JP4711036B2 - ストックヤードの運用管理方法および管理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテナターミナルに付属して設けられ、コンテナヤードのゲートが夜間などで閉じていたリ、輻湊していたりする時間帯に、コンテナをシャーシに載せたまま一時的に保管したりする場合や空のシャーシを保管しておいたりするために使用するストックヤードの管理方法および管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンテナターミナルは、陸上輸送と海上輸送の接点に位置し、コンテナ船とトレーラ(シャーシ)などの異種輸送手段間のコンテナの積み替え等を行う。荷主は船会社から送られてきた空コンテナに荷物を積み込む。一旦コンテナに積み込まれた荷物は、個々のコンテナに付されているコンテナ番号と、コンテナに荷物を積み込むときに作成された、図7に示す伝票(コンテナ貨物搬入票)により、その荷物の種類、重量、仕向地、荷主などの属性を知ることができる。また、荷主はコンテナへ荷物の積み込みが完了すると船会社から支給されたシール10により、図6に示すように、コンテナ1の開閉扉1bを施封する。荷積みされたコンテナ1はシャーシ2に載置されて、コンテナターミナルに運ばれる。コンテナターミナル入口ゲートでゲートマンがコンテナ番号と荷物の種類、重量、仕向地、荷主などをチェックするとともに、シール10のシール番号と施封状態とをチェックする。コンテナ1がコンテナターミナル内に運ばれると、図示しないヤードクレーンによってコンテナヤードに段積みされる。また、岸壁でコンテナ1の船積みをする際には、図示しないコンテナクレーンによってコンテナ番号やシール10などの確認を行う。なお、反対に輸入コンテナを船卸したり輸入コンテナをコンテナヤードに段積みしたり輸入コンテナをコンテナヤードから運び出す際にもコンテナ番号やシール10などの確認を行う。
【0003】
かかるコンテナターミナルは、我が国では、24時間営業ではなく通常は昼間のみ開いていて、夜間や早朝などの時間外の搬出・入には対応できない。また、コンテナ1の搬入または搬出がある時間に集中し、ターミナルゲートが混み合って、トレーラが長時間待たされたりすることがある。このような問題を解決するため、コンテナターミナルに隣接して、またはある程度離れた場所に広いスペースを確保し、実入りもしくは空のコンテナ1をシャーシ2に載せたまま一時的に保管したり、または、空のシャーシ2を保管したりするストックヤードと呼ばれるものを設けることがある。実入りもしくは空のコンテナ1を受け取ろうとする荷主または陸運業者は、あらかじめコンテナターミナルに予約の連絡をしておくと、コンテナターミナルでは手が空いたときに要求されたコンテナ1をシャーシ2に積んでストックヤードに持って行き、そのままの状態で一時的に保管する。予約した荷主または陸運業者は、トラクタヘッドを運転してストックヤードに入場し、一時保管してあるコンテナ1を載せたシャーシ2を引き出して持ち帰えればよい。
【0004】
ストックヤードは以上述べた機能の他に、コンテナを載せない空のシャーシを保管しておく機能もある。コンテナヤードでは必要に応じてそのシャーシを引き出してコンテナの運搬に使用する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のストックヤードでは、実入りコンテナや空のコンテナ1をシャーシ2に載せてストックヤードの適当な場所に置いておいたり、空のシャーシ2をストックヤードの適当な場所に保管して置くだけなので、コンテナ1や空のシャーシ2を取りにきたトラクタヘッドは広いストックヤード内を探しまわらなければならず、そのための時間の損出が大きい。
【0006】
本発明は、従来技術のかかる問題点に鑑み案出されたもので、シャーシ2に無線ICシャーシタグを貼付するとともに、ストックヤードの出入口にそのタグと交信するアンテナを設け、シャーシの蔵置場所をコンピュータ管理することにより、コンテナ1やシャーシ2を受け取りにきたトラックヘッドに蔵置場所を指示することにより、それらを探す手間を省くことができるストックヤードの運用管理方法および管理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載発明のストックヤードの運用管理方法は、コンテナターミナルに隣接してまたは離隔して設けられ、蔵入れまたは蔵出しを予約してある実入りまたは空のコンテナを載置し状態でシャーシを蔵置し、または空のシャーシを蔵置してあるストックヤードの運用管理方法であって、無線アンテナと交信してシャーシ番号を発信する無線ICシャーシタグをシャーシに貼付し、ストックヤードの出入り口に無線ICシャーシタグ等と交信するアンテナを設け、該アンテナはコンテナターミナルを管理するコンピュータに接続しており、該コンピュータはコンテナ番号を付したファイルとシャーシ番号を付したファイルとをリンクして保存しており、シャーシ番号を付したファイルにはストックヤード内のシャーシの蔵置場所が記入されていて、コンテナの蔵入れまたは蔵出しのためトラクタヘッドがストックヤードに入場したときに、受け取りにきたコンテナ番号からシャーシ番号とその蔵置番地を割り出して、トラクタヘッドに行き先を指示するようになっているものである。
【0008】
また、請求項2記載発明のストックヤードの運用管理装置は、コンテナターミナルに隣接してまたは離隔して設けられ、蔵入れまたは蔵出しを予約してある実入りまたは空のコンテナを載置した状態で、または空のシャーシを蔵置してあるストックヤードの運用管理装置であって、シャーシに貼付してあり、無線アンテナと交信してシャーシ番号を発信する無線ICシャーシタグと、ストックヤードの出入口に設けられ無線ICシャーシタグと交信するとともに、コンテナターミナルを管理するコンピュータと接続しているアンテナと、コンテナターミナルを管理するコンピュ−タとを備えてなり、該コンピュータはコンテナ番号を付したファイルとシャーシ番号を付したファイルをリンクして保存しており、シャーシ番号を付したファイルにはシャーシの蔵置場所が記入されているものである。
【0009】
ストックヤードの貯蔵場所にはその所番地を発信する無線IC場所タグが貼付されているのが好ましい。
【0010】
ストックヤードの各貯蔵場所にはその所番地を発信するとともに無線ICシャーシタグと交信可能なアンテナが設けられているのが好ましい。
【0011】
次に本発明の作用を説明する。コンテナターミナルで管理するシャーシには無線ICシャーシタグが貼付してあり、ストックヤードの出入口にはそのタグと交信するアンテナが設けられている。コンテナターミナルを管理するコンピュータには管理する各シャーシに対応してその番号を付したファイルを保存している。また、各コンテナについてもそれに対応したファイルを保存しており、シャーシのファイルとコンテナのファイルとは互いにリンクして保存されている。荷主または運送業者からコンテナの搬出の予約が入ると、コンピュータで空のシャーシを検索し、シャーシのファイルに積み込むコンテナの番号とストックヤード内の蔵置場所を記入するとともに、コンテナのファイルにシャーシの番号を記入する。コンテナターミナル内の運搬専用のトラクタヘッドに指示してそのシャーシを牽引してコンテナが貯蔵してある所番地に行き、そこでヤードクレーンによりコンテナを積み込んでストックヤードまで運ぶ。コンテナを積んだトレーラがストックヤードの入口に到着すると、アンテナは無線ICシャーシタグと交信してコンピュータにシャーシ番号を通知する。コンピュータはシャーシのファイルを開いてストックヤード内での蔵置場所をアンテナを通じてトラクタヘッドの運転者に指示する。運転者は指示された蔵置場所にコンテナを積んだシャーシを置いてストックヤードを退出する。コンテナを取りに来た荷主または運送業者のトラクタヘッドはストックヤードの入口で、アンテナを通じてコンテナ番号通知する。コンピュータはコンテナのファイルを開いて、それにリンクしたシャーシのファイルからシャーシの番号とその蔵置場所を知り、アンテナを通じて蔵置場所をトラクタヘッドの運転士に通知する。トラクタヘッドは蔵置場所に行き、蔵置されているシャーシを引き出し、ストックヤードの出口から退出する。その際アンテナは無線ICシャーシタグと交信し、コンピュータはシャーシのファイルとコンテナのファイルの内容を書き直す。
【0012】
コンテナを荷主に送り届けた後、空のシャーシをストックヤードに返す。トレーラがストックヤードの入口に到着すると、アンテナが無線ICシャーシタグと交信し、シャーシ番号をコンピュータに送信する。コンピュータは空のシャーシの蔵置場所を決めて、トレーラの運転者に指示するとともに、シャーシのファイルに蔵置場所を書き込んで保存する。トラクタヘッドはシャーシを指示された蔵置場所に置いてストックヤード出口から退出する。
【0013】
シャーシの蔵置場所は白いペンキ等で所番地を明示する。さらに、所番地を発信する無線ICタグを貼付しておけばトレーラはそれを受信して指示された通りの蔵置場所であることを確認することができる。さらに、蔵置場所に無線ICシャーシタグと交信することができるアンテナを設けておけば、シャーシ番号を読み取り、コンピュータに送信することにより、シャーシが指示された番地に入ったか否かを確認することができる。
【0014】
以上述べたように、ストックヤードの運用をコンテナターミナルを管理するコンピュータにより管理するので、シャーシの蔵置場所がいつでもわかるようになっていて、コンテナやシャーシを取りにきたトラクタヘッドは容易に蔵置場所に到着することができ、探すための時間の無駄を排除することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は港湾情報管理の全体概念図である。図2はトレーラの側面図である。図3はストックヤードの平面図、図4はストックヤードの概念図、図5は無線ICタグとアンテナとの交信の概念図である。これらの図において、1はコンテナ、2はシャーシ、3はコンピュータ、4はトラクタヘッド、5はトレーラ、6はストックヤード、6aはストックヤードの出入口ゲート、6bはストックヤードの出入口、7は無線ICシャーシタグ、8はアンテナ、9は港湾情報ネットワーク、11は無線ICコンテナタグである。12はコンテナファイル、13はシャーシファイルである。
【0016】
先ず、港湾情報管理の全般について、図1を用いて説明し、次にストックヤードの管理について説明する。物流情報センタのホストコンピュータ3と荷主、集荷業者、船会社、税関、陸運業者等のコンピュータとの間には港湾情報ネットワーク9が構築されている。輸出品をコンテナ1に詰めて出荷する場合には荷主または集荷業者は、上記ネットワーク9を通じてコンテナヤードに申し込みをすると、ホストコンピュータはコンテナヤードに保管している空のコンテナ1を検索してシャーシ2に載せて荷物集積場に送る。そこで輸出品の荷積み込みを行い、シール10をしてコンテナターミナルに送る。コンテナ1には無線ICコンテナタグ11が貼付してあり、コンテナターミナルのゲートに設けてあるアンテナ8と交信して、当該コンテナ1であることを確認するとコンピュータ3は貯蔵場所を決定し、トレーラ5の運転者に行き先を指示する。トレーラ5は指示された所番地に行き、コンテナ1はコンテナヤードのヤードクレーンにより蔵入れを行う。その際ヤードクレーンに設けたアンテナ8により無線ICコンテナタグ11と交信して、コンテナ1が指定されたものであることの確認を行う。コンテナ1を蔵出しして船積みする際もコンテナクレーンに設けたアンテナ8により同様の確認を行う。
【0017】
空のコンテナ1を荷主または集荷業者に送る際に、個々のコンテナ1に対応して作られており、港湾情報ネットワーク9内での電子メールの添付書類として使用されるコンテナ番号を付したファイル12(以下「コンテナファイル」という)に、図7のコンテナ貨物搬入票に記載されるような物流情報を書き込む。実入りコンテナ1を積んだトレーラ5がターミナルゲートに入場する際、アンテナ8と無線ICコンテナタグ11とが交信することによりコンテナ番号がわかれば、ファイル12を開くことにより直ちに物流情報が得られるので、コンテナ貨物搬入票などの書類をトレーラ5が持ち歩く必要はない。
【0018】
図2に示すように、空または実入りのコンテナ1はシャーシ2に載置される。シャーシ2は後輪のみを有し、トラクタヘッド4により牽引される。トラクタヘッド4とシャーシ2によりトレーラ5が形成される。シャーシ2はトラクタヘッド4と切り離された状態では、ジャッキ2aを下降させて駐車する。シャーシ2には無線ICシャーシタグ7が後部に貼付されている。
【0019】
ストックヤード6はコンテナターミナルに隣接して、またはある程度離隔して設けられている。図3および図4に示すように、ストックヤード6には出入口6bにアンテナ8を有するゲート6aが設けられており、トレーラ5がゲート6aを出入りするようになっている。ストックヤード6内にはA1〜A8、B1〜B8などの番地が付けられた駐車スペース(蔵置場所)6cが設けられており、シャーシ2は空または実入りのコンテナ1を載せた状態で、またはコンテナ1を載せない空の状態で駐車している。各駐車スペース6cには隅にアンテナ8が設けられている。各駐車スペース6cにシャーシ2が入るとアンテナ8と無線ICシャーシタグ7とが交信し、シャーシ2が指定された場所に駐車したことを確認する。アンテナ8と無線ICシャーシタグ7との交信は、たとえば、次のように行われる。図5(A)に示すように、アンテナ8はコイル8aを内蔵しており、無線ICシャーシタグ7は、図5(B)に示すように、コイル7bおよびIC7aを内蔵していて、IC7aにシャーシ番号が入力されている。無線ICシャーシタグ7は、常時は発信することなく、アンテナ8に配設されたコイル8aからの電波により電力の供給を受けて発信するようになっている。
【0020】
次に本実施形態の作用を説明する。輸入コンテナ1をストックヤード6を介して、荷主に送る場合について説明する。時間外などにコンテナを取りに行く荷主は港湾情報ネットワーク9を通じて所要の番号のコンテナ1の搬出を物流情報センタに予約する。物流情報センタのコンピュータ3はその番号のコンテナ1の貯蔵場所を検索し、コンテナヤード内の運搬を担当するトラクタヘッド4およびヤードクレーンの運転士にそのコンテナ1を所定のシャーシ2に載せるように指令する。さらにトラクタヘッド4の運転士には、そのシャーシ2をストックヤード6に運搬するように指示する。トレーラ5がストックヤード6の出入口6bに到着すると、ストックヤード6のゲート6aに設けたアンテナ8は無線ICシャーシタグ7と交信し、シャーシ番号を読み取る。コンピュータ3はシャーシ2の蔵置場所を決定し、その所番地の駐車スペース6cに運搬するように指令する。シャーシ2が所定の駐車スペース6cに到着するとアンテナ8と無線ICシャーシタグ7とが交信し、コンピュータの指示通り駐車したことを確認する。
【0021】
物流情報センタのコンピュータ3は、上記指令を出すとともに、その番号のコンテナ1に対応して作られているコンテナファイル12にそのコンテナ1を載せるシャーシ番号を書き込み、その番号のシャーシ2に対応して作られているファイル13(以下「シャーシファイル」という)にコンテナ番号とストックヤード内の蔵置場所の所番地を書き込み、それをリンクして保存する。
【0022】
コンテナ1の搬出を予約した荷主に依頼された陸運業者は、トラクタヘッド4を運転してストックヤード6に入場する。その際ストックヤード6の出入口6bで、ゲート6aに設けられたアンテナ8を通じてコンテナ番号を通知する。コンピュータ3は、コンテナファイル12を開いてそれにリンクされたシャーシファイル13から、シャーシ2の番号とその蔵置場所の所番地を知り、アンテナ8を通じて所番地をトラクタヘッド4の運転者に通知する。トラクタヘッド4はその所番地に行き、蔵置されているシャーシ2を引き出し、ストックヤード6の出入口6bから退出する。その際アンテナ8は無線ICシャーシタグ7と交信し、コンピュータ3はシャーシファイル13とコンテナファイル12の内容を書き直す。
【0023】
コンテナ1を荷主に送り届けた後、空のシャーシ2をストックヤード6に返す。トレーラ5がストックヤード6の出入口6bに到着すると、ゲート6aのアンテナ8が無線ICシャーシタグ7と交信し、シャーシ番号をコンピュータ3に送信する。コンピュータ3は空のシャーシ2の蔵置場所を決めて、トレーラ5の運転者に指示するとともに、シャーシファイル13に蔵置場所を書き込んで保存する。トラクタヘッド4はシャーシ2を指示された蔵置場所に置いてストックヤード6の出入口6bから退出する。
【0024】
空のコンテナ1をストックヤード6から搬出する場合も上述の実入りコンテナ1の搬出の場合とほぼ同様の手順で行われる。また、空のシャーシ2をストックヤード6から引き出す場合にはシャーシ番号をアンテナ8を通じてコンピュータ3に通知することにより、シャーシファイル13から蔵置場所の所番地を読み取り、蔵置場所に容易に到達できる。
【0025】
以上述べたように、ストックヤード6の運用をコンテナターミナルを管理するコンピュータ3により管理するので、シャーシ2の蔵置場所の所番地がいつでもわかるようになっていて、コンテナ1やシャーシ2を取りにきたトラクタヘッド5は容易に蔵置場所に到達することができ、探すための時間の無駄を排除することができる。
【0026】
本発明は、以上述べた実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。たとえば、シャーシの蔵置場所にはアンテナ8を設けず、単に白ペンキなどで所番地を明示するだけでもよいし、所番地を発信する無線IC場所タグを貼付しておき、トラクタヘッド4にアンテナ8を設けて無線IC場所タグと交信することにより、所番地を確認するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のストックヤードの運用管理方法および管理装置は、コンピュータ内でシャーシファイルとコンテナファイルをリンクして保存し、シャーシに無線ICシャーシタグを貼付してストックヤードの出入口のゲートに設けたアンテナと交信するようにしたので、ストックヤード内において、コンテナタを載置したシャーシまたは空のシャーシの蔵置場所の所番地がすぐわかるようになっている。したがって、予約したコンテナを受け取りにきたトラクタヘッドはストックヤードの出入口で蔵置場所を知らされるので、コンテナを探す手間を省くことができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】港湾情報管理の全体概念図である。
【図2】トレーラの側面図である。
【図3】ストックヤードの平面図である。
【図4】ストックヤードの概念図である。
【図5】無線ICシャーシタグとアンテナとの交信の概念図である。
【図6】シャーシに積んだコンテナの背面斜視図である。
【図7】コンテナ貨物搬入票の図である。
【符号の説明】
1 コンテナ
2 シャーシ
3 コンピュータ
4 トラクタヘッド
5 トレーラ
6a ストックヤードの出入口ゲート
6b ストックヤードの出入口
8 アンテナ
9 港湾情報ネットワーク
11 無線ICコンテナタグ
12 コンテナファイル
13 シャーシファイル
Claims (2)
- 主にコンテナターミナルの操業時間外にシャーシを搬出・入するためにコンテナターミナルに隣接してまたは離隔して設けられ、蔵入れまたは蔵出しを予約してある実入りまたは空のコンテナを載置した状態でシャーシを蔵置してあり、または空のシャーシを蔵置してあるストックヤードの運用管理方法であって、無線アンテナと交信してシャーシ番号を発信する無線ICシャーシタグをシャーシに貼付し、ストックヤードの出入口に無線ICシャーシタグと交信するアンテナを設け、該アンテナはコンテナターミナルを管理するコンピュータに接続しており、該コンピュータはコンテナ番号を付し、シャーシ番号が記入されたファイルと、シャーシ番号を付し、コンテナ番号が記入されたファイルとをリンクして保存しており、シャーシ番号を付したファイルにはストックヤード内のシャーシの蔵置場所も記入されていて、コンテナの蔵入れまたは蔵出しのためトラクタヘッドがストックヤードに入場したときに、受け取りにきたコンテナ番号からシャーシ番号とその蔵置場所を割り出してトラクタヘッドに行き先を指示するようになっているとともに、トラクタヘッドが空のシャーシを受け取りに来たときにはトラクタヘッドの運転士はストックヤードの出入口に設けられたアンテナを通して上記コンピュータに受け取りに来たシャーシのシャーシ番号を通知し、シャーシ番号を付したファイルからその蔵置場所が分かるようになっており、シャーシは後輪のみを有していてトラクタヘッドに牽引され、シャーシを蔵置するときには前方に設けられたジャッキを下降させて接地するようになっており、ストックヤードは番地が付けられた蔵置場所を有していて、ストックヤードの各蔵置場所にはその所番地を発信するとともに無線ICシャーシタグと交信可能なアンテナが設けられていることを特徴とするストックヤードの運用管理方法。
- 主にコンテナターミナルの操業時間外にシャーシを搬出・入するためにコンテナターミナルに隣接してまたは離隔して設けられ、蔵入れまたは蔵出しを予約してある実入りまたは空のコンテナを載置した状態でシャーシを蔵置し、または空のシャーシを蔵置してあるストックヤードの運用管理装置であって、シャーシに貼付してあり、無線アンテナと交信してシャーシ番号を発信する無線ICシャーシタグと、ストックヤードの出入口に設けられ無線ICシャーシタグと交信するとともに、コンテナターミナルを管理するコンピュータと接続しているアンテナと、コンテナターミナルを管理するコンピュ−タとを備えてなり、該コンピュータはコンテナ番号を付し、シャーシ番号が記入されたファイルとシャーシ番号を付し、コンテナ番号が記入されたファイルをリンクして保存しており、シャーシ番号を付したファイルにはシャーシの蔵置場所が記入されていて、コンテナの蔵入れまたは蔵出しのためトラクタヘッドがストックヤードに入場したときに、受け取りにきたコンテナ番号からシャーシ番号とその蔵置場所を割り出して、トラクタヘッドに行き先を指示するようになっているとともに、トラクタヘッドが空のシャーシを受け取りに来たときには、トラクタヘッドの運転士はストックヤードの出入口に設けられたアンテナを通して上記コンピュータに受け取りに来たシャーシ番号を通知し、シャーシ番号を付したファイルから、その蔵置場所が分かるようになっており、シャーシは後輪のみを有していてトラクタヘッドに牽引され、シャーシを蔵置するときには前方に設けられたジャッキを下降させて接地するようになっており、ストックヤードは番地が付けられた蔵置場所を有していて、ストックヤードの各蔵置場所にはその所番地を発信するとともに無線ICシャーシタグと交信可能なアンテナが設けられていることを特徴とするストックヤードの管理装置。
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