WO2025150533A1 - ハードマスク除去方法及びハードマスク除去装置 - Google Patents
ハードマスク除去方法及びハードマスク除去装置Info
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- WO2025150533A1 WO2025150533A1 PCT/JP2025/000489 JP2025000489W WO2025150533A1 WO 2025150533 A1 WO2025150533 A1 WO 2025150533A1 JP 2025000489 W JP2025000489 W JP 2025000489W WO 2025150533 A1 WO2025150533 A1 WO 2025150533A1
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10P—GENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10P50/00—Etching of wafers, substrates or parts of devices
- H10P50/20—Dry etching; Plasma etching; Reactive-ion etching
- H10P50/24—Dry etching; Plasma etching; Reactive-ion etching of semiconductor materials
- H10P50/242—Dry etching; Plasma etching; Reactive-ion etching of semiconductor materials of Group IV materials
Definitions
- tungsten a low-resistance material
- a tungsten silicide (WSi) film may be used as a hard mask to form a pattern such as a trench by etching in an insulating layer formed on a wiring layer made of W in a substrate.
- the WSi film is then removed by etching with plasma generated from chlorine (Cl 2 ) gas, oxygen (O 2 ) gas, or hydrogen bromide (HBr) gas (see, for example, Patent Document 1).
- the technology disclosed herein prevents damage to the silicon carbonitride film when removing the hard mask.
- the technology disclosed herein can prevent damage to the silicon carbonitride film when removing the hard mask.
- FIG. 1 is a flowchart illustrating an example of a hard mask removal method according to an embodiment of the technology disclosed herein.
- 2A to 2C are diagrams sequentially illustrating an example of steps of a method for removing the hard mask in FIG. 1 .
- 2A to 2C are diagrams sequentially illustrating an example of steps of a method for removing the hard mask in FIG. 1 .
- 2A to 2C are diagrams sequentially illustrating an example of steps of a method for removing the hard mask in FIG. 1 .
- 2A to 2C are diagrams sequentially illustrating an example of steps of a method for removing the hard mask in FIG. 1 .
- FIG. 1 is a plan view illustrating an example of a configuration of a substrate processing apparatus used when performing a hard mask removal method according to an embodiment of the present invention.
- W for wiring
- it is considered to use not only WSi film but also tungsten silicide nitride (WSiN) film and mixed film of WSi and WSiN as a hard mask for forming a pattern on an insulating layer.
- a chemical treatment using gas corresponds to a non-plasma etching treatment using a chlorine fluoride gas, for example, chlorine trifluoride (ClF 3 ) gas, and in this etching treatment, the WSi film or WSiN film is removed by reacting ClF 3 gas with WSi or WSiN and changing it into various gases.
- a chlorine fluoride gas for example, chlorine trifluoride (ClF 3 ) gas
- a silicon carbonitride (SiCN) film may be used as an insulating layer that is an underlying layer for a WSi film and a WSiN film.
- SiCN silicon carbonitride
- the CF-based deposits 17 are removed by reacting them with hydrogen plasma.
- Hydrogen plasma contains many hydrogen ions, which are highly anisotropic and many of which are incident almost perpendicularly toward the wafer W, so the hydrogen ions actively come into contact with the CF-based deposits 17 covering the top surface of the hard mask 15. Therefore, in the hydrogen ashing process, the CF-based deposits 17 covering the top surface of the hard mask 15 are selectively removed.
- the CF-based deposits 17 covering the surface of the insulating layer 14 on the side of the hard mask 15 and inside the pattern 16 are hardly removed because they are unlikely to come into contact with the hydrogen ions incident almost perpendicularly toward the wafer W.
- the hydrogen ashing process is completed before the CF-based deposits 17 covering the upper surface of the hard mask 15 are completely removed.
- the execution time of the hydrogen ashing process at this time is determined by confirming in advance, through experiments or the like, the processing time at which the CF-based deposits 17 covering the upper surface of the hard mask 15 are not completely removed by the hydrogen ashing process, and then by referring to this processing time.
- uncut portions 17a of the CF-based deposits 17 remain on the upper surface of the hard mask 15 (FIG. 2B).
- the wafer W is subjected to an etching process using ClF3 gas (second step) (step S12).
- the ClF3 gas contacts the upper surface of the hard mask 15 and removes the hard mask 15.
- the ClF3 gas reacts with WSi contained in the hard mask 15 as shown in the following formula (1), generating tungsten fluoride (VI) ( WF6 ) gas, silicon tetrafluoride ( SiF4 ) gas, chlorine gas, and chlorine fluoride (ClF) gas.
- the ClF3 gas and the hard mask 15 are transformed into various gases to remove the hard mask 15.
- the SiCN film 12c is exposed and reacts with the ClF3 gas, which may result in etching of the SiCN film 12c.
Landscapes
- Drying Of Semiconductors (AREA)
Abstract
【課題】ハードマスクを除去する際に炭窒化珪素膜がダメージを受けるのを抑制する。 【解決手段】パターンが形成された絶縁層のSiCN膜の上面がハードマスクで覆われ、パターンの表面及びハードマスクの表面はCF系のデポによって覆われ、ハードマスクがタングステンシリサイド(WSi)及び窒化タングステンシリサイド(WSiN)の少なくとも1つによって形成されるウエハに対し、水素アッシング処理を施した後に、ClF3ガスによるエッチング処理を施す。
Description
本開示は、ハードマスク除去方法及びハードマスク除去装置に関する。
近年、半導体デバイスにおいて、低抵抗材料であるタングステン(W)を配線に用いることが検討されている。配線材料としてWを用いる場合、基板においてWからなる配線層の上に形成される絶縁層にトレンチ等のパターンをエッチングにて形成するために、ハードマスクとしてタングステンシリサイド(WSi)膜が用いられることがある。そして、WSi膜は、塩素(Cl2)ガス、酸素(O2)ガスや臭化水素(HBr)ガスから生じたプラズマによるエッチングによって除去される(例えば、特許文献1参照。)。
本開示に係る技術は、ハードマスクを除去する際に炭窒化珪素膜がダメージを受けるのを抑制する。
本開示に係る技術の一態様は、基板においてパターンが形成された炭窒化珪素膜の上面を覆うハードマスクを除去するハードマスク除去方法であって、前記パターンの表面及び前記ハードマスクの表面は弗化炭素系の副生成物によって覆われ、前記ハードマスクは、タングステンシリサイド及び窒化タングステンシリサイドの少なくとも1つによって形成され、前記副生成物を水素プラズマと反応させて除去する第1のステップと、弗化塩素系のガスと前記ハードマスクを反応させて各種ガスに変質させることにより、前記ハードマスクを除去する第2のステップと、を有する。
本開示に係る技術によれば、ハードマスクを除去する際に炭窒化珪素膜がダメージを受けるのを抑制することができる。
配線にWを用いる場合の絶縁層へのパターンの形成のためのハードマスクとしてWSi膜だけでなく、窒化タングステンシリサイド(WSiN)膜や、WSiとWSiNの混合膜が用いられることも検討されている。そして、WSi膜やWSiN膜の除去を行うために、ガスを用いた化学的処理を基板に施すことが検討されている。このようなガスを用いた化学的処理は、弗化塩素系のガス、例えば、三弗化塩素(ClF3)ガスによる非プラズマのエッチング処理が該当し、このエッチング処理では、ClF3ガスとWSiやWSiNを反応させて各種ガスへ変質させることによってWSi膜やWSiN膜を除去する。
ところで、WSi膜とWSiN膜の下地層である絶縁層として、炭窒化珪素(SiCN)膜が用いられることがある。そして、ClF3ガスによるエッチング処理によってWSi膜やWSiN膜が除去される際、露出したSiCN膜がClF3ガスと反応することがあり、結果として、SiCN膜がエッチングされてダメージを受けることがある。
これに対して、本開示に係る技術は、WSi膜やWSiN膜をClF3ガスによるエッチング処理で除去する際、SiCN膜を残渣で覆うことにより、SiCN膜がダメージを受けるのを抑制する。
以下、図面を参照して本開示に係る技術の一実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態に係るハードマスク除去方法の一例を示すフローチャートであり、図2A~図2Dは、図1のハードマスク除去方法の工程の一例を順に示す図である。図2A~図2Dでは、ウエハWの表面近傍の拡大部分断面が示される。
本実施の形態に係るハードマスク除去方法では、まず、他の基板処理装置で予め絶縁層にトレンチやビアホール等のパターンが形成されたウエハW(基板)を受け取る。図2Aに示すように、このウエハWは、例えば、シリコン(Si)やシリコンゲルマニウム(SiGe)からなる基部10を有し、基部10の上には、例えば、Wからなる配線層11が形成されている。
配線層11の上には、例えば、3層のSiCN膜12a~12c(炭窒化珪素膜)と2層の二酸化珪素(SiO2)膜13a,13bからなる絶縁層14が形成されている。絶縁層14では、例えば、SiCN膜12a、SiO2膜13a、SiCN膜12b、SiO2膜13b及びSiCN膜12cが下方からこの順で積層される。
また、絶縁層14の上には、SiCN膜12cの上面を覆うように、WSiとWSiNの混合膜からなるハードマスク15が形成されている。なお、ハードマスク15は、WSiのみ、若しくはWSiNのみから構成されてもよい。
さらに、絶縁層14やハードマスク15には、底部に配線層11を露出させるトレンチ等の複数のパターン16が形成されている。これらのパターン16は、他の基板処理装置において、弗化炭素(CF)系のガスを用いたエッチング処理をウエハWに施すことによって形成される。そして、絶縁層14がエッチングされる際に生じたCF系の副生成物(デポ)17が、ハードマスク15の表面やパターン16の内部において絶縁層14の表面を覆っている(図2A)。
ところで、CF系のデポ17は、ClF3ガスによるエッチング処理によって除去され難く、ClF3ガスによるエッチング処理においてClF3ガスがハードマスク15と触れるのを阻止してハードマスク15の除去を阻害するおそれがある。そこで、本実施の形態では、ハードマスク15の除去に先立ってハードマスク15の表面を覆うCF系のデポ17を除去する。具体的には、図1に示すように、ウエハWに水素(H2)ガスから生じた水素プラズマを用いる水素アッシング処理を施す(第1のステップ)(ステップS11)。
水素アッシング処理では、CF系のデポ17を水素プラズマと反応させて除去する。水素プラズマには水素イオンが多く含まれるが、水素イオンは異方性が強く、ウエハWに向かってほぼ垂直に入射する成分が多いため、水素イオンはハードマスク15の上面を覆うCF系のデポ17と積極的に接触する。したがって、水素アッシング処理では、ハードマスク15の上面を覆うCF系のデポ17が選択的に除去される。一方、ハードマスク15の側面やパターン16の内部において絶縁層14の表面を覆うCF系のデポ17は、ウエハWに向かってほぼ垂直に入射する水素イオンと接触しにくいため、殆ど除去されない。
また、水素アッシング処理は、ハードマスク15の上面を覆うCF系のデポ17が完全に除去されない内に終了する。このときの水素アッシング処理の実行時間は、実験等により、水素アッシング処理によってハードマスク15の上面を覆うCF系のデポ17が完全に除去されない処理時間を予め確認した上で、当該処理時間を参考に決定される。水素アッシング処理の終了後には、CF系のデポ17の削り残し17aがハードマスク15の上面に残存する(図2B)。
次いで、図1に示すように、ウエハWにClF3ガスによるエッチング処理を施す(第2のステップ)(ステップS12)。このとき、ClF3ガスはハードマスク15の上面に接触し、当該ハードマスク15を除去する。例えば、ClF3ガスはハードマスク15に含まれるWSiと下記式(1)に示すように反応し、弗化タングステン(VI)(WF6)ガス、四弗化珪素(SiF4)ガス、塩素ガス及び弗化塩素(ClF)ガスを生じる。
WSi2+5ClF3 → WF6+2SiF4+2Cl2+ClF … (1)
また、ClF3ガスはハードマスク15に含まれるWSiNと下記式(2)に示すように反応し、WF6ガス、SiF4ガス、Cl2ガス、ClFガス及び窒素(N2)ガスを生じる。
2WSiN+10ClF3 → 2WF6+4SiF4+4Cl2+2ClF+N2 … (2)
このように、ClF3ガスによるエッチング処理では、ClF3ガスとハードマスク15を各種ガスに変質させることによってハードマスク15を除去する。ところで、ハードマスク15が除去されると、SiCN膜12cが露出してClF3ガスと反応し、SiCN膜12cがエッチングされるおそれがある。
しかしながら、本実施の形態において、ClF3ガスによるエッチング処理の実行中、CF系のデポ17の削り残し17a、並びに、ハードマスク15の側面やパターン16の内部において絶縁層14の表面を覆うCF系のデポ17は、ClF3ガスと反応して残渣18を生じる。この残渣18は、SiCN膜12cの上面へと回り込み、SiCN膜12cの上面を覆う(図2C)。特に、CF系のデポ17の削り残し17aはハードマスク15の上面に残存するため、当該削り残し17aから生じた残渣18はハードマスク15の上面に留まり易く、これにより、残渣18によってSiCN膜12cの上面を確実に覆うことができる。そして、SiCN膜12cの上面を覆う残渣18は、ClF3ガスがSiCN膜12cと接触するのを防止する。その結果、SiCN膜12cがClF3ガスによってエッチングされてダメージを受けるのを抑制することができる。
次いで、図1に示すように、ウエハWに対して、アッシング処理(第4のステップ)(ステップS13)と、薬液を用いたウェットエッチング処理を施す(第3のステップ)(ステップS14)。ステップS13のアッシング処理は、例えば、水素アッシング処理であるが、酸素アッシング処理であってもよい。これらのアッシング処理やウェットエッチング処理によって残渣18、ハードマスク15の側面やパターン16の内部において絶縁層14の表面を覆うCF系のデポ17が除去される(図2D)。その後、本方法を終了する。なお、残渣18や残存するCF系のデポ17がウェットエッチング処理のみで除去可能な場合は、ステップS13のアッシング処理はスキップされてもよい。
図3は、本実施の形態に係るハードマスク除去方法を実行する際に用いられる基板処理装置の構成の一例を概略的に示す平面図である。
図3において、基板処理装置21(ハードマスク除去装置)は、ClF3ガスによるエッチング処理を実行する複数、例えば、3つのガスエッチングチャンバ22(ガスエッチング処理部)と、水素アッシング処理を実行する複数、例えば、3つのアッシングチャンバ23(アッシング処理部)とを有する。
ガスエッチングチャンバ22及びアッシングチャンバ23はトランスファモジュール24に接続される。トランスファモジュール24はロードロックモジュール25を介してローダーモジュール26に接続される。ローダーモジュール26には複数のロードポート27が設けられ、各ロードポート27には複数のウエハWを収容する容器、例えば、FOUP(不図示)が取り付けられる。
基板処理装置21では、ローダーモジュール26やトランスファモジュール24がそれぞれ搬送ロボット(不図示)を内蔵する。各搬送ロボットは、ガスエッチングチャンバ22、アッシングチャンバ23及び各ロードポート27の間でウエハWを搬送する。
ローダーモジュール26は大気搬送系、若しくは窒素搬送系であり、内部が大気圧に維持される。トランスファモジュール24は真空搬送系であり、内部がほぼ真空まで減圧される。ロードロックモジュール25は内部を大気圧又はほぼ真空に切り替え可能に構成される。トランスファモジュール24及びローダーモジュール26の間でウエハWが搬送される際、ロードロックモジュール25は、内部の圧力を切り替える。これにより、トランスファモジュール24やローダーモジュール26の内部の圧力を変化させることなく、ウエハWの搬送を実現させる。なお、ガスエッチングチャンバ22やアッシングチャンバ23はゲートバルブ28を介してトランスファモジュール24に接続される。
本実施の形態に係るハードマスク除去方法を実行する際、基板処理装置21では、ロードポート27から搬送されるウエハWが、まず、アッシングチャンバ23へ搬入される。アッシングチャンバ23では、水素アッシング処理によってハードマスク15の上面を覆うCF系のデポ17が選択的に除去される。
このとき、アッシングチャンバ23の内部の圧力は、例えば、10mTorr~30mTorrに設定され、アッシングチャンバ23の内部には、H2ガスとアルゴン(Ar)ガスの混合ガスが供給される。また、アッシングチャンバ23の上部電極(不図示)には、プラズマ生成用の高周波電力が、例えば、200W~400Wで供給され、アッシングチャンバ23の下部電極(不図示)には、バイアス用の高周波電力が、例えば、50W~200Wで供給される。アッシングチャンバ23における水素アッシング処理の実行時間は、例えば、20秒~40秒に設定される。この水素アッシング処理の実行時間は、上述したように、ハードマスク15の上面を覆うCF系のデポ17が完全に除去されない処理時間である。したがって、水素アッシング処理後にアッシングチャンバ23から搬出されるウエハWでは、CF系のデポ17の削り残し17aがハードマスク15の上面に残存する。
次いで、ウエハWがアッシングチャンバ23からガスエッチングチャンバ22へ搬入される。ガスエッチングチャンバ22では、ClF3ガスによるエッチング処理によってハードマスク15が除去されるが、同時に、CF系のデポ17の削り残し17a、ハードマスク15の側面やパターン16の内部において絶縁層14の表面を覆うCF系のデポ17から残渣18が生じる。この残渣18は、SiCN膜12cの上面へと回り込み、SiCN膜12cの上面を覆い、ClF3ガスがSiCN膜12cと接触するのを防止する。
このとき、ガスエッチングチャンバ22の内部の圧力は、例えば、100mTorr~300mTorrに設定され、ガスエッチングチャンバ22の内部には、ClF3ガスとN2ガスの混合ガスが供給される。ClF3ガスの流量は、例えば、10sccm~30sccmであり、N2ガスの流量は、例えば、350sccm~400sccmである。また、ウエハWを載置する載置台(不図示)によってウエハWが加熱されてウエハWの温度が90℃以上に設定される。ガスエッチングチャンバ22におけるClF3ガスによるエッチング処理の実行時間は、例えば、200秒~280秒に設定される。
ガスエッチングチャンバ22では、ハードマスク15が除去される一方、SiCN膜12cの上面を覆う残渣18が、ClF3ガスとSiCN膜12cの接触を防止し、SiCN膜12cがClF3ガスによってエッチングされてダメージを受けるのを抑制する。
その後、ウエハWは再度、アッシングチャンバ23へ搬入されて水素アッシング処理が施される。そして、ウエハWはロードポート27へ搬送された後に基板処理装置21から取り出され、さらに、別の基板処理装置へ搬送される。この別の基板処理装置では、ウエハWにウェットエッチング処理が施される。
本実施の形態によれば、CF系のデポ17の削り残し17aがハードマスク15の上面に残存し、且つハードマスク15の側面やパターン16の内部において絶縁層14の表面を覆うCF系のデポ17が残存する状態で、ウエハWにClF3ガスによるエッチング処理が施される。このとき、削り残し17aやCF系のデポ17から生じる残渣18が、ハードマスク15が除去されて露出するSiCN膜12cの上面を覆う。残渣18は、ClF3ガスがSiCN膜12cと接触するのを防止する。すなわち、残渣18は、SiCN膜12cがClF3ガスによってエッチングされてダメージを受けるのを抑制する。
以上、本開示の好ましい実施の形態について説明したが、本開示は上述した実施の形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
例えば、基板処理装置21では、水素アッシング処理とClF3ガスによるエッチング処理をそれぞれ、アッシングチャンバ23とガスエッチングチャンバ22で実行した。しかしながら、アッシングチャンバ23を、その内部へClF3ガスを供給可能に構成してもよい。この場合、アッシングチャンバ23において、水素アッシング処理とClF3ガスによるエッチング処理の両方を実行することができ、スループットを向上させることができる。
また、上述した実施の形態では、WSiとWSiNの混合膜からなるハードマスク15を除去するために、弗化塩素系のガスとして、ClF3ガスを用いたが、他の弗化塩素系のガスを用いてもよい。
本願は、2024年1月11日に出願された日本国特許出願特願2024-002493を基礎として優先権を主張するものであり、その記載内容の全てをここに援用する。
W ウエハ
12a~12c SiCN膜
14 絶縁層
15 ハードマスク
16 パターン
17 CF系のデポ
18 残渣
21 基板処理装置
22 ガスエッチングチャンバ
23 アッシングチャンバ
12a~12c SiCN膜
14 絶縁層
15 ハードマスク
16 パターン
17 CF系のデポ
18 残渣
21 基板処理装置
22 ガスエッチングチャンバ
23 アッシングチャンバ
Claims (10)
- 基板においてパターンが形成された炭窒化珪素膜の上面を覆うハードマスクを除去するハードマスク除去方法であって、
前記パターンの表面及び前記ハードマスクの表面は弗化炭素系の副生成物によって覆われ、
前記ハードマスクは、タングステンシリサイド及び窒化タングステンシリサイドの少なくとも1つによって形成され、
前記副生成物を水素プラズマと反応させて除去する第1のステップと、
弗化塩素系のガスと前記ハードマスクを反応させて各種ガスに変質させることにより、前記ハードマスクを除去する第2のステップと、を有する、ハードマスク除去方法。 - 前記第1のステップでは、前記ハードマスクの上面を覆う前記副生成物が選択的に除去される、請求項1に記載のハードマスク除去方法。
- 前記第1のステップでは、前記ハードマスクの上面を覆う前記副生成物を完全には除去しない、請求項2に記載のハードマスク除去方法。
- 前記第2のステップでは、前記ハードマスクが除去されるととともに、前記水素プラズマとの反応によって除去しきれなかった前記副生成物と前記弗化塩素系のガスが反応して生じる残渣が前記炭窒化珪素膜を覆う、請求項1に記載のハードマスク除去方法。
- 前記第2のステップの後に、前記基板にウェットエッチング処理を施す第3のステップをさらに有する、請求項1に記載のハードマスク除去方法。
- 前記第2のステップと前記第3のステップの間に、前記基板へさらにアッシング処理を施す第4のステップを有する、請求項5に記載のハードマスク除去方法。
- 基板においてパターンが形成された炭窒化珪素膜の上面を覆うハードマスクを除去するハードマスク除去装置であって、
前記パターンの表面及び前記ハードマスクの表面は弗化炭素系の副生成物によって覆われ、
前記ハードマスクは、タングステンシリサイド及び窒化タングステンシリサイドの少なくとも1つによって形成され、
前記副生成物を水素プラズマと反応させて除去するアッシング処理部と、
前記水素プラズマによる前記副生成物の除去後、弗化塩素系のガスと前記ハードマスクを反応させて各種ガスに変質させることにより、前記ハードマスクを除去するガスエッチング処理部と、を備える、ハードマスク除去装置。 - 前記アッシング処理部では、前記ハードマスクの上面を覆う前記副生成物が選択的に除去される、請求項7に記載のハードマスク除去装置。
- 前記アッシング処理部では、前記ハードマスクの上面を覆う前記副生成物を完全には除去しない、請求項8に記載のハードマスク除去装置。
- 前記ガスエッチング処理部では、前記ハードマスクが除去されるととともに、前記水素プラズマとの反応によって除去しきれなかった前記副生成物と前記弗化塩素系のガスが反応して生じる残渣が前記炭窒化珪素膜を覆う、請求項7に記載のハードマスク除去装置。
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| PCT/JP2025/000489 Pending WO2025150533A1 (ja) | 2024-01-11 | 2025-01-09 | ハードマスク除去方法及びハードマスク除去装置 |
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