JP2022502628A - ライダーセンシング装置 - Google Patents

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Abstract

ライダーセンシングシステムは、様々な波長で平行ビームを投影するように制御される光源を具備する。干渉計は、平行ビームを受光して、回折格子で平行ビームに対応する物体ビームを投影する。物体ビームは、平行ビームの波長に対応する異なる角度で回折格子から回折されて、第1軸に沿って2次元走査を形成する。物体ビームはまた、第1軸に直交する第2軸に沿って制御される。結果として、ライダーセンシングシステムは、外部環境の水平及び垂直走査(例:3次元走査)を発生させる。【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2019年2月18日出願の米国特許出願第16/278,582号及び2018年4月17日出願の米国特許出願第15/954,878号に対する優先権の利益を主張するものであって、これら出願のすべての開示は、いかなる全ての目的のために、その全体において本明細書に引用されることで組み込まれる。
本発明は、一般的に、センシングの分野に関し、より詳しくは、光検出測距(LIDAR/ライダー)センシング装置に関する。
ライダーシステムは、光源と目標物との間の距離を検出するための光を使用する。平行ビーム(例:レーザ)は、目標物に向けて指向される。ライダーシステムは、光が目標物に到達し、目標物から偏向して、検出器に戻るのに要する時間を、典型的に識別する。この時間と光速度に基づいて、目標物までの距離が決定される。さらに、周波数変調連続波(FMCW)レーダーシステムは、公知のビーム周波数を利用して、測定目標物の移動の有無を判定する。目標物の検出や目標物の移動の判定は、機械(すなわち、自律走行車)が安全に作動するために、信頼性があって、連続的に適時な方法で、実行が要求される機能である。このため、目標物(例:環境中の物体)を連続的に速やかに検出し、観察が可能なFMCWライダーシステムが必要とされている。
本技術は、外部環境のより広範囲な領域を連続的に捕捉可能な改良型ライダーシステムを提供する。
ライダーセンシングシステムは、経路に沿って平行ビームを投影するように配列された光源と、ビーム分割装置と、波長分散要素と、ビーム指向装置と、検出器システムと、再結合装置と、を具備する。光源は、1つ以上の波長可変レーザでよい。光源は、第1周波数(すなわち、第1波長)から最終周波数(すなわち、最終波長)まで、投影された平行ビームの周波数を連続掃引するように構成される。ビーム分割装置は、光源と波長分散要素との間の経路に配置される。ビーム分割装置は、平行ビームを、1)基準ビームと2)ライダーセンシングシステムの外部環境に指向される物体ビームに分割する。
波長分散要素は、平行ビームの周波数に基づいて、第1平面内の第1軸に対する複数の回折角で外部環境に物体ビームを投影するように構成された物体ビームの経路に沿って配列される。検出器システムは、第1周波数から最終周波数までの連続掃引される周波数にわたって、干渉計により発生されて、1)外部環境に設置された物体に反射された光と2)基準ビームに対応する干渉稿を連続的に検出する。ある実施形態において、再結合装置は、受信装置と検出器との間の経路に沿って配置される。代わりの実施形態において、再結合装置は、検出器に一体化される。再結合装置は、外部物体に反射されて、受光装置(又はアレイ)に戻って反射された物体ビームの部分を、基準ビームのそれぞれの部分に結合するように構成される。ビーム指向装置は、外部環境の追加の走査(例:第1平面と異なる平面内の走査)を発生させるために使用可能である。ビーム指向装置は、第2軸に対する複数の角度に沿って、物体ビームを指向するように構成された物体ビームの経路に沿って配列されてよい。第1軸は、第2軸に直交し得る。
1つの実施形態において、ビーム指向装置は、波長分散要素の前に光ビームの経路に沿って配列されたミラーであり得、ビーム分割装置は、干渉計でよい。ミラーは、多面鏡、MEМsスキャナ、又はミラーを回転するように構成されるアクチュエータに機械的・動作可能に連結される検流計ミラーであり得る。別の実施形態において、ビーム指向装置は、1個の入力装置とN個の出力装置を有する1xN光スイッチを具備する場合がある。入力装置は、平行ビームを受光して(例:光源出力装置に光学的に結合されて)、1xNスイッチは、平行ビームをN個の出力装置の1つ以上に選択的に出力して、N個の出力装置は、第2軸に平行にアラインされ得る。さらに、N個の出力装置は、1xNスイッチから平行ビームを受光して、第2軸で複数の角度に沿って、波長分散要素に向けて平行ビームを屈折させるように構成される投影レンズの光軸に中心を決めてよい。
別の実施形態において、ビーム指向装置は、1個の入力装置とN個の出力装置を含む1xN光結合器(すなわち、分割器)を具備し得る。入力装置は、平行ビームを受光して(例:光源出力装置に光学的に結合されて)、1xN結合器は、平行ビームの部分をN個の出力装置の各々に出力して、N個の出力装置は、第2軸に平行にアラインされ得る。さらに、N個の出力装置は、1xNスイッチから平行ビームを受光して、第2軸に対する複数の角度に沿って、波長分散要素に向けて物体ビームを屈折させるように構成される投影レンズの光軸に中心を設定してよい。波長分散要素は、N個の格子結合器を具備し得、N個の格子結合器の各々1つは、N個の出力装置の1つから平行ビームの部分を受光する(例:部分上に投影される)場合がある。N個の格子結合器もまた、第2軸に平行にアラインされ得る。波長分散要素は、1xN光結合器(すなわち、分割器)上に一体化される場合があるため、1xN光結合器とN個の格子結合器は、同一の導波路又はチップ上に配置される。代わりの実施形態において、格子結合器は、入射ビーム周波数に特有な角度で入射ビームを回折するいかなる装置と取り換え可能である。
典型的な実施形態において、検出器システムは、N個の受信格子結合器とN個の検出器とを具備する場合がある。N個の受信格子結合器の各々は、外部環境の物体に反射された光を受光して、N個の検出器の1つに外部環境の物体へ反射された光を指向する。さらに、N個の検出器の各々に対応するN個の再結合手段を有し得る。代わりの実施形態において、格子結合器は、入射ビーム周波数に特有な角度で入射ビームを回折するいかなる装置と取り換え可能である。別の実施形態において、N個の検出器は、平行ビームの部分を、基準ビームとして機能するために、1xN光結合器からそれぞれの導波路結合器により、各々受光するように各々アラインされる。すなわち、1xN光結合器は、格子結合器に対応する出力装置の各々とは別個の出力装置を有し得、その別個の出力装置は、基準路として機能するために、再結合手段又はN個の検出器の1つに、(導波路により)指向される場合がある。N個の受信格子結合器は、第2軸に平行に及び/又は第2軸に軸方向にアラインされ得る。N個の受信格子結合器は、第2軸に平行に及び/又は第2軸に軸方向にアラインされ得る。N個の受信格子結合器は、第2軸に平行に及び/又は第2軸に軸方向にアラインされる。さらに、N個の受信格子結合器の各々は、第1軸に平行な軸に沿って、N個の格子結合器の1つにアラインされ得る。
ライダーセンシングシステムは、波長分散要素と外部環境との間に配置されて、第2軸の複数の角度に沿って、外部環境に向けて平行ビームを屈折させるように構成された投影レンズを具備し得る。光源は、第1波長可変レーザと、第2波長可変レーザと、第3波長可変レーザと、を具備してよい。第1波長可変レーザは、第1波長可変スペクトルを有し、第2波長可変レーザは、第2波長可変スペクトルを有し、第3波長可変レーザは、第3波長可変スペクトルを有する。第1波長可変レーザと、第2波長可変レーザと、第3波長可変レーザは、ともにカスケードされて、光出力を共有する場合がある。
使用する典型的な方法において、光源は、制御装置又はコンピュータシステムにより制御されて、第1周波数から最終周波数まで連続掃引される掃引周波数の平行ビームを投影して、掃引周波数の平行ビームは、波長分散要素に向けて投影される。その後、ビーム分割装置は、掃引周波数の平行ビームを、基準ビームと物体ビームに分割し得る。基準ビームは、検出器に向けて基準路に指向され、物体ビームは、波長分散要素に向けて指向される。その後、波長分散要素は、掃引周波数の平行ビームの周波数にしたがって、複数の回折角の1つで外部環境に物体ビームを回折する場合がある。平行ビームが第1周波数で投影される場合の第1回折角から平行ビームが最終周波数で投影される場合の最終回折角まで、掃引周波数の平行ビームの周波数が掃引される際に、物体ビームは、連続掃引回折角パターンにおける波長分散要素から回折され得、第1回折角と最終回折角は、第1平面内の第1軸に対する視野を画成する。
その後、検出器と、計算装置又は周波数カウンタは、外部環境から反射された物体ビームを受光し、1)外部環境の物体に反射された物体ビームに対応する光と2)基準ビームに基づいて発生される干渉稿に基づいて、視野内に配置された物体に関連する距離を連続的に計算する場合がある。
上述の発明の概要は、例示のみであって、いかなる方法により限定する意図を有するものではない。上述の例示の側面や特徴に加えて、さらなる側面や特徴は、以下の図面や詳細な説明を参照することで明らかになるであろう。
本開示の上述及び他の特徴は、添付図面とあわせて参照して、以下の記載と添付の請求項からより十分に明らかになるであろう。これらの図面が本開示に係るいくつかの方法のみを示し、したがって、その範囲が限定されるものと考慮されないことを理解することで、本開示は、添付図面を使用して、さらなる特異性や詳細を含んで記載されるであろう。
図1は、ある実施形態に係る、ライダーセンシングシステムを示す。 図2は、ある実施形態に係る、ライダーセンシングシステムにより測距される物体を含む、別のライダーセンシングシステムを示す。 図3は、ある実施形態に係る、図2で測距される典型的な物体の典型的な信号形状を示す。 図4は、ある実施形態に係る、図1のライダーセンシングシステムの回折格子の詳細図を示す。 図5は、ある実施形態に係る、視野(FОV)拡大システムを含む、図1のライダーセンシングシステムを示す。 図6は、ある実施形態に係る、典型的な回転システムを含む、図1のライダーセンシングシステムを示す。 図7は、ある実施形態に係る、典型的なライダーセンシング方法を示すフローチャートを示す。 図8は、ある実施形態に係る、ライダーセンシングシステムのブロック図を示す。 図9は、ある実施形態に係る、ライダーセンシングシステムの第1実施例を示す。 図10は、ある実施形態に係る、ライダーセンシングシステムの第2実施例を示す。 図11は、ある実施形態に係る、ライダーセンシングシステムの第3実施例を示す。 図12は、ある実施形態に係る、ライダーセンシングシステムの第4実施例を示す。 図13a〜図13cは、ある実施形態に係る、ライダーセンシングシステムの光路の実施例を示す。 図14は、ある実施形態に係る、典型的なライダーセンシング方法を示すフローチャートを示す。
以下の詳細な記載において、本明細書の部分を形成する添付図面について言及する。図面において、同一符号は、文脈において異なるものとの指示がない限り、同一要素を典型的に特定する。詳細な説明、図面及び請求項に記載の実例となる方法は、限定することを意図しない。他の方法が利用可能であって、本明細書記載の発明の対象の意図及び範囲を逸脱することなく、他の変更も可能である。本開示の側面は、本明細書で一般的に記載され、図面に示す通り、広範囲にわたる異なる構成で配列、置き換え、結合及び設計され得、これらすべては、明白に検討され、本開示の部分をなすことが容易に理解されるものとする。
ライダーセンシングのためのシステム及び方法を、本明細書に記載する。
以下でさらに詳細に検討する通り、ライダーセンシングシステムは、様々な波長で平行ビームを投影するように制御される光源を具備する。干渉計は、平行ビームを受光して、回折格子で平行ビームに対応する物体ビームを投影する。物体ビームは、平行ビームの波長に対応する異なる角度で回折格子から回折される。結果として、ライダーセンシングシステムは、外部環境の垂直走査(例:2次元走査)を発生させる。その後、ライダーセンシングシステムの様々な構成要素は、複数の垂直走査を生成するために回転するように構成されて、このため、3次元走査を発生させる。
図1を参照すると、ライダーセンシングシステム100が示される。ライダーセンシングシステム100は、光源102を含むように示される。いくつかの方法において、光源102は、平行ビーム(例:レーザ)を出力する場合がある。さらに、光源102は、平行ビームの波長λを調整するために構成されてよい。この点について、光源102は、(少なくとも)レーザの波長λを調整する波長可変レーザであり得る。光源102は、ある範囲にわたって、平行ビームの波長λを調整するために構成されてよい。いくつかの実施例において、波長λの範囲は、1.25μm〜1.35μmであり得る。光源102は、下記でより詳細に検討する通り、波長λの範囲にわたって掃引される場合がある。
図1において、ライダーセンシングシステム100はまた、回折格子104を含むように示される。回折格子104が図1のライダーセンシングシステム100に含まれている一方、いくつかの実施形態において、ライダーセンシングシステム100は、回折格子104を必ずしも含まなくてもよい。
光源102は、回折格子104上に平行ビームの構成要素を投影するように配列され得る。例えば、回折格子104は、光源102から投影された平行ビームに対応する物体ビームの経路に沿って配列可能である。図4に関して下記でより詳細に検討する通り、物体ビームは、入射角α0で回折格子104上に投影される場合があり(図4参照)、物体ビームは、光源102から平行ビームの波長に対応する様々な回折角βで回折格子104に回折され得る。
いくつかの実施形態において、物体ビームからの光は、ライダーセンシングシステム100の外部環境106に配置された物体の表面に反射する。その後、物体の表面に反射された光は、ライダーセンシングシステム100により検出されて、物体までの距離を決定するために使用され得る。
図1及び図2を参照すると、ライダーセンシングシステム100は、外部環境106の物体200までの距離を決定するために使用され得る。具体的に、図2に示されるのは、ライダーセンシングシステム100を使用して測距される物体200の実施例を含むライダーセンシングシステム100の別の実施例である。ライダーセンシングシステム100は、検出器202を含むように示される。検出器202は、物体200に反射された光を検出するように配列され得る。下記でより詳細に検討する通り、いくつかの方法において、ライダーセンシングシステム100は、回折格子104を具備する又はしない場合がある。
ライダーセンシングシステム100は、干渉計110を具備し得る。干渉計110は、光源102から平行ビームを受光して、平行ビームを1つ以上の成分ビームに分割するように配列された構成要素である又はそれを含む場合がある。例えば、干渉計110は、平行ビームを物体ビームと基準ビームに分割し得る。物体ビームは、回折格子104に向けて投影されて、基準ビームは、基準ミラー206に向けて投影され得る。干渉計110は、外部環境106の物体の表面に反射された光と基準ミラー206で反射された光との間の差に基づいて、干渉稿を発生させる場合がある。ライダーセンシングシステム100は、干渉稿に基づいて、物体までの距離を決定し得る。
例えば、物体200に反射された物体ビームは、回折格子104に戻り、回折格子104から干渉計110まで回折し得、検出器202は、干渉計110から干渉稿を検出する場合がある。検出器202は、干渉稿に基づいて、信号を発生させ得る。検出器202からの信号は、外部環境106に配置される対応する物体までの距離を決定するために使用可能である。
ライダーセンシングシステム100は、計算システム112を含み得る。計算システム112は、プロセッサ114とメモリ116とを具備する場合がある。プロセッサ114は、本明細書記載のいかなるプロセス又は機能又はいかなる形式の命令を実行及び/又は遂行するように構成されて、そのようなプロセスを実行又は実行させるようにする、いかなる単一又はグループの構成要素を具備する場合がある。1つ以上の装置において、プロセッサ114は、ライダーセンシングシステム100のメインプロセッサであり得る。適切なプロセッサの実施例は、マイクロプロセッサと、マイクロコントローラと、DSPプロセッサと、ソフトウェアを実行し得る他の電気回路と、を含む。適切なプロセッサのさらなる実施例は、中央処理装置(CPU)と、アレイプロセッサと、ベクトルプロセッサと、デジタル信号プロセッサ(DSP)と、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)と、プログラマブルロジックアレイ(PLA)と、特定用途向け集積回路(ASIC)と、プログラマブルロジック回路と、制御装置とを含むがこれらに限定されない。プロセッサ114は、プログラムコードに含まれる命令を実行するように構成された少なくとも1つのハードウェア回路(例:集積回路)を具備し得る。複数のプロセッサが存在する装置において、そのようなプロセッサは、互いに独立して動作可能で、1つ以上のプロセッサは、互いを組み合わせて動作可能である。
メモリ116は、1つ以上の種類のデータを記憶するために組み立てられ得る。メモリ116は、揮発性及び/又は不揮発性メモリを記憶する場合がある。適切なメモリ116の実施例は、RAM(ランダムアクセスメモリ)と、フラッシュメモリと、ROM(読み出し専用メモリ)と、PROM(プログラム可能な読み出し専用メモリ)と、EPROM(消去可能プログラム可能な読み出し専用メモリ)と、EEPROM(電気的消去可能プログラム可能な読み出し専用メモリ)と、レジスタと、磁気ディスクと、光ディスクと、ハードドライブと、又は他のいかなる適切な記憶媒体と、又はそれらのいかなる組み合わせと、を含む。メモリ116は、プロセッサ114の構成要素であり得、又はメモリ116は、それにより使用されるためのプロセッサ114に動作可能に接続され得る。いくつかの装置において、メモリ116は、遠隔設置可能で、適切な通信装置による等、プロセッサ114によりアクセス可能な場合がある。
ライダーセンシングシステム100は、光源制御装置118を具備し得る。光源制御装置118は、コンピュータ可読命令である又は具備し得、光源102の1つ以上の側面を制御する。光源制御装置118は、図示の通り、メモリ116上に記憶可能である。他の方法において、光源制御装置118は、遠隔で記憶可能で、ライダーセンシングシステム100の様々な構成要素によりアクセス可能な場合がある。プロセッサ114は、光源制御装置118からの命令にしたがって、光源102を制御し得る。
光源制御装置118は、光源102から投影された平行ビーム用のパターンを発生させるための命令を含む場合がある。例えば、いくつかの方法において、平行ビームは、ある周波数を有するパターン204(例:パルス形、鋸歯状等)において、光源102から投影され得る。光源制御装置118は、光源102から投影された平行ビームの周波数パターンに対応する鋸歯状信号204等を発生させるための命令を含む場合がある。下記でより詳細に検討する通り、周波数パターンは、物体とライダーセンシングシステム100との間の距離を決定するために使用可能である。
図2及び図3を参照すると、ライダーセンシングシステム100を使用して測距される物体200の実施例と対応する信号プロファイルがそれぞれ示される。図2及び図3を参照して記載される同一の符号は、図1にもあてはまることを理解するものとする。図2に示す典型的なライダーセンシングシステム100において、ライダーセンシングシステム100は、回折格子104を含まない。図2に示す等の実施形態において、本明細書記載の配置は、平行ビームの周波数を掃引して、周波数が平行ビームに対して徐々に変化する際に計算することができる。
検出器202により発生された信号は、光源制御装置118により発生されて、光源102により物体102上に投影される信号に対応し得る。いくつかの方法において、光源102を配列して、平行ビームを物体200と基準ミラー206上の両方に(例:干渉計110により)投影し得る。基準ミラー206は、ある点から(例えば、干渉計110から)固定距離Dで配置可能である。物体200は、固定距離Dと物体200までの距離Rの合計に等しい距離だけ離して配置可能である。
光源102からの光があるパターン(例:図2に示す鋸歯状パターン204等)に投影される場合、干渉計110は、基準ミラー206に反射された基準ビーム(例:基準信号300)と物体200の表面に反射された光(例:物体信号302)に対応する干渉稿を発生させる場合がある。検出器202は、干渉計110により発生される干渉稿を検出して、干渉稿に対応する信号を発生させ得る。いくつかの方法において、検出器202により発生される信号は、(例:フィルター120により)フィルターにかける場合がある。検出器202により発生される信号(及びフィルター120による、オプションとしてのフィルタリング)後に、信号の周波数は、識別され得る。
図1〜3を参照すると、いくつかの方法において、計算システム112は、信号解析器122を具備する場合がある。信号解析器122は、(フィルター120によるオプションとしてのフィルタリング後に)検出器202からの信号を処理するための命令である又は具備し得、信号の周波数を識別する。1つの例として、信号解析器122は、干渉稿に対応する信号に関連する周波数を計算、識別、定量化、又はその他では決定するための周波数カウンタである又は具備可能である。別の実施例として、信号解析器122は、信号の周波数を識別するために干渉稿の周波数解析(例:高速フーリエ解析)を実行するためのコンピュータ可読命令を含む場合がある。信号解析器122は、それぞれの信号の各々のための周波数Δfの範囲を識別するための命令を含む場合がある。信号解析器122は、基準信号300と物体信号302との間の時間シフトτを識別するための命令を含む場合がある。信号解析器122は、基準信号300及び/又は物体信号302のためのランプ期間tmを識別するための命令を含む場合がある。信号解析器122は、基準信号300と物体信号302との間の時間の様々な点でうなり周波数fbeatを識別するための命令を含む場合がある。それぞれの信号のこれらの周波数又は他の特徴の各々(又は一部)は、物体200までの距離Rを決定するために使用され得る。
基準信号300と物体信号302を、図3に示す。基準信号300は、物体200が基準ミラー206よりも遠方の距離(例:R)に配置されるため、物体信号302よりも早く検出される。ライダーセンシングシステム100は、基準信号300と物体信号302との比較に基づいて、ライダーセンシングシステム100内の物体と点との距離を決定し得る。ライダーセンシングシステム100は、式(1)にしたがって距離を決定し得る。
Figure 2022502628

式中で、cは光速度、fbeatはうなり周波数、Δfは周波数範囲、tmはランプ期間(例:t1とt2との間の時間)である。ライダーセンシングシステム100内の基準ミラー206と点(例:干渉計110)との間の固定距離Dが公知である場合、物体と同一点との間の距離は、固定距離DとRの合計である(図2に示す)。したがって、ライダーセンシングシステム100内の物体(例:物体200)表面の単一点とある点との間の距離は、基準信号300と物体信号302に対応する干渉稿に基づいて決定可能である。
いくつかの方法において、ライダーセンシングシステム100は、該距離を即座に(又は略即座に)計算し得る。このような方法において、ライダーセンシングシステム100は、式(2)にしたがって距離を計算可能である。
Figure 2022502628

式中、
Figure 2022502628

は、周波数ランプの瞬時勾配、dtmはランプ増分である。このような方法は、波長可変光源102の周波数ランプのいかなる非線形性も補正することができ、距離計算の信頼性を向上可能である。
いくつかの方法において、ライダーセンシングシステム100は、干渉計110(例:主干渉計110)と補助干渉計を具備し得る。補助干渉計は、主干渉計と略同一であり得る。さらに、ライダーセンシングシステム100は、検出器202(例:主検出器)と補助検出器を具備する場合がある。補助検出器は、主検出器と略同一でよい。補助干渉計は、光源102から平行ビームを受光するように配列され得る。補助干渉計は、光源102からの平行ビームを2つのビームに分割可能で、その各々は、固定経路長(例:補助干渉計からの固定範囲又は距離)にて配置される。補助検出器は、補助干渉計から干渉稿を検出し得る。このような方法において、干渉計110は、上述の同一干渉稿を発生させ得、補助干渉計は、固定経路長に対応する干渉稿を発生させる場合がある。信号解析器122は、検出器202と補助検出器の両方から信号を解析するための命令を含むことができる。信号解析器122は、式(3)にしたがって距離を計算できる。
Figure 2022502628

式中、R0は補助干渉計に関連する固定経路長、frefbeatは補助干渉計からのうなり周波数、fbeatは主干渉計からのうなり周波数である(上記に記載)。このような方法において、ライダーセンシングシステム100は、光源102のいかなる非線形性も補正することができ、距離計算の精度を向上可能である。
上述のこれらの方法の各々において、距離は、光源102の波長がある範囲にわたって掃引される際の、「転がり」基準により計算され得る。さらに、上述の様々な配置や計算は、(例:異なる数値計算、追加の干渉計等により)距離計算の精度をさらに向上可能である。
いくつかの実施形態において、ライダーセンシングシステム100は、波長(したがって周波数)が変更されると、各間隔で距離を計算し得る。これらの実施形態において、波長(及び周波数)は、徐々に変更可能である。例えば、波長の範囲は、複数の増分にさらに分割可能である。距離は、各増分波長で計算可能である(例:上述のいかなる方法にしたがって、物体ビームと基準ビームの検出表示を受信後、両者の時間シフト又は時間差にしたがって等)。
計算システム112は、点群発生器124を具備し得る。点群発生器124は、様々な距離測定値から点群を発生させるための命令である又はそれを具備し得る。本明細書で使用する点群は、外部環境106で検出される様々な表面までに測定距離に基づいて、ライダーセンシングシステム100の外部環境106の2次元又は3次元表示を指す。点群発生器124は、各計算距離、例えば、座標系の関連座標を記憶するための命令を含む場合がある。さらに、物体ビームが(例:機械的に又は電気機械的に)移動される場合、さらなる距離測定値が得られ、したがって、外部環境106の2次元走査又は3次元走査を生成する。これらの測定値の少なくともいくつかは、点群を形成するために使用可能である。ライダーセンシングシステム100の少なくともいくつかの構成要素が、軸の周りで複数度(例:図1の軸138、図6の軸602等)回転する場合等のいくつかの方法において、点群は3D点群でよい。例えば、ライダーセンシングシステム100の構成要素の少なくともいくつかが軸の周りで360度回転する場合、点群発生器124は、360度の点群を発生させ得る。測定距離やそれらの関連座標の各々は、点群を形成するために使用可能である。
図1〜4を参照すると、光源102から投影された平行ビームは、回折角βを変更するための範囲にわたって掃引される波長を有し得る。本明細書に記載がある「掃引」について、波長が、間隔又は増分を持って連続掃引可能であることを理解されたい。図示の通り、光源102からの光は、入射角α0で回折格子104上に(干渉計110により)投影可能である。いくつかの方法において、入射角α0は、固定され得る。したがって、干渉計110と回折格子104の関係は、下記でより詳細に検討する通り、様々な走査にわたって維持され得る。
平行ビームは、可変波長で光源102から投影され得る。例えば、光源制御装置118は、光源102から平行ビームの波長を変更するための命令を含み得る。上述の通り、いくつかの実施例において、光源102からの平行ビームが掃引可能である波長λの範囲は、1.25μm〜1.35μmであり得る。光源102からの平行ビームの波長λが掃引されると、回折角βは変化する。回折角βは、以下の式(4)にしたがって変化する。
λ= d(sinα0−sinβ) (4)
式中で、回折格子104中の格子の溝周波数dは、1200/mmである(非限定実施例として)。式(4)によれば、波長λが増加すると、回折角βは増加する。引き続き、波長λが1.25μm〜1.35μmで掃引される上記の実施例において、回折角βは、61.3度から85.9度まで変化し、又は視野は、垂直軸に沿って24.6度である。
いくつかの方法において、光源102からの平行ビームは、線幅1MHzを有し得る。このような方法において、コヒーレンス長は、300m(又は単一経路範囲は150m)でよい。さらに、光源102からの平行ビームは、1.6GHzの範囲を有し得る。これらの方法において、分解能は、9cmである場合がある。これらの方法の各々において、ライダーセンシングシステム100は、多くの自律駆動アプリケーション(例:測距は100mで、分解能は10cm未満)におけるライダー用の現行標準要件を少なくとも満たし得る。
図5を参照すると、いくつかの方法において、ライダーセンシングシステム100は、軸に沿って視野を拡大するための構成要素をさらに具備してよい。例えば、ライダーセンシングシステムは、視野(FOV)拡大システム500を具備し得る。FOV拡大システム500は、回転要素502とミラー504とを具備する場合がある。回転要素502は、ミラー504に動作可能に接続し得る。例えば、回転要素502は、ミラー504用の自在軸受け506に動作可能に接続し得る。いくつかの方法において、回転要素502は、微小電気機械システム(MEMS)駆動体でよい。このような方法において、回折格子104は、物体ビームをミラー504に向けて回折するように配列され得る。その後、回転要素502は、ミラー504を回転可能で、軸に沿ってライダーセンシングシステム100の視野を拡大する。
いくつかの実施形態において、回転要素502は、垂直軸に沿ってミラー504を複数度で回転し得る。該回転において、回折格子104から回折された物体ビームは、ミラー504の回転に対応する角度範囲508でミラー504に反射され得る。結果として、ライダーセンシングシステム100の視野510は、ミラー504の回転の程度や光源102からの平行ビームの波長の変化により画成され得る。
平行ビームの波長が該範囲にわたって掃引されると、ライダーセンシングシステム100は、(例:軸に沿って)外部環境106の物体までの様々な距離に対応するデータを取得し得る。この点で、ライダーセンシングシステム100は、軸(例:外部環境106の垂直軸)に沿って外部環境106の走査(2次元走査)を実行する場合がある。下記でより詳細に検討する通り、ライダーセンシングシステム100の様々な構成要素を回転する場合、ライダーセンシングシステム100は、追加の垂直走査を発生させる場合がある。これらの追加の垂直走査は、組み合わせ可能で、(例:点群発生器124により)外部環境106の3次元走査を発生させる。このような3次元走査は、物体検出とトラッキング、高機能駆動支援システム、自律駆動等を含むがこれらに限定されない、いくつかの実用アプリケーションを有し得る。さらに、このような3次元走査は、例えば、3次元地図の作成を含む車両アプリケーション以外の他分野で使用可能である。
図1〜6を参照すると、いくつかの実施形態によれば、ライダーセンシングシステム100は、回転システム126を具備してよい。回転システム126は、ライダーセンシングシステム100の1つ以上の要素を回転するように構成されたいかなる単一又はグループの構成要素である又はそれを具備する場合がある。回転システム126は、外部環境106の3次元データとその結果生じる3次元点群を発生させるために使用可能である。
図1に示す通り、いくつかの方法において、回転システム126は、モータ128と、1つ以上の回転駆動体130と、1つ以上の回転ステージ132と、を具備する場合がある。いくつかの方法において、モータ128は、DCモータでよい。モータ128は、回転駆動体130に(例:シャフトにより)接続可能である。モータ128は、回転駆動体130を回転するように構成され得る。回転駆動体130は、1つ以上のギヤと、プーリーと、及び/又はモータ128により回転されるように、結果として、回転ステージ132を回転するように構成された他の構成要素である又はそれを具備する場合がある。回転ステージ132は、ライダーセンシングシステム100の1つ以上の要素を支持(それによって、回転)するように構成可能である。例えば、回転ステージ132は、回折格子104と、その上に設置され得るFOV拡大システム500(含まれる場合)等を支持し得る。いくつかの方法において、回転ステージ132は、開口部134を具備し得、物体ビームが回転ステージ132を通過して、回折格子104に達することができる。
モータ128は、図示の軸136の周りで回転するように構成可能である。モータ128が軸136の周りで回転する場合、モータ128は、別の軸の周りで回転駆動体130を回転し得る。図示の実施例において、モータ128は、回転駆動体130を同一軸136の周りで回転させる。しかしながら、モータ128は、回転駆動体130を軸136とは異なる軸に沿って回転させる。したがって、本開示は、図1に示す特定の配置に限定されない。
回転駆動体130が軸(例えば、軸136)の周りで回転する場合、回転駆動体130は、回転ステージ132を別の軸138の周りで回転させる。いくつかの方法において、回転駆動体130は、回転ステージ132を軸138の周りで全360度回転させる。いくつかの方法において、回転駆動体130は、回転ステージ132を軸138の周りで全360度未満(又は超えて)回転させる。回転ステージ132が軸138の周りで回転すると、ライダーセンシングシステム100は、垂直軸に沿って(例:光源102の制御により)追加の走査を発生させる場合がある。これらの走査の各々は、垂直軸に沿って配置された様々な物体に関連する距離データを発生し得る。点群発生器124は、これらの垂直走査の各々に基づいて、3次元点群を発生するための命令を含み得る。
図6に示す通り、いくつかの方法において、回転システム126は、回転要素502とミラー504とを具備してよい。回転要素502とミラー504は、図5に関連して上述したものと類似であり得る。いくつかの方法において、ライダーセンシングシステム100は、FOV拡大システム500と回転システム126の両方を具備可能で、この場合、ライダーセンシングシステム100は、2つの回転要素502と2つのミラー504を具備する。
回転システム126が回転要素502とミラー504を具備する場合、回転要素502は、軸602(例:垂直軸に平行な軸602)の周りでミラー504を回転するように配列され得る。ミラー504は、軸602の周りで回転可能で、その後の垂直走査は、外部環境106から発生可能である(例:ボックス604で示す)。これらの垂直走査の各々は、上述の通り、点群を発生させるために使用可能である。
開示されたシステム及び構成要素の様々な側面が説明されたところで、ライダー走査方法を、図7を参照して説明する。図7のフローチャートは、ライダー走査の唯一の実施例を提供する。したがって、以下の開示は、図7に示す各々の及びあらゆる機能ブロックに限定されないものとする。反対に、該方法は、図7に示す各々の及びあらゆる機能ブロックを必要としない。いくつかの実施例において、該方法は、追加の機能ブロックを具備してよい。さらに、該方法は、図7記載と同一の時系列で実行する必要はない。
図7を参照すると、フローチャートは、ライダー走査の典型的な方法700を表すように示される。
操作702において、方法700が開始する。例えば、方法700は、初期化信号(例:ユーザから)が本明細書記載の様々な構成要素/システムにより受信される場合に開始し得る。別の実施例として、方法700は、車両が始動した場合(例:ライダーセンシングシステム100が車両の構成要素である場合)、開始し得る。方法700は、操作704に移行可能である。
操作704において、方法700は、光源102を制御することを含む場合があり、1度目に第1波長で平行ビームを投影する。平行ビームは、干渉計110により物体ビームと基準ビームに分割され得る。物体ビームは、回折格子104上に投影され得る。いくつかの方法において、プロセッサ114は、光源制御装置118からの命令にしたがって、光源102を制御する場合がある。物体ビームは、第1回折角βで回折格子104から回折され得る。物体ビームは、平行ビームの波長にしたがって、第1回折角βで回折格子104から回折され得る。方法700は、操作706に移行可能である。
いくつかの方法において、光源102が第1波長で平行ビームを投影する場合、方法700は、FOV拡大システム500用の1つ以上の制御信号を発生させることをさらに含む場合があり、回転要素502を制御して、ミラー504を第1方向に回転する。このような方法において、平行ビームは、ミラー504の回転の程度に対応する第1角度範囲508で、ミラー504に反射され得、外部環境106に移動する。ミラー504が第1方向に回転する方法において、ライダーセンシングシステム100用の視野は、第1及び第2回折角と第1角度範囲508により画成され得る。
操作706において、方法700は、検出器202から第1干渉稿に対応する信号を受信することを含み得る。干渉計110は、外部環境106の物体と基準ミラー206に反射された光に基づいて、第1干渉稿を発生させる場合がある。検出器202は、干渉稿を検出して、干渉稿に対応する信号を発生させる場合がある。第1干渉稿は、操作704で投影された平行ビームに関連し得る。方法700は、操作708に移行可能である。
操作708において、方法700は、操作706から第1干渉稿に関連する第1距離を計算することを含み得る。信号解析器122は、(例:式1〜3のいずれかにより)第1距離を計算するための命令を含み得る。信号解析器122は、様々な信号特性(例:周波数、時間、又はその他の特性)を決定するために、機能ブロック706からの信号を解析するための命令を含むことができる。信号解析器122は、解析信号の様々な特性に基づいて、第1距離を計算するための命令を含むことができる。方法700は、操作710に移行可能である。
操作710において、方法700は、光源102を制御することを含む場合があり、2度目に第2波長で平行ビームを投影する。操作710は、操作704に類似し得る。しかしながら、第2波長は、第1波長と異なる場合がある。したがって、物体ビームは、第1回折角βと異なる第2回折角βで、回折格子104から回折可能である。物体ビームは、平行ビームの波長にしたがって、第2回折角βで、回折格子104から回折可能である。
方法700は、操作708に関連して上述と略同一方法で、追加の距離を計算することを含み得る。この点について、方法700は、外部環境106の軸に沿って配置される様々な物体に関連する距離を計算することを含み得る。該距離は、干渉計110により発生され、検出器202により検出された干渉稿に基づいて、計算され得る。該距離は、「転がり」基準で計算可能である。例えば、光源102が波長の範囲にわたって平行ビームを掃引するように制御されると、方法700は、平行ビームが波長の範囲にわたって掃引される際に、距離を計算することを含み得る。
いくつかの方法において、光源102が第2波長で平行ビームを投影する間、方法700は、FOV拡大システム500用の1つ以上の制御信号を発生させることをさらに具備する場合があり、回転要素502を制御して、ミラー504を第2方向に回転する。このような方法において、物体ビームは、ミラー504の回転の程度に対応する第2角度範囲508で、ミラー504に反射され得、外部環境106に移動する。ミラー504を第2方向に回転する方法において、ライダーセンシングシステム100用の視野は、第1及び第2回折角と第2角度範囲508により画成可能である。さらに、光源102が第1波長で平行ビームを投影する間の第1方向と、光源102が第2波長で平行ビームを投影する間の第2方向の両方にミラー504を回転する場合、ライダーセンシングシステム100用の視野は、第1及び第2回折角と第1及び第2角度範囲508により画成可能である。
いくつかの方法において、第1位置で軸(例:垂直軸)に沿って第1走査を発生させるための操作702〜710の実行後、方法700は、第2位置まで別の軸の周りでライダーセンシングシステム100の1つ以上の構成要素に回転システム126用の1つ以上の制御信号を発生させることをさらに含む場合がある。このような方法において、方法700は、(例:回転ステージ132を第2位置に配置する場合、操作702〜710を実行することにより)外部環境106の近傍部の第2走査(及び追加の走査)を発生させることをさらに含み得る。
いくつかの方法において、方法700は、(操作708で計算される第1距離を含む)距離に基づいて、点群地図を作成することを含む場合がある。点群地図は、360度の点群地図であってよい。例えば、回転ステージが第2軸の周りで360度回転する場合、点群地図は、360度の点群地図であり得る。
下記でより詳細に検討する通り、ライダーセンシングシステムは、平行ビームを様々な波長にわたって投影するように制御される光源を具備する。干渉計は、平行ビームを受光して、回折格子で平行ビームに対応する物体ビームを投影する。物体ビームは、平行ビームの波長に対応する異なる角度で回折格子から回折される。結果として、ライダーセンシングシステムは、第1平面内の外部環境の第1軸に沿って走査(例:水平走査)を発生させる。その後、ライダーセンシングシステムの様々な構成要素は、様々な水平走査(例:複数平面)を生成するように構成されて、このため、3次元走査を発生させる。他のシステムは、視野内の単一点の距離を測定するために周波数変調器の使用を必要としてきたが、システム効率を制限するものである。このようなシステムにおいて、視野内の各点の周波数変調は、該点の距離を計算するために実行された。このため、このようなシステムは、外部環境の連続的及び迅速な走査に依存するアプリケーション(例:自律走行車)において、所望ではなかった。本明細書記載の特有のシステムにより、光源からの周波数の連続掃引が可能であって、掃引全体で各点の距離を連続的に計算する間、視野全体にわたって走査を発生させる。このシステムにより、外部環境の走査に要する時間を低減するため、システムは、自律走行車等のアプリケーションにおいてより所望である。
図8は、実施形態に係る、ライダーセンシングシステム800のブロック図を示す。ライダーセンシングシステム800は、光源802を具備する。いくつかの実施形態において、光源802は、平行ビーム(例:レーザ)を出力し得る。さらに、光源802は、平行ビームの波長λ(及びそれに対応する周波数)を調整するために構成され得る。この点について、光源802は、(少なくとも)レーザの波長λを調整する波長可変レーザでよい。光源802は、第1波長λ1から最終波長λ2までの範囲にわたって、平行ビームの波長λを調整するために構成され得る。光源802は、下記でより詳細に検討する通り、波長λの範囲にわたって掃引される場合がある。ある実施形態において、複数の波長可変レーザは、波長λの帯域幅をより大きくするためにカスケードされ得る。ある実施形態において、光源802は、拡大空洞レーザ、波長可変VCSEL、又はそれらの他の変形例でよい。別の実施形態において、光源102は、複数の波長可変レーザ又は波長可変VCSELを具備し得る。
ライダーセンシングシステム800もまた、ビーム分割装置803と、ビームステアリング装置804と、光学開口部(図示せず)と、検出器806と、計算装置807と、結合装置880と、を具備する。ビーム分割装置803は、アプリケーションによっては、干渉計、導波路結合器、又は他のビーム分割要素であり得る。代わりの実施形態において、ビーム分割装置803は、ビームステアリング装置804と一体化が可能である。ビーム分割装置803は、光源802から入射ビーム808を分割して、入射ビーム808を基準ビーム809と物体ビーム810に分割するように設計される。その後、物体ビーム810は、ライダーシステム800外部の領域に複数の角度により物体ビーム810を導くビームステアリング装置804に向けて投影される。ある実施形態において、ビームステアリング装置804は、第1軸に沿って走査可能な波長分散要素と、第2直交軸に沿って走査可能なビーム指向装置と、を具備する。ライダーシステム800外部の領域は、物体ビーム810が衝突してそこに反射する物体820を具備し得る。その後、反射された物体ビーム811は、光学開口部によりライダーシステムに再入射して、検出器806に向けて投影される。基準ビーム809は、光学開口部、検出器806、又は検出器806の前のスポットのいずれか1つで、反射された物体ビーム811に再結合される。反射された物体ビーム811と基準ビーム809の再結合により、干渉ビーム812が生成される。
干渉ビーム812は、検出器806により受光される。検出器806は、光ビームを受光するために当該技術で公知ないかなるセンサでよい。検出器806は、検出された干渉ビーム812を計算装置807に出力する。計算装置807は、プロセッサとメモリとを具備し得る。プロセッサは、本明細書記載のいかなるプロセス又は機能又はいかなる形式の命令を実行及び/又は遂行するように構成されて、そのようなプロセスを実行又は実行させるようにする、いかなる単一又はグループの構成要素を具備する場合がある。1つ以上の装置において、プロセッサは、ライダーセンシングシステム800の主プロセッサでよい。適切なプロセッサの実施例は、マイクロプロセッサと、マイクロコントローラと、DSPプロセッサと、ソフトウェアを実行し得る他の電気回路と、を具備する。適切なプロセッサのさらなる実施例は、中央処理装置(CPU)と、アレイプロセッサと、ベクトルプロセッサと、デジタル信号プロセッサ(DSP)と、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)と、プログラマブルロジックアレイ(PLA)と、特定用途向け集積回路(ASIC)と、プログラマブルロジック回路と、制御装置とを含むがこれらに限定されない。プロセッサは、プログラムコードに含まれる命令を実行するように構成された少なくとも1つのハードウェア回路(例:集積回路)を具備してよい。複数のプロセッサが存在する装置において、このようなプロセッサは、互いに独立して動作可能で、又は1つ以上のプロセッサは、互いに組み合わせて動作可能である。
メモリは、1種類以上のデータを記憶するために組み立てられ得る。メモリは、揮発性及び/又は不揮発性メモリを記憶し得る。適切なメモリの実施例は、RAM(ランダムアクセスメモリ)と、フラッシュメモリと、ROM(読み出し専用メモリ)と、PROM(プログラム可能な読み出し専用メモリ)と、EPROM(消去可能プログラム可能な読み出し専用メモリ)と、EEPROM(電気的消去可能プログラム可能な読み出し専用メモリ)と、レジスタと、磁気ディスクと、光ディスクと、ハードドライブと、又は他のいかなる適切な記憶媒体と、又はそれらのいかなる組み合わせを含む。メモリは、プロセッサの構成要素であり得、又はメモリは、それにより使用されるためのプロセッサに動作可能に接続され得る。いくつかの装置において、メモリは、遠隔設置可能で、適切な通信装置による等、プロセッサによりアクセス可能な場合がある。
代わりの実施形態において、計算装置807もまた、ビーム分割装置803、ビームステアリング装置804、光学開口部805及び/又は検出器806と接続可能である。ある実施形態において、計算装置807は、信号解析器を具備する。信号解析器は、干渉ビーム812の周波数fを識別するために、検出器806から信号を処理するための命令である又はそれ具備し得る。1つの実施例として、信号解析器は、干渉稿に対応する信号に関連する周波数を計算、識別、定量化、及び/又はその他で決定するための周波数カウンタである又はそれを具備可能である。別の実施例として、信号解析器は、コンピュータ可読命令を含む場合があり、信号の周波数を識別するために干渉稿の周波数解析(例:高速フーリエ解析)を実行する。信号解析器は、それぞれの信号の各々のための周波数Δfの範囲を識別するための命令を含む場合がある。信号解析器は、基準信号809と反射された物体ビーム811との間の時間シフトτを識別するための命令を含む場合がある。信号解析器は、基準信号及び/又は物体信号のためのランプ期間tmを識別するための命令を含む場合がある。信号解析器は、基準信号と物体信号との間の時間の様々な点で、うなり周波数fbeatを識別するための命令を含む場合がある。うなり周波数は、周波数カウンタを使用して、識別可能である。周波数カウンタは、計算装置と一体化されて、又は他の実施形態において、別個の装置であり得る。それぞれの信号のこれらの周波数又は他の特徴の各々(又は一部)は、物体までの距離Rを決定するために使用され得る。すなわち、計算装置807及び/又は信号解析器は、受光された干渉ビームを分割して、ビームのタイミングに基づいて、ライダーシステムから物体820の距離を決定可能で、それらビームがライダーシステム810を通過(例:から入出)して伝搬すると、ビームの周波数変化により、ライダーシステムに対する物体820の速度又は移動を決定可能である。
計算装置807は、点群発生器を具備してよい。点群発生器は、様々な距離測定値から点群を発生させるための命令である又はそれを含む場合がある。本明細書で使用する点群は、外部環境で検出される様々な表面までの測定距離に基づいて、ライダーセンシングシステム800の外部環境の2次元又は3次元表示を指す。点群発生器は、各計算距離、例えば、座標系の関連座標を記憶するための命令を含む場合がある。さらに、物体ビームが移動される(例:機械的に又は電気機械的に)場合、さらなる距離測定値が得られ、したがって、外部環境の2次元走査又は3次元走査を生成する。これらの測定値の少なくともいくつかは、点群を形成するために使用可能である。ライダーセンシングシステム800の少なくともいくつかの構成要素が、軸の周りで複数度回転する場合等、いくつかの方法において、点群は3D点群であり得る。例えば、ライダーセンシングシステム800の構成要素の少なくともいくつかが軸の周りで360度回転する場合、点群発生器は、360度の点群を発生させ得る。測定距離やそれら関連座標の各々は、点群を形成するために使用可能である。
計算装置807は、視野内の物体の距離を連続的に計算可能である。例えば、波長が1.25μm(例:第1波長)〜1.36μm(例:最終波長)まで調整される場合等、光源802が第1波長から最終波長まで直線的に連続掃引する際に、物体ビームの特定のライダーシステム(以下の典型的な実施形態等)用のビームは、第1軸に対して約25度屈折される。25度の連続掃引にわたって、0.01度の変化は、ライダーセンシングシステムから100mの距離で約1.7cmの変化に相当する。しかしながら、通常の平行ビーム(例:約0.4ミリラジアンの発散量を有する物体ビーム)は、100m離れた物体で約8cmの直径を有する。このため、物体ビームの0.01度の変化は、変化がないものと考えることが可能で、そのため、波長が第1波長から最終波長までの掃引から連続的に調整されると、その後、コンピュータは、0.01nmの増分を使用して、いかなる物体の周波数変調を約9cmの分解能で計算可能である。このため、ある実施例において、本明細書のライダーシステムは、約100nmの広い同調範囲の連続掃引を達成可能で、周波数変調制御波(例:うなり周波数)を同時に計算する間、第1軸上で25度角の掃引を実現する。結果として、範囲(例:システムからの物体の距離)を連続的に計算できる。これにより、計算の待ち時間を大幅に改善可能である。
図9は、ある実施例に係る、ライダーセンシングシステム900の第1実施例を示す。ライダーセンシングシステム900の第1実施例は、光源902と、ビーム分割装置903と、ビーム指向装置904と、光学開口部905と、検出器906と、コリメートレンズ907と、波長分散要素908と、計算装置(図示せず)と、を具備する。光源902は、コリメートレンズ907により、光学ビーム920を投影する。コリメートレンズ907は、ビーム分割装置903の入力装置に光学的にアラインされる。ある実施形態において、ビーム分割装置903は、光学ビーム920を基準ビーム921と物体ビーム922に分割する干渉計である。物体ビーム922は、ビーム指向装置904に光学的にアラインされる。本実施例において、ビーム指向装置904は、回転可能なミラーである。回転可能なミラーは、入射物体ビーム922を波長分散要素908上に指向するように構成される。すなわち、回転可能なミラーは、光学ビームの経路に沿って波長分散要素908の前に光学的に配置される。代わりの実施形態において、回転可能なミラーは、波長分散要素908の向こう側に(例:波長分散要素の後ろに)光学的に配置される。波長分散要素908は、入射ビーム周波数に特有な角度に沿って入射光束を指向又は反射するいかなる装置でよい。例えば、波長分散要素908は、回折格子、格子結合器等であり得る。
その後、波長分散要素908は、入射物体ビーム922の周波数に特有な角度に沿って入射物体ビーム922を回折する。例えば、物体ビーム922は、超低周波数(例:光源が出力可能な最小周波数)を表す第1周波数を有し得、波長分散要素908は、視野940用の第1極値923を定義する第1軸上の第1角度921に沿って光学ビームを回折する。同様に、入射物体ビーム922は、超高周波数(例:光源が出力可能な最大周波数)を表す最終周波数を有し得、波長分散要素908は、視野940用の第2極値924を定義する第1軸に沿って第2(例:最終)角度929に沿って光学ビームを回折する。投影装置950は、第1軸の視野940を拡大するために、波長分散要素908から回折された角度を拡大し得る。ある実施形態において、投影装置950は、投影レンズ、一連のプリズム、集束レンズ、発散レンズ、円柱レンズ、曲面鏡、一連のミラー又はこれらのいかなる組み合わせでよい。このように、光源902が最小周波数から最大周波数まで掃引される場合、出力光学ビーム922の部分は、第1軸に沿って視野内のいかなる物体に衝突する。その後、物体からの反射光は、ライダーシステム900に戻る同一経路を通過して移動し、検出器906により受光される。
要約すると、光源902は、超低周波数から超高周波数まで(又はその反対)、連続掃引する。各特定の周波数において、物体ビーム920は、該周波数に対応する特有の角度でライダーシステムから指向される。このため、物体ビーム920は、第1平面内の第1超角度923から最終超角度924まで、ライダーシステム外部の領域を連続的に走査する。第1超角度923と最終超角度924は、第1軸(例:垂直軸)に沿って視野940を画成する。光源902が第1掃引を完了後に、回転可能なミラー904は、その後、作動(例:回転又は移動)されて、波長分散要素908に、異なる角度で物体ビーム920を投影する場合がある。この結果として、物体ビーム920はその後、第1軸に直交する、第2軸(例:水平軸)に沿って異なる角度で回折される。このように、光源902は、視野内の物体の距離や位置を決定するために、超低周波数から超高周波数まで(又はその反対)連続的に再掃引可能である。すなわち、回転可能なミラー904を回転すると、ライダーシステム外部の領域が2次元で結像可能で、受光した光によって、計算装置(図示せず)は、外部環境の3次元画像を作成可能である。
図10は、ある実施形態に係る、ライダーセンシングシステム1000の第2の実施例の部分を示す。ライダーセンシングシステム1000の第2の実施例は、光源1002と、検出器1003と、フィルター1004と、計算装置1005と、ビーム指向装置1006と、波長分散要素1007と、投影装置1008と、を具備する。ライダーシステムはまた、ビーム分割装置(図示せず)と基準ビーム路(図示せず)を具備する場合がある。ある実施例において、光源1002は、波長可変レーザである。ある実施形態において、ビーム指向装置1006は、1xNスイッチでよい。別の実施形態において、ビーム指向装置1006は、1xN分割器であり得る。1xNスイッチ又は1xN分割器は各々、1つの入力装置とN個の出力装置を有する。1xNスイッチは、入力装置を自身が内外に指向する出力装置を選択的に選ぶ場合がある。1xN分割器は、入射ビームをN回分割して、各出力装置から入射ビームの部分を投影する場合がある。
ある実施例において、光源1002は、第1周波数から最終周波数まで掃引する掃引物体ビーム1020を投影する。物体ビーム1020は、ビーム指向装置1006へ、投影装置1008により指向される。投影装置1008は、入射ビーム角を拡大して、より長い又は幅広い視野に到達する場合がある。ある実施例において、投影装置は、集束レンズでもよい。その後、物体ビーム1020は、波長分散要素1007に衝突する。その後、波長分散要素1007は、物体ビーム周波数によっては、第1軸1090の角度に沿って物体ビーム1020を回折する。ビーム指向装置1006と投影装置1008は、1xNスイッチの出力対象の出力装置によっては、第2軸1092の角度に沿って物体ビームを指向する。例えば、光源1002により投影された第1波長は、第1軸1090の第1超角度1097に沿って物体ビーム1020を投影する。光源1002により投影された最終波長は、第1軸1090の第2超角度1098に沿って物体ビーム1020を投影する。さらに、N個の出力装置の第1極値1030からの物体ビーム1020の出力装置は、第2軸1092の第1超角度1087に沿って物体ビーム(すべての波長にわたって)1020を指向する。N個の出力装置の第2極値1031からの物体ビーム1020の出力装置は、第2軸1092の第2超角度1088に沿って物体ビーム(すべての波長にわたって)1020を指向する。第1軸1090の第1及び第2超角度と第2軸1092の第1及び第2超角度は、視野を画成する。このように、視野1051に配置されたいかなる物体は、反射された物体ビーム(図示せず)が検出器1003に戻って指向される後、精密に測定可能である(例:地図化され、距離を計算し、いかなる運動は計算装置1005により計算可能である)。
図11は、ある実施形態に係る、ライダーセンシングシステム1100の第3の実施例を示す。ライダーセンシングシステム1100の第3の実施例は、光源1102と、検出器アレイ1103と、計算装置(図示せず)と、ビーム指向装置1106と、波長分散要素1107と、受信アレイ1108と、を具備する。ビーム指向装置1106は、第11xN分割器でよい。波長分散要素1107は、複数の格子結合器を具備する。代わりの実施形態において、複数の回折格子又は他の類似の分散手段を使用可能である。複数の回折格子(例:波長分散要素1107)は、1xN分割器(すなわち、ビーム指向装置1106)に一体化しされ得る。受信アレイ1108は、検出器アレイ1103の検出器の1つに各々接続される複数の格子結合器を具備する。ライダーセンシングシステム1100もまた、出力ビーム1191の第1部分を受光して、出力ビーム1191の第1部分をN個の基準ビームに分割するように構成される第21xN分割器1190を具備してよい。N個の基準ビームの各々は、検出器アレイ1103の検出器の1つに向けて指向される。代わりの実施形態において、第11xN分割器は、波長分散要素1107の各格子結合器用の別個の出力装置を具備する場合がある。別個の出力装置の各々は、基準ビームとして機能するために、検出器アレイ1103の検出器の1つに向けて指向され得る。
ライダーセンシングシステム1100もまた、波長分散要素(すなわち、複数の格子結合器)から投影されたビーム角を拡大する投影装置(図示せず)を具備してよい。光源1102の出力ビーム1191の第1部分は、第1部分1191をN個の基準ビームに分割して、検出器アレイ1130の検出器の1つに向けてN個の基準ビームの各々を指向する第21xN分割器1190に指向され得る。その後、出力ビーム1192の第2部分は、第11xN分割器の入力装置(すなわち、ビーム指向装置1106)に指向され得る。その後、第11xN分割器によるビーム指向装置1106は、出力ビーム1192の第1部分をN個の物体ビームに分割する場合がある。その後、N個の物体ビームの各々は、複数の格子結合器の1つ(すなわち、波長分散要素1107)に向けて指向される。その後、複数の格子結合器(すなわち、波長分散要素1107)は、第1軸1195の軸に沿って、ライダーシステム1100の外部(本実施例において、ページ外)に、それぞれのN個の物体ビーム(ビーム指向装置1106の出力装置から生じる)を回折する。その後、N個の物体ビームは、物体に衝突し、受信アレイ1108の複数の格子結合器の1つに戻って反射し得る。その後、受信アレイ1108の複数の格子結合器は、検出器アレイ1103の検出器の1つに向けて特定の反射されたN個の物体ビームを指向する場合がある。その後、検出器アレイの各検出器は、特定の基準ビームをN個の反射された物体ビームのそれぞれ1つと比較し得る。このように、波長分散要素1107の複数の導波路格子結合器は、N個の物体ビームの1つの周波数変化として、第1軸1195に沿って走査するため、N個の物体ビームの1つをガイドする。さらに、ビーム指向装置1106の出力装置の各々の間の距離により、第2軸1196に沿って走査を広範囲にわたって行うことができる。すなわち、光源1102の1回の掃引において、ライダーシステムは、2次元で(例:第1軸1195と1196に対して)、外部環境の情報を走査・受信可能である。その後、受信情報(例:反射されたN個の物体ビーム)は、距離(時間に基づいて)と移動(周波数変調又は測定ドップラー効果に基づいて)を決定するように使用可能である。
ある実施形態において、ビーム指向装置1106の複数の導波路格子結合器と受信アレイ1108の複数の導波路格子結合器は、第1軸に軸方向にアラインされる。さらに、受信アレイ1108の複数の導波路格子結合器は、第2軸1196に平行な軸1198に沿ってアラインされる。その上、ビーム分割装置の導波路結合器は、第2軸1196に平行な軸1197に沿ってアラインされる。ある実施形態において、ビーム指向装置1106の複数の導波路格子結合器の各々は、受信アレイ1108の導波路結合器の1つと第1軸1195に平行にアラインされる。
図12は、ある実施形態に係る、ライダーセンシングシステム1200の第4の実施例を示す。ライダーセンシングシステム1200は、光源1202と、検出器アレイ1203と、計算装置(図示せず)と、ビーム指向装置1206と、波長分散要素1207と、受信アレイ1208と、を具備する。光源1202は、第1波長可変レーザ1210と、第2波長可変レーザ1211と、第3波長可変レーザ1212と、を具備する。第1波長可変レーザ1210と、第2波長可変レーザ1211と、第3波長可変レーザ1212は、カスケードされるため、各々は、ビーム指向装置1206の入力装置に接続される。カスケードされた第1波長可変レーザ1210と、第2波長可変レーザ1211と、第3波長可変レーザ1212により、波長出力の範囲が広くなり、結果として、第1軸1290に沿って視野が広くなる。例えば、チャート1250は、出力がカスケードされる光源1202を示す。第1部分1251において、第1波長可変レーザ1210は、第1波長から第2波長まで掃引する。第2部分1252において、第2波長可変レーザ1211は、第2波長から第3波長まで掃引する。第3部分1253において、第3波長可変レーザ1212は、第3波長から最終波長まで掃引する。このように、通常、波長可変レーザの帯域幅が制約されるが、これは、第1軸1290に沿って掃引角を広くするために、解消可能である。ライダーセンシングシステム1200もまた、受信アレイ1208に接続されて、波長分散要素1207の各回折格子用の基準路1225として機能するビーム指向装置1206から別個の出力装置を具備する。光源1202は、第1波長(すなわち、対応する第1周波数)から最終周波数(例:対応する最終周波数)まで直線的に常に掃引する。
図13a〜13cは、ある実施形態に係る、ライダーセンシングシステム600の光学経路の実施例を示す。図13aは、投影装置1310を備えたライダーセンシングシステムを示す。投影装置1311は、円柱レンズ、投影レンズ、又は視野を拡大し得る他のいかなる光屈折装置でよい。投影装置1310は、波長分散要素1320の前に位置決め得るため、波長分散要素1310の中心線軸1321が、投影装置1310の中心(例:円柱レンズの光軸)とアラインされる。ある実施形態において、投影装置1310は、第2軸(例:垂直軸)に沿って光学ビームの角度を屈折(例:変更)させる。さらに、投影装置1310により、波長分散要素1310が、第1軸のビーム角を屈折させることなく、第1軸(例:水平軸)に沿って投影・走査が単に可能である場合がある。投影装置1310は、ライダーセンシングシステム1300に一体化されて、開口部として機能可能である。投影装置1310は、所望の光学特徴を可能にする波長分散要素1310からいかなる距離でも位置決め可能である。
図13bは、複数の回折格子を備えた波長分散要素1320の側面図と投影装置1310の側面図を示す。ある実施形態において、最上部の回折格子から回折される物体ビーム1333は、投影装置1310に投影されて、投影装置1310は、物体ビーム1333の角度を変更する。同様に、最下部の回折格子から回折される物体ビーム1334は、投影装置1310に投影されて、投影装置1310は、第2物体ビーム1334の角度を変更する。このように、第2軸(例:垂直軸)で視野を拡大可能である。ある実施例において、第2軸に対する第2物体ビームの角度αは、式(5)にしたがって計算可能である。
角度α= α* tan f/y(i) (5)
式中で、y(i)は光軸までの格子の距離、αは静係数、fは円柱レンズの焦点距離である。すなわち、光軸から回折格子の各々までの距離は、物体ビームが第2軸で回折される角度に相関する(例:ライダーシステムによりもたらされる視野に相関される)。
図13cは、可視の回折格子の1つを備えた波長分散要素1320の上面図と、投影装置1310(例:円柱レンズ)の上面図を示す。1つの回折格子は、角度の範囲にわたって(物体ビーム波長による)、物体ビーム1341を回折して、物体ビームは投影装置1310に移動する。投影装置1310は、物体ビーム1341の角度を屈折や変更させない。代わりの実施形態において、投影装置1310は、第1軸(例:水平軸)に物体ビーム1341の角度を屈折し得、視野の縮小・拡大を行う。
図14は、ある実施形態に係る、典型的なライダーセンシング方法1400を示すフローチャートを示す。操作1402において、方法1400が開始する。例えば、方法700は、初期化信号(例:ユーザから)が本明細書記載の様々な構成要素/システムにより受信される場合に開始し得る。別の実施例として、方法1400は、車両が始動した場合(例:ライダーセンシングシステム100が車両の構成要素である場合)、開始し得る。方法1400は、操作704に移行し得る。
操作1404において、光源は、第1周波数(すなわち、第1波長)から最終周波数(すなわち、最終波長)まで連続掃引される掃引周波数の平行ビームを投影するように制御される。投影された掃引周波数の平行ビームは、波長分散要素に向けて指向される(例:投影される、又は光ファイバー又は導波路によりガイドされる)。ある実施例において、光源は、第1周波数と最終周波数との間の範囲を拡張するために、複数のレーザを具備し得る。1つの実施形態において、光源は、掃引周波数の平行ビームを平行にして、該ビームが波長分散要素に向けて指向されるための手段を有する。代わりの実施形態において、外部装置又はコリメートレンズを使用して、掃引周波数の平行ビームを平行にする。
操作1406において、掃引周波数の平行ビームは、基準ビームと物体ビームに分割される。いくつかの実施形態において、掃引周波数の平行ビームは、ビーム分割装置により分割される。ビーム分割装置は、導波路結合器、干渉計、又は他の公知の装置でよい。その後、基準ビームは、検出器に向けて(例:導波路、光ファイバー、又は他の半透明な手段により)指向される。基準ビームは、再結合装置に指向され得、検出器に到達する。再結合手段は、物体ビームの反射部分を基準ビームと結合させる。物体ビームと基準ビームの結合された反射部分は、干渉ビームを生成し得る。再結合手段は、2つの光学ビームを1つに結合する当該技術で公知のいかなる装置又は構造体でよい。
操作1408において、物体ビームは、波長分散要素上に指向されて、外部環境に回折される。波長分散要素は、回折格子又は類似の装置であり得、波長分散要素は、複数の回折格子又は類似の装置であり得る。ある実施形態において、複数の回折格子は、格子結合器と称される、光導波路上に一体化され得る。物体ビームは、波長分散要素に指向されて、波長分散要素は、掃引周波数の平行ビーム(及びそれにより、物体ビーム)の周波数に特有な第1軸に対する角度で外部環境に物体ビームを回折する。すなわち、掃引周波数の平行ビームの周波数が、平行ビームが第1周波数で投影される場合の第1回折角から平行ビームが最終周波数で投影される場合の最終回折角まで掃引される際に、物体ビームは、連続掃引される回折角で波長分散要素から回折される。第1回折角と最終回折角は、同一平面内の第1軸に沿って視野を画成する。その後、回折された物体ビームは、外部環境に入射して、視野内のいかなる物体に反射される。その後、反射された物体ビームは、受信装置(又はアレイ)により受光されて、検出器に向けて指向される。
操作1410において、基準ビームと反射された物体ビームは、1)反射された物体ビームと2)基準ミラーに反射された基準ビームに基づいて発生された干渉稿に基づいて、視野内に配置された物体に関連する距離を連続的に計算するために使用される。周波数カウンタは、検出器に具備され得、うなり周波数をカウントして計算する。その後、うなり周波数は、物体の距離を精密に計算するために使用可能である。代わりの実施形態において、(反射された物体ビームと基準ビームに基づく)他の計算手段は、物体の距離や位置を連続的に計算するために使用可能である。
上述の実施形態の記述は、例示や記述目的で提供された。開示された正確な形式に関して包括的又は限定的にすることを意図せず、変更または変形は、上述事項に鑑みて可能であって、開示された実施形態を実行することで取得可能である。
特定の実施形態を例示・記載するものの、以下の請求項で定義されるように、より広範囲な側面の技術から逸脱することなく、当業者にしたがって本明細書において、変更又は変形が実施可能であることを理解されたい。
本明細書で例示的に記載される実施形態は、本明細書に具体的に開示のない、いかなる要素や限定がない限りは、適切に実施され得る。このため、用語「具備する」、「〜からなる」、「含む」等は、広範囲にかつ限定がなく解釈されるものとする。さらに、本明細書で使用する用語や表現は、限定するものではない記述用語として使用され、図示や記載される特徴のいかなる均等物又はその部分を除外する用語や表現を使用における意図は存在せず、様々な変更例が、請求項記載の技術の範囲内で可能であると認識されるものとする。さらに、用語「〜から本質的になる」は、具体的に記載される要素や、請求項記載の技術の基本的及び新規の特徴に実質的に影響しないそれらの追加の要素を含むものとして理解されたい。用語「〜のみからなる」は、具体化されないいかなる要素を排除する。
本開示は、本出願に記載の特定の実施形態の観点から、限定的ではない。当業者には明らかなように、多くの変更例や変形例は、その主旨や範囲から逸脱することなく、記載される場合がある。本明細書に列挙されるものに加えて、本開示の範囲内の機能的に同等な方法や構成要素は、上述事項から当業者には明らかになるであろう。
このような変更例や変形例は、添付請求項の範囲内に含まれることを意図する。本開示は、このような請求項が権利化される均等物の全範囲と併せて、添付請求項の用語にのみ限定される。本開示は、明白に変わり得る、特定の方法、試薬、化合物、組成物又は生体系に限定されないことを理解されたい。
本明細書で使用する専門用語は、特定の実施形態のみを記載する目的であって、限定を意図するものではないことを理解されたい。
当業者に理解されるように、いかなるかつすべての目的のために、特に書面による説明を提供する観点から、本明細書記載のすべての範囲もまた、いかなる及びすべての可能な部分的範囲とそれらの部分的範囲の組み合わせを包含する。いかなる記載範囲は、少なくとも均等な2分の1部分、3分の1部分、4分の1部分、5分の1部分、10分の1部分等に分割される同一の範囲を十分に記載及び可能にするものとして、容易に認識可能である。非限定の実施例として、本明細書記載の各範囲は、底部3分の1、中間部3分の1、及び上部3分の1等に容易に分割可能である。また、当業者が理解するように、「最大〜」、「少なくとも〜」、「〜を超える」、「〜未満」等のすべての語は、記載の数字を含み、上述の部分的範囲にその後分割され得る範囲を指す。最終的に、当業者に理解されるように、ある範囲は、各個々の部材を含む。
本明細書に記載のすべての刊行物、特許出願、交付済み特許及び他の文献は、各個々の刊行物、特許出願、交付済み特許及び他の文献が、そのすべてが引用により組み込まれるよう具体的かつ個別に表示されるように、本明細書で引用により組み込まれる。
引用により組み込まれる原文に含まれる定義は、それらが本開示における定義と齟齬がある限りにおいては、除外される。
1つの実施形態において、ライダーセンシングシステムは、経路に沿って平行ビームを投影するよう配列されて、投影された平行ビームの波長を調整するように構成された光源と;平行ビームを、1)基準ビームと2)ライダーセンシングシステムの外部環境に指向される物体ビームに分割する干渉計と;物体ビームの経路に沿って配列され、光源が、干渉計により入射角で回折格子上に物体ビームを投影して、平行ビームの波長にしたがって複数の回折角の1つで外部環境に物体ビームを回折する回折格子と;干渉計により発生されて、1)外部環境に設置された物体に反射された光と2)基準ビームに対応する干渉稿を検出する検出器と;処理回路を具備して、処理回路は、プロセッサとメモリとを具備して、メモリは、プロセッサにより実行される場合、光源を制御して、平行ビームを1度目に第1波長で、2度目に第2波長で投影して、平行ビームが第1波長で投影される場合、物体ビームは第1回折角で回折格子から回折されて、平行ビームが第2波長で投影される場合、物体ビームは第2回折角で回折格子から回折されて、第1回折角と第2回折角は、軸に沿って視野を画成し;検出器により検出された干渉稿に基づいて、視野内に配置された物体に関連する距離を計算するための命令を実行することにより、プロセッサを外部環境の軸に沿って走査を発生させる命令を記憶するように組み立てられる、計算システムと;を具備する。
別の実施形態において、ライダーセンシングシステムのメモリは、光源を制御して、第1波長と第2波長との間の平行ビームの周波数を掃引して、それによって、プロセッサは、物体ビームが視野にわたって掃引される際に、距離を計算するための命令を実行することにより、プロセッサを外部環境の軸に沿って走査を発生させる命令を記憶するように組み立てられる。
別の実施形態において、ライダーセンシングシステムは、外部環境の追加の走査を発生させるための回転システムを具備する。
別の実施形態において、ライダーセンシングシステムの回転システムは、計算システムに動作可能に接続されたミラーと;モータに動作可能に接続されて、モータにより回転される回転駆動体と;回転駆動体に動作可能に接続されて、回転駆動体により回転される回転ステージであって、回折格子は、軸に直交する第2軸の周りで回転ステージに取り付けられて、それとともに回転し、外部環境の軸に沿った走査は、第1走査で、メモリは、プロセッサにより実行される場合、第1位置で軸に沿って第1走査後に、モータ用の1つ以上の制御信号を発生させて、第2位置まで第2軸の周りで回転ステージを回転して、回転ステージが、第2位置に配置される場合、外部環境の近傍部の第2走査を発生させるための命令を実行することにより、プロセッサを外部環境の近傍部の第2走査を発生させる命令をさらに記憶する、回転ステージと;を具備する。
別の実施形態において、ライダーセンシングシステムの回転システムは、回折格子の向こう側の物体ビームの経路に沿って配列されたミラーと;ミラーに動作可能に接続されて、ミラーを回転するように構成される、回転要素であって、外部環境の軸に沿った走査は、第1走査で、メモリは、プロセッサにより実行される場合、第1位置で軸に沿って第1走査後に、回転要素用の1つ以上の制御信号を発生させて、第2位置までミラーを回転して、ミラーが、第2位置に配置される場合、外部環境の近傍部の第2走査を発生させるための命令を実行することにより、プロセッサを外部環境の近傍部の第2走査を発生させる命令をさらに記憶する回転要素と;を具備する。
別の実施形態において、ライダーセンシングシステムは、軸に沿って視野を拡大するための視野(FOV)拡大システムであって、該FOV拡大システムは、回折格子の向こう側の物体ビームの経路に沿って配列されたミラーと;ミラーに動作可能に接続され、ミラーを回転するように構成された回転要素であって、プロセッサは、光源が第1波長で平行ビームを投影する間、回転要素用の1つ以上の制御信号を発生させて、第1方向にミラーを回転して、物体ビームは、第1方向にミラーの回転の程度に対応する第1角度範囲でミラーから外部環境に反射されて、光源が第2波長で平行ビームを投影する間、回転要素用の1つ以上の追加の制御信号を発生させて、第2方向にミラーを回転して、物体ビームは、第2方向にミラーの回転の程度に対応する第2角度範囲でミラーから外部環境に反射される命令を実行することにより、軸に沿った外部環境の走査を発生させる回転要素と;を具備する。
別の実施形態において、ライダーセンシングシステムは、発生された干渉稿に関連する周波数を決定するように配列された周波数カウンタであって、メモリは、干渉稿に関連する周波数に基づいて、うなり周波数、干渉稿に関連する周波数の範囲、及びランプ期間を識別して;うなり周波数、周波数の範囲、及びランプ期間に基づいて、距離を計算するための命令をさらに記憶する、周波数カウンタをさらに具備する。
別の実施形態において、ライダーセンシングシステムの距離は、下記の式にしたがって計算される。
Figure 2022502628

式中、cは光速度、fbeatはうなり周波数、Δfは周波数範囲、tmはランプ期間である。
別の実施形態において、ライダーセンシングシステムの距離は、下記の式にしたがって計算される。
Figure 2022502628

式中、cは光速度、fbeatはうなり周波数である。
Figure 2022502628

は、傾斜の瞬時勾配、dtmはランプ増分である。
別の実施形態において、ライダーセンシング方法の干渉計は、主干渉計であって、検出器は、主検出器であって、ライダーセンシングシステムは、固定経路長を備えた補助干渉計と;補助干渉計の干渉信号を検出する補助検出器と、をさらに具備して、距離は、下記の式にしたがって計算される。
Figure 2022502628

式中、R0は、補助干渉計の固定経路長、frefbeatは補助干渉計のうなり周波数、fbeatは主干渉計により生じるうなり周波数である。
別の実施形態において、ライダーセンシングシステムは、経路に沿って平行ビームを投影するように配列されて、投影された平行ビームの波長を調整するように構成された光源と;平行ビームを、1)基準ビームと2)ライダーセンシングシステムの外部環境に指向される物体ビームに分割する干渉計と;干渉計により発生されて、1)外部環境に設置された物体に反射された光と2)基準ビームに対応する干渉稿を検出する検出器と;処理回路を具備して、処理回路はプロセッサとメモリとを具備して、メモリは、プロセッサにより実行される場合、光源を制御して、第1波長と第2波長との間の複数の増分周波数により平行ビームの波長を掃引して;光源が平行ビームの波長を掃引するように制御される際に、検出器により検出された干渉稿に基づいて、視野内に配置された物体に関連する距離を計算し、該距離は、光源が第1波長と第2波長との間を掃引される際に、各増分波長で計算されるための命令を実行することにより、プロセッサを外部環境の軸に沿って走査を発生させる命令を記憶するように組み立てられる、計算システムと;を具備する。
別の実施形態において、ライダーセンシング方法は、光源を制御して、平行ビームを1度目に第1波長で、2度目に第2波長で投影して、平行ビームは、平行ビームを基準ビームと物体ビームに分割する干渉計により回折格子に向けて投影されて、回折格子は、平行ビームの波長にしたがって複数の回折角の1つで外部環境に物体ビームを回折して、平行ビームが第1波長で投影される場合、物体ビームは第1回折角で回折格子から回折されて、平行ビームが第2波長で投影される場合、物体ビームは第2回折角で回折格子から回折されて、第1回折角と第2回折角は、軸に沿って視野を画成し;干渉計により発生されて、検出器により検出された干渉稿に基づいて、視野内に配置された物体に関連する距離を計算して、干渉稿は、1)外部環境の物体に反射された物体ビームに対応する光と2)基準ミラーに反射された基準ビームに基づいて発生される、ことを含む。
別の実施形態において、ライダーセンシング方法は、外部環境の追加の走査を発生させるための回転システムを制御すること、をさらに含む。
別の実施形態において、ライダーセンシング方法の回転システムは、モータと;モータに動作可能に接続されて、モータにより回転される回転駆動体と;回転駆動体に動作可能に接続されて、回転駆動体により回転される回転ステージであって、光源と、回折格子と、検出器は、軸に直交する第2軸の周りで回転ステージに接続されて、それとともに回転し、外部環境の追加の走査を発生させるための回転システムを制御することは、第1位置で軸に沿って第1走査後に、モータ用の1つ以上の制御信号を発生させて、第2位置まで第2軸の周りで回転ステージを回転して、回転ステージが、第2位置に配置される場合、外部環境の近傍部の第2走査を発生させること、を含む。
別の実施形態において、ライダーセンシングシステムの回転システムは、回折格子の向こう側の物体ビームの経路に沿って配列されたミラーと;ミラーに動作可能に接続されて、ミラーを回転するように構成される、回転要素であって、外部環境の追加の走査を発生させるための回転システムは、第1位置で軸に沿って第1走査後に、回転要素用の1つ以上の制御信号を発生させて、第2位置までミラーを回転して、ミラーが、第2位置に配置される場合、外部環境の近傍部の第2走査を発生させる、回転要素と;を具備する。
別の実施形態において、ライダーセンシング方法は、軸に沿って視野を拡大するための視野(FOV)拡大システムを制御することであって、該FOV拡大システムの制御は、光源が第1波長で平行ビームを投影する間、回転要素用の1つ以上の制御信号を発生させて、第1方向にミラーを回転して、物体ビームは、第1方向にレンズの回転の程度に対応する第1角度範囲でミラーから外部環境に反射されて、光源が第2波長で平行ビームを投影する間、回転要素用の1つ以上の追加の制御信号を発生させて、第2方向にミラーを回転して、物体ビームはミラーに、第2方向にレンズの回転の程度に対応する第2角度範囲でミラーから外部環境に反射されること、をさらに含む。
別の実施形態において、軸に沿ったライダーセンシング方法の視野は、第1角度範囲、第2角度範囲、第1回折角、第2回折角により画成される。
別の実施形態において、ライダーセンシング方法の距離の計算は、信号解析器を使用して、それぞれの干渉稿に関連するうなり周波数、それぞれの干渉稿に関連する周波数範囲、及びランプ期間を決定して;うなり周波数、周波数範囲、及びランプ期間に基づいて、それぞれの干渉稿に対応する距離を計算すること、をさらに含む。
別の実施形態において、ライダーセンシング方法の距離は、下記の式にしたがって計算される。
Figure 2022502628

式中、cは光速度、fbeatはうなり周波数、Δfは周波数範囲、tmはランプ期間である。
別の実施形態において、ライダーセンシング方法の干渉計は、主干渉計であって、固定経路長を備えた追加の補助干渉計と補助干渉計の干渉信号を検出する検出器をさらに具備して、距離は、下記の式にしたがって計算される
Figure 2022502628

式中、R0は補助干渉計の固定経路長、frefbeatは補助干渉計からのうなり周波数、fbeatは主干渉計からのうなり周波数である。
他の実施形態は、以下の請求項に記載される。

Claims (20)

  1. ライダーセンシングシステムであって、
    経路に沿って平行ビームを投影するように配列されて、第1周波数から最終周波数までの周波数にわたって、前記投影された平行ビームを連続掃引するように構成される、光源と;
    前記平行ビームを、1)基準ビームと2)前記ライダーセンシングシステムの外部環境に指向される物体ビームに分割する、ビーム分割装置と;
    前記物体ビームの前記経路に沿って配列されて、該平行ビームの周波数に基づいて、第1軸に対する複数の回折角で外部環境に前記物体ビームを投影するように構成される、波長分散要素と;
    前記第1周波数から前記最終周波数までの周波数にわたって、前記ビーム分割装置により発生されて、1)外部環境に設置された物体に反射された光と2)前記基準ビームに対応する干渉稿を連続的に検出する、検出器システムと、を具備する、ライダーセンシングシステム。
  2. 前記外部環境の追加の走査を発生させるためのビーム指向装置をさらに具備して、前記ビーム指向装置は、第2軸に沿って複数の角度に沿って前記物体ビームを指向するように構成された前記物体ビームの経路に沿って配列されて、前記第1軸は、前記第2軸に直交する、請求項1に記載のライダーセンシングシステム。
  3. 前記ビーム指向装置は、
    前記波長分散要素の前に前記光ビームの経路に沿って配置されて、前記ビーム分割装置は、干渉計である、ミラーと;
    前記ミラーに動作可能に接続されて、前記ミラーを回転するように構成されて、前記ミラーを回転すると、前記第2軸の複数の角度に沿って前記波長分散要素に向けて前記光ビームが反射される、アクチュエータと、を具備する、請求項2に記載のライダーセンシングシステム。
  4. 前記ビーム指向装置は、
    入力装置とN出力装置とを具備する1xN光スイッチであって、前記入力装置は、前記平行ビームを受光して、前記1xN光スイッチは、前記平行ビームを、1つ以上のN出力装置に出力して、前記N出力装置は、前記第2軸に平行にアラインされる、1xN光スイッチと;
    前記平行ビームを前記1xNスイッチから受光して、前記第2軸の複数の角度に沿って前記波長分散要素に向けて前記平行ビームを屈折させるように構成された投影レンズと、を具備する、請求項2に記載のライダーセンシングシステム。
  5. 前記ビーム指向装置は、
    入力装置とN出力装置とを具備する1xN光結合器であって、前記入力装置は、前記平行ビームを受光して、前記1xN光結合器は、前記平行ビームの部分を前記N出力装置の各々に出力して、前記N出力装置は、前記第2軸に平行にアラインされる、1xN光結合器を具備して、
    前記波長分散要素は、N格子結合器を具備して、前記N格子結合器の各々1つは、前記平行ビームの前記部分を前記N出力装置の1つから受光して、前記N格子結合器は、前記第2軸に平行にアラインされる、請求項2に記載のライダーセンシングシステム。
  6. 前記N格子結合器は、前記1xN光結合器に一体化される、請求項5に記載のライダーセンシングシステム。
  7. 前記検出器システムは、N受信格子結合器とN検出器とをさらに具備して、前記N受信格子結合器の各々は、外部環境の1つ以上の物体に反射された光を受光して、前記外部環境の1つ以上の物体に反射された光を前記N検出器の1つに指向する、請求項5に記載のライダーセンシングシステム。
  8. 前記N検出器は各々、前記平行ビームの部分を、基準ビームとして機能するため、前記1xN光結合器からそれぞれの導波路結合器により受光する、請求項7に記載のライダーセンシングシステム。
  9. 前記N受信格子結合器は、前記第2軸に平行にアラインされる、請求項7に記載のライダーセンシングシステム。
  10. 前記N受信格子結合器の前記各々は、前記第1軸に平行な軸に沿って前記N格子結合器の1つにアラインされる、請求項9に記載のライダーセンシングシステム。
  11. 前記波長分散要素と前記外部環境との間に配置されて、前記第2軸の複数の角度に沿って外部環境に向けて前記平行ビームを屈折させるように構成された投影レンズをさらに具備する、請求項10に記載のライダーセンシングシステム。
  12. 前記光源は、第1波長可変レーザと、第2波長可変レーザと、第3波長可変レーザと、を具備して、前記第1波長可変レーザは、第1波長可変スペクトルを有し、前記第2波長可変レーザは、前記第1波長可変スペクトルと異なる第2波長可変スペクトルを有し、前記第3波長可変レーザは、前記第1及び第2波長可変スペクトルの両方と異なる第3波長可変スペクトルを有する、請求項1に記載のライダーセンシングシステム。
  13. 前記第1波長可変レーザと、前記第2波長可変レーザ及び前記第3波長可変レーザは、ともにカスケードされて、光出力を共有する、請求項12に記載のライダーセンシングシステム。
  14. ライダーセンシング方法であって、前記方法が、
    光源を制御して、第1周波数から最終周波数まで連続掃引されて、波長分散要素に向けて投影される、掃引周波数の平行ビームを投影することと;
    ビーム分割装置により、前記掃引周波数の平行ビームを、基準ビームと物体ビームに分割することと;
    前記波長分散要素により、前記掃引周波数の平行ビームの周波数にしたがって複数の回折角の1つで外部環境に前記物体ビームを回折することであって、前記平行ビームが前記第1周波数で投影される場合の第1回折角から前記平行ビームが前記最終周波数で投影される場合の最終回折角まで、前記掃引周波数の平行ビームの周波数が掃引される際に、前記物体ビームは、連続掃引回折角で前記波長分散要素から回折され、前記第1回折角と前記最終回折角は、第1軸に沿って視野を画成する、回析することと;
    1)外部環境の物体に反射された前記物体ビームに対応する光と2)基準ミラーに反射された前記基準ビームに基づいて発生される干渉稿に基づいて、視野内に配置された物体に関連する距離を連続的に計算することと、を含む、方法。
  15. 第2軸に沿って視野を調整することであって、前記第1軸は、前記第2軸に直交する、調整することをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 第2軸に沿って視野を前記調整することは、
    回転可能なミラーにより、前記波長分散要素に向けて前記物体ビームを反射させることと;
    前記回転可能なミラーを第1位置から第2位置まで回転させて、前記第1位置は、前記第2軸上の第1角に沿って前記物体ビームを反射して、前記第2位置は、前記第2軸上の第2角に沿って前記物体ビームを反射することと、を含む、請求項15に記載の方法。
  17. 第2軸に沿って視野を前記調整することは、
    1xN出力スイッチの第1出力装置を選択することであって、前記1xN出力スイッチは、前記第2軸に平行にアラインされるN出力装置を具備する、選択することと;
    前記1xN出力スイッチの第2出力装置を選択することであって、前記第1出力スイッチは、前記第2軸上の第1角に沿って前記物体ビームを投影して、前記第2出力装置は、前記第2軸上の第2角に沿って前記物体ビームを投影する、選択することと、を含む、請求項15に記載の方法。
  18. 1xN光結合器により、前記掃引周波数の平行ビームをN掃引周波数平行ビームに分割することと;
    前記N掃引周波数の平行ビームの各々を、N物体ビームとN基準ビームに分割することと;
    前記波長分散要素のN格子結合器により、前記N掃引周波数物体ビームの各々を回折することであって、前記N物体ビームの前記各々は、前記第1回折角から前記最終回折角まで掃引される、回析することと;
    N受信格子結合器により、外部環境の物体に反射された前記N物体ビームに対応する光を検出することと;
    反射された前記N物体ビームの各々を、前記N基準ビームの1つに結合して、N個の干渉ビームを生成することと、をさらに含む、請求項15に記載の方法。
  19. 投影システムにより、前記第2軸に対するN回折角に沿って前記N物体ビームの各々を屈折させることであって、前記N物体ビームの回折角の極値は、前記第2視野を規定する、屈折させることと;
    前記N干渉ビームに基づいて、3次元視野内の外部環境の物体の距離を連続的に計算することと、をさらに含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記N干渉ビームに基づいて、3次元視野内の外部環境の物体の距離を連続的に計算することであって、前記3次元視野は、前記第1軸上の前記視野と前記第2軸上の前記第2視野により画成される、計算することをさらに含む、請求項18に記載の方法。
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