JP2008047686A - 基板処理方法、基板処理装置及び記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】シリコンを含む基板に対して、フッ素と炭素とを含む処理ガスを用いてプラズマ処理を行った後に、アンモニアガスを用いてプラズマ処理を行う際、基板上に毒性と吸水性を有するケイフッ化アンモニウムが生成すること。
【解決手段】アンモニアガスを用いてプラズマ処理を行った後に、プラズマ処理を行った処理室内あるいはプラズマ処理を行った処理室に接続され、クリーンルーム雰囲気と隔絶された処理容器内において、基板をケイフッ化アンモニウムの分解温度以上の温度に加熱して、ケイフッ化アンモニウムを分解させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、基板に対してプラズマ処理を行った結果、基板上に生成したケイフッ化アンモニウムを除去する技術に関する。
半導体デバイスの製造工程の一つにプラズマを用いて基板のエッチングを行う処理があるが、デバイス構造の複雑化やパターンの微細化に伴って加工技術も益々複雑化している。このため配線を埋め込む凹部の形成などにおいて、複数種類のエッチングガスが連続して用いられる場合が多く、そのために基板上に複合物からなる生成物が生成することがあり、その生成物が基板表面に残留する場合がある。
例えばシリコン酸化膜に代わって誘電率の低い層間絶縁膜として着目されているSi(シリコン)、O(酸素)、C(炭素)及びH(水素)からなるSiOCH膜に対して、Cu配線の埋め込み用の凹部を形成するエッチングプロセスにおいては、SiOCH膜のエッチングガスからCu配線の表面を保護するために、エッチングストップ膜(いわゆるエッチングストッパ)としてSi及びCの化合物である例えばSiC(炭化ケイ素)膜が用いられる場合がある。このSiC膜を例えばCFガスのプラズマによってエッチングする際には、このエッチングによって、Cu配線層の表面にSiを含むCFポリマーが堆積する。この堆積物は、コンタクト抵抗を増大させる要因となるため、除去する必要がある。
一方、Cu配線をデュアルダマシンにより形成する場合には、上下層を接続するビアホールと各層の配線溝であるトレンチとを同時に形成するために、犠牲膜を用いることが多く、その犠牲膜の一つとして有機膜が用いられている。ある種のデュアルダマシンにおいては、前記SiC膜のエッチングに続いて犠牲膜である有機膜がエッチングされる場合がある。この時、基板の表面に露出しているCu配線の酸化を防止する必要があるため、酸素を含むエッチングガスの使用を避ける必要があり、SiC膜のエッチングガスとして、例えばアンモニアガスを用いてプラズマ処理が行われる。アンモニアガスを用いることにより、前記有機膜のエッチングと同時に既述のCFポリマーもエッチングされ、この点で効率の良いプロセスである。また、SiC膜のエッチングの時に生成したCFポリマーだけを除去する場合においても、例えば洗浄ステーションで洗浄する場合に比べて、SiC膜のエッチングに続くアンモニアガスによる除去処理(プラズマ処理)を行う方が効率的である。
しかしながら、このようにCF系のガスを用いたプラズマ処理(この例ではSiC膜のエッチング)を行うと、処理容器内にCF系の堆積物が付着するため、続いてアンモニアガスを用いたプラズマ処理を行うと、CF系の堆積物がプラズマによって分解してフッ素が処理雰囲気に放出され、この結果基板のシリコン含有膜の表面に例えば基板の表面全体にケイフッ化アンモニウムが生成する。この化合物は人体に有害であるため、この化合物が基板に付着した状態で処理装置の外の作業雰囲気に基板が搬出されると、作業者の健康に悪影響を及ぼす懸念を拭いきれない。また、この化合物は吸湿性を有しており、誘電率の高い水を吸収することによって、ウェハの誘電率が上昇するおそれがあると共に、バリアメタルや配線材料が酸化するおそれがあり、従ってこの化合物を基板の表面から除去する必要がある。
特許文献1には、この化合物の吸湿性(水への溶解性)を利用して、水やアルコールなどを用いてウェハの洗浄を行う技術が記載されているが、洗浄に用いた水などがSiOCH膜中に入り込んだ場合、誘電率の上昇の原因になり、また配線金属が露出している場合には配線金属の表面が酸化してしまう。
また、特許文献2には、チャンバーの内部に付着したケイフッ化アンモニウムを三フッ化窒素ガスと酸素ガスとを用いてクリーニングする方法が記載されているが、基板に付着したケイフッ化アンモニウムの除去については記載されていない。
特開2005−191275((0006)、(0008)、図2) 特開2005−85956((0041)〜(0045))
本発明はこのような事情の下になされたものであり、その目的は、プラズマ処理によって基板上に生成した有害なケイフッ化アンモニウムを除去して、人体への悪影響を防止することのできる技術を提供することにある。
本発明の基板処理方法は、
基板上のシリコンを含む膜に対してフッ素を含む処理ガスによるプラズマ処理を行う工程(a)と前記基板に対して窒素及び水素を含む処理ガスによるプラズマ処理を行う工程(b)とを同一処理容器内にて行うことにより、基板上にケイフッ化アンモニウムが生成する工程と、
次いで前記基板がクリーンルーム雰囲気に置かれる前に、当該基板を処理容器内において前記ケイフッ化アンモニウムの分解温度以上に加熱する工程と、を含むことを特徴とする。
前記工程(b)は、前記工程(a)の後に行われるようにすることが好ましい。
前記工程(a)は、基板に形成された金属配線の表面に形成されたシリコン及び炭素を含むエッチングストップ膜を除去するための処理であることが好ましい。
前記工程(b)は、金属配線の上層に形成された炭素を含む有機絶縁膜を除去するための処理及び/または前記工程(a)によって金属配線上に副生成物として形成された有機膜を除去するための処理であることが好ましい。
また、前記基板を加熱する工程は、前記工程(a)及び前記工程(b)が行われる処理容器とは異なる処理容器で行われることが好ましい。
前記フッ素を含む処理ガスは、フッ素及び炭素を含むガスであることが好ましい。
前記窒素及び水素を含む処理ガスは、アンモニアガスであることが好ましい。
本発明の基板処理装置は、
基板上のシリコンを含む膜に対してフッ素を含む処理ガスによるプラズマ処理を行う工程(a)と前記基板に対して窒素及び水素を含む処理ガスによるプラズマ処理を行う工程(b)とを同一処理容器内で行うためのプラズマ処理装置と、
このプラズマ処理装置におけるプラズマ処理によって基板上に形成されたケイフッ化アンモニウムを分解するために、処理容器内において基板をケイフッ化アンモニウムの分解温度以上に加熱する加熱装置と、を備えたことを特徴とする。
前記プラズマ処理装置は、前記工程(a)に続いて前記工程(b)を行うように構成されていることが好ましい。
前記プラズマ処理装置における処理容器と加熱装置における処理容器とは互いに異なる処理容器であり、これら処理容器は、基板搬送手段を備えた真空雰囲気の搬送室に気密に接続されていることが好ましい。
本発明の記憶媒体は、
基板を処理容器内で処理する基板処理装置に用いられ、コンピュータ上で動作するコンピュータプログラムを格納した記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムは、上述の基板処理方法を実施するようにステップが組まれていることを特徴とする。
本発明は、シリコンを含む膜が形成された基板に対して、プラズマ処理を行うことにより、基板上にケイフッ化アンモニウムが生成した後、基板が大気雰囲気に置かれる前に、基板を加熱処理して有害なケイフッ化アンモニウムを除去しているため、人体に悪影響を及ぼすおそれがなく、またケイフッ化アンモニウムを簡便に除去できる。
本発明における基板処理方法を実施するための基板処理装置の一例について、図1を参照して説明する。図1に示した基板処理装置11は、後述のプラズマ処理や加熱処理を行うためのクラスターツールあるいはマルチチャンバなどと呼ばれており、キャリア室12a〜12c、第1の搬送室13、ロードロック室14、15、第2の搬送室16、プラズマ処理装置51〜53及び加熱装置54を備えている。また、第1の搬送室13の側面には、アライメント室19が設けられている。ロードロック室14、15には、図示しない真空ポンプとリーク弁とが設けられており、大気雰囲気と真空雰囲気とを切り替えらるように構成されている。
第1の搬送室13及び第2の搬送室16には、それぞれ第1の搬送手段17及び第2の搬送手段18が設けられている。第1の搬送手段17は、キャリア室12a〜12cとロードロック室14、15との間及び第1の搬送室13とアライメント室19との間でウェハWの受け渡しを行うための搬送アームであり、図中左右方向に移動可能に構成されている。第2の搬送手段18は、ロードロック室14、15とプラズマ処理装置51〜53及び加熱装置54との間でウェハWの受け渡しを行うための搬送アームであり、例えば2枚のアームが第2の搬送室16の略中心を軸に回転及び伸縮できるように構成されている。
前記プラズマ処理装置51は、図2に示すように、真空チャンバからなる処理容器21と、この処理容器21内の底面中央に配設された載置台3と、処理容器21の上面部に設けられた上部電極4と、を備えている。
前記処理容器21は電気的に接地されており、また処理容器21の底面の排気口22には排気管24を介して真空ポンプ等を含む排気装置23が接続されている。処理容器21の壁面にはウェハWの搬送口25が設けられており、この搬送口25はゲートバルブ26によって開閉可能となっている。
載置台3は、下部電極31とこの下部電極31を下方から支持する支持体32とからなり、処理容器21の底面に絶縁部材33を介して配設されている。載置台3の上部には静電チャック34が設けられており、高圧直流電源35から電圧が印加されることによって、載置台3上にウェハWが静電吸着される。
載置台3内には所定の温調媒体が通る温調流路37が形成されており、温調媒体によってウェハWの温度が所望の温度に調整されるように構成されている。
また、載置台3の内部にはHe(ヘリウム)ガス等の熱伝導性ガスをバックサイドガスとして供給するガス流路38が形成されており、このガス流路38は載置台3の上面の複数箇所で開口している。これらの開口部は静電チャック34に設けられた前記貫通孔34aと連通している。
前記下部電極31はハイパスフィルタ(HPF)3aを介して接地されており、また下部電極31には例えば周波数が2MHzの高周波電源31aが整合器31bを介して接続されている。
また下部電極31の外周縁には静電チャック34を囲むようにフォーカスリング39が配置され、プラズマ発生時にこのフォーカスリング39を介してプラズマが載置台3上のウェハWに集束するように構成されている。
上部電極4は中空状に形成されており、その下面には処理容器21内へ処理ガスを分散供給するための多数の孔41が例えば均等に配置されてガスシャワーヘッドを構成している。また上部電極4の上面中央にはガス導入管42が設けられ、このガス導入管42は絶縁部材27を介して処理容器21の上面中央を貫通している。そしてこのガス導入管42は上流側において5本に分岐して分岐管42A〜42Eを形成し、バルブ43A〜43Eと流量制御部44A〜44Eとを介してガス供給源45A〜45Eに接続されている。このバルブ43A〜43E、流量制御部44A〜44Eはガス供給系46を構成している。
上部電極4はローパスフィルタ(LPF)47を介して接地されており、またこの上部電極4には高周波電源31aの高周波よりも周波数の高い高周波例えば60MHzのプラズマ発生手段である高周波電源4aが整合器4bを介して接続されている。
上部電極4に接続された高周波電源4aからの高周波は、処理ガスをプラズマ化するためのものであり、下部電極31に接続された高周波電源31aからの高周波は、ウェハWにバイアス電力を印加することでプラズマ中のイオンをウェハW表面に引き込むものである。
前記加熱装置54は、図3に示すように、処理容器91及び加熱手段であるヒーター98が埋設された載置台92を備えている。ヒーター98は、ウェハWを上述のケイフッ化アンモニウム81の分解温度例えば100℃以上の温度に昇温することができる。処理容器91の下面には吸引口96が形成されており、その上流側に接続された排気手段をなす真空ポンプ97によって処理容器91内の雰囲気が排気されるように構成されている。また、真空ポンプ97には、真空ポンプ97の排気ガスが流入するように、図示しない除害装置が接続されており、ウェハWの加熱処理によって分解した後述のケイフッ化アンモニウム81のガスなどを無害化するように構成されている。処理容器91の上面におけるウェハWと対向する位置には、ガス供給口95が形成されており、ガス源94から例えば窒素ガスなどを処理容器91内に供給できるように構成されている。処理容器91の側面には、ウェハWの搬出入を行うための開口部93aが形成されており、ゲートバルブ93bによって開閉される。
また、図1に示したように、この基板処理装置11には例えばコンピュータからなる制御部2Aが設けられており、この制御部2Aはプログラム、メモリ、CPUからなるデータ処理部などを備えており、前記プログラムには制御部2Aから基板処理装置11の各部に制御信号を送り、後述の各ステップを進行させることでウェハWの処理や搬送を行うように命令が組み込まれている。また、例えばメモリには処理圧力、処理温度、処理時間、ガス流量または電力値などの処理パラメータの値が書き込まれる領域を備えており、CPUがプログラムの各命令を実行する際これらの処理パラメータが読み出され、そのパラメータ値に応じた制御信号がこの基板処理装置11の各部位に送られることになる。このプログラム(処理パラメータの入力操作や表示に関するプログラムも含む)は、コンピュータ記憶媒体例えばフレキシブルディスク、コンパクトディスク、MO(光磁気ディスク)などの記憶部2Bに格納されて制御部2Aにインストールされる。
次に、この基板処理装置11を用いた本発明の基板処理方法の一例について説明する。まず、ウェハWの搬送容器であるキャリアをゲートドアGTを介して大気側からキャリア室12a〜12cのいずれかに搬入した後、ウェハWを第1の搬送手段17を介して第1の搬送室13内に搬入する。次いでウェハWを第1の搬送手段17を介してアライメント室19に搬送して、ウェハWの向きの調整を行った後、ロードロック室14(または15)に搬送する。このロードロック室14内の雰囲気を減圧した後、ウェハWを第2の搬送手段18によってロードロック室14から第2の搬送室16とゲートバルブ26とを介してプラズマ処理装置51に搬送する。
ウェハWを処理容器21内の載置台3上に水平に載置した後、第2の搬送手段18が処理容器21から退去してゲートバルブ26が閉じられる。引き続きガス流路38からバックサイドガスを供給して、ウェハWを所定の温度に調整する。その後以下のステップを行う。
ここで、ウェハWの表面部の構造を図4(a)に示す。このウェハWは、本発明の第1の実施の形態の膜の構造を表しており、同図(a)は、n(nは1以上の整数)番目の層であるSiO2膜71及び有機膜72からなる絶縁膜と、その内部に形成された銅配線73と、の上に、(n+1)番目の配線層を形成する工程の途中段階の例を示している。尚、同図中、n番目の層における(n−1)番目と接続するための銅配線については、省略している。銅配線73の上には、エッチングストップ膜であるSiC膜74、層間絶縁膜であるSiOCH膜75、有機膜76及びハードマスクであるSiO2膜77が下からこの順番で成膜されている。SiOCH膜75及び有機膜76とには、ビアホールを抜くための凹部79が形成されている。この凹部79は、従来の手法例えばフォトレジストマスクなどを用いたドライエッチング法によって形成されているが、ここではその説明を省略する。
(ステップ1:SiC膜74のエッチング工程)
排気装置23により排気管24を介して処理容器21内の真空排気を行い、処理容器21内を所定の真空度に保持した後、ガス供給系46より処理ガスとして例えばCF4ガスを供給する。続いて周波数が60MHzの高周波を上部電極4に供給して、前記処理ガスをプラズマ化すると共に、バイアス用の高周波として周波数が2MHzの高周波を下部電極31に供給する。
このプラズマ中には、炭素とフッ素との化合物の活性種が含まれており、SiC膜74がこれら活性種雰囲気に曝されると、膜中の原子と反応した化合物が生成され、これにより図4(b)に示すようにSiC膜74がエッチングされる。この時、銅配線73の表面には、SiC膜74のエッチングによってSiC膜74と処理ガスとの反応生成物である、シリコンを含むCF系のポリマー(堆積物)80が堆積する。また、この時のエッチングによって、処理容器21の内壁にもCF系のポリマーが堆積する。
尚、この例ではCF4ガスを用いたが、炭素とフッ素とからなるガス例えばC2F6ガスなどの他のCF系ガスを用いても良い。また、エッチングストップ膜としては、SiC膜74に限られず、シリコンと炭素とを含む膜例えばSiCN膜などでも良い。CF4ガスには窒素ガスなどの不活性ガスを混合するようにしても良い。
(ステップ2:アンモニア処理工程)
SiC膜74のエッチング終了後、高周波電源4a、31aからの給電を止めて処理容器21内におけるプラズマの発生を停止した後、ガス供給系46からのガスの供給を止める。次に排気装置23により処理容器21内を排気して残存しているガスを除去して処理容器21内を所定の真空度に保持する。
次いで、ガス供給系46より窒素と水素とを含むガス例えばアンモニアガスを供給して処理容器21内を所定の圧力に保持した後、周波数が60MHzの高周波を上部電極4に供給して、前記処理ガスをプラズマ化すると共に、バイアス用の高周波として、周波数が2MHzの高周波を下部電極31に供給する。
このプラズマによって、図4(c)に示すように、銅配線73の表面に堆積していたポリマー80が除去されると共に、SiO2膜77をマスクとして有機膜76がエッチングされて、銅配線を埋め込む溝(トレンチ)が形成される。尚、この工程において、例えば酸素ガスを用いずに、アンモニアガスを用いたのは、ポリマー80の除去によってウェハWの表面に露出する銅配線73の酸化を抑えると共に、銅配線73の表面に形成された僅かな酸化膜の還元を行うためである。
この処理を行うことによって、ウェハWの表面に白色の粉末状の生成物が堆積する。この生成物は、シリコン、フッ素、窒素及び水素を含む化合物であり、例えば化学式が(NH4)2SiF6などで表されるケイフッ化アンモニウム81である。
このケイフッ化アンモニウム81は、次のように生成すると推測される。即ち、SiC膜74のエッチングを行うことにより、既述のように処理容器21の内壁にCF系のポリマーが堆積することから、引き続いてアンモニアガスをプラズマ化すると、そのプラズマによってCF系のポリマーが解離してフッ素が発生する。そしてこのフッ素がウェハWの表面に付着し、ウェハWの表面の膜中のシリコン及びアンモニアガスと反応して、ケイフッ化アンモニウム81がウェハWの表面全体に生成する。
ここで、ケイフッ化アンモニウム81とは、各構成元素の化学量論比が上述の化学式に限られるものではなく、この化合物が持つ特性(毒性、吸湿性及び熱分解温度)が同程度の化合物であっても良い。また、この例では窒素と水素とを含むガスとしてアンモニアガスを用いたが、例えばヒドラジン系のガスを用いても良い。
次に、アンモニア処理を終えたウェハWを再び第2の搬送手段18によって第2の搬送室16に取り出して、加熱装置54に搬送する。
(ステップ3:加熱工程)
次に、ウェハWを加熱装置54内の載置台92に載置し、ガス源94から処理容器91内に窒素ガスを供給しながら、真空ポンプ97によって処理容器91内を所定の真空度に保持する。次いで、載置台92に埋設されたヒーター98によって、ウェハWを例えば150℃に昇温して、150秒保持する。この熱処理によって、図4(d)に示すように、ウェハWの表面に堆積していた既述のケイフッ化アンモニウム81が分解して、例えばフッ化水素(HF)やフッ化シリコン(SiF4)などが生成する。これらの生成物は、窒素ガスと共に真空ポンプ97を介して図示しない除害装置に吸引されて、無害化される。この例では上記のように熱処理温度を設定したが、ケイフッ化アンモニウム81が分解する温度以上で層間絶縁膜(この例ではSiOCH膜75)の耐熱温度(400℃程度)以下であれば特に制限はなく、また、保持時間についても、ケイフッ化アンモニウム81が十分に分解する時間であれば良い。
その後、搬入された順序と逆の順序でウェハWを基板処理装置11から搬出する。
上述の実施の形態によれば、SiC膜74のエッチング処理であるCF4ガスを用いたプラズマ処理に続いて、このエッチング処理時の残渣物であるCF系のポリマー80の除去と有機膜76の除去とを行うために、アンモニアガスを用いたプラズマ処理を行っているため、ウェハWの表面に有害なケイフッ化アンモニウム81が生成するが、基板処理装置11内において熱処理により除去してからウェハWを基板処理装置11の外部の大気雰囲気(クリーンルーム雰囲気)に搬出しているため、ケイフッ化アンモニウム81によりクリーンルーム内が汚染されるおそれがないし、またオペレータに直接ケイフッ化アンモニウム81が付着する可能性もなくなり、従って半導体製造プロセス中に生成した有害物による人体への悪影響を確実に防止できる。
また、吸湿性の高いケイフッ化アンモニウム81を除去することによって、吸湿による銅配線73などの酸化を抑えることができると共に、誘電率の高い水がウェハW内に吸収されることを防止できるので、誘電率の上昇を抑えることができる。
ケイフッ化アンモニウム81の除去を行う方法として、水などによる洗浄ではなく、加熱処理を施しているため、簡便な方法でケイフッ化アンモニウム81を除去することができると共に、ポーラス体であるSiOCH膜75の内部へ洗浄に使用する水が入り込まないので、誘電率の上昇を抑えることができ、ウェハW内に入り込んだ水の除去工程を行う必要もない。
尚、この例ではプラズマ処理と加熱処理とを別個の処理容器21、91内で行っているが、プラズマ処理装置51内の載置台3にヒーターを設けて、処理容器21を熱処理が行われる処理容器91として兼用するように、同一処理容器21内で両方の処理を行うようにしても良い。また、ウェハWを加熱する加熱手段としては、ヒーター98に限られず、例えば赤外線ランプなどであってもよい。
また、加熱装置54は、ロードロック室14、15に組み合わせて設けるようにしても良く、この場合ロードロック室14、15内の図示しない載置台にヒーターを設けたり、ロードロック室14、15内の天壁に赤外線ランプを設けたりするなどして、更にパージガスを供給できる構造とすればよい。
また、SiC膜74のエッチング時の残渣物であるポリマー80の除去工程では、有機膜76をエッチングして、トレンチの溝である凹部79の一部を形成する工程も同時に行っているが、有機膜76の除去工程を伴わない処理であっても良い。また、フッ素を含むガスによるプラズマ処理としては、SiC膜74のエッチングに限られるものではなく、他のプラズマ処理であっても良く、そのプラズマ処理に続いて、アンモニアガスを用いたプラズマ処理であるシリコンを含む有機膜76のエッチングを行うようにしても良い。前者の例について、図5及び図6を参照して説明する。
本発明の第2の実施の形態では、図5に示すように、銅配線110の上には、エッチングストップ膜であるSiC膜103、層間絶縁膜であるSiOCH膜104、ハードマスクであるSiO2膜105及び犠牲膜である有機膜107が下からこの順番で成膜されている。SiOCH膜104、SiO2膜105及び有機膜107にはトレンチの溝106aが形成されており、この溝106aは、例えばSiOCH膜104の半分程度の深さまで穿たれている。また、SiOCH膜104には、溝106aからSiC膜103に連通するようにホール106bが形成されており、このホール106bには、既述の有機膜107と同じ材質である有機膜107aが埋め込まれている。
この場合には、ウェハWを処理容器21内の載置台3に載置し、処理ガスとしてO2ガスまたはアンモニアガスを用いて上述と同様のプラズマ処理を行い、図6(a)に示すように、ウェハWの表面の有機膜107とホール106b内の有機膜107aとをエッチングする。続いて、同様にしてCF4ガスを用いたプラズマ処理によって、図6(b)に示すように、SiC膜103をエッチングし、更に同様にしてアンモニアガスを用いたプラズマ処理により、図6(c)に示すように、銅配線110の表面に堆積しているSiC膜103のエッチング時の残渣物であるポリマー80を除去する。この場合にも、既述の通り、ウェハWの表面にケイフッ化アンモニウム81が生成する。
次に、ウェハWを加熱装置54に搬入し、同様の加熱処理を行う。
この実施の形態においても、上述の実施の形態と同様の効果が得られる。
また、本発明の基板処理方法を適用する他の基板処理装置の一例について、図7を参照して簡単に説明する。
図7に示した基板処理装置121は、キャリア室122a〜122c、搬送室123、ロードロック室124、125及びプラズマ処理装置51、52を備えている。また、搬送室123の側面には、アライメント室129が設けられている。
搬送室123には、第1の搬送手段127が設けられており、この第1の搬送手段127は、キャリア室122a〜122cとロードロック室124、125との間及び搬送室123とアライメント室129との間でウェハWの受け渡しを行うための搬送アームであり、図中左右方向に移動可能に構成されている。また、ロードロック室124、125には、図8に示すように、それぞれ第2の搬送手段128a、128bが設けられており、この第2の搬送手段128a、128bは、第1の搬送手段127とプラズマ処理装置51、52との間でウェハWの受け渡しを行うための搬送アームである。また、ロードロック室124、125の上方には、加熱手段である赤外線ランプ135が設けられており、ガラス等からなる透明窓136を介してロードロック室124、125内のウェハWに赤外線を照射して、ウェハWをケイフッ化アンモニウム81の分解温度以上の温度例えば100℃以上に加熱できるように構成されている。
ロードロック室124、125には、それぞれ排気管130a、130bを介して排気手段である真空ポンプ131a、131bが接続されており、ロードロック室124、125内を排気可能に構成されている。真空ポンプ131a、131bの上流側には、図示しない除害装置が接続されており、ロードロック室124、125から発生するケイフッ化アンモニウム81の分解によるガスを無害化できるように構成されている。また、ロードロック室124、125にはガス供給管132a、132bを介して例えば窒素ガスを供給可能なガス源134に接続されており、ロードロック室124、125それぞれに対してガスを供給できるように構成されている。また、ロードロック室124、125は、図示しないリーク弁を備えており、このリーク弁と既述の真空ポンプ131a、131bとによって、大気雰囲気と真空雰囲気とを切り替えられるように構成されている。ロードロック室124、125には、例えば冷却ガス源とガス供給路とを含む冷却手段が接続されており、熱処理後のウェハWを冷却できるように構成されているが、ここでは省略している。尚、図8はロードロック室124を例示している。
この基板処理装置121においては、ウェハWは、キャリア室122a(122b、122c)から、搬送室123、アライメント室129、搬送室123、ロードロック室124(または125)、プラズマ処理装置51(52)の順に搬送されて、既述のプラズマ処理が行われ、その後第2の搬送手段128a(128b)によりロードロック室124(125)に搬入される。そして、赤外線ランプ135によってウェハWを例えば100℃以上に加熱して、ウェハWの表面のケイフッ化アンモニウム81を分解する。その後、図示しないリーク弁からロードロック室124(125)内に大気が流入して、ウェハWは、ロードロック室124(125)内に搬入された順序と逆の順序で基板処理装置121内から搬出される。
次に、本発明の基板処理方法について行った実験について説明する。実験には、図9に示すように、実験用のベアシリコンウェハ上に膜厚が100nmとなるようにSiC膜83を成膜したウェハWに対して、基板処理装置11を用いて、各例毎に以下に示す処理を行った。その後、飛行時間型2次イオン質量分析装置(ToF−SIMS:Time of Flight − Secondary Ion Mass Spectroscopy)を用いて、金イオンでウェハWの表面をスパッタして、析出した化合物の成分を分析した。
尚、ウェハWに対して処理を行う場合は、以下の条件を用いた。
(SiC膜83のエッチング)
処理圧力 :6Pa(45mTorr)
処理ガス :CF4=100sccm
処理時間 :15sec
尚、このエッチングは、SiC膜83の表面にレジスト膜などを形成せずに行った。
(アンモニア処理)
処理圧力 :40Pa(300mTorr)
処理ガス :アンモニア=700sccm
処理時間 :40sec
(加熱処理)
加熱温度 :150℃
真空度 :1.3Pa(100mTorr)
保持時間 :150秒
(実施例1)
ウェハWに対して、上述のSiC膜83のエッチング、アンモニア処理及び加熱処理を上述のステップに従って施した。
(実施例2)
ウェハWに対して、実施例1と同じ処理を施した。ただし、大気中の水分等による影響がどの程度か確かめるため、プラズマ処理装置51においてSiC膜83のエッチング及びアンモニア処理を行った後、一度大気雰囲気であるキャリア室12aにウェハWを戻して、再度ウェハWを加熱装置54に搬送し、加熱処理を施した。
(比較例)
ウェハWに対して、上述のSiC膜83のエッチング及びアンモニア処理をこの順番で施した。
(参考例)
ウェハWに対して、上述のSiC膜83のエッチングを施した。
(実験結果)
この実験結果を図10に示す。
上の各例において、ケイフッ化アンモニウム81の分解に起因すると考えられる様々な化合物(図中の凡例の番号1〜14)の生成が確認された。これらの化合物は、実施例1、2においても確認されたが、参考例の結果とほぼ同程度のレベルの生成量であったため、実施例1、2におけるこれらの生成物は、ウェハW中に含まれる不純物や、環境中の元素との反応物などに起因するものと考えられる。
一方、比較例においては、上述のケイフッ化アンモニウム81の分解に起因する化合物の量が実施例1、2の10倍程度確認されたことから、分析前のウェハW上には、明らかにケイフッ化アンモニウム81が堆積していたと考えられる。
尚、実施例1と実施例2との間において、生成物の量がほぼ同程度であることから、アンモニア処理の後、加熱処理の前にウェハWを大気雰囲気に晒しても構わないことが分かった。
本発明の基板処理装置の一例を示す平面図である。 本発明のプラズマ処理に用いられるプラズマ処理装置の一例を示す縦断面図である。 本発明の加熱処理に用いられる加熱装置の一例を示す縦断面図である。 本発明の第1の実施の形態における基板処理方法の一例を示す基板の断面図である。 本発明の第2の実施の形態における基板処理方法の一例を示す基板の断面図である。 上記の基板処理方法の一例を示す基板の断面図である。 本発明における基板処理装置の一例を示す平面図である。 上述の基板処理装置の一例を示す縦断面図である。 本発明の実施例に用いた基板の断面図である。 本発明の実施例の結果を示す特性図である。
符号の説明
11 基板処理装置
13 第1の搬送室
14 ロードロック室
16 第2の搬送室
17 第1の搬送手段
18 第2の搬送手段
21 処理容器
51 プラズマ処理装置
54 加熱装置
73 銅配線
74 SiC膜
76 有機膜
80 堆積物
81 ケイフッ化アンモニウム

Claims (13)

  1. 基板上のシリコンを含む膜に対してフッ素を含む処理ガスによるプラズマ処理を行う工程(a)と前記基板に対して窒素及び水素を含む処理ガスによるプラズマ処理を行う工程(b)とを同一処理容器内にて行うことにより、基板上にケイフッ化アンモニウムが生成する工程と、
    次いで前記基板がクリーンルーム雰囲気に置かれる前に、当該基板を処理容器内において前記ケイフッ化アンモニウムの分解温度以上に加熱する工程と、を含むことを特徴とする基板処理方法。
  2. 前記工程(b)は、前記工程(a)の後に行われることを特徴とする請求項1に記載の基板処理方法。
  3. 前記工程(a)は、基板に形成された金属配線の表面に形成されたシリコン及び炭素を含むエッチングストップ膜を除去するための処理であることを特徴とする請求項1または2に記載の基板処理方法。
  4. 前記工程(b)は、金属配線の上層に形成された炭素を含む有機絶縁膜を除去するための処理及び/または前記工程(a)によって金属配線上に副生成物として形成された有機膜を除去するための処理であることを特徴とする請求項2に記載の基板処理方法。
  5. 前記基板を加熱する工程は、前記工程(a)及び前記工程(b)が行われる処理容器とは異なる処理容器で行われることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一つに記載の基板処理方法。
  6. 前記フッ素を含む処理ガスは、フッ素及び炭素を含むガスであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一つに記載の基板処理方法。
  7. 前記窒素及び水素を含む処理ガスは、アンモニアガスであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一つに記載の基板処理方法。
  8. 基板上のシリコンを含む膜に対してフッ素を含む処理ガスによるプラズマ処理を行う工程(a)と前記基板に対して窒素及び水素を含む処理ガスによるプラズマ処理を行う工程(b)とを同一処理容器内で行うためのプラズマ処理装置と、
    このプラズマ処理装置におけるプラズマ処理によって基板上に形成されたケイフッ化アンモニウムを分解するために、処理容器内において基板をケイフッ化アンモニウムの分解温度以上に加熱する加熱装置と、を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  9. 前記プラズマ処理装置は、前記工程(a)に続いて前記工程(b)を行うように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の基板処理装置。
  10. 前記プラズマ処理装置における処理容器と加熱装置における処理容器とは互いに異なる処理容器であり、これら処理容器は、基板搬送手段を備えた真空雰囲気の搬送室に気密に接続されていることを特徴とする請求項8まはた9に記載の基板処理装置。
  11. 前記フッ素を含むガスは、フッ素及び炭素を含むガスであることを特徴とする請求項8または9に記載の基板処理装置。
  12. 前記窒素及び水素を含む処理ガスは、アンモニアガスであることを特徴とする請求項8または9に記載の基板処理装置。
  13. 基板を処理容器内で処理する基板処理装置に用いられ、コンピュータ上で動作するコンピュータプログラムを格納した記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラムは、請求項1ないし7のいずれか一つに記載の基板処理方法を実施するようにステップが組まれていることを特徴とする記憶媒体。

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