JP2844982B2 - 時分割多重通信システムの無線中継方式 - Google Patents

時分割多重通信システムの無線中継方式

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JP2844982B2
JP2844982B2 JP3221985A JP22198591A JP2844982B2 JP 2844982 B2 JP2844982 B2 JP 2844982B2 JP 3221985 A JP3221985 A JP 3221985A JP 22198591 A JP22198591 A JP 22198591A JP 2844982 B2 JP2844982 B2 JP 2844982B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は時分割多重通信システム
の無線中継方式に関し、特に1つの基地局と複数の子局
間の通信を中継する少なくとも1つの中継局を有する時
分割多重通信システムの無線中継方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の時分割多重通信システ
ムは、例えば図3に示すように、1つの基地局1と複数
の子局4a〜4cとが、中継局3a,3bを介して接続
される構成がとられる。基地局1には交換機2が接続さ
れており、この交換機2により各子局相互の通信回線の
交換処理が行われる。
【0003】このようなシステムにおいては、例えば子
局4aと子局4cとが通信を行う場合、子局4cからの
信号は、中継局3bおよび中継局3aを介して基地局1
に送信され、また、基地局1は子局4cからの信号を交
換機2へ送出して交換処理させる。次に交換機2からの
信号が、基地局1および中継局3aを経て子局4aへ送
出されて、子局4cと子局4aとの通信が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の時分割
多重通信システムでは、中継局と基地局間の回線に障害
が発生して通信断となった場合、子局からの信号が基地
局に到達しないので、中継局と子局間の回線が正常であ
るにもかかわらず、子局間相互の通信ができないという
問題点がある。
【0005】本発明の目的は、中継局と基地局間の回線
に障害が生じた場合でも、回線が正常な子局間での通信
を可能とする時分割多重通信システムの無線中継方式を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の時分割多重通信
システムの無線中継方式は、1つの基地局と複数の子局
間の通信を中継する少なくとも1つの中継局を有して所
定のタイムスロットにより通信を行う時分割多重通信シ
ステムにおいて、前記中継局は、前記基地局が送出する
同期信号を検出して回線障害を検知する障害検知手段を
備え、この障害検知手段が障害を検知した場合に;同期
信号を生成して送出する手段と、自局のサービスエリア
内の子局からの発呼信号を受信したときに、発呼した子
局に対して第1のタイムスロットを割当てる手段と、通
話先子局の番号を示すダイアル信号を前記第1のタイム
スロットにより受信したときに前記ダイアル信号が示す
番号が前記自局のサービスエリア内の子局の番号である
ことを確認する番号確認手段と、この番号確認手段によ
って確認された子局に対して第2のタイムスロットを割
当てる手段と、前記第1のタイムスロットにより受信し
た信号を前記第2のタイムスロットに切替えて送信し、
また、前記第2のタイムスロットにより受信した信号を
前記第1のタイムスロットに切替えて送信するタイムス
ロット切替手段とを備えている。また、前記中継局は、
前記第1のタイムスロットを使用してサービス地域情報
等を送出する手段を具備している。
【0007】
【実施例】次に本発明を図面を参照して説明する。
【0008】図1は本発明の時分割多重通信システムの
中継局の一実施例を示すブロック図であり、通常、中継
局は、アンテナ301およびアンテナ共用器305を介
して、基地局および上位に位置する中継局(以下、上位
局と称する)からの下り通信信号Sr1を受信し、受信
機302により復調し、再生部303により再生した
後、更に送信機304で変調し、アンテナ共用器307
およびアンテナ308を介して下位に位置する中継局お
よびサービスエリア内の子局(以下、下位局と称する)
へ下り通信信号St1として送信する。
【0009】また、中継局は、アンテナ308、アンテ
ナ共用器307を介して下位局からの上り通信信号Sr
2を受信し、受信機311で復調し、再生部310で再
生し、更に、送信機309で変調し、アンテナ共用器3
05およびアンテナ301を介して上位局へ上り通信信
号St2として送信する。
【0010】ところで、上位局からの信号を受信する受
信機302の出力側に接続された同期信号検出部306
は、基地局からの同期信号を検出して制御部322に送
出している。制御部322では、常時、同期信号の検出
結果により回線の障害発生を判断しており、回線に障害
発生して基地局から送出される同期信号が検出されない
場合、制御部322は各部を制御して障害対応処理を実
行する。
【0011】この場合、制御部322は、まず同期信号
送出部317を起動して同期信号を生成し、送信機30
4により送信信号と多重化してアンテナ共用器307、
アンテナ308を介して下位局へ送信する。このように
同期信号を送信することにより、下位の中継局に対して
通常の中継動作を継続させる。ところで、本発明で使用
する通信信号のフレ−ムフォ−マットは、図2に示すよ
うな構成としている。図2(a)は基地局から送出され
る下り通信信号のフレ−ムフォ−マットであり、同期信
号のタイムスロットと、子局との接続手順を行うための
タイムスロットTS0と、接続手順終了後の通信を行う
タイムスロットTS1〜TSnとで構成されている。一
方、子局から上位局へ送出される上り通信信号のフレ−
ムフォ−マットは、図2(b)に示すように、基地局と
の接続手順を行うためのタイムスロットTS0と、接続
手順終了後実際に通信を行うTS1〜TSnとで構成さ
れている。なお、各タイムスロット間にはタイムスロッ
ト間で干渉が起きないようにガ−ド時間が設けられてい
る。ここで、例えば図3に示したシステムにおいて、回
線に障害が生じて中継局3aが基地局1からの同期信号
を検出できないときに、子局4cと子局4aとが通信を
行う動作について説明する。
【0012】この場合、中継局3aは、回線障害を検知
し同期信号を生成して下位局へ送信するので、中継局3
bは通常の中継動作を継続する。
【0013】まず、電話機(図示省略)をオフフックし
た子局4cは、タイムスロットTS0に発呼信号を含む
上り通信信号を生成し、中継局3bへ送出する。中継局
3bは受信した上り通信信号を中継局3aへ中継する。
中継局3aは、図1に示すように、子局4cからの発呼
信号を含む上り通信信号Sr2を受信機311で復調す
る。発呼信号検出部313は、復調された信号から発呼
信号を検出して制御部322へ送出する。制御部322
は、子局4cからの発呼信号を受けつけると、タイムス
ロット割当部318および発呼応答信号送出部321を
起動して、通信を行うためのタイムスロット(例えばT
Smとする)を指定するタイムスロット割当信号および
発呼応答信号を生成し、タイムスロットTS0を使用し
て送信機304、アンテナ共用器307およびアンテナ
308を介して、下り通信信号St1として送信する。
子局4cは、中継局3bを介して下り通信信号St1を
受信し、指定された通信用タイムスロットTSmに切替
える。
【0014】同時に、中継局3aでは、サ−ビス地域等
を示す情報信号を情報信号送出部319で生成し、タイ
ムスロットTSmを使用して送信機304を介して下位
局へ送信する。この結果、子局4cではタイムスロット
TSmを受信することにより、接続可能地域等の情報を
入手できる。
【0015】次に、子局4cは、通話先(子局4a)の
電話番号を指定するダイアル信号をタイムスロットTS
mで送信する。中継局3aでは、子局4cからのダイア
ル信号を受信機311で受信し、ダイアル信号検出部3
15で検出して制御部322へ送出する。制御部322
は、受信したダイアル信号を局情報メモリ部323で照
会し、ダイアル番号と局個別番号との比較を行う。受信
したダイアル番号が子局4aの個別番号であることを確
認すると、呼出信号送出部320を起動して子局4aの
個別番号を含んだ呼出信号を送信機304を介して下位
局(子局4a)へ送信する。
【0016】その後、中継局3aは、子局4aからの呼
出応答信号を受信すると、呼出応答信号検出部314で
これを検出して制御部322へ送出する。制御部322
は、タイムスロット割当部318を起動して子局4aが
使用する通話用タイムスロット(例えばTSkとする)
を割当て、タイムスロット割当信号を生成して送信機3
04を介して送信する。更に、タイムスロット切替部3
12を制御し、子局4cが使用しているタイムスロット
TSmと子局4aが使用するタイムスロットTSkとを
接続する。すなわち、タイムスロットTSmによって子
局4cから送出された信号は、タイムスロット切替部3
12を経由してタイムスロットTSkに切替えられ、送
信機304を介して子局4aへ送信される。
【0017】一方、子局4aからタイムスロットTSk
によって送出された信号は、受信機311で受信され再
生部110で再生された後、タイムスロット切替部31
2でタイムスロットTSmへ接続され、送信機304を
介して子局4cに対し送信される。この結果、子局4c
と子局4aとが互いに通信を行うことができる。
【0018】通話が終了して子局4cが電話機をオンフ
ックすると、子局4cから終話信号が送信される。この
終話信号は受信機311で受信され、終話信号検出部3
16で検出される。この結果、制御部322はタイムス
ロット切替部312を制御して、タイムスロットTSm
とタイムスロットTSkとの切り離しを行うことによ
り、子局4cと子局4aとの通話を終了させる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
中継局に、基地局あるいは基地局側の中継局(上位局)
からの同期信号を検出することにより回線の障害発生を
検知する手段を設け、回線障害発生を検知した場合、自
局で生成した同期信号を下位の中継局に対して送出して
中継を継続させ、また、子局からの発呼信号を受信した
ときに、発呼した子局に対して第1のタイムスロットを
割当て、更に、このタイムスロットにより通話先子局の
番号を示すダイアル信号を受信したときは、自局のサー
ビスエリア内の子局の番号であることを確認して、通話
先子局に対して第2のタイムスロットを割当て、第1お
よび第2のタイムスロットを切替えを行って子局相互の
通信ができるように動作させることにより、回線障害が
中継局の上位局側に発生しても、中継局よりも下位側の
子局間での通信が可能となる。
【0020】また、第1のタイムスロットを使用してサ
ービス地域情報等を送出する手段を中継局に設けること
により、子局側で発呼動作を行った際、サービス地域情
報を受信することができるので、電話不通地域を前もっ
て知ることができ、従って、効率よく通話を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の時分割多重通信システムの中継局の一
実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明で使用する通信信号のフレ−ムフォ−マ
ットの一例を示す図である。
【図3】時分割多重通信システムの構成の一例を示す図
である。
【符号の説明】
1 基地局 2 交換機 3a,3b 中継局 4a,4b,4c 子局 302,311 受信機 303,310 再生部 304,309 送信機 306 同期信号検出部 312 タイムスロット切替部 313 発呼信号検出部 314 応答信号検出部 315 ダイアル信号検出部 316 終話信号検出部 317 同期信号送出部 318 タイムスロット割当部 319 情報信号送出部 320 呼出信号送出部 321 発呼応答信号送出部 322 制御部 323 局情報メモリ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの基地局と複数の子局間の通信を中
    継する少なくとも1つの中継局を有して所定のタイムス
    ロットにより通信を行う時分割多重通信システムにおい
    て、前記中継局は、前記基地局が送出する同期信号を検
    出して回線障害を検知する障害検知手段を備え、この障
    害検知手段が障害を検知した場合に;同期信号を生成し
    て送出する手段と、自局のサービスエリア内の子局から
    の発呼信号を受信したときに、発呼した子局に対して第
    1のタイムスロットを割当てる手段と、通話先子局の番
    号を示すダイアル信号を前記第1のタイムスロットによ
    り受信したときに前記ダイアル信号が示す番号が前記自
    局のサービスエリア内の子局の番号であることを確認す
    る番号確認手段と、この番号確認手段によって確認され
    た子局に対して第2のタイムスロットを割当てる手段
    と、前記第1のタイムスロットにより受信した信号を前
    記第2のタイムスロットに切替えて送信し、また、前記
    第2のタイムスロットにより受信した信号を前記第1の
    タイムスロットに切替えて送信するタイムスロット切替
    手段とを備えることを特徴とする時分割多重通信システ
    ムの無線中継方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の時分割多重通信システム
    の無線中継方式において、前記中継局は、前記第1のタ
    イムスロットを使用してサービス地域情報等を送出する
    手段を具備することを特徴とする時分割多重通信システ
    ムの無線中継方式。
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