JP3033689B2 - Phs基地局の制御チャネル切替方式 - Google Patents

Phs基地局の制御チャネル切替方式

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JP3033689B2 JP8214614A JP21461496A JP3033689B2 JP 3033689 B2 JP3033689 B2 JP 3033689B2 JP 8214614 A JP8214614 A JP 8214614A JP 21461496 A JP21461496 A JP 21461496A JP 3033689 B2 JP3033689 B2 JP 3033689B2
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信行 高沢
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はPHS(簡易型携帯
電話システム)の基地局における制御チャネル切替方式
に関し、特に複数の基地局をマスター・スレーブ構成し
た場合におけるリンク制御チャネルの切替方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】公衆用PHSでは、1つのサービスエリ
アにおける通信のトラフィック量を確保するために、特
定の基地局をマスターとし他の最大3台までの基地局を
スレーブとして相互に接続するマスター・スレーブ方式
が考えられている。また、PHS用交換機に対して、基
地局1台当たりISDNの基本インターフェースを2本
まで収容出来るので、複数の基地局をマスター・スレー
ブ構成にすることにより、通信チャネルが最大15、リ
ンク制御チャネルが1つのPHS基地局を構成できる。
この場合、ISDNのDチャネル(回線交換用のシグナ
リング情報や遠隔制御情報を運ぶためのチャネル)は複
数の基地局において共用(Dチャネル共用方式)され、
通常、マスター基地局にて終端される。
【0003】PHS端末機と公衆網に属する他の端末機
器との呼接続においては、TTC基準のプロトコル(I
‘プロトコル)とRCR STD−28のリンク制御プ
ロトコルとの相互変換が必要であるが、一般的には上記
の変換機能はマスター基地局で実現される。従って、マ
スター・スレーブ構成のPHS基地局ではマスター基地
局の信頼性を高める必要がある。マスター基地局の信頼
性を高めるために無線系を二重化したのではコスト高に
なって経済的ではないので、例えば特願平3−1109
31号公報に示されているように、制御チャネルが干渉
を受けたときに通話チャネルに切替えてサービスを継続
するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】マスター・スレーブ構
成による公衆用PHSでは、リンク制御チャネル情報を
送出する基地局は固定されるのが一般的である。従っ
て、マスター基地局のアンテナを含む送受信部に障害が
発生したときには、使用中の周波数の変更やタイムスロ
ットの位置変更等を行ったとしても、該当エリアでの位
置登録、発信、着信およびハンドオーバー等の呼接続が
出来なくなり、サービスが停止してしまうという問題が
ある。
【0005】本発明の目的は、複数の基地局をマスター
・スレーブ構成したPHS基地局において、リンク制御
チャネルの送受信を行うマスター基地局のアンテナを含
む無線送受信系に障害が発生しても、サービスエリアの
運用を継続できるPHS基地局の制御チャネル切替方式
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のPHS基地局の
制御チャネル切替方式は、PHS交換機との間で制御チ
ャネル情報および通話チャネル情報の送受信を行うと共
にPHS端末機との間で制御チャネル情報および通話チ
ャネル情報の送受信を行うマスター基地局と、前記PH
S交換機との間で通話チャネル情報の送受信を行うと共
に前記PHS端末機との間で通話チャネル情報の送受信
を行う複数のスレーブ基地局とからなるマスター・スレ
ーブ構成されたPHS基地局において、マスター基地局
無線送受信系に障害が発生したとき、制御チャネル情
報の無線送受信機能をスレーブ基地局に代行させる。具
体的には、前記マスター基地局は、自局の無線送受信系
障害発生を検出したときに前記PHS端末機との間の
制御チャネル情報の送受信を前記スレーブ基地局に指示
して代行させる手段を有し、前記スレーブ基地局は、前
記マスター基地局からの指示に応じて通話チャネルの一
つを制御チャネルに割り当て前記マスター基地局から送
出される制御チャネル情報を前記PHS端末機へ送信す
ると共に前記PHS端末機から受信した制御チャネル情
報を前記マスター基地局へ送出する手段を有する。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0008】図1は本発明の一実施形態を示すブロック
図である。同図において、マスターは、PHS用交換機
3と対向しTTC標準のI‘インタフェースのDチャネ
ルを機能をもっている。マスター基地局1とPHS用交
換機3とは有線伝送路103接続され、マスター基地局
1とスレーブ基地局2とは有線伝送路102を介して接
続され、スレーブ基地局2とPHS用交換機3とは有線
伝送路203を介して接続されている。また、PHS用
端末機4と基地局1,2とは無線によりそれぞれ接続さ
れる。
【0009】マスター基地局1は、通常、PHS用交換
機3とサービスエリア内のPHS用端末機4との間で送
受信されるリンク制御チャネル情報および通話チャネル
情報の中継を行っている。このリンク制御チャネル情報
は、RCR STD−28で規定された制御チャネル情
報である。また、マスター基地局1はスレーブ基地局2
の制御・監視も行っている。
【0010】ところで本発明では、マスター基地局1の
アンテナを含む無線送受信系に障害が発生した場合に
は、リンク制御チャネル情報の送受信機能をスレーブ基
地局2へ切替えるようにしている。すなわち、無線送受
信系に障害が発生した場合は、下り方向(基地局からP
HS用端末機向け)のリンク制御チャネル情報を全ての
スレーブ基地局2へ分配すると共に、上り方向(PHS
用端末機から基地局向け)のリンク制御チャネル情報を
指定したスレーブ基地局から受信するようにしている。
スレーブ基地局2は、有線伝送路102を介してマスタ
ー基地局1からの制御チャネルおよび起動指示を受信し
たときは、指定されたタイムスロットをリンク制御チャ
ネル用の周波数に切替え、マスター基地局1から受理し
た下りリンク制御チャネル情報をサービスエリアに送信
すると共に、受信した上り方向のリンク制御チャネル情
報を有線伝送路102によりマスター基地局1へ中継す
る。
【0011】次にマスター基地局1の内部構成を説明す
る。
【0012】送受信部11は、通話路部14を介してP
HS用交換機3と接続され、サービスエリア内のPHS
用端末機4との無線通信を行う。また、送受信部11は
中央制御部12と接続され、中央制御部12はDチャネ
ル部15を介してPHS用交換機3と接続され、PHS
端末機4との呼接続制御を実行する。送受信部11は送
受信に4つのタイムスロットを有し、中央制御部12の
指示により、任意の1つのタイムスロットをリンク制御
チャネルに割り当て、他の2つのタイムスロットを通信
チャネルとして通話に割り当てる。
【0013】中央制御部12は、切替部13を介して送
受信部11の動作状態を監視している。また、各スレー
ブ基地局の送受信部21の運用情報を各スレーブ基地局
2からそれぞれ受け、各スレーブ局の送受信部の動作状
態も監視している。
【0014】自局の送受信部11の障害発生を検出した
ときは、下りリンク制御チャネル情報を切替部13およ
び有線伝送路102を介してスレーブ基地局2へ分配す
る。また、上りリンク制御チャネル情報については、自
局(マスター基地局)が受信したもの又はスレーブ基地
局2が受信したもののいずれか一方を切替部13へ指示
して選択させ受理する。なお、障害発生を検出し且つ予
め設定された条件を満足したときは、送受信部11に対
して動作停止を指示する。
【0015】次にスレーブ基地局2の内部構成を説明す
る。
【0016】主制御部22は、切替部23を介して送受
信部21の動作状態を監視すると共に、送受信部21の
運用情報をマスター基地局1ヘ通知する。
【0017】切替部23は、通常、通話路部24を介し
てPHS用交換機3と通信チャネル情報の送受信を行っ
ている。マスター基地局1に障害が発生した場合、マス
ター基地局からの指示に応じて主制御部22は、リンク
制御チャネル情報の送受信をマスター基地局に代って実
行するように、切替部23および送受信部21を制御し
て通信チャネル情報に代えてリンク制御チャネル情報に
切替える。
【0018】図2はマスター基地局およびスレーブ基地
局でのチャネル割当ての一例を示しており、同図(a)
はマスター基地局が正常に動作している場合を示し、同
図(b)はマスター基地局の送受信部にシンセサイザー
のアンロック障害が発生した場合を示している。
【0019】同図(a)において、マスター基地局の送
信信号は、4つのタイムスロット内の先頭スロットにリ
ンク制御チャネルが割当てられ、他の3つのスロットに
通信チャネルが割り当てられている。また、スレーブ基
地局の送信信号は、4つの全スロットに通信チャネルが
割り当てられている。
【0020】同図(b)はマスター基地局の送受信部に
シンセサイザーのアンロック障害が発生した場合であ
る。マスター基地局は先頭スロットも含め、全スロット
が停止状態となっている。一方、スレーブ基地局では、
マスター基地局からのリンク制御チャネル代行指示に応
じて、主制御部22が以前に通信チャネルに割当ててい
たタイムスロットをリンク制御チャネルに割り当てる。
ここでは、2スロット目にリンク制御チャネルを割当て
た状態を示している。また、この場合は、スレーブ基地
局の送受信部が送受信するリンク制御チャネル情報が、
基地局の切替部13からスレーブ基地局の主制御部22
へ中継され、更に、スレーブ基地局の主制御部22から
マスター基地局の中央制御部12へ中継される。このよ
うにすることにより、マスター基地局の送受信部に障害
が発生した場合でも、PHS端末機4とPHS用交換機
3との間で呼の接続制御が可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、制
御チャネルおよび通話チャネルの送受信を行うマスター
基地局と、通話チャネルの送受信を行う複数のスレーブ
基地局とからなるマスター・スレーブ構成されたPHS
基地局において、マスター基地局のアンテナを含む送受
信系に障害が発生した場合に、スレーブ基地局を介して
PHS用端末機とPHS用交換機とのリンク制御チャネ
ル情報の送受信を行うようにすることにより、リンク制
御チャネル情報の送受信停止による当該エリアでのPH
Sサービス停止を回避することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】マスター基地局およびスレーブ基地局でのチャ
ネル割当ての一例を示す図である。
【符号の説明】
1 マスター基地局 2 スレーブ基地局 3 PHS用交換機 4 PHS用端末機 11,21 送受信部 12 中央制御部 13,23 切替部 14,24 通話路部 15 Dチャネル部 22 主制御部 102,103,203 有線伝送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/26 H04Q 7/04 - 7/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PHS交換機との間で制御チャネル情報
    および通話チャネル情報の送受信を行うと共にPHS端
    末機との間で制御チャネル情報および通話チャネル情報
    の送受信を行うマスター基地局と、前記PHS交換機と
    の間で通話チャネル情報の送受信を行うと共に前記PH
    S端末機との間で通話チャネル情報の送受信を行う複数
    のスレーブ基地局とからなるマスター・スレーブ構成さ
    れたPHS基地局において、前記マスター基地局は、自
    局の無線送受信系の障害発生を検出したときに前記PH
    S端末機との間の制御チャネル情報の送受信を前記スレ
    ーブ基地局に指示して代行させる手段を有し、前記スレ
    ーブ基地局は、前記マスター基地局の指示に応じて通話
    チャネルの一つを制御チャネルに割り当て前記マスター
    基地局から送出される制御チャネル情報を前記PHS端
    末機へ送信すると共に前記PHS端末機から受信した制
    御チャネル情報を前記マスター基地局へ送出する手段を
    有することを特徴とするPHS基地局の制御チャネル切
    替方式。
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