WO2022195922A1 - コイル構造 - Google Patents

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Abstract

本発明の課題は、コイルに流す電流に対して、対象物内部へ生じさせる磁界を大きくし得るコイル構造の提供である。本発明のコイル構造は、導線が巻線されてなるコイル構造であって、その全長の40~100%が一つの円錐面に巻線されてなり、好ましくは、前記一つの円錐面は、その母線と中心軸との成す角が48°~60°である。

Description

コイル構造
 本願は日本で出願された特願2021-45298に基づく優先権を主張し、前記出願の内容は本願に包含される。
 本発明は、ヒトの頭部の内部などに磁界を発生させるために適するコイルの構造に関する。
 うつ病の治療などを目的として脳の特定部位に磁界を発生させる経頭蓋磁気刺激法(TMS)が提案されている。
 図9は、従来技術におけるTMS装置の外観及び概念図である。患者は、TMS装置のソファに座り、患者の頭部にヘッドギア91を当て、そのヘッドギアに内蔵されたコイルから磁界を放出させることにより、脳の特定部位に磁界を発生させることができる。図中の点線92は、装置から生じる磁界を概念的に示したものであり、符号93は操作パネル、符号94は電源駆動ドライバ、符号95は冷却部をそれぞれ示す。
 磁界を発生させるためにコイルに通電するとコイルから熱が生じることは避けられない。コイルからの発熱が大きい場合は、コイルを冷却するために大掛かりな装置が必要になる。本発明は、コイルに流す電流に対して、対象物内部へ生じさせる磁界を大きくし得るコイル構造を提供することを目的とする。
 本発明者らが鋭意検討した結果、以下の内容の本発明を完成した。
[1]導線が巻線されてなるコイル構造であって、その全長の40~100%が一つの円錐面に巻線されてなるコイル構造。
[2]前記一つの円錐面は、その母線と中心軸との成す角が48°~60°である[1]のコイル構造。
[3]ヒトの頭部に装着して用いるための[1]又は[2]のコイル構造。
[4]所定の磁束密度としたい作用点と、球状体表面の一点を結ぶ軸線に沿って、導線を、球状体の周縁部に沿って円錐状に巻いて構成されたコイル構造であって、前記作用点とコイルの中心との距離(z)及び前記球状体周縁部の軸芯からの距離(a)の関係が、a≦21/2×zでは、軸芯と母線のなす角が48~60°となる母線と球状体周縁部の間となるコイル径で巻くことを特徴とするコイル構造。
[5]コイル構造の少なくとも一部の内部にコアを有する[4]のコイル構造。
 本発明によれば、コイルに流す電流に対して、円錐形状の内部に発生する磁界が大きくなる。よって、コイルに流す電流を相対的に小さくすることができるから、コイルを冷却するための装置をより簡略化することができる。
本発明によるコイルのヒトの頭部への適用の概略図である。 コイルの半径aと、作用させたい点Aまでの距離zを定義している。 コイルの半径aと磁束密度Bとの関係のプロットである。 図3で示された磁束密度の極大値を与えるコイル半径を作用点とコイル中心の距離zのプロット●と、作用対象の外径を表すプロット〇である。 円錐の説明図である。 螺旋状コイル断面の配置図である。 螺旋状コイル断面の配置図である。 螺旋状コイル断面の配置図である。 本発明によるコイル構造の別の形態例の模式図である。 本発明によるコイル構造における断面の一部を表しており、螺旋コイルの適切な巻き径を表したプロットである。 本発明によるコイル構造における断面の一部を表しており、螺旋コイルの適切な巻き径を表したプロットである。 本発明によるコイル構造における断面の一部を表しており、螺旋コイルの適切な巻き径を表したプロットである。 本発明によるコイル構造における断面の一部を表しており、螺旋コイルの適切な巻き径を表したプロットである。 本発明によるコイル構造における断面の一部を表しており、螺旋コイルの適切な巻き径を表したプロットである。 従来技術におけるTMS装置の外観及び概念図である。
 以下、図面を適宜参照しながら本発明を詳しく説明する。図示された態様は本発明を限定するためのものではなく、あくまで例示である。
 本発明のコイル構造は、導線を設置することができない箇所に磁界を発生させたい場合に特に有用である。例えば、ヒトの頭部の内部(脳内)に磁界を発生させたいときなどが好適例である。その他、ヒトなど動物の胸部や腹部の臓器など切除しにくい場所への適用も非限定的に挙げられる。
 本発明によれば、使用する導線や電源との接続法などは特に限定は無く、コイル製造に関する従来公知の技術を適宜参照することができる。
 図1は本発明によるコイルのヒトの頭部への適用の概略図である。図1(A)は模式外観図であり、図1(B)は1巻きの円形コイルの中心軸15を通る一断面を簡易的に表しており、13及び14はコイル自体の断面を表しており、14から紙面の裏に、13から紙面表に電流が流れていることを表している。後述する点Aとコイル中心の距離z及びコイルの半径aを定義した図である。導線11で構成される本発明のコイル構造は円錐状をなしており、この形態ではヒトの頭部12に装着されている。図中の点Aは、頭部の内部(脳内)における、所定の磁界を発生させたい箇所である。図中の点Bは、対象となる球状体の表面16とコイルの中心軸15との交点であり、対象物である頭部の最端となる。
 図1(B)を参照しながら、コイルが形成する円錐形状の最適形状を考察する。ここで、図(B)の曲線16は、導線を設置し得る限界位置を示す。すなわち、円16の内側には導線を設置できない。具体例として、曲線16は、ヒトの頭部の表面であると考えることができる。直線15はコイル構造が形成する円錐の中心軸である。上述した点Bは、中心軸15と曲線16との交点に位置する。点Aは上述したように所定の磁界を発生させたい箇所である。コイルを構成する導線を符号13及び符号14で表す。図中rは、点Aと曲線16との距離である。導線における符号13及び14の箇所を考慮するとき、そこから中心軸15までの距離をaとし、符号13から中心軸15への投影点から点Aへの距離をZとする。
 想定例として、半径100mm程度の球状体の外部にコイルを設置して、中心部に必要とされる磁束密度(例えば50mT程度)を発生させるコイルの構造を導出することを考える。図2はコイルの中心軸を含む断面図である。コイルの中心Cと所定の磁束密度の磁界を発生させたい点Aの距離ACをz、コイル半径をaとすると、A点における磁束密度B[T]は、
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000001
で表すことができる。ここでIは電流値、μ0は真空の透磁率、μは図2では空気の比透磁率を表す。
 図3は、zすなわちコイル中心から作用点までの距離をパラメータにしたときの、コイルの半径と磁束密度Bとの関係のプロットである。これによれば、例えば10mmや、20mm離れた位置となる場合のプロットを見ると分かりやすいが、最も高い磁束を届けられるコイル半径に最適値があることがわかる。その最適値は、上式を微分することで表すことができて、その関係式は、a=21/2×z となる。例えばzが60mmの場合では、半径aは84.85mmとなる。したがって、コイル径は、所定の磁束を生成する部位までの距離zを用いて、a=21/2×zに従った半径aで設計されたコイルが最も強い磁束密度を発生させられるコイルとなる。
 したがって上記のように符号a、zを定めたとき、ある1点の部位に極大となる磁束密度を与えるコイルの半径aは、a=21/2×zに沿ったコイルを同心軸上に並べたコイルが最適な形状であると言える。しかし、この形状はメガホンのように、対象の部位に近いところの径は小さく、遠いほど大きくなる円錐形であり、対象部位の中には配置できない場合がある。例として、シンプルに対象物が球体の場合を考えると、この条件下で、a=21/2×zを充足するコイル半径の設計法は、対象部位とコイル中心の距離を定めた場合、例えばz=40mmの場合では、最適半径a=56.6mmであるが、上記条件を考えると、半径91.5mm以下は対象部位の内部となって配置できないので、球体の最小径で設計することになる。部位までの距離が80mmでは、球体の最小径よりも最適径が大きいので、最適径で設計することがきる。これを図4で説明すると、楕円で囲まれた〇のプロットは患部に近いので最適なコイル径をとることができずに、球体の形状に沿ってコイル径を設計することを表しており、楕円で囲まれた●のプロットの領域では最適径でコイル径を設計できることを表している。
 以上の検討から帰結するコイル形状の一例としては、図7の例のような形状が考えられる。そこで、この形状で、コイル中心軸上で照射対象形状の表面から80mmの内部での磁束密度を100[A]、200[kHz]の高周波大電流を流した場合で計算すると、概ね5.0[mT]程度となる。例えば、要求される磁束密度が40[mT]である場合には、コイルを単位長さあたり6~8個を重ねる必要がある。言い換えると、コイル半径と、コイル中心から所定の磁束密度を生成させる中心軸の一点(作用点)までの距離zの関係が、概略a=21/2×zを充足するコイルの関係をもつコイルが好ましく、また、コイルを内部におくことができない対象物の内部に磁界を発生させるコイルにおいて、コイルの軸芯から対象物表面までの距離(z‘)が、作用点までの距離(z)の1.4倍よりも小さい場合は、その値をコイル半径とし、大きい場合は、作用点までの距離zの1.4倍を半径とすることを特徴とするコイルもまた好ましい。
 このようなコイル構造の具体的な形状として、導線が一つの円錐面を形成するように巻線されてなるコイル構造が挙げられ、ここで、前記円錐面を構成する円錐は、母線と中心軸との成す角が好ましくは48°~60°であり、最適な成す角は54.7°である。図5は、円錐の説明図であり、母線51と中心軸52及びそれらの成す角θが図示されている。コイル構造には電源との接続などの都合から、導線すべてが円錐面上に存在することを要する訳では無く、具体的には、導線の全長の40~100%が上述の一つの円錐面上にあればよい。なお、上述したa=21/2×zという式から、最適な成す角54.7°を導出する過程は以下のとおりである。すなわち、上述の式から、tanθ=a/z=21/2の解として算出されたθの角度である。
 図6-1は、螺旋状コイル断面の配置図であり、母線61とコイル中心軸60の成す角54.7°に沿って、コイル断面62の中心を配列した様子を表す。実際のコイル断面形状は62のように矩形や円形であり、コイルとして巻かれると、コイルには内径と外径が存在する。コイルの内側の最端面の成す角は54.7°よりも小さく、コイル外面の最端面の成す角は54.7°よりも大きい。実際に高周波電流を流す場合に電流は表皮効果によって、コイルの内側の端面や外側の端面に集中するので、母線は場合よっては長手方向の厚みの半分を内側か外側にずらして成形させることが適切な場合もある。
 たとえばコイルの断面62、64、66が矩形であり、その矩形断面の長辺が64mmとなるコイルを、コイル断面63の中心部を54.7°にそって形成した場合、円錐コイルの最大径となる100mmの位置にある終端のコイル内側端面と円錐頂点と結んだ直線64と、中心軸との成す角θは、tanθ=(100×21/2-64/2)/100から、θ=48.09°となる。一方、逆にコイルの外側の端面は、tanθ=(100×21/2+64/2)/100から、母線65の角度θは、60.03°となる。よって、母線51とコイル中心軸52の成す角は、48°~60°として円錐コイルを生成すれば、電流密度が高い内側側面か、外側側面を最適半径の位置に合わせることができる。
 なお、図6-2は100mmの位置にある終端のコイルの断面(符号64)の中心が、中心軸60との成す角が48°となる母線63に合致するようにコイルを巻いた一例であり、図6-3は100mmの位置にある終端のコイルの断面(符号66)の中心が、中心軸60との成す角が60°となる母線65に合致するようにコイルを巻いた一例である。
 図7は本発明によるコイル構造の別の形態例の模式図である。このコイル構造は、円錐面状に導線が巻線されてなる部位71と円筒面上に導線が巻線されてなる部位72とを有する。図7の形態では、導線の全長の概ね50%が部位71を占めている。部位72のコイルの中空箇所にコアが内蔵されていてもよい。コアの材質として、鉄、フェライトやアモルファス金属材料等が例示される。
 図8-1は、図7の形態のコイル構造における断面の一部を表しており、螺旋コイルの適切な巻き径を表したプロットである。このプロットにおける符号81は円錐面に巻線した導線が頭部などの磁界をかける対象物の外形に沿ったコイル径で巻くことを表していて、符号82の領域は円筒面に巻線した導線のコイル半径の取りえる領域を表している。このプロットから以下のことがいえる。図8-1のグラフの原点(0,0)である作用点から、60mm離れた箇所までは、符号81にそってコイルの巻き径を決めて配置するが、60mmから100mmの領域82では、最適な巻き径83に沿って巻き径を決めるのが最も効果的であるが、符号84の平行線と、符号83の最適線に囲まれた領域82でコイル径を定めて、内部にコアを配置すればより強力な磁界を発生させることができる。但し、図8-1は、作用点からの距離を100mmまで表記しているが、100mmよりも遠い位置までコイルを巻いてもよく、本発明は100mmの距離に限定しているものではない。また同様に図8-1は対象物の86の位置にプロットを描いていないが、Z=0の位置を超えて81のプロットを延長してコイルを巻いても効果が減じるものではない。
 図8-1に示したように、コイルの適切な設計法は、作用点86から対象物最端部87を100%とみた場合に、作用点から60%の距離までは、対象物の形状に沿ったコイル径とし、60%以上の距離では、最適径83と、同一径で巻いた円筒巻き84の間でコイル径を決めて成形すればよい。実施例1としては、コアを持たない空芯コイルであれば、図8-2のように、88に沿ってコイルを巻く。実施例2としては、図8-3のように、88に沿った円筒形状とするのが製造上もっともシンプルな構成である。また、作用点の最大深度が対象物の端部87から80mmの深さにあるような場合の設計法としては、図8-4のように、80×60%=48mmのところまでを対象物の外縁部891にそってコイルを成形し、48mm以上では符号892のように一定の半径でコイルを成形するか、符号893、894のように最適径に沿ってコイルを成形するか、符号893、895のように例えば対象物端部の位置以降は同一径でコイルを巻く構成が考えられる。いずれの数値も実施例の一つであり、対象物の大きさ、作用点の深度、コアの内蔵の有無に応じて、図8-1の横軸を作用点と対象物端部の位置関係を表すパーセンテージとして読み替えて、符号81及び領域82にコイルがくるようにコイル半径を設計すればよい。また、その他の実施例としては、図8-5に示すように、コイル各巻きの中心位置と作用点からの距離が、0~60%の領域では、符号896のようなコイル断面形状が矩形のコイルを対象物の表面に沿って巻き、60%以上の領域では、符号897に示したように矩形断面の形状を漸次変化させ、コイル巻きの内径は一定を保ち、コイル巻き外径は最適プロットに沿って巻いても良い。このとき、コイル符号897で示したコイルは、螺旋状に一体となった線材の断面を漸次変化させていくことでも良いし、誘導起電力が利用できるので、符号897で示されたコイルは、それぞれがリング状に独立していて、一連に接続されていなくても良い。
 また、図8-5では、コイル断面は10mmピッチで配列された例を図示したが、例えば5mmピッチでも良く、例示した寸法に限定されるものではない。
 以上のとおり、本発明によれば、導線を設置できない箇所に低電流で効率よく磁界を発生させることができる。そのため、所望の磁界に対して必要となる電流を低くすることでき、結果として発熱を抑制し、熱対策を簡便にすることが期待される。
11 導線     12 頭部
51 母線     52 中心軸

Claims (5)

  1.  導線が巻線されてなるコイル構造であって、その全長の40~100%が一つの円錐面に巻線されてなるコイル構造。
  2.  前記一つの円錐面は、その母線と中心軸との成す角が48°~60°である、請求項1記載のコイル構造。
  3.  ヒトの頭部に装着して用いるための請求項1又は2記載のコイル構造。
  4.  所定の磁束密度としたい点と、球状体表面の一点を結ぶ軸線に沿って、導線を、球状体の周縁部に沿って円錐状に巻いて構成されたコイル構造であって、前記作用点とコイルの中心との距離(z)及び前記球状体周縁部の軸芯からの距離(a)の関係が、a≦21/2×zでは、軸芯と母線のなす角が48~60°となる母線と球状体周縁部の間となるコイル径で巻くことを特徴とするコイル構造。
  5.  コイル構造の少なくとも一部の内部にコアを有する請求項4記載のコイル構造。
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