JP2001101190A - 受信装置および受信方法 - Google Patents

受信装置および受信方法

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JP2001101190A
JP2001101190A JP25552099A JP25552099A JP2001101190A JP 2001101190 A JP2001101190 A JP 2001101190A JP 25552099 A JP25552099 A JP 25552099A JP 25552099 A JP25552099 A JP 25552099A JP 2001101190 A JP2001101190 A JP 2001101190A
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JP25552099A
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Inventor
Yoshihisa Gonno
善久 権野
Ikuhiko Nishio
郁彦 西尾
Kazuo Haraoka
和生 原岡
Kazuhiko Takabayashi
和彦 高林
Yasuaki Yamagishi
靖明 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Jisedai Joho Hoso System Kenkyusho KK
Original Assignee
Sony Corp
Jisedai Joho Hoso System Kenkyusho KK
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Publication date
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  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数コンテンツの表示を行う時の操作性を向
上する。 【解決手段】 親画面(表示窓A)に、コンテンツ#1
を表示し、その子画面(表示窓B)にコンテンツ#2を
選択的に表示する。コンテンツ#1、#2は、時間的に
同時に配信される放送チャンネルの異なるコンテンツで
ある。コンテンツ#2が断片S001,S002,S003,・・・
・, S007 に区切られている。また、コンテンツ#2の
特徴的なシーンに対応する断片に関してメタデータが付
与されている。一方、ユーザ固有のプロファイル情報が
設定されている。設定されたユーザプロファイル情報と
合致するメタデータが選択され、選択されたメタデータ
には、断片識別子が付いているので、その断片識別子を
持つ断片を表示窓Bに表示する。その断片が放送されな
くなると、表示窓Bが消え、表示画面415全体に表示
窓Aの画像が再生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、放送サービスの
ような不特定多数への映像音声データの配信技術の分野
で用いられ、多数の連続データから必要な部分データを
効率よく選択し、受信/蓄積/閲覧するための受信装置
および受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】データの配信システムとして、多くの手
法が提案されている。例えば、インターネット上におい
てはHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)を使用し
たWWW(World Wide Web)によるデータ配信が行われて
いる。例えばWWW(World Wide Web)における膨大なデ
ータ群の中から必要なデータを入手するために、メタデ
ータの利用が広まりつつある。メタデータは、データ構
造を記述するデータである。メタデータに基づいてデー
タを選択的に受信するようなシステムとして、WWWで
はPICS(Platform for Internet Content Selectio
n) 、RDF(Resource Description Framework)が提案
されている。
【0003】また、デジタル放送においては、EPG(E
lectronic Program Guide)の構成要素となる番組タイト
ル、放送時刻などのメタデータがEIT(Event Informa
tionTable) の形で送信されている。EPGの情報は、
SI(Service Information)と呼
ばれるセクション形式のテーブル類として記述されてお
り、受信機は、このテーブルから必要な情報を抽出し、
画面上に表示する。そして、EPGによって、ユーザが
連続した放送データにおいて番組単位でデータを選択す
ることができる。
【0004】ディジタル放送は、頗る多数の端末に対し
て、単方向であるが、多量のデータを同報できる特徴を
有する。したがって、ディジタル放送とネットワークと
を融合させる利点がある。具体的には、インターネット
上のコンテンツやデジタル放送のコンテンツにメタデー
タが付加されるようになってきている。
【0005】ディジタル放送におけるメタデータ(例え
ばEIT)と、インターネット等の既存のネットワーク
におけるメタデータとは、表現形式に互換性がない問題
がある。したがって、両方のメタデータをそのまま利用
することが考えられるが、例えばPICSやRDFのよ
うなWWW上で発展してきたシステムでは、メタデータ
がテキスト形式で表記されるため伝送の効率がよくな
い。さらに、広帯域の放送ネットワークを介して送られ
てくるメタデータを選択的に受信するためには受信機側
では高速なフィルタリングが要求されるが、テキスト形
式のような表現形式では高速なフィルタリングが困難で
ある。
【0006】一方、デジタル放送のEIT等のメタデー
タは、デジタル放送独自のフォーマットを持っており、
あらかじめ決められた記述子の範囲でのみメタデータを
送るものとされている。すなわち、EIT等のメタデー
タは、WWWで利用するための変換方式も規定されてな
く、また、PICSやRDFのような柔軟な表現を持つ
メタデータをデジタル放送で用いられるMPEGシステ
ムで伝送する方法やメタデータの表現フォーマットにつ
いては何も規定されていない。
【0007】これらの問題を解決するために、先に提案
されている特許出願(特願平10−170397号)で
は、これらをデジタル放送方式に適した形式に変換して
伝送する方法が提案されている。すなわち、先の出願
は、EPGと同様に、SIと呼ばれるセクション形式の
テーブルとしてRDFモデルに基づくメタデータを記述
するようにしている。
【0008】さらに、インターネット等のネットワーク
上のコンテンツをディジタル放送で通信する場合、ディ
ジタル放送のコンテンツ例えば番組と比較してネットワ
ーク上のコンテンツは、短いデータである。したがっ
て、番組単位のメタデータより短いデータ単位のメタデ
ータが望ましい。デジタル放送のEITにおけるメタデ
ータは、番組単位での連続データを選択するものであ
り、部分データに関するメタデータを記述したり、部分
データに関するメタデータ相互の関連を記述することは
困難であり、ネットワーク上のコンテンツの伝送に適し
ているとは言えない。
【0009】また、ユーザがディジタル放送のコンテン
ツを一旦蓄積し、必要に応じて蓄積媒体からコンテンツ
を取り出して再生することも可能である。そのような場
合、番組単位のメタデータでは、ユーザの嗜好に応じて
番組の構成をアレンジすることができない問題があっ
た。
【0010】かかる問題を解決するために、コンテンツ
を断片化し、任意の部分データに対してメタデータを対
応付けることにより、ユーザの嗜好に応じて効率的なデ
ータ配信、柔軟な選択受信を実現することが可能な送信
装置および受信装置を先の出願(特願平11−2322
0号)において提案している。この発明は、このような
コンテンツの断片化を利用して、コンテンツの選択的受
信をより効率的に行うものである。
【0011】既存の放送サービスにおいて、受信側で
は、所望の部分を効率良く受信するために、複数のコン
テンツを同一画面に同時に表示することが行われる。こ
れは、ピクチャインピクチャ(親子画面)、ピクチャア
ンドピクチャ(分割画面)等と呼ばれる。図26は、ピ
クチャインピクチャの例を示す。時間的に同時に配信さ
れる放送チャンネルの異なるコンテンツ#1および#2
が受信端末の表示画面501の表示窓Aおよび表示窓B
にそれぞれ表示される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の複数のコンテン
ツを同一画面に同時に表示する方法は、子画面に相当す
る表示窓Bを表示/非表示の切り替えを視聴者自身が行
う必要がある。また、コンテンツ#2の特定の部分のみ
を試聴したい場合でも、視聴者自身が表示窓Bの内容を
常にモニターしながら、好みのシーンを待ち受ける必要
があった。したがって、従来の方法は、操作性が悪く、
また、モニターを集中していないと、所望のシーンを受
信できない場合が生じる。
【0013】したがって、この発明の目的は、時間的に
連続して配信されるコンテンツの所望の部分を効率的に
選択受信することを可能とする受信装置および受信方法
を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を達成する
ために、請求項1の発明は、連続したデータからなるコ
ンテンツを提示するための受信装置において、ユーザプ
ロファイルを操作するユーザプロファイル操作手段と、
ユーザプロファイル操作手段により設定されたユーザプ
ロファイルと、受信されたメタデータに基づいて、現在
表示している画像に付加してまたは置き換えて、他の画
像を表示する手段とからなることを特徴とする受信装置
である。
【0015】請求項2の発明は、連続したデータからな
るコンテンツを提示するための受信装置において、コン
テンツデータと、コンテンツの断片に関する断片化デー
タと、断片化データと対応付けされたメタデータとを受
信する受信手段と、1以上のユーザプロファイル情報を
設定するユーザプロファイル生成手段と、メタデータと
ユーザプロファイルを照合し、条件に合致する断片を抽
出し、現在表示している画像に付加してまたは置き換え
て、抽出した断片の画像を表示する再生制御手段とから
なることを特徴とする受信装置である。
【0016】請求項6の発明は、連続したデータからな
るコンテンツを提示するための受信方法において、ユー
ザプロファイルをユーザプロファイル操作手段により設
定し、設定されたユーザプロファイルと、受信されたメ
タデータに基づいて、現在表示している画像に付加して
または置き換えて、他の画像を表示することを特徴とす
る受信方法である。
【0017】請求項7の発明は、連続したデータからな
るコンテンツを提示するための受信装置において、複数
のコンテンツデータと、複数のコンテンツの断片に関す
る断片化データと、断片化データと対応付けされたメタ
データとを受信する受信手段と、1以上のユーザプロフ
ァイル情報を設定するユーザプロファイル生成手段と、
メタデータとユーザプロファイルを照合し、条件に合致
する断片を抽出し、現在表示している画像に付加してま
たは置き換えて、抽出した断片の画像を表示する再生制
御手段とからなることを特徴とする受信装置である。
【0018】請求項8の発明は、連続したデータからな
るコンテンツを提示するための受信装置において、複数
のコンテンツデータと、複数のコンテンツの断片に関す
る断片化データと、断片化データと対応付けされたメタ
データとを受信する受信手段と、1以上のユーザプロフ
ァイル情報を設定するユーザプロファイル生成手段と、
メタデータとユーザプロファイルを照合し、条件に合致
するメタデータを抽出し、現在表示している画像に付加
してまたは置き換えて、抽出したメタデータを表示する
再生制御手段とからなることを特徴とする受信装置であ
る。
【0019】請求項15の発明は、連続したデータから
なるコンテンツを提示するための受信方法において、1
以上のユーザプロファイル情報を設定するステップと、
複数のコンテンツデータと、複数のコンテンツの断片に
関する断片化データと、断片化データと対応付けされた
メタデータとを受信するステップと、メタデータとユー
ザプロファイルを照合し、条件に合致する断片を抽出
し、現在表示している画像に付加してまたは置き換え
て、抽出した断片の画像を表示するステップとからなる
ことを特徴とする受信方法である。
【0020】請求項16の発明は、連続したデータから
なるコンテンツを提示するための受信方法において、1
以上のユーザプロファイル情報を設定するステップと、
複数のコンテンツデータと、複数のコンテンツの断片に
関する断片化データと、断片化データと対応付けされた
メタデータとを受信するステップと、メタデータとユー
ザプロファイルを照合し、条件に合致するメタデータを
抽出し、現在表示している画像に付加してまたは置き換
えて、抽出したメタデータを表示するステップとからな
ることを特徴とする受信方法である。
【0021】この発明では、コンテンツの断片化情報を
メタデータと関連付けて配信し、受信したメタデータと
予め設定したユーザプロファイルとに基づき、ユーザが
設定した内容の画像を表示することができる。したがっ
て、画像の表示の切り替えをユーザが行う必要がなく、
また、画像をモニタしている必要がない。それによっ
て、操作性を向上することができる。また、この発明
は、複数の映像音声ストリーム中の任意の断片を識別で
き、ユーザプロファイルに合致した断片を再生すること
ができる。さらに、コンテンツの断片に限らず、メタデ
ータを抽出し、再生することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて説明する。図1は、この発明を適用することができ
るコンテンツ配信システムの一例の構成を表している。
情報提供者101a、101bは、提供するコンテンツ
のデータ、そのデータに関してのメタ情報の構造を表す
メタ情報スキーマ、各コンテンツデータに対するメタ情
報をデータベースに保持する。コンテンツデータとして
は、例えばWWWのページ等があげられる。情報提供者
101a、101bは、双方向ネットワーク105を介
して放送局102、受信端末装置103a、103bと
接続される。情報提供者101が双方向ネットワーク1
05を介してコンテンツデータ、メタデータスキーマ、
メタデータを受信端末装置103a、103bに提供す
ることが可能とされている。
【0023】放送局102もまたそのデータベースに、
提供するコンテンツのデータおよび、そのデータに関し
てのメタデータの構造を表すメタデータスキーマ、各コ
ンテンツデータに対するメタデータを保持する。コンテ
ンツデータとしては、例えば放送される番組があげられ
る。放送局102が同報ネットワーク104を介して受
信端末装置103a、103bと接続され、コンテンツ
データ、メタデータスキーマ、メタデータが同報ネット
ワーク104を介して受信端末装置103a、103b
に提供される。また、情報提供者101から双方向ネッ
トワーク105を介してコンテンツデータ、メタデータ
スキーマ、メタデータを受信し、それを同報ネットワー
ク104を介して受信端末装置103に提供することも
できる。さらに、メタデータスキーマは、伝送せずに、
番組ガイドにセットされたCD−ROM等の蓄積媒体中
に格納しても良い。このように、メタデータスキーマ
は、送信側と受信側とで共有される必要がある。
【0024】図2は、放送局102の構成例を示す。コ
ンテンツ蓄積部203には、受信端末装置103a、1
03bに提供されるコンテンツが蓄積されている。ここ
には情報提供者101a、101bから提供されるコン
テンツも一時的に蓄積される場合がある。さらに、生番
組のようにコンテンツ制作と同時に送出される場合は、
モニタ用の一時的なキャッシュに過ぎない場合もある。
【0025】メタデータスキーマ蓄積部201には、コ
ンテンツ蓄積部203に蓄積されるコンテンツデータに
対するメタデータの構造を表すメタデータスキーマが蓄
積される。メタデータスキーマとは、例えば、番組デー
タに対して、「番組タイトル」「番組ジャンル」「放送
時間」「パレンタルガイド」などの付加される情報の構
造を定義する。メタデータスキーマ蓄積部201に格納
されるメタデータスキーマの種類は1種類に限定され
ず、メタデータスキーマ識別子によって識別される。
【0026】例えば、コンテンツデータがテレビ番組で
あれば、「番組名」「番組ジャンル」「パレンタルガイ
ド」が付加され、データ放送であれば「プログラム名」
「プログラムジャンル」「対象OS種別」がメタデータ
として付加される。このようにメタデータの対象とする
コンテンツによって、あるいは時代によって付加される
メタデータの構造も異なるため複数のメタデータスキー
マが存在する。さらに必要に応じてメタデータスキーマ
の更新が可能なように、メタデータの伝送に先だって、
予め双方向ネットワーク105あるいは同報ネットワー
ク104を介して、メタデータの構造を表すメタデータ
スキーマを受信装置に送信可能としても良い。
【0027】コンテンツ断片化部204は、コンテンツ
蓄積部203から送出される連続データの中から、特定
のコンテンツ断片を選択するための断片化データを生成
する。この断片化データが断片化データ蓄積部211に
送られる。断片化データは、コンテンツの特定の断片を
一意に識別するための断片識別子と、断片を特定するた
めのパラメータとからなる。断片化データ蓄積部211
では、断片識別子とパラメータを蓄積する。このパラメ
ータは、その断片の開始時刻と継続時間、または開始時
刻と終了時刻などである。断片識別子は、メタデータ合
成部202に送られる。メタデータ合成部202は、断
片識別子に対応する連続データの特定の断片に関連する
メタデータをメタデータスキーマの構造に従った形式で
断片化データに関連付けて、断片識別子付きメタデータ
を合成して出力する。
【0028】例えば、ある番組あるいはその番組内の断
片に対するメタデータとして、その番組および断片を特
定するための断片識別子が出力される。番組が断片の場
合、「番組タイトル:7時のニュース」「番組ジャン
ル:ニュース」といったメタデータに断片識別子が付加
されて出力される。番組内の断片の場合、「ニュースの
ジャンル:政治」といったメタデータに断片識別子が付
加されて出力される。さらに、これらにはメタデータが
従うメタデータスキーマの識別子も含まれる。
【0029】これらのメタデータ合成部202、コンテ
ンツ断片化部204および断片化データ蓄積部211が
総合的に機能することによってメタデータ生成装置21
5が構成される。
【0030】メタデータスキーマ変換部205は、メタ
データスキーマ蓄積部201に蓄積されるメタデータス
キーマを伝送形式に変換する。メタデータスキーマ蓄積
部201に蓄積されるスキーマの記述形式は、対象コン
テンツデータ毎、あるいは情報提供者毎に異なっている
場合もあるが、メタデータスキーマ変換部205は、メ
タデータスキーマの形式を一つの伝送形式に変換する。
この場合の伝送形式としては、種々のものを使用でき
る。一例として、MPEGシステムのセクション形式で
データを伝送できる。他のメタデータおよび断片化デー
タも同様の形式で伝送できる。
【0031】メタデータ変換部206は、メタデータ合
成部202で生成された断片識別子付きのメタデータを
伝送形式に変換する。メタデータ合成部202で合成さ
れるメタデータの記述形式は、対象コンテンツデータ
毎、あるいは情報提供者毎に異なっている場合もある
が、メタデータ変換部206は、メタデータの形式を一
つの伝送形式に変換する。
【0032】コンテンツ変換部207は、連続データか
らなるコンテンツを伝送形式に変換する。断片化データ
変換部212は、断片化データ蓄積部211に蓄積され
た断片化データを伝送形式に変換する。記述形式は、対
象コンテンツデータ毎、あるいは情報提供者毎に異なっ
ている場合もあるが、断片化データ変換部212は、断
片化データの形式を一つの伝送形式に変換する。この場
合の伝送形式としては、種々のものを使用できる。一例
として、MPEGシステムのセクション形式でデータを
伝送できる。
【0033】そして、メタデータスキーマ送信制御部2
08、メタデータ送信制御部209、コンテンツ送信制
御部210および断片化データ送信制御部213は、そ
れぞれの伝送形式に変換されたメタデータスキーマ、断
片識別子付きメタデータ、コンテンツおよび断片化デー
タを信号送信部へ供給する。
【0034】ここで、伝送路としては、同報ネットワー
ク104の場合では、MPEG−2システムや、IPマ
ルチキャストなどによる放送が想定され、双方向にネッ
トワーク105の場合では、IP(Internet Protocol)
やATM(Asynchronous Transfer Mode)などによる回線
が想定される。
【0035】図2では省略されているが、双方向ネット
ワーク105と接続される通信制御部が設けられてい
る。通信制御部は、受信端末装置103a、103bか
らのメタデータスキーマ、メタデータおよびコンテンツ
データの要求を受け、要求されたメタデータスキーマ、
メタデータおよびコンテンツデータを取り出し、受信端
末装置103a、103bに送信することを可能とす
る。なお、情報提供者101a、101bは、図2にお
いて同報ネットワーク104への伝送を行う伝送部を持
たない以外、放送局102と同様な構成をとる。
【0036】なお、一実施形態および後述する他の実施
形態では、メタデータスキーマ、メタデータおよび断片
化データは、コンテンツより時間的に先に送信される。
コンテンツが持つ遅れ時間は、コンテンツがスポーツ中
継番組の場合では、なるべく小さいことが好ましい。
【0037】図3に、受信端末装置の構成例を示す。メ
タデータスキーマ受信制御部301、メタデータ受信制
御部302、コンテンツ受信制御部303および断片化
データ受信制御部316は、それぞれネットワーク10
4または105を介して送信されるメタデータスキー
マ、断片識別子付きメタデータ、断片化データ、コンテ
ンツを信号受信部から受け取る。この場合、各データ
は、信号受信部において分離される。
【0038】受信されたメタデータスキーマがメタデー
タスキーマ復元部304に供給される。メタデータスキ
ーマ復元部304は、受信されたメタデータスキーマを
端末内で利用しやすい形式に復元する。復元されたメタ
データスキーマがメタデータスキーマ蓄積部305に蓄
積される。なお、メタデータスキーマは、同報ネットワ
ーク104または双方向ネットワーク105を介しての
通信によらず、例えば番組ガイド等と共に頒布されるC
DーROM等の蓄積メディアによって、取得することも
可能である。
【0039】受信された断片識別子付きメタデータがメ
タデータ復元部306に供給される。メタデータ復元部
306は、受信された断片識別子付きメタデータを端末
内で利用しやすい形式に復元する。復元された断片識別
子付きメタデータがメタデータ蓄積部307に蓄積され
る。
【0040】受信されたコンテンツがコンテンツ復元部
308に供給される。コンテンツ復元部308は、受信
されたコンテンツデータを端末内で利用しやすい形式に
復元する。復元されたコンテンツデータがコンテンツ再
生/蓄積制御部313を経由してコンテンツ蓄積部30
9に蓄積される。
【0041】受信された断片化データが断片化データ復
元部317に供給される。断片化データ復元部317
は、受信された断片化データを端末内で利用しやすい形
式に復元する。復元された断片化データが断片化データ
蓄積部318に蓄積される。
【0042】受信端末装置の利用者は、ユーザプロファ
イル操作部310を通して、メタデータスキーマ蓄積部
305に記憶されたメタデータスキーマを参照し、ユー
ザ固有のユーザプロファイル情報を生成し、ユーザプロ
ファイル蓄積部311に蓄積する。一例として、ユーザ
プロファイル情報は、ユーザの嗜好を反映したユーザ嗜
好情報である。ユーザプロファイル情報としては、他の
もの例えば受信機の能力(解像度等)を使用しても良
い。生成されたユーザプロファイル情報は、メタデータ
と共通のメタデータスキーマに基づいて記述される。
【0043】メタデータ解析部312では、メタデータ
スキーマ蓄積部305に蓄積されたメタデータスキーマ
とユーザプロファイル蓄積部311に蓄積されたユーザ
プロファイル情報と断片化データ蓄積部318に蓄積さ
れた断片化データとを参照することにより、メタデータ
蓄積部307に蓄積されたメタデータの中から両者の条
件に合うメタデータのみが選択され、また、選択された
メタデータに関連する断片を選択するための情報が断片
化データを参照して生成される。
【0044】メタデータ解析部312において生成され
た情報がコンテンツ再生/蓄積制御部313に供給され
る。コンテンツ再生/蓄積制御部313は、連続データ
の断片を再構成してデータ表示部315でコンテンツを
提示する。一方で、メタデータ表示制御部314は、デ
ータ表示部315でのメタデータの表示を制御する。な
お、メタデータスキーマ、メタデータ、断片化データ、
コンテンツは、図示しない通信制御部を設けることによ
って、双方向ネットワーク105を介して要求、受信す
ることも可能である。
【0045】この一実施形態では、同時に2つのチャン
ネル(サービス)のコンテンツを受信する必要がある。
コンテンツ受信制御部303において受信すべきチャン
ネルを指定するための入力部316が設けられており、
入力部316によって受信する2つのチャンネルの指定
がなされる。また、入力部316は、コンテンツ再生/
蓄積制御部313に蓄積されているコンテンツの中で再
生すべきものを指定するためにも使用される。
【0046】MPEG2のシステムでは、図4に示すよ
うに、一つのトランスポートストリーム(TSと略す)
には、複数種類のTSパケットが時分割多重されてい
る。TSパケットは、188バイトの長さとされ、その
先頭にTSヘッダが付加されている。TSヘッダ内に
は、パケット識別子(PIDと略す)が含まれている。
このPIDを参照して受信するコンテンツに対応するパ
ケットが分離される。分離された2つのコンテンツのパ
ケットがコンテンツ復元部308で復元(復号)され
る。2つのコンテンツがコンテンツ再生/蓄積制御部3
13に供給される。
【0047】上述したこの発明の一実施形態についてさ
らに説明する。図5は、メタデータと断片化データを説
明するもので、一例として、チャンネル識別子がServic
e ID=Svc#1の番組が時間的に連続しているデー
タが図示されている。ディジタル放送の場合では、番組
単位の識別子例えばEvent ID=E#5が付与されてい
る。このような連続データが例えば8個の断片に断片化
される。各断片に対して、断片識別子Segment ID=S
#1,S#2,....が付加される。
【0048】そして、各断片は、図6に示すように、上
述した断片識別子Segment IDに加えて、パラメータ例
えばその断片の開始時刻(start time)と継続時間(durat
ion)からなる断片化データとによって、連続データ中の
任意の断片を特定することができる。これらの時間は、
MPEG−2のストリーム中で規定される時間である。
また、断片化データとメタデータは、例えばWWWで用
いられているRDF/XMLにより記述される。
【0049】図7は、メタデータスキーマの例を示す。
例えばジャンルがニュースである場合、そのカテゴリー
として、総合、社会、政治、経済、スポーツが規定さ
れ、地域として国内、海外が規定される。この場合、断
片化データは、図8に示すものとされる。すなわち、断
片化データは、断片毎の断片識別子(S#3,S#5,
・・・)とパラメータ(開始時刻と継続時間)とからな
る。また、図9は、図7に示すようなメタデータスキー
マに対応するメタデータの一例を示す。メタデータに対
しても、断片化データと共通の断片識別子が付加されて
伝送される。したがって、断片識別子によって、断片化
データとメタデータとがリンクできる。
【0050】なお、上述したこの発明の一実施形態にお
いては、断片化データをメタデータと別のストリームと
して伝送しているが、メタデータと合成して、断片化デ
ータ付きメタデータを伝送するようにしても良い。
【0051】さらに、この発明の一実施形態について詳
細に説明する。この一実施形態の受信端末装置は、デー
タ表示部315の表示画面上に視聴者が予め作成したユ
ーザプロファイルの条件に合致するシーンのみを自動的
に画面上に表示するものである。図10は、そのような
動作を概略的に示すものである。例えばピクチャインピ
クチャの方式で二つの表示窓AおよびBが設定される。
【0052】データ表示部315の表示画面415の親
画面に相当する表示窓Aに、主たるコンテンツ#1を表
示し、その子画面に相当する表示窓Bにコンテンツ#2
を選択的に表示するようになされる。コンテンツ#1お
よび#2は、時間的に同時に配信される放送チャンネル
の異なるコンテンツである。例えばコンテンツ#1がド
ラマ放送であり、コンテンツ#2が野球中継放送であ
る。
【0053】コンテンツ#2が断片S001,S002,S003,
・・・・, S007 に区切られている。また、コンテンツ
#2の特徴的なシーンに対応する断片に関してメタデー
タが付与されている。例えば断片S001 に対応して「打
者 松井」のメタデータが存在し、断片S005 に対応し
て「松井 ファインプレー」のメタデータが存在し、断
片S007 に対応して「阪神 攻撃」のメタデータが存在
している。
【0054】一方、ユーザプロファイル操作部310に
よって生成され、ユーザプロファイル蓄積部311に
は、「ユーザ1:松井」、「ユーザ2:阪神」のユーザ
固有のプロファイル情報が蓄積されている。ユーザプロ
ファイル情報は、ユーザプロファイル設定用のアプリケ
ーションを起動することによって作成される。例えばデ
ータ表示部315(または他の表示デバイス)の画面
に、ユーザプロファイル設定画面を表示し、その画面内
に属性IDと、各属性IDの値のリストをプルダウンメ
ニューでもって表示し、リスト内の所望の属性IDおよ
び値をユーザが選択的に設定、それによってユーザプロ
ファイルが設定可能とされる。この場合、表示窓B(子
画面)に表示しようとするチャンネル、番組の特定もな
される。
【0055】メタデータ解析部312は、設定されたユ
ーザプロファイル情報と合致するメタデータをメタデー
タ蓄積部307から選択する。選択されたメタデータに
は、断片識別子が付いているので、その断片識別子を持
つ断片化データが断片化データ蓄積部318の中から選
択され、選択した断片化データに基づいて選択された断
片を表示窓Bに表示する。例えばコンテンツ#2の中
で、断片S001 のメタデータがユーザプロファイル情報
「ユーザ1:松井」に合致するので、表示窓Bが発生
し、断片S001 の画像が表示窓Bに表示される。この断
片S001 が放送されなくなると、表示窓Bが消え、表示
画面415全体に表示窓A(コンテンツ#1)の画像が
再生される。このように、この発明の一実施形態では、
設定されたユーザプロファイル情報に合致する断片が放
送される時に、自動的に子画面が表示される。
【0056】さらに、この発明の一実施形態についてよ
り詳細に説明する。図11は、メタデータとユーザプロ
ファイル情報を記述形式の一例である。図11に示す例
は、野球ゲーム記述用RDFスキーマを示す。このスキ
ーマは、一種のテンプレートであり、図11中のTeam,B
aseballGame,Event,Status, ・・・等がメタデータスキ
ーマに相当する属性IDであり、属性IDと関係して値
(メタデータに相当する)が規定されている。このよう
な記述形式は、受信側に予め送信、またはメディアによ
って配付されて、送信装置および受信装置の間で共有さ
れている。
【0057】図12は、図11に示す記述形式に基づい
て設定されたユーザプロファイルと、断片毎のメタデー
タの具体例を示す。ユーザプロファイルID=P#1のユーザ
プロファイル情報は、ファインプレーのシーンの嗜好情
報である。ユーザプロファイルID=P#2のユーザプロファ
イル情報は、野茂が三振をとったシーンの嗜好情報であ
る。一方、各断片に対して、断片識別子とメタデータと
が存在している。
【0058】野球放送が実況放送の場合でも、リアルタ
イムでメタデータを送信側(放送局)において作成し、
送信することができる。既存の実況放送でも、ボール/
ストライクの判定結果の表示、アウトカウントの表示等
は、人によってリアルタイムに入力され、放映されてい
る。したがって、メタデータ入力用の適切なツールを用
意しておくことによって、実況放送でも、図12に示す
ようなメタデータを放送局側で実況番組に関して作成す
ることが可能である。
【0059】図12の例では、断片識別子Segment ID=S
#12 のメタデータがユーザプロファイルID=P#1のユーザ
プロファイル情報と条件が合致しており、断片識別子Se
gment ID=S#5のメタデータがユーザプロファイルID=P#2
のユーザプロファイル情報と条件が合致している。した
がって、ある番組を表示窓Aで見ている時に、これらの
断片識別子が付与されたシーンが放送される時に、自動
的に表示窓Bが表示され、表示窓Bにこれらの断片識別
子に対応するシーンが表示される。
【0060】図13および図14は、一実施形態におけ
る画面表示制御スレッドの流れを示す。この表示制御
は、受信機においてバックグランドで動くソフトウェア
により実現される。図13に示すように、メタデータ受
信待ちの状態(ステップS1)において、ステップS2
において、メタデータが受信されると、条件の合致/不
合致が判定される(ステップS3)。メタデータ解析部
2によりなされる処理である。メタデータが常に送信、
受信されるとは限らないので、視聴者がメタデータを受
信したことを容易に認識することを可能とするために、
表示画面上にメタデータを受信した時に、数秒間程度の
時間、バナーを表示するようにしても良い。条件の合致
/不合致は、図12を参照して説明したように、ユーザ
プロファイルと、受信したメタデータとの間で合致を検
出する処理である。
【0061】ステップS3において、不合致が検出され
ると、断片の表示が不要であり、処理が終了する。若
し、ステップS3で合致を検出すると、合致したメタデ
ータの断片識別子と同一の断片化データが断片化データ
蓄積部307から読み出され、記憶される(ステップS
4)。
【0062】次に図14に示すように、記憶した断片化
データが解析される(ステップS11)。すなわち、条
件が合致した断片の開始時刻と継続時間とが調べられ、
その結果に基づいて該当する断片が受信され、復元され
る(ステップS12)。復元した断片をコンテンツ蓄積
部309に格納しても良い。次に、表示窓Bが生成され
る(ステップS13)。そして、表示窓Bに該当する断
片が表示される(ステップS14)。継続時間、該当断
片が表示されると、表示窓Bが消去される(ステップS
15)。
【0063】次に、この発明の他の実施形態について説
明する。図15は、他の実施形態の番組製作送信装置例
えば放送局の構成を示す。一実施形態の放送局(図2参
照)と対応する部分には、同一の参照符号を付してその
説明を省略する。他の実施形態では、複数の映像音声ス
トリームに対するメタデータおよび断片化データを同時
に生成するようにしたものである。
【0064】このため、コンテンツ蓄積部203に対し
て、複数例えば4個のメタデータ生成装置215a、2
15b、215cおよび215dが並列的に接続されて
いる。各メタデータ生成装置は、図2を参照して説明し
たように、メタデータ合成部202、コンテンツ断片化
部204および断片化データ蓄積部211が総合的に機
能することによって構成されるものである。したがっ
て、各メタデータ生成装置は、4個の映像音声ストリー
ムのそれぞれについてメタデータ、断片化データ、コン
テンツ断片を同時に生成する。
【0065】メタデータ生成装置215a〜215dが
それぞれ出力するメタデータがメタデータ変換部216
に集められ、元のストリームの区別なく伝送形式に変換
される。また、メタデータ生成装置215a〜215d
がそれぞれ出力する断片化データが断片化データ変換部
222に集められ、元のストリームの区別なく伝送形式
に変換される。メタデータ変換部216からの4個のス
トリームのメタデータを含む伝送形式のメタデータがメ
タデータ送信制御部219に供給される。断片化データ
変換部212からの4個のストリームの断片化データを
含む伝送形式の断片化データが断片化データ送信制御部
223に供給される。
【0066】コンテンツの断片は、各ストリームごとに
コンテンツ変換部207a〜207dに供給され、さら
に、コンテンツ変換部207a〜207dのそれぞれの
出力がコンテンツ送信制御部210a〜210dに供給
される。
【0067】そして、メタデータスキーマ送信制御部2
08、メタデータ送信制御部219、コンテンツ送信制
御部210a〜210dおよび断片化データ送信制御部
223は、それぞれの伝送形式に変換されたメタデータ
スキーマ、断片識別子付きメタデータ、コンテンツおよ
び断片化データを信号送信部へ供給する。
【0068】このように他の実施形態では、メタデータ
スキーマ、メタデータ、断片化データの送出処理と並行
して同時に4本の映像音声ストリームの送出処理を行う
ことができる。4本の映像音声ストリームは、例えば多
元中継番組におけるものである。
【0069】図16は、この発明の他の実施形態の受信
端末装置の構成例を示す。図3を参照して上述した一実
施形態における受信端末装置と対応する部分には、同一
参照符号を付して示し、その部分の説明は、省略する。
【0070】メタデータスキーマ受信制御部301、メ
タデータ受信制御部322、コンテンツ受信制御部30
3a〜303dおよび断片化データ受信制御部336
は、それぞれネットワーク104または105を介して
送信されるメタデータスキーマ、断片識別子付きメタデ
ータ、断片化データ、コンテンツを信号受信部から受け
取る。この場合、各データは、信号受信部において分離
される。
【0071】受信された断片識別子付きメタデータは、
4個のストリームの断片識別子付きメタデータを含むも
のである。このメタデータがメタデータ復元部326に
供給され、受信された断片識別子付きメタデータが端末
内で利用しやすい形式に復元される。復元された断片識
別子付きメタデータがメタデータ蓄積部327に蓄積さ
れる。
【0072】受信された各ストリームのコンテンツがコ
ンテンツ受信制御部303a〜303dに供給され、各
ストリームのコンテンツがそれぞれコンテンツ復元部3
08a〜308dに供給され、受信された各ストリーム
のコンテンツデータが端末内で利用しやすい形式に復元
される。復元されたコンテンツデータがコンテンツ再生
/蓄積制御部313を経由してコンテンツ蓄積部309
に蓄積される。
【0073】受信された断片化データは、4個のストリ
ームの断片化データを含むものである。断片化データが
断片化データ復元部337に供給され、受信された断片
化データが端末内で利用しやすい形式に復元される。復
元された断片化データが断片化データ蓄積部338に蓄
積される。
【0074】受信端末装置の利用者は、ユーザプロファ
イル操作部310を通して、メタデータスキーマ蓄積部
305に記憶されたメタデータスキーマを参照し、ユー
ザ固有のユーザプロファイル情報を生成し、ユーザプロ
ファイル蓄積部311に蓄積する。一例として、ユーザ
プロファイル情報は、ユーザの嗜好を反映したユーザ嗜
好情報である。ユーザプロファイル情報としては、他の
もの例えば受信機の能力(解像度等)を使用しても良
い。生成されたユーザプロファイル情報は、メタデータ
と共通のメタデータスキーマに基づいて記述される。
【0075】メタデータ解析部332では、メタデータ
スキーマ蓄積部305に蓄積されたメタデータスキーマ
とユーザプロファイル蓄積部311に蓄積されたユーザ
プロファイル情報と断片化データ蓄積部338に蓄積さ
れた断片化データとを参照することにより、メタデータ
蓄積部327に蓄積されたメタデータの中から両者の条
件に合うメタデータのみが選択される。
【0076】メタデータ解析部332において選択され
たメタデータに付随する断片識別子と、断片化データ蓄
積部338から得られる断片化データに基づいて、コン
テンツ再生/蓄積制御部333は、該当するコンテンツ
断片を選択的に受信する。そのために、コンテンツ再生
/蓄積制御部333は、コンテンツ受信制御部303a
〜303dの制御し、該当する断片を受信する。若し、
直ちに表示しない場合には、受信したコンテンツ断片を
コンテンツ蓄積部329に蓄積する。したがって、該当
する断片をコンテンツ蓄積部329を検索することによ
って得ることも可能とされている。
【0077】さらに、コンテンツ再生/蓄積制御部33
3は、該当する断片を再構成してデータ表示部315に
て提示する。一方で、メタデータ表示制御部314は、
データ表示部315でのメタデータの表示を制御する。
なお、メタデータスキーマ、メタデータ、断片化デー
タ、コンテンツは、図示しない通信制御部を設けること
によって、双方向ネットワーク105を介して要求、受
信することも可能である。
【0078】また、再生/蓄積操作部347は、視聴者
の直接操作によって、コンテンツ再生/蓄積制御部33
3およびメタデータ表示制御部314を選択するために
設けられている。
【0079】上述した他の実施形態においては、メタデ
ータスキーマ、メタデータ、断片化情報の受信蓄積処理
と並行して同時に4本の映像音声ストリームの受信蓄積
処理を行うことが可能である。他の実施形態について、
オリンピックの多元中継番組を例にしてより詳細に説明
する。
【0080】図17は、データ送出スケジュールの一例
である。図17Aは、オリンピックの多元中継により放
映される4本の映像音声ストリームのスケジュールをそ
れぞれ示している。サービスID:Svc#1、サービ
スID:Svc#2、サービスID:Svc#3、サー
ビスID:Svc#4で各映像音声ストリームのサービ
ス(チャンネルに対応する)が表される。図17Aに示
す4本の映像音声ストリーム上に種々の球技種目の放送
予定がマッピングされている。各映像音声ストリーム中
で、中継が途切れているブランク部分は、例えばコマー
シャルが放送されている期間である。
【0081】4本の映像音声ストリームと並行して、個
々の種目の放送時間枠とチャンネルを断片識別子により
識別するための情報が断片化データのストリーム(図1
7B)として流れている。また、図17Cに示すよう
に、各断片に対応する断片識別子付きのメタデータがメ
タデータストリームとして流れている。さらに、図17
Dに示すように、各種目のメタデータを解釈するための
メタデータスキーマがメタデータスキーマストリームと
して流れている。このように、メタデータの付加されて
いる断片識別子によってメタデータと断片化データとが
関係付けられ、断片化データ(断片化識別子およびパラ
メータ)によって断片が特定される。図17A、図17
B、図17Cに示されるように、映像音声ストリームの
断片を特定するためのメタデータおよび断片化データが
映像音声ストリームに対して時間的に先行している。
【0082】図18は、オリンピック競技用のメタデー
タスキーマの例を示す。個々の競技種目がツリー構造に
分類される。
【0083】図19は、図18のメタデータスキーマの
一部をXMLによって記述した例を示す。XMLによっ
て如何なる競技種目の構造も記述することが可能であ
る。
【0084】図20は、メタデータスキーマの構造に基
づいて設定されたユーザプロファイルを示す。ユーザ
は、受信端末のユーザプロファイル操作部310を操作
することによって、メタデータスキーマの中から好みの
競技種目分類をユーザプロファイルとして設定すること
ができる。図20において、枠で囲んで示すように、例
えば「マラソン」、「新体操」、「シングルス」、「格
技」がユーザプロファイルとして設定されている。
【0085】このように設定されたユーザプロファイル
(嗜好情報)は、図21に示すように、XMLによって
記述することができる。ユーザプロファイルに対しても
識別子(User Profile ID) が付加されている。
【0086】図22は、各断片に対して断片識別子(セ
グメントID)によって対応付けられるメタデータの記
述例を示す。個々の断片は、断片識別子(Segment IDRE
F) により識別されており、実際の放送時間枠やチャン
ネルとは無関係に記述される。
【0087】図23は、断片化データの記述例を示す。
各断片化データは、断片識別子(Segment ID)と、パラメ
ータ(サービスID、開始時刻、終了時刻)とからな
る。メタデータに付けられている断片識別子と断片化デ
ータの断片識別子とが対応し、図22で参照されている
断片識別子に対応する実際の断片を取得するために必要
な情報が断片化データにより記述されている。
【0088】メタデータおよび断片化データもXMLの
形式によって記述される。このように、好みの断片を選
択し、取得し、そして提示するために必要な情報は、全
てXMLの形式で記述することができる。
【0089】図24は、他の実施形態において、ユーザ
プロファイルに合致した断片を受信し、表示するための
処理を示すフローチャートである。一例として、ユーザ
プロファイルに合致した断片を選択的に受信し、受信し
た断片をデータ表示部315の子画面に自動的に表示す
る処理がなされる。
【0090】先ず、処理が開始されると、メタデータの
受信待ちの状態となる(ステップS21)。メタデータ
は、断片識別子で示される断片に対する記述ごとに受信
される(ステップS22)。
【0091】受信されたメタデータは、前もって設定さ
れているユーザプロファイルと比較照合され、条件に合
致しているか否かが決定される(ステップS23)。条
件に合致していなければ、そのメタデータが破棄され、
処理が終了する。若し、メタデータが条件に合致してい
るならば、そのメタデータに付随する断片識別子から断
片化データを解析し、その断片を取得するためのチャン
ネルや時間などに関する情報を得る(ステップS2
4)。得られた情報からその断片を受信するための指示
をコンテンツ受信制御部303a〜303dに与えて、
実際に断片が受信されるまで待機する(ステップS2
5)。
【0092】ステップS26では、与えられた指示に基
づいて断片が受信される。該当する断片の受信が開始さ
れると、断片の視聴が可能であることが画面上のアイコ
ン等によってユーザに通知される(ステップS27)。
通知は、表示に限らず音声、ビープ音等を使用しても良
い。
【0093】さらに、該当する断片の受信が開始される
と、後でその断片を利用することを可能とするために、
その断片がコンテンツ蓄積部329に蓄積することが可
能とされている。ステップS28は、受信した断片を蓄
積するかどうかを決定するステップである。例えば、ユ
ーザが予め断片を蓄積するか否かを設定し、その設定に
応じて断片を蓄積するか否かが決定される。
【0094】ユーザの設定が断片を蓄積するものである
場合には、断片がコンテンツ蓄積部329に対して蓄積
される(ステップS29)。断片を蓄積する場合には、
断片化データも蓄積される。断片化データは、放送され
る断片を受信するための情報であるので、コンテンツ蓄
積部329に蓄積された特定の断片を取り出すために
は、コンテンツ蓄積部329の蓄積媒体に適したデータ
に断片化データが変換される(ステップS30)。
【0095】このように蓄積された断片は、破線経路で
示すように、受信された断片と同等のデータとして取り
扱われる。その詳細は、省略するが、該当する断片がコ
ンテンツ蓄積部329で検索され、該当する断片が無い
場合には、放送信号から受信する制御を行うことができ
る。
【0096】ステップS27においてなされた通知に基
づいユーザが子画面に表示する断片を切り替えることが
できる。この代わりに通知がなされたら子画面に表示す
る断片を自動的に切り替えるように予め設定するように
しても良い。
【0097】ステップS28において、受信した断片を
蓄積しないと決定されると、ステップS31において、
その断片を直ちに表示するか否かが決定される。若し、
直ちに表示しないと決定されるならば、処理が終了す
る。直ちに表示すると決定されると、コンテンツ再生/
蓄積制御部333は、画面上の適当な位置に表示窓(子
画面)を生成する(ステップS32)。この表示窓に断
片を表示する(ステップS33)。表示が終了したら、
表示窓を消去する(ステップS34)。そして、処理が
終了する。
【0098】図24のフローチャートに示される処理
は、ソフトウエアにより実現することが可能である。こ
のソフトウエアが例えばCD−ROMに格納され、個々
の視聴者に対して販売または配付される。CD−ROM
に限らず、インターネットや、放送を通じてソフトウエ
アを販売または配付することができる。
【0099】図25は、画面表示の例を示す。まず、受
信端末で予めインストールした提示制御アプリケーショ
ンを起動する。それによって、図25Aに示す画面表示
がなされる。図25において、501が映像表示画面を
示し、502が表示アプリケーションアイコンを示し、
503が進行中競技種目の一覧表示を示す。一覧表示5
03の中には、競技種目を表す競技種目アイコンが提示
されている。提示される競技種目アイコンは、ユーザプ
ロファイルとして設定されているものである。図25で
は、競技種目アイコンが幾何学的図形で示されている
が、競技種目を直ちに連想できるようなパターンが好ま
しい。一覧表示の上側および下側には、競技種目を切り
替えるためのスクロール用の矢印が表示されている。
【0100】図25Aの状態において、一覧表示503
に表示されている複数の競技種目の中のある競技種目の
メタデータが受信されたり、そのメタデータに関連する
断片を提示することが可能な状態となると、図25Bに
示すように、一覧表示503において受信された、また
は提示可能となった競技種目アイコンがハイライト表示
に変わる。視聴者は、ハイライト表示の競技種目の提示
が可能であることが分かる。多元中継では、複数の競技
種目が表示可能となることがある。図25Bでは、一覧
表示503内で3個の競技種目の提示が可能なことが示
されている。ハイライト表示以外に、反転表示を行った
り、アイコンをブリンクさせるようにしても良い。
【0101】ユーザがリモートコントローラのような再
生/蓄積操作部347を操作することによって、ハイラ
イト表示されている競技種目アイコンの中の一つを選択
する。選択が完了すると、選択された競技種目アイコン
の表示が他のものと区別可能なものとされる。例えば反
転表示される。選択された競技種目の断片の映像が図2
5Cに示すように、子画面504に表示される。
【0102】また、図25Dに示すように、ユーザが再
生/蓄積操作部347を操作するのに代えて、ハイライ
ト表示の競技種目アイコンに対応する断片の映像を自動
的に子画面504に表示するようにもできる。すなわ
ち、ハイライト表示になるのと同時に子画面504が生
成され、そこにハイライト表示のアイコンに対応する競
技種目の断片の映像が表示される。複数の競技種目は、
順番に子画面504に表示される。
【0103】なお、図25においては、設定されたユー
ザプロファイルに対応する競技種目中で、受信されたま
たは蓄積されている競技の映像を表示するようにしてい
る。メタデータは、競技に関する詳細な記述を行うこと
ができるので、実際の競技の映像を表示する代わりに、
メタデータにより記述された競技に関する詳細な情報を
子画面に表示するようにしても良い。
【0104】なお、スポーツ中継放送に限らず、ニュー
ス番組等を子画面に表示する場合にもこの発明を適用す
ることができる。また、画面を分割して他の番組を表示
するピクチャアンドピクチャを表示方式として採用して
も良い。さらに、2画面表示方式に限られるものではな
く、ユーザプロファイル情報に合致する断片を受信した
時には、それまでの画面をその断片の画面に置き換える
ことも可能である。よりさらに、親画面または一方の画
面に表示する画像は、放送番組に限らず、VTR、ディ
スク再生装置等の再生画像を表示しても良いが、子画面
等に表示する画像は、放送番組である。放送としては、
ディジタル衛星(CS、BS、データ)放送、ディジタ
ル地上波放送等のディジタル放送である。
【0105】
【発明の効果】この発明では、放送番組の断片毎にメタ
データが付与されており、ユーザプロファイル情報に合
致したメタデータの断片が他のチャンネルで放映される
と、自動的に、それまでの画面に代えて、または、子画
面(他の画面)にその断片の画像を表示することができ
る。したがって、表示の切り替えをユーザが行う必要が
なく、また、子画面等を提示しておき、ユーザがその画
面をモニタする必要がなく、操作性を向上できる。
【0106】また、この発明では、ユーザプロファイル
情報に合致したメタデータの断片を受信したことがユー
ザに通知されるので、ユーザの選択によって、その断片
の映像を表示させることができる。
【0107】さらに、この発明では、コンテンツの断片
に限らず、ユーザプロファイルに合致したメタデータに
より記述されている詳細情報を表示させることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用できる通信システムを示すブロ
ック図である。
【図2】この発明の一実施形態における放送局の一例を
示すブロック図である。
【図3】この発明の一実施形態における受信端末の一例
を示すブロック図である。
【図4】この発明の一実施形態における伝送ストリーム
の一例を示す略線図である。
【図5】この発明の一実施形態における断片化の説明に
用いる略線図である。
【図6】この発明の一実施形態における断片化データを
説明するための略線図である。
【図7】この発明の一実施形態におけるメタデータスキ
ーマを説明するための略線図である。
【図8】この発明の一実施形態における断片化データを
説明するための略線図である。
【図9】この発明の一実施形態におけるメタデータを説
明するための略線図である。
【図10】この発明の一実施形態における複数コンテン
ツの断片自動表示を説明するための略線図である。
【図11】この発明の一実施形態におけるメタデータス
キーマおよびメタデータのより具体的な例を説明するた
めの略線図である。
【図12】この発明の一実施形態におけるユーザプロフ
ァイルとメタデータのより具体的な例を説明するための
略線図である。
【図13】この発明の一実施形態における画面表示制御
の流れを示すフローチャートである。
【図14】この発明の一実施形態における画面表示制御
の流れを示すフローチャートである。
【図15】この発明の他の実施形態におけるデータ送信
装置の一例を示すブロック図である。
【図16】この発明の他の実施形態における受信端末の
一例を示すブロック図である。
【図17】この発明の他の実施形態におけるデータ送出
スケジュールの例を示す略線図である。
【図18】この発明の他の実施形態におけるメタデータ
スキーマの例を示す略線図である。
【図19】この発明の他の実施形態におけるメタデータ
スキーマの記述例を示す略線図である。
【図20】この発明の他の実施形態におけるユーザプロ
ファイルの設定例を示す略線図である。
【図21】この発明の他の実施形態におけるユーザプロ
ファイルの記述例を示す略線図である。
【図22】この発明の他の実施形態におけるメタデータ
の記述例を示す略線図である。
【図23】この発明の他の実施形態における断片情報の
記述例を示す略線図である。
【図24】この発明の他の実施形態における処理を説明
するためのフローチャートである。
【図25】この発明の他の実施形態における画面表示の
例を説明するための略線図である。
【図26】従来の複数コンテンツの表示方法を示す略線
図である。
【符号の説明】
310・・・ユーザプロファイル入力部、312・・・
メタデータ解析部、313・・・コンテンツ再生/蓄積
制御部、315・・・データ表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/40 370G H04L 11/18 (72)発明者 西尾 郁彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 原岡 和生 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 高林 和彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 山岸 靖明 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK07 ND12 ND14 ND16 PQ02 PR08 UU34 5B089 GA21 GB01 JA07 JB03 JB22 JB24 KA01 KA18 KB10 KC47 KC53 KC59 LB08 LB15 LB20 5C025 BA25 CA06 DA01 5E501 AA13 AA20 AB06 AB08 AB10 AB11 AB12 AB14 AC15 BA05 BA17 FA04 FA05 FA06 FA14 FB34 FB44 5K030 GA17 GA18 HB02 JT04 LD02 LD07

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続したデータからなるコンテンツを提
    示するための受信装置において、 ユーザプロファイルを操作するユーザプロファイル操作
    手段と、 ユーザプロファイル操作手段により設定されたユーザプ
    ロファイルと、受信されたメタデータに基づいて、現在
    表示している画像に付加してまたは置き換えて、他の画
    像を表示する手段とからなることを特徴とする受信装
    置。
  2. 【請求項2】 連続したデータからなるコンテンツを提
    示するための受信装置において、 コンテンツデータと、コンテンツの断片に関する断片化
    データと、上記断片化データと対応付けされたメタデー
    タとを受信する受信手段と、 1以上のユーザプロファイル情報を設定するユーザプロ
    ファイル生成手段と、 メタデータとユーザプロファイルを照合し、条件に合致
    する上記断片を抽出し、現在表示している画像に付加し
    てまたは置き換えて、抽出した上記断片の画像を表示す
    る再生制御手段とからなることを特徴とする受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記断片化データは、識別子と上記コンテンツ中で断片
    を特定するためのパラメータとからなり、 上記断片化データが上記メタデータと分離して伝送さ
    れ、 上記メタデータは、上記断片化データと識別子により関
    連付けられていることを特徴とする受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 上記断片化データは、識別子と上記コンテンツ中で断片
    を特定するためのパラメータとからなり、 上記断片化データは、上記メタデータと合成して伝送さ
    れることを特徴とする受信装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 上記メタデータと上記ユーザプロファイルとが同じ形式
    で記述されることを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 連続したデータからなるコンテンツを提
    示するための受信方法において、 ユーザプロファイルをユーザプロファイル操作手段によ
    り設定し、 設定されたユーザプロファイルと、受信されたメタデー
    タに基づいて、現在表示している画像に付加してまたは
    置き換えて、他の画像を表示することを特徴とする受信
    方法。
  7. 【請求項7】 連続したデータからなるコンテンツを提
    示するための受信装置において、 複数のコンテンツデータと、複数のコンテンツの断片に
    関する断片化データと、上記断片化データと対応付けさ
    れたメタデータとを受信する受信手段と、 1以上のユーザプロファイル情報を設定するユーザプロ
    ファイル生成手段と、 メタデータとユーザプロファイルを照合し、条件に合致
    する上記断片を抽出し、現在表示している画像に付加し
    てまたは置き換えて、抽出した上記断片の画像を表示す
    る再生制御手段とからなることを特徴とする受信装置。
  8. 【請求項8】 連続したデータからなるコンテンツを提
    示するための受信装置において、 複数のコンテンツデータと、複数のコンテンツの断片に
    関する断片化データと、上記断片化データと対応付けさ
    れたメタデータとを受信する受信手段と、 1以上のユーザプロファイル情報を設定するユーザプロ
    ファイル生成手段と、 メタデータとユーザプロファイルを照合し、条件に合致
    する上記メタデータを抽出し、現在表示している画像に
    付加してまたは置き換えて、抽出した上記メタデータを
    表示する再生制御手段とからなることを特徴とする受信
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または8において、 複数の上記コンテンツに関するメタデータを表示画面の
    一部に表示することを特徴とする受信装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 複数の上記コンテンツに関する上記メタデータをアイコ
    ンまたは一覧表の形式で同時に表示できることを特徴と
    する受信装置。
  11. 【請求項11】 請求項7または8において、 上記条件に合致した断片またはメタデータを抽出したこ
    とをユーザに対して通知するようにしたことを特徴とす
    る受信装置。
  12. 【請求項12】 請求項7または8において、 上記断片化データは、識別子と複数の上記コンテンツ中
    で断片を特定するためのパラメータとからなり、 上記断片化データが上記メタデータと分離して伝送され
    ると共に、複数の上記コンテンツに関する上記断片化デ
    ータがまとめて伝送され、 上記メタデータは、複数の上記コンテンツに関してまと
    めて伝送されると共に、上記断片化データと識別子によ
    り関連付けられていることを特徴とする受信装置。
  13. 【請求項13】 請求項7または8において、 上記断片化データは、識別子と上記コンテンツ中で断片
    を特定するためのパラメータとからなり、 上記断片化データは、上記メタデータと合成して伝送さ
    れることを特徴とする受信装置。
  14. 【請求項14】 請求項7または8において、 上記メタデータと上記ユーザプロファイルとが同じ形式
    で記述されることを特徴とする装置。
  15. 【請求項15】連続したデータからなるコンテンツを提
    示するための受信方法において、 1以上のユーザプロファイル情報を設定するステップ
    と、 複数のコンテンツデータと、複数のコンテンツの断片に
    関する断片化データと、上記断片化データと対応付けさ
    れたメタデータとを受信するステップと、 メタデータとユーザプロファイルを照合し、条件に合致
    する上記断片を抽出し、現在表示している画像に付加し
    てまたは置き換えて、抽出した上記断片の画像を表示す
    るステップとからなることを特徴とする受信方法。
  16. 【請求項16】 連続したデータからなるコンテンツを
    提示するための受信方法において、 1以上のユーザプロファイル情報を設定するステップ
    と、 複数のコンテンツデータと、複数のコンテンツの断片に
    関する断片化データと、上記断片化データと対応付けさ
    れたメタデータとを受信するステップと、 メタデータとユーザプロファイルを照合し、条件に合致
    する上記メタデータを抽出し、現在表示している画像に
    付加してまたは置き換えて、抽出した上記メタデータを
    表示するステップとからなることを特徴とする受信方
    法。
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