WO2023210101A1 - 光学装置、および光学装置を備える撮像ユニット - Google Patents

光学装置、および光学装置を備える撮像ユニット Download PDF

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友基 石井
宣孝 岸
仁志 坂口
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株式会社村田製作所
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    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/52Elements optimising image sensor operation, e.g. for electromagnetic interference [EMI] protection or temperature control by heat transfer or cooling elements

Definitions

  • the first cylindrical portion 31Z provided above the spring portion 32Z piston-vibrates in the Z direction due to the bending vibration of the vibrating body 3Z. While the first cylindrical part 31Z itself is not deformed by the vibration and maintains its original shape, the end of the spring part 32Z is largely displaced. Stress will be concentrated at the connection portion S1 between the spring portion 31Z and the spring portion 32Z.
  • the magnitude of displacement is shown by the shade of hatching, and the darkly hatched part shows the part where the displacement is large, and the displacement is large in the part far from the node N.
  • the cross-sectional shape of the support portion 33 is S-shaped so as not to cause stress concentration on the vibrating body 3.
  • the cross-sectional shape of the support part 33 that connects the connecting part 31 and the vibrating part 32 is not limited to the S-shape, but if it is a curved shape, concentration of stress can be reduced. Therefore, it will be explained in detail whether the concentration of stress can be reduced to the extent of changing the radius of curvature of the vibrating body 3.
  • FIG. 6 is a schematic diagram for explaining the radius of curvature of the vibrating body according to the embodiment.

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Abstract

本開示は、外部を覆う透光体に付着した異物を振動で除去する場合に、振動体に応力の集中が生じ難い光学装置、および光学装置を備える撮像ユニットを提供する。光学装置(100)は、最外層レンズ(1)(透光体)、筐体(2)、振動体(3)、圧電素子(5)を備えている。最外層レンズ(1)は、所定の波長の光を透過する。筐体(2)は、最外層レンズ(1)を保持する。振動体(3)は、筐体(2)に保持された最外層レンズ(1)と接する。圧電素子(5)は、振動体(3)に設けられ、振動体(3)を振動させる。振動体(3)は、筒状体であって、最外層レンズ(1)と接する接続部(31)(第1部分)と圧電素子(5)を設ける振動部(32)(第2部分)とを繋ぐ支持部(33)(第3部分)の断面形状が曲線形状である。

Description

光学装置、および光学装置を備える撮像ユニット
 本開示は、光学装置、および光学装置を備える撮像ユニットに関する。
 車両の前部や後部に撮像ユニットを設け、当該撮像ユニットで得た画像を利用して安全装置を制御したり、運転支援制御を行ったりすることが行われている。このような撮像ユニットは、車外に設けられることが多いため、外部を覆う透光体(保護カバーやレンズ)に雨滴(水滴)、泥、塵埃等の異物が付着することがある。
 透光体に異物が付着すると、当該撮像ユニットで得た画像に異物が映り込み、鮮明な画像が得られなくなる。そこで、特開2017-170303号公報(特許文献1)では、透光体の表面に付着した異物を除去するために透光体を振動させる振動体が撮像ユニットに設けられている。
特開2017-170303号公報
 特許文献1に記載の撮像ユニットでは、透光体(防滴カバー)がドーム部と、筒部と、フランジ部を有して形成されている。そして、フランジ部は、ドーム部の基端と筒部との連結部位の近傍において、当該部位から外周側に向けて、筒部の周方向に一周に亘って形成され、光軸に直交する円環状の面を有している。このフランジ部の背面側には、板状の圧電素子が配設されている。
 そのため、圧電素子により防滴カバーを振動させるには、圧電素子の振動を、フランジ部を介してドーム部に伝える必要がある。つまり、フランジ部が、圧電素子の振動をドーム部に伝える振動体として機能している。しかし、ドーム部を振動させることによって、フランジ部とドーム部との接続部分に応力が集中するため、当該部分でクラックが発生する虞があった。
 そこで、本開示の目的は、外部を覆う透光体に付着した異物を振動で除去する場合に、振動体に応力の集中が生じ難い光学装置、および光学装置を備える撮像ユニットを提供することである。
 本開示の一形態に係る光学装置は、所定の波長の光を透過する透光体と、透光体を保持する筐体と、筐体に保持された透光体と接する振動体と、振動体に設けられ、振動体を振動させる圧電素子と、を備える。振動体は、筒状体であって、透光体と接する第1部分と圧電素子を設ける第2部分とを繋ぐ第3部分の断面形状が曲線形状である。
 本開示の一形態に係る撮像ユニットは、上記に記載の光学装置と、透光体が視野方向となるように配置された撮像素子と、を備える。
 本開示によれば、振動体は、筒状体であって、透光体と接する第1部分と圧電素子を設ける第2部分とを繋ぐ第3部分の断面形状が曲線形状であるので、振動体に応力の集中が生じ難く、クラックの発生を低減することができる。
実施の形態に係る光学装置の半断面図である。 実施の形態に係る振動体の概略図である。 実施の形態に係る光学装置に生じる変位を説明するための概略図である。 実施の形態に係る光学装置に生じる応力を説明するための概略図である。 実施の形態に係る光学装置の振動による変位について説明するための概略図である。 実施の形態に係る振動体の曲率半径を説明するための概略図である。 振動体の曲率半径を変更した光学装置に生じる応力を説明するための概略図である。 変形例1に係る光学装置の半断面図である。 変形例2に係る光学装置の半断面図である。 変形例3に係る光学装置の半断面図である。
 以下に、実施の形態に係る光学装置、および光学装置を備える撮像ユニットについて図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。以下に説明する光学装置は、例えば、車載用の撮像ユニットに適用され、透光体(例えば最外層レンズ)の表面に付着した異物を除去するために透光体を振動させることができる。光学装置は、車載用の撮像ユニットの用途に限定されない。例えば、光学装置は、セキュリティ向けの監視カメラ、ドローン用の撮像ユニット等にも適用することができる。
 (実施の形態)
 図1は、実施の形態に係る光学装置100の半断面図である。なお、図中のX,Z方向は、それぞれ、光学装置100の横方向、高さ方向を示す。図1に示す一点鎖線は、光学装置100の中心軸を通る部分である。光学装置100は、最外層レンズ1、筐体2、振動体3、内層レンズ4、圧電素子5を有している。
 なお、最外層レンズ1と内層レンズ4とのアライメント調整を行った後、光学装置100に撮像素子6を含むケースを取り付けることで撮像ユニットとなる。撮像ユニットは、光学装置100と、最外層レンズ1および内層レンズ4が視野方向となるように配置された撮像素子6と、を有している。撮像素子6は、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide-Semiconductor)センサなどのイメージセンサであり、図示していない回路基板に実装されている。
 最外層レンズ1は、所定の波長(例えば、可視光の波長、撮像素子で撮像可能な波長など)の光を透過する透光体であり、例えば、凸メニスカスレンズである。なお、光学装置100は、最外層レンズ1に代えて保護カバーのような透明部材を用いてもよい。保護カバーは、ガラスや透明なプラスチックスなどの樹脂により構成される。
 最外層レンズ1の端部は、筐体2から延びる板バネ2aの端部で保持される。なお、最外層レンズ1と板バネ2aの端部であるリテーナ2bのとの間には接着剤が充填されている。さらに、光学装置100は、筐体に保持された最外層レンズ1を振動させるため、最外層レンズ1に接する位置に振動体3が設けられている。
 図2は、実施の形態に係る振動体3の概略図である。図2(a)は、振動体3の斜視図であり、図2(b)は、振動体3の断面斜視図である。振動体3は、図2に示すように、筒状体で、最外層レンズ1と接する接続部31(第1部分)と、圧電素子5を設ける振動部32(第2部分)と、接続部31と振動部32とを繋ぐ支持部33(第3部分)とで構成されている。支持部33の断面形状はS字形状である。また、振動体3は、図1に示すように、最外層レンズ1と接続部31との接続点A1、接続部31と支持部33との接続点A2、および支持部33と振動部32との接続点A3がほぼ直線上に配置される形状である。振動体3の筒内には、図1に示すように内層レンズ4が配置される。
 接続部31は、筒状体の軸方向(Z方向)に形状を延伸させた円筒形状である。さらに、接続部31の端部は、筒状体の半径方向(X,Y方向)に形状を延伸させることで、安定して最外層レンズ1の周縁部と接続することができる。なお、接続部31は、筒状体の軸方向(Z方向)に形状を延伸させた部分だけでも、筒状体の半径方向(X,Y方向)に形状を延伸させた部分だけでもよい。振動部32は、圧電素子5の振動とともに振動する部分であり、接続部31および支持部33の板厚に比べて板厚が厚い。これにより、圧電素子5の振動を最外層レンズ1により効率的に伝えやすくなる。支持部33は、接続部31を支持するとともに、振動部32の振動を接続部31に伝える部分である。なお、接続部31、振動部32および支持部33は一体で形成しても、個別に形成してもよい。また、図2に示すように、支持部33(第3部分)の最大外形寸法は接続部31(第1部分)の最大外形寸法よりも大きく、振動部32(第2部分)の最大外形寸法は支持部33(第3部分)の最大外形寸法よりも大きい。これにより、振動部32の振動(つまり圧電素子5の振動)を、最外層レンズ1(透光体)に効率よく伝えることができる。
 圧電素子5は、最外層レンズ1に接する側とは反対側の振動部32の面に設けられている。圧電素子5は、中空円状であり、例えば、厚み方向において分極することで振動する。圧電素子5は、チタン酸ジルコン酸鉛系圧電セラミックスからなる。もっとも、(K,Na)NbOなどの他の圧電セラミックスが用いられてもよい。さらにLiTaOなどの圧電単結晶が用いられてもよい。なお、圧電素子5は、最外層レンズ1に接する側と同じ側の振動部32の面に設けられてもよい。
 中空円状の圧電素子5が径方向に振動し、この振動が振動体3の支持部33によりZ方向(図中上下方向)の振動に変換されることで、最外層レンズ1がZ方向に振動する。図3は、実施の形態に係る光学装置100に生じる変位を説明するための概略図である。振動体3は、図3から分かるように、支持部33がバネのように弾性変形することで最外層レンズ1をZ方向に変位させている。振動体3の振動により、最外層レンズ1を保持する筐体2の板バネ2aも弾性変形している。
 また、図3から分かるように、振動体3は、支持部33の断面形状がS字形状となっている部分の中央部で振動のノードNを有する。ここで、振動のノードNとは、振動体3の最大振幅の概ね50分の1以下の振幅となる部分である。そのため、振動体3の振動により最外層レンズ1の変位が最大となる一方、振動のノードNの変位は小さくなっている。なお、図3では、ハッチングの濃淡で変位の大きさを示しており、ハッチングが濃い部分が変位の大きい部分を示しており、最外層レンズ1で変位が大きい。
 本実施の形態では、支持部33の断面形状をS字形状とし、当該S字形状となっている部分の中央部で振動のノードNを有している。つまり、支持部33は、振動のノードNの付近で曲線形状となっている。その結果、振動体3は、応力の集中が生じ難い形状となっており、クラックの発生を大幅に低減することができる。図4は、実施の形態に係る光学装置に生じる応力を説明するための概略図である。図4(a)は、光学装置100に生じる応力を説明するための概略図であり、図4(b)は、比較対象の光学装置500に生じる応力を説明するための概略図である。
 図4(a)および図4(b)では、圧電素子5を振動させ、振動体により最外層レンズ1をZ方向にピストン振動させた場合の振動体に生じる応力を図示している。図4(b)に示す比較対象の光学装置500では、圧電素子5を振動させ、振動体3Zにより最外層レンズ1をZ方向にピストン振動させる。なお、振動体3Zは、最外層レンズ1を支持する第1円筒部31Zと、中空円状のバネ部32Zと、第2円筒部33Zと、圧電素子5を設ける面を有するつば部34Zとを含む。光学装置500では、第1円筒部31Zとバネ部32Zとの接続部S1、および当該バネ部32Zと第2円筒部33Zとの接続部S2で応力が集中している。比較対象の光学装置500では、バネ部32Zと第2円筒部33Zとの接続部S2の付近で応力が集中している。なお、図4(b)では、ハッチングの濃淡で応力の大きさを示しており、ハッチングが濃い部分が応力の大きい部分を示しており、接続部S1,S2で応力が集中している。
 図4(b)に示す比較対象の光学装置500は、振動体3Zが屈曲振動するような構造で最外層レンズ1をZ方向にピストン振動するため接続部S1,S2で応力が集中する。一方、図4(a)に示す光学装置100は、支持部33がZ方向に対してバネのように振動する構造で最外層レンズ1をZ方向にピストン振動するため振動のノードNで応力が集中していない。つまり、光学装置100は、支持部33の断面形状をS字形状とすることで、支持部33において応力が集中する部分を減らして全体の応力を低減している。図4(b)に示す比較対象の光学装置500では、単位変位当たりの応力が最大で56.4MPa/umであったのに対し、図4(a)に示す光学装置100では、単位変位当たりの応力が最大で20.7MPa/umとなっている。つまり、図4(a)に示す光学装置100では、図4(b)に示す比較対象の光学装置500に比べ、支持部33に発生する応力を1/2以下に低減している。
 また、比較対象の光学装置500および光学装置100の振動による変位について説明する。図5は、実施の形態に係る光学装置の振動による変位について説明するための概略図である。図5(a)は、光学装置100の振動による変位を説明するための概略図であり、図5(b)は、比較対象の光学装置500の振動による変位を説明するための概略図である。
 図5(b)に示す比較対象の光学装置500では、振動体3Zを固有振動数(例えば、29kHz)で振動させた場合、第2円筒部33Zの端部から延びるつば部34Zに振動のノードNを有し、当該ノードNを起点に振動体3Zが屈曲振動をしている。つまり、比較対象の振動体3Zは、ノードNを起点にバネ部32Zとつば部34Zとがシーソーのように折れ曲がるように振動している。
 図5(b)に示すように、バネ部32Zの上部に設けた第1円筒部31Zは振動体3Zの屈曲振動によりZ方向にピストン振動する。当該振動で第1円筒部31Z自体は変形せずに元の形状を維持するのに対し、バネ部32Zの端部は大きく変位するので、図4(b)で説明したように第1円筒部31Zとバネ部32Zとの接続部S1で応力が集中することになる。なお、図5(b)では、ハッチングの濃淡で変位の大きさを示しており、ハッチングが濃い部分が変位の大きい部分を示しており、ノードNから離れた部分で変位が大きい。
 一方、光学装置100では、図5(a)に示すように、振動体3を固有振動数(例えば、29kHz)で振動させた場合、S字形状となっている支持部33の中央部で振動のノードNを有しているが、ノードNを起点に振動体3が屈曲振動していない。振動体3は、屈曲振動ではなく、Z方向に伸び縮みするようなバネ振動をしている。振動体3がバネ振動をすることで、局所的に応力が加わる部分がなくなり、応力の集中を減らすことができる。光学装置100では、振動による応力の集中を減らすことで、振動体3にクラックが生じるような故障モードを減らし信頼性を向上させることができる。
 光学装置100では、振動体3に応力の集中が生じないように、支持部33の断面形状をS字形状としていると説明した。しかし、振動体3は、接続部31と振動部32とを繋ぐ支持部33の断面形状をS字形状に限定されず、曲線形状であれば応力の集中を低減できる。そこで、振動体3の曲率半径を変化させた場合に、応力の集中をとの程度低減できるかについて詳しく説明する。図6は、実施の形態に係る振動体の曲率半径を説明するための概略図である。
 図6(a)は、図1に示した振動体3の曲率半径を示している。支持部33の図中上側の曲線形状K1は、内側の曲率半径が1mmで、外側の曲率半径が1.8mmとなっている。また、支持部33の図中下側の曲線形状K2は、内側の曲率半径が1.2mmで、外側の曲率半径が2mmとなっている。つまり、支持部33において、接続部31に近い側の曲率半径に比べて、振動部32に近い側の曲率半径が大きくなっている。支持部33をこのような形状とすることで、支持部33がZ方向に対してよりバネのように振動する構造となる。
 さらに、図6(b)では、図1に示した振動体3よりもノードN付近の曲率半径を大きくした振動体3Aの曲率半径を示している。支持部33Aの曲線形状K1は、接続部31に近い側の内側の曲率半径が0.8mmで、外側の曲率半径が1.6mmとなり、接続部31に遠い側の内側の曲率半径が1.2mmで、外側の曲率半径が2mmとなっている。また、支持部33Aの曲線形状K2は、振動部32に遠い側の内側の曲率半径が1.5mmで、外側の曲率半径が2.3mmとなり、振動部32に近い側の内側の曲率半径が0.9mmとなっている。つまり、支持部33Aにおいて、ノードNに遠い側の曲率半径に比べて、ノードNに近い側の曲率半径が大きくなっている。
 図7は、振動体3Aの曲率半径を変更した光学装置100Aに生じる応力を説明するための概略図である。なお、図7に示す光学装置100Aにおいて、図1に示す光学装置100と同様の構成については同じ符号を付して、その説明は繰り返さない。
 図7では、圧電素子5を振動させ、振動体3Aにより最外層レンズ1をZ方向にピストン振動させた場合の振動体3Aに生じる応力を図示している。光学装置100Aでは、図7に示すように、振動体3Aにより最外層レンズ1をZ方向にピストン振動させるため、支持部33AのノードN付近の曲率半径を大きくしている。そのため、支持部33をZ方向に対してバネのように振動させた場合、支持部33において応力が集中する部分をさらに減らして全体の応力を低減している。図4(a)に示す光学装置100では、単位変位当たりの応力が最大で20.7MPa/umであったのに対し、図7に示す光学装置100Aでは、単位変位当たりの応力が最大で17.3MPa/umとなっている。つまり、図7に示す光学装置100Aでは、図4(a)に示す光学装置100に比べ、支持部33Aに発生する応力がさらに低減している。
 以上のように、実施の形態に係る光学装置100は、最外層レンズ1(透光体)、筐体2、振動体3、圧電素子5を備えている。最外層レンズ1は、所定の波長の光を透過する。筐体2は、最外層レンズ1を保持する。振動体3は、筐体2に保持された最外層レンズ1と接する。圧電素子5は、振動体3に設けられ、振動体3を振動させる。振動体3は、筒状体であって、最外層レンズ1と接する接続部31(第1部分)と圧電素子5を設ける振動部32(第2部分)とを繋ぐ支持部33(第3部分)の断面形状が曲線形状である。
 これにより、実施の形態に係る光学装置100は、振動体3は、筒状体であって、最外層レンズ1と接する接続部31(第1部分)と圧電素子5を設ける振動部32(第2部分)とを繋ぐ支持部33(第3部分)の断面形状が曲線形状であるので、振動体3に応力の集中が生じ難く、クラックの発生を低減することができる。
 (変形例1)
 実施の形態に係る光学装置100では、支持部33の断面形状をS字形状としていると説明した。しかし、振動体に応力の集中が生じないような形状であれば、支持部の断面形状をS字形状に限定されない。図8は、変形例1に係る光学装置の半断面図である。なお、図8に示す光学装置100Bにおいて、図1に示す光学装置100と同様の構成については同じ符号を付して、その説明は繰り返さない。図中のX,Z方向は、それぞれ、光学装置100Bの横方向、高さ方向を示す。図8に示す一点鎖線は、光学装置100Bの中心軸を通る部分である。
 光学装置100Bは、図8に示すように、最外層レンズ1、筐体2、振動体3B、内層レンズ4、圧電素子5を有している。振動体3Bは、筒状体で、最外層レンズ1と接する接続部31(第1部分)と、圧電素子5を設ける振動部32(第2部分)と、接続部31と振動部32とを繋ぐ支持部33B(第3部分)とで構成されている。支持部33Bの断面形状はS字を複数繋げた形状である。振動体3の筒内には、図8に示すように内層レンズ4が配置される。
 支持部33Bは、断面形状がS字を複数繋げた形状となっているので、圧電素子5を振動させることで、最外層レンズ1をZ方向にピストン振動させることができる。図8に示す支持部33Bでは、断面形状がS字を2つ繋げた形状となっているが、S字を3つ以上繋げた形状であってもよい。また、支持部において応力が集中する部分を減らす断面形状であればよいので、断面形状がS字形状の半分である曲線形状でもよい。
 さらに、振動体3,3A,3Bは、接続部31(第1部分)と、振動部32(第2部分)と、支持部33,33A,33B(第3部分)とで構成されていると説明した。振動体3,3A,3Bにおいて応力が集中する部分をさらに減らすには、支持部33,33A,33Bの断面形状を曲線形状とするだけなく、接続部31と支持部33,33A,33Bとの接続部分、振動部32と支持部33,33A,33Bとの接続部分も曲線形状とすることが好ましい。
 (変形例2)
 実施の形態に係る光学装置100では、振動体3の振動部32は接続部31および支持部33の板厚に比べて板厚が厚いと説明した。しかし、板厚が異なる部分を有する振動体を製造する場合、切削加工よりも安価に加工できるプレス加工等を用いることが難しい。そこで、変形例2に係る光学装置では、プレス加工等を用いることが可能な振動体の構成について説明する。図9は、変形例2に係る光学装置100Cの半断面図である。なお、図9に示す光学装置100Cにおいて、図1に示す光学装置100と同様の構成については同じ符号を付して、その説明は繰り返さない。図中のX,Z方向は、それぞれ、光学装置100Cの横方向、高さ方向を示す。図9に示す一点鎖線は、光学装置100Cの中心軸を通る部分である。
 光学装置100Cは、図9に示すように、最外層レンズ1、筐体2、振動体3C、内層レンズ4、圧電素子5を有している。振動体3Cは、筒状体で、最外層レンズ1と接する接続部31(第1部分)と、圧電素子5を設ける振動部32a(第2部分)と、接続部31と振動部32とを繋ぐ支持部33C(第3部分)と、錘部32bとで構成されている。振動体3Cは、安価なプレス加工等を用いて形成できるように、接続部31、振動部32a、および支持部33Cの板厚が均一となっている。なお、接続部31、振動部32a、および支持部33Cは一体で形成しても、個別に形成してもよい。
 しかし、振動部32aの板厚を薄くしたため、振動体3の振動部32のように錘としての機能が小さくなる。そこで、振動体3Cでは、振動部の錘としての機能を付加するために振動部32aとは別体で加工した錘部32bを、振動部32aと圧電素子5との間に設けている。なお、振動部32aと錘部32bとの接合は、接着剤、ねじ止めなどで行う。また、圧電素子5は、振動部32aと接する面と反対側の錘部32bの面に設けられているが、これに限定されず、錘部32bと接する面と反対側の振動部32aの面に設けてもよい。さらに、圧電素子5は、錘部32bが振動部32aと接する面と同じ面に設けてもよい。これらのように、振動部32aに対する圧電素子5および錘部32bの配置を工夫することで振動体3Cの高さを低くして光学装置100Cの低背化が可能となると共に、光学装置100Cの設計の自由度が増す。錘部32bおよび圧電素子5の径方向の長さが略同じでもよい。
 (変形例3)
 変形例2に係る光学装置100Cでは、振動体3Cの錘部32bが、最外層レンズ1に接する側とは反対側の振動部32aの面に設けられている。しかし、錘部32cは、最外層レンズ1に接する側の振動部32aの面に設けてもよい。図10は、変形例3に係る光学装置100Dの半断面図である。なお、図10に示す光学装置100Dにおいて、図1に示す光学装置100と同様の構成については同じ符号を付して、その説明は繰り返さない。図中のX,Z方向は、それぞれ、光学装置100Dの横方向、高さ方向を示す。図10に示す一点鎖線は、光学装置100Dの中心軸を通る部分である。
 光学装置100Dは、図10に示すように、最外層レンズ1、筐体2、振動体3D、内層レンズ4、圧電素子5を有している。振動体3Dは、筒状体で、最外層レンズ1と接する接続部31(第1部分)と、圧電素子5を設ける振動部32a(第2部分)と、接続部31と振動部32とを繋ぐ支持部33C(第3部分)と、錘部32cとで構成されている。振動体3Dは、安価なプレス加工等を用いて形成できるように、接続部31、振動部32a、および支持部33Cの板厚が均一となっている。なお、接続部31、振動部32a、および支持部33Cは一体で形成しても、個別に形成してもよい。
 振動体3Dでは、振動部の錘としての機能を付加するために振動部32aとは別体で加工した錘部32cを、最外層レンズ1に接する側の振動部32aの面に設けている。なお、振動部32aと錘部32cとの接合は、接着剤、ねじ止めなどで行う。また、圧電素子5は、最外層レンズ1に接する側とは反対側の振動部32aの面に設けているが、これに限定されず、錘部32cが振動部32aと接する面と同じ面に設けても、最外層レンズ1に接する側の錘部32cの面に設け(振動部32aの上に錘部32cと圧電素子5とを積み重ねた構成)てもよい。このように、振動部32aに対する圧電素子5および錘部32cの配置を工夫することで振動体3Dの高さを低くして光学装置100Dの低背化が可能となると共に、光学装置100Dの設計の自由度が増す。錘部32cおよび圧電素子5の径方向の長さが略同じでもよい。
 (その他の変形例)
 前述の実施の形態に係る撮像ユニットは、カメラ、LiDAR,Radarなどを含んでもよい。また、複数の撮像ユニットを並べて配置するようにしてもよい。
 前述の実施の形態に係る撮像ユニットは、車両に設けられる撮像ユニットに限定されず、光学装置と、透光体が視野方向となるように配置された撮像素子と、を備え、透光体への異物を除去する必要があるどのような撮像ユニットに対しても同様に適用することができる。
 (態様)
 (1)本開示に係る光学装置は、所定の波長の光を透過する透光体と、透光体を保持する筐体と、筐体に保持された透光体と接する振動体と、振動体に設けられ、振動体を振動させる圧電素子と、を備え、振動体は、筒状体であって、透光体と接する第1部分と圧電素子を設ける第2部分とを繋ぐ第3部分の断面形状が曲線形状である。
 これにより、本開示に係る光学装置は、振動体が、筒状体であって、透光体と接する第1部分と圧電素子を設ける第2部分とを繋ぐ第3部分の断面形状が曲線形状であるので、振動体に応力の集中が生じ難く、クラックの発生を低減することができる。
 (2)(1)に記載の光学装置において、振動体は、筒状体の軸方向に形状を延伸させた第1部分を有する。これにより、透光体をZ方向にピストン振動させやすくなる。
 (3)(1)または(2)に記載の光学装置において、振動体は、筒状体の半径方向に形状を延伸させた第2部分を有し、第2部分の端部が筒状体の他の部分より外側にある。これにより、透光体をZ方向にピストン振動させやすくなる。
 (4)(1)~(3)のいずれか1項に記載の光学装置において、振動体は、第3部分の断面形状がS字形状である。これにより、振動体に応力の集中が生じ難くすることができる。
 (5)(4)に記載の光学装置において、第3部分において、第1部分に近い側の曲率半径に比べて、第2部分に近い側の曲率半径が大きい。これにより、振動体に応力の集中がより生じ難くすることができる。
 (6)(1)~(5)のいずれか1項に記載の光学装置において、振動体において、第1部分および第2部分の板厚に比べて、第3部分の板厚が厚い。これにより、圧電素子の振動を透光体により効率的に伝えやすくなる。
 (7)(1)~(6)のいずれか1項に記載の光学装置において、振動体は、圧電素子で振動させた場合、第1部分から第2部分に至る第3部分の中央部で振動のノードを有する。これにより、透光体をZ方向にピストン振動させやすくなる。
 (8)(1)~(7)のいずれか1項に記載の光学装置において、振動体は、第1部分、第2部分および第3部分が一体で形成されている。これにより、振動体の剛性が高くなる。
 (9)(1)~(8)のいずれか1項に記載の光学装置において、振動体は、透光体と第1部分との接続点、第1部分と第3部分との接続点、および第3部分と第2部分との接続点が直線上に配置される形状である。これにより、透光体をZ方向にピストン振動させやすくなる。
 (10)本開示に係る撮像ユニットは、(1)~(9)のいずれか1項に記載の光学装置と、透光体が視野方向となるように配置された撮像素子と、を備える。これにより、光学装置に発生するクラックを低減した、信頼性の高い撮像ユニットを実現できる。
 今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した説明ではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
 1 最外層レンズ、2 筐体、3 振動体、4 内層レンズ、5 圧電素子、6 撮像素子、31 接続部、32 振動部、33,33A,33B 支持部、100,100A,100B 光学装置。

Claims (10)

  1.  所定の波長の光を透過する透光体と、
     前記透光体を保持する筐体と、
     前記筐体に保持された前記透光体と接する振動体と、
     前記振動体に設けられ、前記振動体を振動させる圧電素子と、を備え、
     前記振動体は、筒状体であって、前記透光体と接する第1部分と前記圧電素子を設ける第2部分とを繋ぐ第3部分の断面形状が曲線形状である、光学装置。
  2.  前記振動体は、前記筒状体の軸方向に形状を延伸させた前記第1部分を有する、請求項1に記載の光学装置。
  3.  前記振動体は、前記筒状体の半径方向に形状を延伸させた前記第2部分を有し、前記第2部分の端部が前記筒状体の他の部分より外側にある、請求項1または請求項2に記載の光学装置。
  4.  前記振動体は、前記第3部分の断面形状がS字形状である、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の光学装置。
  5.  前記第3部分において、前記第1部分に近い側の曲率半径に比べて、前記第2部分に近い側の曲率半径が大きい、請求項4に記載の光学装置。
  6.  前記振動体において、前記第1部分および前記第2部分の板厚に比べて、前記第3部分の板厚が厚い、請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の光学装置。
  7.  前記振動体は、前記圧電素子で振動させた場合、前記第1部分から前記第2部分に至る前記第3部分の中央部で振動のノードを有する、請求項1~請求項6のいずれか1項に記載の光学装置。
  8.  前記振動体は、前記第1部分、前記第2部分および前記第3部分が一体で形成されている、請求項1~請求項7のいずれか1項に記載の光学装置。
  9.  前記振動体は、前記透光体と前記第1部分との接続点、前記第1部分と前記第3部分との接続点、および前記第3部分と前記第2部分との接続点が直線上に配置される形状である、請求項1~請求項8のいずれか1項に記載の光学装置。
  10.  請求項1~請求項9のいずれか1項に記載の前記光学装置と、
     前記透光体が視野方向となるように配置された撮像素子と、を備える撮像ユニット。
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