JP2003026337A - コンテナターミナルにおけるコンテナの管理装置および管理方法と無線icシールタグ - Google Patents

コンテナターミナルにおけるコンテナの管理装置および管理方法と無線icシールタグ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテナターミナルにおけるコンテナの荷役
効率の向上を図る。 【解決手段】 コンテナ1の開閉扉1bに、コンテナ番
号とシール番号とを入力した無線ICシールタグ11A
を取り付け、無線ICシールタグ11Aのコンテナ番号
は、常時、発信可能であり、シール番号はコンテナ1の
開閉扉1bを施封した状態でのみ発信可能であり、コン
テナターミナルのゲート、ヤードクレーンおよびコンテ
ナクレーンなどに、無線ICシールタグ11Aとの間で
コンテナ番号およびシール番号を交信するリーダ8を有
する無線アンテナ9を設置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナターミナ
ルにおけるコンテナの管理装置および管理方法と無線I
Cシールタグに係り、特にコンテナターミナルゲートで
のコンテナの搬出・入、コンテナヤードでのヤードクレ
ーンによるコンテナの段積み・段卸しおよび岸壁でのコ
ンテナクレーンによるコンテナの船積み、船卸しする際
に、コンテナ番号と開閉扉のシールを自動的に確認する
コンテナターミナルにおけるコンテナの管理装置および
管理方法と無線ICシールタグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンテナターミナルは、陸上輸送と海上
輸送の接点に位置し、コンテナ船とトレーラ(シャー
シ)などの異種輸送手段間のコンテナの積み替え等を行
う。荷主は船会社から送られてきた空コンテナに荷物を
積み込む。一旦コンテナに積み込まれた荷物は、個々の
コンテナに付されているコンテナ番号と、コンテナに荷
物を積み込むときに作成された伝票(コンテナ貨物搬入
票)により、その荷物の種類、重量、仕向地、荷主など
の属性を知ることができる。また、荷主はコンテナへ荷
物の積み込みが完了すると船会社から支給されたシール
により、図6に示すように、コンテナ1の開閉扉1bを
施封する。荷積みされたコンテナ1はシャーシ2に載置
されて、コンテナターミナルに運ばれる。コンテナター
ミナル入口ゲートでゲートマンがコンテナ番号と荷物の
種類、重量、仕向地、荷主などをチェックするととも
に、シール10のシール番号と施封状態とをチェックす
る。コンテナ1がコンテナターミナル内に運ばれると、
図示しないヤードクレーンによってコンテナヤードに段
積みされる。また、岸壁でコンテナ1の船積みをする際
には、図示しないコンテナクレーンによってコンテナ番
号やシール10などの確認を行う。なお、反対に輸入コ
ンテナを船卸したり輸入コンテナをコンテナヤードに段
積みしたり輸入コンテナをコンテナヤードから運び出す
際にもコンテナ番号やシールなどの確認を行う。
【0003】本願出願人は、コンテナターミナルゲート
の自動化の一環として荷物の種類、重量、仕向地、荷主
などの物流情報を記入したコンテナ貨物搬入票を無線I
Cカード(タグ)化してコンテナ貨物搬入票によるコン
テナの搬出・入手続きを無くすようにした「コンテナタ
ーミナルにおけるコンテナの搬出・入管理装置および管
理方法」を特許出願した(特願平11−37289
7)。また、シール番号を無線ICカード(タグ)化し
てシールの施封の確認とシール番号の読み取りを可能に
した「コンテナターミナルにおけるコンテナの搬入・出
管理装置および管理方法」を特許出願した(特願200
0−27242(未公開))。さらに、コンテナ番号を
無線ICカード(タグ)化してコンテナ番号の読み取り
を可能にした「コンテナターミナルにおけるコンテナの
搬入・出管理装置および管理方法」を特許出願した(特
願2000−27241(未公開))。
【0004】また、本願出願人は、コンテナターミナル
ゲートの自動化を推進するため、上記無線ICカード
(タグ)と無線ICシール番号および無線ICコンテナ
番号を組み合わせることによってコンテナターミナルの
入口において、それらの自動読み取りを可能とした「コ
ンテナターミナルの入口におけるコンテナの管理装置お
よび管理方法」を案出し、特許出願した(特願2000
−25976(未公開))。
【0005】図3ないし図5は特願2000−2597
6に提示したコンテナターミナルの入口におけるコンテ
ナの管理装置の図で、図3はその概念図、図4(A)は
無線アンテナの概念図、(B)はコンテナの無線ICタ
グの概念図、図5(A)は無線ICシールタグの平面
図、(B)は無線ICシールタグを施封した状態を示す
図である。図3において、コンテナターミナルに搬入さ
れるコンテナ(実入コンテナ)1は、前面に無線IC番
号タグ7を取り付け、後方の開閉扉に無線ICシールタ
グ11を取り付け、トレーラ(シャーシ)2に荷物の種
類、重量、仕向地、荷主などを入力した無線IC書類タ
グ12を貼付し、シャーシ2に載置されて、コンテナタ
ーミナルに運ばれる。コンテナ1がコンテナターミナル
入口ゲートに運ばれると、コンテナターミナル入口ゲー
トに設置された無線アンテナ9のリーダ8と無線ICコ
ンテナ番号タグ7との間で交信してコンテナ番号をチェ
ックするとともに、無線アンテナ9のリーダ8と無線I
C書類タグ12との間で交信して荷物の種類、重量、仕
向地、荷主などの物流情報をチェックしてコンピュータ
13と交信する。次に無線アンテナ9Aのリーダ8Aと
無線ICシールタグ11との間で交信してシール10の
シール番号と施封状態とをチェックしてコンピュータ1
3と交信する。さらに無線アンテナ9Bのリーダ8Bと
の間で交信し、コンピュータ13と交信してコンテナ1
の行き先番地の指示を受ける。
【0006】コンテナターミナル入口ゲートでのチェッ
クが終了すると、コンテナ1はコンテナターミナル内に
運ばれて、図示しないヤードクレーンにより一旦コンテ
ナヤードに段積貯蔵される。
【0007】コンテナヤードに段積貯蔵されているコン
テナ1を船積みするときは、ヤードクレーンにより積み
卸し、トレーラなどに載せて岸壁まで運び、図示しない
コンテナクレーンにより船積みする。
【0008】無線アンテナ9に配設したリーダ8は、一
例として、たとえば、図4(A)に示すように、コイル
8aを内蔵しており、無線ICコンテナ番号タグ7は、
図4(B)に示すように、コイル7aおよびIC7bを
内臓していて、IC7bにコンテナ番号が入力されてい
る。無線ICコンテナ番号タグ7は、常時は発信するこ
となく、無線アンテナ9に配設されたリーダ8からの電
波により電力の供給を受けて発信するようになってい
る。
【0009】無線ICシールタグ11は、図5(A)に
示すように、カバー11dとプラスチックまたはFRP
製のバンド11gを有している。バンド11gの先端に
突起11eが配設されている。バンド11gにはICチ
ップ11aと配線11bが埋め込まれており、配線11
bの先端は突起11eおよびカバー11d内部に達して
いる。無線ICシールタグ11は、施封するときには、
図5(B)に示すように、バンド11gを曲げて突起1
1eをカバー11dの底面にある図示しない穴に挿入
し、かしめると無線ICシールタグ11はループを形成
するとともに、配線11bの先端同志が接続して接点1
1cを形成し、ループ状の閉回路が完成して無線ICシ
ールタグ11が発信可能になる。無線ICシールタグ1
1は、コンテナ1に荷積みして一旦施封すると破壊しな
い限り、再び開かないようになっている。また、無線I
Cシールタグ11は、常時は発信することなく、無線ア
ンテナ9に配設されたリーダ8からの電力の供給を受け
て発信するようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特願2
000−25976に提示した「コンテナターミナルの
入口におけるコンテナの管理装置および管理方法」で
は、コンテナ番号とシール番号とを別々な無線ICタグ
に入力して無線ICコンテナ番号タグはコンテナ1の前
面に取り付け、無線ICシールタグはコンテナ1の後方
の開閉扉1bに取り付けているので、無線ICタグの作
成と取り付けに人手がかかるとともに、別々に読み取ら
なければならず煩雑である。
【0011】本発明は、特願2000−25976のか
かる問題点に鑑み案出したもので、コンテナを使用する
際、あらかじめ無線ICシールタグにシール番号とコン
テナ番号とを入力してコンテナに取り付けるようにした
ので、シール番号用の無線ICタグとコンテナ番号用の
無線ICタグとを別々に作成する必要がなく、また、読
み取るときも別々に読み取らずにすむので、人手がかか
らず、煩雑にならないコンテナターミナルにおけるコン
テナの管理装置および管理方法と無線ICシールタグを
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願請求項1記載発明のコンテナターミナルにおけ
るコンテナの管理装置は、コンテナの開閉扉に、コンテ
ナ番号とシール番号とを入力した無線ICシールタグを
取り付け、無線ICシールタグのコンテナ番号は、常
時、発信可能であり、シール番号はコンテナの開閉扉を
施封した状態でのみ発信可能であり、コンテナターミナ
ルのゲート、ヤードクレーンおよびコンテナクレーンな
どに、無線ICシールタグとの間でコンテナ番号および
シール番号を交信するリーダを有する無線アンテナを設
置したものである。
【0013】また、請求項2記載発明のコンテナターミ
ナルにおけるコンテナの管理方法は、請求項1記載のコ
ンテナターミナルにおけるコンテナの管理装置により、
コンテナの管理をするコンテナターミナルにおけるコン
テナの管理方法であって、コンテナをコンテナターミナ
ルに搬入・出するとき、コンテナをコンテナヤードに段
積み・段卸しするときや船積み、船卸しするときに、コ
ンテナターミナルのゲート、ヤードクレーンおよびコン
テナクレーンなどに設置した無線アンテナのリーダがコ
ンテナの開閉扉に取り付けた無線ICシールタグからコ
ンテナ番号およびシール番号を読み取り、コンテナ番号
の確認と開閉扉の施封状態およびシール番号の確認を行
うようにしたものである。
【0014】無線ICシールタグは、コンテナ番号とシ
ール番号とを入力してコンテナの開閉扉に取り付けら
れ、コンテナ番号は、常時、発信可能であり、シール番
号はコンテナの開閉扉を施封した状態でのみ発信可能で
あるのが好ましい。
【0015】次に本発明の作用を説明する。船会社は荷
主に空のコンテナを貸し出す際、無線ICシールタグに
コンテナ番号とシール番号とを入力して空のコンテナの
所要個所に取り付ける。無線ICシールタグはコンテナ
番号を常時発信可能である一方、施封した状態でのみシ
ール番号を発信可能になっている。空のコンテナを貸し
出しのためターミナルゲートを通過する際、コンテナ番
号をチェックする。荷主は船会社から送られてきた空の
コンテナに荷物を積み込み、荷積みが完了すると、コン
テナの開閉扉を閉めて、船会社から支給された無線IC
シールタグを取り付け、施封し、トレーラ(シャーシ)
に載せてコンテナターミナル入口ゲートに送る。入口ゲ
ートに設置した無線アンテナのリーダが無線ICシール
タグからコンテナ番号とシール番号を読み取り、物流情
報センターに送る。施封したコンテナをコンテナヤード
に段積みするときにはヤードクレーンに設置した無線ア
ンテナのリーダが無線ICシールタグからコンテナ番号
とシール番号を読み取り、物流情報センターに送る。ま
た、施封したコンテナを船積みするときにはコンテナク
レーンに設置した無線アンテナのリーダが無線ICシー
ルタグからコンテナ番号とシール番号を読み取り、物流
情報センターに送る。物流情報センターのコンピュータ
は、コンテナの開閉扉が施封されていることを確認する
とともに、コンテナ番号とシール番号がデータベースの
情報と一致するか否かを確認する。なお、船積みされた
コンテナを船卸しするとき、コンテナをコンテナヤード
に段積みするときやコンテナヤードから運び出すとき
は、上記コンテナヤードに運び込まれる場合と略反対の
方法で行われるが、コンテナから荷物を取り出すために
開閉扉を開くときは、シールは外されるので、シール番
号の発信はできなくなるが、コンテナ番号は継続して発
信可能なので、無線ICシールタグをコンテナに取り付
けてコンテナヤードに戻されるときもそのままコンテナ
番号を発信し、コンテナを管理することができる。
【0016】このように、コンテナ番号とシール番号と
を入力した無線ICシールタグによってコンテナ開閉扉
を施封し、コンテナターミナル入口ゲート、ヤードクレ
ーンおよびコンテナクレーンに設置された無線アンテナ
によってコンテナ番号とシール番号を読み取るようにし
たので、コンテナ番号とシール番号とを別々な無線IC
タグに入力してコンテナの別な場所に取り付ける必要が
ない。また、コンテナ番号とシール番号の読み取りも同
時に行うので、人手がかからず、煩雑にならず、コスト
ダウンとコンテナの荷役効率の向上を図ることができ
る。さらに、貸し出しまたは返却される空コンテナに施
封前または開封後の無線ICシールタグを取り付けてお
けば、空コンテナの管理を行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しつつ説明する。図1は本願請求項1記載
のコンテナターミナルにおけるコンテナの管理装置の概
念図、図2(A)は無線ICシールタグの施封前の平面
図、図2(B)は無線ICシールタグを施封した状態を
示す斜視図である。なお、図3および図4を用いて説明
した特願2000−25976に提示したものと共通の
部分については同じ符号を付している。図1および図2
において、1はコンテナである。4はトラクタヘッド、
5はシャーシ2とトラクタヘッド4とを組み合わせたト
レーラである。7Aは後述するコンテナ番号タグであ
る。11Aはコンテナ1の後面の開閉扉1b(図6参
照)を封印する無線ICシールタグである。8はリー
ダ、9はコンテナターミナル入口ゲートに設置された無
線アンテナ、13は物流情報センタのコンピュータであ
る。
【0018】コンテナ番号タグ7Aは、図2(A)、
(B)に示すように、無線ICシールタグ11Aのカバ
ー11dに取り付けられている。コンテナ番号タグ7A
は、たとえば、図4(B)に示すようなコイル7aおよ
びIC7bを内臓していて、IC7bにコンテナ番号が
入力されている。無線ICシールタグ11Aに取り付け
られたコンテナ番号タグ7Aは、施封された状態でも施
封されない状態でも、発信可能で、コンテナヤードから
空コンテナとして運び出されるときからコンテナ1の所
要個所に取り付けられている。
【0019】無線ICシールタグ11Aは、図2(A)
に示すように、カバー11dとプラスチックまたはFR
P製のバンド11gを有している。バンド11gの先端
に突起11eが配設されている。バンド11gにはIC
チップ11aと配線11bが埋め込まれており、配線1
1bの先端は突起11eおよびカバー11d内部に達し
ている。なお、これらは図5(A)、(B)で説明した
無線ICシールタグ11と同じ構成を有している。無線
ICシールタグ11Aは、施封するときにはバンド11
gを曲げて突起11eをカバー11dの底面にある図示
しない穴に挿入し、かしめると無線ICシールタグ11
Aはループを形成するとともに、配線11bの先端同志
が接続して接点11cを形成し、ループ状の閉回路が完
成して無線ICシールタグ11Aが発信可能になる。無
線ICシールタグ11Aは、コンテナ1に荷積みして一
旦施封すると破壊しない限り、再び開かないようになっ
ている。また、無線ICシールタグ11Aは、常時は発
信することなく、無線アンテナ9に配設されたリーダ8
からの電力の供給を受けて発信するようになっている。
【0020】次に本実施形態の作用を説明する。船会社
は荷主に空のコンテナ1を貸し出す際、無線ICシール
タグ11Aにコンテナ番号とシール番号とを入力して空
のコンテナ1の所要個所に取り付ける。無線ICシール
タグ11Aはコンテナ番号を常時発信可能である一方、
施封した状態でのみシール番号を発信可能になってい
る。空のコンテナ1を貸し出しのためコンテナターミナ
ルゲートを通過する際、コンテナ番号をチェックする。
荷主は船会社から送られてきた空のコンテナ1に荷物を
積み込み、荷積みが完了すると、コンテナ1の開閉扉1
1bを閉めて、船会社から支給された無線ICシールタ
グ11Aを取り付け、施封し、トレーラ2に載せてコン
テナターミナル入口ゲートに送る。入口ゲートに設置し
た無線アンテナ9のリーダ8が無線ICシールタグ11
Aからコンテナ番号とシール番号を読み取り、物流情報
センターのコンピュうータ13に送る。施封したコンテ
ナ1をコンテナヤードに段積みするときにはヤードクレ
ーンに設置した無線アンテナのリーダが無線ICシール
タグからコンテナ番号とシール番号を読み取り、物流情
報センターのコンピュうータ13に送る。また、施封し
たコンテナを船積みするときにはコンテナクレーンに設
置した無線アンテナのリーダが無線ICシールタグから
コンテナ番号とシール番号を読み取り、物流情報センタ
ーのコンピュうータ13に送る。物流情報センターのコ
ンピュータ13は、コンテナ1の開閉扉1bが施封され
ていることを確認するとともに、コンテナ番号とシール
番号がデータベースの情報と一致するか否かを確認す
る。
【0021】このように、コンテナ番号を入力した無線
ICシールタグ11Aによってコンテナ開閉扉11bを
施封し、コンテナターミナル入口ゲート、ヤードクレー
ンおよびコンテナクレーンに設置された無線アンテナ9
によってコンテナ番号とシール番号を読み取るようにし
たので、コンテナ番号とシール番号とを別々な無線IC
タグに入力してコンテナ1の別な場所に取り付ける必要
がない。また、コンテナ番号とシール番号の読み取りも
同時に行うので、人手がかからず、煩雑にならず、コス
トダウンとコンテナの荷役効率の向上を図ることができ
る。さらに、貸し出しまたは返却される空コンテナ1に
施封前または開封後の無線ICシールタグ11Aを取り
付けておけば、空コンテナ1の管理を行うことができ
る。
【0022】本発明は、以上述べた実施形態に限定され
るものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の
変更が可能である。たとえば、無線ICシールタグは、
例示したものに限らずどのような形式のものでもよい。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のコンテナタ
ーミナルにおけるコンテナの管理装置および管理方法と
無線ICシールタグは、無線ICシールタグにコンテナ
番号とシール番号とを入力するようにしたので、コンテ
ナ番号用の無線ICタグとシール番号用の無線ICタグ
とを別々に作成する必要がなく、また、コンテナ番号と
シール番号とを別々に読み取る必要がないので、人手が
かからず、煩雑にならず、コストダウンに寄与してコン
テナの荷役効率の向上を図ることができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の請求項1記載のコンテナターミナル
におけるコンテナの管理装置の概念図である。
【図2】無線ICシールタグの図で、(A)は施封前の
平面図であり、(B)は施封した状態を示す斜視図であ
る。
【図3】特願2000−25976に提示したコンテナ
ターミナルの入口におけるコンテナの管理装置の図の概
念図である。
【図4】(A)は無線アンテナの概念図、(B)はコン
テナの無線ICタグの概念図である。
【図5】(A)は無線ICシールタグの平面図、(B)
は無線ICシールタグを施封した状態を示す図である。
【図6】従来のコンテナのシール状態を示す背面斜視図
である。
【符号の説明】
1 コンテナ 1b コンテナの開閉扉 2 シャーシ 4 トラクタヘッド 5 トレーラ 7、7A 無線ICコンテナ番号タグ 8 リーダ 9 無線アンテナ 10 シール 11、11A 無線ICシールタグ 13 コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/07 G06K 19/00 Q

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナの開閉扉に、コンテナ番号とシ
    ール番号とを入力した無線ICシールタグを取り付け、
    無線ICシールタグのコンテナ番号は、常時、発信可能
    であり、シール番号はコンテナの開閉扉を施封した状態
    でのみ発信可能であり、コンテナターミナルのゲート、
    ヤードクレーンおよびコンテナクレーンなどに、無線I
    Cシールタグとの間でコンテナ番号およびシール番号を
    交信するリーダを有する無線アンテナを設置したことを
    特徴とするコンテナターミナルにおけるコンテナの管理
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンテナターミナルにお
    けるコンテナの管理装置により、コンテナの管理をする
    コンテナターミナルにおけるコンテナの管理方法であっ
    て、コンテナをコンテナターミナルに搬入・出すると
    き、コンテナをコンテナヤードに段積み・段卸しすると
    きや船積み、船卸しするときに、コンテナターミナルの
    ゲート、ヤードクレーンおよびコンテナクレーンなどに
    設置した無線アンテナのリーダがコンテナの開閉扉に取
    り付けた無線ICシールタグからコンテナ番号およびシ
    ール番号を読み取り、コンテナ番号の確認と開閉扉の施
    封状態およびシール番号の確認を行うようにしたことを
    特徴とするコンテナターミナルにおけるコンテナの管理
    方法。
  3. 【請求項3】 上記無線ICシールタグは、コンテナ番
    号とシール番号とを入力してコンテナの開閉扉に取り付
    けられ、コンテナ番号は、常時、発信可能であり、シー
    ル番号はコンテナの開閉扉を施封した状態でのみ発信可
    能である請求項1および請求項2記載の無線ICシール
    タグ。
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