JPH11327376A - リモートコピーシステムおよびリモートコピー方法 - Google Patents

リモートコピーシステムおよびリモートコピー方法

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JPH11327376A
JPH11327376A JP10138572A JP13857298A JPH11327376A JP H11327376 A JPH11327376 A JP H11327376A JP 10138572 A JP10138572 A JP 10138572A JP 13857298 A JP13857298 A JP 13857298A JP H11327376 A JPH11327376 A JP H11327376A
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JP10138572A
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Hideaki Shimizu
秀昭 清水
Katsuya Suzuki
勝也 鈴木
Naotsugu Ito
直紹 伊藤
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー原稿とモノクロ原稿とが混在する場
合、原稿色に従い区分けせずモノクロ画像出力機器で全
体を処理すると、色違いの重ね書き表示等は黒として印
刷され、カラー原稿の色情報が欠落することで識別がで
きなくなる。 【解決手段】原稿画像を読み取り、その画像情報に基づ
きカラー原稿であるか、モノクロ原稿であるかを判定す
る。原稿がモノクロ原稿である場合は、保管されている
画像出力機器情報の中からモノクロ画像出力機器を選択
してモノクロ画像複写を行い、カラー原稿である場合
は、カラー画像出力機器を検索し、検索されたカラー画
像出力機器からカラー画像複写を行うことで原稿色に適
合した画像複写を可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続された入力機器と出力機器によって複写を行うリモー
トコピーシステムおよびリモートコピー方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナ等の入力機器と、プリン
タ等の出力機器をネットワークによってお互いに接続
し、主にコンピュータを介して、複写処理を行うことは
可能であった。この場合においてもシステム使用者は、
あらかじめ指定した一つの特定したプリンタを用いて、
出力できるものである。つまり、カラーのまま読み取っ
たカラー原稿をカラーでプリントしたい場合は、ネット
ワークに接続されているカラープリンタを選択して印刷
動作を行う。
【0003】ネットワークを介して接続されたプリンタ
等の出力機器に出力する場合も同様であり、出力先を一
つ指定して行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】たとえば、オフィスユ
ースの原稿の中には、ほんの数%のカラー書類(写真な
どのフルカラー以外に、グラフなどのオフィスマルチカ
ラーを含む)が含まれている。つまり通常はモノクロコ
ピーが大きく占めているが、カラー書類が混入した場合
に、そのコピーにおける情報量は原稿のものに比べると
著しく低下していることがわかる。たとえば、赤と青で
示されていた折れ線グラフはどちらがどちらの線か見分
けがつかなくなる。また、円グラフ中の青い部分に示さ
れていた項目が、モノクロプリントでは真っ黒に塗りつ
ぶされ、解読不可能になる。このような、情報の欠落が
頻繁に発生することになる。かといって、一般的にカラ
ーコピーはモノクロコピーに比べ、コピー速度が著しく
遅く、料金が高いために、すべてのコピーをカラーで行
うわけには行かない。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明にかかるリモートコピーシステム及び、リモ
ートコピー方法は以下の構成よりなる。
【0006】すなわち、ネットワークに接続された画像
入力機器、画像出力機器を用いて画像複写を行うリモー
トコピーシステムは、原稿画像を読み取り電子画像情報
に変換する画像入力手段と、前記ネットワークに接続さ
れた画像出力機器の情報を保管する機器情報記憶手段
と、前記電子画像情報に基づき読み取った原稿画像が、
カラー原稿であるか、モノクロ原稿であるかを判定する
原稿色判定手段と、前記原稿色判定手段により、前記読
み取った原稿がモノクロ原稿であると判定された場合
は、前記機器情報記憶手段で保管されている画像出力機
器の中からモノクロ画像出力機器を選択してモノクロ画
像複写を行うモノクロ画像出力手段と、前記読み取った
原稿がカラー原稿であると判定された場合は、前記機器
情報記憶手段に保管されている画像出力機器の情報の中
からカラー画像出力機器を検索する機器検索手段と、前
記検索により選択されたカラー画像出力機器からカラー
画像複写を行うカラー画像出力手段とを備える。
【0007】また、リモートコピーシステムは前記モノ
クロ画像出力機器あるいは前記カラー画像出力機器の出
力先情報を通知する出力先情報通知手段を更に備えるこ
とを特徴とする。
【0008】また、前記モノクロ画像出力機器あるいは
前記カラー画像出力機器に出力した、原稿情報を通知す
る原稿情報通知手段を更に備えることを特徴とする。
【0009】また、前記カラー原稿のページを記憶する
カラーページ記憶手段を更に備え、前記モノクロ画像複
写後に、前記カラーページ記憶手段に記憶されたカラー
原稿のページを重複して画像複写することを特徴とす
る。
【0010】また、前記ネットワークに接続された画像
出力機器情報を、前記画像出力機器の電源投入時のタイ
ミングで獲得する情報獲得手段を更に備えることを特徴
とする。
【0011】また、前記画像出力機器はプリンタである
ことを特徴とする。
【0012】また、リモートコピー方法は原稿画像を読
み取り電子画像情報に変換する画像入力工程と、前記ネ
ットワークに接続された画像出力機器の情報をメモリー
に保管する機器情報記憶工程と、前記電子画像情報に基
づき読み取った原稿画像が、カラー原稿であるか、モノ
クロ原稿であるかを判定する原稿色判定工程と、前記原
稿色判定工程により、前記読み取った原稿がモノクロ原
稿であると判定された場合は、前記メモリーに保管され
ている画像出力機器情報の中からモノクロ画像出力機器
を選択してモノクロ画像複写を行うモノクロ画像出力工
程と、前記読み取った原稿がカラー原稿であると判定さ
れた場合は、前記機器情報記憶工程に保管されている画
像出力機器の情報の中からカラー画像出力機器を検索す
る機器検索工程と、前記検索により選択されたカラー画
像出力機器からカラー画像複写を行うカラー画像出力工
程とを備える。
【発明の実施の形態】以下で本発明の装置及びその動作
について詳細に説明する。
【0013】[ハードウェア] (1)全体構成 全体構成図を図3に示す。Controller Unit2000は
画像入力デバイスであるScanner2070や画像出力デ
バイスであるPrinter2095と接続し、一方ではLA
N2011や公衆回線(WAN)2051接続すること
で、画像情報やデバイス情報の入出力を行う為のコント
ローラである。
【0014】CPU2001はシステム全体を制御する
コントローラである。RAM2002はCPU2002
が動作するためのシステムワークメモリであり、画像デ
ータを一時記憶するための画像メモリでもある。
【0015】ROM2003はブートROMであり、シ
ステムのブートプログラムが格納されている。HDD2
004はハードディスクドライブで、システムソフトウ
ェア、画像データを格納する。操作部I/F2006は
操作部(UI)2012とインターフェース部で、操作
部2012に表示する画像データを操作部2012に対
して出力する。
【0016】また、操作部2012から本システム使用
者が入力した情報を、CPU2001に伝える役割をす
る。Network2010はLAN2011に接続し、情報
の入出力を行う。Modem2050は公衆回線2051に
接続し、情報の入出力を行う。以上のデバイスがシステ
ムバス2007上に配置される。Image Bus I/F20
05はシステムバス2007と画像データを高速で転送
する画像バス2008を接続し、データ構造を変換する
バスブリッジである。
【0017】画像バス2008は、PCIバスまたはI
EEE1394で構成される。画像バス2008上には
以下のデバイスが配置される。ラスターイメージプロセ
ッサ(RIP)2060はPDLコードをビットマップ
イメージに展開する。デバイスI/F部2020は、画
像入出力デバイスであるスキャナ2070やプリンタ2
095とコントローラ2000を接続し、画像データの
同期系/比同期系の変換を行う。スキャナ画像処理部2
080は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行
う。プリンタ画像処理部は、プリント出力画像データに
対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。画像回
転部2030は画像データの回転を行う。画像圧縮部2
040は、多値画像データをJPEG、2値画像データ
をJBIG,MMR,MHに圧縮伸張処理する。
【0018】(2)画像入出力部 画像入出力デバイスを図4に示す。画像入力デバイスで
あるスキャナ部2070は、原稿となる紙上の画像を照
明し、CCDラインセンサ(図示せず)を走査すること
で、ラスターイメージデータ2071として電気信号に
変換する。原稿用紙は原稿フィーダ2072のトレイ2
073にセットし、装置使用者が操作部2012から読
み取り起動指示することにより、コントローラユニット
のCPU2001がスキャナ2070に指示を与え(2
071)、フィーダ2072は原稿用紙を1枚ずつフィ
ードし原稿画像の読み取り動作を行う。
【0019】画像出力デバイスであるプリンタ部209
5は、ラスターイメージデータ2096を用紙上の画像
に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光
体ベルトを用いた電子写真方式、微小ノズルアレイから
インクを吐出して用紙上に直接画像を印刷するインクジ
ェット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリン
ト動作の起動は、コントローラCPU2001からの指
示2096によって開始する。プリンタ部2095に
は、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択でき
るように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセ
ット2101、2102、2103、2104がある。
また、排紙トレイ2111は印刷し終わった用紙を受け
るものである。
【0020】(3)操作部 操作部2012の構成を図5に示す。LCD表示部20
13は、LCD上にタッチパネルシートが貼られてお
り、システムの操作画面を表示するとともに、表示して
あるキーが押されるとその位置情報をコントローラCP
U2001に伝える。スタートキー2014中央部に
は、緑と赤の2色LED2018があり、その色によっ
てスタートキー2014が使える状態にあるかどうかを
示す。ストップキー2015は稼働中の動作を止める働
きをする。IDキー2016は、使用者のユーザーID
を入力する時に用いる。リセットキー2017は操作部
からの設定を初期化する時に用いる。
【0021】(4)スキャナ画像処理部 スキャナ画像処理部2080の構成を図6に示す。画像
バスI/Fコントローラ2081は、画像バス2008
と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御する働き
と、スキャナ画像処理部2080内の各デバイスの制御
及びタイミングを発生させる。フィルタ処理部2082
は、空間フィルタでコンボリューション演算を行う。編
集部2083は、例えば入力画像データからマーカーペ
ンで囲まれた閉領域を認識して、その閉領域内の画像デ
ータに対して、影つけ、網掛け、ネガポジ反転等の画像
加工処理を行う。
【0022】また、ここでは画像データのサンプリング
を行い、自動濃度調整機能のための原稿平均濃度の算出
や、原稿がモノクロ画像であるか、あるいはカラー画像
であるかの彩度の高い色成分を抽出する。変倍処理部2
084は、読み取り画像の解像度を変える場合にラスタ
ーイメージの主走査方向について補間演算を行い拡大、
縮小を行う。副走査方向の変倍については、画像読み取
りラインセンサ(図示せず)を走査する速度を変えるこ
とで行う。テーブル2085は、読み取った輝度データ
である画像データを濃度データに変換するために、行う
テーブル変換である。2値化2086は、多値のグレー
スケール画像データを、誤差拡散処理やスクリーン処理
によって2値化する。処理が終了した画像データは、再
び画像バスコントローラ2081を介して、画像バス上
に転送される。
【0023】(5)プリンタ画像処理部 プリンタ画像処理部2090の構成を図7に示す。画像
バスI/Fコントローラ2091は、画像バス2008
と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御する働き
と、スキャナ画像処理部2090内の各デバイスの制御
及びタイミングを発生させる。解像度変換部2092
は、Network2011あるいは公衆回線2051から来
た画像データを、プリンタ2095の解像度に変換する
ための解像度変換を行う。スムージング処理部2093
は、解像度変換後の画像データのジャギー(斜め線等の
白黒境界部に現れる画像外形のぎざぎざ状態)を滑らか
にする処理を行う。
【0024】(6)画像圧縮部 画像圧縮部2040の構成を図8に示す。画像バスI/
Fコントローラ2041は、画像バス2008と接続
し、そのバスアクセスシーケンスを制御する働き、入力
バッファ2042、出力バッファ2045とのデータの
やりとりを行うためのタイミング制御及び、画像圧縮部
2043に対するモード設定などの制御を行う。以下に
画像圧縮処理部の処理手順を示す。
【0025】画像バス2008を介して、CPU200
1から画像バスI/Fコントローラ2041に画像圧縮
制御のための設定を行う。この設定により画像バスI/
Fコントローラ2041は画像圧縮部2043に対して
画像圧縮に必要な設定(たとえばMMR圧縮・JBIG
伸長等の)を行う。必要な設定を行った後に、再度CP
U2001から画像バスI/Fコントローラ2041に
対して画像データ転送の許可を行う。
【0026】この許可に従い、画像バスI/Fコントロ
ーラ2041はRAM2002もしくは画像バス200
8上の各デバイスから画像データの転送を開始する。受
け取った画像データは入力バッファ2042に一時格納
され、画像圧縮部2043の画像データ要求に応じて一
定のスピードで画像を転送する。この際、入力バッファ
は画像バスI/Fコントローラ2041と、画像圧縮部
2043両者の間で、画像データを転送できるかどうか
を判断し、画像バス2008からの画像データの読み込
み及び、画像圧縮部2043への画像の書き込みが不可
能である場合は、データの転送を行わないような制御を
行う(以後このような制御をハンドシェークと呼称す
る)。
【0027】画像圧縮部2043は受け取った画像デー
タを、一旦RAM2044に格納する。これは画像圧縮
を行う際には行う画像圧縮処理の種類によって、数ライ
ン分のデータを要するためであり、最初の1ライン分の
圧縮を行うためには数ライン分の画像データを用意して
からでないと画像圧縮が行えないためである。画像圧縮
を施された画像データは直ちに出力バッファ2045に
送られる。出力バッファ2045では、画像バスI/F
コントローラ2041及び画像圧縮部2043とのハン
ドシェークを行い、画像データを画像バスI/Fコント
ローラ2041に転送する。
【0028】画像バスI/Fコントローラ2041では
転送された圧縮(もしくは伸長)された画像データをR
AM2002もしくは画像バス2008上の各デバイス
にデータを転送する。こうした一連の処理は、CPU2
001からの処理要求が無くなるまで(必要なページ数
の処理が終わったとき)、もしくはこの画像圧縮部から
停止要求が出るまで(圧縮及び伸長時のエラー発生時
等)繰り返される。
【0029】(7)画像回転部 画像回転部2030の構成を図9に示す。画像バスI/
Fコントローラ2031は、画像バス2008と接続
し、そのバスシーケンスを制御する働き、および画像回
転部2032にモード等を設定する制御及び、画像回転
部2032に画像データを転送するためのタイミング制
御を行う。以下に画像回転部の処理手順を示す。
【0030】画像バス2008を介して、CPU200
1から画像バスI/Fコントローラ2031に画像回転
制御のための設定を行う。この設定により画像バスI/
Fコントローラ2031は画像回転部2032に対して
画像回転に必要な設定(たとえば画像サイズや回転方向
・角度等)を行う。
【0031】必要な設定を行った後に、再度CPU20
01から画像バスI/Fコントローラ2031に対して
画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、画像バ
スI/Fコントローラ2031はRAM2033もしく
は画像バス2008上の各デバイスから画像データの転
送を開始する。
【0032】尚、ここでは32bitをそのサイズとし
回転を行う画像サイズを32×32(bit)とし、
又、画像バス2008上に画像データを転送させる際に
32bitを単位とする画像転送を行うものとする(扱
う画像は2値を想定する)。
【0033】上述のように、32×32(bit)の画
像を得るためには、上述の単位データ転送を32回行う
必要があり、且つ不連続なアドレスから画像データを転
送する必要がある。(図10参照)不連続アドレッシン
グにより転送された画像データは、読み出し時に所望の
角度に回転されているように、RAM2033に書き込
まれる。
【0034】例えば、90度反時計方向回転であれば、
最初に転送された32bitの画像データを、図11の
ようにY方向に書き込んでいく。読み出し時にX方向に
読み出すことで、画像が回転される。
【0035】32×32(bit)の画像回転(RAM
2033への書き込み)が完了した後、画像回転部20
32はRAM2033から上述した読み出し方法で画像
データを読み出し、画像バスI/Fコントローラ203
1に画像を転送する。
【0036】回転処理された画像データを受け取った画
像バスI/Fコントローラ2031は、連続アドレッシ
ングを以て、RAM2033もしくは画像バス2008
上の各デバイスにデータを転送する。こうした一連の処
理は、CPU2001からの処理要求が無くなるまで
(必要なページ数の処理が終わったとき)繰り返され
る。
【0037】(8)デバイスI/F部 デバイスI/F部2020の構成を図12に示す。画像
バスI/Fコントローラ2021は、画像バス2008
と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御する働き
と、デバイスI/F部2020内の各デバイスの制御及
びタイミングを発生させる。また、外部のスキャナ20
70及びプリンタ2095への制御信号を発生させる。
スキャンバッファ2022は、スキャナ2070から送
られてくる画像データを一時保存し、画像バス2008
に同期させて画像データを出力する。シリアルパラレル
・パラレルシリアル変換2023は、スキャンバッファ
2022に保存された画像データを順番に並べて、ある
いは分解して、画像バス2008に転送できる画像デー
タのデータ幅に変換する。
【0038】パラレルシリアル・シリアルパラレル変換
2024は、画像バス2008から転送された画像デー
タを分解して、あるいは順番に並べて、プリントバッフ
ァ2025に保存できる画像データのデータ幅に変換す
る。プリントバッファ2025は、画像バス2008か
ら送られてくる画像データを一時保存し、プリンタ20
95に同期させて画像データを出力する。
【0039】画像スキャン時の処理手順を以下に示す。
スキャナ2070から送られてくる画像データをスキャ
ナ2070から送られてくるタイミング信号に同期させ
て、スキャンバッファ2022に保存する。そして、画
像バス2008がPCIバスの場合には、バッファ内に
画像データが32ビット以上入ったときに、画像データ
を先入れ先出しで32ビット分、バッファからシリアル
パラレル・パラレルシリアル変換2023に送り、32
ビットの画像データに変換し、画像バスI/Fコントロ
ーラ2021を通して画像バス2008上に転送する。
【0040】また、画像バス2008がIEEE139
4の場合には、バッファ内の画像データを先入れ先出し
で、バッファからシリアルパラレル・パラレルシリアル
変換2023に送り、シリアル画像データに変換し、画
像バスI/Fコントローラ2021を通して画像バス2
008上に転送する。
【0041】画像プリント時の処理手順を以下に示す。
画像バス2008がPCIバスの場合には、画像バスか
ら送られてくる32ビットの画像データを画像バスI/
Fコントローラ2021で受け取り、パラレルシリアル
・シリアルパラレル変換2024に送り、プリンタ20
95の入力データビット数の画像データに分解し、プリ
ントバッファ2025に保存する。
【0042】また、画像バス2008がIEEE139
4の場合には、画像バスからおくられてくるシリアル画
像データを画像バスI/Fコントローラで受け取り、パ
ラレルシリアル・シリアルパラレル変換2024に送
り、プリンタ2095の入力データビット数の画像デー
タに変換し、プリントバッファ2025に保存する。そ
して、プリンタ2095から送られてくるタイミング信
号に同期させて、バッファ内の画像データを先入れ先出
しで、プリンタ2095に送る。
【0043】[ソフトウェア] (1) システム全体 本発明のネットワークシステム全体の構成図を図1に示
す。1001は本発明にかかるシステムを構成する装置
(以下「本発明の装置」)で、後述するスキャナとプリ
ンタから構成され、スキャナから読み込んだ画像をロー
カルエリアネットワーク1010(以下LAN)に流し
たり、LANから受信した画像をプリンタによりプリン
トアウトできる。
【0044】また、スキャナから読んだ画像を図示しな
いFAX送信手段により、PSTNまたはISDN(1
030)に送信したり、PSTNまたはISDNから受
信した画像をプリンタによりプリントアウトできる。
【0045】1002は、データベースサーバで、本発
明の装置1001により読み込んだ2値画像及び多値画
像をデータベースとして管理する。1003は、データ
ベースサーバ1002のデータベースクライアントで、
データベース1002に保存されている画像データを閲
覧/検索等できる。
【0046】1004は、電子メールサーバーで、本発
明の装置1001により読み取った画像を電子メールの
添付として受け取ることができる。1005は、電子メ
ールのクライアントで、電子メールサーバ1004の受
け取ったメールを受信し閲覧したり、電子メールを送信
したり、可能である。
【0047】1006がHTML文書をLANに提供す
るWWWサーバで、本発明の装置1001によりWWW
サーバで提供されるHTML文書をプリントアウトでき
る。1007は、ルータでLAN1010をインターネ
ット/イントラネット1012と連結する。インターネ
ット/イントラネットに、前述したデータベースサーバ
(1002)、WWWサーバ(1006)、電子メール
サーバ(1004)、本発明の装置(1001)と同様
の装置が、それぞれ1020、1021、1022、1
023として連結している。一方、本発明の装置100
1は、PSTNまたはISDN(1030)を介して、
FAX装置1031と送受信可能になっている。また、
LAN上にプリンタ1040も連結されており、本発明
の装置1001により読み取った画像をプリントアウト
可能なように構成されている。
【0048】(2)ソフトウェアブロック全体構成 図2は、本発明を実施した複合機のソフトウエアブロッ
ク図である。
【0049】1501はUI即ちユーザインターフェイ
スを司るものであり、オペレータが本複合機の各種操作
・設定を行う際、機器との仲介を行うモジュールであ
る。本モジュールは、オペレータの操作に従い、後述の
各種モジュールに入力情報を転送し処理の依頼、或いは
データの設定等を行う。
【0050】1502はAddress-Book即ちデータの送付
先、通信先等を管理するデータベースモジュールであ
る。Address-Bookの内容は、UI1501からの操作に
よりデータの追加、削除、取得が行われ、オペレータの
操作により後述の各モジュールにデータの送付・通信先
情報を与えるものとして使用されるものである。
【0051】1503はWeb-Serverモジュールであり、
図外のWebクライアントからの要求により、本複合機の
管理情報を通知するために使用される。管理情報は、後
述のControll-API1518を介して読み取られ、後
述のHTTP1512、TCP/IP1516、Networ
k-Driver1517を介してWebクライアントに通知され
る。
【0052】1504はUniversal-Send即ち、データの
配信を司るモジュールであり、UI1501によりオペ
レータに指示されたデータを、同様に指示された通信
(出力)先に配布するものである。また、オペレータに
より、本機器のスキャナ機能を使用し配布データの生成
が指示された場合は、後述のControll-API1518
を介して機器を動作させ、データの生成を行う。
【0053】1505はUniversal-Send1504内で出
力先にプリンタが指定された際に実行されるモジュール
である。
【0054】1506はUniversal-Send内で通信先にE-
mailアドレスが指定された際に実行されるモジュールで
ある。
【0055】1507はUniversal-Send1504内で出
力先にデータベースが指定された際に実行されるモジュ
ールである。
【0056】1508はUniversal-Send1504内で出
力先に本機器と同様の複合機が指定された際に実行され
るモジュールである。
【0057】1509はRemote-Copy-Scanモジュールで
あり、本複合機のスキャナ機能を使用し、ネットワーク
等で接続された他の複合機を出力先とし、本複合機単体
で実現しているCopy機能と同等の処理を行うモジュール
である。
【0058】1510はRemote-Copy-Printモジュール
であり、本複合機のプリンタ機能を使用し、ネットワー
ク等で接続された他の複合機を入力先とし、本複合機単
体で実現しているCopy機能と同等の処理を行うモジュー
ルである。
【0059】1511はWeb-Pull-Print即ちインターネ
ットまたはイントラネット上の各種ホームページの情報
を読み出し、印刷するモジュールである。
【0060】1512は本複合機がHTTPにより通信
する際に使用されるモジュールであり、後述のTCP/
IP1516モジュールにより前述のWeb-Server151
3、Web-Pull-Print1511モジュールに通信を提供す
るものである。
【0061】1513はlprモジュールであり、後述
のTCP/IP1516モジュールにより前述のUniver
sal-Send1504内のプリンタモジュール1505に通
信を提供するものである。
【0062】1514はSMTPモジュールであり、後
述のTCP/IP1516モジュールにより前述のUniv
ersal-Send1504内のE-mailモジュール1506に通
信を提供するものである。
【0063】1515はSLM即ちSalutation-Manager
モジュールであり、後述のTCP/IP1516モジュ
ールにより前述のUniversal-Send内のデータベースモジ
ュール1517、DPモジュール1518、及びRemote
-Copy-Scan1509モジュール、Remote-Copy-Print1
510モジュールに通信を提供するものである。
【0064】1516はTCP/IP通信モジュールで
あり、前述の各種モジュールに後述のNetwork-Driverに
よりネットワーク通信を提供するものである。
【0065】1517はネットワークドライバであり、
ネットワークに物理的に接続される部分を制御するもの
である。
【0066】1518はControll-APIであり、Unive
rsal-Send1504等の上流モジュールに対し、後述のJ
ob-Manager1519等の下流モジュールとのインターフ
ェイスを提供するものであり、上流、及び下流のモジュ
ール間の依存関係を軽減しそれぞれの流用性を高めるも
のである。
【0067】1519はJob-Managerであり、前述の各
種モジュールよりControll-API1518を介して指
示される処理を解釈し、後述の各モジュールに指示を与
えるものである。また、本モジュールは、本複合機内で
実用されるハード的な処理を一元管理するものである。
【0068】1520はCODEC-Managerであり、Job-Man
ager1519が指示する処理の中でデータの各種圧縮・
伸長を管理・制御するものである。
【0069】1521はFBE-Encoderであり、Job-Manag
er1519、Scan-Manager1524により実行されるス
キャン処理により読み込まれたデータをFBEフォーマ
ットにより圧縮するものである。
【0070】1522はJPEG−CODECであり、
Job-Manager1519、Scan-Manager1524により実
行されるスキャン処理、及びPrint-Manager1526に
より実行される印刷処理において、読み込まれたデータ
のJPEG圧縮及び印刷データのJPEG展開処理を行
うものである。
【0071】1523はMMR−CODECであり、Jo
b-Manager1519、Scan-Manager1524により実行
されるスキャン処理、及びPrint-Manager1526によ
り実行される印刷処理において、読み込まれたデータの
MMR圧縮及び印刷データのMMR伸長処理を行うもの
である。
【0072】1524はScan-Managerであり、Job-Mana
ger1519が指示するスキャン処理を管理・制御する
ものである。
【0073】1525はSCSIドライバであり、Scan
-Manager1524と本複合機が内部的に接続しているス
キャナ部との通信を行うものである。
【0074】1526はPrint-Managerであり、Job-Man
ager1519が指示する印刷処理を管理・制御するもの
である。
【0075】1527はEngine-I/Fドライバであり、Pr
int-Manager1526と印刷部とのI/Fを提供するも
のである。
【0076】1528はパラレルポートドライバであ
り、Web-Pull-Print1511がパラレルポートを介して
図外の出力機器にデータを出力する際のI/Fを提供す
るものである。
【0077】(3)アプリケーション 以下、本発明の組み込みアプリケーションの実施の形態
について図面を用いて説明する。
【0078】図65は、本発明の配信に関する組み込み
アプリケーションブロックである。
【0079】4050は、図17で説明した本発明の操
作部アプリケーションを示すブロックである。
【0080】4100は、リモートコピーアプリケーシ
ョンの送信側を示すブロックである。
【0081】4150は、同報配信の送信側を示すブロ
ックである。
【0082】4200は、Web Pull Printモジュールを
示すブロックである。
【0083】4250は、Web Serverモジュールを示す
ブロックである。
【0084】4300は、リモートコピーの受信側(プ
リント側)を示すブロックである。
【0085】4350は、同報配信で送信されてきたイ
メージを汎用のプリンタで受信・プリントするブロック
である。
【0086】4400は、リモートプリントの受信側
(プリント側)を示すブロックである。
【0087】4450は、同報配信で送信されてきたイ
メージを公知のNotes Serverで受信・格納するブロック
である。
【0088】4500は、同報配信で送信されてきたイ
メージを2値のイメージを受信・格納するブロックであ
る。
【0089】4550は、同報配信で送信されてきたイ
メージを公知のMail Serverで受信・格納するブロック
である。
【0090】4600は、同報配信で送信されてきたイ
メージを多値のイメージを受信・格納するブロックであ
る。
【0091】4650は、情報コンテンツを含んだ、公
知のWeb Serverを示すである。
【0092】4700は、本発明のWeb Serverなどにア
クセスする公知のWeb Browserを示すである。
【0093】以下、それぞれのブロックに照らし合わせ
ながら、アプリケーション群の説明を詳細に行う。
【0094】<User Interfaceアプリケーション>40
50ブロックに示したUser Interface(以下、UI)の
詳細は、前記したとおりであるが、ここでは、4051
のAddress Bookについて説明する。このAddress Book
は、本発明の機機内の不揮発性の記憶装置(不揮発性メ
モリやハードディスクなど)に保存されており、この中
には、ネットワークに接続された機器の特徴が記載され
ている。
【0095】例えば、以下に列挙するようなものが含ま
れている。
【0096】(a)機器の正式名やエイリアス名 (b)機器のネットワークアドレス (c)機器の処理可能なネットワークプロトコル (d)機器の処理可能なドキュメントフォーマット (e)機器の処理可能な圧縮タイプ (f)機器の処理可能なイメージ解像度 (g)プリンター機器の場合の給紙可能な紙サイズ、給
紙段情報 (h)サーバー(コンピューター)機器の場合のドキュ
メントを格納可能なフォルダ名 以下に説明する各アプリケーションは、上記Address Bo
ok4051に記載された情報により配信先の特徴を判別
することが可能となる。
【0097】また、このAddress Bookは、編集可能であ
ると共に、ネットワーク内のサーバーコンピュータなど
に保存されているものをダウンロードして使用する、ま
たは、直接参照することも可能である。
【0098】<リモートコピーアプリケーション>リモ
ートコピーアプリケーションは、配信先に指定された機
器の処理可能な解像度を前記Address Book4051より
判別し、それに従い、スキャナにより読みとった画像2
値画像を公知のMMR圧縮を用いて圧縮し、それを公知
のTIFF(Tagged Image file Format)化し、SLM
4103に通して、ネットワーク上のプリンター機器に
送信する。SLM4103とは、詳細には説明しない
が、公知のSalutation Manager(または、Smart Link M
anager)と呼ばれる機器制御情報などを含んだネットワ
ークプロトコルの一種である。
【0099】<同報配信アプリケーション>同報配信ア
プリケーションは、前記リモートコピーアプリケーショ
ンと違い、一度の画像走査で複数の配信宛先に画像を送
信する事が可能である。また、配信先もプリンター機器
にとどまらず、いわゆるサーバーコンピューターにも直
接配信可能である。
【0100】以下、配信先に従って順に説明する。
【0101】配信先の機器が公知のネットワークプリン
タプロトコルであるLPD(Line Printer Daemon)、
プリンタ制御コマンドとして公知のLIPSを処理可能
だとAddress Book4051より判別した場合、同様にAd
dress Book4051より判別した画像解像度に従って画
像読み取りを行い、画像自体は、本実施形態では、公知
のFBE(First Binari Endoding)を用いて圧縮し、
さらにLIPSコード化して、公知のネットワークプリ
ンタプロトコルであるLPRで相手機器に送信する。
【0102】配信先の機器が前記SLMで通信可能で、
サーバー機器の場合、Address Book4051より、サー
バーアドレス、サーバー内のフォルダの指定を判別し、
リモートコピーアプリケーションと同様に、スキャナに
より読みとった画像2値画像を公知のMMR圧縮を用い
て圧縮し、それを公知のTIFF(Tagged Image File
Format)化し、SLMを通して、ネットワーク上のサー
バー機器の特定のフォルダに格納する事が可能である。
【0103】また、本実施形態の機器では、相手機器で
あるサーバーが公知のJPEG圧縮された多値画像を処
理可能だと判別した場合、前記の2値画像と同様に多値
読み取りした画像を公知のJPEG圧縮を用いて、やは
り公知のJFIF化し、SLMを通して、ネットワーク
上のサーバー機器の特定のフォルダに格納する事が可能
である。
【0104】配信先の機器が公知のE-mailサーバーであ
る場合、Address Book4051に記載されたメールアド
レスを判別し、スキャナにより読みとった画像2値画像
を公知のMMR圧縮を用いて圧縮し、それを公知のTI
FF(Tagged Image File Format)し、公知のSMTP
(Simple Mail Transfer Protcol)4153を使用し
て、E-mailサーバーに送信する。その後の配信は、Mail
Server4550に従って実行される。
【0105】<Web Pull Printアプリケーション>Web
Pull Printアプリケーションは、本実施形態と直接関係
しないので、説明は省略する。
【0106】<Web Serverアプリケーション>Web Serv
erアプリケーションは、本実施形態と直接関係しないの
で、説明は省略する。
【0107】(4)操作部概要 操作部の構成を図17に示す。LCD表示部(300
1)は、LCD上にタッチパネルシートが貼られてお
り、システムの操作画面を表示するとともに、表示して
あるキーが押されるとその位置情報をコントローラCP
Uに伝える。スタートキー(3002)は原稿画像の読
取り動作を開始する時などに用いる。スタートキー中央
部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってス
タートキーが使える状態にあるかどうかを示す。ストッ
プキー(3003)は稼働中の動作を止める働きをす
る。IDキー(3004)は使用者のユーザーIDを入
力するときに用いる。リセットキー(3005)は操作
部からの設定を初期化するときに用いる。
【0108】以下で操作部の各画面について詳細に説明
する。
【0109】<操作画面>本発明の装置が提供する機能
は、図18に示すように、Copy/Send/Retrieve/Tasks/M
anagement/Configurationの6つの大きなカテゴリーに
分かれており、これらは操作画面(3010)上の上部
に表示される6つのメインタブ(COPY/SEND/RETREIVE/T
ASKS/MGMT/CONFIG)(3011〜3016)に対応して
いる。
【0110】これらのメインタブを押すことにより、各
カテゴリーの画面への切り替えが行われる。他カテゴリ
ーへの切り換えが許可されない場合は、メインタブの表
示色が変わり、メインタブを押しても反応しない。
【0111】Copyは自機が有するスキャナとプリンタを
使用して通常のドキュメント複写を行う機能と、自機が
有するスキャナとネットワークで接続されたプリンタを
使用してドキュメントの複写を行う機能(リモートコピ
ー)を含む。Sendは自機が有するスキャナに置かれたド
キュメントを、電子メール、リモートプリンタ、ファッ
クス、ファイル転送(FTP)およびデータベースに転
送する機能であり、宛先を複数指定することが可能であ
る。Retrieveは外部にあるドキュメントを取得し、自機
が有するプリンタで印刷する機能である。ドキュメント
の取得手段としてWWW、電子メール、ファイル転送お
よびファックスの使用が可能である。Tasksはファック
スやインターネットプリントなどの外部から送られるド
キュメントを自動処理し、定期的にRetrieveを行うため
のタスクの生成、管理を行う。Managementはジョブ・ア
ドレス帳・ブックマーク・ドキュメント・アカウント情
報などの管理を行う。Configurationでは自機に関して
の設定(ネットワーク、時計など)を行う。
【0112】以下、これらの機能設定を行う方法をLC
D画面表示の例を使用して説明する。
【0113】<ID入力画面>電源投入直後およびID
キー押下時にID入力画面が表示される(図19)。I
D入力画面でユーザーIDおよびパスワードを正しく入
力し、OKボタン(3024)を押すと、前述の操作画
面が表示され、操作が可能になる。ID入力領域(30
21)とパスワード入力領域(3022)の切り換え
は、入力領域を直接押すことで切替えることができる。
【0114】<COPY画面>COPY画面表示時にスタートボ
タン(図17の3002)を押すと、スキャナが動作
し、選択されているプリンタから画面上に表示されてい
る各設定パラメータに応じた複写物が出力される。
【0115】COPYメイン画面(図23)はプリンタ選択
ボタン(3103)およびプリンタ表示領域(310
2)、Image Quality選択ボタン(3105)およびIma
ge Quality表示領域(3104)、従来の複写機と同様
のコピーパラメータ表示(3101)、拡大縮小設定ボ
タン(3106,3107)、紙選択ボタン(310
8)、ソータ設定ボタン(3110)、両面コピー設定
ボタン(3112)、濃度インジケータおよび濃度設定
ボタン(3109)、テンキー(3114)から構成さ
れる。
【0116】プリンタ選択ボタン(3103)を押す
と、使用可能なプリンタ(自機が有するプリンタおよび
ネットワークで接続されたプリンタ)の一覧(図24の
3102)がプルダウン表示される。一覧の中から所望
のプリンタを選択すると、一覧が消え、プリンタ表示領
域(図23の3102)に選択したプリンタ名が表示さ
れる。
【0117】Image Quality設定ボタン(3105)を
押すと、Image Quality一覧(図25の3125)が表
示され、その中から所望のImage Qualityを選択するこ
とができる。
【0118】前述のコピーパラメータ設定ボタンを押す
と、それぞれに対応した設定を行うためのサブ画面(拡
大縮小設定:図26の3130、紙選択:図27の31
40、ソータ設定:図28の3150、両面コピー設
定:図29の3160)が表示され、従来の複写機での
設定と同様にパラメータを設定することができる。また
濃度設定も従来の複写機と同様に操作することができ
る。
【0119】<SEND画面>Send画面表示時にスタートボ
タンが押されると、スキャナが動作し、読取った画像デ
ータを設定された宛先に指定された送信方法で送信する
処理が開始される。
【0120】SENDメイン画面(図30)は、宛先表示領
域(3202)、詳細宛先数表示領域(3203)、宛
先スクロールボタン(3204)、アドレスブックボタ
ン(3208)、Newボタン(3209)、Editボタン
(3210)、Deleteボタン(3211)、Subject入
力領域(3205)、Message入力領域(3206)、F
ile Name入力領域(3207)、Cover pageチェックボ
タン(3212)、PutInto HDチェックボタン(321
3)、Print Outチェックボタン(3214)、Scan Se
ttingボタン(3215)から構成される。 リセット
を含む初期化時には図31の3201に示すように、宛
先表示領域(3202)には1つの宛先も表示されず、
操作説明画面が表示される。
【0121】宛先表示領域(3202)には入力された
宛先の一覧が表示される。入力は順次末尾に追加され
る。詳細宛先数表示領域(3203)には現在設定され
ている宛先数が表示される。宛先表示領域からある宛先
を選択した後、Deleteボタン(3211)を押すと、選
択されていた宛先が削除される。
【0122】Subject入力領域(3205)、Message入
力領域(3206)、File Name入力領域(3207)
を押すと、フルキーボードが表示され、それぞれの入力
が可能になる。
【0123】<アドレスブックサブ画面>Address Book
ボタン(3208)を押すと、アドレスブックサブ画面
が表示される(図32の3220)。アドレス帳表示領
域(3221)で選択マーク(3232)を付けられた
宛先は、OKボタン(3231)を押すことにより、SE
NDメイン画面の宛先表示領域(3202)に追加され
る。
【0124】アドレス帳の表示はソート項目設定ボタン
(3224〜3226)を押すことによりクラス別、名
前昇順、名前降順にソートされる。項目選択件数表示領
域(3227)には選択マークの付けられた項目数を表
示する。
【0125】OKボタン(3231)またはキャンセル
ボタン(3230)が押されると、アドレスブックサブ
画面はクローズされ、SENDメイン画面が表示される。
【0126】アドレス帳の中の1つの項目を選択した状
態でDetailボタン(3229)を押すと、Detailサブ画
面(図33)が表示される。Detailサブ画面には選択さ
れた項目の情報としてアドレス帳から得られるすべての
情報が表示される。
【0127】<サーチサブ画面>アドレスブックサブ画
面内(図32)のSearchボタン(3228)を押すとロ
ーカルアドレス帳または外部にあるアドレスサーバから
宛先を検索するためのサーチサブ画面が表示される(図
34の3240)。サーチサブ画面上部は検索条件設定
部分である。検索対象クラス表示領域(3245)、検
索対象属性表示領域(3247)、検索対象条件表示領
域(3249)、検索対象アドレスブック表示領域(3
252)には現在選択されているものが表示される。
【0128】検索対象クラス設定ボタン(3246)を
押すと、検索対象クラス一覧が表示される(326
0)。この一覧から選択されたものが検索対象クラス表
示領域に表示される。検索対象属性設定ボタン(324
8)を押すことによって検索対象属性一覧が表示される
(3261)。この一覧に表示される属性は選択されて
いる検索対象クラスによって次のように変化する。Comm
on Name・Address・Country(クラス:Person)、Common
Name・Owner・Location・Model・Type・Resolution・Color・Fi
nisher(クラス:Printer)、Common Name・Member(ク
ラス:Group)、すべての属性(クラス:Everythin
g)。
【0129】検索対象条件設定ボタン(3250)を押
すと、検索対象条件一覧が表示され(3262)、その
一覧の中から条件を選択する。検索対象アドレスブック
設定ボタン(3253)を押すと、検索対象アドレスブ
ックの一覧が表示され(3263)、その中から選択す
ることが可能になる。検索対象属性領域(3251)を
押すと、フルキーボード(図21)が表示され、値を入
力することが可能になる。
【0130】Do Searchボタン(3254)を押すと、
設定された検索条件に従って検索が行われる。検索結果
は検索結果表示領域(3241)に表示され(図3
4)、検索結果件数表示領域(3244)に件数が表示
される。
【0131】検索結果表示領域の項目のうち1つを選択
した状態でDetailボタン(3255)を押すと、その項
目に対応する詳細情報が表示される(図33)。
【0132】検索結果表示領域内の項目で宛先に追加す
るものには選択マークを付加する(3265)。OKボ
タン(3257)を押すと、サーチサブ画面がクローズ
され、SENDメイン画面に戻り、選択マークが付加されて
いた項目が宛先に追加される。キャンセルボタン(32
56)を押した場合はサーチサブ画面がクローズされ、
SENDメイン画面に戻るが、宛先に変化はない。
【0133】<詳細宛先サブ画面>SENDメイン画面(図
30)のNewボタン(3209)を押すとPersonクラス
詳細サブ画面(図40の3270)が表示され、新しい
宛先の設定が可能になる。宛先の入力は送信方法(電子
メール、ファックス、プリンタ、FTP)に対応した送
信方法選択ボタン(3271〜3274)を押すか、詳
細宛先入力領域(3275〜3278)を押すと、ファ
ックスの場合はテンキーボード(図22)、その他はフ
ルキーボード(図21)が表示され、入力可能になる。
3279〜3282はそれぞれの送信方法の送信オプシ
ョンを行うためのボタンであるが、ここでは詳細な説明
は省略する。
【0134】SENDメイン画面でPersonクラスの宛先が選
択されている状態でEditボタン(3210)が押された
場合もPersonクラス詳細サブ画面(3290)が表示さ
れる。詳細宛先入力領域(3275〜3278)の該当
する領域に、選択された宛先の詳細が表示され、前述し
た方法でキーボードを表示すると、宛先の編集が可能に
なる。
【0135】SENDメイン画面でData Baseクラスの宛先
が選択されている状態でEditボタン(3210)が押さ
れた場合、Data Baseクラス詳細サブ画面(3310)
が表示される。データベースクラス詳細サブ画面にはデ
ータベース名(3311)、フォルダリスト(331
2)が表示される。
【0136】SENDメイン画面でGroupクラスの宛先が選
択されている状態でEditボタン(3210)が押された
場合Groupクラス詳細サブ画面(3320)が表示され
る。Groupクラス詳細サブ画面にはグループメンバー表
示(3321)がされる。
【0137】<HD SETTINGサブ画面>Put Into HDチェ
ックボタン(3213:図30)を押すと、ハードディ
スクに送信するための設定を行うハードディスク設定画
面(図44)が表示される。詳細説明は省略する。
【0138】<Print Outサブ画面>Print Outボタン
(3214:図30)を押すと、プリント設定画面(図
45)が表示される。プリント設定画面ではプリント枚
数、紙サイズ、拡大縮小率、両面印刷、ソート、解像度
などを設定する。紙サイズ選択ボタン(3345)を押
すと、紙サイズの一覧(3360)が表示され、そこか
ら選択する。ソータ選択ボタン(3350)を押すと、
選択可能なソータ一覧(3365)が表示される。
【0139】<Scan Settingサブ画面>Scan Settingボ
タン(図30の3215)を押すと、Scan Settingサブ
画面(図48)が表示される。Scan Settingサブ画面内
のPresetモード選択領域(3371)からスキャン設定
を1つ選択すると、それに対応する予め設定された解像
度、スキャンモード、濃度がそれぞれの表示領域(33
77、3379、3381)に表示される。これらの値
は手動で変えることが可能である。図49は紙サイズ選
択一覧をプルダウン表示した状態の画面で、この一覧か
ら使用する紙のサイズ、向きを選択する。図50、図5
1はそれぞれ、解像度、スキャンモード一覧をプルダウ
ン表示した状態を示している。
【0140】<RETRIEVE画面>RETRIEVEメイン画面(図
52)にはWWW(3401)、E-mail(3403)、
Fax(3403)、FTP(3404)のサブタブおよび各
サブカテゴリーで共通に使用されるPUT INTO HDチェッ
クボタン(3405)、PRINT SETTINGボタン(340
6)が表示される。サブタブを押すことによって対応す
るWWW、E-mail、Fax、FTPの各サブ画面が表示され
る。リセットを含む初期化時にはWWWサブ画面が表示
される。
【0141】<WWWサブ画面>WWWサブ画面表示時
にスタートボタンを押すと、画面上に表示されている各
設定に従ってホームページが印刷される。ただし、UR
L入力領域に何も表示されていない時にスタートボタン
が押されても何も機能しない。
【0142】画面(図52)上のURL入力領域(34
11)を押すと、フルキーボード(図21)が表示さ
れ、URLの直接入力が可能になる。Link Depth(34
12)およびMax Pages(3414)入力領域を押す
と、テンキーボード(図22)が表示され、数値を直接
入力することが可能になる。
【0143】<Bookmarkサブ画面>図52で、Bookmark
ボタン(3419)を押すと、Bookmarkサブ画面(図5
6)が表示される。Bookmarkサブ画面中のブックマーク
表示領域(3461)には設定されているブックマーク
の一覧が表示され、どれか1つの行を押すことによって
選択表示状態となる。OKボタン(3466)を押すと
Bookmarkサブ画面がクローズされ、選択状態にあった項
目に該当するURLがWWWサブ画面のURL入力領域
(3411)に表示される。Bookmarkサブ画面中のその
他のボタンの機能の説明は省略する。
【0144】<E-mailサブ画面>E-mailサブ画面(図5
3)ではE-mailを受け取るための設定を行う。各入力領
域(3431〜3433)を押すとフルキーボード(図
21)が表示され、入力可能になる。
【0145】<Faxサブ画面>Faxサブ画面(図54)で
はファックス番号の入力を行う。入力領域(3441)
を押すと、テンキーボード(図22)が表示され、ファ
ックス番号入力が可能になる。
【0146】FTP Serverサブ画面 FTP Server画面(3450)ではサーバからデータを受
け取るための設定を行う。各入力領域(3451〜34
53)を押すとフルキーボード(図21)が表示され、
入力可能になる。
【0147】<HD Settingサブ画面>各カテゴリーに共
通のPut Into HDチェックボタン(3405)を押す
と、HDSettingサブ画面(図44)が表示される。機能
はSendのHD Settingサブ画面と同様である。
【0148】Print Settingサブ画面 各カテゴリーに共通のPrint Settingボタン(340
6)を押すと、Print Settingサブ画面(3470)が
表示される。機能はSendのPrint Outサブ画面と同様で
ある。
【0149】<TASKS画面>TASKS画面が表示されている
状態でスタートキーが押されると、TASKS画面上で設定
されたパラメータに従って、自動的なRETRIEVE動作が実
行される。
【0150】TASKSメイン画面(図58)にはWWW、E
-mail、Print Receive、Fax Receive、Fax Pollingのサ
ブタブ(3501〜3505)が表示される。リセット
を含む初期化時にはWWWサブ画面(図58)が表示さ
れる。
【0151】<WWWサブ画面>WWWタスク一覧表示
領域(3511)には機器内に保持されているタスクが
入力された順番で表示されている。実際に実行する必要
のあるタスクには選択マークを付加する。選択マークが
表示されていないタスクはタスクとして機器内に保持さ
れているが、実際には実行されない。
【0152】Newボタン(3513)を押すと、WWW
タスク詳細サブ画面(3520)が表示され、新規にタ
スクの入力が可能となる。WWWタスク表際サブ画面に
ついては後述する。
【0153】WWWタスク一覧から1つタスクを選択し
た状態でEditボタン(3514)を押すと、選択されて
いるタスク情報が含まれるWWWタスク詳細サブ画面
(3520)が表示され、設定を編集することが可能に
なる。
【0154】WWWタスク一覧から1つタスクを選択し
た状態でDeleteボタン(3515)を押すと、選択され
たタスクは削除される。
【0155】<WWWタスク詳細サブ画面>WWWタス
ク詳細サブ画面(図59)にはRETRIEVEメイン画面とRE
TRIEVEのWWWサブ画面に共通の機能を持つコンポーネ
ント(3521〜3533)、チェックタイム表示領域
(3534)、チェックタイム設定ボタン(353
5)、PRINT WHEN CHANGEDチェックボタン(353
6)、転送チェックボタン(3537)、OKボタン
(3539)、キャンセルボタン(3538)が表示さ
れる。RETRIEVEと共通の部分の説明は省略する。
【0156】チェックタイム表示領域(3534)は、
WWWタスク設定サブ画面がNewボタンによって表示さ
れた場合は空白、Editボタンによって表示された場合は
設定されていたタスク実行時刻が表示されている。ま
た、後述するチェックタイムサブ画面で設定が行われた
直後は設定されたタスク実行時刻が表示される。
【0157】チェックタイム設定ボタン(3535)が
押されると後述するチェックタイムサブ画面が表示さ
れ、タスクを実行するタイミングを設定することが可能
になる。
【0158】<チェックタイムサブ画面>チェックタイ
ムサブ画面(図60)にはスケジュールモード設定ボタ
ン(3551〜3553)、時刻入力領域(355
4)、OKボタン(3558)、キャンセルボタン(3
557)が表示される。その他にスケジュールモード設
定ボタンのうちOnceボタン(3551)が選択されてい
る場合は月入力領域(3555)、日付入力領域(35
56)が表示される。Weeklyボタン(3552)選択時
は曜日設定チェックボタン(3561)が表示される。
Monthlyボタン(3553)選択時は日付入力領域(3
571:図62)が表示される。それぞれの入力領域を
押すと、テンキーボード(図22)が表示され、数値の
入力が可能になる。曜日設定チェックボタンは複数の曜
日の選択が可能である。
【0159】<MGMT画面>図63はManagement画面
である。詳細な説明は省略する。
【0160】<CONFIG画面>図64はConfigurat
ion画面である。詳細な説明は省略する。
【0161】<フルキーボード>フルキーボード(図2
1)は文字の入力領域が押されたときに表示される。w
ww.ボタン(3041)、comボタン(3042)
を押すと、それぞれ“www.”、“com”の文字が
入力される。その他のキーは従来通りの機能であるた
め、説明は省略する。
【0162】<テンキーボード>テンキーボード(図2
2)は数値入力領域または月入力領域が押されたときに
表示される。各キーについての説明は省略する。
【0163】<エラー画面>エラー画面(図20)は何
らかのエラーがあった場合に表示される。
【0164】エラー画面にはエラーメッセージをテキス
トで表示するメッセージ表示領域(3031)、エラー
画面をクローズするためのOKボタン(3032)が含
まれる。
【0165】<Device Information Service(DI
S)>コントローラ内でジョブに対する設定値、デバイ
ス(スキャナ、プリンタなど)の機能、ステータス、課
金情報等をControl APIに準拠したデータ形態で保持
するデータベースと、そのデータベースとのI/FをDe
viceInformationService(以下、DISと呼称する)と
して定義している。図66にDIS7102とJobManag
er7101、及びScan、Printの各DocumentManager71
03、7104とのやり取りを示す。
【0166】基本的に、Jobの開始命令など動的な情報
はJobManager7101から各DocumentManagerに直接指
示され、デバイスの機能やジョブの内容など静的な情報
はDIS7102を参照する。各DocumentManagerから
の静的、動的情報、イベントはDIS7102を介して
JobManager7101に伝えられる。
【0167】各DocumentManagerからDISのデータベ
ースにデータの設定、取得を行う場合、DISの内部デ
ータ形式がControl API準拠であることから、Contro
l APIに準拠したデータ形式と各DocumentManagerが
理解できるデータ形式との相互の変換処理を行う。例え
ば、各DocumentManagerからステータスデータの設定を
行う場合、デバイス固有のデータを解釈し、Control A
PIで定義される対応するデータに変換し、DISのデ
ータベースへ書き込みを行う。JobManagerからDISの
データベースにデータの設定、取得を行う場合には、Jo
bManagerとDISの間でデータの変換は生じない。
【0168】またDISには、DocumentManagerから通
知される各種イベント情報に基づき、イベントデータの
更新が行われる。
【0169】図67にDIS内部に保持される各種デー
タベース(以下、DBと呼称する)を示し、それぞれの
DBについて説明する。図67中の丸角長方形は個々の
DBを表している。
【0170】7201はSupervisorDBであり、機器全
体についてのステータスやユーザ情報を保持しているD
Bであり、ユーザIDやパスワード等、バックアップが
必要な情報はHD装置、あるいはバックアップメモリな
どの不揮発性の記憶装置に保持される。
【0171】7202はScanComponentDB、7203
はPrintComponentDBであり、これらComponentDBは
存在するComponent毎に対応して保持される。例えば、
プリントのみからなる機器の場合はPrintComponentDB
のみが存在し、また例えば、FAXを備えた機器の場合
はFAXComponentDBが保持される。各ComponentDB
には初期化時に、それぞれ対応するCocumentManagerがC
omponentの機能やステータスを設定する。
【0172】7204はscanJobServiceDB、7205
はPrintJobServiceDBであり、これらのJobServiceD
BもComponentDB同様、初期化時にそれぞれ対応するD
ocumentManagerが機器で使用できる機能や、それらのサ
ポート状況を設定する。
【0173】次にJobDB、DocumentDBについて説明
する。7206はScanJobDB、7207はPrintJobD
Bの各JobDB、7208はScanDocumentDB、720
9はPrintdocumentDBである。
【0174】JobDB、DocumentDBはJobとそれに付随
するDocumentが生成される度にJobManagerにより動的に
確保、初期化が行われ、必要な項目の設定が行われる。
各DocumentManagerはJobの処理開始前にJobDB、およ
びDocumentDBから処理に必要な項目を読み出し、Job
を開始する。その後、Jobが終了するとこれらのJob、及
びそれに付随していたDocumentのDBは開放される。Jo
bは1つ以上のDocumentを持つので、あるJobに対して複
数のDocumentDBが確保される場合がある。
【0175】7210は各DocumentManagerから通知さ
れるイベント情報を保持するデータベース、7211は
装置のScan回数、Print回数を記録するためのカウンタ
テーブルである。
【0176】DocumentManagerから通知されるイベント
には、ScanDocumentManagerからのComponentの状態遷
移、Scan処理動作完了や各種のエラー、またPrintDocum
entManagerからのComponentの状態遷移、Print処理動作
完了、紙詰まり、給紙カセットオープンなどがあり、そ
れぞれのイベントを識別するためのイベントIDが予め
定められている。
【0177】DocumentManagerからイベントが発行され
た場合、DISはイベントデータベース7211に発行
されたイベントIDと必要なら該イベントに付随する詳
細データを登録する。また、DocumentManagerからイベ
ントの解除が通知された場合、解除指定されたイベント
データをイベントデータベース7211から削除する。
【0178】JobManagerよりイベントのポーリングが行
われた場合、DISはイベントデータベース7210を
参照し、現在発生しているイベントIDと必要ならイベ
ントに付随する詳細データをJobManagerへ返信し、現在
イベントが発生していなければその旨を返信する。
【0179】また、Scan処理動作完了、Print処理動作
完了のイベントが通知された場合はScan、Printを行っ
たユーザのカウンタ値を更新する。このソフトウエアに
よるカウンタは不慮の電源遮断などでその値が失われな
いように、バックアップされたメモリ装置やHD装置の
不揮発性記憶装置にその値が更新されるたびに書き戻
す。
【0180】<スキャン動作>以下にスキャン動作の詳
細について説明する。図68はスキャン動作に関するブ
ロックの概念図である。PCIバス8105にCPU8
101とメモリ8102、画像の圧縮・伸長ボード81
04、及びスキャナ8107と、このシステムを接続す
るためのI/Fを提供するSCSII/F回路8103
が接続されている。
【0181】SCSII/F回路8103とスキャナ
(または複合機能を有する複写機のスキャナ機能ユニッ
ト)8107はSCSIインターフェースケーブル81
06で接続されている。またPCIバス8105にはI
DE Controller8108が接続されており、IDE Ca
ble8109を介してIDE Hard Disk8110と接続
されている。図69はスキャン動作に関するソフトウェ
ア構造を示したものである。
【0182】JobManager8201はアプリケーションレ
ベルの要求を分類、保存する機能を持つ。DIS820
2はアプリケーションレベルからのスキャン動作に必要
なパラメータを保存する。アプリケーションからの要求
はメモリ8102に保存される。スキャン動作管理部8
203はJobManager8201とDIS8202からスキ
ャンを行うのに必要な情報を取得する。スキャン動作管
理部8203はJobManager8201から図70のジョブ
番号、ドキュメント番号のテーブルデータを受け取り、
ジョブ番号、ドキュメント番号のテーブルデータを基
に、DIS8202よりスキャンパラメータ8302を
うけとる。これによりアプリケーションから要求されて
いるスキャン条件を基にスキャンを行う。
【0183】スキャン動作管理部8203はDIS82
02から取得したスキャンパラメータ8302をドキュ
メント番号順にスキャンシーケンス制御部8204に渡
す。スキャンパラメータ8302を受け取ったスキャン
シーケンス制御部8204はスキャン画像属性8308
の内容に従ってSCSI制御部8207をコントロール
する。
【0184】これにより図68のPCI8105に接続
されたSCSI Controller8103を動作させること
により、SCSIケーブル8106を介してScanner8
107にSCSI制御コマンドを送ることによりスキャ
ンが実行される。スキャンした画像はSCSI Cable8
106を介してSCSI Controller8103にわた
り、さらにPCI8105を介してMemory8102に格
納される。
【0185】スキャンシーケンス制御部8204はスキ
ャンが終了し、PCI8105を介してMemory8102
に画像が格納された時点で、スキャンパラメータ830
2のスキャン画像圧縮形式8309の内容にしたがっ
て、Memory8102に格納されているスキャン画像を圧
縮するために、圧縮・伸長制御部8205に対して要求
を出す。要求を受け取った圧縮・伸長制御部8205は
PCI8105に接続されているCODEC8104を
用いて、スキャンシーケンス制御部8204からのスキ
ャン画像圧縮形式8309の指定で圧縮を行う。圧縮・
伸長制御部8205は圧縮された画像をPCI8105
を介してMemory8102に格納する。
【0186】スキャンシーケンス制御部8204は圧縮
・伸長制御部8205がスキャン画像圧縮形式8309
で指定された形式にスキャン画像を圧縮し、Memory81
02に格納した時点で、スキャンパラメータ(図71、
8302、8302a,b)の画像ファイルタイプ(8
307,8307a,b)にしたがってMemory8102
に格納されている圧縮されたスキャン画像をファイル化
する。スキャンシーケンス制御部8204はファイルシ
ステム8206に対して、スキャンパラメータ(図7
1)の画像ファイルタイプ(8307,8307a,
b)で指定されたファイル形式でファイル化することを
要求する。
【0187】ファイルシステム8206はスキャンシー
ケンス制御部8204からの画像ファイルタイプ(83
07,8307a,b)に従って、Memory8102に格
納されている圧縮された画像をファイル化し、PCI8
105を介してIDE Controller8108に転送し、
IDE Cable8109を介してIDE Hard Disk811
0に転送することによりスキャンされた圧縮画像をファ
イル化する。
【0188】スキャンシーケンス制御部8204はファ
イルシステム8206がIDE Hard Disk8110にフ
ァイル化された画像を格納した時点で、Scanner810
7上の一枚の現行の処理が終了したとして、スキャン動
作管理部8203にスキャン終了通知を送り返す。
【0189】この時点でScanner8107上にまだスキ
ャンが行われていない原稿が存在し、Job Manager82
01からスキャン要求が存在する場合には再度、DIS
8202に格納されているスキャンパラメータ(図7
1)を用いてスキャンシーケンス制御部にスキャン動作
を要求する。
【0190】Scanner8107上にスキャンされていな
い原稿が存在しない場合、またはJobManager8201か
らのスキャン要求が存在しない場合には、スキャン動作
が終了したものとしてJobManager8201に対してスキ
ャン終了通知を発行する。
【0191】<プリント動作>以下プリント動作につい
て詳細に説明する。
【0192】図72はプリント動作に関するブロックの
概念図である。PCIバス9005にCPU9001と
メモリ9002、画像の圧縮・伸張ボード9004、及
びプリンタ9007と、このシステムを接続するための
I/Fを提供するEngineI/Fボード9003が接続さ
れている。EngineI/Fボード9003とプリンタ(ま
たは複合機能を有する複写機のプリンタ機能ユニット)
9007はエンジンインターフェースケーブル9006
で接続されている。
【0193】EngineI/Fボードは内部にDPRAMを
持ち、このDPRAMを介してプリンタへのパラメータ
設定及びプリンタの状態読み出しと、プリントの制御コ
マンドのやりとりを行う。またこのボードはVideoコン
トローラを持ち、プリンタからエンジンインターフェー
スケーブル経由で与えられるVCLK(VideoClock)と
HSYNCに合わせて、PCI上に展開されているイメ
ージデータをエンジンインターフェースケーブルを介し
てプリンタに送信する。
【0194】この送信のタイミングを図で表すと図73
の様になる。VCLKは常に出続け、HSYNCがプリ
ンタの1ラインの開始に同期して与えられる。Videoコ
ントローラは設定された画像幅(WIDTH)分のデー
タを、設定されたPCI上のメモリ(SOURCE)か
ら読み出して、Video信号としてエンジンインターフェ
ースケーブルに出力する。これを指定ライン分(LIN
ES)繰り返した後、IMAGE_END割り込みを発
生する。
【0195】先に説明したとおり、CPU上のアプリケ
ーションプログラムからControlAPIにプリントジョ
ブの指示が渡されると、ControlAPIはこれをコント
ローラレベルのJobManagerにジョブとして渡す。さらに
このJobManagerはジョブの設定をDISに格納し、Prin
tManagerにジョブの開始を指示する。PrintManagerはジ
ョブを受け付けるとDISからジョブ実行に必要な情報
を読み出し、EngineI/Fボード及び、DPRAMを介
してプリンタに設定する。
【0196】EngineI/Fボードの設定項目を図74
に、プリンタのDPRAMを介した設定項目及び制御コ
マンド、状態コマンドを図75に示す。
【0197】簡単のためにこのジョブを非圧縮、レター
(11”x8.5”(インチ))サイズ2値画像の、2
ページ1部プリント、プリンタが600dpiの性能を
持つものとして、具体的に動作を説明する。
【0198】まず、このジョブを受けるとPrintManager
はこの画像の幅(この場合8.5”の側とする)の画像
バイト数を算出する。
【0199】 WIDTH=8.5×600÷8≒630(Bytes) 次にライン数を演算する。
【0200】 LINES=11×600=6600(Lines) これらの算出した値と、与えられた1ページ目の画像が
格納されているSOURCEアドレスとを図74に示し
たWIDTH,LINES,SOURCEに設定する。
この時点でEngineI/Fボードは画像出力の用意が完了
しているが、プリンタからのHSYNC信号が来ていな
いため(VCLKは来ている)画像データを出力してい
ない。
【0201】次にPrintManagerは図75に示したDPR
AMの所定のアドレス(BookNo)に出力部数である1を
書き込む。その後、1ページ目に対する出力用紙の給紙
要求(FEED_REQ)を出し、プリンタからのIM
AGE_REQを待つ。プリンタからIMAGE_RE
Qが来たら、IMAGE_STARTを出す。これを受
けてプリンタはHSYNCを出し始め、HSYNC待ち
であったEngineI/Fボードは画像を出力する。プリン
タは出力用紙の後端を検出すると、IMAGE_END
を出力し、出力用紙が排出されるとSHEET_OUT
を出力する。PrintManagerは1ページ目のIMAGE_
ENDを受けて、2ページ目のWIDTH,LINE
S,SOURCEをEngineI/Fボードに設定し、FE
ED_REQを出して、IMAGE_REQを待つ。2
ページ目のIMAGE_REQが来てからの動作は、1
ページ目と同様である。
【0202】<機器情報獲得>図13を用いて、ネット
ワーク2011上にある複数の画像入出力機器の情報を
獲得する方法を説明する。ここに示す画像入出力機器
は、一つはデジタル複写機(2070、2095)であ
り、カラースキャナ2070、モノクロプリンタ209
5を組み合わせた機器である。それ以外はカラープリン
タ2902、モノクロプリンタ2903が接続されてい
る。
【0203】複写機(2070、2095)の電源を入
れると、初期ルーチンの中でネットワーク2011上に
つながる、機器情報の獲得制御を行う。
【0204】機器情報とは、ネットワーク上の機器固有
アドレスであるIPアドレス、カラー/モノクロ、パフ
ォーマンス(page per minute)、オプションの種類の
事である。
【0205】この場合、 プリンタ2095:xxx.yyy.zzz.11、モ
ノクロ、40ppm、オプション接続無し プリンタ2902:xxx.yyy.zzz.12、カ
ラー 、10ppm、オプション接続無し プリンタ2903:xxx.yyy.zzz.13、モ
ノクロ、30ppm、ステープル多段フィニィッシャ となり、これらの機器情報をCPU2001が獲得す
る。獲得した情報は、RAM2002に記憶する。
【0206】<リモートコピー>引き続き図13、図1
4を用いて、ネットワーク2011上にある複数の画像
入出力機器を組み合わせたリモートコピーを説明する。
スキャナ2070から読取った画像データを、ネットワ
ーク2011上のどのプリンタから出力するかを、使用
者が自由に選択できるのがリモートコピー機能である。
【0207】この場合、ネットワーク2011上のプリ
ンタとしては、カラープリンタ2902、モノクロプリ
ンタ2903、また同一機器形態になっているモノクロ
プリンタ2095も他のネットワークプリンタと同様に
選択できる。
【0208】リモートコピーでは、カラー原稿であれば
カラープリンタで出力し、モノクロ原稿であればモノク
ロプリンタで自動的に出力する原稿色自動認識モードを
備えている。また、原稿色自動認識モードには、さらに
2つのモードがあり、それを図15の操作部画面に示
す。
【0209】モード1とは、完全切り替えモードで、モ
ノクロ原稿であればモノクロプリンタのみ、カラー原稿
であればカラープリンタのみに出力する。
【0210】モード2とは、両出力モード、たとえば最
初にモノクロプリンタを選択した場合、カラー原稿であ
ってもモノクロプリンタで出力し、それとは別にカラー
原稿と認識されたものはカラープリンタからも出力され
る。
【0211】図15に示す画面では、原稿自動認識モー
ドかつ、モード1:完全切り替えモードを、タッチパネ
ル2013で選択した状態をあらわしている。
【0212】図14は、リモートコピーのフローチャー
トを示す。操作部上のスタートキー2018(図5)を
押すとリモートコピーシーケンスが開始する(S295
2)。原稿フィーダー2073にセットされた複数枚の
原稿から最初の一枚をフィードし(S2953)、原稿
画像を読み取る(S2954)。
【0213】原稿色自動認識モードであるかどうかを判
断する(S2955)。原稿色自動認識モードではない
ときは(S2955−No)、使用者によってあらかじ
め選択されているモノクロプリンタ2095で出力する
(S2962)。この工程を、全原稿枚数分繰り返す
(S2965)。
【0214】また、使用者によって原稿色自動認識モー
ドかつモード1(完全切り替えモード)が選択されてい
る場合(S2955−Yes)、画像読み取り(S29
54)後、原稿色の認識を行う(S2956)。スキャ
ナ画像処理部2080内の画像サンプリング部2083
で、カラー画像であるかの彩度の高い色成分を抽出す
る。認識はCPU2001が、画像サンプリング部20
83の彩度データを所定スレッショルドを超えているか
どうかによって、現在読み取ったページの画像データが
カラーであるかモノクロであるかの判断を行う(S29
58)。カラー原稿であれば(S2958−Yes)、
そのページ情報をRAM2002に記録する(S296
0)。
【0215】RAM2002に記憶されているネットワ
ーク2011上の機器情報の中から、モノクロ画像を出
力していたプリンタのIPアドレスと最も近いIPアド
レス番号のカラープリンタを検索する(S2970)。
この場合カラープリンタ2092が選択され、選択した
プリンタに画像データを転送し、プリントアウトする
(S2963)。
【0216】また、使用者によって原稿色自動認識モー
ドかつモード2(両出力モード)が選択されている場合
(S2955−Yes)、画像読み取り(S2954)
後、原稿色の認識を行う(S2957)。現在読み取っ
たページの画像データがカラーであるかモノクロである
かの判断を行う(S2959)。
【0217】カラー原稿であれば(S2959−Ye
s)、そのページ情報をRAM2002に記録する(S
2961)。他のモノクロ原稿ページ同様に、モノクロ
プリンタ2095で出力する。全原稿のスキャンと転送
が終了したのち、カラー原稿を出力するプリンタを検索
する(S2971)。RAM2002に記録しているカ
ラー原稿と検知された画像を、ネットワーク2011上
の検索されたカラープリンタ2092に転送し、プリン
トアウトする(S2967)。
【0218】また、原稿色自動認識モードではモード
1、モード2のどちらであっても、カラープリンタに出
力した場合には、図16に示す操作部画面を表示する。
ここでは、カラープリンタ2092の名称“CLP10
00”に、原稿セット内の2ページ目、8ページ目、1
5ページ目がカラー原稿であったため、カラーでプリン
トしたことを表示している。
【0219】
【発明の効果】画像入力手段により変換された電子画像
情報を、ネットワーク上で接続された画像出力機器から
出力する場合、カラー原稿であるか、モノクロ原稿であ
るかを自動的に判断し、保管されている画像出力機器情
報から原稿色、設定された印刷モードに適合した画像出
力機器を検索し、ネットワーク上で接続されている画像
出力機器に画像複写することを可能とした。
【0220】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施形態のネットワークシステ
ム全体の構成図である。
【図2】本発明にかかる実施形態のソフトウェアの全体
構成図である。
【図3】本発明にかかる実施形態の全体ブロック図であ
る。
【図4】スキャナ部、プリンタ部、及び操作部の外形図
である。
【図5】操作部を示す図である。
【図6】スキャナ画像処理部のブロック図である。
【図7】プリンタ画像処理部のブロック図である。
【図8】画像圧縮処理部のブロック図である。
【図9】画像回転部のブロック図である。
【図10】画像回転処理の説明図である。
【図11】画像回転処理の説明図である。
【図12】デバイスI/F部のブロック図である。
【図13】ネットワーク接続図である。
【図14】リモートコピーフローチャートである。
【図15】リモートコピーのモード選択画面を示す図で
ある。
【図16】原稿色自動判別モードの通知画面を示す図で
ある。
【図17】操作画面全体を示す図である。
【図18】操作画面を示す図である。
【図19】ID入力画面を示す図である。
【図20】エラー画面を示す図である。
【図21】フルキーボードを示す図である。
【図22】テンキーボードを示す図である。
【図23】COPYメイン画面を示す図である。
【図24】プリンタ一覧表示を示す図である。
【図25】Image Quality一覧表示を示す図である。
【図26】拡大縮小設定サブ画面を示す図である。
【図27】紙選択サブ画面を示す図である。
【図28】ソータ設定サブ画面を示す図である。
【図29】両面コピー設定サブ画面を示す図である。
【図30】SENDメイン画面を示す図である。
【図31】SEND初期画面を示す図である。
【図32】アドレスブック画面を示す図である。
【図33】詳細情報画面を示す図である。
【図34】アドレス検索画面を示す図である。
【図35】検索対象クラス一覧表示を示す図である。
【図36】検索対象属性一覧表示を示す図である。
【図37】検索対象条件一覧表示を示す図である。
【図38】検索対象アドレスブック一覧表示を示す図で
ある。
【図39】検索結果例を示す図である。
【図40】詳細宛先(New)を示す図である。
【図41】詳細宛先(Person)を示す図である。
【図42】詳細宛先(Data Base)を示す図である。
【図43】詳細宛先(Group)を示す図である。
【図44】ハードディスク設定画面を示す図である。
【図45】プリント設定画面を示す図である。
【図46】紙サイズ一覧表示を示す図である。
【図47】ソータ一覧表示を示す図である。
【図48】スキャン設定画面を示す図である。
【図49】紙サイズ一覧表示を示す図である。
【図50】解像度一覧表示を示す図である。
【図51】スキャンモード一覧表示を示す図である。
【図52】RETRIEVEメイン画面(WWW)を示す図であ
る。
【図53】E-mail画面を示す図である。
【図54】Fax画面を示す図である。
【図55】FTP画面を示す図である。
【図56】ブックマーク画面を示す図である。
【図57】RETRIEVE-プリント設定画面を示す図であ
る。
【図58】TASKSメイン画面を示す図である。
【図59】WWW詳細設定画面を示す図である。
【図60】チェックタイムサブ画面(Once)を示す図で
ある。
【図61】チェックタイムサブ画面(Weekly)を示す図
である。
【図62】チェックタイムサブ画面(Monthly)を示す
図である。
【図63】Managementサブ画面を示す図である。
【図64】Configrationサブ画面を示す図である。
【図65】組み込みアプリケーション説明のブロック図
である。
【図66】DISとJobManager, PrintManager, ScanMa
nagerとのやり取りを示す図である。
【図67】DIS内部のデータベース、及びカウンタを
示す図である。
【図68】スキャンに関するハードウェア制御のブロッ
ク図である。
【図69】スキャンにおけるソフトウェア制御のブロッ
ク図である。
【図70】スキャンにおけるパラメータテーブルの概略
図である。
【図71】スキャンにおけるパラメータテーブルの概略
図である。
【図72】プリント動作に関するブロック図である。
【図73】プリントイメージデータの転送タイミング図
である。
【図74】EngineI/Fボード内のプリントパラメータ
レジスタ表を示す図である。
【図75】プリンタとEngineI/Fボードとの通信コマ
ンド表を示す図である。
【符号の説明】
2000 コントローラユニット 2001 CPU 2002 RAM 2003 ROM 2004 HDD 2060 RIP 2080 スキャナ画像処理部 2095 プリンタ画像処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 3/12 H04N 1/00 107Z H04N 1/00 107 B41J 3/00 B

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された画像入力機
    器、画像出力機器を用いて画像複写を行うリモートコピ
    ーシステムにおいて、 原稿画像を読み取り電子画像情報に変換する画像入力手
    段と、 前記ネットワークに接続された画像出力機器の情報を保
    管する機器情報記憶手段と、 前記電子画像情報に基づき読み取った原稿画像が、カラ
    ー原稿であるか、モノクロ原稿であるかを判定する原稿
    色判定手段と、 前記原稿色判定手段により、前記読み取った原稿がモノ
    クロ原稿であると判定された場合は、前記機器情報記憶
    手段で保管されている画像出力機器の中からモノクロ画
    像出力機器を選択してモノクロ画像複写を行うモノクロ
    画像出力手段と、 前記読み取った原稿がカラー原稿であると判定された場
    合は、前記機器情報記憶手段に保管されている画像出力
    機器の情報の中からカラー画像出力機器を検索する機器
    検索手段と、 前記検索により選択されたカラー画像出力機器からカラ
    ー画像複写を行うカラー画像出力手段と、 を備えることを特徴とするリモートコピーシステム。
  2. 【請求項2】 前記モノクロ画像出力機器あるいは前記
    カラー画像出力機器の出力先情報を通知する出力先情報
    通知手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載の
    リモートコピーシステム。
  3. 【請求項3】 前記モノクロ画像出力機器あるいは前記
    カラー画像出力機器に出力した、原稿情報を通知する原
    稿情報通知手段を更に備えることを特徴とする請求項1
    記載のリモートコピーシステム。
  4. 【請求項4】 前記カラー原稿のページを記憶するカラ
    ーページ記憶手段を更に備え、前記モノクロ画像複写後
    に、前記カラーページ記憶手段に記憶されたカラー原稿
    のページを重複して画像複写することを特徴とする請求
    項1記載のリモートコピーシステム。
  5. 【請求項5】 前記ネットワークに接続された画像出力
    機器情報を、前記画像出力機器の電源投入時のタイミン
    グで獲得する情報獲得手段を更に備えることを特徴とす
    る請求項1記載のリモートコピーシステム。
  6. 【請求項6】 前記画像出力機器はプリンタであること
    を特徴とする請求項1記載のリモートコピーシステム。
  7. 【請求項7】 原稿画像を読み取り電子画像情報に変換
    する画像入力工程と、 前記ネットワークに接続された画像出力機器の情報をメ
    モリーに保管する機器情報記憶工程と、 前記電子画像情報に基づき読み取った原稿画像が、カラ
    ー原稿であるか、モノクロ原稿であるかを判定する原稿
    色判定工程と、 前記原稿色判定工程により、前記読み取った原稿がモノ
    クロ原稿であると判定された場合は、前記メモリーに保
    管されている画像出力機器情報の中からモノクロ画像出
    力機器を選択してモノクロ画像複写を行うモノクロ画像
    出力工程と、 前記読み取った原稿がカラー原稿であると判定された場
    合は、前記機器情報記憶工程に保管されている画像出力
    機器の情報の中からカラー画像出力機器を検索する機器
    検索工程と、 前記検索により選択されたカラー画像出力機器からカラ
    ー画像複写を行うカラー画像出力工程と、 を備えることを特徴とするリモートコピー方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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