JP2001338205A - 情報管理システム、情報管理装置及びそれらの制御方法、コンピュータ可読メモリ - Google Patents

情報管理システム、情報管理装置及びそれらの制御方法、コンピュータ可読メモリ

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JP2001338205A
JP2001338205A JP2000153705A JP2000153705A JP2001338205A JP 2001338205 A JP2001338205 A JP 2001338205A JP 2000153705 A JP2000153705 A JP 2000153705A JP 2000153705 A JP2000153705 A JP 2000153705A JP 2001338205 A JP2001338205 A JP 2001338205A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取得すべき情報の有効期限がきれる前に、そ
の情報の有効期限切れが迫っていることをユーザに適確
に通知することができる情報管理システム、情報管理装
置及びそれらの制御方法、コンピュータ可読メモリを提
供する。 【解決手段】 配信対象の情報と、該情報を示すコード
を対応づけて登録し、登録する情報の有効期限を設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、提供された情報を
配信する情報管理システム、情報管理装置及びそれらの
制御方法、コンピュータ可読メモリに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、通信技術の発達に伴って、ユーザ
に情報を提供する方法として、 1:インターネットWeb、 2:インターネットプッシュ型ニュース配信サービス、 3:FAX情報取り出しサービス、 4:新聞雑誌添付型資料請求クーポン送付、 5:フリーダイヤル(登録商標)問い合わせ、 6:資料請求はがき送付 等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】携帯型情報端末の普及
により、文字情報による情報提供サービスが盛んになっ
てきたが、携帯端末の表示能力にサイズや、色、解像度
などの制限がある為、それを補完する詳細情報提供サー
ビスの実現が課題であると考えた。
【0004】従来型の詳細情報取得の方法として上記に
挙げてあるものが存在するが、それぞれ制限事項があ
る。
【0005】1と2はインターネット環境に精通したP
Cあるいは端末ユーザーに限定されるだけでなく、取得
したい情報へのアクセスに必要なURLを見つけ出す手
間がかかっている。3はFAX利用者にしばられるだけ
でなく、プリント能力(モノクロ、プリントブレビュ
ー)にも制限があり、出力コスト(電話代、紙代など)
も利用者負担である。4&5&6は不特定多数の利用者
が利用可能だが、利用者が情報を入手できるのは要求を
してから数時間あるいは数日後で、しかも情報提供者側
も物理的な要求処理体制を用意する必要があり、情報提
供コストがかかっている。
【0006】さて、一般にユーザが取得しようとする情
報には情報の提供者が存在するが、その情報の提供者が
いつまで情報を提供しているのかが判らない事が多い。
しかし、上記のいずれのサービスを使用してもユーザは
情報を取得しようと試みるまでその情報がそのとき有効
であるのか、つまり正当に情報を取得できるのかそれと
も期限切れ等でで情報を取得できないのかを知る事がで
きない。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、取得すべき情報の有効期限がきれる前に、その
情報の有効期限切れが迫っていることをユーザに適確に
通知することができる情報管理システム、情報管理装置
及びそれらの制御方法、コンピュータ可読メモリを提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による情報管理システムは以下の構成を備え
る。即ち、提供された情報を配信する情報管理サーバ
と、該情報管理サーバと情報の送受信を行う端末を有す
る情報管理システムであって、前記情報管理サーバは、
配信対象の情報と、該情報を示すコードを対応づけて登
録する登録手段と、前記登録手段で登録する情報の有効
期限を設定する設定手段と、前記端末は、前記端末と通
信を行う通信手段と、前記情報管理サーバから配信され
る前記情報を表示する表示手段とを備える。
【0009】また、好ましくは、前記コードは、更に、
前記配信対象の情報の配信先である前記端末を識別する
識別情報を含んでいる。
【0010】また、好ましくは、前記登録手段で登録さ
れている情報の有効期限を検査する検査手段と、前記検
査手段の検査結果に基づいて、前記識別情報から得られ
る前記情報の配信先である前記端末へ所定情報を通知す
る通知手段とを備える。
【0011】また、好ましくは、前記登録手段で登録さ
れている情報の有効期限と前記情報の印刷の有無を検査
する検査手段と、前記検査手段の検査結果に基づいて、
前記識別情報から得られる前記情報の配信先である前記
端末へ所定情報を通知する通知手段とを備える。
【0012】また、好ましくは、前記所定情報は、前記
配信先である前記端末に対し、前記情報に対する処理の
実行を催促する旨を示す情報である。
【0013】上記の目的を達成するための本発明による
情報管理システムの制御方法は以下の構成を備える。即
ち、提供された情報を配信する情報管理サーバと、該情
報管理サーバと情報の送受信を行う端末を有する情報管
理システムの制御方法であって、配信対象の情報と、該
情報を示すコードを対応づけて前記情報管理サーバに登
録する登録工程と、前記登録工程で前記情報管理サーバ
に登録する情報の有効期限を設定する設定工程と、前記
情報管理サーバと前記端末間とで通信を行う通信工程
と、前記情報管理サーバから配信される前記情報を前記
端末上で表示する表示工程とを備える。
【0014】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
提供された情報を配信する情報管理サーバと、該情報管
理サーバと情報の送受信を行う端末を有する情報管理シ
ステムの制御のプログラムコードが格納されたコンピュ
ータ可読メモリであって、配信対象の情報と、該情報を
示すコードを対応づけて前記情報管理サーバに登録する
登録工程のプログラムコードと、前記登録工程で前記情
報管理サーバに登録する情報の有効期限を設定する設定
工程のプログラムコードと、前記情報管理サーバと前記
端末間とで通信を行う通信工程のプログラムコードと、
前記情報管理サーバから配信される前記情報を前記端末
上で表示する表示工程のプログラムコードとを備える。
【0015】上記の目的を達成するための本発明による
情報管理装置は以下の構成を備える。即ち、提供された
情報を配信する情報管理装置であって、配信対象の情報
と、該情報を示すコードを対応づけて登録する登録手段
と、前記登録手段で登録する情報の有効期限を設定する
設定手段とを備える。
【0016】上記の目的を達成するための本発明による
情報管理装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
提供された情報を配信する情報管理装置の制御方法であ
って、配信対象の情報と、該情報を示すコードを対応づ
けて記憶媒体に登録する登録工程と、前記登録工程で前
記記憶媒体に登録する情報の有効期限を設定する設定工
程とを備える。
【0017】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
提供された情報を配信する情報管理装置の制御のプログ
ラムコードが格納されたコンピュータ可読メモリであっ
て、配信対象の情報と、該情報を示すコードを対応づけ
て記憶媒体に登録する登録工程のプログラムコードと、
前記登録工程で前記記憶媒体に登録する情報の有効期限
を設定する設定工程のプログラムコードとを備える。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の好適な実施形態を説明する。
【0019】<システムの構成>本実施形態で説明され
るサービスシステム(以下、Pサービスシステムとい
う)は、店や駅等に設置される複数のサービス端末(以
下、Pサービス端末という)とこれに接続されている専
用のサービスサーバ(以下、Pサービスサーバという)
を有する。そして、Pサービス端末から所定の形態のコ
ード(以下、Pコードという)を入力することにより、
Pサービス端末内に保存されている情報から対応する情
報を取得、または当該Pサービスサーバから対応する情
報を取得し、必要な情報のプリントを得るものである。
なお、Pサービス端末へのPコードの指定は不特定の利
用者によって行われ得るものである。
【0020】図1は本実施形態によるPサービスシステ
ムの概略の構成を説明する図である。図1において、1
00はPサービス端末であり、200はPサービスサー
バである。Pサービス端末100は、Pサービスサーバ
200との通信を行い、ユーザにより入力されたPコー
ドに対応する情報を取得し、これをプリントする。ま
た、入力されたPコードに対応する情報が、予めPサー
ビス端末に100に転送されている場合にはその情報を
プリントする。或いは、Pサービス端末100において
入力された画像情報等をPサービスサーバ200へアッ
プロードすることができる。更にPサービス端末100
はPサービスサーバ200より予め情報が転送された場
合には、情報が転送された事を自動的にユーザに通知す
る機能を有する。
【0021】なお、このPサービス端末100は、店
舗、街頭、公共施設等において、公衆が利用可能に設置
された端末とすることができる。この場合のPサービス
端末100には、特定人のみが利用する端末、例えば、
個人が自宅で使用するいわゆるパソコンは含まれない意
味である。
【0022】200はPサービスサーバであり、提供さ
れた情報に対してPコードの発番を行い、それらをPコ
ードデータベースに登録し、管理する。そして、Pサー
ビス端末100より入力されたPコードに応じて対応す
る情報を取得し、プリントデータを生成してPサービス
端末100へ出力する。また、印刷端末の指定されてい
る印刷情報についてはPサービス端末100よりPコー
ドの入力が行われる前に、予めプリントデータをPサー
ビス端末100に転送しておく機能を有する。
【0023】300は情報提供者用サーバ(以下、IP
サーバと称する)であり、例えば、一般的なインターネ
ットプロバイダである。IPサーバ300は、Pサービ
スサーバ200よりの情報要求に応じて、当該情報要求
に付されているPコードに対応する情報(コンテンツ)
をPサービスサーバ200に送信する。また、後述する
ように、Pサービスサーバ200はIPサーバ300に
対して使用可能な複数のPコードを設定し、IPサーバ
300は、この使用可能なPコードの範囲において、ユ
ーザ端末より提供された情報に対して独自にPコードを
発行することができる。
【0024】ここで、図1はPサービスサーバ200と
IPサーバ300が独立して機能し、通信網により情報
の送受が可能となっているシステムであるが、Pサービ
スサーバ200がIPサーバ300を包含し、IPサー
ビスの機能をPサービスサーバが実現するシステムであ
ってもよい。
【0025】IPサーバ300側にて管理されている情
報のPコードがPサービス端末100より入力された場
合、Pサービスサーバ200は、そのPコードから対応
するIPサーバを割り出し、そのIPサーバに対してP
コードを送信して情報を要求することになる。
【0026】また、400は携帯端末であり、例えば携
帯電話である。IPサーバ300は、情報の登録時にP
サービスサーバ200より通知されたPコードを新聞や
雑誌等のメディア610に掲載したり、携帯電話メール
サービス600を用いてユーザの携帯端末400へ送信
するメール情報の中にPコードを記述したりして、Pサ
ービス端末利用者(以下、単に利用者という)にPコー
ドを知らせる。利用者は、興味のある情報に添えられて
いるPコードを、Pサービス端末100より入力するこ
とにより、これに対応する情報のプリントを得ることが
できる。なお、本実施形態の携帯端末400は、メール
情報中に記述されたPコードを抽出して内部メモリに保
持しておき、Pサービス端末100に対して赤外線通信
等により保持されたPコードを入力することが可能であ
る。
【0027】また、Pサービスサーバ200に個人登録
を行うことにより、メールサービス等のサービスを受け
ることができる。この登録は、例えば利用者の所有する
端末(利用者端末700)からWebを介して行うこと
ができる。或いは、利用者が登録用紙に所定事項を記入
し、この記入内容に従っててPサービスサーバ200の
運用者が登録処理を行うようにしてもよい。
【0028】本実施形態において、IPサーバ300が
提供し、Pサービスサーバ200が登録、管理する情報
には2種類がある。1つは、Pサービス端末100等か
らの利用者によるPコード指定に基づいて、有償もしく
は無償で利用者に提供される情報(以下、これをIP情
報という)であり、もう1つは、Pサービスサーバ20
0によって自動的に選択され、利用者のPコード入力に
応じて取得された情報(IP情報等)に付加される情報
(以下、これを広告情報という)である。
【0029】以上のようなPサービスシステムにおいて
実現されるサービスの例として、本実施形態では主に以
下のサービスを説明する。 (1)ユーザ登録:利用者端末700よりのPサービス
サーバ200に対する登録申請に応じて、個人用のPコ
ードを付与する。 (2)IP情報登録:IPサーバ300よりのIP情報
の登録申請に応じて、IP情報をPサービスサーバ20
0に登録し、IP用のPコードを付与する。 (3)広告情報登録:広告情報の登録申請に応じて、P
サービスサーバ200に広告情報を登録する。 (4)情報サービス:Pサービス端末100より所望の
情報のPコード(IP用Pコード)を入力することによ
り、所望の情報のプリント出力を得る。 (5)メールサービス:Pサービス端末100よりユー
ザのPコード(個人用Pコード)を入力することによ
り、当該利用者宛てのメールをプリントする。 (6)パーソナル情報サービス:Pサービス端末100
より利用者のPコードを入力することにより、予めその
利用者に対して設定・登録された情報のプリント出力を
得る。 (7)配信サービス:Pサービス端末100より所望の
情報をPサービスサーバ200へアップロードしてお
き、必要に応じてPサービス端末100よりプリント出
力を行う。 (8)受信サービス:Pサービス端末100より第3者
がアップロードした情報をPサービスサーバ200に保
管し、必要に応じてPサービス端末100よりプリント
出力を行う。
【0030】なお、上述した各サービスについては、詳
細を後述する。もちろん、本実施形態におけるPサービ
スシステムによって実現されるサービス、機能は上記に
限られるものではない。
【0031】<Pサービス端末の構成>図2は本実施形
態によるPサービス端末200の概観を示す図である。
図2において、101はプリンタであり、例えばレーザ
ビーム方式でカラー可視画像を形成する。102はスキ
ャナであり、原稿画像を光学的に読み取りデジタル画像
データへ変換する。なお、プリンタ101の記録方式は
レーザビーム方式に限られるものではなく、熱転写方式
やインクジェット記録方式等いかなるものでもよい。ま
た、プリンタ101とスキャナ102とにより、サービ
ス端末100を複写機として機能させることも可能であ
る。103はメインユニットであり、Pサービスサーバ
200との通信制御、携帯端末400との通信制御、各
種操作入力、および各種操作に応じた表示を行う。
【0032】メインユニット103において、104は
タッチパネルであり、ユーザによる操作入力と、ユーザ
への各種情報の提示を行う。105は赤外線受信部であ
り、赤外線通信機能を備えた携帯端末より、赤外線通信
によってPコードを受信するのに用いられる。106は
携帯端末用コネクタであり、ここに携帯端末を接続する
ことにより、当該携帯端末のメモリに格納されているデ
ータ(Pコード)が、Pサービス端末100によって読
み出される。107はバーコードリーダであり、Pコー
ドがバーコードで提供された場合に、これを読み取って
Pコードを取得するのに用いられる。
【0033】108はディスクユニットであり、フロッ
ピー(登録商標)ディスク、MO等の媒体との間でのデ
ータの読取りや書込を行う。また、Pサービスサーバ2
00より予め送られているプリントデータや、そのプリ
ントデータに関する情報を管理するテーブルを保存して
おくためのハードディスクもディスクユニット108に
含まれる。110は決済ユニットであり、上述した各種
サービスに対する決済を行う。決済の方法としては、現
金による決済、クレジットカードによる決済等種々の方
法が考えられる。
【0034】図3Aは、Pサービス端末100の制御構
成を表わすブロック図である。同図において、図2と同
一の構成には同一の参照番号が付してある。124は通
信部であり、電話回線等を介してPサービスサーバ20
0との通信接続をおこなう。
【0035】120は制御部であり、図2で説明した各
構成の制御を行う。制御部120において、121はC
PUであり、メモリ122に格納された制御プログラム
に従ってPサービス端末100における各種制御を実現
する。メモリ122に格納される制御プログラムのう
ち、ユーザI/F制御122aは、タッチパネル104
を介したユーザの操作指示に応じて以下の各プログラム
の実行を制御する。情報サービス処理122b、メール
サービス処理122c、パーソナル情報サービス処理1
22d、配信サービス処理122e、受信サービス処理
122gは、それぞれ上述した情報サービス、メールサ
ービス、パーソナル情報サービス、配信サービス、受信
サービスといった各種サービスを実現する。決済処理1
22fは、決済ユニット110を用いた決済処理を実現
する。ディスクユニット108にはPサービスサーバ2
00から予め先送りされる印刷データを一時的に保存し
たり、現在Pサービス端末200に保存されている印刷
データを管理するためのテーブル(図3B)を保存して
おくための先読み印刷データ登録部108a(ハードデ
ィスク)も含まれる。
【0036】<携帯端末の構成>図4はPサービス端末
へのPコード送信が可能な携帯端末400の概観を示す
図である。携帯端末400は一般的な携帯電話機と同様
に、液晶表示器410やダイヤルボタンを備えており、
携帯電話機として機能する。また、携帯端末400はメ
ールを受信して液晶表示器410にその内容を表示する
ことが可能である。この際に、左カーソル401と右カ
ーソル402により液晶表示内のカーソルを移動させる
ことができ、範囲指定キー404の操作と協動してメー
ル中の所望の範囲を選択状態とすることができる。そし
て、メール中のある範囲が選択された状態でPコードキ
ー403を押すと、その選択された範囲のデータがPコ
ードとして内部のメモリに格納されることになる。或い
は、メール表示状態においてPコードキー403を押す
ことにより、自動的にPコードを検索、抽出してメモリ
に格納するようにしてもよい。これらの動作の詳細につ
いては、図108〜図111により後述する。
【0037】405は赤外線通信部であり、内部のメモ
リに格納されたPコードを赤外線により出力する。赤外
線通信部405より出力された赤外線はPサービス端末
100の赤外線通信部105によって受信され、Pコー
ドとして認識されることになる。また、携帯端末400
の底面には通信コネクタが設けられており、パーソナル
コンピュータとの間で電話番号情報のやり取りを行うこ
とができる。
【0038】図5は携帯端末400の制御構成を説明す
るブロック図である。図5において、423は電話機能
部であり、スピーカやマイク、無線通信機能等、携帯電
話としての通話処理に必要な機能を備える。424は通
信コネクタであり、一般にはパーソナルコンピュータと
の接続に用いられて、電話番号等のアップロードやダウ
ンロードが行われる。本実施形態ではPサービス端末1
00の携帯端末用コネクタ106と接続することによっ
て、PコードをPサービス端末100へ転送することが
可能である。425は、図4で説明した各種操作ボタン
群(ダイヤル用ボタン群を含む)である。
【0039】420は制御部であり、メモリ422に格
納された制御プログラムに従って、図4で上述した各構
成の制御や、携帯端末400における各種制御を実現す
る。メモリ422に格納されたプログラムのうち、携帯
端末制御422aは通常の携帯電話としての機能を実現
するためのプログラムユニットである。Pコード抽出処
理422bは、受信したメール中からPコードを抽出し
てPコード格納エリア422cへ格納する処理のための
プログラムユニットである。なお、上述のように、Pコ
ードの抽出方法としては、マニュアルで指定された範囲
のデータをPコードとして抽出する方法と、メールデー
タ中から自動的にPコードを識別して抽出する方法があ
る。また、Pコード送信処理422dは、Pコード格納
エリア422cに格納されたPコードをPサービス端末
に対して、赤外線通信部405もしくは通信コネクタ4
24を介して送信するためのプログラムユニットであ
る。
【0040】<Pサービスサーバの構成>次に、Pサー
ビスサーバ200について説明する。図6はPサービス
サーバ200の概略構成を示すブロック図である。20
1は制御部であり、CPU202、メモリ203を備え
る。CPU202は、メモリ203に格納された制御プ
ログラムに従ってPサービスサーバ200における各種
サービスを実現する。メモリ203には、CPU202
によって実行される制御プログラムが格納されている。
情報登録処理203aは、例えば、IP情報、広告情
報、ユーザ情報(個人情報)、配信サービスや受信サー
ビス用の配信データ等の登録を行うためのプログラムモ
ジュールである。また、Pコード発番処理203bは、
登録された各情報を特定するためのPコードを割り当て
るためのプログラムモジュールである。サービス処理2
03cは、Pサービス端末100より送信されるPコー
ドに応じて、IP情報、広告情報、メールデータ、配信
データを取得したり、配信データの登録を行ったりす
る。広告検索処理は203dは、Pサービス端末におけ
るプリント出力において付加されるべき広告情報を検索
する。このように広告情報を付加することにより、広告
料によって情報出力料を相殺し、情報出力時(プリント
時)に利用者が負担する料金を低減する。203eはデ
ータ出力処理であり、Pサービス端末100より入力さ
れたPコードに基づいて得られた情報に、広告検索処理
で得られた広告情報を付加してプリント用紙上へのレイ
アウトを行い、プリントデータを生成、出力する。
【0041】204は通信部であり、回線を介してPサ
ービス端末と接続したり、Webを介して各IPサーバ
300と接続したりする。
【0042】205はPコードデータベースであり、P
コードに係るテーブル群205aと、コンテンツの実体
205bとを格納する。テーブル群205aには、IP
情報登録テーブル(図7)、広告情報テーブル(図
8)、ユーザ情報テーブル(図9)、メールサービス用
Pコードテーブル(図10)、配信サービス用Pコード
テーブル(図11A)、受信サービス用Pコードテーブ
ル(図11B)パーソナル情報サービス用Pコードテー
ブル(図12)、個人情報テーブル(図13)、オーナ
ー情報テーブル(図14)、端末情報テーブル(図1
5)が含まれる。
【0043】図7はIP情報登録テーブルのデータ構成
例を示す図である。IP情報登録テーブル220はIP
情報の登録時に生成、記録されるものである。IP情報
登録テーブル220には、割り当てられたPコードに対
して識別部、基本プロパティ、実体情報が登録される。
識別部は、当該Pコードの構造(サブコードがあるか否
か、他のPコードへリンクされる場合はそのリンク先の
Pコード)を表わすための情報を格納する。サブコード
を持つPコードの場合、該当Pコードに複数種類のサブ
コード付きのPコードを登録することができ、個々のサ
ブコードテーブルがIP情報登録テーブルと同様の識別
部、基本プロパティ、実体情報を持つ。基本プロパティ
は、当該IP情報のオーナーや記事の掲載条件を表わす
情報を格納する。また、基本プロパティは「キーワード
リスト」および「キーワード重みリスト」を含み、これ
らは、広告検索処理203dによって利用される(詳細
は後述する)。実体ファイル情報は、当該IP情報の実
体データを特定するもので、実体ファイルのパスとファ
イル名を含む。
【0044】なお、本実施形態のPサービスシステムに
おいては、IPサーバ300において、許可された範囲
内でPコードを発行することが可能である。従って、I
P情報の登録は、Pサービスサーバ200が行う場合
と、IPサーバ300が行う場合とがあり、IP情報を
行ったサーバがそのコンテンツと、上記IP情報登録テ
ーブルを所有する。即ち、IP情報の実体とIP情報登
録テーブルは、Pサービスサーバ200内に存在するも
のと、IPサーバ300に存在するものとが存在する。
【0045】図8は広告情報テーブルのデータ構成例を
示す図である。広告情報テーブルは、広告主が広告情報
を登録する際に生成、記録されるものであり、割り当て
られたPコードに対して、当該広告情報の広告プロパテ
ィ、リンク、実体ファイル情報が格納される。広告プロ
パティには、当該広告情報のオーナーを示す情報や、当
該広告情報の掲載条件が登録される。なお、広告プロパ
ティの「IP情報へのリンク情報」には、広告検索処理
203dにおいて利用されるターゲットキーワードリス
トとターゲットキーワードの重みリストが格納される。
【0046】リンクにはリンクすべき広告情報のPコー
ドが格納される。また、実体ファイル情報には、当該広
告情報のファイルを特定するためのパス名及びファイル
名が登録される。なお、広告情報の実体はPサービスサ
ーバ200及びIPサーバ300のいずれにあってもよ
いが、この広告情報テーブルは必ずPサービスサーバ2
00のPコードデータベース205に格納される。な
お、広告情報の実体がIPサーバ300にある場合は、
広告情報テーブルの実体ファイル情報には、IPサーバ
300を特定するための情報が含まれる(本実施形態で
は、PコードによってIPサーバが特定されるが、この
点は後述する)ことはいうまでもない。
【0047】図9は、ユーザ情報テーブルのデータ構成
例を示す図である。ユーザ情報テーブルは、ユーザがP
サービスシステムの会員登録を行った際に生成、記録さ
れるものであり、ユーザプロファイル、個人情報、メー
ルサービス用情報、配信サービス用情報、パーソナル情
報サービス用情報を含む。ユーザプロファイルには、ユ
ーザの住所や興味の対象等を表わす情報が登録される。
ユーザプロファイル中の「個人情報テーブル」には、図
13に示されるような、当該ユーザの住所、氏名、電話
番号、クレジットカード番号等、個人の機密事項を登録
する個人情報テーブルへのポインタが格納される。メー
ルサービス用情報、配信サービス用情報、パーソナル情
報サービス用情報には、それぞれメールプリントサービ
ス、配信サービス、パーソナル情報サービスにおいて必
要な情報が登録される。
【0048】図10は、メールサービス用Pコードテー
ブルのデータ構成例を示す図である。同図に示されるよ
うに、メールサービス用のPコードに対して、メールの
サブジェクト(題名)や送信者を表す「メールプロパテ
ィ」と、メールデータのファイルを指す実体ファイル情
報が登録される。
【0049】図11Aは、配信サービス用Pコードテー
ブルのデータ構成例を示す図である。同図に示されるよ
うに、配信サービス用のPコードに対して、タイトル、
当該配信情報の有効期限、および当該配信情報に付与さ
れた暗証番号を表す「配信情報プロパティ」と、当該配
信情報ファイルを指す実体ファイル情報が登録される。
【0050】図11Bは受信サービス用Pコードテーブ
ルのデータ構成例を示す図である。同図に示されるよう
に、受信サービス用のPコードに対して、データ登録者
のPコード/電話番号、タイトル、情報登録日、情報の
有効期限、登録に必要な暗証番号を表す「受信情報プロ
パティ」と、当該受信情報ファイルを指す実体ファイル
情報が登録される。
【0051】図12は、パーソナル情報サービス用Pコ
ードテーブルのデータ構成例を示す図である。同図に示
されるように、パーソナル情報サービス用のPコードに
対して、タイトルや最終印刷日を表す「パーソナル情報
用プロパティ」と、登録されているPコードのリストを
表す「登録Pコード情報」が登録される。このPコード
リストは予め利用者によって設定、登録されたPコード
群である。
【0052】図13は、個人情報テーブルのデータ構成
例を示す図である。個人情報テーブルは、図9で上述し
たように、ユーザ情報テーブルに付随するものである。
【0053】図14は、オーナー情報テーブルのデータ
構成例を示す図である。このテーブルは、図7に示した
IP情報登録テーブルや、図8に示した広告情報テーブ
ル中の、「オーナーID」にリンクするテーブルであ
り、図14に示されるように、オーナー(情報提供者、
広告主)に関する情報が登録されている。
【0054】図15は、端末情報テーブルのデータ構成
例を示す図である。端末情報テーブルは、Pサービス端
末のそれぞれについて保持される。
【0055】<IPサーバの構成>図16は、IPサー
バ300の典型的な構成を示すブロック図である。図1
6において、301は制御部であり、CPU302、メ
モリ303を備え、IPサーバ300における各種処理
を実行する。304はディスプレイであり制御部301
の制御下で種々の表示を行う。305はキーボード或い
はマウス等のポインティングデバイスを備えた入力部で
ある。306はデータ格納部であり、IPサーバ300
はPサービスシステムに登録した「IP情報の実体」
と、当該IP情報に関する「IP情報登録テーブル」を
保持する(IP情報登録テーブルは図7で示したものと
同様である)。307は通信部であり、回線等を介して
Pサービスサーバ200と接続される。
【0056】IPサーバ300は、Pサービスサーバ2
00より利用可能なPコード値を取得し、ユーザ端末よ
りのIP情報の登録時にPコードを発行する。このと
き、IP情報の実体と、IP情報テーブルをデータ格納
部306に保持する。また、Pサービスサーバ200よ
り情報の要求があった場合は、指定されたPコードに応
じてIP情報の実体(コンテンツ)を取出し、Pサービ
スサーバ200にこれを送信する。
【0057】<Pコードについて>次に、本実施形態に
おいて情報の特定等に用いるPコードについて説明す
る。図17は本実施形態によるPサービスシステムで用
いられるPコードのデータ構成を説明する図である。図
17に示されるように、Pコードは、「分類部」、「番
号部」、「付加部」の3つの部分に分類することができ
る。
【0058】分類部は、入力されたPコード番号がIP
用Pコードか個人用Pコードかを示すPコード種別ビッ
ト、バージョン情報、国番号を含む、16ビットのコー
ドである。この分類部の内容は、Pサービス端末100
にPコード番号が入力されると当該端末によって自動的
に付加される。
【0059】まず、入力されたPコードが個人用Pコー
ドであるかIP用Pコードであるかを判定し、Pコード
種別ビットをセットする。本実施形態では、個人用Pコ
ードの番号部には電話番号が用いられる。そして、Pサ
ービス端末100に入力された番号が11桁以下の連続
する番号であった場合は電話番号が入力された、すなわ
ち個人用Pコードが入力されたものと判断しPコード種
別ビットに「1」をセットする。一方、4桁ごと(4個
の数字ごと)にハイフンで区切られた数字列がPコード
番号として入力された場合は非電話番号(すなわちIP
用Pコード)であると識別し、Pコード種別ビット
「0」にセットする。続いて、バージョン情報がセット
され、当該Pサービス端末の設置された国を表わす国番
号がセットされる(Pサービス端末から国が指定された
場合はその指定国の番号がセットされる)。
【0060】番号部は利用者が直接入力する番号(以
下、Pコード番号という)であり、情報提供者が新聞、
雑誌、ホームページ等に掲載する番号である。なお、個
人のPコード番号には電話番号が用いられる。
【0061】なお、上述のPコード種別ビットが1のと
き、すなわち個人用Pコードであるときには、図示のよ
うに、40ビットが番号部に割り当てられ、ここに、電
話番号によって表わされる数値が入る。そして、残りの
8ビットが付加部として用いられることになる。
【0062】一方、フラグビットが0のとき、すなわち
IP用Pコードであるときには、図示のように、39ビ
ットが番号部に割り当てられ、残り9ビットが付加部と
して用いられることになる。そして、39ビットの番号
部のうち、上位1ビットがPサービスサーバ識別ビット
(1ビット)を表わし、続く3ビットがクラス分類を表
わす。Pサービスサーバ以外のサイトはPサービスサー
バ識別ビットが0となるので、上位4ビットにはクラス
分類を表わす3ビットのみが含まれることになり、Pコ
ード番号の先頭1桁目がクラス分類(数値の1〜5)を
表わすようになる。なお、このクラス分類は、IPアド
レスでいうところのクラス分類と同義であり、図17に
示すように、この3ビットで表わされる1〜5の数値に
より極小規模から極大規模の5つのクラスが表わされ
る。例えばクラス1(極小規模)の場合は、24ビット
がサイト識別用番号(以下、エクスターナルコードとも
いう)に使用され、残り11ビットは当該サイトで自由
に利用できるID用コード(以下、インターナルコード
ともいう)を構成することになる。
【0063】付加部は、上記の分類部+番号部で識別さ
れるコンテンツに更に分類がある場合のその識別番号を
示す。例えば「プロ野球の結果」に対して「今日の結
果」「昨日の結果」「一昨日の結果」…という分類を設
ける、或いは「競馬予想」に対して「開催地」「レー
ス」という分類を設ける等が挙げられる。或いは個人用
Pコードであれば、メールボックス番号や、パーソナル
情報用番号に用いられる。
【0064】特に、本実施形態では、Pコードに対して
グループ化が指定されている場合には、一つの番号部に
ついて複数種類の「付加部」がサフィックスとして接続
可能となる。そして、当該番号部のコードがPコードと
して入力された場合には、サフィックス値が最大のもの
を選択してIP情報として提示する。このようにするこ
とで、例えば「昨日のプロ野球試合結果」というような
頻繁に更新、追加する必要のある情報に対処することが
できる。この場合、新たなプロ野球試合結果が発生した
翌日に、サフィックスをインクリメントさせたPコード
に対応づけて昨日の試合結果を追加登録していくが。従
って、「昨日のプロ野球試合結果」を得るべくPコード
番号を指定した場合は、当該Pコード番号に付加するサ
フィックスが最大のものを取り出して、利用者に提示す
ることになる。
【0065】なお、Pコードに付加部が存在する場合に
は、これを利用者が直接に入力することも可能である
が、直接番号入力を行わずにメニュー選択によって付加
部付きのPコードを入力することができる。すなわち、
付加部を有するPコードについて、利用者がPコード番
号のみを入力した場合には、Pサービスサーバ200か
ら該当するPコード(番号部+付加部)の値とそのプロ
パティ(タイトル等)がPサービス端末100に送信さ
れ、Pサービス端末100はこの情報を用いて選択リス
ト表示をタッチパネル104にメニュー表示する。利用
者がこの選択リストから所望のコンテンツを選択する
と、対応するPコード(番号部+付加部)がPサービス
サーバに送信されて、選択されたコンテンツがPサービ
ス端末に送られることになる。
【0066】以上のPコードの構成内容をまとめて図1
8に示す。
【0067】なお、携帯端末のメモリにPコードを記憶
しておくような場合には、Pコードの全体(「分類部」
「番号部」「付加部」)の全てをメモリに登録しておい
て、Pサービス端末へ入力するようにすれば、メニュー
選択等の操作を省略することが可能となり、利用者の負
担を軽減できる。
【0068】<システムの動作概要>次に、図19、図
20A及び図20Bを参照して本実施形態のPサービス
サーバによる処理の概要を説明する。
【0069】ステップS101〜ステップS110で
は、Pサービス端末100或いはIPサーバ300、ユ
ーザ端末700等から入力されるID情報、コマンド、
Pコードに基づいて、実行すべき処理が選択される。例
えば入力されたデータがユーザ登録要求であった場合
は、ステップS102からステップS111へ進み、情
報登録処理203aとPコード発番処理203bにより
個人用Pコードを発番してユーザ登録処理を行う。この
ユーザ登録処理によって、図9のユーザ情報テーブル、
図13の個人情報テーブルが生成され、登録されること
になる。一方、IP情報登録要求が入力された場合は、
ステップS103からステップS112へ進み、IP用
Pコードを発番し、ステップS113でIP情報登録処
理を行う。このIP情報登録処理において、図7で示し
たIP情報登録テーブルが生成され、登録される。ま
た、広告情報登録要求が入力された場合は、ステップS
104からステップS114へ進み、Pコードが発番さ
れ、ステップS115で広告情報登録処理が実行され
る。この広告情報登録処理において、図8のごとき広告
情報テーブルが生成され、Pサービスサーバ200に登
録される。
【0070】また、Pサービス端末100からPコード
が入力された場合は、ステップS105〜ステップS1
10のいずれの処理であるかが判定される。Pコードが
IP用Pコード(Pコード種別ビットが0)であった場
合は、情報サービスの要求であると判断し、ステップS
105からステップS116へ進み、当該Pコードから
IP情報の実体とそのプロパティを取得するとともに、
プレビューデータを生成する。またPコードが個人用P
コード(Pコード種別ビットが1)で、ユーザ情報テー
ブルのメールサービス用情報に登録されたPコードであ
った場合は、メールサービスが要求されたと判断し、ス
テップS106からステップS117へ進む。ステップ
S117では、更に個人に対して設定されているパスワ
ードを要求し、個人情報テーブル(図13)の暗証番号
を参照して正当なパスワードが受信されたか判断し、パ
スワードが正しければPコードに基づいてメール用Pコ
ードテーブルからメールデータの実体やプロパティを取
得する。
【0071】また、入力されたPコードが、個人用Pコ
ードで、ユーザ情報テーブル(図9)のパーソナル情報
サービス用情報に登録されたPコードであった場合は、
パーソナル情報サービスが要求されたと判断し、ステッ
プS107からステップS118へ進む。ステップS1
18では、更に個人に対して設定されているパスワード
を要求し、個人情報テーブル(図13)の暗証番号を参
照して正当なパスワードが受信されたか判断し、パスワ
ードが正しければパーソナル情報サービス用Pコードテ
ーブル(図12)を参照してIP用Pコードのリストを
取得し、このリストに登録されている全てのPコードに
ついてIP情報とそのプロパティを取得する。
【0072】また、入力されたPコードが、個人用Pコ
ードで、ユーザ情報テーブルの受信サービス用情報に登
録されたPコードであった場合は、受信サービスにおけ
るデータの取り出し要求であると判断し、ステップS1
08からステップS119へ進む。ステップS119で
は、更に個人に対して設定されているパスワードを要求
し、個人情報テーブル(図13)の暗証番号を参照して
正当なパスワードが受信されたか判断し、パスワードが
正しければ当該Pコードに対応する配信データの実体と
そのプロパティを取得する。
【0073】また、入力されたPコードが、個人用Pコ
ードで、ユーザ情報テーブルの配信サービス用情報に登
録されたPコードであった場合は、配信サービスにおけ
るデータの取り出し要求であると判断し、ステップS1
09からステップS120へ進む。ステップS119で
は、更に当該データに対して登録されたパスワードを要
求し、配信サービス用Pコードテーブルを参照して正当
なパスワードが受信されたか判断し、当該Pコードに対
応する配信データの実体とそのプロパティを取得する。
【0074】更に、データの登録要求であった場合は、
ステップS110からステップS121へ進み、配信用
情報の登録処理を行う。図20Bに示されるステップS
131からステップS140は配信用情報の登録処理流
れを示している。ステップS131でデータの登録要求
が配信サービス用の登録要求であるか受信サービス用の
データの登録要求であるかを判断する。配信サービス用
の登録要求であればステップS132でデータをサーバ
へ送信(登録)し、ステップS133でデータに対する
パスワードを設定する。その後ステップS134でデー
タ登録の通知と付与されたPコードの通知を行う。ここ
で発行されるPコードは個人用Pコード(電話番号)に
付加コード(Suffix)が付加された形式のPコー
ドである。
【0075】ステップS131でデータの登録要求が受
信サービス用の要求であればステップS135で登録先
の指定を行い、ステップS136で登録先のパスワード
を要求し、ステップS137で図9に設定されている登
録時のパスワードと一致するパスワードが受信されたと
判断した場合にはステップS138でデータをサーバへ
送信(登録)する。その後ステップS139でデータ登
録の通知と付与されたPコードの通知を行う。更にステ
ップS140でデータ送付先のユーザに対してプリント
データの登録が行われた事を通知する。ここで発行され
るPコードはデータ送付先の個人用Pコード(電話番
号)に付加コード(Suffix)が付加された形式の
Pコードである。
【0076】さて、ステップS116〜S120の各ス
テップで必要な情報が取得されると、ステップS122
において、取得した情報を用紙上に印刷するためのレイ
アウトを決定する。そして、ステップS123におい
て、用紙上の余白等に掲載すべき広告情報を取得する
(広告情報の検索については後述する)。そして、ステ
ップS124においては、上記ステップS116〜S1
20において取得したプロパティや、ステップS12
2、S123によって得られる各ページの画像のプレビ
ューデータをPサービス端末へ送信する。そして、Pサ
ービス端末100より印刷を行う旨の指示を受けると、
印刷用データを生成して、Pサービス端末100へ送信
する。Pサービス端末100では、この印刷データに基
づいて、プリンタ101により印刷を行う。
【0077】<ユーザ登録>Pサービスシステムにおい
て、利用者がメールサービス及びパーソナル情報サービ
スを受ける場合には、事前にPサービスサーバ200に
対してユーザ登録を行う必要がある。
【0078】ユーザ登録では、少なくとも利用者を特定
するための事項を登録しなければならず、また、Pサー
ビスシステムの各サービスを好適に受けるための任意の
事項をも登録することができる。更に、既に登録した事
項の変更も可能である。
【0079】以下、係るユーザ登録の手順を、利用者が
所有するユーザ端末700からWebを介して行った場
合を例にとって説明する。
【0080】利用者が、ユーザ端末700からPサービ
スサーバー200のユーザ登録にアクセスすると、Pサ
ービスサーバ200は、ステップS111のユーザ登録
処理を実行する。
【0081】図21は、ユーザ登録処理のフローチャー
トである。
【0082】このユーザ登録処理では、Pサービスサー
バ200が、ユーザ端末700のディスプレイにユーザ
登録のための諸画面を表示し、いわゆるGUIにより利
用者に登録事項を逐次入力させる。
【0083】ステップS1000において、Pサービス
サーバ200は、利用者により新規のユーザ登録か既に
行われたユーザ登録の変更かのどちらが選択されたかを
判断し、前者の場合はステップS1001へ進み、後者
の場合はステップS1005へ進む。
【0084】ステップS1001では、新規登録処理を
行う。この新規登録処理では、始めに図22に示すダイ
ヤログボックスがユーザ端末700のディスプレイに表
示される。
【0085】このダイヤログボックスは、「氏名住所」
ボタン1000、「暗証番号」ボタン1010、「勤務
先」ボタン1020、「クレジットカード」ボタン10
30、「サービス」ボタン1040、「個人情報」ボタ
ン1050、「個人情報2」ボタン1060、「欲しい
情報」ボタン1070、「印刷用紙」ボタン1080及
び「お好み情報の登録」ボタン1090、「受信サービ
スの設定」ボタン1091、「印刷先の指定」ボタン1
092を有しており、利用者は、いずれかのボタンをク
リックすることにより、各項目に応じた事項の登録が可
能になる。
【0086】図22に示すダイヤログボックスにおい
て、「氏名住所」ボタン1000をクリックすると、図
23に示すダイヤログボックスが表示される。利用者
は、必須入力事項として少なくとも、氏名、住所、及
び、電話番号又は携帯電話の番号のいずれか一方をユー
ザ端末700から入力しなければならない。入力終了
後、「OK」ボタンをクリックすると、入力された内容
が保存されて、図22に示すダイヤログボックスが再び
表示される。「Cancel」ボタンをクリックする
と、入力された内容が保存されずに、図22に示すダイ
ヤログボックスが再び表示される。この処理は、以下同
様である。
【0087】図22に示すダイヤログボックスにおい
て、「暗証番号」ボタン1010をクリックすると、図
24に示すダイヤログボックスが表示される。利用者
は、「暗証番号」欄に所望の暗証番号を入力する。第三
者が他人の名義によりPサービスシステムを利用するこ
とを防止するためである。従って、暗証番号は、原則と
して必須入力事項である。
【0088】なお、入力された暗証番号はアスタリスク
「*」で表示されるため、誤入力を防止すべく、利用者
に「暗証番号(確認用)」欄に再度暗証番号を入力させ
る。
【0089】図22に示すダイヤログボックスにおい
て、「勤務先」ボタン1020をクリックすると、図2
5に示すダイヤログボックスが表示される。利用者は、
任意に勤務先に関する事項を入力することができる。
【0090】図22に示すダイヤログボックスにおい
て、「クレジットカード」ボタン1030をクリックす
ると、図26に示すダイヤログボックスが表示される。
利用者は、Pサービスシステムの利用料金をクレジット
カードで決済する場合は、このダイヤログボックスにて
自己のクレジットカードを指定する。指定なき場合は現
金支払いとみなされる。
【0091】図22に示すダイヤログボックスにおい
て、「サービス」ボタン1040をクリックすると、図
27に示すダイヤログボックスが表示される。利用者
は、Pサービスシステムで提供されるメールサービス、
パーソナル情報サービス、配信サービス、又は受信サー
ビスの中から、このユーザ登録により付与される個人用
のPコードに基づいて利用することを希望するサービス
を選択し、そのサービスに対応したチェックボックスを
チェックする。チェックしなかったサービスについて
は、このユーザ登録により付与される個人用Pコードに
基づいての利用はできない。
【0092】図22に示すダイヤログボックスにおい
て、「個人情報」ボタン1050をクリックすると、図
28に示すダイヤログボックスが表示される。利用者
は、任意に一般的な個人情報をここで入力することがで
きる。ここで入力された情報は、主として後ほど詳述す
る広告検索処理において利用される。
【0093】図22に示すダイヤログボックスにおい
て、「個人情報2」ボタン1060をクリックすると、
図29に示すダイヤログボックスが表示される。利用者
は、任意に具体的な個人情報をここで入力することがで
きる。ここで入力された情報も、主として後ほど詳述す
る広告検索処理において利用される。
【0094】図22に示すダイヤログボックスにおい
て、「欲しい情報」ボタン1070をクリックすると、
図30に示すダイヤログボックスが表示される。このダ
イヤログボックスには、経済、エンターテイメント、ス
ポーツ等の項目が階層的に列挙して表示されており、利
用者は、自分の興味のある項目のチェックボックスをチ
ェックすることができる。また、各項目は「キーワード
検索」により迅速に検索することもできる。
【0095】ここでチェックされた項目は、Pサービス
システムの各サービスにおいて、Pサービスサーバ20
0が任意に利用者に提供する情報の検索に利用される。
例えば、利用者がメールサービスを受けた場合であっ
て、そのプリントに過剰な余白部分が存在する場合、P
サービスサーバ200は、当該チェックされた項目に関
連する無料IP情報等を検索し、これを余白部分に付加
して出力するといったことが可能となる。また、ここで
チェックされた項目は、広告検索処理の際に用いること
もできる。
【0096】図22に示すダイヤログボックスにおい
て、「印刷用紙」ボタン1080をクリックすると、図
31Aに示すダイヤログボックスが表示される。利用者
は、Pサービス端末100からプリント出力を得る場合
に、その出力形式を指定することができる。例えば、図
31Aのダイヤログボックスの「見易さ優先」ラジオボ
タンをチェックすると、プリントのレイアウトが重視さ
れ、Pサービスシステムにより得られた情報がより見易
いレイアウトでプリントされる。また、「ページ数優
先」ラジオボタンをチェックすると、ページ数の節約が
重視され、プリント料金の節約が期待できることとな
る。なお、「詳細」ボタンをクリックすると、Pサービ
スシステム上で登録されている複数のレイアウトパター
ン、広告情報の量、フォントサイズ等の中から所望のも
のを選択し、これを指定できる。
【0097】図22に示すダイヤログボックスにおい
て、「お好み情報の登録」ボタン1090をクリックす
ると、パーソナル情報サービスの対象とすべきIP情報
を設定することができる。この設定は、利用者が要望す
る一群のIP情報に対応したIP用のPコードを列挙す
ることにより行う。なお、お好み情報の登録は複数可能
である。尚、この時表示されるべきダイヤログボックス
は、後述される各種サービスの説明でのパーソナル情報
サービスのフレームの登録と同様であるので、図示は省
略する。
【0098】図22に示すダイヤログボックスにおい
て、「受信サービスの設定」ボタン1091をクリック
すると図31Bに示すダイヤログボックスが表示され
る。利用者は受信サービス用の受信箱(1〜31)に対
してパスワードを設定する事ができる。第3者がパスワ
ードを設定しているユーザの受信箱に対してデータを送
信する場合には、S136に示されるパスワードが要求
され、パスワードが合致しない限り受信箱にデータを登
録する事はできない。パスワードを設定していないユー
ザの受信箱に対しては、第3者は自由にデータを登録す
る事ができる。また、「料金は送信者が支払う」ボタン
がチェックされている場合には受信サービスを使用して
このユーザに対して情報の登録を行う送信者が料金を支
払うことになり、「料金は送信者が支払う」ボタンがチ
ェックされていない場合には送信者は無料で情報を登録
する事ができ、登録量は情報を受け取ったユーザが支払
う事になる。
【0099】図22に示すダイヤログボックスにおいて
「印刷先の指定」ボタン1092をクリックすると図3
1Cに示すダイヤログボックスが表示される。利用者が
印刷先を指定した場合、利用者がPサービス端末100
にてPコードを入力する前に、予め該当Pコードに対応
する印刷情報をPサービス端末100に送付しておくこ
とができる。また、送信を通知するように設定しておく
と、印刷データが指定された端末に配信された事を電子
メール等を介して利用者に通知する事ができる。
【0100】次に、図22に示すダイヤログボックスに
おいて、利用者が「OK」ボタンをクリックすると、P
サービスサーバ200は、全ての入力が終了したとみな
してステップS1002へ進み、上述した必須の入力事
項が全て入力されたか否かをチェックし、入力されてい
ればステップS1003へ進み、入力されていない場合
は、所定の警告を発した後、ステップS1001へ戻
る。なお、利用者が「Cancel」ボタンをクリック
した場合は、何もせずに終了する。
【0101】ステップS1003では、Pサービスサー
バ200は、個人用のPコードを発番する。特に、その
「番号部」として、利用者が図23のダイヤログボック
スにおいて入力した携帯電話の番号又は電話番号のいず
れか一方を付した後、そのPコードを利用者端末700
へ送出することにより、利用者に当該Pコードを付与す
る。なお、この発番の処理については、後で図70を参
照して詳述する。
【0102】ステップS1004では、このユーザ登録
において利用者に付与した新たな個人用のPコードに対
応して上記各処理において入力された情報を図9に示し
たユーザ情報テーブルに格納する。その後、ユーザ登録
処理は終了する。
【0103】一方、ステップS1000において、既に
行われたユーザ登録の変更が選択された場合はステップ
S1005へ進む。
【0104】ステップS1005では、登録変更録処理
を行う。この登録変更処理では、始めに図32に示すダ
イヤログボックスがユーザ端末700のディスプレイに
表示される。図32に示すダイヤログボックスは、図2
2に示すダイヤログボックスと同様の構成であり、図
中、図22のダイヤログボックスの各ボタン1000乃
至1092に対応するボタンについては、その数字
に「’」を付することにより表している。
【0105】利用者が、各ボタン1000’乃至109
2’をクリックすると、そのボタンに対応した、図23
乃至図31Cに示したようなダイヤログボックスが表示
される。表示されるダイヤログボックスには、過去のユ
ーザ登録時に入力された事項も合わせて表示される。
【0106】利用者は、表示された内容を見てこれを変
更することができる。例えば、図32の「暗証番号」ボ
タン1010’をクリックすると、図33に示すダイヤ
ログボックスが表示される。利用者は、「暗証番号」欄
に、新たな暗証番号を入力して暗証番号を変更すること
ができる。また、確認のため「暗証番号(確認用)」欄
に再度新たな暗証番号を入力する。入力後、「OK」ボ
タンをクリックすると、変更内容が保存される。
【0107】そして、図32に示すダイヤログボックス
において、利用者が「OK」ボタンをクリックすると、
Pサービスサーバ200は、全ての変更が終了したとみ
なしてステップS1006へ進み、変更により上述した
必須の入力事項が過誤等により消去されたか否かを念の
ためにチェックし、必須の入力事項が入力されておれば
ステップS1004へ進み、消去されていた場合は、所
定の警告を発した後、ステップS1005へ戻る。
【0108】ステップS1004では、Pサービスサー
バ200が変更された内容に従って、ユーザ情報テーブ
ルの該当する事項を更新する。
【0109】以上により、全てのユーザ登録処理が終了
する。なお、上記の新規登録処理では、図22のメニュ
ーから入力項目を逐次選択して必要事項を入力したが、
各入力画面を自動的に順次表示してユーザに必要事項を
入力させるいわゆるWizard形式を用いてもよい。
但し、登録内容の変更には、図32の如く所望の事項を
選択するメニューの方が望ましい。
【0110】<IP情報登録>Pサービスシステムにお
いて、IP情報を提供する情報提供者は、IP情報の内
容等をPサービスサーバ200又はIPサーバ300に
対して登録する必要がある。
【0111】この登録は、情報提供者が所有等する図示
しない端末(以下、情報提供者端末という。)から、W
ebを介してPサービスサーバ200又はIPサーバ3
00にアクセスすることにより行うか、又は、IP情報
の内容等を記録したCD−ROM等の記憶媒体をPサー
ビスシステムの運用者等に提出することにより行うこと
ができる。
【0112】以下、係るIP情報登録の手順を、情報提
供者がWebを介してPサービスサーバ200に登録す
る場合について説明する。
【0113】情報提供者が、情報提供者端末からPサー
ビスサーバ200のIP情報登録にアクセスすると、P
サービスサーバ200は、図19におけるステップS1
12の処理を実行し、その情報提供者のためのIP用の
Pコードを内部的に発番する。その後、ステップS11
3へ進み、IP情報登録処理を実行する。
【0114】図34は、IP情報登録処理のフローチャ
ートである。
【0115】このIP情報登録処理では、上述したユー
ザ登録処理と同様に、Pサービスサーバ200が、情報
提供者端末のディスプレイにIP情報登録のための諸画
面を表示し、いわゆるGUIにより情報提供者に登録事
項を逐次入力させる。
【0116】ステップS1010では、図35に示すダ
イヤログボックスが表示され、情報提供者がPサービス
システムの会員であるか否かを判断する。会員とは、予
め情報提供者としてPサービスシステムに別途申請した
もの者をいい、会員でなければIP情報を有料で提供す
ることはできない。なお、申請により会員番号とパスワ
ードが付される。
【0117】このダイヤログボックスにおいて、情報提
供者は、会員の場合は「はい」のラジオボタンをチェッ
クし、更に会員番号を入力する。非会員の場合は、「い
いえ」のラジオボタンをチェックする。「次へ」をクリ
ックすると、非会員の場合はステップS1011へ進
む。会員の場合は更に図36に示すダイヤログボックス
が表示され、パスワードの入力が要求される。情報提供
者が入力したパスワードが正常であればステップS10
12へ進む。
【0118】なお、各ダイヤログボックスでは、「次
へ」をクリックすると、入力された情報を保存して次の
処理へ進み、「戻る」をクリックすると、入力された情
報を保存して一つ手前の処理へ戻り、更に、「登録取り
消し」をクリックすると、入力された情報を保存せずに
最初のダイヤログボックスに戻る。これは以下の各処理
でも同様である。
【0119】ステップS1011では、図37に示すダ
イヤログボックスが表示され、非会員の情報提供者に、
当該情報提供者を特定するための住所、氏名、電話番号
等の情報を入力させる。不適切なIP情報の氾濫を排除
するためである。入力後、「次へ」をクリックすると、
ステップS1014へ進む。なお、入力後、会員の登録
を勧めるために図38に示すようなダイヤログボックス
を表示させ、Web上で会員登録手続きを行うことがで
きる。
【0120】ステップS1012では、図39に示すダ
イヤログボックスが表示され、会員である情報提供者
が、このIP情報登録において登録するIP情報を有料
とするか否かを確認する。有料とする場合、情報提供者
は、「印刷時有償にしたい」のチェックボックスをチェ
ックし、所望の課金を入力する(ステップS101
3)。無料とする場合は、チェックボックスをチェック
しない。いずれの場合においても「次へ」をクリックす
るとステップS1014へ進む。
【0121】ステップS1014では、図40に示すダ
イヤログボックスが表示され、登録したいIP情報の指
定を行う。情報提供者は、情報提供者端末に保存してあ
るIP情報の実体(コンテンツ)のファイル名を入力す
る。この場合、複数のファイル名を指定することもでき
る。
【0122】また、「ファイル指定」ボタンをクリック
することにより、図41に示すような情報提供者端末に
保存されたIP情報のファイルの一覧を表すダイヤログ
ボックスを表示させることもでき、この場合、情報提供
者は容易にIP情報のファイルを選択することができ
る。また、一旦選択したファイルを取り消す場合は、図
40に示すダイヤログボックスにおいてそのファイルを
指定した上で「削除」ボタンをクリックすればよい。図
40に示すダイヤログボックスにおいて、「次へ」を選
択するとステップS1015へ進む。
【0123】ステップS1015では、上記ステップS
1014で指定されたファイルの内容をプレビュー表示
し(図42)、情報提供者にこれを確認させる。確認
後、情報提供者が、「サーバーに転送」ボタンをクリッ
クすると、図43に示すようなダイヤログボックスが表
示され、指定されたファイルがPサービスサーバ200
へ転送される。転送後、ステップS1016へ進む。
【0124】ステップS1016では、転送したIP情
報のプロパティを設定する。プロパティの設定では、ま
ず、図44に示すダイヤログボックスが表示され、当該
IP情報の掲載開始日、有効期限(掲載期間)を設定す
ることができる。また、この設定においては、IP用の
Pコードの有効期限と、そのIP情報の有効期限とを別
々に設定することもできる。また、Pコードの有効期限
は図73で後述するようにIP情報の有効期限に所定期
間を加えることで自動的に付与されるようにしてもよ
い。図44のダイヤログボックスにおいて「次へ」を選
択すると、図45図に示すダイヤログボックスが表示さ
れ、別のプロパティを設定する。
【0125】ここでは、登録後にIP情報がPサービス
端末100から出力される場合に、そのサイズを変更す
ることを許容するか否かを設定する。
【0126】これは、Pサービス端末100の用紙の都
合や、複数のIP情報を一の用紙に出力する場合に、レ
イアウトの関係上、Pサービス端末100側でサイズを
縮小したい事態が生じ得るからである。この場合、サイ
ズの変更をPサービス端末100側で自由に行えること
とすれば、IP情報の内容如何により、プリントが不鮮
明となる場合等があるので、情報提供者が、文字サイズ
及び縮小率の許容範囲を設定することができるものとし
たものである。図45図のダイヤログボックスにおいて
「次へ」を選択すると、図46に示すダイヤログボック
スが表示され、更に別のプロパティを設定する。
【0127】ここでは、登録後にIP情報がPサービス
端末100から出力される場合に、広告情報が自動的に
付加されることを情報提供者において許容するか否かを
設定する。情報提供者は、「許可する」、「裏面なら許
可する」又は「一切許可しない」のいずれかのラジオボ
タンをチェックすることにより、これを選択することが
できる。この選択の範囲内において広告情報は付加され
ることとなる。図46のダイヤログボックスにおいて
「次へ」を選択すると、図47に示すダイヤログボック
スが表示され、更に別のプロパティを設定する。
【0128】ここでは、登録後のIP情報を特定の利用
者のみが利用できるようにパスワードを設定することが
できる。パスワードを設定する場合は、「パスワードを
設定する」のチェックボックスをチェックし、「パスワ
ード」欄に所望のパスワードを入力する。入力後、「次
へ」をクリックすると、図48に示すダイヤログボック
スが表示され、入力されたパスワードの誤入力を防止す
べく、再入力が要求される。「登録」ボタンをクリック
するとパスワードが保存される。パスワードを設定しな
い場合は、図47に示すダイヤログボックスにおいて何
もせずに「次へ」をクリックする。いずれの場合もその
後、図49に示すダイヤログボックスが表示され、更に
別のプロパティを設定する。
【0129】ここでは、広告検索処理で利用するため
に、登録すべきIP情報のジャンル、キーワード等を入
力する。入力する項目は、ここでは「ジャンル」、「サ
ブジャンル」及び「キーワード」からなる。「ジャン
ル」と「サブジャンル」とは、コンポボックスになって
おり、例えば、「ジャンル」欄の右端の矢印をクリック
すると、図50のダイヤログボックスに示すように、
「ジャンル」欄の項目の一覧が表示され、情報提供者は
この中から登録すべきIP情報に最も適合したカテゴリ
ーを選択することができる。また、「キーワード」欄に
は、登録したIP情報の具体的内容に関するキーワード
を任意に選択して入力することができる。更に、入力し
たキーワードは、「追加」ボタンで確定し、また、確定
したキーワードは「削除」ボタンで取り消すことができ
る。
【0130】なお、「広告とはネガティブなリンクを行
う」欄のチェックボックスをチェックすると、広告検索
処理時に、登録したIP情報の内容と不適切な関係にあ
る広告情報の選択を排除することができる。
【0131】また、図49に示すダイヤログボックスに
おけるプロパティの設定の代わりに、若しくは、これと
併用して、図51に示すダイヤログボックスにおけるプ
ロパティを設定することもできる。
【0132】図51に示すダイヤログボックスは、登録
したIP情報のタイトルとサマリを入力するものであ
る。このサマリは、広告検索処理で利用することの他、
情報サービスにおいて当該IP情報が要求された場合
に、直ちにIP情報の実体を利用者に提供するのではな
く、一旦、そのサマリを利用者に開示することにより、
利用者のIP情報選択の幅を広げ、或いは課金負担の軽
減に供することもできるものである。
【0133】以上で、ステップS1016におけるプロ
パティの設定は終了し、ステップS1017へ進む。
【0134】ステップS1017では、図52Aに示す
ダイヤログボックスが表示され、登録したIP情報をグ
ループ設定とするか否かを選択する。グループ設定と
は、一群のIP情報を相互に関連づけることをいい、同
一の対象の情報であってその内容が経時的に更新される
もの、例えば、プロ野球の結果、株式情報等、を取り扱
うために用いるものである。
【0135】情報提供者は、グループ設定を希望しない
ときは、「取り消し」ボタンをクリックし、この場合
は、ステップS1019へ進む。
【0136】グループ設定を希望する場合は、図52A
のダイヤログボックスにおいて登録したIP情報を既存
のグループに追加するか、新規のグループとするか、を
ラジオボタンにより選択する。
【0137】既存のグループに追加する場合は、更にそ
のリンク先のIP用のPコードを入力する。なお、「登
録するP−Code」欄に表示されているPコードは、
今回登録するIP情報に付与されたPコードである。
【0138】新規のグループを選択した場合、「OK」
ボタンをクリックすると、図52Bのダイヤログボック
スが表示され、そのタイトル、内容、更新予定を入力す
ることとなり、入力された各データは、最終的にIP情
報登録テーブル(図7)のFrame情報格納領域に格
納されることとなる。
【0139】いずれの場合も「OK」ボタンをクリック
すると図52Cのダイヤログボックスが表示され、グル
ープ設定の登録事項が表示される。この表示は今回登録
するIP情報を既存のグループに追加した場合のもので
ある。この表示において、「リンク番号:#77」とあ
るのは、今回登録したIP情報が、リンク先のIP用の
Pコードに付加部「#77」を付したPコードとしても
利用されること意味している。すなわち、グループ設定
したIP情報は、それ自体のIP用のPコードとして
も、リンク先のIP用のPコード(付加部で識別)とし
ても、アクセスできることとなり、後者は主として情報
の更新を行うために利用される。「OK」ボタンをクリ
ックすると、ステップS1019へ進む。
【0140】ステップS1019では、図53に示すダ
イヤログボックスが表示され、登録したIP情報に付与
されたIP用のPコードと共に、これまでに入力した事
項が一覧形式で表示される。情報提供者は、表示を確認
した上で、「登録」ボタンをクリックすると、ステップ
S1020へ進む。
【0141】ステップS1020では、Pサービスサー
バ200が、情報提供者に付与したIP用のPコードに
対応して上記各処理において入力された情報を図7に示
したIP情報登録テーブルに格納する。なお、この情報
はIPサーバ300に転送してIPサーバ300で保持
することもできる。
【0142】また、情報提供者が情報提供者端末からP
サービスサーバ200ではなく、IPサーバ300に対
してIP情報登録処理を行う場合も、概ね上述した手順
により登録が行われる。
【0143】この場合、Pサービスサーバ200は、予
めIPサーバ300に対して、利用可能なIP用のPコ
ードの領域を割り当てておき、IPサーバ300は、割
り当てられた領域のIP用のPコードの中から情報提供
者にIP用のPコードを付与することができ、IPサー
バ300は、少なくとも付与したPコードをPサービス
サーバ200に通知することにより、IP情報登録処理
を行うことができる。この点に付いては、図71乃至図
74により後述する。
【0144】以上により、全てのIP情報登録処理が終
了する。
【0145】<広告情報登録>Pサービスシステムにお
いて、広告情報を提供する広告提供者は、広告情報の内
容をPサービスサーバ200又はIPサーバ300に対
して登録する必要がある。
【0146】登録は、広告提供者が所有等する図示しな
い端末(以下、広告提供者端末という。)からWebを
介してPサービスサーバ200又はIPサーバ300に
アクセスすることにより行うか、又は、広告情報の内容
を記録したCDROM等の記憶媒体をPサービスシステ
ムの運用者に提出することにより行うことができる。
【0147】以下、係る広告情報登録の手順を、広告提
供者がWebを介してPサービスサーバ200に登録す
る場合について説明する。
【0148】広告提供者が、広告提供者端末からPサー
ビスサーバ200の広告情報登録にアクセスすると、P
サービスサーバ200は、図19におけるステップS1
14の処理を実行し、広告情報のためのPコードを内部
的に発番する。なお、このPコードは、専らPサービス
サーバ200の内部処理のために用いられるため、原則
として広告提供者には開示されない。
【0149】その後、ステップS115へ進み、広告情
報登録処理を実行する。
【0150】図54は、広告情報登録処理のフローチャ
ートである。
【0151】この広告情報登録処理では、上述したユー
ザ登録処理及びIP情報登録処理と同様に、広告提供者
端末のディスプレイに広告情報登録のための諸画面を表
示し、いわゆるGUIにより広告提供者に登録事項を入
力させる。
【0152】ステップS1050では、図55に示すダ
イヤログボックスが表示され、広告提供者がPサービス
システムの会員であるか否かを判断する。会員とは、予
め広告提供者として申請した者をいい、会員でなければ
広告情報を提供することはできない。広告掲載には課金
を伴うからである。なお、申請により会員番号とパスワ
ードが付与される。
【0153】このダイヤログボックスにおいて、広告提
供者は、会員の場合は「はい」のラジオボタンをチェッ
クし、更に会員番号を入力する。非会員の場合は、「い
いえ」のラジオボタンをチェックする。「次へ」をクリ
ックすると、非会員の場合はステップS1051へ進
む。会員の場合は、更に図56に示すダイヤログボック
スが表示され、パスワードの入力が要求される。広告提
供者が入力したパスワードが正常であればステップS1
052へ進む。
【0154】なお、各ダイヤログボックスでは、「次
へ」をクリックすると、入力された情報を保存して次の
処理へ進み、「戻る」をクリックすると、入力された情
報を保存して一つ手前の処理へ戻り、更に、「登録取り
消し」をクリックすると、入力された情報を保存せずに
最初のダイヤログボックスに戻る。これは以下の各処理
でも同様である。
【0155】ステップS1051では、図57に示すダ
イヤログボックスが表示され、非会員の広告提供者に、
当該広告提供者を特定するための情報を入力させる。上
述した通り、広告掲載には課金を伴うからである。入力
後、「次へ」をクリックすると、ステップS1052へ
進む。
【0156】ステップS1052では、図58に示すダ
イヤログボックスが表示され、登録したい広告情報の指
定を行う。広告提供者は、広告提供者端末に保存してあ
る広告情報の実体(コンテンツ)のファイル名を入力す
る。この場合、複数のファイル名を指定することもでき
る。「ファイル指定」ボタン及び「削除」ボタンの機能
は、上述したIP情報登録処理における図40の場合と
同様である。図58に示すダイヤログボックスにおいて
「次へ」を選択するとステップS1053へ進む。
【0157】ステップS1053では、指定されたファ
イルの内容をプレビュー表示し(図59)、広告提供者
にこれを確認させる。確認後、広告提供者が「次へ」ボ
タンをクリックすると、図60に示すようなダイヤログ
ボックスが表示され、指定されたファイルがPサービス
サーバ200へ転送される。転送後、ステップS105
4へ進む。
【0158】ステップS1054では、転送した広告情
報のプロパティを設定する。プロパティの設定では、ま
ず、図61に示すダイヤログボックスが表示され、当該
広告情報の掲載開始日、有効期限(掲載期限)を設定す
ることができる。図61のダイヤログボックスにおいて
「次へ」を選択すると、図62に示すダイヤログボック
スが表示され、別のプロパティを設定する。
【0159】ここでは、広告情報の掲載を要望するIP
情報とのリンクの方法を設定する。ダイヤログボックス
の表示に従って、地域、年齢層、性別、キーワード或い
は情報の内容、のいずれかにおいて共通するIP情報に
対して広告情報を掲載することを指定することができ、
例えば、図62の「地域」を選択し、「詳細設定」ボタ
ンをクリックすると、図63に示すダイヤログボックス
が表示され、具体的な地域の限定を設定することができ
る。図62のダイヤログボックスにおいて「次へ」を選
択すると、図64に示すダイヤログボックスが表示さ
れ、更に別のプロパティを設定する。
【0160】ここでは、先にPサービスサーバ200に
転送された広告情報のサイズ等が表示され、広告提供者
は、プリント時のサイズの指定、広告情報の縮小拡大の
可否、プリント位置等を指定することができる。例え
ば、印刷サイズの選択欄のコンポボックスについて、右
側の矢印をクリックすると、図65に示すようにプリン
トサイズの一覧が表示され、広告提供者は所望のプリン
トサイズを選択することができる。図64のダイヤログ
ボックスにおいて「次へ」を選択すると、図66に示す
ダイヤログボックスが表示され、更に別のプロパティを
設定する。
【0161】ここでは、プリントされる広告情報の掲載
方式を設定する。広告提供者は、所望の制限項目のチェ
ックボックスをチェックすることにより係る制限を課す
ことができる。なお、図示された制限項目のほかに、カ
ラー・白黒プリントに対応した内容の変更、プリントが
複数に渡る場合に同一位置での掲載、或いは、シリーズ
ものの広告情報の作成、等の制限を課すことも考えられ
る。図66のダイヤログボックスにおいて「次へ」を選
択すると、図67に示すダイヤログボックスが表示さ
れ、更に別のプロパティを設定する。
【0162】ここでは、広告情報の掲載に対する課金を
設定する。このダイヤログボックスにおいては、一回の
広告情報の掲載料が表示され、合計の課金の限度を、プ
リント回数又は掲載料の上限により指定することができ
る。この際、「最大印刷回数を指定する。」欄のラジオ
ボックスをチェックすると、その回数を更に指定でき、
同様に、「広告料金の上限を指定する。」欄のラジオボ
ックスをチェックすると、掲載料の上限を更に指定でき
る。
【0163】以上でステップS1054におけるプロパ
ティの設定は終了し、ステップS1055へ進む。
【0164】ステップS1055では、図68に示すダ
イヤログボックスが表示され、これまで入力した事項が
一覧形式で表示される。なお、Pコードは原則として表
示されない。広告提供者は、表示を確認した上で「登
録」ボタンをクリックすると、ステップS1056へ進
む。なお、「登録」ボタンをクリックした際、図69に
示すダイヤログボックスを表示し、広告提供者端末にお
いて登録された広告情報の明細の印刷を可能とすること
もできる。
【0165】ステップS1056では、Pサービスサー
バ200が、先に発番したPコードに対応して上記各処
理において入力された情報を図8に示した広告情報テー
ブルに格納する。また、IPサーバ300にこれを転送
することもできる。なお、Pサービスサーバ200は登
録された広告情報のプロパティ(広告情報テーブル)を
必ず保持するが、その実体(コンテンツ)自体はPサー
ビスサーバ200又はIPサーバ300のいずれに保持
してもよい。
【0166】また、情報提供者が情報提供者端末からP
サービスサーバ200ではなく、IPサーバ300に対
してIP情報登録処理を行う場合も、概ね上述した手順
により登録が行われる。
【0167】この場合、Pサービスサーバ200は、予
めIPサーバ300に対して、利用可能なPコードの領
域を割り当てておき、IPサーバ300は、割り当てら
れた領域のPコードの中からPコードを付与することが
でき、IPサーバ300は、付与したPコードとそのテ
ーブル情報を最終的にPサービスサーバ200へ転送す
ることにより、広告情報登録処理を行うことができる。
【0168】以上により、全ての広告情報登録処理が終
了する。
【0169】<Pコード発番処理>次に、図19のステ
ップS111、S112、S114で示されるPコード
の発番処理について説明する。
【0170】図70は、ステップS111に示される個
人用Pコードの発番手順を説明するフローチャートであ
る。
【0171】ユーザ情報登録を行うと、上述したGUI
に従った手順によりユーザの携帯電話番号、電話番号、
FAX番号のいずれかが入力される。個人用Pコードの
場合、これら入力された番号のうちの一つがPコードの
番号部(Pコード番号)に用いられることになる。本実
施形態では、携帯電話番号、電話番号、FAX番号の順
に優先順位が与えられている。従って、複数の番号がユ
ーザによって入力されていた場合には、Pコードの番号
部に用いられる番号はこの優先順位に従って決定され
る。例えば、携帯電話番号と、電話番号が入力されてい
た場合には、優先順位の高い携帯電話番号がPコードの
発番に用いられる。
【0172】携帯電話番号が入力されていた場合、処理
はステップS3001からステップS3004へ進み、
携帯電話番号を抽出する。また、携帯電話番号が入力さ
れておらず、電話番号が入力されていた場合は、ステッ
プS3002からステップS3005へ進み、当該電話
番号が抽出される。更に、FAX番号のみが入力されて
いた場合は、ステップS3003からステップS300
6へ進み、当該FAX番号を抽出する。携帯電話番号、
電話番号、FAX番号のいずれも入力されていない場合
は、ステップS3009のエラー処理へ進み、ユーザに
携帯電話番号、電話番号、FAX番号の少なくともいず
れかを入力するよう促す。
【0173】さて、ステップS3004〜S3006の
いずれかにおいて番号が抽出されると、ステップS30
07において抽出された番号が、使用済みの個人用Pコ
ードと重複していないかをチェックする。重複している
場合は、ステップS3009へ進み、その旨を通知す
る。一方、抽出された番号が個人用Pコード内でユニー
クであったならば、ステップS3007からステップS
3008へ進み、当該抽出された番号をPコードの番号
部に決定して、当該ユーザにPコードを割り当てる。
【0174】以上のようにして、個人用Pコードはユー
ザの携帯電話番号、電話番号、FAX番号に基づいて決
定される。
【0175】次に、図19のステップS112によるI
P用Pコードの発番について説明する。IP用Pコード
は、Pサービスサーバ200で発番される場合と、IP
サーバ300で発番される場合がある。
【0176】IPサーバ300で発番する場合は、予め
IPサーバに割り当てられたサイト番号(エクスターナ
ルコード)にインターナルコードを接続してPコードを
生成する。すなわち、各IPサーバは、Pサービスサー
バ200から割り当てられたサイト番号(エクスターナ
ルコード、図18を参照)を有する。そして、IP情報
の登録要求に応じてIPサーバ300がインターナルコ
ードを割り当て、エクスターナルコードとインターナル
コードを連結することで一つのPコードを得る。従っ
て、以下では、まず、IPサーバへのエクスターナルコ
ードの割り当て処理を説明し、その後、IP用Pコード
の発番処理を説明することにする。
【0177】図71はPサービスサーバ200が他のサ
イトにPコードのエクスターナルコードを割り当てる手
順を説明するフローチャートである。
【0178】ステップS3021において、サイトより
Pコード要求を受信すると、ステップS3022におい
てサイト規模を決定する(IPサーバからの規模の要求
に応じて決定される)。サイト規模が決定すると、図1
8の第17ビットから第20ビットの4ビットが決定す
る(コードの割り当て対象が外部サーバであるから第1
7ビット(サーバ識別ビット)は当然「0」となる)。
次に、ステップS3023において、ステップS302
2において決定されたサイト規模に応じて決まるエクス
ターナルコード部分のコード値を決定する。例えば、サ
イト規模が中規模であった場合は、図18に示されるよ
うに、第21ビットから第36ビットがエクスターナル
コード用のビットとなり、16ビットで表されるコード
値が決定されるのである。ここで決定されるコード値
は、もちろんその時点で他のサイトに割り当てられてい
ないコードである。
【0179】図72は本実施形態で用いるPコード使用
登録テーブルのデータ構成を示す図である。このPコー
ド使用登録テーブルはPサービスサーバ200によって
保持されるものであり、図示のように、極小規模、小規
模、中規模、大規模、極大規模の各サイト規模毎に、既
にサイト(IPサーバ)に割り当てられたエクスターナ
ルコードとサイトのURLとを対応付けて登録してあ
る。上記ステップS3023ではこのPコード使用登録
テーブルを参照して、未使用のエクスターナルコードを
検出し、割り当てるべきエクスターナルコードに決定す
る。ここで、エクスターナルコードと対応づけて登録す
る情報は、IPサーバ内の情報を格納しているデータベ
ースを特定し得る情報、すなわちデータベースの識別情
報(アドレス)であればよく、URLに限るものではな
い。これはシステムにおいてPコードの指定に対して提
供する情報が、Web上に置かれたものでない場合もあ
るからである。
【0180】ステップS3024では、以上のステップ
S3022とステップS3023において決定された値
をエクスターナルコードとしてPコード要求元のサイト
へ通知する。こうして、Pコードを要求したサイトはP
サービスサーバ200よりPコード(エクスターナルコ
ード)を受け取り、サイト規模に応じた個別情報ID用
ビット(インターナルコード)を用いて、IP情報に対
するPコードの発番を行えるようになる。
【0181】ステップS3025では、図72に示した
Pコード使用登録テーブルを更新する。即ち、ステップ
S3022とステップS3023において決定した値と
Pコード要求元のサイトのURLを対応付けて、図72
に示すPコード使用登録テーブルに登録する。なお、後
にPサービス端末100からIP用Pコードが指定され
た場合には、Pサービスサーバ200はこのPコード使
用登録テーブルを参照することにより、当該指定された
Pコードをどのサイトへ通知して情報を得ればよいかを
知ることができる。
【0182】次に、IP情報の登録要求を受けたサーバ
(PサービスサーバもしくはIPサーバ)におけるPコ
ードの発番処理を説明する。以下の処理例では、各Pコ
ードの有効期限を登録したPコード使用テーブルを用い
てPコードの発番を行う。
【0183】図73はPコード使用テーブルのデータ構
成を示す図である。各IPサーバは図73に示されるよ
うなPコード使用テーブルを保持して、Pコード発番時
にこれを参照する。Pコード使用テーブルには、Pコー
ドの番号部(IPサーバであればエクスターナルコード
とインターナルコードを接合した番号、Pサービスサー
バ200であれば第17〜55ビットで表わされる番
号)と、当該コードの有効期限が登録されている。な
お、コードの有効期限は、図7のIP情報登録テーブル
に示される「コードの有効期限」と同一のデータであ
る。コードの有効期限には、IP情報登録時に、情報提
供者が図44のGUIにて設定した日付が登録されてい
る。或いは、IP情報登録において情報提供者が設定し
た情報の有効期限から所定の期間後の期日、例えば3ヶ
月後が自動的に設定される。このようにすることで、P
コードの未使用期間が与えられることになり、ある日を
境に同一のPコードが割り当てられた内容が大きく変化
してしまうような不具合を避けることができる。なお、
一つのサイトにおいてエクスターナルコードは共通であ
るから、Pコード使用テーブルの「Pコードの番号部」
の欄には、インターナルコードのみを記録するようにし
てもよいであろう。
【0184】Pサービスサーバ200においては、Pコ
ードの番号部は識別ビットと39ビットのコード部とで
構成されるので、「Pコードの番号部」の欄には、この
39ビットで表されるコードを登録すればよい。
【0185】図74はIP用コードの発番処理を説明す
るフローチャートである。IP情報の登録要求を受けて
図19のステップS112が実行されると、まず、ステ
ップS3041において、上述のPコード使用テーブル
を参照して、当該サーバにおいて使用可能なPコードを
検出する。ステップS3042では、使用可能なPコー
ドの中から1つのPコードを決定してこれを当該IP情
報に割り当てる。ここで、IPサーバがPコードを割り
当てる場合は、上述したPコード使用テーブルを検索し
て未使用のインターナルコードを獲得し、これと当該I
Pサーバのエクスターナルコード、クラス分類コード
(サイト規模を示すコード)及びサーバ識別ビット(=
0)とを連結して情報に付与すべく発番するPコードを
決定する。一方、Pサービスサーバ200がPコードを
割り当てる場合は、図18に示すように、識別ビット
(第17ビット=1)に39ビットの未使用コードを接
続することでPコードを得る。
【0186】なお、未使用のPコードとは、「コードの
有効期限」が切れているものであるが、この未使用の判
断は、発番の時点で、テーブルに格納されているコード
の有効期限が過ぎているPコードを検索してもよいし、
或いは、常に年、月、日等の時間情報とテーブル内のコ
ードの有効期限とを比較し、コードの有効期限を過ぎた
時点で未使用識別子をテーブル内に格納するようにして
もよい。
【0187】次に、ステップS3043において、当該
サーバ内のPコード使用テーブルを更新する。即ち、新
たに割り当てたPコードとそのPコードの有効期限をI
P情報登録時に指定された期限にセットする、或いは、
情報提供者により設定された当該IP情報の所定期間後
(例えば3ヶ月後等)にセットする。
【0188】以上のようにしてIP用Pコードが発番さ
れる。なお、IP用Pコードの発番時にはコードの有効
期限が参照されるが、指定されたIP用Pコードに対応
する情報の取り出しに際しては、現時点が当該Pコード
のIP情報登録テーブル(図7)に登録された「掲載開
始日」と「情報の有効期限」との範囲にあるかがチェッ
クされることになる。
【0189】なお、本例では、発番処理を高速に行うた
めに図73に示すようなテーブルを用意するが、図7に
示すようなIP情報登録テーブルにコードの有効期限が
登録されているので、これを参照して発番するようにし
てもよいことは明らかであろう。また、例えば、当該サ
ーバ内で使用可能なIPコードを情報登録用に仮発番
し、IP情報登録テーブルに登録されているコードの有
効期限を参照して仮発番したコードが使用可能かどうか
を判定するようにしてもよい。この場合、仮発番された
発番の時点(年、月、日等)がコードの有効期限内であ
るか否かを判断し、コードの有効期限を過ぎていると判
断される場合には当該IP用コードの発番を禁止して、
異なるIP用コードの仮発番と、先の判断とを、最終的
にIP用Pコードが発番されるまで繰り返す。
【0190】なお、広告情報に対するPコードの発番は
基本的にIP情報に対するPコードの発番方法と同様で
ある。
【0191】<ユーザへのPコード通知>次にユーザへ
のPコードの通知方法について説明する。 受信サービ
スに第3者がデータの登録を行った場合、受信サービス
のデータが印刷データとしてPサービス端末100によ
って受け取られた場合、及び受信サービスのデータが印
刷される前に有効期限切れになる場合にはユーザにPコ
ードが通知される。受信サービスにデータが登録された
ときには、携帯端末400に対して図113に示される
情報が通知される。
【0192】画面2401は携帯端末400における受
信サービスの通知画面である。2402は受信サービス
に受信された情報に対するPコードを表示している。不
図示のカーソルを2403に示される[印刷端末指定]
に置いて、2404に示される[選択]を実行する事に
より、受信された印刷情報をユーザの指定したPサービ
ス端末100に先送りしておくことができる。これを実
行すると図114で示される印刷先端末指定画面が表示
される。
【0193】2405に示される[戻る]を実行すると
受信通知画面を表示する前の状態、例えば携帯端末のメ
ーラーのメール一覧表示等に戻る。
【0194】図114で示される画面2406は携帯端
末400における印刷先端末指定の初期画面である。2
407(a〜e)に示されるのは、印刷先端末の検索方
法であり、いずれかに不図示のカーソルを置いて、24
08の[選択]を実行することにより検索方法の指定が
行える。検索方法には例えば店舗の電話番号から、住所
から、地図から、最寄の駅・交差点から、等があり、他
にも現在携帯端末のいる位置を自動的に測定して最寄の
端末を検索する方法等が考えられる。2409に示され
る[戻る]を実行すると以前に表示されていた画面、例
えば通知画面2401等に戻る。
【0195】図115に示される画面2410は印刷先
端末の検索結果を示す画面であり、2411に示される
のは検索結果の印刷先端末の住所である。結果は他にも
店名等識別しやすいもので表示することも考えられる。
2411に示される検索結果のいずれかに不図示のカー
ソルを置いて、2412の[選択]を実行することによ
り印刷先端末が指定され、図116で示される印刷先端
末の確認画面2414が表示される。2413に示され
る[戻る]を実行すると以前に表示されていた画面、例
えば検索画面等に戻る。
【0196】図116の画面2414において、241
5に示される印刷先として指定するに不図示のカーソル
を置いて、2417の[選択]を実行することにより印
刷先端末の指定が確認され、図117の先送り確認画面
2419が表示される。2416に示される[位置を確
認する]に不図示のカーソルを置いて、2417の[選
択]を実行することにより端末への案内図等が表示され
る。2418に示される[戻る]を実行すると以前に表
示されていた画面、例えば印刷先端末の検索結果の画面
2410等に戻る。
【0197】図117の画面2419は印刷先端末に先
送りを行う確認の画面である。2420に示される[了
解]に不図示のカーソルを置いて、2421の[選択]
を実行することにより指定された印刷先端末に先送りが
行われる。2422に示される[戻る]を実行すると以
前に表示されていた画面、例えば印刷先端末の確認画面
2414等に戻る。
【0198】Pサービス端末100に先送りされた受信
サービスのデータが印刷データとしてユーザの指定した
Pサービス端末100によって受領された場合、受領し
たPサービス端末100もしくはPサービスサーバー2
00から携帯端末400に対して図118に示される情
報が通知される。
【0199】図118に示される画面2423は携帯端
末400における印刷データの受領通知画面である。2
424に示される[印刷先端末指定]に不図示のカーソ
ルを置いて、2425の[選択]を実行することにより
図114で示される印刷先端末指定画面2406が表示
され、以下上述の手順により同様に印刷先端末の変更を
行うことができる。2427に示される[印刷取消し]
に不図示のカーソルを置いて、2425の[選択]を実
行することによりユーザーによって指定されていた印刷
先端末の指定および印刷データの先送りを取り消すこと
が出来る。2426に示される[戻る]を実行すると受
領通知画面を表示する前の状態、例えば携帯端末のメー
ラーのメール一覧表示等に戻る。
【0200】受信サービスのデータが印刷される前に有
効期限切れになる場合、携帯端末400に対して図11
9に示される情報が通知される。
【0201】図119に示される画面2428は携帯端末
400における受信サービスのデータの有効期限の通知
画面である。2429に示されるのは印刷をしないまま
有効期限を迎えつつある受信データのPコードの表示で
ある。2429に示されるPコードに不図示のカーソル
を置いて、2430の[選択]を実行することにより図
120のPコード情報画面が表示される。2431に示
される[戻る]を実行すると有効期限通知画面を表示す
る前の状態、例えば携帯端末のメーラーのメール一覧表
示等に戻る。
【0202】図120の画面2432はPコード情報画
面である。2433に示されるのは印刷先端末の指定で
あり、これに不図示のカーソルを置いて、2430の
[選択]を実行することにより図114で示される印刷
先端末指定画面2406が表示され、同様に印刷先端末
の変更を行うことができる。2434に示される[印刷
取消し]に不図示のカーソルを置いて、2435の[選
択]を実行することによりユーザーによって指定されて
いた印刷先端末の指定および印刷データの先送りを取り
消すことが出来る。2436に示される[戻る]を実行
するとPコード情報画面を表示する前の状態、例えば受
信サービスのデータの有効期限の通知画面2428等に
戻る。
【0203】図121は受信サービスに情報が登録され
たときの送付先ユーザへの通知方法を示したフローであ
る。情報の登録フローについては後述し、ここでは通知
に関してのみ説明する。
【0204】ステップS4001にてPサービスサーバ
200は通知するユーザのユーザ情報(図9)を取得す
る。ステップS4002にてPサービスサーバ200は
図9に示すユーザ情報テーブル内の通知先を検索し、通
知先が定義されているかどうかを判定する。通知先が定
義されていなかった場合には通知処理は終了する。通知
先が定義されていた場合にはステップS4003にてP
サービスサーバ200は送付先ユーザの通知先を取得す
る。ステップS4004にてPサービスサーバ200は
図9に示すユーザ情報テーブルより標準出力先情報を取
得する。出力先が指定されている場合、ステップS40
05にて出力先に指定されているPサービス端末100
に送付先ユーザの通知先を転送する。ステップ4006
にてPサービス端末100はPサービスサーバ200よ
り転送された通知先にデータの登録が終了した事を通知
する。ステップS4004にて標準出力先が定義されて
いなかった場合にはPサービスサーバ200はPサービ
スサーバ200内に情報が登録された事を通知先に対し
て通知する。
【0205】図122はPサービス端末100から有効
期限切れをユーザに通知する方法を示したフローであ
る。この処理は全てのPサービス端末100について毎
日一定時刻になると行われる。
【0206】ステップS4010にてPサービス端末1
00は図3Bに示すローカル端末の持つテーブルからP
コード情報を取得する。ステップS4011にてPコー
ド情報が通知先指定されているか判定する。通知先指定
されていない場合にはステップS4016に移る。通知
先指定されている場合にはステップS4012にてPサ
ービス端末100はそのPコード情報の印刷ステータス
が0であるか判定する。印刷ステータスは情報が登録さ
れた時点では0であり、その後印刷されるたびに1加算
される。つまり印刷ステータスが0というのはこの情報
が登録されてから1度も印刷されていない事を示す。印
刷ステータスが0でなければステップS4016に移
る。印刷ステータスが0の場合、ステップS4013に
てPサービス端末100はこの情報の有効期限が2日後
になっているか判定する。有効期限が2日後でなけれ
ば、ステップS4016に移る。有効期限が2日後の場
合、ステップS4014にてPサービス端末100はこ
のPコード情報の通知先を取得する。更にステップS4
015にてPサービス端末100は取得された通知先に
対して情報の有効期限が迫っている事を通知する。ステ
ップ4016にて次のPコード情報があるか判定する。
次の情報があればステップS4010に戻り、その情報
を取得する。次の情報がなければ処理を終了する。
【0207】図123はPサービスサーバ200から有
効期限切れをユーザに通知する方法を示したフローであ
る。この処理はPサービスサーバ200に登録されてい
る全てのユーザ情報テーブルに対して毎日一定時刻にな
ると行われる。
【0208】ステップS4020にてPサービスサーバ
200は図9に示すユーザ情報テーブルを取得する。ス
テップS4021にてPサービスサーバ200はユーザ
情報テーブル内の受信サービスのレコードを検索する。
レコードがなければこのユーザは受信サービスを使用し
ていないとみなし、処理を終了する。受信サービスのレ
コードがあれば、ステップS4022にてPサービスサ
ーバ200はこのユーザが通知指定を行っているか判定
する。通知指定を行っていないユーザに対しては処理を
終了する。通知指定を行っているユーザの場合、ステッ
プS4023にてこのユーザが出力先指定を行っている
か判定する。出力先指定を行っている場合、有効期限切
れの通知はPサービス端末100が行うので、処理を終
了する。出力先指定がない場合、ステップS4024に
てPサービスサーバ200は受信データがあるか判定す
る。受信データがなければ処理を終了する。受信データ
がある場合、ステップS4025にてPサービスサーバ
200は受信データを取得する。ステップS4026に
てPサービスサーバ200は取得された受信データの印
刷ステータスが0か判定する。印刷ステータスは情報が
登録された時点では0であり、その後印刷されるたびに
1加算される。つまり印刷ステータスが0というのはこ
の情報が登録されてから1度も印刷されていない事を示
す。印刷ステータスが0でなければステップS4030
に移る。印刷ステータスが0の場合、ステップS402
7にてPサービスサーバ200はこの情報の有効期限が
2日後になっているか判定する。有効期限が2日後でな
ければ、ステップS4030に移る。有効期限が2日後
の場合、ステップS4028にてPサービスサーバ20
0はこのPコード情報の通知先を取得する。更にステッ
プS4029にてPサービスサーバ200は取得された
通知先に対して情報の有効期限が迫っている事を通知す
る。ステップ4030にて次の受信サービスの情報があ
るか判定する。次の情報があればステップS4025に
戻り、その情報を取得する。次の情報がなければ処理を
終了する。
【0209】次に情報通知時に携帯端末400で出力先
の変更を行った場合の処理を図124を用い説明する。
【0210】S4040にてPサービスサーバ200は
出力先を変更するPコードを取得する。この情報は携帯
端末400より通知される。ステップS4041にてP
サービスサーバ200は図11Bに示される受信サービ
ス用Pコードテーブルから印刷情報の送られている端末
IDを取得する。ステップS4042にてPサービスサ
ーバ200は前記端末IDで示されるPサービス端末1
00に対して前記Pコードで示される印刷情報の削除要
求を通知し、Pサービス端末100はPサービスサーバ
200からの要求に応じて図3Bで示される該当Pコー
ド情報を108aに示すディスクユニット内の先読み印
刷データ登録部から削除する。ステップS4043にて
Pサービスサーバ200は図11Bに示す受信サービス
用Pコードテーブルから該当Pコードの端末IDに変更
先端末IDを登録する。この情報は携帯端末400より
通知される。ステップ4044にてPサービスサーバ2
00は新たに指定されたPサービス端末100に対して
前記Pコード情報の印刷情報、及び有効期限や通知先を
示すプロパティを送付する。Pサービス端末100はP
サービスサーバ200から送付されたPコード情報を1
08aに示すディスクユニット内の先読み印刷データ登
録部に登録する。この時図3Bに示すテーブルが作成さ
れ、印刷ステータスには0が登録される。ステップS4
045にてPサービス端末100は図3Bに登録されて
いる通知先に対して情報が転送された事を通知する。
【0211】<各種サービスの説明>次に、ステップS
116の情報取得処理(以下、情報サービスとする)、
ステップS117のメールデータ取得処理(以下、メー
ルサービスとする)、ステップS118のパーソナル情
報取得処理(以下、パーソナル情報サービスとする)、
ステップS119の受信データの取得処理(以下、受信
サービス(登録された情報の受信)とする)、ステップ
S120の配信データの取得処理(以下、配信サービス
(登録された情報の受信)とする)、ステップS121
の配信用情報の登録処理(以下、配信サービス(情報の
登録)とする)の詳細及び各処理を実行する場合のPサ
ービス端末100のタッチパネル104上に表示される
表示画面例について説明する。
【0212】まず、各種サービスを実行するための初期
画面について、図75を用いて説明する。
【0213】図75において、初期画面2000内に
は、ボタン2001〜ボタン2004が配置されてい
る。これらのボタンの内、情報サービス、メールサービ
ス、パーソナル情報サービス、受信サービス(登録され
た情報の受信)、配信サービス(登録された情報の受
信)を行う場合には、ボタン2001〜ボタン2003
のいずれかを用いて各サービスを実行するためのPコー
ドを入力する。ボタン2001は、タッチパネル104
を用いてPコードを入力する場合に押下する。ボタン2
002は、携帯端末400を用いてPコードを入力する
場合に押下する。ボタン2003は、バーコードリーダ
107を用いてPコードを入力する場合に押下する。ボ
タン2004は、後述する受信サービス(情報の登
録)、配信サービス(情報の登録)を行う場合に押下す
る。
【0214】初期画面2000内のボタン2001が押
下されると、図76に示す画面2005を表示する。
【0215】画面2005は、Pコードの入力画面であ
り、情報サービス、メールサービス、配信サービス(登
録された情報の受信)、パーソナル情報サービス等の各
種サービスを実行するためのPコードを入力する。
【0216】画面2005において、2006はテンキ
ー群であり、このテンキー群2006の各テンキーを用
いて所望のPコードを入力する。入力されたPコード
は、領域2007に表示される。そして、入力が完了
し、入力されたPコードを了解する場合にはボタン20
08を押下する。また、入力されたPコードを取り消す
場合にはボタン2009を押下し、領域2000に表示
されたPコードを消去する。また、入力されたPコード
を訂正する場合にはボタン2010を押下し、領域20
07上にカーソル(不図示)を用いて訂正対象のPコー
ドを訂正する。ボタン2011は、海外の情報に関する
Pコードを入力する場合に押下する。
【0217】ボタン2008が押下されると、入力され
たPコードの構成を判定し、その判定結果に基づいて、
情報サービス、メールサービス、配信サービス(登録さ
れた情報の受信)、パーソナル情報サービス等の各種サ
ービスを実行するための画面、あるいは図77に示す画
面2012を表示する。また、入力されたPコードの有
効期限が切れている場合には、その旨を示す画面(不図
示)を表示する。
【0218】図77の画面2012には、パスワードを
入力するためのテンキー群2013と、ボタン2015
〜2017が配置されている。また、領域2014に
は、パスワードの入力に応じて*印が表示される。
【0219】パスワードの入力が完了した後に、ボタン
2015を押下すると、図76の画面2005で入力さ
れたPコードの構成の判定結果に基づいて、情報サービ
ス、メールサービス、受信サービス(登録された情報の
受信)、配信サービス(登録された情報の受信)、パー
ソナル情報サービスの各種サービスを実行するための画
面が表示される。尚、本実施形態では、入力されたPコ
ードに4桁毎に区切られたハイフンがないPコードを
「電話番号」と判定する。
【0220】判定の結果、入力されたPコードが電話番
号(#付)である場合、メールサービスを実行するため
の画面を表示する。この画面の詳細については、後述す
る。また、入力されたPコードが電話番号(−付)であ
る場合、配信サービス(登録された情報の受信)を実行
するための画面を表示する。
【0221】また、入力されたPコードが非電話番号で
ある場合、情報サービスを実行するための画面を表示す
る。
【0222】また、入力されたPコードが電話番号(#
#付)である場合、パーソナル情報サービスを実行する
ための画面を表示する。
【0223】また、入力されたPコードが電話番号(−
−付)である場合、受信サービス(登録された情報の受
信)を実行するための画面を表示する。
【0224】一方、図75の初期画面2000内のボタ
ン2002が押下されると、図78に示す画面2018
を表示する。
【0225】画面2018は、携帯端末400によるP
コードの入力画面である。入力の完了後、ボタン201
9を押下すると、入力されたPコードの構成を判定し、
その判定結果に基づいて、情報サービス、メールサービ
ス、受信サービス(登録された情報の受信)、配信サー
ビス(登録された情報の受信)、パーソナル情報サービ
スの各種サービスを実行するための画面、あるいは図7
7に示す画面2012を表示する。また、入力されたP
コードの取り消しを行う場合には、ボタン2020を押
下する。また、入力されたPコードの有効期限が切れて
いる場合には、その旨を示す画面(不図示)を表示す
る。
【0226】一方、図75の初期画面2000内のボタ
ン2003が押下されると、図79に示す画面2021
を表示する。
【0227】画面2021は、バーコードリーダ107
によるPコードの入力画面である。入力の完了後、ボタ
ン2022を押下すると、入力されたPコードの構成を
判定し、その判定結果に基づいて、情報サービス、メー
ルサービス、受信サービス(登録された情報の受信)、
配信サービス(登録された情報の受信)、パーソナル情
報サービスの各種サービスを実行するための画面、ある
いは図77に示す画面2012を表示する。また、入力
コードの取り消しを行う場合には、ボタン2023を押
下する。また、入力されたPコードの有効期限が切れて
いる場合には、その旨を示す画面(不図示)を表示す
る。
【0228】次に、入力されたPコードの構成の判定結
果に基づいて表示される画面について説明する。
【0229】まず、入力されたPコードが非電話番号で
ある場合に表示される情報サービスを実行するための画
面について、図80を用いて説明する。
【0230】画面2025では、入力されたPコードが
IP用Pコードである場合に、そのIP用Pコードに対
応する情報の内容を表示するための画面である。具体的
には、領域2027に、Pコードとそれに対応する情報
のタイトル、頁数、印刷料金、印刷条件(本実施形態で
は、特に、カラー/白黒の印刷の指定及び印刷の有無を
印刷条件として指定可能であり、それぞれボタン202
7a〜2027cが用意されている)が表示される。
【0231】領域2028は、領域2027に表示され
る情報を印刷する場合に発生する課金情報を表示する領
域である。領域2028には、ボタン2028aが配置
されており、印刷する情報とあわせて広告を掲載する場
合に押下する。このボタン2028aが押下されると、
広告の掲載条件を設定するための図82に示す画面を表
示する。この画面の詳細については、後述する。
【0232】ボタン2029は、印刷対象の情報の印刷
プレビュー表示を実行する場合に押下する。ボタン20
30は、印刷対象の情報を印刷する場合に押下する。ボ
タン2031は、前画面に戻る場合に押下する。ボタン
2032は、画面2025の表示で設定される設定内容
を取り消す場合に押下する。ボタン2026は、Pコー
ドを更に入力する場合に押下し、このボタン2026が
押下されると、図76の画面2005を再表示する。
【0233】ボタン2029が押下されると、図81に
示す画面2033を表示する。
【0234】画面2033において、領域2034は、
印刷対象の情報の内容を表示するプレビュー領域であ
る。ボタン2035は、印刷対象の情報の次頁を表示す
る場合に押下する。ボタン2036は、印刷対象の情報
の前頁を表示する場合に押下する。ボタン2037は、
メイン画面(本実施形態では、図80の画面2025)
に戻る場合に押下する。
【0235】一方、図80の画面2025内のボタン2
028aが押下されると、図82に示す画面2038を
表示する。
【0236】画面2038は、印刷対象の情報と一緒に
掲載する広告の掲載条件を設定するための画面である。
図82に示されるように、画面2038内には、掲載条
件の設定項目群(本実施形態では、「記事の空いたスペ
ースに印刷」、「裏面に印刷」、「もう1ページ印
刷」)が表示され、各項目の実行の有無をボタン群20
39で指定することが可能となっている。ボタン204
0は、設定した掲載条件を了解する場合に押下する。ボ
タン2041は、設定した掲載条件を取り消す場合に押
下する。
【0237】尚、画面2038では、広告の掲載条件を
ユーザが設定可能としているが、Pサービスサーバ20
0が、印刷対象の情報を印刷する場合の課金がなくなる
ように、印刷対象の情報に対して適切な広告を検索し、
その検索された広告と印刷対象の情報とで構成される印
刷データを生成するようにしても良い。このPサービス
サーバ200による広告検索処理については、後述す
る。
【0238】次に、入力されたPコードが電話番号(#
付)である場合に表示されるメールサービス、入力され
たPコードが電話番号(−付)である場合に表示される
配信サービス(登録された情報の受信)を実行するため
の画面について、図83を用いて説明する。ここでは、
メールサービスを実行するための画面について説明す
る。
【0239】画面2042は、入力コードが示す個人用
Pコードに対応するユーザのメールの内容を表示するた
めの画面である。具体的には、領域2046に、入力さ
れたPコード内のSuffix(#n、n:0、1、
2、…)とそれに対応するメールのサブジェクト(Su
bject)、送信者、頁数、印刷条件(本実施形態で
は、特に、カラー/白黒の印刷の指定及び印刷の有無を
印刷条件として指定可能であり、それぞれボタン204
6a〜2046cが用意されている)が表示される。
【0240】領域2047は、領域2046内の印刷対
象のメールの印刷内容を表示する領域である。これに加
えて、上述の図80の画面2025内のボタン2028
aを表示して、ユーザがメールと一緒に広告を掲載する
ことを設定可能としても良いし、印刷対象のメールに対
する適切な広告をPサービスサーバ200が検索するよ
うにしても良い。
【0241】ボタン2048は、印刷対象のメールの印
刷プレビュー表示を実行する場合に押下する。このボタ
ン2048が押下された場合、上述した図81の画面を
表示する。ボタン2049は、印刷対象のメールの印刷
オプションを設定する場合に押下する。このボタン20
49が押下されると、印刷オプションを設定するための
図84Aに示す画面を表示する。この画面の詳細につい
ては、後述する。ボタン2050は、印刷対象のメール
を印刷する場合に押下する。ボタン2051は、前画面
に戻る場合に押下する。ボタン2052は、画面204
2の表示で設定される設定内容を取り消す場合に押下す
る。
【0242】ボタン2043は、Pサービスサーバ20
0で管理されているメールを全部印刷する場合に押下す
る。ボタン2044は、領域2046に表示しきれない
メールの内、Suffixが小さい番号のメールの内容
を表示する場合に押下する。ボタン2046は、領域2
046に表示しきれないメールの内、Suffixが大
きい番号のメールの内容を表示する場合に押下する。
【0243】尚、本実施形態では、入力されたPコード
である電話番号に付加されているSuffix(#n)
の番号が「0」の場合には、領域2046に示すよう
に、Suffixの番号に対応するメールを表示可能な
だけ表示する。また、Suffixの番号が「0」以外
の場合には、その番号と一致するSuffixに対応す
るメールを表示する。また、入力されたPコードが電話
番号(−付)である場合に表示される配信サービス(登
録された情報の受信)を実行するための画面の場合は、
領域2046には、配信サービスで登録された情報の内
容が、メールの内容を表示する場合と同様に、Suff
ixの番号に応じて、その表示が制御される。尚、不図
示であるが、メール情報の場合に印刷しなくてもメール
を削除できる機能が提供されていることは言うまでもな
い。
【0244】ボタン2049が押下されると、図84A
に示す画面2053を表示する。
【0245】画面2053は、印刷対象のメールの印刷
オプションを設定するための画面である。図84Aに示
されるように、画面2053内には、印刷オプションと
して設定可能な項目群(本実施形態では、「メールは同
じ紙に続けて印刷」、「できるだけ小さい文字で詰めて
印刷」)が表示され、各項目の実行の有無をボタン群2
054で指定することが可能となっている。ボタン20
55は、設定した印刷オプションを了解する場合に押下
する。ボタン2056は、設定した印刷オプションを取
り消す場合に押下する。
【0246】次に、入力されたPコードが電話番号(−
−付)である場合に表示される受信サービス(登録され
た情報の受信)を実行するための画面について、図84
Bを用いて説明する。
【0247】画面2137は、入力コードが示す個人用
Pコードに対応するユーザの受信データの内容を表示す
るための画面である。具体的には、領域2141に、入
力されたPコード内のSuffix(――n、n:0、
1、2、…)とそれに対応する受信箱のタイトル、送信
者、頁数、印刷条件(本実施形態では、特に、カラー/
白黒の印刷の指定及び印刷の有無を印刷条件として指定
可能であり、それぞれボタン2142a〜2142cが
用意されている)が表示される。
【0248】領域2144は、領域2141内の印刷対
象の受信データの印刷内容を表示する領域である。これ
に加えて、上述の図80の画面2025内のボタン20
28aを表示して、ユーザが受信データと一緒に広告を
掲載することを設定可能としても良いし、印刷対象の受
信データに対する適切な広告をPサービスサーバ200
が検索するようにしても良い。
【0249】ボタン2143は、印刷対象の受信データ
の印刷プレビュー表示を実行する場合に押下する。この
ボタン2143が押下された場合、上述した図81の画
面を表示する。ボタン2145は、印刷対象の受信デー
タを印刷する場合に押下する。ボタン2146は、前画
面に戻る場合に押下する。ボタン2147は、画面21
37の表示で設定される設定内容を取り消す場合に押下
する。
【0250】ボタン2138は、Pサービスサーバ20
0で管理されている受信データを全部印刷する場合に押
下する。ボタン2139は、領域2141に表示しきれ
ない受信データの内、Suffixが小さい番号の受信
データの内容を表示する場合に押下する。ボタン214
0は、領域2141に表示しきれない受信データの内、
Suffixが大きい番号の受信データの内容を表示す
る場合に押下する。
【0251】尚、本実施形態では、入力されたPコード
である電話番号に付加されているSuffix(−−
n)の番号が「0」の場合には、領域2141に示すよ
うに、Suffixの番号に対応する受信データを表示
可能なだけ表示する。また、Suffixの番号が
「0」以外の場合には、その番号と一致するSuffi
xに対応する受信データを表示する。
【0252】次に、入力されたPコードが電話番号(#
#付)である場合に表示されるパーソナル情報サービス
を実行するための画面について、図85を用いて説明す
る。
【0253】画面2057は、入力されたPコードが示
す個人用Pコードである場合に、その個人用Pコードに
対応する情報の内容を表示するための画面である。具体
的には、領域2061に、入力されたPコード内のSu
ffix(##m、m:0、1、2、…)とそれに対応
する情報の内容、頁数、印刷の有無を設定するボタン2
061a、2061bが表示される。
【0254】領域2062は、領域2061内の印刷対
象の情報の印刷内容を表示する領域である。
【0255】尚、Suffix(##m)で管理される
情報群をフレームと呼ぶ。
【0256】ボタン2063は、フレームを新規に登録
する場合、あるいは登録されているフレームの内容を変
更する場合に押下する。このボタン2063が押下され
ると、情報の登録・変更を実行するための図86に示す
画面を表示する。この画面の詳細については、後述す
る。ボタン2064は、印刷対象のフレームの印刷プレ
ビュー表示を実行する場合に押下する。ボタン2065
は、印刷対象のフレームを印刷する場合に押下する。ボ
タン2066は、前画面に戻る場合に押下する。ボタン
2067は、画面2057の表示で設定される設定内容
を取り消す場合に押下する。
【0257】ボタン2058は、Pサービスサーバ20
0で管理されているフレームを全部印刷する場合に押下
する。ボタン2059は、領域2061に表示しきれな
いフレームの内、Suffixが小さい番号のフレーム
の内容を表示する場合に押下する。ボタン2060は、
領域2061に表示しきれないフレームの内、Suff
ixが大きい番号のフレームの内容を表示する場合に押
下する。
【0258】尚、本実施形態では、入力されたPコード
である電話番号に付加されているSuffix(##
m)の番号が「0」の場合には、領域2061に示すよ
うに、Suffixの番号に対応するフレームを表示可
能なだけ表示する。また、Suffixの番号が「0」
以外の場合には、その番号と一致するSuffixに対
応するフレームを表示する。
【0259】ボタン2063が押下されると、図86に
示す画面2068を表示する。
【0260】画面2068では、登録あるいは変更対象
のSuffix(##m)を指定するためのテンキー群
2069、入力されたSuffix(##m)を表示す
る領域2071が構成されている。特に、新規にフレー
ムを登録する場合には、ボタン2069を押下する。ボ
タン2072は、入力したSuffix(##m)を了
解する場合に押下する。ボタン2073は、入力したS
uffix(##m)を取り消す場合に押下する。ボタ
ン2074は、入力したSuffix(##m)を訂正
する場合に押下する。
【0261】ボタン2072あるいはボタン2069が
押下されると、図87に示す画面2075を表示する。
【0262】画面2075は、領域2071に入力され
たSuffix(##m)に対応するフレームで管理さ
れている情報群の内容を表示するための画面である。具
体的には、領域2078に、フレームで管理されている
Pコードとそれに対応する内容、登録の有無を設定する
ボタン2078a、2078bが表示される。
【0263】ボタン2079は、このフレームに更に情
報(Pコード)を登録する場合に押下する。このボタン
2079が押下されると、Pコードを登録するための上
述した図76の画面を表示する。一方、図86のボタン
2069が押下された場合には、新規のフレームの登録
のため、入力されたSuffix(##m)に対応する
フレームで管理されている情報はなく、領域2078は
空白表示となる。
【0264】ボタン2080は、フレームで登録する情
報の登録状態を了解する場合に押下する。ボタン208
1は、前画面に戻る場合に押下する。2082は、画面
2075の表示で設定される設定内容を登録内容を取り
消す場合に押下する。
【0265】ボタン2080を押下すると、図88に示
す画面2083を表示する。
【0266】画面2083は、登録したフレームを印刷
する場合に使用する用紙のサイズを設定するための画面
である。2084、2085、2086は、印刷に使用
可能な用紙のサイズを表示する領域であり、ユーザが指
定したい用紙のサイズの領域を押下すると、押下された
領域の表示が反転し、指定されたことをユーザに対し報
知する。ボタン2087、ボタン2088は、それぞれ
使用する用紙の向き(横置、縦置)を設定するためのボ
タンである。ボタン2089は、指定した印刷に使用す
る用紙のサイズ及び向きを了解する場合に押下する。ボ
タン2090は、前画面に戻る場合に押下する。ボタン
2091は、画面2083の表示で設定される設定内容
を取り消す場合に押下する。
【0267】次に、図75の初期画面2000内のボタ
ン2004が押下された場合に実行される受信サービス
(情報の登録)、配信サービス(情報の登録)を実行す
るための画面について、順に説明する。
【0268】まず、初期画面2000内のボタン200
4が押下されると、図91Bに示す画面2300を表示
する。
【0269】ボタン2301が押下された場合、配信サ
ービス(情報の登録)が行われ、図89に示す画面が表
示される。またボタン2302が押下された場合には受
信サービス(情報の登録)が行われ、図89Bに示す画
面が表示される。またボタン2303が押下された場合
は登録処理は行わず、図75に示す画面2000に戻
る。
【0270】画面2092は、ボタン2301が押下さ
れた場合のPコードの入力画面であり、配信サービス
(情報の登録)を実行するためのPコード(ユーザの電
話番号)を入力する。
【0271】画面2092において、2093はテンキ
ー群であり、このテンキー群2093の各テンキーを用
いてPコードを入力する。入力されたPコードは、領域
2094に表示される。そして、入力されたPコードを
了解する場合にはボタン2095を押下する。また、入
力されたPコードを取り消す場合にはボタン2096を
押下し、領域2094に表示されたPコードを消去す
る。また、入力されたPコードを訂正する場合にはボタ
ン2097を押下し、領域2094上にカーソル(不図
示)を用いて訂正対象のPコードを訂正する。ボタン2
098は、海外のPコードを入力する場合に押下する。
【0272】ボタン2095が押下されると、図90に
示す画面2099を表示する。但し、入力されたPコー
ドの有効期限が切れている場合には、その旨を示す画面
(不図示)を表示する。
【0273】画面2099内の各構成要素2100〜2
104及びその機能については、図77の画面2012
内の各構成要素2013〜2017にそれぞれ対応する
ので、ここでは説明を省略する。
【0274】図90の画面2099内のボタン2102
が押下されると、図91Aに示す画面2105を表示す
る。
【0275】画面2105は、配信サービス(情報の登
録)における情報の登録方法を選択するための画面であ
る。ボタン2106は、スキャナを使用して情報を登録
する場合に押下する。ボタン2107は、外部機器を使
用して情報を登録する場合に押下する。そして、どちら
かのボタンが押下されると、そのボタンに応じた画面を
表示する。尚、画面の詳細については後述する。ボタン
2108は、前画面に戻る場合に押下する。ボタン21
09は、情報の登録を取り消す場合に押下する。
【0276】ボタン2106が押下されると、図92に
示す画面2110を表示する。
【0277】画面2110は、ユーザに対し登録対象の
原稿をスキャナ102にセットすることを指示する画面
である。ボタン2111は、セットした原稿を入力操作
を実行する場合に押下する。ボタン2112は、前画面
に戻る場合に押下する。ボタン2113は、セットした
原稿の入力操作を取り消す場合に押下する。
【0278】ボタン2111あるいは図91Aの画面2
105内のボタン2107が押下されると、図93に示
す画面2114を表示する。
【0279】画面2114は、登録対象の情報を印刷す
る場合のプレビューを表示するための画面である。領域
2115は、登録対象の情報のプレビューを表示する領
域である。ボタン2116は、現在表示されている情報
の続きの情報のプレビューを表示する場合に押下する。
ボタン2117は、更に別の情報を登録する場合に押下
し、このボタンが押下されると、図91Aに示す画面が
再表示される。ボタン2118は、領域2115に表示
された情報の登録を取り消す場合に押下する。ボタン2
119は、領域2115に表示された情報を登録する場
合に押下する。
【0280】ボタン2119を押下すると、図94Aに
示す画面2120を表示する。
【0281】画面2120は、登録する情報を他のユー
ザが印刷する場合に要求するパスワードを設定するため
の画面である。2121はテンキー群であり、このテン
キー群2121の各テンキーを用いて所望のパスワード
を入力する。パスワードの入力に応じて、領域2122
にパスワードが表示される。入力が完了し、入力された
パスワードを了解する場合にはボタン2123を押下す
る。また、入力されたパスワードを取り消す場合にはボ
タン2124を押下する。また、入力されたパスワード
を訂正する場合にはボタン2125を押下し、領域21
22上にカーソル(不図示)を用いて訂正対象のパスワ
ードを訂正する。
【0282】ボタン2123が押下されると、図95に
示す画面2126を表示する。
【0283】画面2126は、登録する情報の有効期限
を設定するための画面である。ボタン2127は、有効
期限を明日までにする場合に押下する。ボタン2128
は、有効期限を1週間にする場合に押下する。ボタン2
129は、有効期限を1ヶ月にする場合に押下する。ボ
タン2130は、前画面に戻る場合に押下する。ボタン
2131は、登録する情報の有効期限の設定を取り消す
場合に押下する。
【0284】ボタン2127、2128、2129のい
ずれかが押下されると、図96Aに示す画面2132を
表示する。
【0285】画面2132は、登録する情報の登録内容
をユーザに対し確認するための画面である。具体的に
は、領域2133に、登録対象の情報に対応付けられる
Pコード、パスワード、データ量、有効期限が表示され
る。ボタン2134は、登録対象の情報の登録内容を了
解する場合に押下する。ボタン2135は、前画面に戻
る場合に押下する。ボタン2136は、登録する情報の
登録内容を取り消す場合に押下する。登録対象の情報の
登録内容が了解された場合、図9に示すユーザ情報テー
ブルより配信サービス用情報に設定されている登録デー
タの個数を1加算し、配信サービス用情報のPコードリ
ストに登録情報に付加されるPコード(「電話番号−付
加番号」の形式のPコード)を追加する。また、図11
に示す配信情報用Pコードテーブルに領域2133に表
示されている情報が登録される。
【0286】画面2304は、ボタン2302が押下さ
れた場合のPコードの入力画面であり、受信サービス
(情報の登録)を実行するための送付先Pコード(送付
先ユーザの電話番号)を入力する。
【0287】画面2304において、2305はテンキ
ー群であり、このテンキー群2305の各テンキーを用
いてPコードを入力する。入力されたPコードは、領域
2306に表示される。そして、入力されたPコードを
了解する場合にはボタン2307を押下する。また、入
力されたPコードを取り消す場合にはボタン2308を
押下し、領域2306に表示されたPコードを消去す
る。また、入力されたPコードを訂正する場合にはボタ
ン2309を押下し、領域2306上にカーソル(不図
示)を用いて訂正対象のPコードを訂正する。ボタン2
310は、海外にデータを送付するときのPコードを入
力する場合に押下する。
【0288】ボタン2307が押下されると、Pサービ
スサーバ200と通信を行い、送付先Pコードより識別
されるユーザのユーザ情報テーブル(図9)内の受信サ
ービス情報にある受信用パスワードが設定されている場
合には、図90に示す画面2099を表示する。パスワ
ードが設定されていない場合には図91Aに示す画面2
105を表示する。
【0289】画面2099内の各構成要素2100〜2
104及びその機能については、図77の画面2012
内の各構成要素2013〜2017にそれぞれ対応する
ので、ここでは説明を省略する。
【0290】図90の画面2099内のボタン2102
が押下されると、Pサービスサーバ200と通信を行
い、図9に示す送付先のユーザ情報テーブルの受信用パ
スワードとパスワードの照合を行う。パスワードが合致
していた場合には、図91Aに示す画面2105を表示
する。合致していなかった場合には送信できない事を示
すメッセージを表示し(不図示)終了する。
【0291】図91A以降順次図92、図93と表示さ
れるがその説明は上述されているので省略する。
【0292】図93に示すボタン2119を押下する
と、図94Bに示す画面2311を表示する。
【0293】画面2311は送信データに対して送信者
名を入力するための画面である。送信者がPサービスシ
ステムの利用者であればPコード(電話番号)の入力に
よって送信者名の入力が省略できる。送信者がPサービ
スシステムの利用者でない場合には文字入力によって送
信者名を入力する必要がある。
【0294】図94Bのボタン2312が押下された場
合、図89Aに示す電話番号の入力画面2092が表示
される。図89Aの説明は上述してあるので省略する。
図89Aのボタン2095が押下された場合には図95
に示す有効期限の設定画面2126を表示する。
【0295】図94Bのボタン2313が押下された場
合、図94Cに示す文字入力画面を表示する。
【0296】画面2315は送信者名を文字入力するた
めの画面である。2317に示すボタン群を使用するこ
とによって送信者名を入力する事ができる。2317の
各ボタンを押下した結果は領域2316に示す表示領域
に表示される。入力を最初からやり直す場合には231
7の「全部クリア」ボタンを、文字の間隔を空けるには
2317の「スペース」ボタンを押下する。また、領域
2316上にカーソル(不図示)を用いて訂正対象のP
コードを訂正したり、2317の「1文字消去」ボタン
を押下することによって入力文字の削除が可能である。
【0297】ボタン2319が押下されると画面231
5で入力された送信者名は保存されず、図94Bに示す
画面2311が表示される。また、ボタン2320が押
下されるとデータの送信作業は全て取り消されて図75
に示す画面2000が表示される。
【0298】ボタン2318が押下された場合、図95
に示す有効期限の設定画面2126を表示する。
【0299】図95の説明は上述してあるので省略す
る。
【0300】ボタン2127、2128、2129のい
ずれかが押下されると、図96Bに示す画面2321を
表示する。
【0301】画面2321は、登録する情報の登録内容
をユーザに対し確認するための画面である。具体的に
は、領域2322に、登録対象の情報に対応付けられる
Pコード、データ量、有効期限、送信者名、登録送信料
金が表示される。ボタン2323は、登録対象の情報の
登録内容を了解する場合に押下する。ボタン2324
は、前画面に戻る場合に押下する。ボタン2325は、
登録する情報の登録内容を取り消す場合に押下する。登
録対象の情報の登録内容が了解された場合、図11Bに
示す送信先ユーザの受信情報用Pコードテーブルに領域
2322に表示されている情報が登録される。
【0302】尚、登録送信料金は送信先ユーザが予め負
担することにして料金が0円であるようししてもよいこ
とは言うまでもない。
【0303】情報の登録が終了すると必要に応じて送信
先ユーザに対して情報の登録があったことを知らせる通
知が行われる。通知処理の詳細は既に説明されているの
で省略する。
【0304】以上の情報サービス、メールサービス、配
信サービス(登録された情報の受信)、受信サービス
(登録された情報の受信)、パーソナル情報サービス、
配信サービス(情報の登録)、受信サービス(情報の登
録)の各サービスを実行する場合に表示される画面に従
って、図97に示す画面2200が表示される。
【0305】画面2200は、情報サービス、メールサ
ービス、配信サービス(登録された情報の受信)、パー
ソナル情報サービス、配信サービス(情報の登録)の各
サービスを実行する場合に発生する料金の決済方法を選
択するための画面であり、発生した料金が画面左下に表
示される。ユーザは、発生した料金を現金で支払う場合
にはボタン2201、クレジットカードで支払う場合に
はボタン2206、オンライン決済で支払う場合にはボ
タン2203、デビットカードで支払う場合にはボタン
2204、プリペイドカードで支払う場合にはボタン2
205を押下する。そして、これらのボタンの押下に応
じて決済を行うために必要な画面(不図示)が表示され
る。
【0306】ボタン2206は、前画面に戻る場合には
押下する。ボタン2207は、決済方法の選択の実行を
取り消す場合に押下する。
【0307】尚、以上説明した情報サービス、メールサ
ービス、配信サービス(登録された情報の受信)、受信
サービス(登録された情報の受信)、パーソナル情報サ
ービス、配信サービス(情報の登録)、受信サービス
(情報の登録)の各サービスを実行するために表示され
る画面は、操作を実行する際に表示される主要な画面の
画面例であり、操作の過程でユーザに対し確認するため
の画面や、入力するための画面等各種画面が適宜表示さ
れることを言うまでもない。
【0308】次に、情報サービス、メールサービス、配
信サービス(登録された情報の受信)、受信サービス
(登録された情報の受信)、パーソナル情報サービス、
配信サービス(情報の登録)、受信サービス(情報の登
録)の各サービスを実行する場合の処理フローについ
て、順に説明する。
【0309】尚、以下の処理フローにおいて、Pサービ
スサーバ200は、第7図〜第15図に示した各テーブ
ルを参照して、Pサービス端末100から受信するPコ
ードに対応する情報や、その情報に必要なデータ(プロ
パティデータ、プレビュー画像等)をPサービス端末1
00へ送信する。また、Pサービス端末100から送信
されるPコードに対応する情報の印刷指示等のデータに
応じて、第7図〜第15図に示した各テーブルの内容を
更新する。また、図9に示したユーザ情報テーブルの標
準出力先情報が指定されている場合にはPサービス端末
100に対して印刷情報を転送し、図3Bに示すPサー
ビス端末100の持つテーブルの内容を更新する。更に
図9に示したユーザ情報テーブルの通知設定がなされて
いる場合には上述した通知に関わる情報の更新があった
場合にはユーザにPコード情報とそのステータスを通知
する。
【0310】まず、情報サービスを実行する場合の処理
フローについて、図98A、図98Bを用いて説明す
る。
【0311】図98Aは本実施形態の情報サービスを実
行する場合の処理フローを示すフローチャートである。
また、図98Bは本実施形態の情報サービスを実行する
場合のサービスシステム内の処理順を示す図である。
【0312】まず、ステップS2501で、(1)ユー
ザは携帯端末400でPコードを入手する。(2)ユー
ザは携帯端末400にPコードを記憶した状態でPサー
ビス端末100へ移動する。(3)PコードがPサービ
ス端末100へ入力される(図75、図76、図78、
図79)。(4)Pサービス端末100は、入力された
PコードとPサービス端末100自身の端末プロパティ
(所在地、プリンタ性能等)を、Pサービスサーバ20
0に送信する。
【0313】ステップS2502で、(5)Pサービス
サーバ200は受信したPコードに対応する情報を取得
する。ステップS2503で、(6)Pサービスサーバ
200は、取得した情報のサービス種別等のプロパティ
データ、プレビュー画像、頁数等の内容をPサービス端
末100に送信する。(7)Pサービス端末100は、
受信したプロパティデータ、プレビュー画像、頁数等の
情報の内容をタッチパネル104に表示する(図8
0)。ここで、印刷プレビューの指示や、広告の設定が
指示された場合には、適宜対応する画面(図81、図8
2)を表示して、ユーザからの入力を受け付ける。
【0314】ステップS2504で、(8)表示した情
報の印刷が指示されたか否かを判定する。(9)印刷の
キャンセルが指示された場合(ステップS2504でN
O)、Pサービス端末100は、キャンセルが指示され
た旨をPサービスサーバ200へ送信し、処理を終了す
る。一方、(9)印刷が指示された場合(ステップS2
504でYES)、Pサービス端末100は、Pコード
に対応する情報の印刷データの準備をPサービスサーバ
200へ要求し、ステップS2505に進む。
【0315】ステップS2505で、印刷する情報が有
料であるか否かを判定する。(10)無料である場合
(ステップS2505でNO)、次処理に進む。一方、
(11)有料である場合(ステップS2505でYE
S)、ステップS2506に進み、ユーザからの印刷に
おける決済処理の決済方法を受け付け、(12)その決
済方法に応じてPサービス端末100とPサービスサー
バ200は必要なデータの送受信を行う(図97)。そ
して、Pサービス端末100は、Pサービスサーバ20
0より印刷対象の情報の印刷データを受信して、印刷す
る。
【0316】次に、メールサービスを実行する場合の処
理フローについて、図99Aを用いて説明する。
【0317】図99Aは本実施形態のメールサービスを
実行する場合の処理フローを示すフローチャートであ
る。また、図99Bは本実施形態のメールサービスを実
行する場合のサービスシステム内の処理順を示す図であ
る。なお、出力するべきメール情報はIPサーバ(メー
ルサーバ)よりPサービスサーバ200に転送されてい
るものとする。
【0318】まず、ステップS2601で、(1)ユー
ザは携帯端末400でPコードを入手する。(2)ユー
ザは携帯端末400にPコードを記憶した状態でPサー
ビス端末100へ移動する。(3)ユーザによってPコ
ードがPサービス端末100へ入力される(図75、図
76、図78、図79)。(4)Pサービス端末100
は、入力されたPコードとPサービス端末100自身の
端末プロパティ(所在地、プリンタ性能等)を、Pサー
ビスサーバ200に送信する。
【0319】ステップS2602で、(5)Pサービス
サーバ200が受信したPコードをメールサービス用と
認識すると、(6)Pサービス端末100は、ユーザに
対しパスワードの入力を要求する(図77)。ステップ
S2603で、(7)パスワードを確認する。パスワー
ドが正しくない場合(ステップS2603でNO)、パ
スワードの再入力を要求する。但し、複数回に渡って正
しいパスワードが入力されない場合、処理を終了する。
一方、パスワードが正しい場合(ステップS2603で
YES)、ステップS2604に進む。
【0320】ステップS2604で、(8)Pサービス
サーバ200は、受信したPコードに対応するメールを
取得する。ステップS2605で、Pサービスサーバ2
00は、取得したメールのプロパティデータ(送信者、
サブジェクト)等の内容をPサービス端末100に送信
する。(9)Pサービス端末100は、受信したプロパ
ティデータ等のメールの内容をタッチパネル104に表
示する(図83)。ここで、印刷プレビューの指示や、
オプション設定が指示された場合には、適宜対応する画
面(図81、図84A)を表示して、ユーザからの入力
を受け付ける。
【0321】ステップS2606で、(10)表示した
メールの印刷が指示されたか否かを判定する。(11)
印刷のキャンセルが指示された場合(ステップS260
6でNO)、Pサービス端末100は、キャンセルが指
示された旨をPサービスサーバ200へ送信し、処理を
終了する。一方、(11)印刷が指示された場合(ステ
ップS2606でYES)、Pサービス端末100は、
Pコードに対応するメールの印刷データの準備をPサー
ビスサーバ200へ要求し、ステップS2607に進
む。
【0322】ステップS2607で、印刷するメールが
有料であるか否かを判定する。(12)無料である場合
(ステップS2607でNO)、次処理に進む。一方、
(13)有料である場合(ステップS2607でYE
S)、ステップS2608に進み、ユーザからの印刷に
おける決済処理の決済方法を受け付け、(14)その決
済方法に応じてPサービス端末100とPサービスサー
バ200は必要なデータの送受信を行う(図97)。そ
して、Pサービス端末100は、Pサービスサーバ20
0より印刷対象のメールの印刷データを受信して、印刷
する。印刷が終了したメール情報は自動的にPサービス
サーバ200より削除される。
【0323】次に、配信サービス(登録された情報の受
信)を実行する場合の処理フローについて、図100A
を用いて説明する。
【0324】図100Aは本実施形態の配信サービス
(登録された情報の受信)を実行する場合の処理フロー
を示すフローチャートである。また、図100Bは本実
施形態の配信サービスを実行する場合のサービスシステ
ム内の処理順を示す図である。
【0325】まず、ステップS2701で、(1)ユー
ザは携帯端末400でPコードを入手する。(2)ユー
ザは携帯端末400にPコードを記憶した状態でPサー
ビス端末100へ移動する。(3)ユーザによってPコ
ードがPサービス端末100へ入力される(図75、図
77〜図79)。(4)Pサービス端末100は、入力
されたPコードとPサービス端末100自身の端末プロ
パティ(所在地、プリンタ性能等)を、Pサービスサー
バ200に送信する。
【0326】ステップS2702で、(5)Pサービス
サーバ200が受信したPコードを配信サービス(登録
された情報の受信)用と認識すると、(6)Pサービス
端末100は、ユーザに対しパスワードの入力を要求す
る(図77)。ステップS2703で、パスワードを確
認する。ここで確認されるバスワードは個々の配信情報
に設定されているパスワードである。パスワードが正し
くない場合(ステップS2703でNO)、パスワード
の再入力を要求する。但し、複数回に渡って正しいパス
ワードが入力されない場合、処理を終了する。一方、パ
スワードが正しい場合(ステップS2703でYE
S)、ステップS2704に進む。
【0327】ステップS2704で、(7)Pサービス
サーバ200は、受信したPコードに対応する情報を取
得する。ステップS2705で、Pサービスサーバ20
0は、取得した情報のプロパティデータ(情報提供者、
サブジェクト)等の内容をPサービス端末100に送信
する。(8)Pサービス端末100は、受信したプロパ
ティデータ等の情報の内容をタッチパネル104に表示
する。
【0328】ステップS2706で、(9)表示した情
報の印刷が指示されたか否かを判定する。(10)印刷
のキャンセルが指示された場合(ステップS2706で
NO)、Pサービス端末100は、キャンセルが指示さ
れた旨をPサービスサーバ200へ送信し、処理を終了
する。一方、(10)印刷が指示された場合(ステップ
S2706でYES)、Pサービス端末100は、Pコ
ードに対応する情報の印刷データの準備をPサービスサ
ーバ200へ要求し、ステップS2707に進む。
【0329】ステップS2707で、印刷する情報が有
料であるか否かを判定する。(11)無料である場合
(ステップS2707でNO)、次処理に進む。一方、
(12)有料である場合(ステップS2707でYE
S)、ステップS2708に進み、ユーザからの印刷に
おける決済処理の決済方法を受け付け、(13)その決
済方法に応じてPサービス端末100とPサービスサー
バ200は必要なデータの送受信を行う(図97)。そ
して、Pサービス端末100は、Pサービスサーバ20
0より印刷対象の情報の印刷データを受信して、印刷す
る。
【0330】尚、受信サービス(登録された情報の受
信)を実行する場合の処理フローは配信サービスのパス
ワードが個々の配信データから取得されるのに対し、受
信サービスのパスワードがユーザ情報テーブルの受信用
パスワードから取得される事を除いて配信サービス(登
録された情報の受信)を実行する場合の処理フローと全
く同一であるので説明は省略する。
【0331】次に、パーソナル情報サービスを実行する
場合の処理フローについて、図101Aを用いて説明す
る。
【0332】図101Aは本実施形態のパーソナル情報
サービスを実行する場合の処理フローを示すフローチャ
ートである。また、図101Bは本実施形態のパーソナ
ル情報サービスを実行する場合のサービスシステム内の
処理順を示す図である。
【0333】まず、ステップS2801で、(1)ユー
ザは携帯端末400でPコードを入手する。(2)ユー
ザは携帯端末400にPコードを記憶した状態でPサー
ビス端末100へ移動する。(3)ユーザによってPコ
ードがPサービス端末100へ入力される(図75、図
77〜図79)。(4)Pサービス端末100は、入力
されたPコードとPサービス端末100自身の端末プロ
パティ(所在地、プリンタ性能等)を、Pサービスサー
バ200に送信する。
【0334】ステップS2802で、(5)Pサービス
サーバ200が受信したPコードをパーソナル情報サー
ビス用と認識すると、(6)Pサービス端末100は、
ユーザに対しパスワードの入力を要求する(図77)。
ステップS2803で、パスワードを確認する。パスワ
ードが正しくない場合(ステップS2803でNO)、
パスワードの再入力を要求する。但し、複数回に渡って
正しいパスワードが入力されない場合、処理を終了す
る。一方、パスワードが正しい場合(ステップS280
3でYES)、ステップS2804に進む。
【0335】ステップS2804で、(7)Pサービス
サーバ200は、受信したPコードに対応するフレーム
を取得する。ステップS2805で、(8)Pサービス
サーバ200は、取得したフレームのプロパティデータ
(情報提供者、サブジェクト)等の内容をPサービス端
末100に送信する。(9)Pサービス端末100は、
受信したプロパティデータ等のフレームの内容をタッチ
パネル104に表示する(図85)。ここで、新規な情
報の登録、登録された情報の変更が指示された場合に
は、適宜対応する画面(図86〜図88)を表示して、
ユーザからの入力を受け付ける。
【0336】ステップS2806で、(10)表示した
フレームの印刷が指示されたか否かを判定する。(1
1)印刷のキャンセルが指示された場合(ステップS2
806でNO)、Pサービス端末100は、キャンセル
が指示された旨をPサービスサーバ200へ送信し、処
理を終了する。一方、(11)印刷が指示された場合
(ステップS2806でYES)、Pサービス端末10
0は、Pコードに対応するフレームの印刷データの準備
をPサービスサーバ200へ要求し、ステップS280
6に進む。フレームの印刷データは図12に示すパーソ
ナル情報サービス用Pコードテーブルに登録されている
登録Pコードリストより作成する。登録Pコードリスト
に登録されているPコードは、各々がグループ登録され
ている情報である。各々のグループ登録されているPコ
ードについて、図7に示すIP情報テーブルの中から付
加部の番号が最大であるPコード情報をそれぞれ取得す
る。取得されたPコード情報は全て、別のPコードへの
リンク情報を保持しているので、そのリンク情報として
設定されているPコードを再度検索することによって印
刷するべき情報が取得できる。なお、取得された印刷す
るべき情報の登録日時が図12に示すパーソナル情報サ
ービス用Pコードテーブルに設定されている最終印刷日
より古い場合、この情報は過去に印刷されているとみな
されるので印刷されない。パーソナル情報サービス用P
コードテーブルに登録されているPコードリストから取
得された個々の情報の登録日が全て最終印刷日より古い
場合、印刷するべき情報がないことを示すメッセージ
(不図示)を表示して処理を終了する。
【0337】ステップS2807で、印刷するフレーム
が有料であるか否かを判定する。(12)無料である場
合(ステップS2807でNO)、次処理に進む。一
方、(13)有料である場合(ステップS2807でY
ES)、ステップS2808に進み、ユーザからの印刷
における決済処理の決済方法を受け付け、(14)その
決済方法に応じてPサービス端末100とPサービスサ
ーバ200は必要なデータの送受信を行う(図97)。
そして、Pサービス端末100は、Pサービスサーバ2
00より印刷対象のフレームの印刷データを受信して、
印刷する。
【0338】次にデータを送信する2つのサービス・受
信サービス(情報の登録)、配信サービス(情報の登
録)を実行する場合の処理フローについて図102Aを
用いて説明する。
【0339】図102Aはデータの送信(登録)を実行
する場合の処理フローを示すフローチャートである。
【0340】まずステップS3300でPサービス端末
100はユーザが配信サービス(情報の登録)を選択す
るのか受信サービス(情報の登録)を選択するのかを判
定する。Pサービス端末100でユーザが自分の登録B
oxに情報を登録する場合が配信サービス(情報の登
録)ステップS3301であり、他の人に送信する場合
が受信サービス(情報の登録)ステップS3302であ
る。配信サービス(情報の登録)が選択された場合の処
理フローは図102Bを用いて、受信サービス(情報の
登録)が選択された場合の処理フローは図102Dを用
いて詳細を説明する。
【0341】次に、配信サービス(情報の登録)を実行
する場合の処理フローについて、図102Bを用いて説
明する。
【0342】図102Bは本実施形態の配信サービス
(情報の登録)を実行する場合の処理フローを示すフロ
ーチャートである。また、図102Cは本実施形態の配
信サービス(情報の登録)を実行する場合のサービスシ
ステム内の処理順を示す図である。
【0343】まず、ステップS2901で、(1)ユー
ザは配信サービスを選択する(図91B)。(2)この
選択に応じてユーザにPコードの入力を要求する画面を
表示する(図89A)。PコードがPサービス端末10
0へ入力される。Pサービス端末100は、入力された
PコードとPサービス端末100自身の端末プロパティ
(所在地、プリンタ性能等)を、Pサービスサーバ20
0に送信する。
【0344】ステップS2902で、(3)Pサービス
サーバ200が受信したPコードを配信サービス(情報
の登録)用と認識すると、Pサービス端末100は、ユ
ーザに対しパスワードの入力を要求する(図90)。但
し、入力されたPコードが未登録のものの場合、パスワ
ードの入力の要求は行わない。ステップS2903で、
パスワードを確認する。パスワードが正しくない場合
(ステップS2903でNO)、パスワードの再入力を
要求する。但し、複数回に渡って正しいパスワードが入
力されない場合、処理を終了する。一方、パスワードが
正しい場合(ステップS2903でYES)、ステップ
S2904に進む。
【0345】ステップS2904で、(4)ユーザは登
録対象の情報を入力する(図91A、図92)。ステッ
プS2905で、(5)Pサービス端末100は、入力
された情報の内容をタッチパネル104に表示する(図
93)。
【0346】ステップS2906で、(6)表示された
内容が了解されたか否かを判定する。了解されない場合
(ステップS2906でNO)、ステップS2904に
戻り、情報の再入力を要求する。一方、了解された場合
(ステップS2906でYES)、(7)Pサービス端
末100は、入力された情報とその情報のデータ種別、
頁数等のプロパティデータをPサービスサーバ200へ
送信し、Pコードの発番を要求する。(8)Pサービス
サーバ200は、この要求に応じて、受信した情報とそ
の情報のデータ種別、頁数等のプロパティデータと、P
コードとの対応づけ作業を開始する。一方で、ユーザに
対し、入力された情報に設定するパスワードの入力を要
求する(図94A)。
【0347】ステップS2908で、(9)入力された
パスワードが設定可能であるか否かを判定する。設定不
可能である場合(ステップS2908でNO)、ステッ
プS2907に戻り、パスワードの再入力を要求する。
一方、設定可能である場合(ステップS2908でYE
S)、ステップS2909に進み、入力された情報の有
効期限を入力する(図95)。ステップS2910で、
(10)Pサービスサーバは、入力された情報、そのパ
スワード、有効期限等を登録し、その情報に対するPコ
ードを発番する。発番されるべきPコードは「電話番号
−付加番号」の形式であるが、この付加番号は図9で示
すユーザ情報テーブルの配送サービス用情報の個数が0
の場合には1であり、個数が0でない場合にはPコード
リストから登録済み配送サービス用情報を検索し、有効
期限の切れている最小の付加番号を持ったPコードの付
加番号である。登録済み配送サービス用情報に有効期限
の切れているものがない場合、付加番号は「配送サービ
ス用情報の個数+1」となる。ステップS2911で、
(11)Pサービス端末100は、登録された情報の登
録内容(Pコード、パスワード、データ量、有効期限)
をタッチパネル104に表示する(図96A)。
【0348】図102Dは本実施形態の受信サービス
(情報の登録)を実行する場合の処理フローを示すフロ
ーチャートである。また、図102Cは本実施形態の受
信サービス(情報の登録)を実行する場合のサービスシ
ステム内の処理順をも示す図である。
【0349】まず、ステップS3303で、(1)ユー
ザは受信サービスを選択する(図91B)。(2)この
選択に応じてユーザに送信先Pコードの入力を要求する
画面を表示する(図89B)。PコードがPサービス端
末100へ入力される。Pサービス端末100は、入力
されたPコードとPサービス端末100自身の端末プロ
パティ(所在地、プリンタ性能等)を、Pサービスサー
バ200に送信する。
【0350】ステップS3320で(3)Pサービスサ
ーバ200が受信したPコードを受信サービス(情報の
登録)用と認識すると、Pサービスサーバ200は該当
する送信先のユーザのユーザ情報テープル(図9)を検
索し、登録に必要な受信用パスワードを取得する。
(4)その後Pサービスサーバ200はPサービス端末
100にパスワードの有無を通知する。
【0351】パスワードが設定されていた場合、(5)
Pサービス端末100はステップS3304でユーザに
対しパスワードの入力を要求する(図90)。(6)ス
テップS3305でパスワードを認識する。この処理は
Pサービス端末100で行っても、Pサービスサーバ2
00で行っても構わない。パスワードが正しくない場
合、パスワードの再入力を要求する。但し、ステップS
3321にて複数回に渡って正しいパスワードが入力さ
れない場合、処理を終了する。一方、パスワードが正し
い場合(ステップS3305でYES)、及びパスワー
ド設定がなかった場合、ステップS3306に進む。
【0352】ステップS3306で、(7)ユーザは登
録対象の情報を入力する(図91A、図92)。ステッ
プS3307で、(8)Pサービス端末100は、入力
された情報の内容をタッチパネル104に表示する(図
93)。
【0353】ステップS3308で、(9)Pサービス
端末100は、表示された内容が了解されたか否かを判
定する。
【0354】了解されない場合(ステップS3308で
NO)、ステップS3306に戻り、情報の再入力を要
求する。一方、了解された場合(ステップS3308で
YES)、(10)Pサービス端末100は、ステップ
S3309で送信者のPコード又は名前の入力を要求す
る。送信者がPコードを入力する場合、ステップS33
10で(11)Pサービス端末100は、送信者の電話
番号の入力を要求する(図89A)。ステップS330
9で送信者が名前の入力を選択した場合、ステップS3
311で、(12)Pサービス端末100は、送信者の
名前の文字入力を要求する(図94C)。Pサービス端
末100は、入力された情報とその情報のデータ種別、
頁数等のプロパティデータをPサービスサーバ200へ
送信する。(13)Pサービスサーバ200は、この要
求に応じて、受信した情報とその情報のデータ種別、頁
数等のプロパティデータと、Pコードとの対応づけ作業
を開始する。送信者の情報が電話番号であった場合、P
サービス端末100は、図9に示すユーザ情報テーブル
と図13に示す個人情報テーブルから送信者氏名を検索
する。
【0355】ステップS3312入力された情報の有効
期限を入力する(図95)。
【0356】ステップS3322で、(14)Pサービ
スサーバ200は、入力された情報、送信者、有効期限
等を登録し、その情報に対するPコードを発番する。発
番されるべきPコードは送付先ユーザの「電話番号−−
付加番号」の形式であるが、この付加番号は図9で示す
ユーザ情報テーブルの受信サービス用情報の個数が0の
場合には1であり、個数が0でない場合にはPコードリ
ストから登録済み受信サービス用情報を検索し、有効期
限の切れている最小の付加番号を持ったPコードの付加
番号である。登録済み受信サービス用情報に有効期限の
切れているものがない場合、付加番号は「配送サービス
用情報の個数+1」となる。
【0357】ステップS3313で、(15)Pサービ
ス端末100は、登録された情報の登録内容(Pコー
ド、パスワード、データ量、有効期限)をタッチパネル
104に表示する(図96B)。
【0358】ステップS3314で、情報の送信が有料
であるか否かを判定する。(17)無料である場合(ス
テップS3314でNO)、次処理に進む。一方、(1
8)有料である場合(ステップS3314でYES)、
ステップS3315に進み、ユーザからの登録における
決済処理の決済方法を受け付け、(19)その決済方法
に応じてPサービス端末100とPサービスサーバ20
0は必要なデータの送受信を行う(図97)。そして、
(20)Pサービスサーバ200は最終的に情報の登録
を行い、(21)Pサービス端末100は登録情報の明
細を印刷する。
【0359】その後Pサービスサーバ200またはPサ
ービス端末100より情報登録の通知処理を行うが、こ
の処理は既に説明されているので省略する。
【0360】次に、上記図98AのステップS250
2、図99AのステップS2604、図100Aのステ
ップS2704、第27図のステップS2804の処理
の詳細について、図103A、図103Bを用いて説明
する。
【0361】<情報の取得手順>図103Aおよび図1
03Bは、本実施形態のPサービスサーバ200におけ
るIP情報およびメールデータ、配信データの取得手順
を説明するフローチャートである。まず、ステップS3
201において、Pサービス端末100において入力さ
れたPコードが、IP用Pコードか否かを判定する。こ
れは、図17および図18において説明したように、当
該Pコードの1ビット目の状態によって判定できる。I
P用Pコードであった場合は、ステップS3202へ進
み、当該Pコードに対応するコンテンツがPサービスサ
ーバ200内に存在するものであるか否かを判断する。
この判定には、図18に示されるように、第17ビット
目の状態をチェックすることにより行える。
【0362】Pコードで示されるIP情報がPサービス
サーバ200内にコンテンツを有するものであれば、ス
テップS3202からステップS3203へ進み、図7
に示したようなIP情報登録テーブルに登録されている
実体ファイル情報に従ってIP情報とそのプロパティを
取得する。
【0363】一方、ステップS3202においてPサー
ビスサーバ200内にコンテンツの存在しないIP情報
(即ちIPサーバ側にコンテンツが存在するIP情報)
であると判定された場合、処理はステップS3204へ
進む。ステップS3204では、入力されたPコードか
らクラス分類値とエクスターナルコードを抽出する。こ
の処理では、第18〜第20ビットの値を抽出してクラ
ス分類値を得て、そのクラス分類値に基づいてエクスタ
ーナルコードの部分を抽出する。例えば、クラス分類値
が3(中規模)であれば、図18に示されるように第2
1ビットから第36ビット目までで示される値がエクス
ターナルコードとなる。
【0364】以上のようにしてクラス分類と、エクスタ
ーナルコードが得られると、ステップS3205にて、
後述する図72のごときPコード使用登録テーブルを参
照して、対応するURLを取得する。ここで取得される
URLは、当該Pコードのコンテンツを有するIPサー
バのアドレスである。従って、ステップS3206で
は、ステップS3205で得られたURLにより、IP
サーバへアクセスし、Pコードを送信する。IPサーバ
では、Pコード登録テーブルを参照して送信されたPコ
ードに対応するコンテンツとプロパティを得て、これを
Pサービスサーバ200へ送信する。
【0365】ステップS3207では、上記のようにし
てIPサーバより送信されたコンテンツおよびプロパテ
ィを受信し、IP情報が取得されることになる。
【0366】一方、入力されたPコードが個人用Pコー
ドであった場合は、ステップS3201からステップS
3220へ進む。ステップS3220では、図10から
図12に示されるような各Pコードテーブルを参照し
て、当該Pコードによって特定されるコンテンツを取得
する。付加部が#+番号であった場合はステップS32
21からステップS3225へ進み、対応するメールデ
ータとそのプロパティを得る。
【0367】一方、データ付加部が#−+番号であった
場合には、ステップS3222からステップS3226
へ進み、暗証番号による認証を経て配信データが取得さ
れる。
【0368】また、データ付加部が−−+番号であった
場合には、ステップS3223からステップS3227
へ進み、暗証番号による認証を経て受信データが取得さ
れる。
【0369】更に、付加部が##+番号であった場合
は、ステップS3223からステップS3228へ進
み、パーソナル情報サービスにおけるPコードリスト
(フレーム)を得る。そして、ステップS3229にお
いて、当該Pコードリストに登録されているPコードを
用いてIP情報の取得(上述のステップS3202〜S
3207の処理)を実行する。
【0370】<印刷情報取得処理>Pサービスシステム
では予めPサービス端末に印刷情報を先送りしておくこ
とができる。図112はPサービスシステムにおける印
刷情報取得処理を表すフローチャートである。
【0371】Pサービス端末100で印刷するべき情報
のPコードが確定するとステップS3316でPサービ
ス端末100にあるローカル端末の持つ情報テーブル
(図3B)内のPコードを検索する。
【0372】ステップS3317にてPサービス端末で
該当Pコードが存在したか判定する。ステップS331
7で該当Pコードが存在したと判定された場合にはステ
ップS3318Pサービス端末100内のディスクユニ
ット108より先読み印刷データ登録部108aにある
該当Pコードの印刷情報を取得する。この時、ローカル
端末の持つPコードテーブルより印刷ステータスの値を
1追加する。
【0373】ステップ S3317にてPサービス端末
に該当Pコードが存在しないと判定した場合には、ステ
ップS3319でPサービス端末100はPサービスサ
ーバ200からPコードに関する印刷情報を取得する。
このPコード情報が受信サービスの印刷情報であった場
合、図11Bに示す受信サービス用Pコードテーブルか
ら印刷ステータスの値を1追加する。
【0374】<広告検索処理>Pサービスシステムで
は、Pサービス端末100において利用者がプリント出
力を得る場合、利用者が拒否した場合は又は情報提供者
等が拒否した場合を除き、そのプリントには一定の広告
情報が自動的に付加される。その際付加される広告情報
の検索処理について以下に説明する。
【0375】図104は、広告検索処理のフローチャー
トである。
【0376】ステップS3001では、プリント出力の
対象となる情報サービス又はパーソナル情報サービスの
情報、メールサービスのメール、若しくは、配信サービ
スの情報、のキーワードリストを作成する。このキーワ
ードリストは、サービスの内容に応じて以下のように作
成される。
【0377】情報サービス又はパーソナル情報サービス
の場合は、そのIP情報のプロパティ、利用者のユーザ
登録のプロパティ、及び、プリント出力がされるPサー
ビス端末100のプロパティを参照してキーワードが抽
出される。
【0378】メールサービスの場合は、利用者のユーザ
登録のプロパティ、及び、プリント出力がされるPサー
ビス端末100のプロパティを参照してキーワードが抽
出される。
【0379】配信サービス及び受信サービスの場合は、
プリント出力がされるPサービス端末100のプロパテ
ィが参照され、利用者がユーザ登録をしていた場合はユ
ーザ登録のプロパティをも参照されてキーワードが抽出
される。
【0380】いずれのサービスの場合においても、キー
ワードリストは各情報毎に作成することができる。例え
ば、情報サービスの場合では、IP情報のプロパティの
キーワードリスト、ユーザ登録のプロパティのキーワー
ドリスト、及び、Pサービス端末100のプロパティの
キーワードリスト、をそれぞれ作成することができる。
以下、情報サービスの場合を例にとって更に詳述する。
【0381】図105A乃至Eは、情報サービスの場合
における係るキーワードリストの一例を示した図であ
る。
【0382】例えば、図105Aは、情報サービスにお
いて利用者に要求されたIP情報のキーワードリストを
示しており、キーワードとしては、「結婚」が抽出され
ている。以下、図105Bはユーザ登録の登録事項から
キーワードを抽出したものであり、図105CはPサー
ビス端末のプロパティ(所在地等)からキーワードを抽
出したものである。
【0383】また、各キーワードには「重み」なる数値
が付与されている。この数値は、Pサービスシステム側
で、社会通念を考慮しつつコンテンツの内容を踏まえて
キーワード毎に付与される数値であり、この広告検索処
理において、広告情報の優先度を定めるために用いるも
のである。この数値の「+」とは、そのキーワードを含
むIP情報等が、社会通念に照らし合わせた場合に、肯
定的な内容を示すことを意味し、この数値の「−」と
は、否定的な内容を示すことを意味する。また、数値の
大きさは、重要度に比例した値とすることができる。
【0384】更に、Pサービスシステムにおいては、こ
れらのキーワードリストとは別に、システム側で設定し
た最上位のキーワードリスト及び最下位のキーワードリ
ストを作成することができる。
【0385】最上位のキーワードリストとは、例えば、
Pサービスシステム上において特別なキャンペーンを実
施している場合に、これを告知するための広告に対応し
たキーワードのリストである。この例を図105Dに示
す。
【0386】最下位のキーワードリストとは、少なくと
もいずれかの広告情報を検索し得るキーワードのリスト
であり、広告検索処理の結果、検索される広告情報がゼ
ロ件となる事態を防止するためのキーワードのリストで
ある。従って、最下位のキーワードとは、広範な意味の
キーワードが用いられる。この例を図105Eに示す。
【0387】ステップS3002では、ステップS30
01で作成されたキーワードリストに基づいて各キーワ
ードを検索キーとして、これに合致するキーワードを有
する広告情報を検索し、更にステップS3003におい
てその検索結果リストが作成される。
【0388】図106A乃至Eは、検索結果リストの一
例を示す図である。
【0389】検索結果リストは、上述した5つのキーワ
ードリスト毎に作成される。
【0390】図106Aは、IP情報のキーワードリス
ト(図105A)に対応した検索結果リストであって、
キーワード「結婚」に対して、5つの広告情報が検索さ
れたことを示す。このリストにおいて、「重み」とは、
各広告情報における当該キーワードに付された数値であ
り、上述した「重み」と同じ趣旨の数値である。「合致
度」とは、双方のキーワードの「重み」の数値を掛け算
して得た数値である。すなわち、IP情報のキーワード
リストで言えば、「結婚」の重みは「+10」であった
から、これと、広告情報のキーワードの重み「+10、
−5、+3、−4、+7」と、がそれぞれ、掛け算され
て得た結果が図106Aの「合致度」の欄に記入されて
いる。
【0391】この広告検索処理では、「合致度」の数値
が大きいほうが広告掲載の優先度が高くなり、小さいと
優先度が低くなる。
【0392】ここで、図106A乃至Eに示すとおり、
同じキーワードでもその「重み」は異なるものとなる。
これは、「結婚」なるキーワードを含む広告情報であっ
ても、結婚式場の広告である場合もあれば、離婚に関す
る相談の広告である場合もあり得るため、それらが同等
に扱われると、プリントされる情報内容に対して不適切
な広告情報が掲載される危険性があるからである。
【0393】そして、係る取り扱いとすることで、肯定
的なIP情報等に対して否定的な広告情報が検索された
場合は、相互に「+」「−」の符号によりその合致度
は、「−」の数値となり、優先度を低くすることができ
る。一方、否定的なIP情報等に対して否定的な広告情
報が検索された場合(例えば、葬式と病院の場合等。)
は、相互に「−」「−」の符号によりその合致度は
「+」となり、優先度が低くされることはない。
【0394】ステップS3004では、検索結果リスト
に列挙された各広告情報のプロパティを参照して、その
並べ替えを行う。
【0395】並べ替えの際、各広告情報のプロパティに
基づき、先に算出された合致度を加減算する。例えば、
掲載期限を過ぎているもの、最大課金を超過しているも
の、は、掲載すべきではないものであるから、先に算出
された合致度から所定の数値を減算することができる。
一方、プリント出力の制限(図65又は図66のダイヤ
ログボックスで指定。)が緩いものは、これを評価すべ
く先に算出された合致度に所定の数値を加算することが
できる。係る広告情報は、任意のレイアウトに対応でき
るため、プリントの自由度が高いからである。
【0396】また、掲載頻度の低いものを優先して平等
に広告情報掲載の機会を与えるべく、掲載頻度に応じた
数値を先の合致度に加算することも考えられる。
【0397】更に、広告提供者からPサービスシステム
の運用者に支払われる課金が高いものを優先して先の合
致度に所定の数値を加算することも考えられる。高い課
金を支払う広告提供者は優遇されるべきであり、また、
利用者においても自己が受けたサービスの対価の支払い
が免除され易くなるためである。
【0398】利用者が要望する情報に直接関係するもの
を優先して先の合致度に所定の数値を加算することも考
えられる。広告提供者としては、営業のきっかけになる
可能性が高くなるためである。
【0399】このようにして、合致度を加減算して最終
的な数値を算出し、その大きさの順番に並べ替えたの
が、図107A乃至Eである。「重み」の数値に必ずし
も合致度が比例していないことが把握される。
【0400】ステップS3005では、広告情報のレイ
アウト例が作成される。レイアウト例は、図107A乃
至Eの検索結果リストから優先度の高い順番に広告情報
をピックアップすることにより複数のレイアウト例が作
成される。
【0401】なお、図107A乃至Eの検索結果リスト
単位で優先度を規定し、例えば、最初に最上位リストの
検索結果リスト(図107D)からピックアップし、以
降、IP情報リストの検索結果リスト(図107A)、
ユーザ登録リストの検索結果リスト(図107B)、P
サービス端末リストの検索結果リスト(図107C)、
最下位リストの検索結果リスト(図107E)の順にピ
ックアップすることもできる。
【0402】ステップS3006では、広告情報のレイ
アウト例の中から、利用者の要望、プリントサイズ、合
計課金等を考慮して、最も妥当であると考えられる一の
レイアウト例が選択される。そして、その広告情報のP
コードとレイアウトの条件等が特定、一時保存され、広
告検索処理が終了する。
【0403】<携帯端末の動作>次に、本実施形態によ
る携帯端末400のPコード抽出機能及びPコード送信
機能を説明する。
【0404】図108は、本実施形態の携帯端末のPコ
ード抽出処理を説明するフローチャートである。なお、
本処理は、携帯端末400において受信したメールの内
容を表示している間に実行される処理である。
【0405】ステップS3101〜ステップS3103
では、夫々、携帯端末400のカーソルキー401,4
02が操作されたか否か、範囲指定キー404が操作さ
れたか否か、Pコードキー403が操作されたか否かを
判定する。
【0406】メールの表示状態においてカーソルキーが
操作されると、ステップS3101からステップS31
05へ処理が進み、現在範囲指定中であるか否かを判定
する。範囲指定モードは、範囲指定キーの操作により後
述のステップS3109においてセットされる。現在、
範囲指定モードでなければ、ステップS3106へ進
み、メール内容表示における文字を単位としてカーソル
を移動する。一方、範囲指定モードであれば、カーソル
の移動した領域を選択領域とし、その部分の表示を反転
させる。そして、ステップS3104へ進み、メール表
示が継続しておればステップS3101へ戻り、メール
表示が終了であるならば本処理を終了する。
【0407】一方、範囲指定キー404が操作される
と、ステップS3102からステップS3108へ処理
が進み、現在、既に範囲指定モードであるかどうかを判
定する。範囲指定モードでなければステップS3109
へ進み、動作モードを範囲指定モードへ切り替える。一
方、現在が範囲指定モードであれば、ステップS311
0へ進み、範囲指定モードを解除する。即ち、範囲指定
キーは範囲指定モードのオンオフ切り替えを行うスイッ
チとして機能する。その後、処理はステップS3104
へ進み、メール表示が継続しておればステップS310
1へ戻り、メール表示が終了であるならば本処理を終了
する。
【0408】Pコードキー403が操作されると、処理
はステップS3103からステップS3111へ進み、
現在表示中の文字列中に反転表示された選択領域が存在
するかどうかを判断する。選択領域が存在すれば、ステ
ップS3112へ進み、その選択領域をPコード格納エ
リア422cへ格納する。なお、選択領域が複数存在す
る場合は、全ての選択領域の内容がPコード格納エリア
422cへ格納されることになる。一方、ステップS3
111において選択領域が存在しない場合は、ステップ
S3113へ進み、Pコードを自動抽出する。その後、
処理はステップS3104へ進み、メール表示が継続し
ておればステップS3101へ戻り、メール表示が終了
であるならば本処理を終了する。
【0409】ここで、ステップS3113におけるPコ
ードの自動抽出を説明する。図109は、ステップS3
113におけるPコードの自動抽出処理を説明するフロ
ーチャートである。
【0410】ステップS3120では、<Pcode>と</
Pcode>の2つのタグで囲まれた文字列を検索する。<P
code>と</Pcode>の2つのタグで囲まれた文字列が検
出された場合は、ステップS3121からステップS3
122へ処理が進み、検出された文字列をPコード格納
エリア422cへ格納する。この処理を現在表示中のメ
ール全体について行う(ステップS3123)。
【0411】なお、上記処理を、携帯端末400のメモ
リ内に保持されたメールデータの全体について一括して
行うような操作モードを設けてもよい。
【0412】以上のようにして、本実施形態の携帯端末
400はメールとして送られてきたPコードをPコード
格納エリア422cに格納することができる。なお、メ
ールのような電子データではなく、雑誌や新聞等によっ
てPコードが通知されたような場合でも、Pコードキー
とダイヤルキーを用いてPコードを入力し、Pコード格
納エリア422cへ保持させることを可能なように構成
することもできる。そして、本実施形態の携帯端末40
0によれば、Pコード格納エリア422cに格納された
Pコードを、Pサービス端末100との間の通信によっ
て、Pサービス端末100へ入力することができる。
【0413】図110は本実施形態の携帯端末によるP
コードの送信処理を説明するフローチャートである。な
お、本処理は携帯端末400の表示内容が初期状態にあ
る場合に実行される処理である。
【0414】ステップS3141において、Pコードキ
ー403が操作されたことを検出すると、ステップS3
142へ進み、Pコード格納エリア422c内にPコー
ドが格納されているかどうかを判断する。Pコード格納
エリア422cにPコードが格納されていなければ、ス
テップS3143へ進み、表示器410にPコードが存
在しない旨の通知を行い、本処理を終了する。
【0415】一方、ステップS3142において、Pコ
ード格納エリア422c内にPコードが格納されておれ
ば、ステップS3144へ進み、赤外線通信部405を
用いてPサービス端末100との通信処理を開始する。
そして、ステップS3145において、Pサービス端末
100がレディであるかどうかを判断し、レディになる
のを待つ。この待ち時間が所定時間を超えた場合は、タ
イムアウトと判断して、ステップS3146からステッ
プS3147へ進み、表示器410により通信エラーを
通知して本処理を終える。
【0416】さて、Pサービス端末100のレディが確
認されたら、ステップS3148においてPコード格納
エリア422cに格納されているPコードをPサービス
端末100に対して送信する。
【0417】送信を終えたならば、ステップS3149
において、現在Pコード格納エリア422cに格納され
ているPコードを消去するかどうかの問い合わせを、表
示器410を用いて行う。ユーザがPコードの消去を指
示したならば、ステップS3151においてPコードを
消去する。
【0418】以上の処理は、Pサービス端末100の携
帯端末用コネクタ106に携帯端末400を装着した場
合にももちろん適用できるものである。
【0419】また、上記の処理では、携帯端末400の
キー操作によって送信を開始するが、携帯端末側のキー
操作を一切行わず、Pサービス端末100の制御によっ
て自動的にPコードをPサービス端末100へ入力する
ようにすることも可能である。図111は、本実施形態
の携帯端末によるPコードの送信処理の他の形態を説明
するフローチャートである。
【0420】ステップS3161において、形態端末用
コネクタ106に形態端末が装着されたことが検出され
ると(或いは、Pコードキーの操作によって所定の信号
が赤外線通信部を介してPサービス端末に通知される
と)、ステップS3162においてPサービス端末と携
帯端末との間の通信が開始される。
【0421】通信によってPサービス端末100からP
コード要求が入力されると、ステップS3163からス
テップS3165へ進み、Pコード格納エリア422c
にPコードが格納されているかどうかを判定する。Pコ
ードが格納されていない場合はステップS3167に進
み、Pコードが存在しない旨をPサービス端末に通知す
る。一方、Pコード格納エリア422cにPコードが存
在すれば、ステップS3166へ進み、格納されている
PコードをPサービス端末100に送信する。
【0422】その後の、ステップS3168からステッ
プS3170の処理は、上述のステップS3149から
ステップS3151の処理と同様である。
【0423】以上のように、本実施形態の携帯端末によ
れば、メールからPコードを抽出してメモリに保持して
おき、これをPサービス端末に送信することができるの
で、Pサービス端末100の操作における入力ミスが防
止でき、操作性が飛躍的に向上する。
【0424】<他の実施形態>なお、本発明は、複数の
機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機
器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0425】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0426】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0427】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0428】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0429】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0430】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
取得すべき情報の有効期限がきれる前に、その情報の有
効期限切れが迫っていることをユーザに適確に通知する
ことができる情報管理システム、情報管理装置及びそれ
らの制御方法、コンピュータ可読メモリを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態によるPサービスシステムの概略の
構成を説明する図である。
【図2】本実施形態によるPサービス端末200の概観
を示す図である。
【図3A】Pサービス端末100の制御構成を表わすブ
ロック図である。
【図3B】Pサービス端末上のローカル情報テーブルの
データ構成例を示す図である。
【図4】Pサービス端末へのPコード送信が可能な携帯
端末400の概観を示す図である。
【図5】携帯端末400の制御構成を説明するブロック
図である。
【図6】Pサービスサーバ200の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図7】IP情報登録テーブルのデータ構成例を示す図
である。
【図8】広告情報テーブルのデータ構成例を示す図であ
る。
【図9】ユーザ情報テーブルのデータ構成例を示す図で
ある。
【図10】メールサービス用Pコードテーブルのデータ
構成例を示す図である。
【図11A】配信サービス用Pコードテーブルのデータ
構成例を示す図である。
【図11B】受信サービス用Pコードテーブルのデータ
構成例を示す図である。
【図12】パーソナル情報サービス用Pコードテーブル
のデータ構成例を示す図である。
【図13】個人情報テーブルのデータ構成例を示す図で
ある。
【図14】オーナー情報テーブルのデータ構成例を示す
図である。
【図15】端末情報テーブルのデータ構成例を示す図で
ある。
【図16】IPサーバ300の典型的な構成を示すブロ
ック図である。
【図17】本実施形態によるPサービスシステムで用い
られるPコードのデータ構成を説明する図である。
【図18】Pコードのデータ構成を示す図である。
【図19】本実施形態のPサービスサーバによる処理の
概要を説明するフローチャートである。
【図20A】本実施形態のPサービスサーバによる処理
の概要を説明するフローチャートである。
【図20B】配信用情報の登録の処理のフローチャート
である。
【図21】ユーザ登録処理のフローチャートである。
【図22】新規登録処理のためのダイヤログボックスで
ある。
【図23】「氏名・住所」ボタン1000に対応したダ
イヤログボックスである。
【図24】「暗証番号」ボタン1010に対応したダイ
ヤログボックスである。
【図25】「勤務先」ボタン1020に対応したダイヤ
ログボックスである。
【図26】「クレジットカード」ボタン1030に対応
したダイヤログボックスである。
【図27】「サービス」ボタン1040に対応したダイ
ヤログボックスである。
【図28】「個人情報」ボタン1050に対応したダイ
ヤログボックスである。
【図29】「個人情報2」ボタン1060に対応したダ
イヤログボックスである。
【図30】「欲しい情報」ボタン1070に対応したダ
イヤログボックスである。
【図31A】「印刷用紙」ボタン1080に対応したダ
イヤログボックスである。
【図31B】「受信サービスの設定」ボタン1091に
対応したダイヤログボックスである。
【図31C】「印刷先の指定」ボタン1092に対応し
たダイヤログボックスである。
【図32】登録変更処理のためのダイヤログボックスで
ある。
【図33】暗証番号の変更のためのダイヤログボックス
である。
【図34】IP情報登録処理のフローチャートである。
【図35】会員確認のためのダイヤログボックスであ
る。
【図36】会員のパスワード入力のためのダイヤログボ
ックスである。
【図37】非会員特定のためのダイヤログボックスであ
る。
【図38】会員登録勧誘のためのダイヤログボックスで
ある。
【図39】課金設定のためのダイヤログボックスであ
る。
【図40】IP情報指定のためのダイヤログボックスで
ある。
【図41】IP情報指定のためのダイヤログボックスで
ある。
【図42】プレビュー画面を示すダイヤログボックスで
ある。
【図43】ファイル転送時のダイヤログボックスであ
る。
【図44】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図45】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図46】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図47】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図48】パスワード確認のためのダイヤログボックス
である。
【図49】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図50】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図51】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図52A】プロパティ設定のためのダイヤログボック
スである。
【図52B】プロパティ設定のためのダイヤログボック
スである。
【図52C】プロパティ設定のためのダイヤログボック
スである。
【図53】入力した項目の一覧表示のためのダイヤログ
ボックスである。
【図54】広告情報登録処理のフローチャートである。
【図55】会員確認のためのダイヤログボックスであ
る。
【図56】会員のパスワード入力のためのダイヤログボ
ックスである。
【図57】非会員特定のためのダイヤログボックスであ
る。
【図58】広告情報指定のためのダイヤログボックスで
ある。
【図59】プレビュー画面を示すダイヤログボックスで
ある。
【図60】ファイル転送時のダイヤログボックスであ
る。
【図61】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図62】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図63】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図64】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図65】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図66】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図67】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図68】入力した項目の一覧表示のためのダイヤログ
ボックスである。
【図69】登録事項の印刷のためのダイヤログボックス
である。
【図70】ステップS111に示される個人用Pコード
の発番手順を説明するフローチャートである。
【図71】Pサービスサーバが他のサイトにPコードの
エクスターナルコードを割り当てる手順を説明するフロ
ーチャートである。
【図72】本実施形態で用いるPコード使用登録テーブ
ルのデータ構成を示す図である。
【図73】Pコード使用テーブルのデータ構成を示す図
である。
【図74】IP用コードの発番処理を説明するフローチ
ャートである。
【図75】本実施形態のPサービス端末100のタッチ
パネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図76】本実施形態のPサービス端末100のタッチ
パネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図77】本実施形態のPサービス端末100のタッチ
パネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図78】本実施形態のPサービス端末100のタッチ
パネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図79】本実施形態のPサービス端末100のタッチ
パネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図80】本実施形態のPサービス端末100のタッチ
パネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図81】本実施形態のPサービス端末100のタッチ
パネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図82】本実施形態のPサービス端末100のタッチ
パネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図83】本実施形態のPサービス端末100のタッチ
パネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図84A】本実施形態のPサービス端末100のタッ
チパネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図84B】本実施形態のPサービス端末100のタッ
チパネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図85】本実施形態のPサービス端末100のタッチ
パネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図86】本実施形態のPサービス端末100のタッチ
パネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図87】本実施形態のPサービス端末100のタッチ
パネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図88】本実施形態のPサービス端末100のタッチ
パネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図89A】本実施形態のPサービス端末100のタッ
チパネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図89B】本実施形態のPサービス端末100のタッ
チパネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図90】本実施形態のPサービス端末100のタッチ
パネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図91A】本実施形態のPサービス端末100のタッ
チパネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図91B】本実施形態のPサービス端末100のタッ
チパネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図92】本実施形態のPサービス端末100のタッチ
パネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図93】本実施形態のPサービス端末100のタッチ
パネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図94A】本実施形態のPサービス端末100のタッ
チパネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図94B】本実施形態のPサービス端末100のタッ
チパネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図94C】本実施形態のPサービス端末100のタッ
チパネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図95】本実施形態のPサービス端末100のタッチ
パネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図96A】本実施形態のPサービス端末100のタッ
チパネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図96B】本実施形態のPサービス端末100のタッ
チパネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図97】本実施形態のPサービス端末100のタッチ
パネル104上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図98A】本実施形態の情報サービスを実行する場合
の処理フローを示すフローチャートである。
【図98B】本実施形態の情報サービスを実行する場合
のサービスシステム内の処理順を示す図である。
【図99A】本実施形態のメールサービスを実行する場
合の処理フローを示すフローチャートである。
【図99B】本実施形態のメールサービスを実行する場
合のサービスシステム内の処理順を示す図である。
【図100A】本実施形態の配信サービス(登録された
情報の受信)を実行する場合の処理フローを示すフロー
チャートである。
【図100B】本実施形態の配信サービス(登録された
情報の受信)を実行する場合のサービスシステム内の処
理順を示す図である。
【図101A】本実施形態のパーソナル情報サービスを
実行する場合の処理フローを示すフローチャートであ
る。
【図101B】本実施形態のパーソナル情報サービスを
実行する場合のサービスシステム内の処理順を示す図で
ある。
【図102A】本実施形態のデータの送信(登録)を実
行する場合の処理フローを示すフローチャートである。
【図102B】本実施形態の配信サービス(情報の登
録)を実行する場合の処理フローを示すフローチャート
である。
【図102C】本実施形態の配信サービス及び受信サー
ビス(共に情報の登録)を実行する場合のサービスシス
テム内の処理順を示す図である。
【図102D】本実施形態の受信サービス(情報の登
録)を実行する場合の処理フローを示すフローチャート
である。
【図103A】本実施形態の携帯端末によるPコードの
送信処理の他の形態を説明するフローチャートである。
【図103B】本実施形態のPサービスサーバ200に
おけるIP情報およびメールデータ、配信データの取得
手順を説明するフローチャートである。
【図104】広告検索処理のフローチャートである。
【図105A】IP情報のキーワードリストの一例を示
す図である。
【図105B】ユーザ登録のキーワードリストの一例を
示す図である。
【図105C】Pサービス端末のキーワードリストの一
例を示す図である。
【図105D】最上位のキーワードリストの一例を示す
図である。
【図105E】最下位のキーワードリストの一例を示す
図である。
【図106A】IP情報リストの検索結果リストの一例
を示す図である。
【図106B】ユーザ登録リストの検索結果リストの一
例を示す図である。
【図106C】Pサービス端末リストの検索結果リスト
の一例を示す図である。
【図106D】最上位リストの検索結果リストの一例を
示す図である。
【図106E】最下位リストの検索結果リストの一例を
示す図である。
【図107A】並び替えたIP情報リストの検索結果リ
ストの一例を示す図である。
【図107B】並び替えたユーザ登録リストの検索結果
リストの一例を示す図である。
【図107C】並び替えたPサービス端末リストの検索
結果リストの一例を示す図である。
【図107D】並び替えた最上位リストの検索結果リス
トの一例を示す図である。
【図107E】並び替えた最下位リストの検索結果リス
トの一例を示す図である。
【図108】本実施形態の携帯端末のPコード抽出処理
を説明するフローチャートである。
【図109】ステップS3113におけるPコードの自
動抽出処理を説明するフローチャートである。
【図110】本実施形態の携帯端末によるPコードの送
信処理を説明するフローチャートである。
【図111】本実施形態の携帯端末によるPコードの送
信処理の他の形態を説明するフローチャートである。
【図112】本実施形態の印刷情報を取得する処理を説
明するフローチャートである。
【図113】本実施形態の受信通知サービスの携帯端末
上における受信通知画面の一例を示す図である。
【図114】本実施形態の受信通知サービスの携帯端末
上における印刷先端末指定の初期画面である端末検索方
法の選択の表示の一例を示す図である。
【図115】本実施形態の受信通知サービスの携帯端末
上における印刷先端末指定の画面である端末の検索結果
一覧表示の一例を示す図である。
【図116】本実施形態の受信通知サービスの携帯端末
上における印刷先端末指定の画面である端末指定を行う
画面の表示の一例を示す図である。
【図117】本実施形態の受信通知サービスの携帯端末
上における印刷先端末指定の画面である端末指定の確認
表示の一例を示す図である。
【図118】本実施形態の受領通知サービスの携帯端末
上における受領通知画面の一例を示す図である。
【図119】本実施形態の有効期限通知サービスの携帯
端末上における有効期限通知画面の一例を示す図であ
る。
【図120】本実施形態の有効期限通知サービスの携帯
端末上におけるpコード情報表示画面の一例を示す図で
ある。
【図121】本実施形態のデータ登録時の通知処理を説
明するフローチャートである。
【図122】本実施形態の端末上でのデータ期限切れ時
の通知処理を説明するフローチャートである。
【図123】本実施形態のサーバ上でのデータ期限切れ
時の通知処理を説明するフローチャートである。
【図124】本実施形態の印刷先端末の変更時の処理を
説明するフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 110 G06F 17/30 110F 240 240A G06K 7/00 G06K 7/00 U (72)発明者 松浦 健一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 増川 曉洋 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 福永 真司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 伊藤 公祐 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5B017 AA03 BB10 CA16 5B049 AA02 BB49 CC02 DD01 DD05 EE00 EE05 FF04 GG03 GG04 GG06 GG07 5B072 BB00 CC24 MM11 5B075 KK07 ND20 NK02 NK24 PP02 PP03 PP12 PP22 PQ02 PQ32 PR08 UU40 5B085 AA01 AA08 BA07 BE01 BE07 BG00 BG07 CA02

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 提供された情報を配信する情報管理サー
    バと、該情報管理サーバと情報の送受信を行う端末を有
    する情報管理システムであって、 前記情報管理サーバは、 配信対象の情報と、該情報を示すコードを対応づけて登
    録する登録手段と、 前記登録手段で登録する情報の有効期限を設定する設定
    手段と、前記端末は、 前記端末と通信を行う通信手段と、 前記情報管理サーバから配信される前記情報を表示する
    表示手段とを備えることを特徴とする情報管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記コードは、更に、前記配信対象の情
    報の配信先である前記端末を識別する識別情報を含んで
    いることを特徴とする請求項1に記載の情報管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記登録手段で登録されている情報の有
    効期限を検査する検査手段と、 前記検査手段の検査結果に基づいて、前記識別情報から
    得られる前記情報の配信先である前記端末へ所定情報を
    通知する通知手段とを備えることを特徴とする請求項2
    に記載の情報管理システム。
  4. 【請求項4】 前記登録手段で登録されている情報の有
    効期限と前記情報の印刷の有無を検査する検査手段と、 前記検査手段の検査結果に基づいて、前記識別情報から
    得られる前記情報の配信先である前記端末へ所定情報を
    通知する通知手段とを備えることを特徴とする請求項2
    に記載の情報管理システム。
  5. 【請求項5】 前記所定情報は、前記配信先である前記
    端末に対し、前記情報に対する処理の実行を催促する旨
    を示す情報であることを特徴とする請求項3又は請求項
    4に記載の情報管理システム。
  6. 【請求項6】 提供された情報を配信する情報管理サー
    バと、該情報管理サーバと情報の送受信を行う端末を有
    する情報管理システムの制御方法であって、 配信対象の情報と、該情報を示すコードを対応づけて前
    記情報管理サーバに登録する登録工程と、 前記登録工程で前記情報管理サーバに登録する情報の有
    効期限を設定する設定工程と、 前記情報管理サーバと前記端末間とで通信を行う通信工
    程と、 前記情報管理サーバから配信される前記情報を前記端末
    上で表示する表示工程とを備えることを特徴とする情報
    管理システムの制御方法。
  7. 【請求項7】 前記コードは、更に、前記配信対象の情
    報の配信先である前記端末を識別する識別情報を含んで
    いることを特徴とする請求項6に記載の情報管理システ
    ムの制御方法。
  8. 【請求項8】 前記登録工程で前記情報管理サーバに登
    録されている情報の有効期限を検査する検査工程と、 前記検査工程の検査結果に基づいて、前記識別情報から
    得られる前記情報の配信先である前記端末へ所定情報を
    通知する通知工程とを備えることを特徴とする請求項7
    に記載の情報管理システムの制御方法。
  9. 【請求項9】 前記登録工程で前記情報管理サーバに登
    録されている情報の有効期限と前記情報の印刷の有無を
    検査する検査工程と、 前記検査工程の検査結果に基づいて、前記識別情報から
    得られる前記情報の配信先である前記端末へ所定情報を
    通知する通知工程とを備えることを特徴とする請求項7
    に記載の情報管理システムの制御方法。
  10. 【請求項10】 前記所定情報は、前記配信先である前
    記端末に対し、前記情報に対する処理の実行を催促する
    旨を示す情報であることを特徴とする請求項8又は請求
    項9に記載の情報管理システムの制御方法。
  11. 【請求項11】 提供された情報を配信する情報管理サ
    ーバと、該情報管理サーバと情報の送受信を行う端末を
    有する情報管理システムの制御のプログラムコードが格
    納されたコンピュータ可読メモリであって、 配信対象の情報と、該情報を示すコードを対応づけて前
    記情報管理サーバに登録する登録工程のプログラムコー
    ドと、 前記登録工程で前記情報管理サーバに登録する情報の有
    効期限を設定する設定工程のプログラムコードと、 前記情報管理サーバと前記端末間とで通信を行う通信工
    程のプログラムコードと、 前記情報管理サーバから配信される前記情報を前記端末
    上で表示する表示工程のプログラムコードとを備えるこ
    とを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
  12. 【請求項12】 提供された情報を配信する情報管理装
    置であって、 配信対象の情報と、該情報を示すコードを対応づけて登
    録する登録手段と、 前記登録手段で登録する情報の有効期限を設定する設定
    手段とを備えることを特徴とする情報管理装置。
  13. 【請求項13】 前記コードは、更に、前記配信対象の
    情報の配信先を識別する識別情報を含んでいることを特
    徴とする請求項12に記載の情報管理装置。
  14. 【請求項14】 前記登録手段で登録されている情報の
    有効期限を検査する検査手段と、 前記検査手段の検査結果に基づいて、前記識別情報から
    得られる前記情報の配信先へ所定情報を通知する通知手
    段とを備えることを特徴とする請求項13に記載の情報
    管理装置。
  15. 【請求項15】 前記登録手段で登録されている情報の
    有効期限と前記情報の印刷の有無を検査する検査手段
    と、 前記検査手段の検査結果に基づいて、前記識別情報から
    得られる前記情報の配信先へ所定情報を通知する通知手
    段とを備えることを特徴とする請求項13に記載の情報
    管理装置。
  16. 【請求項16】 前記所定情報は、前記配信先に対し、
    前記情報に対する処理の実行を催促する旨を示す情報で
    あることを特徴とする請求項14又は請求項15に記載
    の情報管理装置。
  17. 【請求項17】 提供された情報を配信する情報管理装
    置の制御方法であって、 配信対象の情報と、該情報を示すコードを対応づけて記
    憶媒体に登録する登録工程と、 前記登録工程で前記記憶媒体に登録する情報の有効期限
    を設定する設定工程とを備えることを特徴とする情報管
    理装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 前記コードは、更に、前記配信対象の
    情報の配信先を識別する識別情報を含んでいることを特
    徴とする請求項17に記載の情報管理装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 前記登録工程で前記記憶媒体に登録さ
    れている情報の有効期限を検査する検査工程と、 前記検査工程の検査結果に基づいて、前記識別情報から
    得られる前記情報の配信先へ所定情報を通知する通知工
    程とを備えることを特徴とする請求項18に記載の情報
    管理装置の制御方法。
  20. 【請求項20】 前記登録工程で前記記憶媒体に登録さ
    れている情報の有効期限と前記情報の印刷の有無を検査
    する検査工程と、 前記検査工程の検査結果に基づいて、前記識別情報から
    得られる前記情報の配信先へ所定情報を通知する通知工
    程とを備えることを特徴とする請求項18に記載の情報
    管理装置の制御方法。
  21. 【請求項21】 前記所定情報は、前記配信先に対し、
    前記情報に対する処理の実行を催促する旨を示す情報で
    あることを特徴とする請求項19又は請求項20に記載
    の情報管理装置の制御方法。
  22. 【請求項22】 提供された情報を配信する情報管理装
    置の制御のプログラムコードが格納されたコンピュータ
    可読メモリであって、 配信対象の情報と、該情報を示すコードを対応づけて記
    憶媒体に登録する登録工程のプログラムコードと、 前記登録工程で前記記憶媒体に登録する情報の有効期限
    を設定する設定工程のプログラムコードとを備えること
    を特徴とするコンピュータ可読メモリ。
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