する。これらの従来の遠隔制御方式で
は、各装置の識別のため、予め人手でその装置ID(識
別子)を設定しておく必要がある。
【0015】また、従来知られている遠隔制御方式とし
てあたかも全二重通信ができるようにした方式も知られ
ている(特開平5−41693号公報:発明の名称「赤
外線空間通信方式」)。この従来の遠隔制御方式では、
本来、半二重通信しか行えない赤外線通信において、送
信データを時間圧縮し、送信機から時分割データとして
受信機に送信し、受信機では時間伸長して元のデータに
戻し、また逆方向の通信においても同様の処理を行い、
先の時分割データの間隙にデータを時分割で送信するこ
とにより、あたかも全二重の通信ができるようにしたも
のである。
【0016】更に、従来知られている他の遠隔制御方式
として、データ送信期間に比べて割合長い受信期間を設
け、送信側では送信データを送出する間隔、すなわち送
信データ休止期間をランダムに変え、受信側では他の送
信データと重なることがなく、かつ、自分宛てのIDコ
ードを含むデータであるものを選択的に採用する手段を
設けることにより、複数のリモコン送信機より同時にデ
ータが送出された場合の不具合を解消するようにしたリ
モートコントロールシステムの送受信方式がある(特開
平6−98383号公報)。
【0017】また、従来知られている更に別の遠隔制御
方式として、電子手帳やノートパソコンなどの機器を使
用した赤外線データ通信方式がある。この赤外線データ
通信の標準化規格としてIrDA(Infrared Data Asso
ciation)規格が知られている(例えば、宇野裕史他、
「モバイル・コンピューティング時代のための赤外線通
信技術」、インタフェース、1995年8月号〜12月
号、CQ出版社)。このIrDA規格は赤外線ローカル
・エリア・ネットワーク(LAN)の一方式で、そのデ
ータリンク層では無線データ通信用に改良されたハイレ
ベル・データ・リンク手順(HDLC)のプロトコルを
採用し、通信経路の自動設定や制御権の受け渡し、新た
な装置の自動ID設定等の機能を実現している。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の赤外
線リモコンを用いる遠隔制御方式では、もともと1つの
送信機で1つの受信機を内蔵した機器を制御するために
発展してきたため、1バイトのデータを送信するために
毎回スタートコード、カスタムコード、カスタムコード
・バー、及びストップコードを付加しなければならず、
多数のデータを送信する必要のある場合、データ効率が
悪いという問題がある。
【0019】また、近年、セットの高機能化により複数
のセットが協調して動作する機能が加わり、これらのセ
ットをリモコンで制御しようとする場合、図11に示し
たデータフォーマットのみでは双方向通信手段や複数の
送信機の調停手段を実現することはできず、セットの高
機能化の妨げとなっている。
【0020】一方、特開平5−41693号公報記載の
遠隔制御方式では、双方向通信を実現できるが、あまり
にも双方向通信に特化してしまったため、1対1の双方
向通信路を確保するのみで、従来のリモコンを制御でき
ず、上位互換性がなくなっている。更に、コストや動作
スピードにおいても、全く別の分野をターゲットとする
ものである。
【0021】また、特開昭62−132494号公報記
載の遠隔制御方式では、同一機能を有するコマンド制御
器を各装置に取り付けてこれらをカスケード接続し、各
装置に割り当てた装置IDがリモコン送信機からリモコ
ン受信機を介してコマンド制御器に入力され、該当装置
IDを有する装置のコマンド制御器がその装置を動作さ
せる一方、自己以外の装置IDは下位の装置IDに対応
するように変更して送り出すようにしているため、片方
向通信であり、これを単に双方向赤外線通信に応用する
だけでは、複数送信機の調停不能や自己の送信データが
受信データをマスキングしてしまい、実用にならない。
【0022】更に、IrDA規格の遠隔制御方式では、
高コストでリモコンの分野には向かず、また、従来のリ
モコンとの互換性がないという問題がある。
【0023】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
多数のデータをデータ効率良く送受信し得る遠隔制御方
式を提供することを目的とする。
【0024】また、本発明の他の目的は、従来のリモコ
ンと上位互換性がある遠隔制御方式を提供することにあ
る。
【0025】更に、本発明の他の目的は、低コストな装
置により双方向通信可能な遠隔制御方式を提供すること
にある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、リモートコントローラより所望の第1のデ
ータコードと、第1のデータコードのビット反転値を示
す論理反転データコードと、フォーマットの始まりを示
すスタートコードと、フォーマットの終りを示すストッ
プコードデータとから少なくとも構成された第1のデー
タフォーマットのリモコン信号を送信し、受信機を備え
た被制御機器により受信させて被制御機器を第1のデー
タコードに応じて遠隔制御する遠隔制御方式において、
リモートコントローラは、受信手段と、論理反転データ
コードに代えて第1のデータコードとの間で所定論理演
算値を示す第2のデータコードを配置すると共に、スト
ップコードに代えて割込み調停期間を配置した構成の第
2のデータフォーマットの拡張モードのリモコン信号
を、第1のデータフォーマットのリモコン信号と選択的
に送信する手段と、送信期間中に割込み調停期間内で受
信モードに切り換わり、優先割込みコードを受信したと
き、受信優先割込みコードの意味する状態と送信しよう
としていたデータの内容を判断し、その判断結果により
アクノリッジコードかノンアクノリッジコードを割込み
調停期間内で送信応答する送信応答手段とを有し、被制
御機器は、受信機により受信した受信信号が第1のデー
タフォーマットか第2のデータフォーマットかを判定す
る手段と、第2のフォーマットの受信判定時には、割込
み調停期間中に受信したアクノリッジコード又はノンア
クノリッジコードと、優先割込みコードの優先度を判別
して判別結果に応じた受信信号の処理を行う処理手段と
を有し、リモートコントローラ及び被制御機器の少なく
とも一方は、所定論理値の期間の前後に1又は0のデー
タ値のデータコードが付加されたコードを、割込みコー
ドとして受信した拡張モードのリモコン信号中の割込み
調停期間内に発生する割込みコード発生手段を更に有す
る構成としたものである。
【0027】 すなわち、この発明は、通信を行ってい
るリモートコントローラと被制御機器以外の割込みを行
おうとする他のリモートコントローラ又は他の被制御機
器は、通信を行っているリモートコントローラの送信デ
ータを受信し、その割込みコード発生手段により受信し
た拡張モードのリモコン信号中の割込み調停期間を識別
してその割込み調停期間内に割込みコードを発生して送
信し、通信を行っているリモートコントローラが受信し
た割込みコードに基づいて、送信応答手段によりアクノ
リッジコードかノンアクノリッジコードを生成して割込
み調停期間内で送信応答し、割込みを行おうとする他の
被制御機器は、処理手段によりアクノリッジコード又は
ノンアクノリッジコードと受信した割込みコードに応じ
た処理を行うようにしたものである。これにより、この
発明では、従来の遠隔制御方式により送受信される第1
のデータフォーマットのリモコン信号と上位互換性のあ
る第2のデータフォーマットのリモコン信号を、第1の
データフォーマットのリモコン信号に代えて送受信する
ことができるため、後述の図8(B)に示すように、第
1のデータフォーマットのリモコン信号と通信する第2
の装置34が、第2のデータフォーマットのリモコン信
号と通信する第1の装置33のリモコン信号受信領域に
あっても、第2の装置34を誤動作させることはなく、
第1の装置33とのみ通信できる。また、この発明で
は、被制御機器が割込み調停期間中に受信したアクノリ
ッジコード又はノンアクノリッジコードと、優先割込み
コードの優先度を判別して判別結果に応じた受信信号の
処理を行うため、リモートコントローラとの間で双方向
の制御ができる。
【0028】また、本発明は上記の目的を達成するた
め、その選択的送信手段を、拡張モードのリモコン信号
として、割込み調停期間に続いてストップコードが配置
されたデータフォーマットの第1の拡張モードのリモコ
ン信号と、割込み調停期間に続いて連続的にデータコー
ドが所望期間配置された後ストップコードが配置された
第2の拡張モードのリモコン信号の一方を送信する手段
としたことを特徴とする。この発明では、第2の拡張モ
ードの連続データコードの部分によりデータ透過性を確
保したデータの送受信ができる。
【0029】 また、本発明は上記の目的を達成するた
め、割込みコード発生手段を、優先割込みコードとし
て、アクノリッジコード又はノンアクノリッジコードの
コード信号部分と優先割込みコードの信号部分との間
に、コード内容が無信号の一定の切換余裕時間を有する
優先割込みコードを発生することを特徴とする。この発
明では、割込み調停期間においてリモートコントローラ
は、送信モードから受信モードに切り換わり、更に送信
モードに切り換わるため、その切り換わり直後の動作状
態に直ちに切り換わらなければならないが、上記の切換
余裕時間により、切換応答時間が比較的長い低価格の回
路も使用できる。従って、後述する図8(C)のよう
に、リモコン38が調停期間で送信状態から受信状態に
が切り換わったときに自分自身の回り込み信号を受信し
ても、確実に受信できる。
【0030】また、本発明は上記の目的達成のため、割
込みコード発生手段を、同時に送受信された場合、優先
度が低いコードがマスクされるように互いに所定論理値
の長さが異なるようにされ、かつ、所定論理値の期間の
前後に1又は0のデータ値のデータコードが付加された
複数種類の割込みコードのうち任意の一の割込みコード
を発生し、送信応答手段及び処理手段は、それぞれ受信
した割込みコードの論理和された信号を受信することに
より受信割込みコードを判別することを特徴とする。
【0031】これにより、この発明では複数の機器から
同時に割込みコードが発生されたとしても、リモートコ
ントローラ及び被制御機器はハイレベルの信号とローレ
ベルの信号を同時に受信した場合にはハイレベルの信号
を優先して受信するので、受信した割込みコードから最
も優先度の高い割込みコードを判別することができる。
【0032】 更に、本発明は前記受信手段を、受信信
号レベルに応じて受信信号を増幅するプリアンプの利得
を制御する利得制御手段を有する構成としたものであ
る。これにより、この発明では、データ授受最大可能距
離近辺の不確かなデータを受信しないようにできる。
た、本発明は上記の目的を達成するため、一の被制御機
器を遠隔制御しているリモートコントローラの送信応答
手段は、割込み調停期間内の受信モードで受信した、他
のリモートコントローラから一の被制御機器とは異なる
別の被制御機器へ送信されたリモコン信号に基づいて、
アクノリッジコードかノンアクノリッジコードを生成し
て、一の被制御機器へ送信することを特徴とする。この
発明では、後述の図8(A)のように、送信中のリモコ
ン31が他のリモコン32が送信を行っているかを受信
リモコン信号で判断できる。 また、本発明は、割込みコ
ード発生手段を、優先割込みコードとして、幅の長短に
より優先度を示すスタートコードと同程度の幅のパルス
幅部と、該パルス幅部の前後に配置された、該パルス幅
部よりも短く同一幅の複数のパルスとからなる構成とし
たものである。これにより、後述の図9(A)に示すよ
うに、従来の第2の装置43がリモコン41から第1の
装置42へのリモコン信号中の割込みコードをスタート
コードと誤認することを防止できる。
【0033】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。
【0034】図1は本発明になる遠隔制御方式の要部の
第1の実施の形態の構成図を示す。同図に示すように、
この実施の形態はマイクロコントローラ1と、エミッタ
が接地されたドライブトランジスタQ1と、ドライブト
ランジスタQ1のコレクタにカソードが接続された赤外
線発光ダイオードD1と、赤外線発光ダイオードD1の
アノードと正の電源端子間に接続された抵抗R1と、フ
ォトダイオードD2及びプリアンプ2から大略構成され
ている。トランジスタQ1、赤外線発光ダイオードD1
及び抵抗R1は赤外線発光部を構成しており、フォトダ
イオードD2及びプリアンプ2は赤外線受光部を構成し
ている。
【0035】マイクロコントローラ1は、外付けの水晶
振動子3に接続された発振器4、その発振器4からの高
周波数安定度の一定周波数信号を分周して内部クロック
を発生する内部クロック発生回路5、プログラムカウン
タ6、プログラム等が格納されたリード・オンリ・メモ
リ(ROM)7、ランダム・アクセス・メモリ(RA
M)8、算術論理ユニット(ALU)9、インストラク
ションデコーダ10、出力ポート11、タイマ12、割
り込み回路13、入力回路14、キー入力回路15、入
出力ポート16及びこれらを接続する内部バス17から
構成されている。出力ポート11はドライブトランジス
タQ1のベースに接続されており、また入力回路14は
プリアンプ2の出力端子に接続されている。
【0036】この実施の形態及び後述の第2の実施の形
態は、従来のリモコンの機能と上位互換性を有する双方
向多機能リモコンを実現する遠隔制御方式であって、信
号授受の基本となる信号単位として図10に示した従来
のリモコンの基本コードに加え、図7に示す各種コード
を授受・判断する機能を備えた、図1又は図4の構成の
リモコンを使用する。このリモコンは送信機能は勿論の
こと、受信機能も有する。
【0037】ここで、図7(A)は他のコードとの比較
のために図示した、図10(D)に示したものと同じス
トップコードを示す。また、図7(B)はアクノリッジ
コードで、1T(Tはコードの基本単位)期間ハイレベ
ルの後58T期間ローレベルで、続く5T期間は1T期
間毎に交互にハイレベルとローレベルを繰り返した後、
9T期間ローレベルの全部で73T期間のコードであ
る。図7(C)はノンアクノリッジコードで、1T期間
ハイレベルの後58T期間ローレベルで、続く1T期間
ハイレベル、3T期間ローレベル、1T期間ローレベル
の後、9T期間ローレベルの全部で73T期間のコード
である。
【0038】また、図7(D)、(E)、(F)、
(G)及び(H)はいずれも後述の割込み調停期間中
に、割込み要求のある機器から送信される割込みコード
で、それぞれ優先1、優先2、優先3、優先4及び優先
5の割込みコードを示し、優先1が最上位の優先順を示
し、以下。優先2、優先3、優先4及び優先5の順で優
先順位を示し、優先5が最下位の優先順を示す。
【0039】ここで、優先1割込みコードは、最初の1
0T期間ローレベルで、続いて1T期間ハイレベル、3
T期間ローレベルが2回繰り返された後、24T期間ハ
イレベルで、その後3T期間ローレベル、1T期間ハイ
レベルが2回繰り返されて23T期間ローレベルの計7
3T期間からなるコードである。
【0040】同様に、図7(E)、(F)、(G)及び
(H)に示すように、優先2、優先3、優先4及び優先
5の割込みコードは、上記の24Tハイレベルの期間が
それぞれ20T、16T、12T及び8Tであり、その
ハイレベル期間の次に1T幅のパルスが3T毎に3個、
4個、5個及び6個存在するコードである。また、上記
の割込みコードは最初の1T幅のパルスの前9T期間
と、最後の1T幅のパルスの後9T期間がそれぞれ切換
余裕時間となるようにされている。図7(D)〜(H)
からわかるように、これらの2以上の優先割込みコード
の論理和をとると、その中で最上位の優先割込みコード
が得られる。
【0041】以上の図7及び図10に示した各信号単位
により、図11に示した従来フォーマットと図5及び図
6に示す拡張フォーマットが構成される。図5(A)、
(B)及び(C)はそれぞれベースバンドデータ、デー
タフォーマット及び上位データフォーマットを示す。こ
こで、第1の拡張モードのデータフォーマット(拡張フ
ォーマット)は、図5(B)に示すように、各1バイト
の「スタートコード」、「カスタムコード」、「カスタ
ムコード・バー」に続いて「データコード#1」、「デ
ータコード#2」と続いた後割込み調停期間TIからな
るフォーマットであり、従来のデータフォーマットに比
べて「データコード・バー」が「データコード#2」
に、「ストップコード」が割込み調停期間TIとなった
点が異なる。ここでは、「データコード#2」は「デー
タコード#1」の論理反転値に”1”を排他的論理和加
算した値である。なお、24T期間で1バイト分が伝送
される。
【0042】また、図6(A)と図6(C)は時間的に
連続するベースバンドデータ、同図(B)と同図(D)
もこのベースバンドデータに対応して時間的に連続する
第2の拡張モードのデータフォーマットを示し、割込み
調停期間TIの後に複数のデータコードが連続的に続き
最後尾にはストップコードが、また、その前には誤り訂
正のためのCRCコードが配置されている。この第2の
拡張モードの場合は、図6(B)に示すように、「デー
タコード#2」は「データコード#1」の論理反転値
に”2”を排他的論理和加算した値である。
【0043】また、図5(B)及び図6(B)に示した
割込み調停期間TIは、73T期間の間で信号の有無を
送信側及び受信側のそれぞれの機器において信号を相互
に授受することにより、割込み調停を行うための期間で
ある。
【0044】ところで、上記の図7(B)〜(H)に示
した追加基本コードは、図8及び図9に示す伝送路の概
念を考慮したコードである。図8(A)は第1及び第2
のリモコン31及び32が同時送信となった場合の例で
ある。第1のリモコン31が被制御機器である第1の装
置33を遠隔制御し、第2のリモコン32が被制御機器
である第2の装置34を遠隔制御している場合、第1の
リモコン31から第2の装置34へ、第2のリモコン3
2から第1の装置33へ向かうそれぞれの信号により、
本来の対応関係の信号が妨害される。
【0045】従来の遠隔制御方式においては、そのよう
な場合、遠隔制御不能となるが、本発明では、それぞれ
の装置33及び34の受信アルゴリズムにより誤動作を
生じることなく、動作停止の状態をとるようにしてい
る。すなわち、本発明では、割込み調停期間中に受信期
間を設けているので、送信中のリモコンが他のリモコン
等の機器が送信を行っているかどうかを判断できるた
め、アプリケーションプログラムのレベルで回避策(例
えば、一時的に送信を見合わせる等)をとることができ
る。また、この場合、少なくとも動作停止の状態をとる
ことができる。
【0046】また、図8(B)に示すように、リモコン
36と第1の装置33の間で第1又は第2の拡張モード
による信号伝送が行われている領域に、従来装置である
第2の装置34が置かれている場合、第2の装置34は
図11に示したフォーマットの信号のみを受け付ける。
つまり、図5(B)及び図6(B)に示した「データコ
ード#2」は、「データコード#1」のビット反転値と
は異なるので、図11(B)に示した「データコード」
と「データコード・バー」のビット反転値の関係とはな
らず、第2の装置34は以後の信号を自分宛ての信号と
取らず、動作することはない。
【0047】また、図8(C)は第1又は第2の拡張モ
ードでリモコン38と装置39が双方向通信を行ってい
る場合、リモコン38が送信状態、装置39が受信状態
とすると、リモコン38の受信回路には自分自身の送信
信号の回り込み信号が加わっていることになる。
【0048】ここで、調停期間に送受が入れ換わる時、
受信回路はすぐに動作状態とならなければならないが、
リモコン38に使用される低価格の部品構成では切り換
え応答期間が長くかかってしまう。そこで、本発明で
は、信号コードの構成を工夫し、図7に示したように、
基本コード中に信号を何も割り当てない9Tの期間を切
り換え余裕時間として確保するようにしている。
【0049】更に、図9(A)に示すように、リモコン
41と第1の装置42が双方向通信を行っている領域
に、従来の第2の装置43が存在する場合、第2の装置
が誤動作をしないように、図7(D)〜(H)に示す優
先割込みコードの構成において、8T〜24Tのハイレ
ベルの信号区間の前後に、ハイレベル1T、ローレベル
3Tのパルスを付加している。このパルスの付加によ
り、従来の第2の装置43が優先割込みコードをスター
トコードとして誤判断することを防止できる。
【0050】以上を総合すると、リモコン45、46と
対応する被制御機器である第1の装置47、第2の装置
48の間には、図9(B)に示すような多数の信号経路
が考えられ、これらの多数の信号経路が存在する場合に
も、リモコン45、46は対応する第1の装置47、第
2の装置48のみに対して誤動作させることなく別々に
独立して遠隔制御することができる。なお、送信を受け
ている装置47、48が割込みをかける場合もあるし、
リモコン信号を送信していない別のリモコンがリモコン
信号を傍受して割込みをかける場合もある。
【0051】次に、図1に示した第1の実施の形態につ
いて説明する。この実施の形態は従来のデータフォーマ
ットと、第1及び第2の拡張フォーマットをサポートし
たリモコン送受信機の構成図である。このような機器に
おいては、コスト低減が優先されるため、必要最少限の
ハードウェアを持ち、ソフトウェアで多くの機能を実現
している。
【0052】図1において、基本的な機能は1チップの
マイクロコントローラ1により行われるリモコンの入出
力制御機能である。また、タイマ12と割込み回路13
は常に動作しており、リモコン受信信号のハイレベル、
ローレベルの判断に用いられる。すなわち、タイマ12
と割込み回路13は、1Tの期間中2回以上入力回路1
3からの受信信号レベルをサンプリングする。この判断
結果により、アプリケーションプログラムは各種コード
を判別する。
【0053】まず、リモコンの出力制御機能である送信
動作について、図2に示すフローチャートと共に説明す
る。まず、マイクロコントローラ1は各部をイニシャラ
イズした後(ステップ201)、スタートコード、カス
タムコード及びカスタムコード・バーの順で出力する
(ステップ202〜204)。この出力及び後述の出力
はコードに応じたパルス列が出力ポート11を介してド
ライブトランジスタQ1のベースに印加されてこれをス
イッチングし、これにより赤外線発光ダイオードD1に
流れる駆動電流を制御してその発光強度を制御すること
により行われる。
【0054】続いて、マイクロコントローラ1はモード
(mode)の値が”0”かどうか判定する(ステップ
205)。mode=0の場合は、データコード、デー
タコード・バー及びストップコードを順次出力する(ス
テップ206〜208)。これにより、図11(B)に
示した従来と同じデータフォーマットのリモコン信号が
送信されることとなる。つまり、従来のリモコン装置と
互換性がある送信ができる。
【0055】一方、modeの値が”0”でないときに
は、modeの値が”1”かどうか判定され(ステップ
209)、”1”であるときは続いてデータコード#
1、データコード#2が順次に出力された後(ステップ
210、211)、割込み調停処理が行われ(ステップ
212)、最後にストップコードが出力される(ステッ
プ213)。これにより、図5(B)に示したデータフ
ォーマット(図5(B)ではストップコードは省略して
ある)の第1の拡張モードのリモコン信号が送信される
こととなる。
【0056】また、ステップ209でmodeの値が”
1”でないと判定されたときには、続いてデータコード
#1、データコード#2が順次に出力された後(ステッ
プ214、215)、割込み調停処理が行われ(ステッ
プ216)、更に連続データコードが出力され(ステッ
プ217)、最後にストップコードが出力される(ステ
ップ218)。これにより、図6(B)、(D)に示し
たデータフォーマットの第2の拡張モードのリモコン信
号が送信されることとなる。この場合は、多数のデータ
を連続的に送信することができる。
【0057】また、第1の拡張モードと第2の拡張モー
ドのときには、送信モードであっても、割込み調停処理
の期間(ステップ212、216)に送信を一時中断
し、受信状態となり、他の機器からの割込みがあるかイ
ンストラクションデコーダ10にてチェックする。そし
て、割込みがあったと判断した場合は、マイクロコント
ローラ1は割込み調停処理の期間(図5(B)、図6
(B)の割込み調停処理期間TI)において、図7
(B)に示したアクノリッジコードを送信し、そうでな
かった場合は図7(C)に示したノンアクノリッジコー
ドを送信する。
【0058】次に、リモコンの被制御機器及びリモコン
の受信動作について、図3に示すフローチャートと共に
説明する。リモコンの受信時には、図1のフォトダイオ
ードD2で受光した赤外線(リモコン信号)を光電変換
して得られた電気信号(受信データ)がプリアンプ2で
前置増幅され、入力回路14を通して内部バス17に送
出される。受信時には、図3に示すように、まず、マイ
クロコントローラは各部をイニシャライズした後(ステ
ップ301)、上記の受信データとしてスタートコード
あるいは繰り返しコードが入力されると(ステップ30
2)、それがスタートコードか否か判定する(ステップ
303)。
【0059】ハイレベルが15T〜17T続き、その後
7T〜9Tローレベルが続くことによりスタートコード
と判定したときには、それに続くカスタムコード、カス
タムコード・バーをそれぞれ入力し、それらに基づいて
カスタムコード判定処理を行う(ステップ304〜30
6)。続いて、カスタムコード判定処理の結果を正誤判
定し(ステップ307)、誤っている場合はステップ3
02に戻って最初からやり直し、正しい場合は続くデー
タコード#1とデータコード#2の入力後にそれらに基
づいて拡張モードを抽出する(ステップ308〜31
0)。
【0060】この拡張モードの抽出は、データコード#
1とデータコード#2の排他的論理和演算することによ
り行われる。すなわち、従来のデータフォーマットのリ
モコン信号を受信した場合は図11(B)に示したよう
に、上記のデータコード#1とデータコード#2は互い
に論理が反転しているデータコードとデータコード・バ
ーであるから、上記の排他的論理和演算結果は8ビット
オール”1”となる。これにより、mode=0(拡張
モードが”0”)と判定できる。
【0061】また、第1の拡張モードのリモコン信号受
信時には、図5(B)に示したデータフォーマットから
分かるように、上記のデータコード#1とデータコード
#2の排他的論理和演算を行うと、その演算結果は8ビ
ットのうちLSBのみが”0”となる。これにより、第
1の拡張モードがと判定できる。同様に、第2の拡張モ
ードのリモコン信号受信時には、図6(B)に示したデ
ータフォーマットから分かるように、上記のデータコー
ド#1とデータコード#2の排他的論理和演算を行う
と、その演算結果は8ビットのうち7ビット目のみが”
0”となる。これにより、第2の拡張モードと判定でき
る。
【0062】そこで、リモコン又は被制御機器のマイク
ロコントローラは上記の排他的論理和演算(あるいは排
他的否定論理和演算)により抽出した拡張モードが”
0”かどうか判定し(ステップ311)、”0”のとき
には次にストップコードが入力されるので、それを取り
込んで正誤判定をし(ステップ312、313)、誤り
であればステップ302に戻って最初からやり直し、正
しければその入力データを採用する(ステップ31
4)。
【0063】また、ステップ311で”0”ではないと
判定されたときは、拡張モードが第1の拡張モードかど
うか判定し(ステップ315)、第1の拡張モードであ
れば変数modeの値を”1”とし(ステップ31
6)、第1の拡張モードでなければ拡張モードが第2の
拡張モードかどうか更に判定し(ステップ317)、第
2の拡張モードであれば変数modeの値を”2”とす
る(ステップ318)。なお、ステップ317で第2の
拡張モードでもないと判定されたときは再びステップ3
02に戻って最初からやり直す。
【0064】変数modeの値が”1”又は”2”に設
定されると、続いてマイクロコンピュータ1は割込み調
停処理を行う(ステップ319)。続いて、modeの
値が”1”かどうか判定され(ステップ320)、”
1”であれば続くストップコードの入力を受け(ステッ
プ321)、そのストップコードが正しいかどうか判定
し正しければ入力データを採用する(ステップ322、
323)。また、誤りであれば、ステップ302に戻
り、最初からやり直す。この第1の拡張モードの受信時
には、毎回8ビットの有効データを受信できる。
【0065】一方、ステップ320でmodeの値が”
1”でないと判定されたときには、連続データ及びスト
ップコードを順次入力し(ステップ324、325)、
ストップコードの正誤判定をし(ステップ326)、正
しければ、CRCコードに基づいてCRCチェックを行
って正誤判定をする(ステップ327、328)。CR
Cのチェック結果が正しければ、入力連続データを採用
する(ステップ329)。誤っていれば、ストップコー
ドの値が誤っているときと同様にステップ302に戻り
最初からやり直す。この第2の拡張モードの受信時に
は、特に連続するデータコードの部分で、任意のビット
パターンを連続して受信できる。図6ではHDLCプロ
トコルのデータコードの例を示している。
【0066】なお、ステップ303において、ハイレベ
ルの期間が16T続き、その後の8T期間にローレベル
からハイレベルそしてローレベルへの変化がある(つま
り、スタートコードでない)と判定されたときには、そ
の後100T以上ローレベルの期間が続くかどうかによ
り図10(E)に示した繰り返しコードかどうか判定し
(ステップ330)、繰り返しコードのときは繰り返し
処理を行い(ステップ331)、繰り返しコードでない
ときにはステップ302に戻り最初から再びやり直す。
【0067】この実施の形態での、割り込み調停期間の
動作について更に説明する。通信中のリモコン以外の他
の機器が割込みを行う場合、割込みをかける側は、送信
側のリモコンの送信データを受信して調歩同期をとり、
割込み調停期間を見付け、この期間に自分の優先割込み
コードを図7(D)〜(H)に示したフォーマットのい
ずれかで送信する。
【0068】一方、送信側では、割り込み調停期間中に
は前述したように一時的に受信状態となり、割込みをか
ける側が単数の場合は図7(D)〜(H)に示した優先
割込みコードを、また割込みをかける側が同時に複数あ
った場合はそれらが送信した優先割込みコードの重ね合
わせのコードを受信する。優先割込みコードの重ね合わ
せにより、コード番号が小さい優先度の高い優先割込み
コードが優先されるため(論理和によるため)、そのコ
ードの意味する状態と送信側が送信しようとしていたデ
ータの内容を送信側で判断し(アプリケーションプログ
ラムによる)、そのまま送信を続けるか又は割込みをか
けた側と交信をするかを判断し、その判断結果によりア
クノリッジコードかノンアクノリッジコードを送信応答
する(送信するのは割込み調停期間内の受信期間経過後
の所定送信期間で、図7(B)、(C)の各コードの最
後の3パルスか2パルス)。因みに、図5(A)はノン
アクノリッジコードを送信応答したときの例である。
【0069】従って、割り込み調停期間中には、図7
(B)に示したアクノリッジコード又は同図(C)に示
したノンアクノリッジコードと、同図(D)〜(H)に
示した優先割込みコードのどれか一つ又は複数が送信さ
れている。従って、受信側では、それらのコードの重ね
合わせ(論理和をとったもの)の信号が受信され、受信
側の図3に示したステップ319での割込み調停処理
は、割込み側がどの優先度の割込みコードを出したかと
いうことと、送信側が割込みを受け付けたかどうかの信
号(アクノリッジコード又はノンアクノリッジコード)
を受信し、それに対応するフラグを立て、このコードに
対する処理(アプリケーションソフトウェアによるが、
今まで受け取った信号の破棄又は保留)が行われる。対
応する処理内容はアプリケーションプログラムに委ね、
自由度を持たせる。
【0070】図4は本発明になる遠隔制御方式の要部の
第2の実施の形態の構成図を示す。同図中、図1と同一
構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図
4に示はリモコン送受信機の第2の実施の形態を示し、
マイクロコントローラ20を内部バス17に接続された
DAコンバータ21を有する構成とすると共に、フォト
ダイオードD2の光電変換電気信号を前置増幅するプリ
アンプ21を利得可変増幅器とし、その利得をDAコン
バータ21の出力アナログ信号で制御する構成としたも
のである。
【0071】この実施の形態では、DAコンバータ21
の出力アナログ信号でプリアンプ22の利得を可変でき
るので、データ授受最大可能距離近辺の不確かなデータ
を受け取らないよう利得を絞ることができる。
【0072】なお、以上の実施の形態では、リモコンは
ベースバンドのデータにより光強度変調された赤外線を
送受信するものとして説明したが、本発明はこれに限ら
ず、データで変調された30kHz〜50kHzのキャ
リアにより光強度変調された赤外線を送受信するように
してもよい。また、赤外線の他、超音波や電波を用いる
ことも可能である。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来の遠隔制御方式により送受信される第1のデータフ
ォーマットのリモコン信号を送信したときには、従来の
被制御機器を従来と同様に単方向制御でき、一方、第1
のデータフォーマットのリモコン信号と上位互換性のあ
る第2のデータフォーマットのリモコン信号を送信した
ときは、リモートコントローラが送信中でも割込み調停
期間中に受信モードに切り換わり、受信割込みコードの
意味する状態と送信側が送信しようとしていたデータの
内容を送信側で判断し、そのまま送信を続けるか又は割
込みをかけた側と交信をするかを判断し、その判断結果
によりアクノリッジコードかノンアクノリッジコードを
送信応答し、被制御機器は割込み調停期間中に受信した
アクノリッジコード又はノンアクノリッジコードと、優
先割込みコードの優先度を判別して判別結果に応じた受
信信号の処理を行うため、リモートコントローラとの間
で双方向の制御ができる。
【0074】また、本発明によれば、データフォーマッ
ト中に割込み調停期間を設けたため、リモートコントロ
ーラと被制御機器との間でデータ授受を行っている最中
に、第3の機器が割込みをかけ、優先的にデータ授受を
行うことができる。
【0075】また、本発明によれば、第2のデータフォ
ーマットのリモコン信号に対しては、従来の第1のデー
タフォーマットのリモコン信号により制御される被制御
機器は動作しないため、同一環境下で従来の被制御機器
と、この発明により制御される被制御機器を混在配置す
ることができ、よって、送信側のモード変更により、い
ずれの被制御機器も選択使用できる。
【0076】また、本発明によれば、第2の拡張モード
の連続データコードの部分によりデータ透過性を確保し
たデータの送受信ができるため、任意のビットパターン
のデータを送信できる。このため、従来よりLANで培
われてきたHDLCプロトコルのデータを授受すること
ができるため、高機能なHDLCの通信経路確定手順及
び上位階層での高度な調停手順を適用することができ
る。
【0077】また、本発明によれば、割込み優先コード
に切換余裕時間を設けたため、切換応答時間が比較的長
い低価格の回路も使用できる。更に、本発明によれば、
複数の機器から同時に割込みコードが発生されたとして
も、リモートコントローラ及び被制御機器は受信した割
込みコードから最も優先度の高い割込みコードを論理和
演算という簡単な演算により判別することができる。
【0078】更に、本発明によれば、データ授受最大可
能距離近辺の不確かなデータを受信しないようにできる
ため、より信頼性のある遠隔制御ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部の第1の実施の形態の構成図であ
る。
【図2】図1の送信動作説明用フローチャートである。
【図3】受信動作説明用フローチャートである。
【図4】本発明の要部の第2の実施の形態の構成図であ
る。
【図5】第1の拡張フォーマット説明図である。
【図6】第2の拡張フォーマット説明図である。
【図7】追加基本コード説明図である。
【図8】本発明の操作概念説明図である。
【図9】本発明の操作概念説明図である。
【図10】従来の基本コードを示す図である。
【図11】従来のフォーマット説明図である。
【図12】従来の受信動作説明用フローチャートであ
る。
【図13】従来の一例の構成図である。
【図14】従来の他の例の構成図である。
【符号の説明】
1 マイクロコントローラ 2、22 プリアンプ 3 水晶振動子 4 発振器 5 内部クロック発生回路 6 プログラムカウンタ 7 リード・オンリ・メモリ(ROM) 8 ランダム・アクセス・メモリ(RAM) 9 算術論理ユニット(ALU) 10 インストラクションデコーダ 11 出力ポート 12 タイマ 13 割り込み回路 14 入力回路 15 キー入力回路 16 入出力ポート 17 内部バス 21 DAコンバータ 31、45 第1のリモコン 32、46 第2のリモコン 33、42、47 第1の装置 34、43、48 第2の装置 36、38、41 リモコン 39 装置 D1 赤外線発光ダイオード D2 フォトダイオード Q1 ドライブトランジスタ

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモートコントローラより所望の第1の
    データコードと、該第1のデータコードのビット反転値
    を示す論理反転データコードと、フォーマットの始まり
    を示すスタートコードと、フォーマットの終りを示すス
    トップコードデータとから少なくとも構成された第1の
    データフォーマットのリモコン信号を送信し、受信機を
    備えた被制御機器により受信させて該被制御機器を前記
    第1のデータコードに応じて遠隔制御する遠隔制御方式
    において、 前記リモートコントローラは、 受信手段と、 前記論理反転データコードに代えて前記第1のデータコ
    ードとの間で所定論理演算値を示す第2のデータコード
    を配置すると共に、前記ストップコードに代えて割込み
    調停期間を配置した構成の第2のデータフォーマットの
    拡張モードのリモコン信号を、前記第1のデータフォー
    マットのリモコン信号と選択的に送信する手段と、 送信期間中に前記割込み調停期間内で受信モードに切り
    換わり、優先割込みコードを受信したとき、受信優先割
    込みコードの意味する状態と送信しようとしていたデー
    タの内容を判断し、その判断結果によりアクノリッジコ
    ードかノンアクノリッジコードを前記割込み調停期間内
    で送信応答する送信応答手段とを有し、 前記被制御機器は、 前記受信機により受信した受信信号が前記第1のデータ
    フォーマットか第2のデータフォーマットかを判定する
    手段と、 前記第2のフォーマットの受信判定時には、前記割込み
    調停期間中に受信した前記アクノリッジコード又はノン
    アクノリッジコードと、前記優先割込みコードの優先度
    を判別して判別結果に応じた受信信号の処理を行う処理
    手段とを有し、 前記リモートコントローラ及び被制御機器の少なくとも
    一方は、所定論理値の期間の前後に1又は0のデータ値
    のデータコードが付加されたコードを、前記割込みコー
    ドとして受信した前記拡張モードのリモコン信号中の前
    記割込み調停期間内に発生する割込みコード発生手段を
    更に有し、 通信を行っている前記リモートコントローラと前記被制
    御機器以外の割込みを 行おうとする他の前記リモートコ
    ントローラ又は他の前記被制御機器は、通信を行ってい
    る前記リモートコントローラの送信データを受信し、そ
    の割込みコード発生手段により受信した前記拡張モード
    のリモコン信号中の前記割込み調停期間を識別してその
    割込み調停期間内に前記割込みコードを発生して送信
    し、通信を行っている前記リモートコントローラが受信
    した前記割込みコードに基づいて、前記送信応答手段に
    より前記アクノリッジコードかノンアクノリッジコード
    を生成して前記割込み調停期間内で送信応答し、前記割
    込みを行おうとする他の前記被制御機器は、前記処理手
    段により該アクノリッジコード又はノンアクノリッジコ
    ードと受信した前記割込みコードに応じた処理を行う
    とを特徴とする遠隔制御方式。
  2. 【請求項2】 前記選択的送信手段は、前記拡張モード
    のリモコン信号として、前記割込み調停期間に続いて前
    記ストップコードが配置されたデータフォーマットの第
    1の拡張モードのリモコン信号と、前記割込み調停期間
    に続いて連続的にデータコードが所望期間配置された後
    前記ストップコードが配置された第2の拡張モードのリ
    モコン信号の一方を送信する手段であることを特徴とす
    る請求項1記載の遠隔制御方式。
  3. 【請求項3】 前記割込みコード発生手段は、前記優先
    割込みコードとして、前記アクノリッジコード又はノン
    アクノリッジコードのコード信号部分と前記優先割込み
    コードの信号部分との間に、コード内容が無信号の一定
    の切換余裕時間を有する優先割込みコードを発生するこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の遠隔制御方式。
  4. 【請求項4】 前記割込みコード発生手段は、同時に送
    受信された場合、優先度が低いコードがマスクされるよ
    うに互いに所定論理値の長さが異なるようにされ、か
    つ、該所定論理値の期間の前後に1又は0のデータ値の
    データコードが付加された複数種類の割込みコードのう
    ち任意の一の割込みコードを発生し、前記送信応答手段
    及び前記処理手段は、それぞれ受信した前記割込みコー
    ドの論理和された信号を受信することにより受信割込み
    コードを判別することを特徴とする請求項1乃至3のう
    ちいずれか一項記載の遠隔制御方式。
  5. 【請求項5】 前記受信手段は、受信信号レベルに応じ
    て該受信信号を増幅するプリアンプの利得を制御する利
    得制御手段を有することを特徴とする請求項1記載の遠
    隔制御方式。
  6. 【請求項6】 一の前記被制御機器を遠隔制御している
    前記リモートコントローラの前記送信応答手段は、前記
    割込み調停期間内の受信モードで受信した、他のリモー
    トコントローラから前記一の被制御機器とは異なる別の
    被制御機器へ送信されたリモコン信号に基づいて、アク
    ノリッジコードかノンアクノリッジコードを生成して、
    前記一の被制御機器へ送信することを特徴とする請求項
    1記載の遠隔制御方式。
  7. 【請求項7】 前記割込みコード発生手段は、前記優先
    割込みコードとして、幅の長短により優先度を示す前記
    スタートコードと同程度の幅のパルス幅部と、該パルス
    幅部の前後に配置された、該パルス幅部よりも短く同一
    幅の複数のパルスとからなることを特徴とする請求項1
    乃至3のうちいずれか一項記載の遠隔制御方式。
JP8222388A 1996-08-23 1996-08-23 遠隔制御方式 Expired - Fee Related JP2943712B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8222388A JP2943712B2 (ja) 1996-08-23 1996-08-23 遠隔制御方式
DE69708013T DE69708013T2 (de) 1996-08-23 1997-08-22 Fernsteuerungssystem
EP97114594A EP0825576B1 (en) 1996-08-23 1997-08-22 Remote control system
US08/917,277 US5952936A (en) 1996-08-23 1997-08-25 Bidirectional remote control system using interrupt arbitration

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8222388A JP2943712B2 (ja) 1996-08-23 1996-08-23 遠隔制御方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1066165A JPH1066165A (ja) 1998-03-06
JP2943712B2 true JP2943712B2 (ja) 1999-08-30

Family

ID=16781588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8222388A Expired - Fee Related JP2943712B2 (ja) 1996-08-23 1996-08-23 遠隔制御方式

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5952936A (ja)
EP (1) EP0825576B1 (ja)
JP (1) JP2943712B2 (ja)
DE (1) DE69708013T2 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6219109B1 (en) * 1998-01-21 2001-04-17 Evolve Products, Inc. Remote control with direct TV operation
US6127940A (en) * 1998-02-02 2000-10-03 Wein Products, Inc. Infra-red secure remote controller
US6407779B1 (en) * 1999-03-29 2002-06-18 Zilog, Inc. Method and apparatus for an intuitive universal remote control system
US6956496B1 (en) 2000-01-18 2005-10-18 Zilog, Inc. Method and apparatus for updating universal remote databases through TV VBI processing
KR100662281B1 (ko) * 2000-10-13 2007-01-02 엘지전자 주식회사 다중 제어시스템의 신호 전송 방법
JP2002207529A (ja) * 2001-01-09 2002-07-26 Mitsubishi Electric Corp マイクロコンピュータ
US7049995B2 (en) * 2001-06-01 2006-05-23 Thomson Licensing Method and apparatus for remote control transmission
JP3673192B2 (ja) 2001-07-17 2005-07-20 コナミ株式会社 遠隔操作システムに使用する送信機
JP3527900B2 (ja) 2001-07-17 2004-05-17 コナミ株式会社 遠隔操作システム、並びにその送信機及び駆動機器
US7171525B1 (en) * 2002-07-31 2007-01-30 Silicon Image, Inc. Method and system for arbitrating priority bids sent over serial links to a multi-port storage device
KR100710306B1 (ko) * 2005-01-20 2007-04-23 엘지전자 주식회사 코드 포맷 구조를 갖는 리모콘과 그의 송수신 방법 및 장치
JP4966642B2 (ja) * 2006-12-19 2012-07-04 パナソニック株式会社 通信装置及び通信制御方法
JP5009711B2 (ja) * 2007-07-31 2012-08-22 ダイヤモンド電機株式会社 信号処理回路
WO2011027957A1 (en) 2009-09-01 2011-03-10 Lg Electronics Inc. Method for controlling external device and transmitting apparatus and receiving apparatus thereof
WO2011027964A1 (en) * 2009-09-01 2011-03-10 Lg Electronics Inc. Method for controlling external device and remote controller thereof
US10504360B2 (en) * 2011-04-08 2019-12-10 Ross Gilson Remote control interference avoidance
US10164765B2 (en) * 2017-02-10 2018-12-25 Raytheon Company Receivers and method for detecting a non-persistent communication superimposed on an overt communication channel
US11336126B2 (en) 2018-02-23 2022-05-17 Phion Technologies Corp. Transmitter assembly for free space power transfer and data communication system
CA3096829A1 (en) 2018-04-12 2019-10-17 Raytheon Company Phase change detection in optical signals
US11201677B1 (en) 2020-06-08 2021-12-14 Raytheon Company Hard-to-intercept multiple coherent transmitter communications
US11303360B2 (en) 2020-06-22 2022-04-12 Raytheon Company Methods and apparatus supporting non-persistent communications

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62132494A (ja) * 1985-12-04 1987-06-15 Marantz Japan Inc カスケ−ド方式リモ−トコントロ−ルシステム
DE3751768T2 (de) * 1986-05-30 1996-08-22 Mitsubishi Electric Corp Digitales Fernsteuerungsübertragungsgerät
JPH0757035B2 (ja) * 1987-07-31 1995-06-14 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 リモ−トコントロ−ルシステム
MY104831A (en) * 1989-01-27 1994-06-30 Sharp Kk Memory remote control device.
US5182551A (en) * 1989-04-27 1993-01-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Remote control system for audio/video devices
NL9000603A (nl) * 1990-03-16 1991-10-16 Philips Nv Afstandsbedieningssysteem, alsmede een zender en een ontvanger voor een afstandsbedieningssysteem.
JP2562241B2 (ja) * 1990-09-06 1996-12-11 ホーチキ株式会社 防災監視装置
JP2511187B2 (ja) * 1990-09-06 1996-06-26 ホーチキ株式会社 防災監視装置
JPH0690484A (ja) * 1991-01-31 1994-03-29 Fujitsu General Ltd リモコン装置
DE69218016T2 (de) * 1991-04-02 1997-08-21 Philips Electronics Nv Verfahren zum Verarbeiten von Steueraufträgen
JPH0541693A (ja) * 1991-08-02 1993-02-19 Sharp Corp 赤外線空間通信方式
JPH07112302B2 (ja) * 1992-09-14 1995-11-29 エスエムケイ株式会社 リモ−トコントロ−ルシステムの送受信方式
KR940008532A (ko) * 1992-09-16 1994-04-29 이헌조 적외선 원격 제어장치의 제어방법
JP3217519B2 (ja) * 1993-02-12 2001-10-09 パイオニア株式会社 双方向リモコンシステム
JP3324671B2 (ja) * 1995-05-16 2002-09-17 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション コンピュータ・システム
US5699065A (en) * 1996-01-16 1997-12-16 Stanley Home Automation Remote control transmitter and method of operation

Also Published As

Publication number Publication date
EP0825576B1 (en) 2001-11-07
JPH1066165A (ja) 1998-03-06
DE69708013T2 (de) 2002-08-14
DE69708013D1 (de) 2001-12-13
EP0825576A1 (en) 1998-02-25
US5952936A (en) 1999-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2943712B2 (ja) 遠隔制御方式
KR100420885B1 (ko) 무선통신시스템
EP0156557A2 (en) Transceiver for multi-drop local area networks
JP3967716B2 (ja) 通信する方法、装置、および信号
EP0158645B1 (en) Data communication method and circuitry
JPH0670383A (ja) 赤外線送受信システム
JPH0730523A (ja) データ通信方法
JP3197415B2 (ja) コマンド通信方式
JPH11177538A (ja) データ伝送方式
JPS58164346A (ja) シフトダウン機能付デ−タ通信方式
JPH05216793A (ja) 通信制御装置及びその方法
JP3460502B2 (ja) シリアル伝送システム
JPH0715419A (ja) 機器の制御装置
JPS6254250B2 (ja)
JPS6254249B2 (ja)
JPH065831B2 (ja) 信号フレ−ムの伝送方式
JPH06177941A (ja) ホーム・バス・コントローラ
JPS61117997A (ja) リモコン送受信方式
JPH0969849A (ja) 非同期通信方法
JPH0548674A (ja) データ通信装置
JPH1153272A (ja) データ転送方式
JPH0744584B2 (ja) 割込信号の送信方法とその装置
JPH0614043A (ja) アドレス選択通信制御装置
JPH05145969A (ja) リモコン装置
JPS63207245A (ja) 調歩同期式のデ−タ伝送装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees