JPH11134163A - データ処理装置、方法及びプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

データ処理装置、方法及びプログラムを格納した記憶媒体

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JPH11134163A
JPH11134163A JP29396297A JP29396297A JPH11134163A JP H11134163 A JPH11134163 A JP H11134163A JP 29396297 A JP29396297 A JP 29396297A JP 29396297 A JP29396297 A JP 29396297A JP H11134163 A JPH11134163 A JP H11134163A
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JP29396297A
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Ritsuko Otake
律子 大竹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の送信方法によりデータの送信を行うた
めの送信先の指定の際の操作性、視認性を向上する。 【解決手段】 オペレータの操作に基づき操作画面上に
データ送信のためのSENDモードを設定し、SENDメイン画
面16を表示させる。そして、AddBookボタンを押すこと
により、送信先の情報が記述されたアドレスブックを呼
び出し、送信先の情報を文字情報とカテゴリー視認用の
アイコンとを対応表示させる。これに基づきオペレータ
が選択した宛先をRAM20に書き込み、この内容をオブジ
ェクトアイコン17、詳細宛先アイコン18、文字情報を識
別可能に表示させる。これに続くオペレータの操作によ
り入力データの送信を開始させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力されたデータ
を所望の送信先に送信するためのデータ処理装置、方法
及びプログラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、データの送信を行うファクシ
ミリ装置等が知られている。従来のファクシミリ装置で
は電話番号の入力により送信先を指定してデータを送信
するものであった。
【0003】ところが、近年、装置の複合化やシステム
化により、1台の装置で種々の通信が実現されるように
なってきている。このように、種々の通信を行うように
なると、従来のように電話番号の入力だけではなく様々
な情報の入力を行う必要が出てくる。そして、同じ相手
にデータを送るにしても、種々な方法による送信が考え
られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
では、上述のような種々の方法による送信の際の操作性
については、何ら工夫されておらず、従来の方法にた
だ、その送信先指定のための入力情報を追加しただけで
あった。
【0005】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、種々の送信方法により送信するための送信先の指
定の際の操作性を向上することのできるデータ処理装
置、方法及びプログラムを格納した記憶媒体を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のデータ処理装置は以下の構成を備える。
【0007】即ち、データを入力する入力手段と、前記
入力手段で入力したデータを複数の送信方法で送信する
送信手段と、前記入力手段で入力したデータを前記送信
手段で送信すべき送信先を指定するためのアドレス帳を
表示する表示手段と、前記表示手段でアドレス帳を表示
する際、前記送信手段で送信させるための送信先を示す
テキスト情報を該送信先のカテゴリーを示すアイコンと
ともに表示させるよう制御する制御手段とを有する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態の一例について詳細に説明する。
【0009】本実施形態のネットワークシステム全体の
接続形態を表す構成図を図1に示す。
【0010】1001は本実施形態による画像処理装置で、
後述するスキャナとプリンタから構成され、スキャナか
ら読み込んだ画像をローカルエリアネットワーク1010
(以下LAN)に流したり、LANから受信した画像をプ
リンタによりプリントアウトできる。また、スキャナか
ら読んだ画像をFAX送信モジュールにより、PSTNまたはI
SDN1030等の公衆回線網に送信したり、PSTNまたはISDN
等の公衆回線網から受信した画像をプリンタによりプリ
ントアウトできる。
【0011】1002は、データベースサーバで、画像処理
装置1001により読み込んだ2値画像及び多値画像をデー
タベースとして管理する。1003は、データベースサーバ
1002のデータベースクライアントで、データベース1002
に保存されている画像データを閲覧/検索等できる。
【0012】1004は、電子メールサーバで、画像処理装
置1001により読み取った画像を電子メールの添付として
受け取ることができる。
【0013】1005は、電子メールのクライアントで、電
子メールサーバ1004の受け取ったメールを受信し閲覧し
たり、電子メールを送信したりといった通常の電子メー
ルの処理が可能な汎用のコンピュータ端末である。
【0014】1006がHTML文書をLANに提供するWWWサ
ーバで、画像処理装置1001によりこのWWWサーバで提供
されるHTML文書をプリントアウトできる。
【0015】1007は、ルータでLAN1010をインターネッ
ト/イントラネット1012と連結する。インターネット/
イントラネットに、前述したデータベースサーバ1002、
WWWサーバ1006、電子メールサーバ1004、画像処理装置1
001と同様の装置が、それぞれ1020、1021、1022、1023
として連結している。
【0016】一方、画像処理装置1001は、PSTNまたはIS
DN1030を介して、FAX装置1031とデータの送受信が可能
になっている。また、LAN上にプリンタ1040も連結され
ており、画像処理装置1001により読み取った画像をプリ
ントアウト可能なように構成されている。
【0017】次に画像処理装置1001の構成及びその動作
について、ハードウェアとソフトウェアに分けて詳細に
説明する。
【0018】(1)ハードウェア 1−1.全体構成 画像処理装置1001の全体構成を示すブロック図を図2に
示す。
【0019】Controller Unit 2000は画像入力デバイス
であるスキャナ2070(原稿の画像を読み取る)や画像出
力デバイスであるプリンタ2095(画像を可視記録し出力
する)と接続し、一方ではLAN2011(LAN1010)や公衆回
線(WAN)2051( PSTNまたはISDN1030)と接続すること
で、画像情報やデバイス情報の入出力を行う為のコント
ローラである。
【0020】CPU2001は図2の画像処理装置全体を制御す
るコントローラである。RAM2002はCPU2002が動作するた
めのシステムワークメモリであり、画像データを一時記
憶するための画像メモリでもある。ROM2003はブートROM
であり、本画像処理装置のブートプログラムが格納され
ている。HDD2004はハードディスクドライブで、システ
ムソフトウェアプログラム、画像データ等を格納する。
【0021】操作部I/F2006は操作部(UI)2012とのイン
ターフェース部で、操作部2012に表示する画像データを
操作部2012に対して出力する。また、操作部2012から使
用者が入力した情報をCPU2001に伝える役割をする。
【0022】NetworkI/F2010は本画像処理装置を複数の
端末で形成されるLAN2011に接続し、情報の入出力を行
う。Modem2050は本画像処理装置を一般の公衆回線網205
1に接続し、情報の入出力を行う。
【0023】以上のデバイスがシステムバス2007上に配
置される。
【0024】Image Bus I/F2005はシステムバス2007と
画像データを高速で転送する画像バス2008を接続し、デ
ータ構造を変換するバスブリッジである。画像バス2008
は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。
【0025】画像バス2008上には以下のデバイスが配置
される。
【0026】ラスターイメージプロセッサ(RIP)2060はP
DLコードをビットマップイメージに展開する。デバイス
I/F部2020は、画像入出力デバイスであるスキャナ2070
やプリンタ2095とコントローラ2000を接続し、画像デー
タの同期系/非同期系の変換を行う。スキャナ画像処理
部2080は、入力された画像データに対し補正、加工、編
集を行う。プリンタ画像処理部は、プリント出力すべき
画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を
行う。画像回転部2030は画像データの回転を行う。画像
圧縮部2040は、多値画像データはJPEG、2値画像画像デ
ータはJBIG、MMR、MH等の圧縮伸張処理を行う。
【0027】1−2.画像入出力部 画像入出力デバイスの外観図を図3に示す。同一符号は
上述のものと同一であることを示す。以下、同様であ
る。
【0028】画像入力デバイスであるスキャナ部2070
は、原稿上に描かれた画像を照明し、CCDラインセンサ
(図示せず)を走査することで、画像を読み取りラスター
イメージデータ2071として電気信号に変換する。原稿用
紙は原稿フィーダ2072のトレイ2073にセットし、使用者
が操作部2012から読み取り起動指示することにより、コ
ントローラCPU2001がスキャナ2070に指示を与え(207
1)、フィーダ2072は原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿
画像の読み取り動作を行う。
【0029】画像出力デバイスであるプリンタ部2095
は、電気的なラスターイメージデータ2096を用紙上の可
視画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラム
や感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレ
イからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するイ
ンクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。
プリント動作の起動は、コントローラCPU2001からの指
示2096によって開始する。プリンタ部2095には、異なる
用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複
数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセット2101、
2102、2103、2104がある。また、排紙トレイ2111は印字
し終わった用紙を受けるものである。
【0030】1−3.操作部 操作部2012の構成概要を図4に示す。
【0031】LCD表示部2013は、LCD上にタッチパネルシ
ートが貼られており、本画像処理装置の操作のための操
作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押され
るとその位置情報をコントローラCPU2001に伝える。こ
れにより、CPU2001は操作者の操作内容を判断する。状
況に応じて適宜表示を切り替える。
【0032】スタートキー2014は原稿画像の読み取り動
作を開始する時などに用いる。スタートキー2014の中央
部には、緑と赤の2色LED2018があり、表示(点灯)され
たLED2018の色によってスタートキー2014が使える状態
にあるかどうかを示す。ストップキー2015は稼働中の本
画像処理装置の動作を止める働きをする。IDキー2016
は、使用者のユーザーIDを入力する時に用いる。リセッ
トキー2017は操作部2012からの設定を初期化する時に用
いる。上記2014〜2017はハードキーである。
【0033】1−4.スキャナ画像処理部 スキャナ画像処理部2080の構成を示すブロック図を図5
に示す。
【0034】画像バスI/Fコントローラ2081は、画像バ
ス2008と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御す
る働きと、スキャナ画像処理部2080内の各デバイスの制
御及びタイミングを発生させる。
【0035】フィルタ処理部2082は、空間フィルタで画
像データに対しコンボリューション演算を行う。編集部
2083は、例えば入力画像データから原稿内の画像のマー
カーペンで囲まれた閉領域を認識して、その閉領域内の
画像データに対して、影つけ、網掛け、ネガポジ反転等
の画像加工処理を行う。変倍処理部2084は、読み取り画
像の解像度を変える場合にラスターイメージの主走査方
向について補間演算を行い拡大、縮小を行う。副走査方
向の変倍については、画像読み取りラインセンサ(図示
せず)が画像を走査する速度を変えることで行う。テー
ブル2085は、読み取った輝度データである画像データを
濃度データに変換する際に参照する変換用テーブルであ
る。2値化部2086は、入力された1画素多値のグレースケ
ール画像データを、誤差拡散処理やスクリーン処理によ
って2値化する。
【0036】これらのような処理が終了した画像データ
は、再び画像バスコントローラ2081を介して、画像バス
上に転送される。
【0037】1−5.プリンタ画像処理部 プリンタ画像処理部2090の構成を示すブロック図を図6
に示す。
【0038】画像バスI/Fコントローラ2091は、画像バ
ス2008と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御す
る働きと、スキャナ画像処理部2090内の各デバイスの制
御及び各種タイミングを発生させる。解像度変換部2092
は、NetworkI/F2011あるいは公衆回線2051から到来した
画像データを、プリンタ2095の解像度に適合するように
変換するための解像度変換を行う。スムージング処理部
2093は、解像度変換後の画像データのジャギー(斜め線
等の白黒境界部に現れる画像のがさつき)等を滑らかに
する処理を行う。
【0039】1−6.画像圧縮部 画像圧縮部2040の構成を示すブロック図を図7に示す。
【0040】画像バスI./Fコントローラ2041は、画像バ
ス2008と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御す
る働き、入力バッファ2042・出力バッファ2045とのデー
タのやりとりを行うためのタイミング制御及び、画像圧
縮部2043に対するモード設定などの制御を行う。以下に
画像圧縮処理部の処理手順を示す。
【0041】画像バス2008を介して、CPU2001から画像
バスI/Fコントローラ2041に画像圧縮制御のための設定
を行う。この設定により画像バスI/Fコントローラ2041
は画像圧縮部2043に対して画像圧縮に必要な設定(たと
えばMMR圧縮・JBIG伸長等の)を行う。この必要な設定を
行った後に、再度CPU2001から画像バスI/Fコントローラ
2041に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に
従い、画像バスI/Fコントローラ2041はRAM2002もしくは
画像バス2008上の各デバイスから画像データの転送を開
始する。受け取った画像データは入力バッファ2042に一
時格納され、画像圧縮部2043の画像データ要求に応じて
一定のスピードで画像を転送する。この際、入力バッフ
ァは画像バスI/Fコントローラ2041と、画像圧縮部2043
両者の間で、画像データを転送できるかどうかを判断
し、画像バス2008からの画像データの読み込み及び、画
像圧縮部2043への画像の書き込みが不可能である場合
は、データの転送を行わないような制御を行う(以後こ
のような制御をハンドシェークと称するものとする)。
画像圧縮部2043は受け取った画像データを、一旦RAM204
4に格納する。これは画像圧縮を行う際には行う画像圧
縮処理の種類によって、数ライン分のデータを要するた
めであり、最初の1ライン分の圧縮を行うためには数ラ
イン分の画像データを用意してからでないと画像圧縮が
行えないためである。画像圧縮を施された画像データは
直ちに出力バッファ2045に送られる。出力バッファ2045
では、画像バスI/Fコントローラ2041及び画像圧縮部204
3とのハンドシェークを行い、画像データを画像バスI/F
コントローラ2041に転送する。画像バスI/Fコントロー
ラ2041では転送された圧縮(もしくは伸長)された画像デ
ータをRAM2002もしくは画像バス2008上の各デバイスに
データを転送する。こうした一連の処理は、CPU2001か
らの処理要求が無くなるまで(必要なページ数の処理が
終わったとき)、もしくはこの画像圧縮部から停止要求
が出るまで(圧縮及び伸長時のエラー発生時等)繰り返さ
れる。
【0042】1−7.画像回転部 画像回転部2030の構成を示すブロック図を図8に示す。
【0043】画像バスI/Fコントローラ2031は、画像バ
ス2008と接続し、そのバスシーケンスを制御する働き、
画像回転部2032にモード等を設定する制御及び、画像回
転部2032に画像データを転送するためのタイミング制御
を行う。以下に画像回転部の処理手順を示す。
【0044】画像バス2008を介して、CPU2001から画像
バスI/Fコントローラ2031に画像回転制御のための設定
を行う。この設定により画像バスI/Fコントローラ2041
は画像回転部2032に対して画像回転に必要な設定(たと
えば画像サイズや回転方向・角度等)を行う。この必要
な設定を行った後に、再度CPU2001から画像バスI/Fコン
トローラ2041に対して画像データ転送の許可を行う。こ
の許可に従い、画像バスI/Fコントローラ2031はRAM2002
もしくは画像バス2008上の各デバイスから画像データの
転送を開始する。尚、ここでは32bitをそのサイズとし
回転を行う画像サイズを32×32(bit)とし、又、画像バ
ス2008上に画像データを転送させる際に32bitを単位と
する画像転送を行うものとする(ただし扱う画像は1画素
2値を想定する)。
【0045】上述のように、32×32(bit)の画像を得る
ためには、上述の単位データ転送を32回行う必要があ
り、且つ不連続なアドレスから画像データを転送する必
要がある(図9参照)。
【0046】不連続アドレッシングにより転送された画
像データは、読み出し時に所望の角度に回転されている
ように、RAM2033に書き込まれる。例えば、90度反時計
方向回転であれば、最初に転送された32bitの画像デー
タを、図10のようにY方向に書き込んでいく。読み出し
時にX方向に読み出すことで、結果として画像が回転さ
れる。
【0047】32×32(bit)の画像回転(RAM2033への書き
込み)が完了した後、画像回転部2032はRAM2033から上述
した読み出し方法で画像データを読み出し、画像バスI/
Fコントローラ2031に画像を転送する。
【0048】回転処理された画像データを受け取った画
像バスI/Fコントローラ2031は、連続アドレッシングを
以て、 RAM2002もしくは画像バス2008上の各デバイスに
データを転送する。
【0049】こうした一連の処理は、 CPU2001からの処
理要求が無くなるまで(必要なページ数の処理が終わっ
たとき)繰り返される。
【0050】1−8.デバイスI/F部 デバイスI/F部2020の構成を図11に示す。
【0051】画像バスI/Fコントローラ2021は、画像バ
ス2008と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御す
る働きと、デバイスI/F部2020内の各デバイスの制御及
びタイミングを発生させる。また、外部のスキャナ2070
及びプリンタ2095への制御信号を発生させる。スキャン
バッファ2022は、スキャナ2070から送られてくる画像デ
ータを一時保存し、画像バス2008に同期させて画像デー
タを出力する。シリアルパラレル・パラレルシリアル変
換2023は、スキャンバッファ2022に保存された画像デー
タを順番に並べて、あるいは分解して、画像バス2008に
転送できる画像データのデータ幅に変換する。パラレル
シリアル・シリアルパラレル変換2024は、画像バス2008
から転送された画像データを分解して、あるいは順番に
並べて、プリントバッファ2025に保存できる画像データ
のデータ幅に変換する。プリントバッファ2025は、画像
バス2008から送られてくる画像データを一時保存し、プ
リンタ2095に同期させて画像データを出力する。
【0052】画像スキャン時の処理手順を以下に示す。
【0053】スキャナ2070から送られてくる画像データ
をスキャナ2070から送られてくるタイミング信号に同期
させて、スキャンバッファ2022に保存する。そして、画
像バス2008がPCIバスの場合には、バッファ内に画像デ
ータが32ビット以上入ったときに、画像データを先入れ
先出しで32ビット分、バッファからシリアルパラレル・
パラレルシリアル変換2023に送り、32ビットの画像デー
タに変換し、画像バスI/Fコントローラ2021を通して画
像バス2008上に転送する。また、画像バス2008がIEEE13
94の場合には、バッファ内の画像データを先入れ先出し
で、バッファからシリアルパラレル・パラレルシリアル
変換2023に送り、シリアル画像データに変換し、画像バ
スI/Fコントローラ2021を通して画像バス2008上に転送
する。
【0054】画像プリント時の処理手順を以下に示す。
【0055】画像バス2008がPCIバスの場合には、画像
バスから送られてくる32ビットの画像データを画像バス
I/Fコントローラで受け取り、パラレルシリアル・シリ
アルパラレル変換2024に送り、プリンタ2095の入力デー
タビット数の画像データに分解し、プリントバッファ20
25に保存する。また、画像バス2008がIEEE1394の場合に
は、画像バスからおくられてくるシリアル画像データを
画像バスI/Fコントローラで受け取り、パラレルシリア
ル・シリアルパラレル変換2024に送り、プリンタ2095の
入力データビット数の画像データに変換し、プリントバ
ッファ2025に保存する。そして、プリンタ2095から送ら
れてくるタイミング信号に同期させて、バッファ内の画
像データを先入れ先出しで、プリンタ2095に送る。
【0056】(2)ソフトウェア 2−1.ソフトウェアブロック全体構成 図12は、画像処理装置1001のソフトウエアブロック図で
ある。
【0057】1501はUI即ちユーザインターフェイスを司
るものであり、オペレータが本画像処理装置の各種操作
・設定を行う際、機器との仲介を行うモジュールであ
る。本モジュールは、オペレータの操作に従い、後述の
各種モジュールに入力情報を転送し処理の依頼、或いは
データの設定等を行う。
【0058】1502はAddress-Book即ちデータの送付先、
通信先等を管理するデータベースモジュールである。Ad
dress-Bookの内容は、UI1501からの操作情報によりデー
タの追加、削除、取得が行われ、オペレータの操作によ
り後述の各モジュールにデータの送付・通信先情報を与
えるものとして使用されるものである。このAddress-Bo
okには、宛先の情報と対応付けてその宛先に送信する際
のデータの形式、及び送信可能な画像の形態、解像度の
情報等が記憶されている。
【0059】1503はWeb-Serverモジュールであり、図外
のWebクライアントからの要求により、本画像処理装置
の管理情報を通知するために使用される。管理情報は、
後述のControll-API1518を介して読み取られ、後述のHT
TPモジュール1512、TCP/IPモジュール1516、Network−D
river1517を介してWebクライアントに通知される。
【0060】1504はUniversal-Sendモジュール即ち、各
種データの配信を司るモジュールであり、UI1501により
オペレータに指示されたデータを、同様に指示された通
信(出力)先に配布するものである。また、オペレータ
により、本画像処理装置のスキャナ機能を使用し配布デ
ータの生成が指示された場合は、後述のControll-API15
18を介して機器を動作させ、データの生成を行う。
【0061】1505はプリンタモジュールであり、Univer
sal-Sendモジュール1504内で出力先にプリンタが指定さ
れた際に実行されるモジュールである。
【0062】1506はE-mailモジュールであり、Universa
l-Sendモジュール1504内で通信先にE-mailアドレスが指
定された際に実行されるモジュールである。
【0063】1507はデータベースモジュールであり、Un
iversal-Send1504内で出力先にデータベースが指定され
た際に実行されるモジュールである。
【0064】1508はDPモジュールであり、Universal-Se
ndモジュール1504内で出力先に本画像処理装置と同機能
を持った装置が指定された際に実行されるモジュールで
ある。
【0065】1509はRemote-Copy-Scanモジュールであ
り、本画像処理装置のスキャナ機能を使用し、ネットワ
ーク等で接続された他の装置を出力先とし、本画像処理
装置単体で実現しているCopy機能と同等の処理を行うモ
ジュールである。
【0066】1510はRemote-Copy-Printモジュールであ
り、本画像処理装置のプリンタ機能を使用し、ネットワ
ーク等で接続された他の装置を入力先とし、本画像処理
装置単体で実現しているCopy機能と同等の処理を行うモ
ジュールである。
【0067】1511はWeb-Pull-Printモジュール即ちイン
ターネットまたはイントラネット上の各種ホームページ
の情報を読み出し、印刷するモジュールである。
【0068】1512は本画像処理装置がHTTPにより通信す
る際に使用されるモジュールであり、後述のTCP/IP1516
モジュールにより前述のWeb-Server1503、Web-Pull-Pri
nt1511モジュールに通信を提供するものである。
【0069】1513はlprモジュールであり、後述のTCP/I
P1516モジュールにより前述のUniversal-Sendモジュー
ル1504内のプリンタモジュール1505にlprによる通信を
提供するものである。
【0070】1514はSMTPモジュールであり、後述のTCP/
IP1516モジュールにより前述のUniversal-Sendモジュー
ル1504内のE-mailモジュール1506にSMTPによる通信を提
供するものである。
【0071】1515はSLM即ちSalutation-Managerモジュ
ールであり、後述のTCP/IP1516モジュールにより前述の
Universal-Sendモジュール1504内のデータベースモジュ
ール1517、DPモジュール1518、及びRemote-Copy-Scan15
09モジュール、Remote-Copy-Print1510モジュールにsal
utationアーキテクチャによる通信を提供するものであ
る。
【0072】1516はTCP/IP通信モジュールであり、前述
の各種モジュールに後述のNetwork-DriverによりTCP/IP
に準拠したネットワーク通信を提供するものである。
【0073】1517はネットワークドライバであり、ネッ
トワークに物理的に接続される部分を制御するものであ
る。
【0074】1518はControll-APIであり、Universal-Se
ndモジュール1504等の上流モジュールに対し、後述のJo
b-Manager1519等の下流モジュールとのインターフェイ
スを提供するものであり、上流、及び下流のモジュール
間の依存関係を軽減しそれぞれの流用性を高めるもので
ある。
【0075】1519はJob-Managerであり、前述の各種モ
ジュールよりControll-API1518を介して指示される処理
内容を解釈し、後述の各モジュールに指示を与えるもの
である。また、本モジュールは、本画像処理装置内で実
行されるハード的な処理を一元管理するものである。
【0076】1520はCODEC-Managerであり、Job-Manager
1519が指示する処理の中でデータの各種圧縮・伸長を管
理・制御するものである。
【0077】1521はFBE-Encoderであり、Job-Manager15
19、Scan-Manager1524により実行されるスキャン処理に
より読み込まれたデータをFBEフォーマットにより圧縮
するものである。
【0078】1522はJPEG-CODECであり、Job-Manager151
9、Scan-Manager1524により実行される読取スキャン処
理、及びPrint-Manager1526により実行される印刷処理
において、読み込まれたデータのJPEG圧縮及び印刷デー
タのJPEG展開処理を行うものである。
【0079】1523はMMR-CODECであり、Job-Manager151
9、Scan-Manager1524により実行される読取スキャン処
理、及びPrint-Manager1526により実行される印刷処理
において、読み込まれたデータのMMR圧縮及び印刷デー
タのMMR伸長処理を行うものである。
【0080】1524はScan-Managerであり、Job-Manager1
519が指示する読取スキャン処理を管理・制御するもの
である。
【0081】1525はSCSIドライバであり、Scan-Manager
1524と本画像処理装置が内部的に接続しているスキャナ
部との通信を行うものである。
【0082】1526はPrint-Managerであり、Job-Manager
1519が指示する印刷処理を管理・制御するものである。
【0083】1527はEngine-I/Fドライバであり、Print-
Manager1526と印刷部とのI/Fを提供するものである。
【0084】1528はパラレルポートドライバであり、We
b-Pull−Printモジュール1511がパラレルポートを介し
て図外の出力機器にデータを出力する際のI/Fを提供す
るものである。
【0085】なお、上記のものは、使用すべき装置に必
要なもののみ設定し、利用することも可能である。
【0086】2−2.アプリケーション 以下、本実施形態の組み込みアプリケーションについて
図面を用いて説明する。
【0087】図13は、本実施形態の処理動作に関する組
み込みアプリケーションブロックを表す図である。図13
において、左側の大ブロックは主に画像処理装置1001が
送信側(主導側もしくは能動側)となる場合の処理を示
すブロックであり、右側の大ブロックは主に受信側(ス
レーブ側もしくは受動側)となる場合の処理を示すブロ
ックである。なお、略称、用語については、前述のもの
と同様である。また、下記のもののうち、使用すべき装
置に必要なもののみ、設定し利用することが可能であ
る。
【0088】4050は、後述する操作部アプリケーション
を示すブロックである。ここで、アドレス帳4051を用い
た処理も行う。
【0089】4100は、リモートコピーアプリケーション
の送信側(読み取り側)の処理を示すブロックである。
【0090】4150は、同報配信処理の送信側を示すブロ
ックである。
【0091】4200は、Web Pull Printモジュールの処理
を示すブロックである。
【0092】4250は、Web Serverモジュールの処理を示
すブロックである。
【0093】4300は、リモートコピーの受信側(プリン
ト側)を示すブロックである。
【0094】4350は、同報配信で送信されてきたイメー
ジを汎用のプリンタで受信・プリントするブロックであ
る。
【0095】4400は、リモートプリントの受信側(プリ
ント側)の処理を示すブロックである。
【0096】4450は、同報配信で送信されてきたイメー
ジを公知のNotes Serverで受信・格納する処理を示すブ
ロックである。
【0097】4500は、同報配信で送信されてきたイメー
ジ(2値のイメージ)をデータベースモジュールで受信
・格納する処理を示すブロックである。
【0098】4550は、同報配信で送信されてきたイメー
ジを公知の機能を有するMail Serverモジュールで受信
・格納する処理を示すブロックである。
【0099】4600は、同報配信で送信されてきたイメー
ジ(多値のイメージ)をデータベースモジュールで受信
・格納する処理を示すブロックである。
【0100】4650は、情報コンテンツを含んだ、公知の
機能を有するWeb Serverモジュールを示すブロックであ
る。
【0101】4700は、Web Serverなどにアクセスするた
めの公知の機能を有するWeb Browserを示すブロックで
ある。
【0102】以下、それぞれのブロックに照らし合わせ
ながら、アプリケーション群の説明を詳細に行う。
【0103】2−2−1.User Interface アプリケー
ション 4050ブロックに示したUser Interface(以下、UI)の詳
細は、前述したとおりであるが、ここでは、4051のAddr
ess Bookについて説明する。このAddress Bo
okは、画像処理装置1001内の不揮発性の記憶装置
(バッテリバックアップされた不揮発性メモリやハード
ディスクなど)に保存されており、この中には、ネット
ワークに接続された機器の特徴が記述されている。例え
ば、以下に列挙するようなものが含まれている。 ・機器の正式名やエイリアス名 ・機器のネットワークアドレス ・機器の処理可能なネットワークプロトコル ・機器の処理可能なドキュメントフォーマット ・機器の処理可能な圧縮タイプ ・機器の処理可能なイメージ解像度 ・プリンター機器の場合の給紙可能な紙サイズ、給紙段
情報 ・サーバー(コンピューター)機器の場合のドキュメン
トを格納可能なフォルダ名
【0104】以下に説明する各アプリケーションは、上
記Address Book4051に記述された情報により配信先の特
徴を判別することが可能となる。
【0105】また、このAddress Bookは、ユーザにより
編集可能であると共に、ネットワーク内のサーバーコン
ピュータなどに保存されているものをダウンロードして
使用したり、または、直接参照することも可能である。
【0106】2−2−2.リモートコピーアプリケーシ
ョン リモートコピーアプリケーションは、配信先に指定され
た機器の処理可能な解像度情報をAddress Book4051より
判別し、それに従い、スキャナにより読みとった画像
(2値画像)を公知のMMR方式を用いて圧縮し、それを公
知のTIFF(TaggedImage File Format)化し、SLM4103を介
して、ネットワーク上のプリンター機器に送信する(41
00)。SLM4103とは、ここでは詳細には説明しないが、
公知のSalutation Manager(または、Smart Link Manag
er)と呼ばれる機器制御情報などを含んだネットワーク
プロトコルの一種である。
【0107】2−2−3.同報配信アプリケーション 同報配信アプリケーションは、リモートコピーアプリケ
ーションと違い、一度の原稿画像走査で複数の配信宛先
に画像を送信する事が可能である(4150)。また、配信
先もプリンター機器にとどまらず、いわゆるサーバーコ
ンピューターにも直接配信可能である。
【0108】以下、配信先に従って順に説明する。
【0109】配信先の機器が公知のネットワークプリン
タプロトコルであるLPD(Line Printer Daemon)、プリン
タ制御コマンドとして公知のLIPSを処理可能だとAddres
s Book4051の内容より判別した場合、同様にAddress Bo
ok4051より判別した画像解像度に従って画像読み取りを
行い、画像自体は、本実施形態では、公知のFBE(First
Binari Encoding)を用いて圧縮し、さらにLIPSコード化
して、公知のネットワークプリンタプロトコルであるLP
Rによって相手機器に送信する(4350)。
【0110】配信先の機器が前述のSLMで通信可能で、
サーバー機器の場合、Address Book4051より、サーバー
アドレス、サーバー内のフォルダの指定を判別し、リモ
ートコピーアプリケーションと同様に、スキャナにより
読みとった画像(2値画像)を公知のMMR方式を用いて圧
縮し、それを公知のTIFF(Tagged Image File Format)化
し、SLMを介して、ネットワーク上のサーバー機器の特
定のフォルダに格納する事が可能である(4500)。
【0111】また、本画像処理装置1001では、相手機器
であるサーバーが公知のJPEG圧縮された多値画像を処理
可能だと判別した場合、前述の2値画像と同様に多値読
み取りした画像を公知のJPEG圧縮を用いて、やはり公知
のJFIF化し、SLMを介して、ネットワーク上のサーバー
機器の特定のフォルダに格納する事が可能である。
【0112】配信先の機器がE-Mailサーバーである場
合、Address Book4051に記載されたメールアドレスを判
別し、スキャナにより読みとった画像2値画像を公知のM
MR方式を用いて圧縮し、それを公知のTIFF(Tagged Imag
e File Format)し、公知のSMTP(Simple Mail Transfer
Protocol)4153を使用して、E-Mailサーバーに送信す
る。その後の配信は、Mail Serverモジュール4550に従
って実行される。
【0113】(3)操作部 次に、操作部アプリケーションについて説明する。
【0114】操作部の構成の概要は、図4に示した通り
である。
【0115】3−1.操作画面 画像処理装置1001が提供する機能は、Copy/ Send/ Retr
ieve/ Tasks/ Management/ Configurationの6つの大き
なカテゴリーに分かれており、これらは操作画面(図14)
上の上部に表示される6つのメインタブ(COPY/SEND/RET
RIEVE/TASKS/MGMT/CONFIG)(3011〜3016)に対応してい
る。これらのメインタブを押すことにより(タッチパネ
ル形式)、各カテゴリーの画面への切り換えが行われ
る。他カテゴリーへの切り換えが許可されない場合は、
メインタブの表示色が変わり、メインタブを押しても反
応しない。
【0116】上記カテゴリーにおいて、Copyは自機が有
するスキャナとプリンタを使用してスタンドアローン型
の複写機のようなドキュメント複写を行う機能と、自機
が有するスキャナとネットワークで接続されたプリンタ
を使用してドキュメントの複写を行う機能(リモートコ
ピー)を含む。
【0117】Sendは自機が有するスキャナにセットされ
たドキュメントを、電子メール、リモートプリンタ、フ
ァックス、ファイル転送(FTP)およびデータベースに
転送する機能であり、宛先を複数指定することが可能で
ある。
【0118】Retrieveは外部に保存されているドキュメ
ントを取得し、自機が有するプリンタで印刷する機能で
ある。ドキュメントの取得形態としてWWW、電子メー
ル、ファイル転送およびファックスの使用が可能であ
る。
【0119】Tasksはファックスやインターネットプリ
ントなどの外部から送られるドキュメントを自動処理
し、定期的にRetrieveを行うためのタスクの生成、管理
を行う。
【0120】Managementはジョブ・アドレス帳・ブックマ
ーク・ドキュメント・アカウント情報などの管理を行う。
【0121】Configurationでは自機に関しての設定
(ネットワーク、時計など)を行う。
【0122】以下、これらの機能設定を行う方法をLCD
画面表示の例を使用して説明する。
【0123】3−2.ID入力画面 電源投入直後およびIDキー2016押下時にID入力画面(図1
5)が表示される。ID入力画面でユーザIDおよびパスワー
ドを正しく入力し、OKボタンを押すと、前述の操作画面
が表示され、操作が可能になる。ID入力領域(3021)とパ
スワード入力領域(3022)の切り換えは、入力領域を直接
押すことで切替えることができる。また、誤った(登録
されていない)IDまたはパスワードを入力すると、図16
のようなエラー表示を行う。
【0124】3−3.COPY画面 COPYタブの選択によるCOPY画面表示時にスタートキー20
14を押すと、スキャナが動作し、選択されているプリン
タから画面上に表示されている各設定パラメータ(倍
率、出力用紙サイズ、複写枚数等)に応じて原稿の複写
物が出力される。
【0125】COPYメイン画面(図17)はプリンタ選択ボタ
ン(3103)およびプリンタ表示領域(3102)、 Image Quali
ty選択ボタン(3105)およびImage Quality表示領域(310
4)、スタンドアローン型複写機と同様のコピーパラメー
タ表示(3101)、拡大縮小設定ボタン(3106,3107)、紙選
択ボタン(3108)、ソータ設定ボタン(3110)、両面コピー
設定ボタン(3112)、濃度インジケータおよび濃度設定ボ
タン(3109)、テンキー(3114)から構成される。
【0126】プリンタ選択ボタン(3103)を押すと、使用
可能なプリンタ(自機が有するプリンタおよびネットワ
ークで接続されたプリンタ)の名前の一覧(図18参照)が
プルダウン表示される。一覧の中から所望のプリンタを
選択すると、一覧が消え、プリンタ表示領域(3102)に選
択したプリンタ名が表示される。
【0127】Image Quality設定ボタン(3105)を押す
と、Image Quality一覧(図19参照)が表示され、その中
から所望のImage Quality(写真モード、文字/写真混在
モード、文字モード)を選択することができる。
【0128】前述のコピーパラメータ設定用のボタンを
押すと、それぞれに対応した設定を行うためのサブ画面
(拡大縮小設定:図20、紙選択:図21、ソータ設定:図
22、両面コピー設定:図23)が表示され、スタンドアロ
ーン型の複写機での設定と同様にパラメータを設定する
ことができる。また濃度設定も同様に操作することがで
きる。
【0129】3−4.SEND画面 SENDタブの選択によるSend画面表示時に宛先が選択され
スタートキー2014が押されると、スキャナが動作し、読
取った画像データを設定された宛先に指定された送信方
法で送信する処理が開始される。このモードでは、宛先
に関する情報は宛先に関する文字情報とともに宛先のカ
テゴリーを識別可能なアイコンが表示される。また、そ
の宛先によっては、複数のアイコンを用いて、また、表
示位置を制御し、一見してカテゴリーを容易に認識でき
るように表示する。そして選択を容易に、また選択した
宛先を容易に視認可能にしている。
【0130】SENDメイン画面(図24)は、宛先表示領域(3
202)、詳細宛先数表示領域(3203)、宛先スクロールボタ
ン(3204)、アドレスブックボタン(3208) 、Newボタン(3
209)、Editボタン(3210)、Deleteボタン(3211)、Subjec
t入力領域(3205)、Message入力領域(3206)、File Name
入力領域(3207)、Cover pageチェックボタン(3212)、Pu
t Into HDチェックボタン(3213) 、Print Outチェック
ボタン(3214) 、Scan Settingボタン(3215)から構成さ
れる。リセットキー2017の押下によるリセットを含む初
期化時には図25に示すように、宛先表示領域には1つの
宛先も表示されず、操作説明画面が表示される。
【0131】宛先表示領域(3202)には入力された宛先の
一覧が表示される。入力した宛先は順次末尾に追加され
る。詳細宛先数表示領域(3203)には現在設定されている
宛先数が表示される。
【0132】宛先表示領域からある宛先を選択した後、
Deleteボタン(3211)を押すと、選択されていた宛先が削
除される。
【0133】Subject入力領域(3205)、Message入力領域
(3206)、File Name入力領域(3207)を押すと、図26に示
すフルキーボードが表示され、それぞれの入力が可能に
なる。
【0134】3−5.アドレスブックサブ画面 Address Bookボタン(3208)を押すと、アドレスブックサ
ブ画面(図27)が表示される。アドレス帳表示領域(3221)
で選択マーク(3232)を付けられた宛先は、OKボタン(323
1)を押すことにより、SENDメイン画面の宛先表示領域(3
202)に追加される。アドレス帳の表示はソート項目設定
ボタン(3224〜3226)を押すことによりクラス(出力形態
等)別、名前昇順、名前降順にソートされる。項目選択
件数表示領域(3227)には選択マークの付けられた項目数
を表示する。
【0135】OKボタン(3231)またはキャンセルボタン(3
230)が押されると、アドレスブックサブ画面はクローズ
され、SENDメイン画面が表示される。
【0136】アドレス帳の中の1つの項目を選択した状
態でDetailボタン(3229)を押すと、Detailサブ画面(図2
8)が表示される。Detailサブ画面には選択された項目の
情報としてアドレス帳から得られるすべての情報が表示
される。
【0137】3−6.サーチサブ画面 アドレスブックサブ画面内のSearchボタン(3228)を押す
と画像処理装置1001内のローカルアドレス帳または外部
にあるアドレスサーバから宛先を検索するためのサーチ
サブ画面(図29)が表示される。サーチサブ画面上部は検
索条件設定部分である。検索対象クラス表示領域(3245)
、検索対象属性表示領域(3247)、検索対象条件表示領
域(3249)、検索対象アドレスブック表示領域(3252)には
現在選択されているものが表示される。検索対象クラス
設定ボタン(3246)を押すと、検索対象クラス一覧が表示
される(図30)。この一覧から選択されたものが検索対象
クラス表示領域に表示される。検索対象属性設定ボタン
(3248)を押すことによって検索対象属性一覧が表示され
る(図31)。この一覧に表示される属性は選択されている
検索対象クラスによって次のように変化する。Common N
ame・Address・Country(クラス:Person)、Common Na
me・Owner・Location・Model・Type・Resolution・Colo
r・Finisher(クラス:Printer)、Common Name・Membe
r(クラス:Group)、すべての属性(クラス:Everythi
ng)。検索対象条件設定ボタン(3250)を押すと、検索対
象条件一覧が表示され(図32)、その一覧の中から条件を
選択する。検索対象アドレスブック設定ボタン(3253)を
押すと、検索対象アドレスブックの一覧が表示され(図3
3)、その中から選択することが可能になる。検索対象属
性値入力領域(3251)を押すと、フルキーボード(図26)が
表示され、所望の値を入力することが可能になる。
【0138】Do Searchボタン(3254)を押すと、設定さ
れた検索条件に従って検索が行われる。検索結果は検索
結果表示領域(3241)に表示され、検索結果件数表示領域
(3244)に件数が表示される。
【0139】検索結果表示領域の項目のうち1つを選択
した状態でDetailボタン(3255)を押すと、その項目に対
する詳細情報(3235)が表示される。
【0140】検索結果表示領域内の項目で宛先に追加す
るものには選択マークを付加する(図34参照)。OKボタン
(3257)を押すと、サーチサブ画面がクローズされ、SEND
メイン画面に戻り、選択マークが付加されていた項目が
宛先に追加される。キャンセルボタン(3256)を押した場
合はサーチサブ画面がクローズされ、SENDメイン画面に
戻るが、宛先に変化はない。
【0141】3−7.詳細宛先サブ画面 SENDメイン画面のNewボタン(3209)を押すとPersonクラ
ス詳細サブ画面(図35)が表示され、新しい宛先の設定が
可能になる。宛先の入力は送信方法(電子メール、ファ
ックス、プリンタ、FTP)に対応した送信方法選択ボタ
ン(3271〜3274)を押すか、詳細宛先入力領域(3275〜327
8)を押すと、ファックスの場合はテンキーボード(図3
6)、その他はフルキーボード(図26)が表示され、入力可
能になる。3279〜3282はそれぞれの送信方法の送信オプ
ションの設定を行うためのボタンであるが、ここでは詳
細な説明は省略する。
【0142】SENDメイン画面でPersonクラスの宛先が選
択されている状態でEditボタン(3210)が押された場合も
Personクラス詳細サブ画面(図37)が表示される。詳細宛
先入力領域(3275〜3278)の該当する領域に、選択された
宛先の詳細が表示され、前述した方法でキーボードを表
示すると、これを用いて宛先の編集が可能になる。
【0143】SENDメイン画面でData Baseクラスの宛先
が選択されている状態でEditボタン(3210)が押された場
合、Data Baseクラス詳細サブ画面(図38)が表示され
る。データベースクラス詳細サブ画面にはデータベース
名(3311)、フォルダリスト(3312)が表示される。
【0144】SENDメイン画面でGroupクラスの宛先
が選択されている状態でEditボタン(3210)が押された場
合Groupクラス詳細サブ画面(図39)が表示される。Group
クラス詳細サブ画面にはグループメンバー表示(3321)が
される。
【0145】3−8.HD SETTINGサブ画面 Put Into HDチェックボタン(3213)を押すと、データを
ハードディスクに送信し、保存させるための設定を行う
HD SETTINGサブ画面(図40)が表示される。各カテゴリー
に共通のPut Into HDチェックボタン(3406)を押すと、
HD Settingサブ画面(図40)が表示される。機能はSendの
HD Settingサブ画面と同様である。詳細説明は省略す
る。
【0146】3−9.Print Outサブ画面 Print Outチェックボタン(3214)を押すと、プリントア
ウトサブ画面(図41)が表示される。プリントアウトサブ
画面ではプリント枚数、紙サイズ、拡大縮小率、両面印
刷、ソート、解像度などを設定する。紙サイズ選択ボタ
ン(3345)を押すと、紙サイズの一覧(図42)が表示され、
そこから選択する。ソータ選択ボタン(3350)を押すと、
選択可能なソータ一覧(図43)が表示される。
【0147】3−10.Scan Settingサブ画面 Scan Settingボタン(3215)を押すと、 Scan Settingサ
ブ画面(図44)が表示される。 Scan Settingサブ画面内
のPresetモード選択領域(3371)からスキャン設定を1つ
選択すると、それに対応する予め設定された解像度、ス
キャンモード、濃度がそれぞれの表示領域(3377、337
9、3381)に表示される。これらの値は手動で変えること
が可能である。図45は紙サイズ選択一覧をプルダウン表
示した状態の画面で、この一覧から使用する紙のサイ
ズ、向きを選択する。図46、図47はそれぞれ、解像度、
スキャンモード一覧をプルダウン表示した状態を示して
いる。
【0148】3−11.RETRIEVE画面 RETRIEVEメイン画面(図48)にはWWW(3401)、E-mail(340
2)、Fax(3403)、FTP(3404)のサブタブおよび各サブカテ
ゴリーで共通に使用されるPUT INTO HDチェックボタン
(3405)、PRINT SETTINGボタン(3406)が表示される。サ
ブタブを押すことによって対応するWWW、E-mail、Fax、
FTPの各サブ画面が表示される。リセットキー2017の押
下によるリセットを含む初期化時にはWWWサブ画面が表
示される。
【0149】3−12.WWWサブ画面 WWWサブ画面表示時にスタートボタンを押すと、画面上
に表示されている各設定に従って指定されたホームペー
ジの内容が印刷される。ただし、URL入力領域に何も表
示されていない時にスタートキー2014が押されても何も
機能しない。
【0150】WWWサブ画面(図48)上のURL入力領域(3411)
を押すと、フルキーボード(図26)が表示され、URLの直
接入力が可能になる。Link Depth(3412)およびMax Page
s(3414)入力領域を押すと、テンキーボード(図36)が表
示され、数値を直接入力することが可能になる。
【0151】3−13.Bookmarkサブ画面 Bookmarkボタン(3419)を押すと、Bookmarkサブ画面(図4
9)が表示される。Bookmarkサブ画面中のブックマーク表
示領域(3461)には設定されているブックマークの一覧が
表示され、どれか1つの行を押すことによって選択表示
状態となる。OKボタン(3466)を押すとBookmarkサブ画面
がクローズされ、選択状態にあった項目に該当するURL
がWWWサブ画面のURL入力領域に表示される。Bookmarkサ
ブ画面中のその他のボタンの機能の説明は省略する。
【0152】3−14.E-mailサブ画面 E-mailサブ画面(図50)ではE-mailを受け取るための設定
を行う。各入力領域(3431〜3433)を押すとフルキーボー
ド(図26)が表示され、各項目を入力可能になる。
【0153】3−14.Faxサブ画面 Faxサブ画面(図51)ではファックス番号の入力を行う。
入力領域(3441)を押すと、テンキーボード(図36)が表示
され、ファックス番号入力が可能になる。
【0154】3−15.FTP Serverサブ画面 FTP Serverサブ画面(図52)ではサーバからデータを受け
取るための設定を行う。各入力領域(3451〜3453)を押す
とフルキーボード(図26)が表示され、入力可能になる。
【0155】3−15.Print Settingサブ画面 各カテゴリーに共通のPrint Settingボタン(3406)を押
すと、 Print Settingサブ画面(図53)が表示される。機
能はSendのPrint Outサブ画面と同様である。
【0156】3−16.TASKS画面 TASKSタブの選択によるTASKS画面が表示されている状態
でスタートキー2014が押されると、TASKS画面上で設定
されたパラメータに従って、データの自動的なRETRIEVE
動作が実行される。
【0157】TASKSメイン画面(図54)にはWWW、E-mail、
Print Receive、Fax Receive、FaxPollingのサブタブ(3
501〜3505)が表示される。リセットキー2017の押下によ
るリセットを含む初期化時にはWWWサブ画面(図55)が表
示される。
【0158】3−17.WWWサブ画面 WWWタスク一覧表示領域(3511)には機器内に保持されて
いるタスクが入力された順番で表示されている。実際に
実行する必要のあるタスクには選択マークを付加する。
選択マークが表示されていないタスクはタスクとして機
器内に保持されているが、実際には実行されない。
【0159】Newボタン(3513)を押すと、WWWタスク詳細
サブ画面(図55)が表示され、新規にタスクの入力が可能
となる。 WWWタスク詳細サブ画面については後述する。
【0160】WWWタスク一覧から1つタスクを選択した
状態でEditボタン(3514)を押すと、選択されているタス
ク情報が含まれるWWWタスク詳細サブ画面(図55)が表示
され、設定を編集することが可能になる。
【0161】WWWタスク一覧から1つタスクを選択した
状態でDeleteボタン(3515)を押すと、選択されたタスク
は削除される。
【0162】3−18.WWWタスク詳細サブ画面 WWWタスク詳細サブ画面(図55)にはRETRIEVEメイン画面
とRETRIEVEのWWWサブ画面に共通の機能を持つコンポー
ネント(3521〜3533)、チェックタイム表示領域(3534)、
チェックタイム設定ボタン(3535)、PRINT WHEN CHANGED
チェックボタン(3536)、転送チェックボタン(3537)、OK
ボタン(3539)、キャンセルボタン(3538)が表示される。
RETRIEVEと共通の部分の説明は省略する。
【0163】チェックタイム表示領域(3534)は、WWWタ
スク設定サブ画面がNewボタンによって表示された場合
は空白、Editボタンによって表示された場合は設定され
ていたタスク実行時刻が表示されている。また、後述す
るチェックタイムサブ画面で設定が行われた直後は設定
されたタスク実行時刻が表示される。
【0164】チェックタイム設定ボタン(3535)が押され
ると後述するチェックタイムサブ画面が表示され、タス
クを実行するタイミングを設定することが可能になる。
【0165】3−19.チェックタイムサブ画面 チェックタイムサブ画面(図56-58)にはスケジュールモ
ード設定ボタン(3551〜3553)、時刻入力領域(3554)、OK
ボタン(3558)、キャンセルボタン(3557)が表示される。
その他にスケジュールモード設定ボタンのうち、Onceボ
タン(3551)が選択されている場合(図56参照)は月入力
領域(3555)、日付入力領域(3556)が表示される。Weekly
ボタン(3552)選択時(図57参照)は曜日設定チェックボ
タン(3561)が表示される。Monthlyボタン(3553)選択時
(図58参照)は日付入力領域(3571)が表示される。それ
ぞれの入力領域を押すと、テンキーボード(図36)が表示
され、数値の入力が可能になる。曜日設定チェックボタ
ンは複数の曜日の選択が可能である。
【0166】3−20.MGMT画面 図59はMGMTタブの選択によるManagement画面である。こ
こでは管理されている各種情報の表示等を行う。詳細な
説明は省略する。
【0167】3−21.CONFIG画面 図60はConfiguration画面である。ここでは画像処理装
置1001に関する各種設定内容の表示等を行う。詳細な説
明は省略する。
【0168】3−22.フルキーボード フルキーボード(図26)は文字の入力領域が押されたとき
に現在表示中の画面に重ねるようにして(ただし、文字
入力表示部は隠さないように)表示される。www.ボタン
(3041)、comボタン(3042)を押すと、それぞれ使用頻度
の高い"www."、"com"の文字が一括で入力される。その
他のキーは周知の機能であるため、説明は省略する。
【0169】3−23.テンキーボード テンキーボード(図36)は数値入力領域または月入力領域
が押されたとき等に現在表示中の画面に重ねるようにし
て(ただし、数値入力表示部は隠さないように)表示さ
れる。各キーについての説明は省略する。
【0170】3−24.エラー画面 例えば図16に示すようなエラー画面は何らかのエラーが
あった場合に表示される。
【0171】エラー画面にはエラーメッセージをテキス
トで表示するメッセージ表示領域(3031)、エラー画面を
クローズするためのOKボタン(3032)が含まれる。
【0172】(4)Device Informati
on Service(DIS) 画像処理装置1001のコントローラ内でジョブに対する設
定値、デバイス(スキャナ、プリンタなど)の機能、ス
テータス、課金情報等をControl APIに準拠したデータ
形態で保持するデータベースと、そのデータベースとの
I/FをDevice Information Service(以下、DISと呼称す
る)として定義する。また、他の装置にこれと同様なプ
ログラム(必要な部分のみ)を設定して利用することも
可能である。
【0173】図61にDIS 7102とJob Manager 7101、及び
Scan(読取)、Print(記録)の各Document Manager710
3、7104とのやり取りを示す。
【0174】基本的に、Jobの開始命令など動的な情報
はJob Manager 7101から各DocumentManagerに直接指示
され、デバイスの機能やジョブの内容など静的な情報は
DIS 7102を参照する。各Document Managerからの静的、
動的情報、イベントはDIS 7102を介してJob Manager 71
01に伝えられる。
【0175】各Document ManagerからDISのデータベー
スにデータの設定、取得を行う場合、DISの内部データ
形式がControl API準拠であることから、Control APIに
準拠したデータ形式と各Document Managerが理解できる
データ形式との相互の変換処理を行う。例えば、各Docu
ment Managerからステータスデータの設定を行う場合、
デバイス固有のデータを解釈し、Control APIで定義さ
れる対応するデータに変換し、DISのデータベースへ書
き込みを行う。
【0176】Job ManagerからDISのデータベースにデー
タの設定、取得を行う場合には、Job ManagerとDISの間
でデータの変換は生じない。
【0177】またDISには、Document Managerから通知
される各種イベント情報に基づき、イベントデータの更
新が行われる。
【0178】図62にDIS内部に保持される各種データベ
ース(以下、DBと呼称する)を示し、それぞれのDBにつ
いて説明する。図62中の丸角長方形は個々のDBを表して
いる。
【0179】7201はSupervisorDBであり、画像処理装置
1001全体についてのステータスやユーザ情報を保持して
いるDBであり、ユーザIDやパスワード等、バックアップ
が必要な情報はHD装置、あるいはバックアップメモリな
どの不揮発性の記憶装置に保持される。
【0180】7202はScan Component DB、7203はPrint C
omponent DBであり、これらComponentDBは存在している
Component毎に対応して保持される。例えば、プリンタ
のみからなる機器の場合はPrint Component DBのみが存
在し、また例えば、FAX機能を備えた機器の場合はFAX C
omponent DBが保持される。つまり、画像処理装置1001
のように多くの機能を備えたものでなくても、それぞれ
の機能に応じたものを装置に設定することで、本実施形
態の動作のうち、必要な処理について動作させることが
できる。各ComponentDBには初期化時に、それぞれ対応
するDocument ManagerがComponentの機能やステータス
を設定する。
【0181】7204はScan Job Service DB、7205はPrint
Job Service DBであり、これらのJob Service DBもCom
ponentDB同様、初期化時にそれぞれ対応するDocument M
anagerが機器で使用できる機能や、それらのサポート状
況を設定する。
【0182】次にJobDB、DocumentDBについて説明す
る。7206はScan Job DB、7207はPrintJob DBの各JobD
B、7208はScan Document DB、7209はPrint Document DB
である。
【0183】JobDB、DocumentDBはJobとそれに付随する
Documentが生成される度にJob Managerにより動的に確
保、初期化が行われ、必要な項目の設定が行われる。各
Document ManagerはJobの処理開始前にJobDB、およびDo
cumentDBから処理に必要な項目を読み出し、Jobを開始
する。その後、Jobが終了するとこれらのJob、及びそれ
に付随していたDocumentのDBは解放される。Jobは1つ以
上のDocumentを持つので、あるJobに対して複数のDocum
entDBが確保される場合がある。
【0184】7210は各Document Managerから通知される
イベント情報を保持するデータベース、7211は画像処理
装置1001のScan回数、Print回数を記録するためのカウ
ンタテーブルである。
【0185】Document Managerから通知されるイベント
には、Scan Document ManagerからのComponentの状態遷
移、Scan処理動作完了や各種のエラー、またPrint Docu
ment ManagerからのComponentの状態遷移、Print処理動
作完了、紙詰まり、給紙カセットオープンなどがあり、
それぞれのイベントを識別するためのイベントIDが予め
定められている。
【0186】Document Managerからイベントが発行され
た場合、DISはイベントデータベース7211に発行された
イベントIDと必要なら該イベントに付随する詳細データ
を登録する。また、Document Managerからイベントの解
除が通知された場合、解除指定されたイベントデータを
イベントデータベース7211から削除する。
【0187】Job Managerよりイベントのポーリングが
行われた場合、DISはイベントデータベース7210を参照
し、現在発生しているイベントIDと必要ならイベントに
付随する詳細データをJob Managerへ返信し、現在イベ
ントが発生していなければその旨を返信する。
【0188】また、Scan処理動作完了、Print処理動作
完了のイベントが通知された場合はScan、Printを行っ
たユーザのカウンタ値を更新する。このソフトウエアに
よるカウンタは不慮の電源遮断などでその値が失われな
いように、バックアップされたメモリ装置やHD装置の不
揮発性記憶装置にその値が更新されるたびに書き戻す。
【0189】(5)スキャン動作 以下にスキャン動作の詳細について説明する。ここでの
スキャン動作は画像処理装置1001のスキャナ2070による
原稿画像の走査読取に関するものであるが、同様な機能
を有するスキャナによる動作としてもよい。
【0190】図63はスキャン動作に関するブロックの概
念図である。PCIバス8105にCPU8101とメモリ8102(半導
体メモリ)、画像の圧縮・伸長ボード8104、及びスキャ
ナ8107と、このシステムを接続するためのI/Fを提供す
るSCSI I/F回路8103が接続されている。SCSI I/F回路81
03とスキャナ(または複合機能を有する複写機のスキャ
ナ機能ユニット)8107はSCSIインターフェースケーブル
8106で接続されている。
【0191】またPCIバス8105にはIDE Controller8108
が接続されており、IDE Cable8109を介してIDE Hard Di
sk8110と接続されている。図64はスキャン動作に関する
ソフトウェア構造を示したものである。 JobManager820
1はアプリケーションレベルの要求を分類、保存する機
能を持つ。 DIS8202はアプリケーションレベルからのス
キャン動作に必要なパラメータを保存する。アプリケー
ションからの要求はメモリ8102に保存される。スキャン
動作管理部8203はJobManager8201とDIS8202からスキャ
ンを行うのに必要な情報を取得する。スキャン動作管理
部8203はJobManager8201から図65のジョブ番号、ドキュ
メント番号のテーブルデータ8301を受け取り、ジョブ番
号、ドキュメント番号のテーブルデータ8301を元に、DI
S8202よりスキャンパラメータ8302をうけとる。これに
よりアプリケーションから要求されているスキャン条件
を元にスキャンを行う。
【0192】スキャン動作管理部8203はDIS8202から取
得したスキャンパラメータ8302をドキュメント番号順に
スキャンシーケンス制御部8204に渡す。スキャンパラメ
ータ8302を受け取ったスキャンシーケンス制御部8204は
スキャン画像属性8308の内容に従ってSCSI制御部8207を
コントロールする。これにより図63のPCI8105に接続さ
れたSCSI Controller8103を動作させることにより、SCS
Iケーブル8106を介してScanner8107にSCSI制御コマンド
を送ることによりスキャンが実行される。スキャンした
画像はSCSI Cable8106を介してSCSI Controller8103に
わたり、さらにPCI8105を介してMemory8102に格納され
る。スキャンシーケンス制御部8204はスキャンが終了
し、PCI8105を介してMemory8102に画像が格納された時
点で、スキャンパラメータ8302のスキャン画像圧縮形式
8309の内容にしたがって、Memory8102に格納されている
スキャン画像を圧縮するために、圧縮・伸長制御部8205
に対して要求を出す。要求を受け取った圧縮・伸長制御
部8205はPCI8105に接続されているCODEC8104を用いて、
スキャンシーケンス制御部8204からのスキャン画像圧縮
形式8309の指定で圧縮を行う。圧縮・伸長制御部8205は
圧縮された画像をPCI8105を介してMemory8102に格納す
る。
【0193】スキャンシーケンス制御部8204は圧縮・伸
長制御部8205がスキャン画像圧縮形式8309で指定された
形式にスキャン画像を圧縮し、Memory8102に格納した時
点で、スキャンパラメータ8302の画像ファイルタイプ83
07にしたがってMemory8102に格納されている圧縮された
スキャン画像をファイル化する。スキャンシーケンス制
御部8204はファイルシステム8206に対して、スキャンパ
ラメータ8302の画像ファイルタイプ8307で指定されたフ
ァイル形式でファイル化することを要求する。ファイル
システム8206はスキャンシーケンス制御部8204からの画
像ファイルタイプ8307にしたがって、Memory8102に格納
されている圧縮された画像をファイル化し、PCI8105を
介してIDE Controller8108に転送し、IDE Cable8109を
介してIDEHard Disk8110に転送することによりスキャン
された圧縮画像をファイル化する。スキャンシーケンス
制御部8204はファイルシステム8206がIDE Hard
Disk8110にファイル化された画像を格納した
時点で、Scanner8107上の一枚の現行の処理
が終了したとして、スキャン動作管理部8203にスキャン
終了通知を送り返す。
【0194】この時点でScanner8107上にまだスキャン
が行われていない原稿が存在し、JobManager8201からス
キャン要求が存在する場合には再度、DIS8202に格納さ
れているスキャンパラメータ8302を用いてスキャンシー
ケンス制御部にスキャン動作を要求する。
【0195】Scanner8107上にスキャンされていない原
稿が存在しない場合、またはJobManager8201からのスキ
ャン要求が存在しない場合には、スキャン動作が終了し
たものとしてJobManager8201に対してスキャン終了通知
を発行する。
【0196】(6)プリント動作 以下にプリント動作について詳細に説明する。ここでの
プリント動作は画像処理装置1001のプリンタ2095による
画像の記録出力に関するものであるが、同様な機能を有
するプリンタによる動作としてもよい。
【0197】図66はプリント動作に関するブロックの概
念図である。PCIバス9005にCPU9001とメモリ9002、画像
の圧縮・伸張ボード9004、及びプリンタ9007と、このシ
ステムを接続するためのI/Fを提供するEngineI/Fボード
9003が接続されている。EngineI/Fボード9003とプリン
タ(または複合機能を有する複写機のプリンタ機能ユニ
ット)9007はエンジンインターフェースケーブル9006で
接続されている。
【0198】EngineI/Fボードは内部にDPRAMを持ち、こ
のDPRAMを介してプリンタへのパラメータ設定及びプリ
ンタの状態読み出しと、プリントの制御コマンドのやり
とりを行う。またこのボードはVideoコントローラを持
ち、プリンタからエンジンインターフェースケーブル経
由で与えられるVCLK(Video Clock)とHSYNCに合わせ
て、PCI上に展開されているイメージデータをエンジン
インターフェースケーブルを介してプリンタに送信す
る。この送信のタイミングを図で表すと図67の様にな
る。VCLKは常に出続け、HSYNCがプリンタの1ラインの
開始に同期して与えられる。Videoコントローラは設定
された画像幅(WIDTH)分のデータを、設定されたPCI上の
メモリ(SOURCE)から読み出して、Video信号としてエ
ンジンインターフェースケーブルに出力する。これを指
定ライン分(LINES)繰り返した後、IMAGE_END割り込み
を発生する。
【0199】先に説明したとおり、CPU上のアプリケー
ションプログラムからControl APIにプリントジョブの
指示が渡されると、Control APIはこれをコントローラ
レベルのJob Managerにジョブとして渡す。さらにこのJ
ob Managerはジョブの設定をDISに格納し、Print Manag
erにジョブの開始を指示する。Print Managerはジョブ
を受け付けるとDISからジョブ実行に必要な情報を読み
出し、EngineI/Fボード及び、DPRAMを介してプリンタに
設定する。
【0200】EngineI/Fボードの設定項目を図68に、プ
リンタのDPRAMを介した設定項目及び制御コマンド、状
態コマンドを図69に示す。
【0201】簡単のためにこのジョブを非圧縮、レター
(11"x8.5")サイズ2値画像の、2ページ1部プリン
ト、プリンタが600dpiの性能を持つものと仮定して、具
体的に動作を説明する。
【0202】まず、このジョブを受けるとPrint Manage
rはこの画像の幅(この場合8.5"の側:短辺とする)の
画像バイト数を算出する。
【0203】WIDTH = 8.5 × 600 ÷ 8 ≒ 630(Bytes) 次にライン数を演算する。
【0204】LINES = 11 × 600 = 6600(Lines) これらの算出した値と、与えられた1ページ目の画像が
格納されているSOURCEアドレスとを図68に示したWIDTH,
LINES,SOURCEに設定する。この時点でEngineI/Fボード
は画像出力の用意が完了しているが、プリンタからのHS
YNC信号が来ていないため(VCLKは来ている)画像デー
タを出力していない。
【0205】次にPrint Managerは図69に示したDPRAMの
所定のアドレス(BookNo)に出力部数である1を書き込
む。その後、1ページ目に対する出力用紙の給紙要求
(FEED_REQ)を出し、プリンタからのIMAGE_REQを待
つ。プリンタからIMAGE_REQが来たら、IMAGE_STARTを出
す。これを受けてプリンタはHSYNCを出し始め、HSYNC待
ちであったEngineI/Fボードは画像を出力する。プリン
タは出力用紙の後端を検出すると、IMAGE_ENDを出力
し、出力用紙が排出されるとSHEET_OUTを出力する。Pri
nt Managerは1ページ目のIMAGE_ENDを受けて、2ペー
ジ目のWIDTH,LINES,SOURCEをEngineI/Fボードに設定
し、FEED_REQを出して、IMAGE_REQを待つ。2ページ目
のIMAGE_REQが来てからの動作は、1ページ目と同様で
ある。
【0206】次に、前述のSEND機能を利用してデータを
送信させる際にアドレスブックから送信先を指定する方
法及びそのユーザーインターフェース(操作部2012)に
ついて順に説明する。以下に示すものは、HDD2004に格
納された制御プログラムに基づきCPU2001の指示により
制御される動作の流れである。なお、送信すべきデータ
はスキャナ2070で原稿の画像を読み取って得た画像デー
タ、もしくはNetworkI/F2010、MODEM2050を介して入力
されたデータ、HDD2004に記憶されているデータ等であ
る。
【0207】・SEND宛先指定 まず、図70に示すSENDメイン画面11の宛先表示領域(De
stinations)に表示されていないアドレスを指定するた
めに、オペレータはAddBookボタン12を押し、アドレス
ブック画面13(図71)を表示させる。このアドレスブッ
ク画面では後述するアドレスブックの形式に基づいたロ
ーカルアドレス帳19(画像処理装置1001内に記憶されて
いる)に登録されているエントリの一覧が表示される。
【0208】図71のアドレス帳表示領域のClass部に表
示されるアイコン14は、アドレスブックに記述されてい
るそのエントリのobject classの値(Person,Group,Pri
nter,Database)によって決定される。それぞれのアイ
コンを図73に示す。それぞれの宛先種別、送信方法につ
いては前述した通りである。Person,Groupはオペレータ
が登録した名前を表示するもので、送信方法、データの
フォーマットはオペレータが予め登録しておくものであ
る。
【0209】このエントリ一覧の中からオペレータが宛
先として指定するものを選択すると、図71に示すように
Set部に選択マークを付けた状態にしてOKボタン15を押
すと、選択マークの付けられたエントリに関する情報が
RAM20(図2のRAM2002)上の所定エリアに格納され、ア
ドレスブックがクローズし、SENDメイン画面16に戻る。
そして、SENDメイン画面の宛先表示領域には上述のよう
にRAM20に格納されている情報が追加される。
【0210】送信先の欄(Destinations)に宛先の情報
を示す文字情報とアイコン17,18とを表示した例を図72
に示す。
【0211】SENDメイン画面16の宛先表示は、1行目に
アドレスのクラスに応じたアイコン(Person,Group,Pri
nter,Database)17及びdn(名前)、2行目以降に詳細
な宛先(電子メールアドレス、ファックス番号、プリン
タのアドレスおよびFTPのURL、メンバ名)とそれに応じ
たアイコン18が表示される。このアイコンは宛先の情報
と対応付けられており、指定された宛先の情報を判別
し、それに応じたアイコンが選択され表示される。2行
目以降のアイコンはエントリのobject classがPersonの
場合は電子メール、ファックス、プリンタ、データベー
スの4個あり、それぞれに対応したアイコンが表示され
る。これらのアイコンを図74に示す。また、object cla
ssがGroup,Printer,DataBaseの場合は詳細宛先に複数の
種類の送信方法は含まれないため、1種のアイコンで表
現される。
【0212】・アドレスブック アドレスブックは図75〜78に示すような属性型を持つ宛
先のエントリを複数含むファイルから生成される。
【0213】図75〜78は、その項目のオブジェクトクラ
ス (Person,Group,Printer,Database)によって保持する
属性型が異なるが、必ず先頭にdn(エントリを一意に識
別するための情報:distinguished name)、object cla
ss、cn(一般名:common name)の3つの属性型を保持
する。
【0214】以下、それぞれの属性型の簡単な説明をす
る。
【0215】1.Personクラス mail:電子メールアドレス format Compression:データベースが受付可能なデータ
形式/圧縮形式 telephone Number:電話番号 facsimile Telephone Number:ファックス番号 postal Address:住所 default Printer:通常使用するプリンタの(dn)を指定 ftp:ftp server DNS、IPアドレスを指定 delivery Method:通信方法 c:国(ISO3166に従う) description:備考
【0216】2.Printerクラス owner:管理者 model:ベンダ名、モデル名 type:プリンタタイプ location:物理的位置 server Address:プロトコル毎に異なる指定 serial Number:シリアル番号 copies:最大コピー枚数 media Sheets:メディアのサポート、対応カセット段
(オプション) resolution:解像度〔dpi〕 color:カラーサポート font:フォント名 speed:印刷速度〔ppm〕 sides:両面印刷 finishings:フィニッシング format:ドキュメント形式 protocol:通信プロトコル remote Copy:リモートコピー format Compression:データベースが受付可能なデータ
形式と圧縮形式 description:備考
【0217】3.Databaseクラス owner:管理者 server Address:サーバDNS、IPアドレス、URL database Type:データベース形式 folder:フォルダID、フォルダ名、サブフォルダ名 format Compression:データベースが受付可能なデータ
形式と圧縮形式 description:備考
【0218】4.Groupクラス member:メンバ(dn)指定 description:備考
【0219】これらのような属性型により宛先の情報を
管理し、アドレステーブルを詳細な情報とともに保持し
(ローカルアドレス帳であれば画像処理装置1001のHDD2
004に記憶、リモートアドレス帳ならサーバーで記
憶)、アドレスを表示し、オペレータの選択により指定
された宛先に関する情報をテキスト情報とともに属性を
容易に識別するための宛先の情報のカテゴリーに応じた
アイコン(図73,74)を対応付けて表示し、さらなるオ
ペレータの選択、指示により単数または複数の宛先に種
々の送信形態で送信が行われるのは前述の通りである。
【0220】以上述べたような実施形態によれば、デー
タ送信の宛先の設定を行う際に、操作画面に文字情報と
ともに宛先の分類、送信方法の種類に応じたアイコンを
付加することができ、視認性と操作性の向上が実現でき
る。
【0221】本発明は複数の機器(たとえばホストコン
ピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)
から構成されるシステムに適用しても一つの機器(たと
えば複写機、ファクシミリ装置)からなる装置に適用し
てもよい。
【0222】また前述した実施形態の機能を実現すべく
各種のデバイスを動作させる様に該各種デバイスと接続
された装置あるいはシステム内のコンピュータに、前述
の実施形態機能を実現するためのソフトウエアのプログ
ラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコン
ピュータ(CPUあるいはMPU)を格納されたプログラムに
従って各種デバイスを動作させることによって実施した
ものも本発明の範疇に含まれる。
【0223】またこの場合、ソフトウエアのプログラム
コード自体が前述した実施形態の機能を実現することに
なり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラム
コードをコンピュータに供給するための手段、例えばか
かるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明を構
成する。
【0224】かかるプログラムコードを格納する記憶媒
体としては例えばフロッピーディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM,、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることが出
来る。
【0225】またコンピュータが供給されたプログラム
コードを実行することにより、前述の実施形態の機能が
実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシ
ステム)、あるいは他のアプリケーションソフト等と協
働して前述の実施形態の機能が実現される場合にもかか
るプログラムコードは本発明の実施形態に含まれること
は言うまでもない。
【0226】更に供給されたプログラムコードが、コン
ピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された
機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後そのプ
ログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや
機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部ま
たは全部を行い、その処理によって前述した実施形態の
機能が実現される場合も本発明に含まれることは言うま
でもない。
【0227】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信先のカテゴリーに応じたテキスト情報とアイコンと
を表示させるので、種々の送信方法により送信するため
の送信先の指定の際の操作性、視認性の向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるネットワークシステム
の接続形態例を示す概要図である。
【図2】画像処理装置1001の概略構成を示すブロック図
である。
【図3】スキャナ部2070及びプリンタ部2095の外観を示
す図である。
【図4】操作部2012の構成概要を示す図である。
【図5】スキャナ画像処理部2080の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図6】プリンタ画像処理部2090の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図7】画像圧縮部2040の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図8】画像回転部2030の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図9】画像回転部2030で画像データの回転処理を行う
際のアドレッシングを説明する図である。
【図10】画像回転部2030で画像データの回転処理を行
う際のデータの書き込みを説明する図である。
【図11】デバイスI/F部2020の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図12】画像処理装置1001のソフトウェアの全体構成
の概要を示すブロック図である。
【図13】本実施形態の処理動作に関するアプリケーシ
ョンの概要を示す図である。
【図14】操作部2012のLCD表示部2013で表示される操
作画面を示す図である。
【図15】ID入力用のID入力画面を示す図である。
【図16】エラー発生時のエラー画面を示す図である。
【図17】COPYモード時のCOPYメイン画面を示す図であ
る。
【図18】プリンタ一覧表示の画面を示す図である。
【図19】画像品質一覧表示の画面を示す図である。
【図20】拡大縮小設定サブ画面を示す図である。
【図21】紙選択サブ画面を示す図である。
【図22】ソータ設定サブ画面を示す図である。
【図23】両面コピー設定サブ画面を示す図である。
【図24】SENDモード時のSENDメイン画面を示す図であ
る。
【図25】SENDモードにおける初期化時のSEND初期画面
を示す図である。
【図26】情報入力用のフルキーボードの表示画面を示
す図である。
【図27】アドレスの表示、選択のためのアドレスブッ
ク画面を示す図である。
【図28】アドレスの詳細情報画面を示す図である。
【図29】アドレス検索画面を示す図である。
【図30】アドレスの検索対象クラス一覧表示の画面を
示す図である。
【図31】検索対象属性一覧表示の画面を示す図であ
る。
【図32】検索対象条件一覧表示の画面を示す図であ
る。
【図33】検索対象アドレスブック一覧表示の画面を示
す図である。
【図34】検索結果例の表示画面を示す図である。
【図35】SENDモード時に新たに詳細宛先を設定するた
めの画面を示す図である。
【図36】電話番号等の入力のためのテンキーボードの
表示画面を示す図である。
【図37】Personクラスの詳細宛先を設定するための画
面を示す図である。
【図38】Data Baseクラスの詳細宛先を設定するため
の画面を示す図である。
【図39】Groupクラスの詳細宛先を設定するための画
面を示す図である。
【図40】ハードディスク設定画面を示す図である。
【図41】プリント設定画面を示す図である。
【図42】紙サイズ一覧表示の画面を示す図である。
【図43】ソータ一覧表示の画面を示す図である。
【図44】読取用パラメータ等の設定を行うスキャン設
定画面を示す図である。
【図45】スキャン設定画面の紙サイズ一覧表示におい
て紙サイズ選択一覧をプルダウン表示した状態の画面を
示す図である。
【図46】スキャン設定画面の解像度一覧をプルダウン
表示した状態の画面を示す図である。
【図47】スキャン設定画面のスキャンモード一覧をプ
ルダウン表示した状態の画面を示す図である。
【図48】RETRIEVEモード時のRETRIEVEメイン画面(WW
Wサブ画面)を示す図である。
【図49】ブックマーク画面を示す図である。
【図50】E-Mailサブ画面を示す図である。
【図51】Faxサブ画面を示す図である。
【図52】FTP Serverサブ画面を示す図である。
【図53】RETRIEVEモード時のプリント設定画面を示す
図である。
【図54】TASKSモード時のTASKSメイン画面を示す図で
ある。
【図55】WWWタスク詳細設定画面を示す図である。
【図56】次回に指定したタスクを実行させるべきタイ
ミングを設定するチェックタイムサブ画面を示す図であ
る。
【図57】指定したタスクを実行させるための曜日と時
刻を設定するチェックタイムサブ画面を示す図である。
【図58】月に一度指定したタスクを実行させるための
日付を設定するチェックタイムサブ画面を示す図であ
る。
【図59】MGMTモード時のManagementサブ画面を示す図
である。
【図60】CONFIGモード時のConfigurationサブ画面を
示す図である。
【図61】Document Information Service7102の処理
(Job Manager、Print Manager、Scan Managerとのやり
取り)を説明するための図である。
【図62】Document Information Service7102内のデー
タベースの処理、カウンタについて説明する図である。
【図63】スキャナ2070等によるスキャン動作に関する
ハードウェア制御を説明するブロック図である。
【図64】スキャナ2070等によるスキャン動作に関する
ソフトウェア制御を説明するブロック図である。
【図65】スキャン動作の際のパラメータテーブルの概
略を示す図である。
【図66】プリンタ2095等によるプリント動作に関する
ハードウェア制御を説明するブロック図である。
【図67】プリントイメージデータの転送タイミングを
示す図である。
【図68】Engine I/Fボード9003内のプリントパラメー
タレジスタ(設定項目)を示す図である。
【図69】プリンタとEngine I/Fボード9003との通信コ
マンド(設定項目、制御コマンド、状態コマンド)を示
す図である。
【図70】SENDモードによる宛先入力のためのメイン画
面を示す図である。
【図71】アドレスブックを表示させる際の処理を説明
する図である。
【図72】宛先表示領域に送信宛先の情報を表示させた
場合の例を示す図である。
【図73】オブジェクトクラスのアイコンを示す図であ
る。
【図74】詳細な宛先を示すアイコンを示す図である。
【図75】Personクラスのアドレステーブルを示す図で
ある。
【図76】Printerクラスのアドレステーブルを示す図
である。
【図77】DataBaseクラスのアドレステーブルを示す図
である。
【図78】Groupクラスのアドレステーブルを示す図で
ある。
【符号の説明】
16 SENDメイン画面 17 オブジェクトクラスアイコン 18 詳細宛先アイコン 20 RAM

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを入力する入力手段と、 前記入力手段で入力したデータを複数の送信方法で送信
    する送信手段と、 前記入力手段で入力したデータを前記送信手段で送信す
    べき送信先を指定するためのアドレス帳を表示する表示
    手段と、 前記表示手段でアドレス帳を表示する際、前記送信手段
    で送信させるための送信先を示すテキスト情報を該送信
    先のカテゴリーを示すアイコンとともに表示させるよう
    制御する制御手段とを有することを特徴とするデータ処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記送信手段はファクシミリ送信を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記送信手段はE-mailによりデータの送
    信を行うことを特徴とする請求項1または2に記載のデ
    ータ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記送信手段はコンピュータ端末へデー
    タの送信を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れかに記載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記送信手段はプリンタへデータの送信
    を行うことを特徴とする請求項1乃至4に記載のデータ
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記アドレス帳を表示させる際のアイコ
    ンは送信先の分類、送信方法の種別を視覚的に認識でき
    るアイコンであることを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれかに記載のデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 さらに、前記入力手段で入力したデータ
    を前記送信手段で送信させる際、前記表示手段に表示さ
    せた中から異なるカテゴリーの送信先を複数選択する選
    択手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいず
    れかに記載のデータ処理装置。
  8. 【請求項8】 前記表示手段は前記選択手段で選択した
    送信先を実際送信する送信先としてテキスト情報とアイ
    コン情報とを対応付けて表示することを特徴とする請求
    項7に記載のデータ処理装置。
  9. 【請求項9】 データを入力する入力工程と、 前記入力工程で入力したデータを複数の送信方法で送信
    する送信工程と、 前記入力工程で入力したデータを前記送信工程で送信す
    べき送信先を指定するためのアドレス帳を表示する表示
    工程と、 前記表示工程でアドレス帳を表示する際、前記送信工程
    で送信させるための送信先を示すテキスト情報を該送信
    先のカテゴリーを示すアイコンとともに表示させるよう
    制御する制御工程とを有することを特徴とするデータ処
    理方法。
  10. 【請求項10】 コンピュータ読取可能なプログラムを
    格納した記憶媒体において、前記プログラムが、 データを送信させるための送信先の情報が記述されたア
    ドレス帳を呼び出す呼出工程と、 前記呼出工程で呼び出されたアドレス帳を表示する表示
    装置に表示させる表示工程と、 前記表示工程にアドレス帳を表示させる際、送信先を示
    すテキスト情報と該送信先のカテゴリーを示すアイコン
    とを対応付けて表示させるよう制御する制御工程とを有
    することを特徴とする記憶媒体。
JP29396297A 1997-10-27 1997-10-27 データ処理装置、方法及びプログラムを格納した記憶媒体 Pending JPH11134163A (ja)

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