JP2001045445A - ライブ映像送受信システム,ライブ映像送信装置および受信装置 - Google Patents

ライブ映像送受信システム,ライブ映像送信装置および受信装置

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JP2001045445A
JP2001045445A JP11214582A JP21458299A JP2001045445A JP 2001045445 A JP2001045445 A JP 2001045445A JP 11214582 A JP11214582 A JP 11214582A JP 21458299 A JP21458299 A JP 21458299A JP 2001045445 A JP2001045445 A JP 2001045445A
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video
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live
live video
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JP11214582A
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English (en)
Inventor
Akito Akutsu
明人 阿久津
Kiyoshi Tanaka
清 田中
Yoshinobu Tonomura
佳伸 外村
Hiroshi Sousenji
浩史 奏泉寺
Satoshi Hayama
聡 端山
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】視聴者が,ライブ性の醍醐味を失わないで効率
よくライブ中継の内容を把握できるようにし,見たいシ
ーンの自由な選択を可能とし,それらのシーンを見逃さ
ずに視聴することができるようにする。 【解決手段】入力部101 から入力された映像データを遅
延部102 で遅らせ,その遅延の間にその映像のインデク
スをインデクシング部103 によって抽出し,映像デー
タ,インデクス,映像のIDを,多重化部106 で多重化
して送信する。受信装置11では,分離化部107 で映像デ
ータ,インデクス,IDに分離し,合成部111 は,予め
蓄積部110 に記録されている情報,ID,インデクスお
よび映像等の各種コンテンツを合成する。選択部112 で
は,設定情報により選択された映像やグラフィック,文
字情報を選択し,それらを表示部113 において表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,アナログ,デジタ
ル地上波,BS,CS放送,CATV放送,インターネ
ット放送等で使用されるライブ映像送受信システム,ラ
イブ映像送信装置および受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映像の送受信には,そのインフラの種類
から地上波,BS,CS等のTV放送,ケーブルをイン
フラとしたCATV放送,ネットワークを用いたインタ
ーネット放送(中継)の大きく3種類に分けることがで
きる。
【0003】最近では,それぞれでアナログベースから
デジタルべースへと移行しつつあり,従来では不可能で
あった多彩なサービスを可能にしている。例えば,TV
放送分野では,高品質な数百チャンネルの番組提供,E
PG(電子プログラム),ホームサーバー(記憶,記録
装置)を用いた番組の予約,視聴,番組連動型放送(ア
ナログでは,WWWのホームページが番組に連動するA
DAMS,BitCast等で実現されている)や,イ
ンタラクティブ放送(双方向放送)による視聴者参加型
ライブ番組の実現などが可能になる。
【0004】MPEG2の標準化に始まり,配信用デー
タの記述方法(XML,ATVEF等)の標準化の作業
も現在進められている。インターネット放送の分野で
は,MPEG1,MPEG2,H.261,H.26
3,MPEG4ベースの映像の符号化を用いて映像デー
タを圧縮し,ネットワーク上での配信(放送)やオンデ
マンドサービスなども実現している。
【0005】また,蓄積映像,音声,HTML等の多種
多彩な素材コンテンツを組み合わせ,一つのコンテンツ
として構成,表現するシステム(RealVideoG
2,HTML+TIME,SoftwareVisio
nなど)も提案されている。予め与えられたシナリオに
沿って各コンテンツ(組み合わされた蓄積映像,音声,
HTML等)を同期表示させることを実現し,従来のコ
ンテンツよりも多彩な表現を可能にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし,従来技術で行
われている映像の送受信では,実現できない問題があ
る。特にライブ映像の送受信に関してである。見たい番
組の予約は予め可能であるが,見たいシーンの予約はで
きない。例えばスポーツライブ中継を例にとると,ゴー
ルのシーン,ひいきの選手が映っているシーン,ハイラ
イトシーンなどを選択的に予約することはできない。こ
のため,これらのシーンを見逃さずに視聴するために
は,ライブ中継を最初から最後までモニター画面から視
線を逸らさずに見ているか,一度蓄積メディア(VTR
等)に記録して視聴するかの方法をとらなければならな
い。
【0007】一般的にライブ中継を最初から最後までモ
ニター画面から視線を逸らさずに見ることは,根気のい
ることである。蓄積メディアを用いることは効率的であ
るが,ライブ性の醍醐味の損失はまぬがれない。また,
最近のインターネット中継技術を用いて,パソコンの画
面上でライブ中継を視聴することが可能になってはいる
が,上記と同様の問題は解決されていない。
【0008】ライブ性の醍醐味を失うことなしに効率よ
くライブ中継の内容を把握し,見たいシーンの自由な選
択が視聴者に与えられ,しかも嗜好するシーンになる直
前で自動的に知らせてくれる機能等でそれらのシーンを
見逃さずに視聴できることへの要求は強いものがある。
【0009】これは,デジタル化により実現され,提供
される大量の映像情報をいかに効率よく視聴するか(情
報を取得するか)の一つの解であるとも考えられる。上
記したライブ映像の視聴に伴う問題は,本発明が解決し
ようとしている課題であり,ライブ映像の送信側,およ
び受信側にそれぞれ問題があり,それぞれは,従来技術
の単なる組み合わせで解決できるものではない。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として,ライブ映像送信装置は,映像を入力す
る入力部と,入力された映像データを遅らせる遅延部
と,入力された映像のインデクスを抽出するインデクシ
ング部と,インデクスを蓄積する蓄積部と,入力された
映像データに予め与えられたIDを付与するID付与部
と,映像データとインデクス,付与されたIDを多重化
し,送信する多重化部とを備える。
【0011】また,ライブ映像受信装置は,多重化され
た映像データを受信し,映像データとインデクス,付与
されたIDに分離する分離化部と,インデクスを処理す
るインデクス処理部と,IDを処理するID処理部と,
映像,インデクスおよびIDを蓄積する蓄積部と,予め
蓄積部に記録されている情報およびIDおよびインデク
スおよび映像またはそれらのいずれかを合成する合成部
と,映像,合成された合成物,蓄積部で蓄積されている
グラフィックおよび文字情報またはそれらのいずれかを
選択する選択部と,選択された映像やグラフィック,文
字情報を表示する表示部とを備える。
【0012】本発明は,入力部から入力された映像デー
タを遅延部で遅らせ,その間に入力された映像のインデ
クスをインデクシング部によって抽出し,そのインデク
スを蓄積部に蓄積して,映像データとインデクス,また
ID付与部において付与されたIDを,多重化部で多重
化して送信する。
【0013】多重化され送信された映像を受信する受信
装置では,多重化された映像データを受信し,分離化部
で,映像データとインデクス,付与されたIDに分離す
る。インデクス処理部では分離したインデクスを処理
し,ID処理部ではIDを処理する。蓄積部には,映
像,インデクスおよびIDを蓄積し,合成部は,予め蓄
積部に記録されている情報およびIDおよびインデクス
および映像またはそれらのいずれかを合成する。選択部
では,映像,合成された合成物,蓄積部で蓄積されてい
るグラフィックおよび文字情報またはそれらのいずれか
を選択し,これらの選択された映像やグラフィック,文
字情報を,表示部において表示する。
【0014】これらによって,本発明では,従来技術の
単純な応用や組み合わせで実現できない,ライブ性の醍
醐味の損失なしに効率よくライブ中継の内容を把握し,
見たいシーンの自由な選択が視聴者に与えられ,しかも
嗜好するシーンになる直前で自動的に知らせてくれる機
能等でそれらのシーンを見逃さずに視聴することがで
き,デジタル化などにより提供される大量の映像情報を
効率よく視聴(情報収集)できるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1に,本発明の全体構成図を示す。最初
に,この構成図に沿って送信装置10の各構成部と手法
について説明する。NTSC,HDTV等のアナログ映
像からDV,デジタルベータカム,デジタルHDTV等
のデジタル映像が,入力部101へ入力される。
【0017】図2に,入力部101の構成例を示す。ア
ナログで入力された映像に対して,図2のA/D変換部
201においてアナログ/デジタル変換を行う。符号化
部202では,デジタルに変換された映像信号に対して
情報量の圧縮処理を行う。ここでの符号化方式として,
JPEG,H.261,H.263,MPEG1,MP
EG2,MPEG4等が用いられる。例えば,デジタル
放送の場合,MPEG2等で映像を圧縮する。現状のビ
ットレートの低いインターネット放送の場合,H.26
1,H.263,MPEG4等で圧縮する。符号化また
はデジタル変換された映像データは,遅延部102へ送
られる。
【0018】図3に,遅延部102の構成例を示す。遅
延部102では,入力部101から送られた映像データ
を,図3の書込部301で受け取り,メモリ部302内
に一時的に蓄積する。蓄積された映像データは,予め与
えられた遅延時間に応じて読出部303から読み出され
る。入力される映像に対して3秒の遅延を設定した場
合,遅延部102から読み出される映像は,入力部10
1に3秒前に入力された映像である。入力部101によ
るデジタル化処理,符号化処理の処理速度に応じて遅延
が発生するが,その遅延も遅延部102での遅延の一部
であると考えても問題ない。
【0019】図4に,インデクシング部103の構成例
を示す。インデクシング部103では,まず映像解析部
401にデジタル映像データが入力され解析される。映
像解析部401は,例えば図5に示すような手段から構
成される。ここでの解析は,映像の物理的特徴を,物理
的特徴抽出手段501にて映像処理で抽出する。映像処
理技術で抽出する物理的特徴量は,被写体の領域,被写
体の動き,被写体の色,テクスチャー,カメラ操作,文
字領域,顔領域,顔の動き等である。次に,物理的特徴
認識手段502において,物理的特徴の意味的な認識を
行う。被写体に関する物理的特徴からは,被写体の動
作,人物同定,文字認識,シーン認識等を規定する。認
識した情報は,インデクスとして記述手段503で記述
する。記述言語としては,テキストのプレーンな形式か
ら,HTML,XML,MHEG,ATVEF等の記述
言語を用いることができる。記述されたインデクスは,
蓄積部104で蓄積することも可能である。
【0020】蓄積部104には,物理的特徴量から動
作,文字,人物等を認識するための辞書等も記録されて
いる。認識処理中に必要に応じて用いることも可能であ
る。図4のユーザインタフェース部402では,映像を
見ながらユーザによってインデクスを入力することが可
能である。入力されるインデクスは,映像のコンテンツ
に応じて,さまざまなものが対象となる。例えば,スポ
ーツ映像の特に野球の場合,投球カウント,アウトカウ
ント,進塁状況,ヒット,エラー,回数,得点等々であ
る。これらのインデクスも認識されたインデクス同様,
記述手段503で記述される。
【0021】図6に,ID付与部105の構成例を示
す。ID付与部105では,映像データ,インデクス,
蓄積部104に記録されているグラフィック等のコンテ
ンツの中から,IDを付与するコンテンツを,図6の選
択部601で選択する。選択されたコンテンツに暗号化
処理を施し,IDをコンテンツに電子透かし技術などを
用いて暗号化部602で埋め込む。
【0022】次に,IDが付与された映像データや記述
されたスクリプトの同期を合わせ,多重化部106で配
信用データに変換する。
【0023】ここで応用例を挙げ,より具体的に配信ま
での様子を説明する。例として,ライブ映像をプロ野球
映像とする。ライブ映像で見たいシーンになったら教え
てくれるサービス,例えば見たいシーンの15秒前から
カウントダウンしてくれるサービスを仮定する。視聴者
が見たいシーンを得点が入った場面とする。得点が入っ
た時間をT時TT分TTT秒とする。遅延時間をD秒
(D>15秒)とすると,T時TT分TTT秒に配信さ
れている映像は,D秒前(T時TT分TTT−D秒)の
映像である。(遅延時間D−15)秒間にインデクス,
ID付けが行われ,多重化が行われることとする。T時
TT分TTT−15秒の映像には,15秒後に得点が入
るシーンになるとそのインデクス付けが行われ,配信さ
れる。
【0024】次に,受信装置11を詳細に説明する。受
信装置11では,上記の例で伝送による遅延がないとし
て,T時TT分TTT−15秒に多重化データを受け取
る。まず,受け取った多重化データは,分離化部107
で,映像,インデクス,ID情報に分けられる。ここで
いうインデクスとは,コンテンツ(映像データ)に関す
るものであり,そのコンテンツの要約も含むものであ
る。コンテンツの要約とは,例えば,野球の場合を考え
ると,点数情報は,一連のシーンの要約情報であると考
える。同様な考えで,投球カウント,アウトカウント,
進塁状況,ヒット,エラー,回数等も要約情報であり,
インデクスである。ニュースなどの場合では,クローズ
ドキャプションされているテキスト情報も要約であり,
インデクスである。被写体の動き,シーンチェンジ点,
カメラ操作等の物理的な特徴量もインデクスとなり得
る。また,WWW(World Wide Web)上のコンテンツの
詳細な情報があるURL(Uniform Resource Locator)
もインデクスである。
【0025】次に,ID情報であるが,これはIDによ
るコンテンツの識別子,著作権情報,利用範囲(保存,
加工,視聴の許可等)などの情報である。著作権情報,
利用範囲(保存,加工,視聴の許可等)などは,予め蓄
積部110に記録されていても問題ない。識別子によっ
て蓄積されているテーブルを引くことにより,著作権情
報,利用範囲を獲得することもできる。ID処理部10
9では,主に識別子により蓄積されている情報のテーブ
ルを引くことの処理を行う。また,電子透かし技術によ
り埋め込まれた情報を引き剥がすことも行う。蓄積部1
10では,保存の許可が与えられたコンテンツに対して
記録することが可能になる。
【0026】図7に,合成部111の構成例を示す。合
成部111は,図7に示すように,符号化されている映
像データを復号化する復号化手段701と,インデクス
情報を表示するグラフィックを作成するグラフィック作
成手段702とから構成される。復号化された映像をグ
ラフィック作成手段702へ渡し,合成処理を行うこと
も可能である。グラフィック作成手段702では,例え
ば図8に示すように,予め蓄積部110に蓄積された雛
型グラフィック801に,順次受信され更新されるイン
デクス802を合成する。この合成によって,順次更新
される得点等をグラフィック画面(アイコン)803に
反映する。
【0027】図9に,選択部112の構成例を示す。選
択部112は,設定手段901と切り替え手段902と
から構成される。設定手段901では,視聴者の嗜好に
応じた視聴予約,録画予約,お知らせ予約等の条件を設
定する。
【0028】図10に設定画面の例を示す。図10は,
野球中継で,視聴者がホームランシーンになったら知ら
せて欲しい場合の設定を仮定している。ホームランシー
ン等の設定は,設定ボタン1003で行う。他にもヒッ
ト,2塁打,3塁打などの設定も可能である。ダイヤモ
ンド1004上での各ベースでの設定は,選ばれている
塁に進塁した場合の設定に用いる。設定ボタン1001
は音により通知を設定するためのボタンである。この設
定が選ばれており,ホームランシーンになった場合に
は,アラームにより知らせてくれる。音によるアラーム
が設定されていない場合,点滅するなど視覚的に通知を
行う。カウントダウンの設定ボタン1002は,ホーム
ランシーンになる数秒前からカウントダウンしてほしい
ときに設定するボタンである。
【0029】設定する前(デフォルト)のパラメータベ
クトルをSDとする。SDは,N次元のベクトルで表現
され, SD=(a1,a2,a3,a4,…,an) で表される。また,設定手段901で設定されたパラメ
ータをベクトル表現し,SAで表す。
【0030】 SA=(a1,a2,b1,a4,…,an) 受信されるインデクスもベクトル表現でIと表す。I
は,M次元のベクトルで表現され,次のように表され
る。
【0031】 I=(i1,i2,i3,i4,…,im) 選択部112へ入力されるコンテンツは,映像,グラフ
ィック,音声,テキスト等である。映像も一つのストリ
ームに限らず,複数の映像ストリームの場合もある。ま
た,蓄積部110に記録されている各種コンテンツも含
む。
【0032】これら選択部112に入力されたコンテン
ツから表示するコンテンツを,図9の切り替え手段90
2で行う,切り替え手段902では,まず,SA(設定
がデフォルトの場合にはSD)とIベクトルの距離を計
算する。計算された距離をキーにして,予め与えられた
テーブルから選択ルールを検索する。
【0033】選択ルールとそれが書かれているテーブル
の例を具体的に説明する。テーブルには,S(SA,S
D等)とIベクトルの大きさに応じた選択ルールが記述
されている。例えば,ベクトルがある大きさでは,映像
のみを選択するであるとか,ある値以下では合成された
グラフィックと音声を選択するであるとかの情報が記述
されている。野球の例では,視聴者は,例えばホームラ
ンシーンが来たら映像を見たいとし,それ以外はアイコ
ンのみの表示でよいとする。ホームランシーンもインデ
クスのベクトルで記述することが可能であり,仮にこれ
をIHとする。視聴者の設定したホームランシーンのパ
ラメータをSHとし,ホームランシーンが来たときのI
HとSHの距離は,0になるようにしておく。また,テ
ーブルでは,距離が0のときは,映像を選択し,それ以
外では,グラフィックのアイコンを選択するように記述
しておく。この状況でホームシーンが来た場合,距離は
0で映像のみが選択されることになる。
【0034】以上のようにテーブルには,距離に応じた
選択ルールが記述されており,選択ルールには,どのよ
うな組み合わせでどのコンテンツを選択するかの情報が
記述されている。検索された選択ルールに基づいて表示
対象となるコンテンツが選ばれ,選ばれたコンテンツ
(映像,音声,グラフィックなど)は,表示部113か
ら出力される。
【0035】図11に,表示部113の構成例を示す。
表示部113は,表示出力を行う出力部1101とユー
ザインタフェース部1102とから構成され,視聴者に
よりインタラクション可能なGUIを,ユーザインタフ
ェース部1102で行う。
【0036】図12に,ユーザインタフェースの様子を
示す。図12において,1201〜1206はライブ放
送されている映像のアイコンを表す。これらの各アイコ
ン1201〜1206は,ライブ中継の進行に伴い,映
像コンテンツを要約した形で表現されているものであ
る。例えば,野球中継の場合ならば,スコアボードのア
イコンであったり,競馬中継ならば,オッズ表のアイコ
ンというようなものである。アイコン1205は,視聴
者が設定した見たいシーンが近づいていることを表して
いる。T1秒後の見たいシーンへカウントダウンしてい
る。1207は,モニター画面である。モニター画面1
207には,通常見る映像や詳細情報が合成された映像
等が表示される。
【0037】視聴者は,アイコンでライブ中継の状況を
把握可能である。アイコンに要約された情報を見るた
め,一度に多くの情報を把握することが容易になる。ま
た,事前に設定した知らせて欲しい場面になると,画面
の点滅や,アラームで知らせるとともに,カウントダウ
ンしてくれるので,見たいシーン,ハイライトシーンを
見逃すことがなくなる。
【0038】今後の放送のデジタル化に伴い,ライブ中
継される大量の映像情報を効率よく視聴することが,本
発明により可能になる。
【0039】以上,本発明を実施の形態に基づき具体的
に説明したが,本発明は,以上の例に限定されるもので
なく,その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が
可能であることは言うまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
映像データと,送信する映像から送信前に抽出されたイ
ンデクスと,映像データに対して付与されたIDとを多
重化して送信し,受信側では受信した情報から映像デー
タ,インデクス,IDを分離し,インデクスによってユ
ーザが見たいシーンの通知や表示を可能とする。
【0041】したがって,従来技術の単純な応用や組み
合わせで実現できない,ライブ性の醍醐味を失わないで
効率よくライブ中継の内容を視聴者に把握させるという
ことが実現できる。また,見たいシーンの自由な選択が
視聴者に与えられる。しかも,視聴者は,嗜好するシー
ンになる直前で自動的に知らせてくれる機能等でそれら
のシーンを見逃さずに視聴することができ,提供される
大量の映像情報を効率よく視聴(情報収集)できるよう
になる。アナログ,デジタル地上波,BS,CS放送,
CATV放送,インターネット放送等の分野に対する大
きな貢献が見込まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成図である。
【図2】入力部の構成例を示す図である。
【図3】遅延部の構成例を示す図である。
【図4】インデクシング部の構成例を示す図である。
【図5】映像解析部の構成例を示す図である。
【図6】ID付与部の構成例を示す図である。
【図7】合成部の構成例を示す図である。
【図8】グラフィック作成の例を説明する図である。
【図9】選択部の構成例を示す図である。
【図10】設定画面の例を示す図である。
【図11】表示部の構成例を示す図である。
【図12】ユーザインタフェースの様子を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 送信装置 11 受信装置 101 入力部 102 遅延部 103 インデクシング部 104 蓄積部 105 ID付与部 106 多重化部 107 分離化部 108 インデクス処理部 109 ID処理部 110 蓄積部 111 合成部 112 選択部 113 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 外村 佳伸 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 奏泉寺 浩史 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 端山 聡 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5C025 BA14 BA25 BA27 BA28 CA02 CA09 CA18 DA01 DA05 5C063 AB07 AC01 AC10 CA09 CA11 CA23 CA38 CA40

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ライブ映像を送信する送信装置と,ライ
    ブ映像を受信する受信装置とからなるシステムにおい
    て,前記送信装置は,映像を入力する入力部と,入力さ
    れた映像データを遅らせる遅延部と,入力された映像の
    インデクスを抽出するインデクシング部と,インデクス
    を蓄積する蓄積部と,入力された映像データに予め与え
    られたIDを付与するID付与部と,映像データとイン
    デクス,付与されたIDを多重化し,送信する多重化部
    とを備え,前記受信装置は,多重化された映像データを
    受信し,映像データとインデクス,付与されたIDに分
    離する分離化部と,インデクスを処理するインデクス処
    理部と,IDを処理するID処理部と,映像,インデク
    スおよびIDを蓄積する蓄積部と,予め蓄積部に記録さ
    れている情報,ID,インデクスおよび映像,またはそ
    れらのいずれかを合成する合成部と,映像,合成された
    合成物,前記蓄積部で蓄積されているグラフィックおよ
    び文字情報,またはそれらのいずれかを選択する選択部
    と,選択された映像,グラフィック,文字情報を表示す
    る表示部とを備えることを特徴とするライブ映像送受信
    システム。
  2. 【請求項2】 ライブ映像を送信するライブ映像送信装
    置であって,映像を入力する入力部と,入力された映像
    データを遅らせる遅延部と,入力された映像のインデク
    スを抽出するインデクシング部と,インデクスを蓄積す
    る蓄積部と,入力された映像データに予め与えられたI
    Dを付与するID付与部と,映像データとインデクス,
    付与されたIDを多重化し,送信する多重化部とを備え
    ることを特徴とするライブ映像送信装置。
  3. 【請求項3】 ライブ映像を受信する受信装置であっ
    て,多重化された映像データを受信し,映像データとイ
    ンデクス,付与されたIDに分離する分離化部と,イン
    デクスを処理するインデクス処理部と,IDを処理する
    ID処理部と,映像,インデクスおよびIDを蓄積する
    蓄積部と,予め蓄積部に記録されている情報,ID,イ
    ンデクスおよび映像,またはそれらのいずれかを合成す
    る合成部と,映像,合成された合成物,前記蓄積部で蓄
    積されているグラフィックおよび文字情報,またはそれ
    らのいずれかを選択する選択部と,選択された映像,グ
    ラフィック,文字情報を表示する表示部とを備えること
    を特徴とするライブ映像受信装置。
  4. 【請求項4】 前記入力部は,アナログ映像信号を,デ
    ジタル信号にサンプリングするA/D変換部と,サンプ
    リングされたデジタル信号の情報を圧縮する符号化部と
    を具備することを特徴とする請求項2記載のライブ映像
    送信装置。
  5. 【請求項5】 前記インデクシング部は,映像信号を映
    像処理し,映像の特徴量を算出する映像解析部と,ユー
    ザにより与えられるインデクスの入出力を行うユーザイ
    ンタフェース部とを具備することを特徴とする請求項2
    記載のライブ映像送信装置。
  6. 【請求項6】 前記映像解析部は,映像データから映像
    の物理的な特徴を抽出する物理的特徴抽出手段と,抽出
    した物理的特徴を認識する物理的特徴認識手段と,認識
    結果を記述する記述手段とを具備することを特徴とする
    請求項5記載のライブ映像送信装置。
  7. 【請求項7】 前記遅延部は,映像信号を一時的に蓄積
    するメモリ部と,前記メモリ部に映像信号を書き込む書
    込部と,予め与えられた時間で前記メモリ部に蓄積され
    ている映像信号を読み出す読出部とを具備することを特
    徴とする請求項2記載のライブ映像送信装置。
  8. 【請求項8】 前記ID付与部は,映像信号およびイン
    デクス,またはそれらのいずれかを選択し暗号化処理す
    る暗号化部を具備することを特徴とする請求項2記載の
    ライブ映像送信装置。
  9. 【請求項9】 前記表示部は,選択された映像,グラフ
    ィック,文字情報,またはそれらのいずれかを表示する
    出力部と,ユーザにより与えられる情報の入出力を行う
    ユーザインタフェース部とを具備することを特徴とする
    請求項3記載のライブ映像受信装置。
  10. 【請求項10】 前記合成部は,符号化された映像デー
    タを復号する復号化手段と,各種コンテンツを合成しグ
    ラフィックを作成するグラフィック作成手段とを具備す
    ることを特徴とする請求項3記載のライブ映像受信装
    置。
  11. 【請求項11】 前記選択部は,ユーザの嗜好を設定す
    る設定手段と,設定とインデクスから表示するコンテン
    ツを選択する切り替え手段とを具備することを特徴とす
    る請求項3記載のライブ映像受信装置。
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