JP2003034442A - コンテナターミナルにおけるコンテナの管理方法、管理装置および無線icキー・シールタグ - Google Patents

コンテナターミナルにおけるコンテナの管理方法、管理装置および無線icキー・シールタグ

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JP2003034442A JP2001221304A JP2001221304A JP2003034442A JP 2003034442 A JP2003034442 A JP 2003034442A JP 2001221304 A JP2001221304 A JP 2001221304A JP 2001221304 A JP2001221304 A JP 2001221304A JP 2003034442 A JP2003034442 A JP 2003034442A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテナターミナルにおけるコンテナ1の管
理をIT化する。 【解決手段】 コンテナターミナルの物流情報センタ2
2と荷主、集荷業者、船会社、税関などとの間で港湾情
報ネットワーク23を構築し、該ネットワーク23内で
の交信のため個々のコンテナ1に対応してキー番号を付
けたファイルまたはホルダ28を作成し、該ファイルま
たはホルダ28にはコンテナ番号、シール番号、積荷の
物流情報などを保存し、コンテナ1には施封した状態で
のみシール番号を発信するとともに、施封した状態でも
施封しない状態でもキー番号を発信する無線ICキー・
シールタグ20を取り付けて、ターミナルゲート、ヤー
ドクレーン25、コンテナクレーン26などに取り付け
たアンテナ9と交信し、上記キー番号によって上記ファ
イルまたはホルダ28を検索して対応させることにより
コンテナ1の管理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナターミナ
ルにおけるコンテナの管理装置および管理方法に係り、
特にコンテナターミナルゲートでのコンテナの搬出・
入、コンテナヤードでのヤードクレーンによるコンテナ
の段積み・段卸しおよび岸壁でのコンテナクレーンによ
るコンテナの船積み、船卸しなどについて、インターネ
ットとコンテナに取り付けた無線ICタグとを組み合わ
せて総合的にコンテナの管理を行うコンテナの管理方法
および管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンテナターミナルは、陸上輸送と海上
輸送の接点に位置し、コンテナ船とトレーラ(シャー
シ)などの異種輸送手段間のコンテナの積み替え等を行
う。荷主は船会社から送られてきた空コンテナに荷物を
積み込む。一旦コンテナに積み込まれた荷物は、個々の
コンテナに付されているコンテナ番号と、コンテナに荷
物を積み込むときに作成された、図7に示す伝票(コン
テナ貨物搬入票)により、その荷物の種類、重量、仕向
地、荷主などの属性を知ることができる。また、荷主は
コンテナへ荷物の積み込みが完了すると船会社から支給
されたシールにより、図6に示すように、コンテナ1の
開閉扉1bを施封する。荷積みされたコンテナ1はシャ
ーシ2に載置されて、コンテナターミナルに運ばれる。
コンテナターミナル入口ゲートでゲートマンがコンテナ
番号と荷物の種類、重量、仕向地、荷主などをチェック
するとともに、シール10のシール番号と施封状態とを
チェックする。コンテナ1がコンテナターミナル内に運
ばれると、図示しないヤードクレーンによってコンテナ
ヤードに段積みされる。また、岸壁でコンテナ1の船積
みをする際には、図示しないコンテナクレーンによって
コンテナ番号やシール10などの確認を行う。なお、反
対に輸入コンテナを船卸したり輸入コンテナをコンテナ
ヤードに段積みしたり輸入コンテナをコンテナヤードか
ら運び出す際にもコンテナ番号やシールなどの確認を行
う。
【0003】本願出願人は、コンテナターミナルゲート
の自動化の一環として荷物の種類、重量、仕向地、荷主
などの物流情報を記入したコンテナ貨物搬入票を無線I
Cカード(タグ)化してコンテナ貨物搬入票によるコン
テナの搬出・入手続きを無くすようにした「コンテナタ
ーミナルにおけるコンテナの搬出・入管理装置および管
理方法」を特許出願した(特願平11−37289
7)。また、シール番号を無線ICカード(タグ)化し
てシールの施封の確認とシール番号の読み取りを可能に
した「コンテナターミナルにおけるコンテナの搬入・出
管理装置および管理方法」を特許出願した(特願200
0−27242(未公開))。さらに、コンテナ番号を
無線ICカード(タグ)化してコンテナ番号の読み取り
を可能にした「コンテナターミナルにおけるコンテナの
搬入・出管理装置および管理方法」を特許出願した(特
願2000−27241(未公開))。
【0004】また、本願出願人は、コンテナターミナル
ゲートの自動化を推進するため、上記無線IC書類タグ
と無線ICシールタグおよび無線IC番号タグを組み合
わせて使用することによってコンテナターミナルの入口
において、それらの自動読み取りを可能とした「コンテ
ナターミナルの入口におけるコンテナの管理装置および
管理方法」を案出し、特許出願した(特願2000−2
5976(未公開))。
【0005】図3ないし図5は特願2000−2597
6に提示したコンテナターミナルの入口におけるコンテ
ナの管理装置の図で、図3はその概念図、図4(A)は
無線アンテナの概念図、(B)はコンテナの無線ICタ
グの概念図、図5(A)は無線ICシールタグの平面
図、(B)は無線ICシールタグを施封した状態を示す
斜視図である。図3において、コンテナターミナルに搬
入されるコンテナ(実入コンテナ)1は、前面に無線I
C番号タグ7を取り付け、後方の開閉扉に無線ICシー
ルタグ11を取り付け、トレーラ2のトラクタヘッドに
荷物の種類、重量、仕向地、荷主などを入力した無線I
C書類タグ12を取り付け、トレーラ2に載置されて、
コンテナターミナルに運ばれる。コンテナ1がコンテナ
ターミナル入口ゲートに運ばれると、コンテナターミナ
ル入口ゲートに設置された無線アンテナ9のリーダ8と
無線IC番号タグ7との間で交信してコンテナ番号をチ
ェックするとともに、無線アンテナ9のリーダ8と無線
IC書類タグ12との間で交信して荷物の種類、重量、
仕向地、荷主などの物流情報をチェックしてコンピュー
タ13と交信する。次に無線アンテナ9Aのリーダ8A
と無線ICシールタグ11との間で交信してシール10
のシール番号と施封状態とをチェックしてコンピュータ
13と交信する。さらに無線アンテナ9Bのリーダ8B
との間で交信し、コンピュータ13からの情報によって
トラクタヘッドの車載機にコンテナ1の行き先番地の表
示をする。
【0006】コンテナターミナル入口ゲートでのチェッ
クが終了すると、コンテナ1はコンテナターミナル内に
運ばれて、図示しないヤードクレーンにより一旦コンテ
ナヤードに段積貯蔵される。
【0007】コンテナヤードに段積貯蔵されているコン
テナ1を船積みするときは、ヤードクレーンにより積み
卸し、トレーラなどに載せて岸壁まで運び、図示しない
コンテナクレーンにより船積みする。
【0008】無線アンテナ9に配設したリーダ8は、一
例として、たとえば、図4(A)に示すように、コイル
8aを内蔵しており、無線IC番号タグ7は、図4
(B)に示すように、コイル7aおよびIC7bを内臓
していて、IC7bにコンテナ番号が入力されている。
無線IC番号タグ7は、常時は発信することなく、無線
アンテナ9に配設されたリーダ8からの電波により電力
の供給を受けて発信するようになっている。無線IC書
類タグ12も無線IC番号タグ7と同様な構造になって
いる。なお、無線IC書類タグ12はトラクタヘッドの
車載機に取り付けてもよく、その場合には車載機を介し
てアンテナ9と交信する。
【0009】無線ICシールタグ11は、図5(A)に
示すように、カバー11dとプラスチックまたはFRP
製のバンド11gを有している。バンド11gの先端に
突起11eが配設されている。バンド11gにはICチ
ップ11aと配線11bが埋め込まれており、配線11
bの先端は突起11eおよびカバー11d内部に達して
いる。無線ICシールタグ11は、施封するときには、
図5(B)に示すように、バンド11gを曲げて突起1
1eをカバー11dの底面にある図示しない穴に挿入
し、かしめると無線ICシールタグ11はループを形成
するとともに、配線11bの先端同志が接続して接点1
1cを形成し、ループ状の閉回路が完成して無線ICシ
ールタグ11が発信可能になる。無線ICシールタグ1
1は、コンテナ1に荷積みして一旦施封すると破壊しな
い限り、再び開かないようになっている。また、無線I
Cシールタグ11は、常時は発信することなく、無線ア
ンテナ9に配設されたリーダ8からの電力の供給を受け
て発信するようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上説
明したコンテナターミナルにおける管理装置および管理
方法では、(1)無線IC書類タグ、無線IC番号タグお
よび無線ICシールタグを別々に作成する必要があって
繁雑である。(2)特に無線IC書類タグは情報量が多い
ので、無線ICタグの値段が高い。(3)無線アンテナは
それぞれ別の場所に取り付けられた無線ICタグと交信
しなければならないので、繁雑である。などの問題があ
る。また、無線IC書類タグに記載されるような物流情
報を常にコンテナと一体として移動させる必要もない。
【0011】本発明は、従来技術のかかる問題点に鑑み
案出したもので、無線ICシールタグ、無線IC番号タ
グ、無線IC書類タグを一体化して、無線ICキー・シ
ールタグとし、物流情報やコンテナ番号はインターネッ
トを利用して交信することにより、コンテナターミナル
においてコンテナの管理を総合的に行うことができる、
コンテナターミナルにおけるコンテナの管理方法および
管理装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のコンテナターミナルにおけるコンテナの管
理方法は、コンテナターミナルの物流情報センタと荷
主、集荷業者、船会社、税関などとの間で港湾情報ネッ
トワークを構築し、該ネットワーク内での交信のため個
々のコンテナに対応してキー番号を付けたファイルまた
はホルダを作成し、該ファイルまたはホルダにはコンテ
ナ番号、シール番号、積荷の物流情報などを保存し、コ
ンテナには施封した状態でのみシール番号を発信すると
ともに、施封した状態でも施封しない状態でもキー番号
を発信する無線ICキー・シールタグを取り付けて、タ
ーミナルゲート、ヤードクレーン、コンテナクレーンな
どに取り付けたアンテナと交信し、上記キー番号によっ
て上記ファイルまたはホルダを検索して対応させること
によりコンテナの管理を行うものである。
【0013】また、本発明のコンテナターミナルにおけ
るコンテナの管理装置は、コンテナターミナルの物流情
報センタと荷主、集荷業者、船会社、税関などとの間で
港湾情報ネットワークを構築し、該ネットワーク内での
交信のため個々のコンテナに対応してキー番号を付けた
ファイルまたはホルダを作成し、該ファイルまたはホル
ダにはコンテナ番号や積荷の物流情報などを保存し、コ
ンテナには施封した状態でのみシール番号を発信すると
ともに、施封した状態でも施封しない状態でもキー番号
を発信する無線ICキー・シールタグを取り付けて、タ
ーミナルゲート、ヤードクレーン、コンテナクレーンな
どに上記無線ICキー・シールタグと交信するアンテナ
を設けたものである。
【0014】無線ICキー・シールタグは請求項1およ
び請求項2記載のコンテナターミナルにおけるコンテナ
の管理装置および管理方法に使用するものであって、キ
ー番号とシール番号とを入力してコンテナの開閉扉に取
り付けられ、キー番号は常時発信可能であり、シール番
号はコンテナの開閉扉を施封した状態でのみ発信可能で
ある。
【0015】次に本発明の作用を説明する。物流情報セ
ンタにあるホストコンピュータと荷主、集荷業者、船会
社、税関、陸運業者などにある端末のコンピュータとの
間で港湾情報ネットワークを構築し、ネットワーク内で
の交信の一環として個々のコンテナに1対1で対応する
ファイルまたはホルダを作成し、ファイルまたはホルダ
にはコンテナ番号、シール番号の他、積荷の種類、重
量、仕向地、本船名、荷主名などの物流情報を保存して
置く。一方、コンテナには施封した状態でのみシール番
号が発信可能であるとともに、施封した状態でも施封し
ない状態でもキー番号が発信可能な無線ICキー・シー
ルタグを取り付けて置く。コンテナターミナルのターミ
ナルゲート、ヤードクレーン、コンテナクレーンなどに
は上記無線ICキー・シールタグと交信するアンテナを
設け、それらのアンテナによりキー番号を検知して、そ
の情報をホストコンピュータに送る。ホストコンピュー
タはキー番号によりそのコンテナに対応するホルダを検
索し、ホルダから必要なデータを取り出して、そのコン
テナの貯蔵番地を決定してトレーラの運転手に行き先を
指示するなどのコンテナの管理を行う。なお、ホストコ
ンピュータはデータベースのみを管理し、必要なデータ
のみを端末のコンピュータにダウンロードしておき、検
索や指示は端末のコンピュータにより行うようにしても
よい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しつつ説明する。図1は本発明のコンテナ
ターミナルにおけるコンテナの管理装置の概念図であ
る。図2は無線ICキー・シールタグの図面であり、
(A)は施封前の平面図、(B)は施封した状態の斜視
図である。なお、無線ICキー・シールタグのシールタ
グの部分は、すでに図5を用いて説明済みである。これ
らの図において、20は無線ICキー・シールタグ、2
1はキー番号を発信する無線ICチップである。22は
物流情報センタ、23は港湾情報ネットワーク、24は
物流情報センタ内に設置されたホストコンピュータ、2
5はヤードクレーン、26はコンテナクレーン、27は
荷主、集荷業者、船会社、税関などに設置された端末コ
ンピュータである。
【0017】コンテナターミナルの物流情報センタ22
内のホストコンピュータ24と荷主、集荷業者、船会
社、税関などに設置された端末コンピュータ27との間
で港湾情報ネットワーク23を構築する。港湾情報ネッ
トワーク23は、通常の電話回線を使用してもよいし、
専用回線を使用してもよい。通常の電話回線を使用する
場合にはパスワードなどを使用してセキュリティを確保
する。ホストコンピュータ24で港湾情報ネットワーク
23内で相互の交信のため、使用する個々のコンテナ1
に1対1で対応するキー番号を付したファイルまたはホ
ルダ(以下、単にホルダ28という)を作成する。各ホ
ルダ28にはコンテナ番号、シール番号、積荷の物流情
報などを保有する。積荷の物流情報とは、先に説明した
ように、図7で示すコンテナ貨物搬入票などに記載され
るような荷物の種類、重量、仕向地、荷主などの情報で
ある。
【0018】コンテナ1には施封した状態でのみシール
番号を発信する無線ICチップ11aを有するととも
に、施封した状態でも施封しない状態でもキー番号を発
信する無線ICチップ21を有する無線ICキー・シー
ルタグ20を取り付ける。ターミナルゲート、ヤードク
レーン25、コンテナクレーン26などにはアンテナ9
が設けられており、これらのアンテナ9と無線ICキー
・シールタグ20とが交信する。アンテナ9により無線
ICキー・シールタグ20がシール番号を発信している
場合にはその番号と施封を確認するとともに、キー番号
を確認してホストコンピュータ24に送る。ホストコン
ピュータ24は、そのキー番号を手がかりにその番号を
付したホルダ28を検索し、検索したホルダ28からコ
ンテナ番号などの必要な情報を取り出し、コンテナの貯
蔵番地を決定してトレーラ2に行き先を指示するなどの
コンテナの管理を行う。無線ICキー・シールタグ20
とアンテナ9との交信はターミナルゲートだけでなく、
ヤードクレーン25やコンテナクレーン26などでも行
われて、コンテナの蔵入れ、蔵出しや船積み船卸しの管
理なども行う。さらに、輸出のため、コンテナターミナ
ルから空のコンテナ1を貸し出す際または輸入コンテナ
1の積荷の取り出し後に空のコンテナ1を返却する際に
もターミナルゲートのアンテナ9と無線ICキー・シー
ルタグ20との交信を行い、貸し出しまたは返却を予定
したコンテナ1であることを確認する。さらに実入りの
輸入コンテナ1についても、無線ICキー・シールタグ
20によって、同様の管理を行うことができる。
【0019】次に本実施形態の作用を説明する。このよ
うに無線ICキー・シールタグ20は、施封した状態で
のみシール番号が発信可能であり、施封してあっても施
封してなくてもキー番号が発信可能なので、アンテナ9
との交信により、コンテナ1が空であるか(施封してい
ない)、実入りであるか(施封してある)の区別、施封状
態の確認などができるとともに、インターネットを通じ
てやりとりされる情報をキー番号によって検索してコン
テナ番号や積荷の物流情報を知ることができるので、コ
ンテナターミナル内での蔵入れ、蔵出しの管理や船積
み、船卸しの管理を行うことができる。このように従来
技術として説明した無線IC書類タグ12や無線IC番
号タグ7は不要になり、無線ICキー・シールタグ20
だけでコンテナターミナル内でのすべての管理が可能に
なる。したがって、これらの無線ICタグの取り付けの
手間が省けるとともに、製作のコストも下がる。アンテ
ナも別々の場所に取り付けて別々に無線ICタグと交信
する必要がないので、交信の手間も省ける。
【0020】本発明は、以上述べた実施形態に限定され
るものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の
変更が可能である。たとえば、ホストコンピュータ24
はデータベースのみを管理して必要なデータのみをター
ミナルゲート、ヤードクレーン25の運転室、コンテナ
クレーン26の運転室などにある端末のコンピュータに
ダウンロードしておき、検索や指示は端末のコンピュー
タにより行うようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のコンテナタ
ーミナルにおけるコンテナの管理方法および管理装置
は、コンテナ番号や積荷の物流情報はインターネットを
通じてやりとりし、コンテナには無線ICキー・シール
タグ7のみを取り付けたので、次のような優れた効果が
ある。 (1)従来のように無線IC書類タグ、無線IC番号タ
グおよび無線ICシールタグを別々に作る必要がないの
で、製作の手間と費用が少くてすむ。 (2)従来の無線IC書類タグは、タグに書き込む情報
量が多いので高価であったが、本発明では情報はインタ
ーネットでやりとりし、タグにはキー番号のみを書き込
めばよいので、コストが安くてすむ。 (3)従来の無線IC書類タグは、トレーラの運転室に
設置し、無線IC番号タグと無線ICシールタグはコン
テナに取り付けていたので、ターミナルゲートのアンテ
ナは別々に交信しなければならず繁雑であったが、本発
明では1個所と交信すればよいので、繁雑さがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のコンテナターミナルにおけるコンテ
ナの管理装置の概念図である。
【図2】無線ICキー・シールタグの図面であり、
(A)は施封しない状態の平面図、(B)は施封した状
態の斜視図である。
【図3】従来のコンテナターミナルの入口におけるコン
テナの管理装置の概念図である。
【図4】無線ICタグとアンテナに内臓されたリーダと
の交信状態を示す概念図である。
【図5】従来の無線ICシールタグの図面であり、
(A)は施封しない状態の平面図、(B)は施封した状
態の斜視図である。
【図6】コンテナの開閉扉に無線ICシールタグを取り
付けた状態を示す斜視図である。
【図7】コンテナ貨物搬入票である。
【符号の説明】
1 コンテナ 2 シャーシ(トレーラ) 9 アンテナ 20 無線ICキー・シールタグ 22 物流情報センタ 23 港湾情報ネットワーク 24 ホストコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 G06K 19/00 H 19/07 Q

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナターミナルの物流情報センタと
    荷主、集荷業者、船会社、税関などとの間で港湾情報ネ
    ットワークを構築し、該ネットワーク内での交信のため
    個々のコンテナに対応してキー番号を付けたファイルま
    たはホルダを作成し、該ファイルまたはホルダにはコン
    テナ番号、シール番号、積荷の物流情報などを保存し、
    コンテナには施封した状態でのみシール番号を発信する
    とともに、施封した状態でも施封しない状態でもキー番
    号を発信する無線ICキー・シールタグを取り付けて、
    ターミナルゲート、ヤードクレーン、コンテナクレーン
    などに取り付けたアンテナと交信し、上記キー番号によ
    って上記ファイルまたはホルダを検索して対応させるこ
    とによりコンテナの管理を行うことを特徴とするコンテ
    ナターミナルにおけるコンテナの管理方法。
  2. 【請求項2】 コンテナターミナルの物流情報センタと
    荷主、集荷業者、船会社、税関などとの間で港湾情報ネ
    ットワークを構築し、該ネットワーク内での交信のため
    個々のコンテナに対応してキー番号を付けたファイルま
    たはホルダを作成し、該ファイルまたはホルダにはコン
    テナ番号や積荷の物流情報などを保存し、コンテナには
    施封した状態でのみシール番号を発信するとともに、施
    封した状態でも施封しない状態でもキー番号を発信する
    無線ICキー・シールタグを取り付けて、ターミナルゲ
    ート、ヤードクレーン、コンテナクレーンなどに上記無
    線ICキー・シールタグと交信するアンテナを設けたこ
    とを特徴とするコンテナターミナルにおけるコンテナの
    管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1および請求項2記載のコンテナ
    ターミナルにおけるコンテナの管理装置および管理方法
    に使用する無線ICキー・シールタグであって、キー番
    号とシール番号とを入力してコンテナの開閉扉に取り付
    けられ、キー番号は常時発信可能であり、シール番号は
    コンテナの開閉扉を施封した状態でのみ発信可能である
    無線ICキー・シールタグ。
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