JP2001251454A - 画像処理装置並びに画像処理装置の制御方法および記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置並びに画像処理装置の制御方法および記憶媒体

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JP2001251454A
JP2001251454A JP2000061326A JP2000061326A JP2001251454A JP 2001251454 A JP2001251454 A JP 2001251454A JP 2000061326 A JP2000061326 A JP 2000061326A JP 2000061326 A JP2000061326 A JP 2000061326A JP 2001251454 A JP2001251454 A JP 2001251454A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが所望する特定のジョブのみを簡単な
操作により停止させることができる動作効率および操作
性に優れた画像処理環境を提供すること。 【解決手段】 操作部3000のストップキーにより、
ジョブ実行中にジョブの停止が指示された場合、CPU
2001により実行されるジョブマネージャ(Job
Manager)が、実行中の全ジョブを一時停止さ
せ、該停止された全ジョブをジョブIDを用いて操作部
3000に一覧表示させて該一覧表示されるジョブから
いずれかのジョブを選択させ、該選択されたジョブのみ
を停止する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のジョブを受
け付け、並行実行可能な画像処理装置並びに画像処理装
置の制御方法および記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より複写機等の画像処理装置におい
ては、複写動作を開始し動作が終了する前の時点で、ユ
ーザの指示により装置の動作を停止させる制御手段を備
えている。
【0003】これにより、複写モードの設定の誤りなど
によってユーザが意図しない動作を行った場合にも、ユ
ーザにより装置を停止させることが可能であった。
【0004】また近年、各種画像処理装置は単機能だけ
でなく、一つの装置でスキャナ、プリンタ、複写機、F
AXなど複数の機能を備え、各機能の同時実行が可能で
あるものも多い。
【0005】さらに、異なる機能間での同時実行だけで
なく、たとえば複写動作の指示(ジョブ)を複数受け付
け可能で、受けつけた動作指示(ジョブ)を順次実行す
ることが可能であるものもあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
複数のジョブを並行実行可能な画像処理装置において
は、ユーザが装置に投入した特定のジョブのみを停止さ
せたい場合でも、従来は装置全体に対する停止指示手段
しか具備していなかっため、ユーザが停止させたいジョ
ブとともに、装置全てのジョブが停止してしまってい
た。そのため、装置の利用効率が悪化し、またユーザの
使い勝手も悪くなるという問題点があった。
【0007】また、例え、全ジョブの中から停止したい
ジョブをユーザに選択させることが可能であったとして
も、ユーザの停止ジョブ選択中に、停止させたいジョブ
の処理が進行してしまい、無駄なプリントアウトを実行
してしまうという新たな問題点が生じる。
【0008】さらに、ジョブを停止させるのに毎回ユー
ザに停止対象ジョブを選択させる構成では、実行中のジ
ョブがただ1つであるにもかかわらず、そのジョブを選
択するという無駄な操作が発生してしまい、操作が煩雑
になるという問題点もあった。
【0009】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第10の発
明の第1の目的は、ジョブ実行中にジョブの停止が指示
された場合、実行中の全ジョブをジョブに固有に付加さ
れた識別情報を用いて一覧表示させて該一覧表示される
ジョブからいずれかのジョブを選択させ、該選択された
ジョブのみを停止制御することにより、ユーザが所望す
る特定のジョブのみを停止させることができる画像処理
装置並びに画像処理装置の制御方法および記憶媒体を提
供することであり、第2の目的は、ジョブ実行中にジョ
ブの停止が指示された場合、実行中の全ジョブを一時停
止させ、該停止された全ジョブをジョブに固有に付加さ
れた識別情報を用いて一覧表示させて該一覧表示される
ジョブからいずれかのジョブを選択させ、該選択された
ジョブのみを停止し、選択されなかったジョブを再開さ
せることにより、ユーザが所望する特定のジョブを可能
な限り早いタイミングで停止させて、ユーザの停止指示
中に無駄な処理が継続して実行されてしまうことを防止
することができる画像処理装置並びに画像処理装置の制
御方法および記憶媒体を提供することであり、第3の目
的は、ジョブ実行中にジョブの停止が指示された場合、
実行中のジョブがただ1つであるか複数存在するかを判
定し、実行中のジョブがただ1つであると判定された場
合に、該ジョブを停止させ、実行中のジョブが複数存在
すると判定された場合に、実行中の全ジョブをジョブに
固有に付加された識別情報を用いて一覧表示させて該一
覧表示されるジョブからいずれかのジョブを選択させ、
該選択されたジョブのみを停止することにより、ユーザ
が所望する特定のジョブのみを停止させることができ、
特に実行中のジョブが一つだけの場合は、ユーザにジョ
ブを選択させるという煩雑な操作を強いることなく直ち
にジョブを停止することができ、操作性を向上すること
ができる画像処理装置並びに画像処理装置の制御方法お
よび記憶媒体を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、複数のジョブを受け付け、並行実行可能な画像処理
装置において、投入されたジョブに対し、個々のジョブ
を特定可能な識別情報(図70に示すジョブID21
1)を付加する付加手段(図1に示すCPU2001が
ROM2003,HDD2004又は図示しないその他
の記憶媒体に格納されるプログラムに基づいて実行する
Job Manager1519(図12))と、ジョ
ブ実行中にジョブの停止を指示する指示手段(図3に示
すストップキー3003)と、ジョブを識別情報を用い
て一覧表示させて該一覧表示されるジョブからいずれか
のジョブを選択可能な表示選択手段(図3に示すLCD
表示部3001に表示される停止ジョブ選択画面301
(図72))と、前記指示手段によりジョブの停止が指
示された場合、実行中の全ジョブを前記表示選択手段に
一覧表示させ、選択されたジョブのみを停止制御する制
御手段(図1に示すCPU2001がROM2003,
HDD2004又は図示しないその他の記憶媒体に格納
されるプログラムに基づいて実行するJob Mana
ger1519(図12))とを有するものである。
【0011】本発明に係る第2の発明は、複数のジョブ
を受け付け、並行実行可能な画像処理装置において、投
入されたジョブに対し、個々のジョブを特定可能な識別
情報(図70に示すジョブID211)を付加する付加
手段(図1に示すCPU2001がROM2003,H
DD2004又は図示しないその他の記憶媒体に格納さ
れるプログラムに基づいて実行するJob Manag
er1519(図12))と、ジョブ実行中にジョブの
停止を指示する指示手段(図3に示すストップキー30
03)と、ジョブを識別情報を用いて一覧表示させて該
一覧表示されるジョブからいずれかのジョブを選択可能
な表示選択手段(図3に示すLCD表示部3001に表
示される停止ジョブ選択画面301(図72))と、前
記指示手段によりジョブの停止が指示された場合、実行
中の全ジョブを一時停止させて、該停止された全ジョブ
を前記表示選択手段に一覧表示させ、選択されたジョブ
のみを停止させ、選択されなかったジョブを再開制御す
る制御手段(図1に示すCPU2001がROM200
3,HDD2004又は図示しないその他の記憶媒体に
格納されるプログラムに基づいて実行するJob Ma
nager1519(図12))とを有するものであ
る。
【0012】本発明に係る第3の発明は、複数のジョブ
を受け付け、並行実行可能な画像処理装置において、投
入されたジョブに対し、個々のジョブを特定可能な識別
情報(図70に示すジョブID211)を付加する付加
手段(図1に示すCPU2001がROM2003,H
DD2004又は図示しないその他の記憶媒体に格納さ
れるプログラムに基づいて実行するJob Manag
er1519(図12))と、ジョブ実行中にジョブの
停止を指示する指示手段(図3に示すストップキー30
03)と、ジョブを識別情報を用いて一覧表示させて該
一覧表示されるジョブからいずれかのジョブを選択可能
な表示選択手段(図3に示すLCD表示部3001に表
示される停止ジョブ選択画面301(図72))と、前
記指示手段によりジョブの停止が指示された場合に、実
行中のジョブがただ1つの場合は該ジョブを停止し、実
行中のジョブが複数存在する場合は、実行中の全ジョブ
を前記表示選択手段に一覧表示させ、選択されたジョブ
のみを停止制御する制御手段(図1に示すCPU200
1がROM2003,HDD2004又は図示しないそ
の他の記憶媒体に格納されるプログラムに基づいて実行
するJob Manager1519(図12))とを
有するものである。
【0013】本発明に係る第4の発明は、前記付加手段
は、投入されたジョブに対し、前記個々のジョブを特定
可能な識別情報に加えて、任意のジョブ情報(図33に
示すフルキーボードや図1に示すLAN2011等によ
り通信可能に接続される不図示のホストコントローラ等
から入力される任意のジョブ情報)を付加可能なことを
特徴とするものである。
【0014】本発明に係る第5の発明は、複数のジョブ
を受け付け、並行実行可能な画像処理装置の制御方法に
おいて、ジョブ実行中にジョブの停止を指示する指示工
程(図71のステップS102)と、該ジョブの停止が
指示された場合、実行中の全ジョブをジョブに固有に付
加された識別情報を用いて一覧表示させて該一覧表示さ
れるジョブからいずれかのジョブを選択させる表示選択
工程(図71のステップS103,S104)と、該選
択されたジョブのみを停止する停止工程(図71のステ
ップS105,S106)とを有するものである。
【0015】本発明に係る第6の発明は、複数のジョブ
を受け付け、並行実行可能な画像処理装置の制御方法に
おいて、ジョブ実行中にジョブの停止を指示する指示工
程(図74のステップS202)と、該ジョブの停止が
指示された場合、実行中の全ジョブを一時停止させる一
時停止工程(図74のステップS203)と、該停止さ
れた全ジョブをジョブに固有に付加された識別情報を用
いて一覧表示させて該一覧表示されるジョブからいずれ
かのジョブを選択させる表示選択工程(図74のステッ
プS204,S205)と、該選択されたジョブのみを
停止する停止工程(図74のステップS206,S20
7)と、選択されなかったジョブを再開させる再開工程
(図74のステップS208)とを有するものである。
【0016】本発明に係る第7の発明は、複数のジョブ
を受け付け、並行実行可能な画像処理装置の制御方法に
おいて、ジョブ実行中にジョブの停止を指示する指示工
程(図75のステップS302)と、該ジョブの停止が
指示された場合、実行中のジョブがただ1つであるか複
数存在するかを判定する判定工程(図75のステップS
303,S304)と、実行中のジョブがただ1つであ
ると判定された場合に、該ジョブを停止させる第1の停
止工程(図75のステップS308)と、実行中のジョ
ブが複数存在すると判定された場合に、実行中の全ジョ
ブをジョブに固有に付加された識別情報を用いて一覧表
示させて該一覧表示されるジョブからいずれかのジョブ
を選択させる表示選択工程(図75のステップS30
5)と、該選択されたジョブのみを停止する第2の停止
工程(図75のステップS306,S307)とを有す
るものである。
【0017】本発明に係る第8の発明は、複数のジョブ
を受け付け、並行実行可能な画像処理装置に、ジョブ実
行中にジョブの停止を指示する指示工程(図71のステ
ップS102)と、該ジョブの停止が指示された場合、
実行中の全ジョブをジョブに固有に付加された識別情報
を用いて一覧表示させて該一覧表示されるジョブからい
ずれかのジョブを選択させる表示選択工程(図71のス
テップS103,S104)と、該選択されたジョブの
みを停止する停止工程(図71のステップS105,S
106)とを実行させるためのプログラムを記憶媒体に
コンピュータが読み取り可能に記憶させたものである。
【0018】本発明に係る第9の発明は、複数のジョブ
を受け付け、並行実行可能な画像処理装置に、ジョブ実
行中にジョブの停止を指示する指示工程(図74のステ
ップS202)と、該ジョブの停止が指示された場合、
実行中の全ジョブを一時停止させる一時停止工程(図7
4のステップS203)と、該停止された全ジョブをジ
ョブに固有に付加された識別情報を用いて一覧表示させ
て該一覧表示されるジョブからいずれかのジョブを選択
させる表示選択工程(図74のステップS204,S2
05)と、該選択されたジョブのみを停止する停止工程
(図74のステップS206,S207)と、選択され
なかったジョブを再開させる再開工程(図74のステッ
プS208)とを実行させるためのプログラムを記憶媒
体にコンピュータが読み取り可能に記憶させたものであ
る。
【0019】本発明に係る第10の発明は、複数のジョ
ブを受け付け、並行実行可能な画像処理装置に、ジョブ
実行中にジョブの停止を指示する指示工程(図75のス
テップS302)と、該ジョブの停止が指示された場
合、実行中のジョブがただ1つであるか複数存在するか
を判定する判定工程(図75のステップS303,S3
04)と、実行中のジョブがただ1つであると判定され
た場合に、該ジョブを停止させる第1の停止工程(図7
5のステップS308)と、実行中のジョブが複数存在
すると判定された場合に、実行中の全ジョブをジョブに
固有に付加された識別情報を用いて一覧表示させて該一
覧表示されるジョブからいずれかのジョブを選択させる
表示選択工程(図75のステップS305)と、該選択
されたジョブのみを停止する第2の停止工程(図75の
ステップS306,S307)とを実行させるためのプ
ログラムを記憶媒体にコンピュータが読み取り可能に記
憶させたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、本発明の
画像処理装置及びその動作について詳細に説明する。
【0021】〔ハードウエア〕 〔全体構成〕 <コントローラ(Controller Unit)>
図1は、本発明の第1実施形態を示す画像処理装置を適
用可能なコントローラの構成を説明するブロック図であ
る。
【0022】図において、2000はコントローラ(C
ontroller Unit)で、画像入力デバイス
であるスキャナ2070や画像出力デバイスであるプリ
ンタ2095と接続し、一方ではLAN2011や公衆
回線(WAN)2051と接続することで、画像情報や
デバイス情報の入出力を行う。
【0023】2001はCPUで、ROM2003又は
図示しないその他の記憶媒体に格納されたプログラムに
基づいて、システム全体を制御する。2002はRAM
で、CPU2001が動作するためのシステムワークメ
モリであり、画像データを一時記憶するための画像メモ
リでもある。ROM2003は、ブートROMであり、
システムのブートプログラムが格納されている。
【0024】2004はHDD(ハードディスクドライ
ブ)で、システムソフトウエア,画像データ等を格納す
る。2006は操作部I/Fで、操作部(UI)300
0とのインタフェース部で、操作部3000に表示する
画像データを操作部3000に対して出力する。また、
操作部3000から本システム使用者が入力した情報
を、CPU2001に伝える役割をする。
【0025】2010はネットワーク制御部(Netw
ork)で、LAN2011に接続し、情報の入出力を
行う。
【0026】2050はモデム(Modem)で、公衆
回線2051に接続し、情報の入出力を行う。以上のデ
バイスがシステムバス2007上に配置される。
【0027】2005はイメージバスインタフェース
(Image BusI/F)で、システムバス200
7と画像データを高速で転送する画像バス2008を接
続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像
バス2008は、PCIバスまたはIEEE1394で
構成される。
【0028】画像バス2008上には以下のデバイスが
配置される。
【0029】2060はラスターイメージプロセッサ
(RIP)で、頁記述言語で記載されたコード(PDL
コード)をビットマップイメージに展開する。2020
はデバイスI/F部で、画像入力デバイスであるスキャ
ナ2070や画像出力デバイスであるプリンタ2095
とコントローラ2000とを接続し、画像データの同期
系/非同期系の変換を行う。
【0030】2080はスキャナ画像処理部で、入力画
像データに対し補正,加工,編集を行う。2090はプ
リンタ画像処理部で、プリント出力画像データに対し
て、プリンタの補正、解像度変換等を行う。2030は
面像回転処理部で、画像データの回転を行う。2040
は画像圧縮処理部で、多値画像データはJPEG,2値
画像データはJBIG,MMR,MHの圧縮伸長処理を
行う。
【0031】<画像入出力部(スキャナ,プリンタ)>
図2は、本発明の画像処理装置を適用可能な画像入出力
デバイス(図1に示したスキャナ2070,プリンタ2
095)を示す図であり、図1と同一のものには同一の
符号を付してある。
【0032】画像入力デバイスであるスキャナ2070
は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセン
サ(図示せず)を走査することで、ラスタイメージデー
タとして電気信号に変換する。
【0033】2072は原稿搬送装置(原稿フィーダ)
で、トレイ2073にセットされた原稿用紙を1枚ずつ
フィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
【0034】以下、原稿画像の読み取り動作について説
明する。
【0035】原稿用紙を原稿フィーダ2072のトレイ
2073にセットし、装置使用者が図1に示した操作部
3000から読み取り起動指示することにより、CPU
2001がスキャナ2070に指示を与え(図1に示し
た2071)、フィーダ2072は原稿用紙を1枚ずつ
フィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
【0036】画像出力デバイスであるプリンタ2095
は、ラスタイメージデータ2096を用紙上の画像に変
換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベ
ルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからイン
クを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェッ
ト方式、その他昇華方式、熱転写方式等があるが、どの
方式でも構わない。
【0037】2101〜2104は用紙カセットで、異
なる用紙サイズまたは異なる用紙方向の用紙等が格納さ
れている。プリンタ2095には、異なる用紙サイズま
たは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を
持ち、それに対応した用紙カセット2101〜2104
がセットされている。また、2111は排紙トレイで、
印字し終わった用紙を受けるものである。
【0038】以下、プリント動作について説明する。
【0039】プリント動作の起動は、図1に示したCP
U2001からの指示(図1に示した2096)によっ
て開始し、用紙カセット2101〜2104のいずれか
から給紙される用紙に印字し、排紙トレイ2111に排
紙する。
【0040】<操作部>図3は、図1に示した操作部3
000の構成を説明する平面図である。
【0041】図において、3001はLCD表示部で、
LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システ
ムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが
押下されるとその位置情報をCPU2001に伝える。
【0042】3002はスタートキーで、原稿画像の読
み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキー3
002の中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その
色によってスタートキー3002が使える状態にあるか
どうかを示す。
【0043】3003はストップキーで、稼働中の動作
を止める働きをする。3004はIDキーで、使用者の
ユーザIDを入力する時に用いる。3005はリセット
キーで、操作部3000からの設定を初期化する時に用
いる。
【0044】<スキャナ画像処理部>図4は、図1に示
したスキャナ画像処理部2080の構成を説明するブロ
ック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付し
てある。
【0045】図において、2081は画像バスI/Fコ
ントローラで、画像バス2008と接続し、そのバスア
クセスシーケンスを制御する働きと、スキャナ画像処理
部2080内の各デバイスの制御及びタイミングを発生
させる。
【0046】2082はフィルタ処理部で、空間フィル
タでコンポリューション演算を行う。2083は編集部
で、例えば入力画像データからマーカーペンで囲まれた
閉領域を認識して、その閉領域内の画像データに対し
て、影つけ,網掛け,ネガポジ反転等の画像加工処理を
行う。
【0047】2084は変倍処理部で、読み取り画像の
解像度を変える場合にラスタイメージの主走査方向につ
いて補間演算を行い拡大,縮小を行う。副走査方向の変
倍については、画像読み取りラインセンサ(図示せず)
を走査する速度を変えることで行う。
【0048】2085はテーブル変換部で、読み取った
輝度データである画像データを濃度データに変換するた
めに行うテーブル変換である。2086は2値化処理部
で、多値のグレースケール画像データを、誤差拡散処理
やスクリーン処理によって2値化処理する。2値化処理
部2086での2値化処理が終了した画像データは、再
び画像バスコントローラ2081を介して、画像バス2
008上に転送される。<プリンタ画像処理部>図5
は、図1に示したプリンタ画像処理部2090の構成を
説明するブロック図であり、図1と同一のものには同一
の符号を付してある。
【0049】図において、2091は画像バスI/Fコ
ントローラで、画像バス2008と接続し、そのバスア
クセスシーケンスを制御する働きと、プリンタ画像処理
部2090内の各デバイスの制御及びタイミングを発生
させる。
【0050】2092は解像度変換部で、Networ
k2011あるいは公衆回線2051から来た画像デー
タを、プリンタ2095の解像度に変換するための解像
度変換を行う。2093はスムージング処理部で、解像
度変換後の画像データのジャギー(斜め線等の白黒境界
部に現れる画像のがさつき)を滑らかにする処理を行
う。
【0051】<画像圧縮部>図6は、図1に示した画像
圧縮処理部2040の構成を説明するブロック図であ
り、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0052】図において、2041は画像バスI/Fコ
ントローラで、画像バス2008と接続しそのバスアク
セスシーケンスを制御し、入力バッファ2042,出力
バッファ2045とのデータのやりとりを行うためのタ
イミング制御及び画像圧縮部2043に対するモード設
定などの制御を行う。
【0053】以下、画像圧縮処理動作について説明す
る。
【0054】画像バス2008を介して、CPU200
1から画像バスI/Fコントローラ2041に画像圧縮
制御のための設定を行う。この設定により画像バスI/
Fコントローラ2041は画像圧縮部2043に対して
画像圧縮に必要な設定(例えばMMR圧縮,JBIG伸
長等の設定)を行う。必要な設定を行った後に、再度C
PU2001から画像バスI/Fコントローラ2041
に対して画像データ転送の許可を行う。
【0055】この許可に従い、画像バスI/Fコントロ
ーラ2041はRAM2002もしくは画像バス200
8上の各デバイスから画像データの転送を開始する。受
け取った画像データは入力バッファ2042に一時格納
され、画像圧縮部2043の画像データ要求に応じて一
定のスピードで画像を転送する。
【0056】この際、入力バッファ2042は画像バス
I/Fコントローラ2041と、画像圧縮部2043両
者の間で、画像データを転送できるかどうかを判断し、
画像バス2008からの画像データの読み込み、及び画
像圧縮部2043への画像の書き込みが不可能である場
合は、データの転送を行わないような制御を行う(以後
このような制御をハンドシュークと呼称する)。
【0057】画像圧縮部2043は受け取った画像デー
タを、一旦RAM2044に格納する。これは画像圧縮
を行う際には行う画像圧縮処理の種類によって、数ライ
ン分のデータを要するためであり、最初の1ライン分の
圧縮を行うためには数ライン分の画像データを用意して
からでないと画像圧縮が行えないためである。
【0058】画像圧縮を施された画像データは直ちに出
力バッファ2045に送られる。出力バッファ2045
では、画像バスI/Fコントローラ2041及び画像圧
縮部2043とのハンドシェークを行い、画像データを
画像バスI/Fコントローラ2041に転送する。画像
バスI/Fコントローラ2041では転送された圧縮
(もしくは伸長)された画像データをRAM2002も
しくは画像バス2008上の各デバイスにデータを転送
する。
【0059】こうした一連の処理は、CPU2001か
らの処理要求が無くなるまで(必要なページ数の処理が
終わったとき)、もしくはこの画像圧縮部から停止要求
が出るまで(圧縮及び伸長時のエラー発生時等)繰り返
される。
【0060】<画像回転処理部>図7は、図1に示した
画像回転処理部2030の構成を説明するブロック図で
あり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0061】図において、2031は画像バスI/Fコ
ントローラで、画像バス2008と接続し、そのバスシ
ーケンスを制御する働き、画像回転部2032にモード
等を設定する制御及び、画像回転部2032に画像デー
タを転送するためのタイミング制御を行う。
【0062】以下、画像回転処理動作について説明す
る。
【0063】画像バス2008を介して、CPU200
1から画像バスI/Fコントローラ2031に画像回転
制御のための設定を行う。この設定により画像バスI/
Fコントローラ2041は画像回転部2032に対して
画像回転に必要な設定(例えば、画像サイズや回転方
向,角度等の設定)を行う。必要な設定を行った後に、
再度CPU2001から画像バスI/Fコントローラ2
041に対して画像データ転送の許可を行う。
【0064】この許可に従い、画像バスI/Fコントロ
ーラ2031はRAM2002もしくは画像バス200
8上の各デバイスから画像データの転送を開始する。な
お、ここでは、32bitを画像バスI/Fコントロー
ラ2031によるRAM2002もしくは画像バス20
08上の各デバイスからの画像データ転送サイズとし、
回転を行う画像サイズを32×32(bit)とする。
また、画像バス2008上に画像データを転送させる際
に32bitを単位とする画像転送を行うものとする
(扱う画像は2値を想定する)。
【0065】上述のように、32×32(bit)の画
像を得るためには、上述の32bit単位のデータ転送
を32回行う必要があり、且つ不連続なアドレスから画
像データを転送する必要がある(後述する図8参照)。
【0066】不連続アドレッシングにより転送された画
像データは、読み出し時に所望の角度に回転されている
ように、RAM2033に書き込まれる。例えば、90
度反時計方向回転であれば、最初に転送された32bi
tの画像データを、後述する図9に示すようにY方向に
書き込んでいく。読み出し時にX方向に読み出すこと
で、画像が回転される。
【0067】32×32(bit)の画像回転(RAM
2033への書き込み)が完了した後、画像回転部20
32はRAM2033から上述した読み出し方法で画像
データを読み出し、画像バスI/Fコントローラ203
1に画像を転送する。
【0068】回転処理された画像データを受け取った画
像バスI/Fコントローラ2031は、連続アドレッシ
ングをもって、RAM2002もしくは画像バス200
8上の各デバイスにデータを転送する。
【0069】こうした一連の処理は、CPU2001か
らの処理要求が無くなるまで(必要なページ数の処理が
終わるまで)、繰り返される。
【0070】図8は、図7に示した画像バスI/Fコン
トローラ2031による不連続なアドレスからの画像デ
ータ転送を説明する図である。
【0071】図において、900は転送元のメモリで、
901はこのメモリ900内の32×32(bit)の
画像データである。
【0072】図に示すように、32×32(bit)の
画像を得るために、例えば、転送元アドレス値「100
000h(hは16進数表記を示す)」から32bit
(X方向に32bit),転送元アドレス値「1010
00h」から32bit,転送元アドレス値「1020
00h」から32bit,転送元アドレス値「1030
00h」から32bit,……,転送元アドレス値「1
1F000h」から32bitのように、32bit単
位のデータ転送を不連続なアドレスから32回行う。
【0073】図9は、図7に示した画像回転部2032
による画像回転処理を説明する図である。
【0074】図に示すように、不連続アドレッシングに
より転送された画像データを、読み出し時に所望の角度
に回転されているように、RAM2033に書き込む。
例えば、90度反時計方向回転であれば、最初に転送さ
れた32bitの画像データを、Y方向に書き込んでい
く。次に、転送された32bitの画像データを、最初
に転送された画像データを書き込んだアドレスより
「1」大きいアドレスより、Y方向に書き込んでいき、
以後、これを繰り返す。全ての画像データの転送が完了
したら、読み出し時にX方向に読み出すことで、画像が
回転される。
【0075】<デバイスI/F部>図10は、図1に示
したデバイスI/F部2020の構成を説明するブロッ
ク図であり、図1と同一のものには同一の符号を付して
ある。
【0076】図において、2021は画像バスI/Fコ
ントローラで、画像バス2008と接続し、そのバスア
クセスシーケンスを制御する働きと、デバイスI/F部
2020内の各デバイスの制御及びタイミングを発生さ
せる。また、外部のスキャナ2070及びプリンタ20
95への制御信号を発生させる。
【0077】2022はスキャンバッファで、スキャナ
2070から送られてくる画像データを一時保存し、画
像バス2008に同期させて画像データを出力する。2
023はシリアルパラレル・パラレルシリアル変換部
で、スキャンバッファ2022に保存された画像データ
を順番に並べて、あるいは分解して、画像バス2008
に転送できる画像データのデータ幅に変換する。202
4はパラレルシリアル・シリアルパラレル変換部で、画
像バス2008から転送された画像データを分解して、
あるいは順番に並べて、プリントバッファ2025に保
存できる画像データのデータ幅に変換する。
【0078】プリントバッファ2025は、画像バス2
008から送られてくる画像データを一時保存し、プリ
ンタ2095に同期させて画像データを出力する。
【0079】以下、画像スキャン時の処理手順について
説明する。
【0080】スキャナ2070から送られてくる画像デ
ータをスキャナ2070から送られてくるタイミング信
号に同期させて、スキャンバッファ2022に保存す
る。そして、画像バス2008がPCIバスの場合に
は、バッファ内に画像データが32ビット以上入ったと
きに、画像データを先入れ先出しで32ビット分、バッ
ファからシリアルパラレル・パラレルシリアル変換部2
023に送り、32ビットの画像データに変換し、画像
バスI/Fコントローラ2021を通して画像バス20
08上に転送する。
【0081】また、画像バス2008がIEEE139
4の場合には、バッファ内の画像データを先入れ先出し
で、バッファからシリアルパラレル・パラレルシリアル
変換部2023に送り、シリアル画像データに変換し、
画像バスI/Fコントローラ2021を通して画像バス
2008上に転送する。
【0082】以下、画像プリント時の処理手順について
説明する。
【0083】画像バス2008がPCIバスの場合に
は、画像バス2008から送られてくる32ビットの画
像データを画像バスI/Fコントローラ2021で受け
取り、パラレルシリアル・シリアルパラレル変換部20
24に送り、プリンタ2095の入力データビット数の
画像データに分解し、プリントバッファ2025に保存
する。
【0084】また、画像バス2008がIEEE139
4の場合には、画像バス2008から送られてくるシリ
アル画像データを画像バスI/Fコントローラ2021
で受け取り、パラレルシリアル・シリアルパラレル変換
部2024に送り、プリンタ300の入力データビット
数の画像データに変換し、プリントバッファ2025に
保存する。
【0085】そして、プリンタ2095から送られてく
るタイミング信号に同期させて、バッファ内の画像デー
タを先入れ先出しで、プリンタ2095に送る。
【0086】〔ソフトウエア〕 <システム全体>図11は、本発明の画像処理装置を適
用可能なネットワークシステム全体の構成を説明する図
である。
【0087】1001は本発明の画像処理装置を適用可
能な画像入出力装置で、図1に示したスキャナ2070
とプリンタ2095から構成され、スキャナ2070か
ら読み込んだ画像をローカルエリアネットワーク(以
下、LAN)2011に流したり、LANから受信した
画像をプリンタ2095によりプリントアウトできる。
【0088】また、スキャナ2070から読み込んだ画
像を図示しないFAX送信手段により、PSTNまたは
ISDN1030に送信したり、PSTNまたはISD
N1030から受信した画像をプリンタ2095により
プリントアウトすることができる。
【0089】1002はデータベースサーバで、画像入
出力装置1001により読み込んだ2値画像及び多値画
像をデータベースとして管理する。1003は前記デー
タベースサーバ1002のデータベースクライアント
で、データベースサーバ1002に保存されている画像
データを閲覧検索等できる。1004は電子メールサー
バで、画像入出力装置1001により読み取った画像を
電子メールの添付として受け取ることができる。100
5は電子メールクライアントで、電子メールサーバ10
04の受け取ったメールを受信し閲覧したり、電子メー
ルを送信したりすることができる。
【0090】1006はWWWサーバで、HTML文書
をLANに提供し、画像入出力装置1001によりWW
Wサーバで提供されるHTML文書をプリントアウトす
ることができる。1011はルータで、LAN2011
をインターネット/イントラネット1012と連結す
る。
【0091】インターネット/イントラネット1012
に、前述したデータベースサーバ1002、WWWサー
バ1006、電子メールサーバ1004、本発明の画像
処理装置を適用可能な画像入出力装置1001と同様の
装置が、それぞれ1021、1022、1023、10
24として連結している。
【0092】一方、画像入出力装置1001は、PST
NまたはISDN1030を介して、FAX装置103
1と送受信可能になっている。
【0093】また、LAN2011上にプリンタ104
0も連結されており、画像入出力装置1001により読
み取った画像をプリントアウト可能なように構成されて
いる。
【0094】<ソフトウエアブロック全体構成>図12
は、本発明の画像処理装置を適用可能な複合機のソフト
ウエアブロック図である。
【0095】図において、1501はユーザインタフェ
ースモジュール(UI)で、ユーザインタフェースを司
り、オペレータが本複合機の各種操作・設定を行う際、
機器との仲介を行うモジュールである。このモジュール
は、オペレータの操作に従い、後述の各種モジュールに
入力情報を転送し処理の依頼、或いはデータの設定等を
行う。
【0096】1502はアドレスブックモジュール(A
ddress−Book)で、データの送付先、通信先
等を管理するデータベースモジュールである。このAd
dress−Book1502の内容は、UI1501
からの操作によりデータの追加、削除、取得が行われ、
オペレータの操作により後述の各モジュールにデータの
送付・通信先情報を与えるものとして使用されるもので
ある。
【0097】1503はウェブサーバモジュール(We
b−Server)で、図外のWebクライアントから
の要求により、この複合機の管理情報を通知するために
使用される。管理情報は、後述のControll−A
PI1518を介して読み取られ、後述のHTTP15
12、TCP/IP1516、Network−Dri
ver1517を介してWebクライアントに通知され
る。
【0098】1504はユニバーサルセンドモジュール
(Uriversal−Send)で、データの配信を
司るモジュールであり、UI1501によりオペレータ
に指示されたデータを、同様に指示された通信(出力)
先に配布するものである。また、オペレータにより、本
機器のスキャナ機能を使用し配布データの生成が指示さ
れた場合は、後述するCοntroll−API151
8を介して機器を動作させ、データの生成を行う。
【0099】1505はプリンタモジュール(P55
0)で、Universal−Send1504内で出
力先にプリンタが指定された際に実行されるモジュール
である。
【0100】1506はEメールモジュール(E−Ma
il)で、Universal−Send1504内で
通信先にE−mailアドレスが指定された際に実行さ
れるモジュールである。
【0101】1507はデータベースモジュール(D
B)で、Universal−Send1504内で出
力先にデータベースが指定された際に実行されるモジュ
ールである。1508はDPで、Universal−
Send1504内で出力先に本機器と同様の複合機が
指定された際に実行されるモジュールである。
【0102】1509はリモートコピースキャンモジュ
ール(Remote−Copy−Scan)で、本複合
機のスキャナ機能を使用し、ネットワーク等で接続され
た他の複合機を出力先とし、本複合機単体で実現してい
るコピー機能と同等の処理を行うモジュールである。
【0103】1510はリモートコピープリントモジュ
ール(Remote−Copy−Print)で、本複
合機のプリンタ機能を使用し、ネットワーク等で接続さ
れた他の複合機を入力先とし、本複合機単体で実現して
いるコピー機能と同等の処理を行うモジュールである。
【0104】1511はウェブプルプリントモジュール
(Web−Pull−Print)で、インターネット
またはイントラネット上の各種ホームページの情報を読
み出し、印刷するモジュールである。
【0105】1512はHTTPモジュール(HTT
P)で、本複合機がHTTPにより通信する際に使用さ
れるモジュールであり、後述のTCP/IP1516に
より前述のWeb−Server1503、Web−P
ull−Print1511に通信を提供するものであ
る。
【0106】1513はlprモジュール(lpr)
で、後述のTCP/IP1516により前述のUniv
ersal−Send1504内のプリンタモジュール
1505に通信を提供するものである。
【0107】1514はSMTPモジュール(SMT
P)であり、後述のTCP/IP1516により前述の
Universal−Send1504内のE−mai
l1506に通信を提供するものである。
【0108】1515はソリューションマネージャモジ
ュール(SLM:Salutation−Manage
r)で、後述のTCP/IP1516により前述のUn
iversal−Send1504内のDB1507、
DP1508、及びRemote−Copy−Scan
1509、Remote−Copy−Print151
0に通信を提供するものである。
【0109】1516はTCP/IP通信モジュール
(TCP/IP)で、前述の各種モジュールに後述のN
etwork−Driver1517によりネットワー
ク通信を提供するものである。
【0110】1517はネットワークドライバ(Net
work−Driver)で、ネットワークに物理的に
接続される部分を制御するものである。1518はコン
トロールAPI(Controll−API)で、Un
iversal−Sehd1504等の上流モジュール
に対し、後述のJob−Manager1519等の下
流モジュールとのインタフェースを提供するものであ
り、上流、及び下流のモジュール間の依存関係を軽減し
それぞれの流用性を高めるものである。
【0111】1519はジョブマネージャモジュール
(Job−Manager)で、前述の各種モジュール
よりControll−API1518を介して指示さ
れる処理を解釈し、後述の各モジュールに指示を与える
ものである。また、本モジュールは、本複合機内で実行
されるハード的な処理を一元管理するものである。
【0112】1520はCODECマネージャモジュー
ル(CODEC−Manager)で、Job−Man
ager1519が指示する処理の中でデータの各種圧
縮・伸長を管理・制御するものである。
【0113】1521はFBEエンコーダモジュール
(FBE−Encoder)で、Job−Manage
r1519、Scanner−Manager1524
により実行されるスキャン処理により読み込まれたデー
タをFBEフォーマットにより圧縮するものである。
【0114】1522はJPEG−CODECモジュー
ル(JPEG−CODEC)で、Job−Manage
r1519、Scan−Manager1524により
実行されるスキャン処理、及びPrinter−Man
ager1526により実行される印刷処理において、
読み込まれたデータのJPEG圧縮及び印刷データのJ
PEG展開処理を行うものである。
【0115】1523はMMR−CODECモジュール
(MMR−CODEC)で、Job−Manager1
519、Scan−Manager1524により実行
されるスキャン処理及びPrinter−Manage
r1526により実行される印刷処理において、読み込
まれたデータのMMR圧縮及び印刷データのMMR伸長
処理を行うものである。
【0116】1524はスキャンマネージャモジュール
(Scanner−Manager)で、Job−Ma
nager1519が指示するスキャン処理を管理・制
御するものである。
【0117】1525はSCSIドライバ(SCSI)
で、Scanner−Manager1524と本複合
機が内部的に接続しているスキャナ部との通信を行うも
のである。
【0118】1526はプリンタマネージャ(Prin
ter−Manager)で、Job−Manager
1519が指示する印刷処理を管理・制御するものであ
る。
【0119】1527はエンジンインタフェースドライ
バ(Engine−I/F)で、Print−Mana
ger1526と印刷部とのI/Fを提供するものであ
る。
【0120】1528はパラレルボートドライバ(Pa
rallel)で、Web−Pull−Print15
11がパラレルボートを介して図外の出力機器にデータ
を出力する際のI/Fを提供するものである。
【0121】<アプリケーション>以下、図13を参照
して、本発明の画像処理装置の組み込みアプリケーショ
ンの一例について説明する。
【0122】図13は、本発明の画像処理装置における
配信に関する組み込みアプリケーションブロックを表す
ブロック図である。
【0123】図において、4050は図3に示した操作
部3000の操作部アプリケーションを示すブロックで
あり、図12に示したUI1501に対応する。410
0はリモートコピーアプリケーションの送信側を示すブ
ロックであり、図12に示したRemote−Copy
−Scan1509に対応する。4150は同報配信の
送信側を示すブロックであり、図12に示したUniv
ersal−Send1504に対応する。
【0124】4200はWeb−Pull−Print
モジュールを示すブロックであり、図12に示したWe
b−Pull−Print1511に対応する。425
0はWeb Serverモジュールを示すブロックで
あり図12に示したWeb−Server1503に対
応する。
【0125】4300はリモートコピーの受信側(プリ
ント側)を示すブロックであり、図12に示したRem
ote−Copy−Print1510に対応する。4
350は同報配信で送信されてきたイメージを汎用のプ
リンタで受信・プリントするブロックであり、図12で
示したプリンタモジュール(P550)1505に対応
する。4400はリモートプリントの受信側(プリント
側)を示すブロックであり、図12で示したDP150
8に対応する。
【0126】4450は同報配信で送信されてきたイメ
ージを公知のNotes Serverで受信・格納す
るブロックであり、図12で示したDB1507に対応
する。4500は同報配信で送信されてきた2値のイメ
ージを受信・格納するブロックであり、図12で示した
DB1507に対応する。4550は同報配信で送信さ
れてきたイメージを公知のMall Serverで受
信・格納するブロックであり、図12で示したE−Ma
il1506に対応する。
【0127】4600は同報配信で送信されてきた多値
のイメージを受信・格納するブロックであり、図12に
示したDB1507に対応する。4650は、情報コン
テンツを含んだ公知のWeb Serverを示すブロ
ックであり、図12に示したWeb−Server15
03に対応する。4700は本発明のWeb Serv
erなどにアクセスする公知のWeb Browser
を示す図である。
【0128】以下、それぞれのブロックに照らし合わせ
ながら、アプリケーション群の説明を詳細に行う。 ・User Interfaceアプリケーション ブロック4050に示したUser lnterrac
e(UI)の詳細は、上述したとおりであるが、ここで
は、Address−Book1502について説明す
る。このAddress−Book1502は、本発明
の画像処理装置内の不揮発性の記憶装置(不揮発性メモ
リやハードディスクなど)に保存されており、この中に
は、ネットワークに接続された機器の特徴が記載されて
いる。例えば、以下に列挙するようなものが含まれてい
る。
【0129】機器の正式名やエイリアス名 機器のネットワークアドレス 機器の処理可能なネットワークプロトコル 機器の処理可能なドキュメントフォーマット 機器の処理可能な圧縮タイプ 機器の処理可能なイメーシ解像度 プリンタ機器の場合の給紙可能な紙サイズ、給紙段情報 サーバ(コンピュータ)機器の場合のドキュメントを格
納可能なフォルダ名 以下に説明する各アプリケーションは、上記Addre
ss−Book1502に記載された情報により配信先
の特徴を判別することが可能となる。
【0130】また、このAddress−Book15
02は、編集可能であると共に、ネットワーク内のサー
バコンピュータなどに保存されているものをダウンロー
ドして使用するまたは直接参照することも可能である。 ・リモートコピーアプリケーション ブロック4100に示したリモートコピーアプリケーシ
ョンは、配信先に指定された機器の処理可能な解像度情
報を前記Address Book1502より判別
し、それに従い、スキャナにより読みとった2値画像を
公知のMMR圧縮を用いて圧縮し、それを公知のTIF
F(Tagged Image FileForma
t)化し、SLM1515に通して、ネットワーク上の
プリンター機器に送信する。SLM1515とは、詳細
には説明しないが、公知のSalutation Ma
nager(または、Smart Link Mana
ger)と呼ばれる機器制御情報などを含んだネットワ
ークプロトコルの一種である。 ・同報配信アプリケーション ブロック4150に示した同報配信アプリケーション
は、前記リモートコピーアプリケーションと違い、一度
の画像走査で複数の配信宛先に画像を送信する事が可能
である。また、配信先もプリンタ機器にとどまらず、い
わゆるサーバコンピュータにも直接配信可能である。
【0131】以下、配信先に従って順に説明する。
【0132】配信先の機器が公知のネットワークプリン
タプロトコルであるLPD(Line Printer
Daemons)、プリンタ制御コマンドとして公知
のLIPSを処理可能だとAddress−Book1
502より判別した場合、同様にAddress−Bo
ok1502より判別した画像解像度に従って画像読み
取りを行い、画像自体は、本実施形態では、公知のFB
E(First Binari Encoding)を
用いて圧縮し、さらにLIPSコード化して、公知のネ
ットワークプリンタプロトコルであるLPRで相手機器
に送信する。
【0133】配信先の機器がSLM1515で通信可能
で、サーバ機器の場合、Address−Book15
02より、サーバアドレス、サーバ内のフォルダの指定
を判別し、リモートコピーアプリケーションと同様に、
スキャナにより読みとった2値画像を公知のMMR圧縮
を用いて圧縮し、それを公知のTIFF(Tagged
Image File Format)化し、SLM
1515を通して、ネットワーク上のサーバ機器の特定
のフォルダに格納する事が可能である。
【0134】また、本実施形態の機器では、相手機器で
あるサーバが公知のJPEC圧縮された多値画像を処理
可能だと判別した場合、前記の2値画像と同様に多値読
み取りした画像を公知のJPEG圧縮を用いて、やはり
公知のJFIF化し、SLMを通して、ネットワーク上
のサーバ機器の特定のフォルダに格納する事が可能であ
る。
【0135】配信先の機器が公知のE−Mailサーバ
である場合、Address−Book1502に記載
されたメールアドレスを判別し、スキャナにより読みと
った2値画像を公知のMMR圧縮を用いて圧縮し、それ
を公知のTIFF(Tagged Image Fil
e Format)し、公知のSMTP(Simple
Mail Transfer Prdtcol)15
14を使用して、E−Mailサーバに送信する。その
後の配信は、ブロック4550に示したMail Se
rverに従って実行される。 ・Web Pull Printアプリケーション ブロック4200に示したWeb Pull−Prin
tアプリケーションは、本実施形態と直接関係しないの
で、説明は省略する。 ・Web Serverアプリケーション Web Serverアプリケーションは、本実施形態
と直接関係しないので、説明は省略する。
【0136】以下、図14〜図59を参照して、図3に
示した操作部3000のLCD表示部3001に表示さ
れる各操作画面について詳細に説明する。
【0137】〔操作画面〕図14は、図3に示した操作
部3000のLCD表示部3001に表示される操作画
面を示す模式図である。
【0138】図において、3010は走査画面で、操作
部3000のLCD表示部3001に表示される。本発
明の画像処理装置が提供する機能は、Copy,Sen
d,Retrieve,Tasks,Manageme
nt,Configurationの6つの大きなカテ
ゴリに分かれており、これらは操作画面3010上の上
部に表示される6つのメインタブ(COPY3011,
SEND3012,RETRIEVE3013,TAS
KS3014,MGMT3015,CONFIG301
6)に対応している。
【0139】これらのメインタブを押下することによ
り、各カテゴリの画面への切り替えが行われる。他カテ
ゴリへの切り換えが許可されない場合は、メインタブの
表示色が変わり、メインタブを押しても反応しない。
【0140】Copyは、自機が有するスキャナとプリ
ンタを使用して通常のドキュメント複写を行う機能と、
自機が有するスキャナとネットワークで接続されたプリ
ンタを使用してドキュメントの複写を行う機能(リモー
トコピー)を含む。
【0141】Sendは、自機が有するスキャナに置か
れたドキュメントを、電子メール、リモートプリンタ、
ファックス、ファイル転送(FTP)およびデータベー
スに転送する機能であり、宛先を複数指定することが可
能である。
【0142】Retrieveは、外部にあるドキュメ
ントを取得し、自機が有するプリンタで印刷する機能で
ある。なお、ドキュメントの取得手段としてWWW、電
子メール、ファイル転送およびファックスの使用が可能
である。
【0143】Tasksは、ファックスやインターネッ
トプリントなどの外部から送られるドキュメントを自動
処理し、定期的にRetrieveを行うためのタスク
の生成、管理を行う機能である。
【0144】Managementは、ジョブ・アドレ
ス帳・ブックマーク・ドキュメント・アカウント情報な
どの管理を行う機能である。
【0145】Configurationは、自機に関
しての設定(ネットワーク、時計などの設定)を行う機
能である。
【0146】以下、これらの機能設定を行う方法をLC
D表示部3001の画面表示例を使用して説明する。
【0147】〔ID入力画面〕図15は、図3に示した
操作部3000のLCD表示部3001に表示されるI
D入力画面の模式図である。
【0148】図において、3020はID画面で、電源
投入直後および図3に示したIDキー3004押下時に
表示される。
【0149】3021はID入力領域でユーザIDを入
力するためのものである。3022はパスワード入力領
域でパスワードを入力するためのものである。
【0150】3024はOKボタンで、ID入力画面で
ユーザIDおよびバスワードを正しく入力した後、この
OKボタン3024を押下すると、図14に示した操作
画面3010が表示され、操作が可能になる。
【0151】ID入力領域3021とパスワード入力領
域3022の切り換えは、入力領域を直接押下すること
で切替えることができる。
【0152】〔COPY画面〕図16〜18は、図3に
示した操作部3000のLCD表示部3001に表示さ
れるID入力画面の模式図である。
【0153】図において、3100はCOPYメイン画
面で、図14示したメインタブ(COPY3011)を
押下することにより、表示される。
【0154】このCOPYメイン画面3100表示時に
図3に示したスタートボタン3002を押下すると、ス
キャナが動作し、選択されているプリンタから画面上に
表示されている各設定パラメータに応じた複写物が出力
される。
【0155】図に示すように、このCOPYメイン画面
3100は、プリンタ選択ボタン3103およびプリン
タ表示領域3102、Image Quality選択
ボタン3105およびImage Quality表示
領域3104、従来の複写機と同様のコピーパラメータ
表示3101、拡大縮小設定ボタン3106,310
7、紙選択ボタン3108、ソータ設定ボタン311
0、両面コピー設定ボタン3112、濃度インジケータ
および濃度設定ボタン3109、テンキー3114から
構成される。
【0156】プリンタ選択ボタン3103を押下する
と、使用可能なプリンタ(自機が有するプリンタおよび
ネットワークで接続されたプリンタ)の一覧3120
(図17)がプルダウン表示される。一覧の中から所望
のプリンタを選択すると、一覧が消え、プリンタ表示領
域3102に選択したプリンタ名が表示される。
【0157】Image Quality設定ボタン3
105を押下すると、ImageQuality一覧3
125(図18)が表示され、その中から所望のIma
ge Qualityを選択することができる。
【0158】コピーパラメータ設定ボタン(拡大縮小設
定ボタン3107、紙選択ボタン3108、ソータ設定
ボタン3110、両面コピー設定ボタン3112、濃度
インジケータおよび濃度設定ボタン3109)を押下す
ると、それぞれに対応した設定を行うためのサブ画面
(図19に示す拡大縮小設定サブ画面3130、図20
に示す紙選択サブ画面3140、図21に示すソータ設
定サブ画面3150、図22に示す両面コピー設定サブ
画面3160)が表示され、従来の複写機での設定と同
様にパラメータを設定することができる。また濃度設定
も従来の複写機と同様に操作することができる。
【0159】図19は、図3に示した操作部3000の
LCD表示部3001に表示される拡大縮小設定サブ画
面3130の模式図である。
【0160】図20は、図3に示した操作部3000の
LCD表示部3001に表示される紙選択サブ画面31
40の模式図である。
【0161】図21は、図3に示した操作部3000の
LCD表示部3001に表示されるソータ設定サブ画面
3150の模式図である。
【0162】図22は、図3に示した操作部3000の
LCD表示部3001に表示される両面コピー設定サブ
画面3160の模式図である。
【0163】〔SEND画面〕図23は、図3に示した
操作部3000のLCD表示部3001に表示されるS
ENDメイン画面の模式図である。
【0164】図において、3200はSENDメイン画
面で、図14示したメインタブ(SEND3012)を
押下することにより、表示される。
【0165】このSENDメイン画面3200表示時に
図3に示したスタートボタン3002が押下されると、
スキャナが動作し、読取った画像データを設定された宛
先に指定された送信方法で送信する処理が開始される。
【0166】SENDメイン画面3200は、宛先表示
領域3202、詳細宛先数表示領域3203、宛先スク
ロールボタン3204、アドレスブックボタン320
8、Newボタン3209、Editボタン3210、
Deleteボタン3211、Subject入力領域
3205、Message入力領域3206、File
Name入力領域3207、Cover pageチェ
ックボタン3212、Put IntoHDチェックボ
タン3213、Print Outチェックボタン32
14、Scan Settingボタン3215から構
成される。
【0167】リセットを含む初期化時には図24に示す
SEND初期画面3201のように、宛先表示領域には
1つの宛先も表示されず、操作説明画面が表示される。
【0168】宛先表示領域3202には入力された宛先
の一覧が表示される。入力は順次末尾に追加される。詳
細宛先数表示領域3203には現在設定されている宛先
数が表示される。宛先表示領域からある宛先を選択した
後、Deleteボタン3211を押下すると、選択さ
れていた宛先が削除される。
【0169】Subject入力領域3205、Mes
sage入力領域3206、File Name入力領
域3207を押下すると、フルキーボードが表示され、
それぞれの入力が可能になる。
【0170】また、Address Bookボタン3
208を押下すると、図25に示すアドレスブックサブ
画面3220が表示される。
【0171】Newボタン3209を押下すると、図3
5に示すPersonクラス詳細サブ画面3270が表
示され、新しい宛先の設定が可能になる。
【0172】また、Personクラスの宛先が選択さ
れている状態で、Editボタン3210が押下された
場合は、図36に示すPersonクラス詳細サブ画面
3290が表示される。
【0173】さらに、Data Baseクラスの宛先
が選択されている状態でEditボタン3210が押下
された場合は、図37に示すData Baseクラス
詳細サブ画面3310が表示される。
【0174】また、Groupクラスの宛先が選択され
ている状態でEditボタン3210が押下された場合
は、図38に示すGroupクラス詳細サブ画面332
0が表示される。
【0175】さらに、Put Into HDチェック
ボタン3213が押下された場合、ハードディスクに送
信するための設定を行う図39に示すHD SETTI
NGサブ画面3330が表示される。
【0176】また、Print Outチェックボタン
3214が押下されると、図40に示すプリントアウト
サブ画面3340が表示される。
【0177】さらに、Scan Settingボタン
3215が押下されると、図43に示すScan se
ttingサブ画面3370が表示される。
【0178】図24は、図3に示した操作部3000の
LCD表示部3001に表示されるSEND初期画面3
201の模式図である。
【0179】〔アドレスブックサブ画面〕図25は、図
3に示した操作部3000のLCD表示部3001に表
示されるアドレスブック画面3220の模式図である。
【0180】図に示すように、アドレス帳表示領域32
21で選択マーク3232を付けられた宛先は、OKボ
タン3231を押下することにより、SENDメイン画
面の宛先表示領域3202に追加される。
【0181】アドレス帳の表示はソート項目設定ボタン
3224〜3226を押下することによりクラス別、名
前昇順、名前降順にソートされる。項目選択件数表示領
域3227には選択マークの付けられた項目数を表示す
る。
【0182】OKボタン3231またはキャンセルボタ
ン3230が押下されると、アドレスブックサブ画面は
クローズされ、SENDメイン画面が表示される。
【0183】アドレス帳表示領域3221の中の1つの
項目を選択した状態でDetailボタン3229を押
下すると、図26に示すDetailサブ画面(詳細情
報画面)3235が表示される。
【0184】Searchボタン3228を押下すると
ローカルアドレス帳または外部にあるアドレスサーバか
ら宛先を検索するための図27に示すサーチサブ画面3
240が表示される。
【0185】図26は、図3に示した操作部3000の
LCD表示部3001に表示されるDetailサブ画
面(詳細情報画面)3235の模式図である。
【0186】図に示すように、Detailサブ画面3
235には、選択された項目の情報としてアドレス帳か
ら得られるすべての情報3236が表示される。323
7はスクロールボタンである。
【0187】〔サーチサブ画面〕図27は、図3に示し
た操作部3000のLCD表示部3001に表示される
サーチサブ画面3240の模式図である。
【0188】図に示すように、サーチサブ画面3240
上部は検索条件設定部分である。検索対象クラス表示領
域3245、検索対象属性表示領域3247、検索対象
条件表示領域3249、検索対象アドレスブック表示領
域3252には現在選択されているものが表示される。
検索対象クラス設定ボタン3246を押下すると、図2
8に示す検索対象クラス一覧3260が表示される。こ
の一覧から選択されたものが検索対象クラス表示領域3
245に表示される。
【0189】検索対象属性設定ボタン3248を押下す
ることによって図29に示す検索対象属性一覧3261
が表示される。この一覧に表示される属性は選択されて
いる検索対象クラスによって次のように変化する。 ・クラス:Person Common Name/Address/Count
ry ・クラス:Printer Common Name/Ower/Location
/Model/Type/Resolution/Co
lor/Finisher クラス:Group Common Name/Member ・クラス:Everything すべての属性(Common Name/Addres
s/Country/Owner/Location/
Model/Type/Resolution/Col
or/Finisher/Member) 検索対象条件設定ボタン3250を押下すると、図30
に示す検索対象条件一覧3262が表示され、その一覧
の中から条件を選択する。
【0190】検索対象アドレスブック設定ボタン325
3を押下すると、図31に示す検索対象アドレスブック
一覧3263が表示され、その中から選択することが可
能になる。
【0191】検索対象属性値入力領域3251を押下す
ると、図33に示すフルキーボード3040が表示さ
れ、値を入力することが可能になる。
【0192】Do Searchボタン3254を押下
すると、設定された検索条件に従って検索が行われる。
検索結果は検索結果表示領域3241に表示され、検索
結果件数表示領域3244に件数が表示される。
【0193】検索結果表示領域の項目のうち1つを選択
した状態でDetailボタン3255を押下すると、
その項目に対する図26に示す詳細情報3235が表示
される。
【0194】検索結果表示領域内の項目で宛先に追加す
るものには図32に示す検索結果例3265のように選
択マークを付加する。
【0195】OKボタン3257を押下すると、サーチ
サブ画面がクローズされ、SENDメイン画面に戻り、
選択マークが付加されていた項目が宛先に追加される。
キャンセルボタン3256を押した場合はサーチサブ画
面がクローズされ、SENDメイン画面3200に戻る
が、宛先に変化はない。
【0196】図28は、図3に示した操作部3000の
LCD表示部3001に表示される検索対象クラス一覧
3260の模式図である。
【0197】図29は、図3に示した操作部3000の
LCD表示部3001に表示される検索対象属性一覧3
261の模式図である。
【0198】図30は、図3に示した操作部3000の
LCD表示部3001に表示される検索対象条件一覧3
262の模式図である。
【0199】図31は、図3に示した操作部3000の
LCD表示部3001に表示される検索対象アドレスブ
ック一覧3263の模式図である。
【0200】図32は、図3に示した操作部3000の
LCD表示部3001に表示される検索結果例3265
の模式図である。
【0201】〔フルキーボード〕図33は、図3に示し
た操作部3000のLCD表示部3001に表示される
フルキーボード3040の模式図であり、文字の入力領
域が押下されたときに表示される。
【0202】図に示すように、www.ボタン304
1、comボタン3042を押下すると、それぞれ" w
ww." 、" om "の文字が入力される。その他のキー
は従来通りの機能であるため、説明は省略する。
【0203】〔テンキーボード〕図34は、図3に示し
た操作部3000のLCD表示部3001に表示される
テンキーボード3050の模式図であり、数値入力領域
または月入力領域が押下されたときに表示される。各キ
ーについての説明は省路する。
【0204】〔詳細宛先サブ画面〕図35は、図3に示
した操作部3000のLCD表示部3001に表示され
るPersonクラス詳細サブ画面3270の模式図で
あり、図23に示したSENDメイン画面3200でN
ewボタン3209が押下された場合に表示される。
【0205】図に示すように、宛先の入力は送信方法
(電子メール、ファックス、プリンタ、FTP)に対応
した送信方法選択ボタン(3271,3272,327
3,3274)を押下するか、詳細宛先入力領域(32
75,3276,3277,3278)を押下すると、
ファックスの場合は図34に示したテンキーボード30
50、その他は図33に示したフルキーボード3040
が表示され、入力可能になる。
【0206】3279〜3282はそれぞれの送信方法
の送信オプションを行うためのボタンであるが、ここで
は詳細な説明は省略する。
【0207】図36は、図3に示した操作部3000の
LCD表示部3001に表示されるPersonクラス
詳細サブ画面3290の模式図であり、図23に示した
SENDメイン画面3200でPersonクラスの宛
先が選択されている状態でEditボタン3210が押
下された場合に表示される。
【0208】図35に示した詳細宛先入力領域3275
〜3278の該当する領域に、選択された宛先の詳細が
表示され、前述した方法でキーボードを表示すると、宛
先の編集が可能になる。
【0209】図37は、図3に示した操作部3000の
LCD表示部3001に表示されるData Base
クラス詳細サブ画面3310の模式図であり、図23に
示したSENDメイン画面3200でData Bas
eクラスの宛先が選択されている状態でEditボタン
3210が押下された場合に表示される。
【0210】図に示すように、データベースクラス詳細
サブ画面にはデータベース名3311、フォルダリスト
3312が表示される。
【0211】図38は、図3に示した操作部3000の
LCD表示部3001に表示されるGroupクラス詳
細サブ画面3320の模式図であり、図23に示したS
ENDメイン画面3200でGroupクラスの宛先が
選択されている状態でEditボタン3210が押下さ
れた場合に表示される。
【0212】図に示すように、Groupクラス詳細サ
ブ画面にはグループメンバー表示3321がされる。
【0213】〔HD SETTINGサブ画面〕図39
は、図3に示した操作部3000のLCD表示部300
1に表示されるHD SETTINGサブ画面3330
の模式図である。なお、詳細説明は省略する。
【0214】〔Print Outサブ画面〕図40
は、図3に示した操作部3000のLCD表示部300
1に表示されるプリントアウトサブ画面3340の模式
図である。
【0215】図に示すように、プリントアウトサブ画面
ではプリント枚数、紙サイズ、拡大縮小率、両面印刷、
ソート、解像度などを設定する。
【0216】紙サイズ選択ボタン3345を押下する
と、図41に示す紙サイズの一覧3360が表示され、
そこから選択する。ソータ選択ボタン3350を押下す
ると、選択可能な図42に示すソーター覧3365が表
示される。
【0217】図41は、図3に示した操作部3000の
LCD表示部3001に表示される紙サイズの一覧33
60の模式図である。
【0218】図42は、図3に示した操作部3000の
LCD表示部3001に表示されるソーター覧3365
の模式図である。
【0219】〔Scan Settingサブ画面〕図
43は、図3に示した操作部3000のLCD表示部3
001に表示されるScan Settingサブ画面
3370の模式図である。
【0220】図に示すように、Scan Settin
gサブ画面3370内のPresetモード選択領域3
371からスキャン設定を1つ選択すると、それに対応
する予め設定された紙サイズ,解像度,スキャンモー
ド,濃度がそれぞれの表示領域3375,3377,3
379,3381に表示される。これらの値は手動で変
えることが可能である。
【0221】図において、3376は紙サイズ設定ボタ
ンで、このボタンを押下することにより、図44に示す
紙サイズ選択一覧表示3390が表示される。3378
は解像度設定ボタンで、このボタンを押下することによ
り、図45に示す解像度一覧表示3390が表示され
る。3380はスキャンモード設定ボタンで、このボタ
ンを押下することにより、図46に示すスキャンモード
一覧表示3392が表示される。
【0222】図44は、図3に示した操作部3000の
LCD表示部3001に表示される紙サイズ選択一覧表
示3390の模式図であり、Scan Setting
サブ画面3370において、紙サイズ選択一覧をプルダ
ウン表示した状態の画面に対応する。この紙サイズ選択
一覧から使用する紙のサイズ、向きを選択する。
【0223】図45は、図3に示した操作部3000の
LCD表示部3001に表示される解像度一覧表示33
91の模式図であり、Scan Settingサブ画
面3370において、解像度一覧をプルダウン表示した
状態の画面に対応する。この解像度一覧から使用する解
像度を選択する。
【0224】図46は、図3に示した操作部3000の
LCD表示部3001に表示される紙サイズ選択一覧表
示3392の模式図であり、Scan Setting
サブ画面3370において、スキャンモード一覧をプル
ダウン表示した状態の画面に対応する。このスキャンモ
ード一覧から使用するスキャンモードを選択する。
【0225】〔RETRIEVE画面〕図47は、図3
に示した操作部3000のLCD表示部3001に表示
されるRETRIEVEメイン画面(WWWサブ画面)
の模式図である。
【0226】図において、3400はRETRIEVE
メイン画面で、図14示したメインタブ(RETRIE
VE3013)を押下することにより表示される。
【0227】図に示すように、RETRIEVEメイン
画面3400には、WWW3401、E−mail34
02、Fax3403、FTP3404のサブタブおよ
び各サブカテゴリで共通に使用されるPUT INTO
HDチェックボタン3405、PRINT SETT
INGボタン3406が表示される。
【0228】サブタブ(RETRIEVEメイン画面3
400には、WWW3401、E−mail3402、
Fax3403、FTP3404)を押下することによ
って対応するWWW、E−mail、Fax、FTPの
各サブ画面が表示される。リセットを含む初期化時には
WWWサブ画面が表示され、このRETRIEVEメイ
ン画面3400は、WWWサブ画面が表示された状態で
ある。
【0229】各カテゴリに共通のPut Into H
Dチェックボタン3406を押下すると、図39に示し
たHD Settingサブ画面3330が表示され
る。機能はSendのHD Settingサブ画面と
同様である。
【0230】また、各カテゴリーに共通のPrint
Settingボタン3406を押下すると、図52に
示すPrint Settingサブ画面3470が表
示される。機能はSendのPrint Outサブ画
面と同様である。
【0231】〔WWWサブ画面〕WWWサブ画面表示時
に図3に示したスタートボタン3002を押下すると、
画面上に表示されている各設定に従ってホームベージが
印刷される。ただし、URL入力領域3411に何も表
示されていない時にスタートボタンが押されても何も機
能しない。
【0232】WWWサブ画面上のURL入力領域341
1を押下すると、フルキーボード3040が表示され、
URLの直接入力が可能になる。Link Depth
入力領域3412およびMax Pages入力領域3
414を押下すると、図34に示したテンキーボード3
050が表示され、数値を直接入力することが可能にな
る。
【0233】3413はLink Depth設定ボタ
ンで、Link Depthを設定することができる。
3414はMax Pages設定ボタンで、Max
Pagesを設定することができる。
【0234】Bookmarkボタン3419を押下す
ると、図48に示すBookmarkサブ画面3460
が表示される。
【0235】〔Bookmarkサブ画面〕図48は、
図3に示した操作部3000のLCD表示部3001に
表示されるBookmarkサブ画面3460の模式図
である。
【0236】図に示すように、Bookmarkサブ画
面3460中のブックマーク表示領域3461には設定
されているブックマークの一覧が表示され、どれか1つ
の行を押下することによって選択表示状態となる。OK
ボタン3466を押下するとBookmarkサブ画面
がクローズされ、選択状態にあった項目に該当するUR
LがWWサブ画面のURL入力領域に表示される。Bo
okmarkサブ画面中のその他のボタンの機能の説明
は省略する。
【0237】〔E−mailサブ画面〕図49は、図3
に示した操作部3000のLCD表示部3001に表示
されるE−mailサブ画面の模式図であり、サブタブ
(E−mail3402)を押下することによって表示
される。
【0238】E−mailサブ画面3430ではE−m
ailを受け取るための設定を行う。各入力領域(サー
バ入力領域3431,Long Name入力領域34
32,パスワード入力領域3433)を押下すると図3
3に示したフルキーボード3040が表示され、入力可
能になる。
【0239】〔Faxサブ画面〕図50は、図3に示し
た操作部3000のLCD表示部3001に表示される
Faxサブ画面の模式図であり、サブタブ(Fax34
03)を押下することによって表示される。
【0240】図において、3440はFaxサブ画面
で、ファックス番号の入力を行う。入力領域3441を
押下すると、図34に示したテンキーボード3050が
表示され、ファックス番号入力が可能になる。
【0241】〔FTP Serverサブ画面〕図51
は、図3に示した操作部3000のLCD表示部300
1に表示されるFTP Serverサブ画面の模式図
であり、サブタブ(FTP Server3404)を
押下することによって表示される。
【0242】図において、3450はFTP Serv
erサブ画面で、サーバからデータを受け取るための設
定を行う。
【0243】各入力領域3451〜3453を押下する
と図33に示したフルキーボード3040が表示され、
入力可能になる。
【0244】〔Print Settingサブ画面〕
図52は、図3に示した操作部3000のLCD表示部
3001に表示されるPrint Settingサブ
画面3470の模式図であり、機能はSendのPri
nt Outサブ画面(図40に示したプリントアウト
サブ画面3340)と同様である。
【0245】〔TASKS画面〕図53は、図3に示し
た操作部3000のLCD表示部3001に表示される
TASKSメイン画面の模式図である。
【0246】図において、3500はTASKSメイン
画面で、図14示したメインタブ(TASKS301
4)を押下することにより表示される。
【0247】このTASKSメイン画面3500が表示
されている状態で図3に示したスタートキー3002が
押下されると、TASKS画面3500上で設定された
パラメータに従って、自動的なRETRIEVE動作が
実行される。
【0248】TASKSメイン画面3500には、WW
W,E−mail,Print Receive,Fa
x Receivc,Fax Pollingのサブタ
ブ(3501,3502,3503,3504,350
5)が表示される。リセットを含む初期化時にはWWW
サブ画面が表示される。このTASKSメイン画面35
00は、WWWサブ画面でもある。
【0249】〔WWWサブ画面〕WWWタスクー覧表示
領域3511には、機器内に保持されているタスクが入
力された順番で表示されている。実際に実行する必要の
あるタスクには選択マークを付加する。選択マークが表
示されていないタスクはタスクとして機器内に保持され
ているが、実際には実行されない。
【0250】Newボタン3513を押下すると、図5
4に示すWWWタスク詳細サブ画面3520が表示さ
れ、新規にタスクの入力が可能となる。WWWタスク詳
細サブ画面3520については後述する。
【0251】WWWタスク一覧から1つタスクを選択し
た状態でEditボタン3514を押下すると、選択さ
れているタスク情報が含まれる図54に示すWWWタス
ク詳細サブ画面3520が表示され、設定を編集するこ
とが可能になる。
【0252】WWWタスク一覧から1つタスクを選択し
た状態でDeleteボタン3515を押下すると、選
択されたタスクは削除される。
【0253】〔WWWタスク詳細サブ画面〕図54は、
図3に示した操作部3000のLCD表示部3001に
表示されるWWWタスク詳細サブ画面3520の模式図
である。
【0254】図に示すように、WWWタスク詳細サブ画
面3520には図47に示したRETRIEVEメイン
画面(WWWサブ画面)3400に共通の機能を持つコ
ンポーネント3521〜3533、チェックタイム表示
領域3534、チェックタイム設定ボタン3535、P
RINT WHEN CHANGEDチェックボタン3
536、転送チェックボタン3537、OKボタン35
39、キャンセルボタン3538が表示される。なお、
RETRIEVEメイン画面(WWWサブ画面)340
0と共通の部分の説明は省略する。
【0255】チェックタイム表示領域3534は、脚タ
スク設定サブ画面がNewボタンによって表示された場
合は空白、Editボタンによって表示された場合は設
定されていたタスク実行時刻が表示されている。また、
後述する図55〜図57に示すチェックタイムサブ画面
で設定が行われた直後は設定されたタスク実行時刻が表
示される。
【0256】チェックタイム設定ボタン3535が押下
されると後述する図55〜図57に示すチェックタイム
サブ画面が表示され、タスクを実行するタイミングを設
定することが可能になる。
【0257】〔チェックタイムサブ画面〕図55〜図5
7は、図3に示した操作部3000のLCD表示部30
01に表示されるチェックタイムサブ画面の模式図であ
る。
【0258】図55〜図57に示すように、チェックタ
イムサブ画面3550,3560,3570にはスケジ
ュールモード設定ボタン(Onceボタン3551,W
eeklyボタン3552,Monthlyボタン35
53)、時刻入力領域3554、OKボタン3558、
キャンセルボタン3557が表示される。その他に、ス
ケジュールモード設定ボタンのOnceボタン3551
が選択されている場合は図55のチェックタイムサブ画
面(Once)3550に示すように月入力領域355
5、日付入力領域3556が表示される。Weekly
ボタン3552選択時は図56のチェックタイムサブ画
面(Weekly)3560に示すように曜日設定チェ
ックボタン3561が表示される。Monthlyボタ
ン3553選択時は図57のチェックタイムサブ画面
(Monthly)3570に示すように日付入力領域
3571が表示される。
【0259】それぞれの入力領域を押下すると、図34
に示したテンキーボード3050が表示され、数値の入
力が可能になる。曜日設定チェックボタンは複数の曜日
の選択が可能である。
【0260】〔Management画面〕図58は、
図3に示した操作部3000のLCD表示部3001に
表示されるManagement画面の模式図である。
【0261】図において、3600はManageme
nt画面で、図14示したメインタブ(MGMT301
5)を押下することにより表示される。なお、詳細な説
明は省略する。
【0262】〔Configuration画面〕図5
9は、図3に示した操作部3000のLCD表示部30
01に表示されるConfiguration画面の模
式図である。
【0263】図において、3700はConfigur
ation画面で、図14示したメインタブ(CONF
IG3016)を押下することにより表示される。な
お、詳細な説明は省略する。
【0264】〔エラー画面〕図60は、図3に示した操
作部3000のLCD表示部3001に表示されるエラ
ー画面の模式図であり、何らかのエラーがあった場合に
表示される。
【0265】図に示すように、エラー画面3030には
エラーメッセージをテキストで表示するメッセージ表示
領域3031、エラー画面をクローズするためのOKボ
タン3032が含まれる。なお、ここでは、図15のI
D入力画面の入力に対するエラー画面に相当する。
【0266】〔Device Information
Service(DIS)〕本発明の画像処理装置
は、コントローラ内でジョブに対する設定値、デバイス
(スキャナ,プリンタなど)の機能、ステータス、課金
情報等をControlAPIに準拠したデータ形態で
保持するデータベースと、そのデータベースとのインタ
フェースをDevice Information S
ervice(以下、DISと呼称する)として定義し
ている。
【0267】図61は、本発明を適用可能な画像処理装
置における、DISとジョブマネージャ及びスキャン、
プリント等の各ドキュメントマネージャ(Docume
ntManager)とのやり取りを示す図である。
【0268】図において、7102はDIS、7101
はジョブマネージャ(JobManager)、710
3はスキャンのドキュメントマネージャであるスキャン
マネージャ(ScanManager)、7104はプ
リントのドキュメントマネージャであるプリントマネー
ジャ(PrintManager)である。
【0269】基本的に、ジョブ(Job)の開始命令な
ど動的な情報はジョブマネージャ7101から各ドキュ
メントマネージャ(スキャンマネージャ7103,プリ
ントマネージャ7104)に直接指示され、デバイスの
機能やジョブの内容など静的な情報はDIS7102を
参照する。各ドキュメントマネージャからの静的、動的
情報、イベントはDIS7102を介してジョブマネー
ジャ7101に伝えられる。
【0270】各ドキュメントマネージャからDIS71
02のデータベースにデータの設定、取得を行う場合、
DIS7102の内部データ形式がControl A
PI準拠であることから、Control APIに準
拠したデータ形式と各ドキュメントマネージャが理解で
きるデータ形式との相互の変換処理を行う。
【0271】例えば、各ドキュメントマネージャからス
テータスデータの設定を行う場合、デバイス固有のデー
タを解釈し、Control APIで定義される対応
するデータに変換し、DIS7102のデータベースへ
書き込みを行う。
【0272】ジョブマネージャ7101からDIS71
02のデータベースにデータの設定、取得を行う場合に
は、ジョブマネージャ7101とDIS7102の間で
データの変換は生じない。
【0273】また、DIS7102には、ドキュメント
マネージャから通知される各種イベント情報に基づき、
イベントデータの更新が行われる。
【0274】図62は、図61に示したDIS7102
内部に保持される各種データベース(以下、DBと呼称
する)を示す図であり、それぞれのDBについて説明す
る。なお、図中の丸角長方形は個々のDBを表してい
る。
【0275】図において、7201はスーパバイザDB
(SupervisorDB)で、機器全体についての
ステータスやユーザ情報を保持しているDBであり、ユ
ーザIDやパスワード等、バックアップが必要な情報は
HD装置、あるいはバックアップメモリなどの不揮発性
の記憶装置に保持される。
【0276】7202はスキャンコンポーネントDB
(Scan ComponentDB)、7203はプ
リントコンポーネントDB(Print Compon
entDB)で、これらコンポーネントDBは存在する
コンポーネント毎に対応して保持される。
【0277】例えば、プリンタのみからなる機器の場合
はプリントコンポーネントDBのみが存在し、また例え
ば、FAXを備えた機器の場合はFAXコンポーネント
DB(FAX ComponentDB)が保持され
る。各コンポーネントDBには初期化時に、それぞれ対
応するドキュメントマネージャがコンポーネントの機能
やステータスを設定する。
【0278】7204はスキャンジョブサービスDB
(Scan job ServiceDB)、7205
はプリントジョブサービスDB(Print job
ServiceDB)で、これらのジョブサービスDB
もコンポーネントDB同様、初期化時にそれぞれ対応す
るドキュメントマネージャが機器で使用できる機能や、
それらのサポート状況を設定する。
【0279】次にジョブDB(JobDB),ドキュメ
ントDB(DocumentDB)について説明する。
【0280】7206はスキャンジョブDB(Scan
JobDB)、7207はプリントジョブDB(Pri
ntJobDB)の各ジョブDB、7208はスキャン
ドキュメントDB(Scan DocumentD
B)、7209はプリントドキュメントDB(Prin
t DocumentDB)である。
【0281】ジョブDB、ドキュメントDBは、ジョブ
とそれに付随するドキュメントが生成される度にジョブ
マネージャ7101により動的に確保、初期化が行わ
れ、必要な項目の設定が行われる。
【0282】各ドキュメントマネージャは、ジョブの処
理開始前にジョブDB、およびドキュメントDBから処
理に必要な項目を読み出し、ジョブを開始する。
【0283】その後、ジョブが終了するとこれらのジョ
ブ、及びそれに付随していたドキュメントのDBは解放
される。ジョブは1つ以上のドキュメントを持つので、
あるジョブに対して複数のドキュメントDBが確保され
る場合がある。
【0284】7210はソフトカウンタ(Soft C
ounter)で、各ドキュメントマネージャから通知
されるイベント情報を保持するデータベースである。7
211はイベントテーブル(Event Table)
で、装置のスキャン回数、プリント回数を記録するため
のカウンタテーブルである。
【0285】ドキュメントマネージャから通知されるイ
ベントには、スキャンマネージャ7103からのコンポ
ーネントの状態選移、スキャン処理動作完了や各種のエ
ラー、またプリントマネージャ7104からのコンポー
ネントの状態遷移、プリント処理動作完了、紙詰まり、
給紙カセットオープンなどがあり、それぞれのイベント
を識別するためのイベントIDが予め定められている。
【0286】ドキュメントマネージャからイベントが発
行された場合、DIS7102はイベントテーブル72
11に発行されたイベントIDと必要なら該イベントに
付随する詳細データを登録する。また、ドキュメントマ
ネージャからイベントの解除が通知された場合、解除指
定されたイベントデータをイベントテーブル7211か
ら削除する。
【0287】ジョブマネージャ7101よりイベントの
ポーリングが行われた場合、DIS7102はイベント
テーブル7211を参照し、現在発生しているイベント
IDと必要ならイベントに付随する詳細データをジョブ
マネージャ7101へ返信し、現在イベントが発生して
いなければその旨を返信する。
【0288】また、スキャン処理動作完了、プリント処
理動作完了のイベントが通知された場合はスキャン、プ
リントを行ったユーザのカウンタ値を更新する。このソ
フトウエアによるカウンタは不慮の電源遮断などでその
値が失われないように、バックアップされたメモリ装置
やHD装置の不揮発性記憶装置にその値が更新されるた
びに書き戻す。
【0289】〔スキヤン動作〕以下、図63〜図65を
参照して、本発明を適用可能な画像処理装置のスキャン
動作の詳細について説明する。
【0290】図63は、本発明を適用可能な画像処理装
置におけるスキャン動作に関するハードウェア構成の一
例を説明するブロック概念図である。
【0291】図に示すように、PCIバス8105にC
PU8101とメモリ(Memory)8102、画像
の圧縮・伸長ボード(CODEC)8104、及びスキ
ャナ(Scanner)8107と、このシステムを接
続するためのI/Fを提供するSCSI I/F回路
(SCSI Controller)8103が接続さ
れている。
【0292】SCSI I/F回路8103とスキャナ
(または複合機能を有する複写機のスキャナ機能ユニッ
ト)8107はSCSIインタフェースケーブル(SC
SICable)8106で接続されている。また、P
CIバス8105にはIDEコントローラ(IDE C
ontroller)8108が接続されており、ID
Eインタフェースケーブル(IDE Cable)81
09を介してIDEハードディスク(IDE Hard
Disk)8110と接続されている。
【0293】図64は、本発明を適用可能な画像処理装
置のスキャン動作に関するソフトウエア構成の一例を示
したブロック図である。
【0294】図に示すように、8201はジョブマネー
ジャ(Job Manager)で、アプリケーション
レベルの要求を分類、保存する機能を持つ。8202は
DISで、アプリケーションレベルからのスキャン動作
に必要なパラメータを保存する。アプリケーションから
の要求は、メモリ8102に保存される。
【0295】8203はスキャン動作管理部で、ジョブ
マネージャ8201とDIS8202からスキャンを行
うのに必要な情報を取得する。
【0296】スキャン動作管理部8203は、ジョブマ
ネージャ8201から後述する図65に示すジョブ番号
8303,ドキュメント番号8304のテーブルデータ
8301を受け取り、ジョブ番号8303,ドキュメン
ト番号8304のテーブルデータ8301を元に、DI
S8202よりスキャンパラメータ8302を受け取
る。これによりアプリケーションから要求されているス
キャン条件を元にスキャンを行う。
【0297】また、スキャン動作管理部8203は、D
IS8202から取得したスキャンパラメータ8302
をドキュメント番号順にスキャンシーケンス制御部82
04に渡す。スキャンパラメータ8302を受け取った
スキャンシーケンス制御部8204は、スキャン画像属
性8308の内容に従ってSCSI制御部8207をコ
ントロールする。
【0298】これにより図63に示したPCIバス81
05に接続されたSCSIコントローラ8103を動作
させることにより、SCSIインタフェースケーブル8
106を介してスキャナ8107にSCSI制御コマン
ドを送ることによりスキャンが実行される。
【0299】スキャンした画像はSCSIインタフェー
スケーブル8106を介してSCSIコントローラ81
03にわたり、さらにPCIバス8105を介してメモ
リ8102に格納される。スキャンシーケンス制御部8
204はスキャンが終了し、PCIバス8105を介し
てメモリ8102に画像が格納された時点で、スキャン
パラメータ8302のスキャン画像圧縮形式8309の
内容に従って、メモリ8102に格納されているスキャ
ン画像を圧縮するために、圧縮・伸長制御部8205に
対して要求を出す。
【0300】要求を受け取った圧縮・伸長制御部820
5はPCIバス8105に接続されているCODEC8
104を用いて、スキャンシーケンス制御部8204か
らのスキャン画像圧縮形式8309の指定で圧縮を行
う。圧縮・伸長制御部8205は圧縮された画像をPC
Iバス8105を介してメモリ8102に格納する。
【0301】スキャンシーケンス制御部8204は圧縮
・伸長制御部8205がスキャン画像圧縮形式8309
で指定された形式にスキャン画像を圧縮し、メモリ81
02に格納した時点で、スキャンパラメータ8302の
画像ファイルタイプ8307に従ってメモリ8102に
格納されている圧縮されたスキャン画像をファイル化す
る。
【0302】スキャンシーケンス制御部8204は、フ
ァイルシステム8206に対して、スキャンパラメータ
8302の画像ファイルタイプ8307で指定されたフ
ァイル形式でファイル化することを要求する。
【0303】ファイルシステム8206は、スキャンシ
ーケンス制御部8204からの画像ファイルタイプ83
07にしたがって、メモリ8102に格納されている圧
縮された画像をファイル化し、PCIバス8105を介
してIDEコントローラ8108に転送し、IDEイン
タフェースケーブル8109を介してIDEハードディ
スク8110に転送することによりスキャンされた圧縮
画像をファイル化する。
【0304】スキャンシーケンス制御部8204はファ
イルシステム8206がIDEハードディスク8110
にファイル化された画像を格納した時点で、スキャナ8
107上の一枚の現行の処理が終了したとして、スキャ
ン動作管理部8203にスキャン終了通知を送り返す。
【0305】この時点でスキャナ8107上にまだスキ
ャンが行われていない原稿が存在し、ジョブマネージャ
8201からスキャン要求が存在する場合には再度、D
IS8202に格納されているスキャンパラメータ83
02を用いてスキャンシーケンス制御部にスキャン動作
を要求する。
【0306】スキャナ8107上にスキャンされていな
い原稿が存在しない場合、またはジョブマネージャ82
01からのスキャン要求が存在しない場合には、スキャ
ン動作が終了したものとしてジョブマネージャ8201
に対してスキャン終了通知を発行する。
【0307】図65は、本発明を適用可能な画像処理装
置のスキャン動作に関するパラメータテーブルの概略図
である。
【0308】図において、テーブルデータ8301は、
ジョブ番号8303,ドキュメント番号8304から構
成される。
【0309】スキャンパラメータ8302は、ジョブ番
号8305,ドキュメント番号8306,画像ファイル
タイプ8307,スキャン画像属性8308,スキャン
画像圧縮形式8309から構成される。
【0310】〔プリント動作〕以下、図66〜図69を
参照して、本発明を適用可能な画像処理装置のプリント
動作の詳細について説明する。
【0311】図66は、本発明を適用可能な画像処理装
置におけるプリント動作に関するハードウェア構成の一
例を示すブロック概念図である。
【0312】図において、PCIバス9005にCPU
9001とメモリ(Memory)9002、画像の圧
縮・伸長ボード(CODEC)9004、及びプリンタ
(Printer)9007と、このシステムを接続す
るためのI/Fを提供するエンジンインタフェースボー
ド(Engine I/F)9003が接続されてい
る。エンジンインタフェースボード9003とプリンタ
(または複合機能を有する複写機のプリンタ機能ユニッ
ト)9007はエンジンインタフェースケーブル(En
gine I/F Cable)9006で接続されて
いる。
【0313】エンジンインタフェースボード9003は
内部にDPRAMを持ち、このDPRAMを介してプリ
ンタへのパラメータ設定及びプリンタの状態読み出し
と、プリントの制御コマンドのやりとりを行う。
【0314】また、このボードはビデオ(Video)
コントローラを持ち、プリンタからエンジンインタフェ
ースケーブル9006経由で与えられるVCLK(Vi
deo Clock)とHSYNCに合わせて、PCI
バス9005上に展開されているイメージデータをエン
ジンインタフェースケーブル9006を介してプリンタ
9007に送信する。
【0315】この送信のタイミングを図で表すと以下の
図67の様になる。
【0316】図67は、本発明を適用可能な画像処理装
置のイメージデータ送信タイミングを示すタイミングチ
ャートである。
【0317】図に示すように、VCLKは常に出続け、
HSYNCがプリンタの1ラインの開始に同期して与え
られる。ビデオコントローラは、設定された画像幅(W
IDTH)分のデータを、設定されたPCIバス900
5上のメモリ(SOURCE)から読み出して、Vid
eo信号としてエンジンインタフェースケーブル900
6に出力する。これを指定ライン分(LINES)繰り
返した後、IMAGE_END割り込みを発生する。
【0318】先に説明したとおり、CPU9001上の
アプリケーションプログラムからControll A
PIにプリントジョブの指示が渡されると、Contr
oll APIはこれをコントローラレベルのジョブマ
ネージャ7101にジョブとして渡す。
【0319】さらに、このジョブマネージャ7101
は、ジョブの設定をDIS7102に格納し、プリント
マネージャ7104にジョブの開始を指示する。
【0320】プリントマネージャ7104は、ジョブを
受け付けるとDIS7102からジョブ実行に必要な情
報を読み出し、エンジンインタフェースボード9003
及びDPRAMを介してプリンタ9007に設定する。
【0321】エンジンインタフェースボード9003の
設定項目を後述する図68に示し、DPRAMを介した
設定項目及び制御コマンド,状態コマンドを後述する図
69に示す。
【0322】図68は、図66に示したエンジンインタ
フェースボード9003の設定項目を説明する図であ
り、WIDTH,LINES,SOURCEにより構成
される。
【0323】図69は、DPRAMを介した設定項目及
び制御コマンド,状態コマンドを説明する図であり、出
力部数(Book No),出力用紙の給紙要求コマン
ド(FEED_REQ),イメージデータ開始通知(I
MAGE_START),イメージデータの転送要求コ
マンド(IMAGE_REQ),イメージデータ終了通
知(IMAGE_END),出力用紙排出完了通知(S
HEET_OUT)から構成される。
【0324】なお、簡単のためにこのジョブを非圧縮、
レター(11inch×8.5inch(215.9m
m×279.4mm))サイズ2値画像の2ページ1部
プリントで、プリンタが600dpiの性能を持つもの
として具体的に動作を説明する。
【0325】まず、このジョブを受けるとプリントマネ
ージャ7104は、この画像の幅(この場合8.5(i
nch)の側とする)の画像バイト数を以下の式により
算出する。
【0326】WIDTH=8.5×600÷8≒630
(Bytes) 次にライン数を以下の式により演算する。
【0327】 LINES=11×600=6600(Lines) これらの算出した値と、与えられた1ページ目の画像が
格納されているSOURCEアドレスとを図68に示し
たWIDTH,LINES,SOURCEに設定する。
この時点で、エンジンインタフェースボード9003は
画像出力の用意が完了しているが、プリンタ9007か
らのHSYNC信号が来ていないため(VCLKは来て
いる)画像データを出力していない。
【0328】次に、プリントマネージャ7104は、図
69に示したDPRAMの所定のアドレス(Book
No)に出力部数である1を書き込む。
【0329】その後、1ページ目に対する出力用紙の給
紙要求コマンド(FEED_REQ)を出し、プリンタ
9007からのイメージデータ転送要求コマンド(IM
AGE_REQ)を待つ。プリンタ9007からIMA
GE_REQが来たら、イメージデータ開始通知(IM
AGE_START)を出す。
【0330】これを受けてプリンタ9007はHSYN
Cを出し始め、HSYNC待ちであったエンジンインタ
フェースボード9003は画像を出力する。プリンタ9
007は、出力用紙の後端を検出すると、イメージデー
タ終了通知(IMAGE_END)を出力し、出力用紙
が排出されると出力用紙排出完了通知(SHEET_O
UT)を出力する。
【0331】プリントマネージャ7104は、1ページ
目のIMAGE_ENDを受けて、2ページ目のWID
TH,LINES,SOURCEをエンジンインタフェ
ースボード9003に設定し、FEED_REQを出し
て、IMAGE_REQを待つ。2ページ目のIMAG
E_REQが来てからの動作は、1ページ目と同様であ
る 〔ジョブ停止処理の詳細な説明〕次に、ユーザによりジ
ョブ実行中にSTOPキーが押下された場合の、ジョブ
制御部であるJob Manager1519(図1
2)の処理について説明する。
【0332】Job Manager1519は、ジョ
ブを受け付けた時点でジョブ制御に必要なジョブ管理デ
ータを個々のジョブごとに確保し、ジョブが終了して削
除されるまでの間、ステータス、受け付け時間、画像を
形成出力した用紙枚数など各種ジョブ情報を保持してい
る。
【0333】図70は、ジョブマネージャ(Job M
anager)1519により管理されるジョブ管理デ
ータの構成を示す図である。
【0334】図に示すように、Job Manager
1519はその内部にジョブ管理テーブル201を持
ち、ジョブが投入されるとジョブ管理テーブル201か
ら空きエントリを取得し、ジョブデータを保持する。
【0335】202,203は個々のジョブに対応する
エントリのデータ構成を示し、202はデータ属性を、
203にはそれぞれの具体的な値の一例が記述されてい
る。
【0336】211はジョブIDで、装置内の各ジョブ
に対してユニークになるよう自動的に割り当てられてジ
ョブに付加される、個々のジョブを特定可能な識別情報
である。212はジョブ名で、ユーザから指定可能であ
り、図70に示す例では指定されていない。213はジ
ョブの種別、例えばコピー(Copy),プリント(P
rint),ファクシミリ(Fax)等を示す。214
はジョブを投入したユーザのIDで、215はユーザ名
を示す。
【0337】216はジョブ状態で、現在のジョブの状
態を反映する。217はJob Manager151
9によってジョブが受け付けられた時刻を保持する。2
18はジョブ実行時間で、ジョブが処理開始されてから
経過した時間を記録している。219はジョブ優先度
で、該ジョブの処理優先度を保持している。220は該
ジョブで印刷出力された用紙枚数をカウントしている。
【0338】221はエラー情報で、該ジョブ処理中に
発生したエラーに関する情報を保持する。
【0339】なお、ジョブ情報に関する問い合わせや操
作は、対象となるジョブを識別するためジョブIDと共
に行われ、Job Manager1519は、ジョブ
管理テーブルの各エントリのジョブID211を検索
し、ジョブを特定する。
【0340】また、ユーザは、ジョブIDの他にも、よ
りユーザにとって識別しやすい任意のジョブ情報を操作
部3000のLCD表示部3001に表示されるフルキ
ーボード(図33)やLAN2011等により通信可能
に接続される不図示のホストコントローラ等から入力し
てジョブに付加することができる。
【0341】さらに、上記ジョブマネージャ(Job
Manager)1519に関する処理は、図1に示し
たCPU2001がROM2003,HDD2004又
は図示しないその他の記憶媒体に格納されたプログラム
に基づいてRAM2002上で実行するものとする。
【0342】以下、図71のフローチャートを参照し
て、本発明の画像処理装置の第1の制御処理動作につい
て説明する。
【0343】図71は、本発明の画像処理装置の第1の
制御処理手順を示すフローチャートであり、ジョブ実行
中にユーザにより図3に示したSTOPキー3003が
押下された場合の処理に対応する。なお、この処理は、
図1に示したCPU2001がROM2003,HDD
2004又は図示しないその他の記憶媒体に格納された
プログラムに基づいてRAM2002上で実行されるも
のとする。また、S101〜S107は各ステップを示
す。
【0344】まず、ジョブ実行中(S101)に、ユー
ザによりSTOPキー3003が押下されると、操作部
3000でこれを検知し、STOPキー3003押下を
検知した操作部よりJob Manager1519へ
とその旨が通知される(S102)。次に、ステップS
103において、Job Manager1519は、
ジョブ管理テーブル201を検索し、実行中の全ジョブ
のエントリからジョブIDを取得し、ステップS104
において、操作部3000のLCD表示部3001にS
TOP対象となりうるジョブの一覧を後述する図72に
示す停止ジョブ選択画面301のごとく表示し、ユーザ
に対しSTOPするジョブの選択を待つ。
【0345】次に、ユーザは、入力待ちとなっている図
72の停止ジョブ選択画面301に表示された停止対象
ジョブ302,303,304,305の中からSTO
Pしたいジョブを選択し、OKキー306にて決定す
る。ここで表示されるジョブ一覧の内容には、図72の
ごとく装置のジョブ制御部内で使用されるジョブIDの
他にも、ユーザによって付加された、よりユーザにとっ
て識別しやすい任意のジョブ情報の表示とすることも可
能である。
【0346】操作部3000で選択決定されたジョブI
Dは、再度操作部3000からJob Manager
1519へと通知され、ステップS105において、J
obManager1519は、該ジョブIDから停止
対象と指定されたジョブを特定し、ステップS106に
おいて、スキャナ,プリンタ等該ジョブに関連する動作
をつかさどるDocument Managerに対
し、動作停止の指示を行う。
【0347】また、ステップS106において、Job
Manager1519自身も該ジョブの停止処理を
行った後、該ジョブを停止した旨を操作部3000に通
知し、後述する図73に示す通知画面のごとく操作部3
000に表示がおこなわれ、ユーザに指定されたジョブ
がSTOPされたことを通知し、指定されたジョブの停
止が完了し、S107において、処理を終了する。
【0348】このS101〜S107の処理において、
STOP処理されたジョブ以外の実行中ジョブは停止さ
れることなく、それぞれの処理を継続することが可能で
あり、複数のジョブが実行中であっても、ユーザがST
OPしたいジョブのみが停止される。
【0349】図72は、図3に示した操作部3000の
LCD表示部3001に表示される停止ジョブ選択画面
301の一例を示す模式図であり、STOP対象となり
うるジョブの一覧を示す入力待ち画面に対応する。
【0350】図において、301は停止ジョブ選択画面
で、STOP対象となりうるジョブの一覧を示す入力待
ち画面である。302〜305は停止対象ジョブで、S
TOPしたいジョブを選択する。306はOKキーで、
このキーを押下することにより、停止対象ジョブ302
〜305で選択されたジョブの停止を決定する。
【0351】図73は、図3に示した操作部3000の
LCD表示部3001に表示されるジョブを停止した旨
を通知する通知画面の一例を示す模式図であり、ここで
は、図72において、停止対象ジョブ305の「Cop
y Job 003」が選択されジョブマネージャ15
19により停止制御された場合に対応する。
【0352】以上説明したように本発明の第1実施形態
によれば、複数のジョブを受け付け可能で、かつ並行実
行可能なジョブ制御手段と、投入されたジョブに対し、
装置内で個々のジョブを特定可能な識別情報を自動的に
付加する手段と、装置のジョブ情報を表示可能な表示手
段と、ユーザが手動でジョブ選択可能なジョブ選択手段
と、ジョブ実行中にジョブの停止を装置に対し指示可能
なジョブ停止指示手段とを備え、前記ジョブ停止指示手
段によりユーザからジョブ停止指示がなされた場合、前
記表示手段、およびジョブ識別情報を用いて全ジョブの
リストを表示し、リスト中から停止するジョブを選択さ
せ、ユーザに選択された該ジョブのみを停止する制御手
段とを備えることにより、ユーザが所望する特定のジョ
ブのみを停止させることが可能であり、装置の動作効率
が向上し、ユーザの使い勝手も改善することができる。
【0353】また、ユーザがジョブに任意の識別情報を
付加することを可能としたことで、ユーザによりわかり
やすいジョブー覧を表示し、使い勝手をさらに向上させ
ることができる。
【0354】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
ユーザからジョブ停止指示がなされた場合、操作部30
00に実行中の全ジョブをリスト表示し、該リスト中か
ら停止するジョブを選択させ、該選択されたジョブのみ
を停止する構成について説明したが、ユーザからジョブ
停止指示がなされた場合、実行中の全ジョブを一旦停止
した後、操作部3000に全ジョブをリスト表示し、該
リスト中から選択されたジョブのみを停止するように構
成してもよい。以下、その実施形態について説明する。
【0355】〔ジョブ停止時の詳細な説明〕ユーザによ
りジョブ実行中にSTOPキーが押下された場合の、ジ
ョブ制御部であるJob Manager1519(図
12)の処理について説明する。
【0356】上記第1実施形態と同様に、Job Ma
nager1519は、ジョブを受け付けた時点でジョ
ブ制御に必要なジョブ管理データを個々のジョブごとに
確保し、ジョブが終了して削除されるまでの間、ステー
タス、受け付け時間、画像を形成出力した用紙枚数など
各種ジョブ情報を保持している。
【0357】以下、図74のフローチャートを参照し
て、本発明の画像処理装置の第2の制御処理動作につい
て説明する。
【0358】図74は、本発明の画像処理装置の第2の
制御処理手順を示すフローチャートであり、ジョブ実行
中にユーザにより図3に示したSTOPキー3003が
押下された場合の処理に対応する。なお、この処理は、
図1に示したCPU2001がROM2003,HDD
2004又は図示しないその他の記憶媒体に格納された
プログラムに基づいてRAM2002上で実行されるも
のとする。また、S201〜S209は各ステップを示
す。
【0359】まず、ジョブ実行中(S201)に、ユー
ザによりSTOPキー3003が押下されると、操作部
3000でこれを検知し、STOPキー3003押下を
検知した操作部よりJob Manager1519へ
とその旨が通知される(S202)。次に、ステップS
203において、Job Manager1519は、
ジョブ管理テーブル201を検索し、実行中の全ジョブ
の処理を一時中断するとともに、ステップS204にお
いて、実行中であった全ジョブのジョブIDを取得し、
ステップS205において、操作部3000のLCD表
示部3001にSTOP対象となりうるジョブの一覧を
図72に示した停止ジョブ選択画面301のごとく表示
し、ユーザに対しSTOPするジョブの選択を待つ。
【0360】次に、ユーザは、入力待ちとなっている図
72の停止ジョブ選択画面301に表示された停止対象
ジョブ302,303,304,305の中からSTO
Pしたいジョブを選択し、OKキー306にて決定す
る。ここで表示されるジョブ一覧の内容には、図72の
ごとく装置のジョブ制御部内で使用されるジョブIDの
他にも、ユーザによって付加された、よりユーザにとっ
て識別しやすいジョブ情報の表示とすることも可能であ
る。
【0361】操作部3000で選択決定されたジョブI
Dは、再度操作部3000からJob Manager
1519へと通知され、ステップS206において、J
obManager1519は、該ジョブIDから停止
対象と指定されたジョブを特定し、ステップS207に
おいて、スキャナ,プリンタ等該ジョブに関連する動作
をつかさどるDocument Managerに対
し、動作停止の指示を行う。また、Job Manag
er1519自身も該ジョブの停止処理を行った後、該
ジョブを停止した旨を操作部3000に通知し、図73
に示した通知画面のごとく操作部3000に表示がおこ
なわれ、ユーザに指定されたジョブがSTOPされたこ
とを通知し、指定されたジョブの停止が完了する。
【0362】続いて、ステップS208において、一時
停止されているその他のジョブの処理を再開し、ステッ
プS209において、処理を終了する。
【0363】このステップS201〜S209の処理に
おいて、STOP処理されたジョブ以外の実行中ジョブ
は停止されることなく、それぞれの処理を継続すること
が可能であり、複数のジョブが実行中であってもユーザ
がSTOPしたいジョブのみを停止することができる。
【0364】以上説明したように本発明の第2実施形態
によれば、複数のジョブを受け付け可能で、かつ並行実
行可能なジョブ制御手段と、投入されたジョブに対し、
装置内で個々のジョブを特定可能な識別情報を自動的に
付加する手段と、装置のジョブ情報を表示可能な表示手
段と、ユーザが手動でジョブ選択可能なジョブ選択手段
と、ジョブ実行中にジョブの停止を装置に対し指示可能
なジョブ停止指示手段とを備え、前記ジョブ停止指示手
段によりユーザからジョブ停止指示がなされた場合、す
べての実行中ジョブを一旦停止して、前記表示手段、お
よびジョブ識別情報を用いて一時停止した全ジョブのリ
ストを表示し、リスト中から停止するジョブをユーザに
選択させ、選択された該ジョブのみを停止し、選択され
なかったジョブの処理を再開する制御手段とを備えたこ
とにより、ユーザが所望する特定のジョブを可能な限り
早いタイミングで停止させることが可能であり、その他
のジョブは自動的に処理再開されるため、ユーザの使い
勝手を改善することができる。
【0365】また、ユーザがジョブに任意の識別情報を
付加することを可能としたことで、ユーザによりわかり
やすいジョブ一覧を表示し、使い勝手をさらに向上させ
ることができる。
【0366】〔第3実施形態〕上記第1,第2実施形態
では、ユーザからジョブ停止指示がなされた場合、操作
部3000に実行中の全ジョブをリスト表示し、該リス
ト中から停止するジョブを選択させ、該選択されたジョ
ブのみを停止する構成について説明したが、ユーザから
ジョブ停止指示がなされた時、実行中のジョブが1つだ
けの場合、そのジョブを停止するように構成してもよ
い。以下、その実施形態について説明する。
【0367】〔ジョブ停止時の詳細な説明〕ユーザによ
りジョブ実行中にSTOPキーが押下された場合の、ジ
ョブ制御部であるJob Manager1519(図
12)の処理について説明する。
【0368】上記第1,第2実施形態と同様に、Job
Manager1519は、ジョブを受け付けた時点
でジョブ制御に必要なジョブ管理データを個々のジョブ
ごとに確保し、ジョブが終了して削除されるまでの間、
ステータス、受け付け時間、画像を形成出力した用紙枚
数など各種ジョブ情報を保持している。
【0369】以下、図75のフローチャートを参照し
て、本発明の画像処理装置の第3の制御処理動作につい
て説明する。
【0370】図75は、本発明の画像処理装置の第3の
制御処理手順を示すフローチャートであり、ジョブ実行
中にユーザにより図3に示したSTOPキー3003が
押下された場合の処理に対応する。なお、この処理は、
図1に示したCPU2001がROM2003,HDD
2004又は図示しないその他の記憶媒体に格納された
プログラムに基づいてRAM2002上で実行されるも
のとする。また、S301〜S309は各ステップを示
す。
【0371】まず、ジョブ実行中(S301)に、ユー
ザによりSTOPキー3003が押下されると、操作部
3000でこれを検知し、STOPキー3003押下を
検知した操作部よりJob Manager1519へ
とその旨が通知される(S302)。
【0372】次に、ステップS303において、Job
Manager1519は、ジョブ管理テーブル20
1を検索し、実行中の全ジョブのエントリからジョブI
Dを取得する。その結果から、ステップS304におい
て、実行中のジョブ即ち、停止の対象となりうるジョブ
の数が複数存在するかどうかを判定し、実行中のジョブ
が1つだけであると判定された場合は、STOP対象ジ
ョブの判定の必要がないため、ステップS308におい
て、Job Manager1519は直ちに該ジョブ
の停止処理を行い、ジョブのSTOPを完了し、ステッ
プS309において、処理を終了する。
【0373】一方、ステップS304で、実行中のジョ
ブが複数存在していると判定された場合は、ステップS
305において、操作部3000のLCD表示部300
1にSTOP対象となりうるジョブの一覧を図72に示
した停止ジョブ選択画面301のごとく表示し、ユーザ
に対しSTOPするジョブの選択を待つ。
【0374】次に、ユーザは、入力待ちとなっている図
72の停止ジョブ選択画面301に表示された停止対象
ジョブ302,303,304,305の中からSTO
Pしたいジョブを選択し、OKキー306にて決定す
る。ここで表示されるジョブ一覧の内容には、図72の
ごとく装置のジョブ制御部内で使用されるジョブIDの
他にも、ユーザによって付加された、よりユーザにとっ
て識別しやすいジョブ情報の表示とすることも可能であ
る。
【0375】操作部3000で選択決定されたジョブI
Dは、再度操作部3000からJob Manager
1519へと通知され、ステップS306において、J
obManager1519は、該ジョブIDから停止
対象と指定されたジョブを特定し、ステップS307に
おいて、スキャナ,プリンタ等該ジョブに関連する動作
をつかさどるDocument Managerに対
し、動作停止の指示を行う。また、Job Manag
er1519自身も該ジョブの停止処理を行った後、該
ジョブを停止した旨を操作部3000に通知し、後述す
る図73に示す通知画面のごとく操作部3000に表示
がおこなわれ、ユーザに指定されたジョブがSTOPさ
れたことを通知し、指定されたジョブの停止が完了し、
ステップS309において、処理を終了する。
【0376】この301〜309の処理において、ST
OP処理されたジョブ以外の実行中ジョブは停止される
ことなく、それぞれの処理を継続することが可能であ
り、複数のジョブが実行中であってもユーザがSTOP
したいジョブのみを停止することができる。
【0377】また、実行中のジョブが一つだけ存在する
場合は停止ジョブの指定の必要がなく、ユーザに選択さ
せることなくジョブの停止を行うことができる。
【0378】以上説明したように本発明の第3実施形態
によれば、複数のジョフを受け付け可能で、かつ並行実
行可能なジョブ制御手段と、投入されたジョブに対し、
装置内で個々のジョブを特定可能な識別情報を自動的に
付加する手段と、装置のジョブ情報を表示可能な表示手
段と、ユーザが手動でジョブ選択可能なジョブ選択手段
と、ジョブ実行中にジョブの停止を装置に対し指示可能
なジョブ停止指示手段とを備え、前記ジョブ停止指示手
段によりユーザからジョブ停止指示がなされた場合、装
置内で実行中のジョブが一つだけ存在する場合は該ジョ
ブを停止し、装置内で実行中のジョブが複数存在する場
合には、前記表示手段、およびジョブ識別情報を用いて
全ジョブのリストを表示し、リスト中から停止するジョ
ブを選択させ、ユーザに選択された該ジョブのみを停止
する制御手段とを備えることにより、ユーザが所望する
特定のジョブのみを停止させることが可能であり、装置
の動作効率が向上し、ユーザの使い勝手も改善すること
ができる。
【0379】また、実行中のジョブが一つだけの場合
は、ユーザにジョブを選択させることなく直ちに停止し
操作が煩雑になるのを回避することができる。
【0380】さらに、ユーザがジョブに任意の識別情報
を付加することを可能としたことで、ユーザによりわか
りやすいジョブ一覧を表示し、使い勝手をさらに向上さ
せることができる。
【0381】以下、図76に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る画像処理装置で読み出し可能なデータ処
理プログラムの構成について説明する。
【0382】図76は、本発明に係る画像処理装置で読
み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶
媒体のメモリマップを説明する図である。
【0383】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0384】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0385】本実施形態における図71,図74,図7
5に示す機能が外部からインストールされるプログラム
によって、ホストコンピュータにより遂行されていても
よい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメ
モリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワーク
を介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群
を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるも
のである。
【0386】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0387】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0388】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリ
カード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を
用いることができる。
【0389】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0390】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0391】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0392】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0393】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、投入されたジョブに対し、個々のジョ
ブを特定可能な識別情報を付加手段が付加し、ジョブ実
行中にジョブの停止を指示手段が指示し、前記指示手段
によりジョブの停止が指示された場合、実行中の全ジョ
ブを前記表示選択手段に一覧表示させ、選択されたジョ
ブのみを制御手段が停止制御するので、ユーザが所望す
る特定のジョブのみを停止させることができる。
【0394】第2の発明によれば、投入されたジョブに
対し、個々のジョブを特定可能な識別情報を付加手段が
付加し、ジョブ実行中にジョブの停止を指示手段が指示
し、前記指示手段によりジョブの停止が指示された場
合、制御手段が、実行中の全ジョブを一時停止させて、
該停止された全ジョブを前記表示選択手段に一覧表示さ
せ、選択されたジョブのみを停止させ、選択されなかっ
たジョブを再開制御するので、ユーザが所望する特定の
ジョブを可能な限り早いタイミングで停止させて、ユー
ザの停止指示中に継続して無駄な処理が実行されてしま
うことを防止することができる。
【0395】第3の発明によれば、投入されたジョブに
対し、個々のジョブを特定可能な識別情報を付加手段が
付加し、ジョブ実行中にジョブの停止を指示手段が指示
し、前記指示手段によりジョブの停止が指示された場合
に、制御手段が、実行中のジョブがただ1つの場合は該
ジョブを停止し、実行中のジョブが複数存在する場合
は、実行中の全ジョブを前記表示選択手段に一覧表示さ
せ、選択されたジョブのみを停止制御するので、ユーザ
が所望する特定のジョブのみを停止させることができ、
特に実行中のジョブが一つだけの場合は、ユーザにジョ
ブを選択させるという煩雑な操作を強いることなく直ち
にジョブを停止することができ、操作性を向上すること
ができる。
【0396】第4の発明によれば、前記付加手段は、投
入されたジョブに対し、前記個々のジョブを特定可能な
識別情報に加えて、任意のジョブ情報を付加可能である
ので、ユーザが所望する特定のジョブのみをユーザにわ
かりやすい名称で選択させて容易に停止させることがで
きる。
【0397】第5,8の発明によれば、ジョブ実行中に
ジョブの停止を指示し、該ジョブの停止が指示された場
合、実行中の全ジョブをジョブに固有に付加された識別
情報を用いて一覧表示させて該一覧表示されるジョブか
らいずれかのジョブを選択させ、該選択されたジョブの
みを停止するので、ユーザが所望する特定のジョブのみ
を停止させることができる。
【0398】第6,9の発明によれば、ジョブ実行中に
ジョブの停止を指示し、該ジョブの停止が指示された場
合、実行中の全ジョブを一時停止させ、該停止された全
ジョブをジョブに固有に付加された識別情報を用いて一
覧表示させて該一覧表示されるジョブからいずれかのジ
ョブを選択させ、該選択されたジョブのみを停止し、選
択されなかったジョブを再開させるので、ユーザが所望
する特定のジョブを可能な限り早いタイミングで停止さ
せて、ユーザの停止指示中に継続して無駄な処理が実行
されてしまうことを防止することができる。
【0399】第7,10の発明によれば、ジョブ実行中
にジョブの停止を指示し、該ジョブの停止が指示された
場合、実行中のジョブがただ1つであるか複数存在する
かを判定し、実行中のジョブがただ1つであると判定さ
れた場合に、該ジョブを停止させ、実行中のジョブが複
数存在すると判定された場合に、実行中の全ジョブをジ
ョブに固有に付加された識別情報を用いて一覧表示させ
て該一覧表示されるジョブからいずれかのジョブを選択
させ、該選択されたジョブのみを停止するので、ユーザ
が所望する特定のジョブのみを停止させることができ、
特に実行中のジョブが一つだけの場合は、ユーザにジョ
ブを選択させるという煩雑な操作を強いることなく直ち
にジョブを停止することができ、操作性を向上すること
ができる。
【0400】従って、ユーザが所望する特定のジョブの
みを簡単な操作により停止させることができる動作効率
および操作性に優れた画像処理環境を提供することがで
きる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像処理装置を適
用可能なコントローラの構成を説明するブロック図であ
る。
【図2】本発明の画像処理装置を適用可能な画像入出力
デバイス(図1に示したスキャナ,プリンタ)を示す図
である。
【図3】図1に示した操作部の構成を説明する平面図で
ある。
【図4】図1に示したスキャナ画像処理部の構成を説明
するブロック図である。
【図5】図1に示したプリンタ画像処理部の構成を説明
するブロック図である。
【図6】図1に示した画像圧縮処理部の構成を説明する
ブロック図である。
【図7】図1に示した画像回転処理部の構成を説明する
ブロック図である。
【図8】図7に示した画像バスI/Fコントローラによ
る不連続なアドレスからの画像データ転送を説明する図
である。
【図9】図7に示した画像回転部による画像回転処理を
説明する図である。
【図10】図1に示したデバイスI/F部の構成を説明
するブロック図である。
【図11】本発明の画像処理装置を適用可能なネットワ
ークシステム全体の構成を説明する図である。
【図12】本発明の画像処理装置を適用可能な複合機の
ソフトウエアブロック図である。
【図13】本発明の画像処理装置における配信に関する
組み込みアプリケーションブロックを表すブロック図で
ある。
【図14】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れる操作画面を示す模式図である。
【図15】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるID入力画面の模式図である。
【図16】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるID入力画面の模式図である。
【図17】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるID入力画面の模式図である。
【図18】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるID入力画面の模式図である。
【図19】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れる拡大縮小設定サブ画面の模式図である。
【図20】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れる紙選択サブ画面の模式図である。
【図21】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるソータ設定サブ画面の模式図である。
【図22】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れる両面コピー設定サブ画面の模式図である。
【図23】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるSENDメイン画面の模式図である。
【図24】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるSEND初期画面の模式図である。
【図25】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるSEND初期画面の模式図である。
【図26】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるDetailサブ画面(詳細情報画面)の模式図で
ある。
【図27】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるサーチサブ画面の模式図である。
【図28】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れる検索対象クラス一覧の模式図である。
【図29】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れる検索対象属性一覧の模式図である。
【図30】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れる検索対象条件一覧の模式図である。
【図31】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れる検索対象アドレスブック一覧の模式図である。
【図32】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れる検索結果例の模式図である。
【図33】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるフルキーボードの模式図である。
【図34】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるテンキーボードの模式図である。
【図35】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるPersonクラス詳細サブ画面の模式図である。
【図36】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるPersonクラス詳細サブ画面の模式図である。
【図37】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるData Baseクラス詳細サブ画面の模式図で
ある。
【図38】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるGroupクラス詳細サブ画面の模式図である。
【図39】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるHD SETTINGサブ画面の模式図である。
【図40】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるプリントアウトサブ画面の模式図である。
【図41】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れる紙サイズの一覧の模式図である。
【図42】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れる紙サイズの一覧の模式図である。
【図43】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるScan settingサブ画面の模式図であ
る。
【図44】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れる紙サイズ選択一覧表示の模式図である。
【図45】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れる解像度一覧表示の模式図である。
【図46】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れる紙サイズ選択一覧表示の模式図である。
【図47】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるRETRIEVEメイン画面(WWWサブ画面)の
模式図である。
【図48】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるBookmarkサブ画面の模式図である。
【図49】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるE−mailサブ画面の模式図である。
【図50】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるFaxサブ画面の模式図である。
【図51】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるFTP Serverサブ画面の模式図である。
【図52】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるPrint Settingサブ画面の模式図であ
る。
【図53】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるTASKSメイン画面の模式図である。
【図54】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるWWWタスク詳細サブ画面の模式図である。
【図55】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるチェックタイムサブ画面の模式図である。
【図56】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるチェックタイムサブ画面の模式図である。
【図57】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるチェックタイムサブ画面の模式図である。
【図58】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるManagementメイン画面の模式図である。
【図59】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるConfigurationメイン画面の模式図で
ある。
【図60】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるエラー画面の模式図であり、何らかのエラーがあっ
た場合に表示される。
【図61】本発明を適用可能な画像処理装置における、
DISとジョブマネージャ及びスキャン、プリント等の
各ドキュメントマネージャ(Document Man
ager)とのやり取りを示す図である。
【図62】図61に示したDIS内部に保持される各種
データベース(以下、DBと呼称する)を示す図であ
る。
【図63】本発明を適用可能な画像処理装置におけるス
キャン動作に関するハードウェア構成の一例を説明する
ブロック概念図である。
【図64】本発明を適用可能な画像処理装置のスキャン
動作に関するソフトウエア構成の一例を示すブロック図
である。
【図65】本発明を適用可能な画像処理装置のスキャン
動作に関するパラメータテーブルの概略図である。
【図66】本発明を適用可能な画像処理装置におけるプ
リント動作に関するハードウェア構成の一例を示すブロ
ック概念図である。
【図67】本発明を適用可能な画像処理装置のイメージ
データ送信タイミングを示すタイミングチャートであ
る。
【図68】図66に示したエンジンインタフェースボー
ドの設定項目を説明する図である。
【図69】DPRAMを介した設定項目及び制御コマン
ド,状態コマンドを説明する図である。
【図70】ジョブマネージャ(Job Manage
r)により管理されるジョブ管理データの構成を示す図
である。
【図71】本発明の画像処理装置の第1の制御処理手順
を示すフローチャートである。
【図72】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れる停止ジョブ選択画面の一例を示す模式図である。
【図73】図3に示した操作部のLCD表示部に表示さ
れるジョブを停止した旨を通知する通知画面の一例を示
す模式図である。
【図74】本発明の画像処理装置の第2の制御処理手順
を示すフローチャートである。
【図75】本発明の画像処理装置の第3の制御処理手順
を示すフローチャートである。
【図76】本発明に係る画像処理装置で読み出し可能な
各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリ
マップを説明する図である。
【符号の説明】
1519 ジョブマネージャ 2000 コントローラユニット 2001 CPU 2002 RAM 2003 ROM 2004 HDD 2070 スキャナ 2095 プリンタ 3000 操作部 3001 LCD表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/12 G06F 3/12 D Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AP07 CQ04 CQ24 CQ34 HJ06 HJ07 HN22 HR01 2C087 AA03 AA09 AB01 BA02 BA03 BC04 BC07 BD20 CB16 DA14 5B021 AA01 CC07 EE01 LL01 5C062 AA05 AB11 AB17 AB20 AB22 AB23 AB41 AB42 AC05 AC58 AF14 BA00 9A001 DD11 HH23 KK31

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のジョブを受け付け、並行実行可能
    な画像処理装置において、 投入されたジョブに対し、個々のジョブを特定可能な識
    別情報を付加する付加手段と、 ジョブ実行中にジョブの停止を指示する指示手段と、 ジョブを識別情報を用いて一覧表示させて該一覧表示さ
    れるジョブからいずれかのジョブを選択可能な表示選択
    手段と、 前記指示手段によりジョブの停止が指示された場合、実
    行中の全ジョブを前記表示選択手段に一覧表示させ、選
    択されたジョブのみを停止制御する制御手段と、を有す
    ることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 複数のジョブを受け付け、並行実行可能
    な画像処理装置において、 投入されたジョブに対し、個々のジョブを特定可能な識
    別情報を付加する付加手段と、 ジョブ実行中にジョブの停止を指示する指示手段と、 ジョブを識別情報を用いて一覧表示させて該一覧表示さ
    れるジョブからいずれかのジョブを選択可能な表示選択
    手段と、 前記指示手段によりジョブの停止が指示された場合、実
    行中の全ジョブを一時停止させて、該停止された全ジョ
    ブを前記表示選択手段に一覧表示させ、選択されたジョ
    ブのみを停止させ、選択されなかったジョブを再開制御
    する制御手段と、を有することを特徴とする画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 複数のジョブを受け付け、並行実行可能
    な画像処理装置において、 投入されたジョブに対し、個々のジョブを特定可能な識
    別情報を付加する付加手段と、 ジョブ実行中にジョブの停止を指示する指示手段と、 ジョブを識別情報を用いて一覧表示させて該一覧表示さ
    れるジョブからいずれかのジョブを選択可能な表示選択
    手段と、 前記指示手段によりジョブの停止が指示された場合に、
    実行中のジョブがただ1つの場合は該ジョブを停止し、
    実行中のジョブが複数存在する場合は、実行中の全ジョ
    ブを前記表示選択手段に一覧表示させ、選択されたジョ
    ブのみを停止制御する制御手段と、を有することを特徴
    とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記付加手段は、投入されたジョブに対
    し、前記個々のジョブを特定可能な識別情報に加えて、
    任意のジョブ情報を付加可能なことを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 複数のジョブを受け付け、並行実行可能
    な画像処理装置の制御方法において、 ジョブ実行中にジョブの停止を指示する指示工程と、 該ジョブの停止が指示された場合、実行中の全ジョブを
    ジョブに固有に付加された識別情報を用いて一覧表示さ
    せて該一覧表示されるジョブからいずれかのジョブを選
    択させる表示選択工程と、該選択されたジョブのみを停
    止する停止工程と、 を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 複数のジョブを受け付け、並行実行可能
    な画像処理装置の制御方法において、 ジョブ実行中にジョブの停止を指示する指示工程と、 該ジョブの停止が指示された場合、実行中の全ジョブを
    一時停止させる一時停止工程と、 該停止された全ジョブをジョブに固有に付加された識別
    情報を用いて一覧表示させて該一覧表示されるジョブか
    らいずれかのジョブを選択させる表示選択工程と、 該選択されたジョブのみを停止する停止工程と、 選択されなかったジョブを再開させる再開工程と、を有
    することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 複数のジョブを受け付け、並行実行可能
    な画像処理装置の制御方法において、 ジョブ実行中にジョブの停止を指示する指示工程と、 該ジョブの停止が指示された場合、実行中のジョブがた
    だ1つであるか複数存在するかを判定する判定工程と、 実行中のジョブがただ1つであると判定された場合に、
    該ジョブを停止させる第1の停止工程と、 実行中のジョブが複数存在すると判定された場合に、実
    行中の全ジョブをジョブに固有に付加された識別情報を
    用いて一覧表示させて該一覧表示されるジョブからいず
    れかのジョブを選択させる表示選択工程と、 該選択されたジョブのみを停止する第2の停止工程と、
    を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 複数のジョブを受け付け、並行実行可能
    な画像処理装置に、 ジョブ実行中にジョブの停止を指示する指示工程と、 該ジョブの停止が指示された場合、実行中の全ジョブを
    ジョブに固有に付加された識別情報を用いて一覧表示さ
    せて該一覧表示されるジョブからいずれかのジョブを選
    択させる表示選択工程と、 該選択されたジョブのみを停止する停止工程と、を実行
    させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可能
    に記憶した記憶媒体。
  9. 【請求項9】 複数のジョブを受け付け、並行実行可能
    な画像処理装置に、 ジョブ実行中にジョブの停止を指示する指示工程と、 該ジョブの停止が指示された場合、実行中の全ジョブを
    一時停止させる一時停止工程と、 該停止された全ジョブをジョブに固有に付加された識別
    情報を用いて一覧表示させて該一覧表示されるジョブか
    らいずれかのジョブを選択させる表示選択工程と、 該選択されたジョブのみを停止する停止工程と、 選択されなかったジョブを再開させる再開工程と、を実
    行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可
    能に記憶した記憶媒体。
  10. 【請求項10】 複数のジョブを受け付け、並行実行可
    能な画像処理装置に、ジョブ実行中にジョブの停止を指
    示する指示工程と、 該ジョブの停止が指示された場合、実行中のジョブがた
    だ1つであるか複数存在するかを判定する判定工程と、 実行中のジョブがただ1つであると判定された場合に、
    該ジョブを停止させる第1の停止工程と、 実行中のジョブが複数存在すると判定された場合に、実
    行中の全ジョブをジョブに固有に付加された識別情報を
    用いて一覧表示させて該一覧表示されるジョブからいず
    れかのジョブを選択させる表示選択工程と、 該選択されたジョブのみを停止する第2の停止工程と、
    を実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取
    り可能に記憶した記憶媒体。
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