WO2021014651A1

WO2021014651A1 - 管理装置及び管理方法

Info

Publication number: WO2021014651A1
Application number: PCT/JP2019/029262
Authority: WO
Inventors: 田中　一彦
Original assignee: 本田技研工業株式会社
Priority date: 2019-07-25
Filing date: 2019-07-25
Publication date: 2021-01-28

Abstract

ユーザから投稿されるコメントを管理する管理装置であって、ユーザから新たに投稿されるコメントの内容と、当該コメントが投稿される前に既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えているか否かを判定する第１判定部と、前記類似度が前記基準を超えていると前記第１判定部が判定した場合に、前記ユーザに対して、前記新たに投稿されるコメントの内容の見直しを提示する提示部と、を有することを特徴とする管理装置を提供する。

Description

管理装置及び管理方法

　本発明は、管理装置及び管理方法に関する。

　近年、個人間のコミュニケーションを促進する新たな環境として、電子掲示板（ＢＢＳ：Ｂｕｌｌｅｔｉｎ　Ｂｏａｒｄ　Ｓｙｓｔｅｍ）やソーシャルネットワーキングサービス（ＳＮＳ）などが注目されている。ＢＢＳは、例えば、インターネットやパソコン通信などの通信ネットワークを介して、トピックやコメントを投稿したり（書き込んだり）、閲覧したりすることができるシステムである。ＳＮＳは、インターネットを利用して、個人同士のコミュニティを容易に構築可能とする、即ち、社会的なネットワークの構築を支援するサービスである。

　このような新たな環境では、ＢＢＳやＳＮＳを適切に運用するために、それらの提供者（管理者）がネットワーク上で扱われる情報を管理する必要があり、かかる情報の管理に関する技術が従来から提案されている（特許文献１参照）。特許文献１には、新たに投稿されるコメントと、過去に投稿されたコメントとを比較して、それらのコメントに同義語や類義語があるか否か、即ち、それらのコメントが近似しているか否かを判定し、近似している場合には、新たに投稿されたコメントを第三者に対して非表示にする技術が開示されている。

特許第５０６８３４３号公報

　しかしながら、従来技術では、新たに投稿されるコメントに過去に投稿されたコメントの同義語や類義語が含まれている場合には、新たに投稿されるコメントが過去に投稿されたコメントに集約されてしまう。従って、投稿者（ユーザ）としては、過去に投稿されたコメントと同一ではない（重複していない）コメントを投稿したかった場合でも、同義語や類義語が含まれているだけで、過去に投稿されたコメントに近似しているとして、第三者に対して発信する（知らせる）ことができなくなる可能性がある。

　そこで、本発明は、ユーザから投稿されるコメントを管理するのに有利な技術を提供することを目的とする。

　本発明によれば、ユーザから投稿されるコメントを管理する管理装置であって、ユーザから新たに投稿されるコメントの内容と、当該コメントが投稿される前に既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えているか否かを判定する第１判定部と、前記類似度が前記基準を超えていると前記第１判定部が判定した場合に、前記ユーザに対して、前記新たに投稿されるコメントの内容の見直しを提示する提示部と、を有することを特徴とする管理装置が提供される。

　また、本発明によれば、ユーザから投稿されるコメントを管理する管理方法であって、ユーザから新たに投稿されるコメントの内容と、当該コメントが投稿される前に既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えているか否かを判定する工程と、前記類似度が前記基準を超えていると判定した場合に、前記ユーザに対して、前記新たに投稿されるコメントの内容の見直しを提示する工程と、を有することを特徴とする管理方法が提供される。

　本発明によれば、例えば、ユーザから投稿されるコメントを管理するのに有利な技術を提供することができる。

　本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。

　添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施の形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
本発明の一側面としての管理装置を含むシステムの構成を示す概略図である。図１に示す管理装置の構成を示す概略ブロック図である。図１に示すシステムの処理例を説明するためのフローチャートである。新たに投稿されるコメントの内容の見直しと、新たに投稿されるコメントの内容と類似しているコメントの内容とを通知するための画像の一例を示す図である。図１に示すシステムの処理例を説明するためのフローチャートである。図１に示すシステムの処理例を説明するためのフローチャートである。図１に示すシステムの処理例を説明するためのフローチャートである。図１に示す管理装置の構成を示す概略ブロック図である。図１に示すシステムの処理例を説明するためのフローチャートである。

　以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。

　図１は、本発明の一側面としての管理装置２を含むシステム１の構成を示す概略図である。システム１は、管理装置２と、ユーザ端末３及び４とを含み、本実施形態では、通信ネットワーク５を介して、トピックやコメントを投稿したり（書き込んだり）、閲覧したりすることができるシステム、即ち、電子掲示板（ＢＢＳ）を構成する。システム１において、管理装置２と、ユーザ端末３及び４とは、インターネットなどの通信ネットワーク５を介して、互いに通信可能に接続されている。図１では、システム１を構成するユーザ端末が２つである場合を例示しているが、システム１を構成するユーザ端末は２つに限定されるものではなく、３つ以上であってもよい。

　管理装置２は、システム１（ＢＢＳ）を管理する管理者（提供者）が使用する端末であって、例えば、ＣＰＵやメモリなどを含むコンピュータで構成される。ここで、管理者とは、ユーザに対して、ＢＢＳを提供する業者であって、例えば、通信事業者、システム事業者、車両（自動二輪車や自動四輪車）のディーラーなどを含む。システム１において、管理装置２は、ＢＢＳを提供するサーバとして機能する。管理装置２は、通信ネットワーク５を介して、ユーザ（ユーザ端末３やユーザ端末４）から投稿されるコメントやユーザに閲覧されるコメントを管理する。

　ユーザ端末３は、システム１（ＢＢＳ）のユーザが使用する端末であって、例えば、ＣＰＵやメモリなどを含む携帯端末である。ユーザ端末４は、システム１のユーザが使用する端末であって、例えば、ＣＰＵやメモリを含むコンピュータである。ユーザ端末３やユーザ端末４は、表示デバイスや通信デバイスを含む。本実施形態では、ユーザからＢＢＳに投稿されるコメントは、ユーザ端末３やユーザ端末４から、通信ネットワーク５を介して、管理装置２に投稿（送信）される。また、ユーザからＢＢＳに投稿されたコメントは、管理装置２から、通信ネットワーク５を介して、ユーザ端末３やユーザ端末４に提供され、ユーザ端末３やユーザ端末４で閲覧される。

　＜第１実施形態＞
　図２は、管理装置２の構成を示す概略ブロック図である。管理装置２は、処理部２１と、記憶部２２と、インタフェース（Ｉ／Ｆ）部２３とを含む。処理部２１は、ＣＰＵに代表されるプロセッサを含み、記憶部２２に記憶されたプログラムを実行する。記憶部２２は、ＲＡＭ、ＲＯＭ、ハードディスクなどの記憶デバイスを含む。Ｉ／Ｆ部２３は、外部デバイスと処理部２１との信号の送受信を中継する。Ｉ／Ｆ部２３は、通信ネットワーク５を介して、ユーザ端末３及び４と通信可能な有線又は無線の通信インタフェースを含む。

　処理部２１は、本実施形態では、ユーザから投稿されるコメントやユーザに閲覧されるコメントの管理に関する処理を行う機能を有し、受付部２１１と、第１判定部２１２と、提示部２１３と、投稿制御部２１４と、第２判定部２１６とを含む。

　受付部２１１は、Ｉ／Ｆ部２３を介して入力される、管理装置２に対するユーザ（ユーザ端末３やユーザ端末４）からの各種の要求（指示）を受け付ける機能を有する。受付部２１１は、本実施形態では、ユーザからの新たなコメントの投稿の要求やコメントの閲覧の要求を受け付ける。また、受付部２１１は、ユーザからのコメントの投稿のキャンセル（取り消し）の要求も受け付ける。

　第２判定部２１６は、受付部２１１で受け付けたユーザから新たに投稿されるコメントを解析して、その内容を判定する機能を有する。具体的には、第２判定部２１６は、新たに投稿されたコメントが質問を含んでいるか否かを判定する。

　第１判定部２１２は、本実施形態では、新たに投稿されたコメントが質問を含んでいると第２判定部２１６が判定した場合に、受付部２１１で受け付けたユーザから新たに投稿されるコメントを解析して、かかるコメントが投稿される前に既に投稿されたコメント（後述するように、記憶部２２に記憶されているコメント）との類似性（同一性）を判定する機能を有する。具体的には、第１判定部２１２は、新たに投稿されるコメントの内容と、既に投稿されたコメントの内容とを比較して、その類似度を求める。そして、第１判定部２１２は、新たに投稿されるコメントの内容と既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えているか否かを判定する。本実施形態では、類似度が基準を超えている場合には、新たに投稿されるコメントの内容と既に投稿されたコメントの内容とが類似しているものとし、類似度が基準を超えていない場合には、新たに投稿されるコメントの内容と既に投稿されたコメントの内容とが類似していないものとする。なお、基準は、システム１の管理者によって、類似の定義（どの程度を類似とするか）に応じて、予め設定される。一方、本実施形態では、新たに投稿されたコメントが質問を含んでいないと第２判定部２１６が判定した場合には、第１判定部２１２は、新たに投稿されるコメントの内容と、既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えているか否かを判定しない。

　提示部２１３は、ユーザから投稿されるメッセージに関して、かかるユーザに対して、様々なメッセージを提示する機能を有する。提示部２１３は、本実施形態では、新たに投稿されるコメントの内容と既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えていると第１判定部２１２が判定した場合に、ユーザに対して、新たに投稿されるコメントの内容の見直しを提示する。この際、提示部２１３は、ユーザに対して、新たに投稿されるコメントの内容の見直しとともに、既に投稿されたコメントのうち、新たに投稿されるコメントの内容との類似度が基準を超えている、即ち、新たに投稿されるコメントの内容と類似しているコメントの内容を提示するようにしてもよい。なお、新たに投稿されるコメントの内容の見直しや新たに投稿されるコメントの内容と類似しているコメントの内容は、ユーザ端末３やユーザ端末４の表示デバイスを介して提示（表示）される。

　投稿制御部２１４は、ユーザからのコメントの投稿を許可するか否か（即ち、ユーザから投稿されるコメントを登録して閲覧可能にするか否か）を制御する機能を有する。投稿制御部２１４は、本実施形態では、新たに投稿されたコメントが質問を含んでいないと第２判定部２１６が判定した場合には、新たに投稿されるコメントの内容と、既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えているか否かにかかわらず、ユーザに対して、新たに投稿されるコメントの投稿を許可する。一方、新たに投稿されたコメントが質問を含んでいると第２判定部２１６が判定した場合には、投稿制御部２１４は、新たに投稿されるコメントの内容と、既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えているか否かに応じて、新たに投稿されるコメントの投稿を許可するか否かを制御する。例えば、新たに投稿されるコメントの内容と既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えていると第１判定部２１２が判定した場合には、投稿制御部２１４は、ユーザに対して、新たに投稿されるコメントの投稿を許可しない。また、新たに投稿されるコメントの内容と既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えていないと第１判定部２１２が判定した場合には、投稿制御部２１４は、ユーザに対して、新たに投稿されるコメントの投稿を許可する。

　投稿制御部２１４は、本実施形態では、ユーザから投稿されるコメントを記憶部２２に記憶（蓄積）させるか否かを制御する機能も有する。具体的には、新たに投稿されるコメントの内容と既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えていると第１判定部２１２が判定した場合には、投稿制御部２１４は、新たに投稿されるコメントを記憶部２２に記憶させない。一方、新たに投稿されるコメントの内容と既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えていないと第１判定部２１２が判定した場合には、投稿制御部２１４は、新たに投稿されるコメントを記憶部２２に記憶させる。このように、記憶部２２は、ユーザから投稿されるコメントを蓄積するための蓄積部として機能し、特に、本実施形態では、ユーザから投稿されるコメントのうち、既に投稿されて記憶部２２に記憶されたコメントと類似していないコメントが記憶部２２に記憶される。従って、記憶部２２に記憶（蓄積）された複数のコメントは、互いに類似してないコメントだけとなる。

　システム１においては、提示部２１３が新たに投稿されるコメントの内容の見直しを提示した後に、ユーザが、新たに投稿されるコメントの内容を変更する場合が考えられる。このように、ユーザが新たに投稿されるコメントの内容を変更した場合には、第１判定部２１２は、新たに投稿されるコメントの変更後の内容と、既に投稿されたコメントの内容とを比較して、その類似度を求める。そして、第１判定部２１２は、新たに投稿されるコメントの変更後の内容と既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えているか否かを判定する。また、新たに投稿されるコメントの変更後の内容と既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えていないと第１判定部２１２が判定した場合には、投稿制御部２１４は、ユーザに対して、新たに投稿される変更後のコメントの投稿を許可する。一方、新たに投稿されるコメントの変更後の内容と既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えていると第１判定部２１２が判定した場合には、提示部２１２は、再度、ユーザに対して、新たに投稿されるコメントの変更後の内容の見直しを提示する。

　図３を参照して、システム１の処理例について説明する。本実施形態では、主に、管理装置２とユーザ端末３及び４との間の処理例、具体的には、ユーザからユーザ端末３やユーザ端末４を介して投稿されるコメントを管理装置２が管理する処理について説明する。図３に示す処理は、処理部２１によって実行される。

　Ｓ３０２では、処理部２１は、ユーザからユーザ端末３やユーザ端末４を介して新たにコメントが投稿されたか否かを判定する。新たなコメントが投稿されていない場合には、所定の周期でＳ３０２を繰り返す。一方、新たなコメントが投稿されている場合には、Ｓ３０４に移行する。

　Ｓ３０４では、受付部２１１は、通信ネットワーク５及びＩ／Ｆ部２３を介して、ユーザ（ユーザ端末３やユーザ端末４）から新たに投稿されるコメントを受け付ける。但し、受付部２１１が新たに投稿されるコメントを受け付けた段階では、かかるコメントの投稿が許可されたわけではなく、ＢＢＳにも反映されない。

　Ｓ３０５では、第２判定部２１６は、Ｓ３０４で受け付けた新たに投稿されるコメントが質問を含んでいるか否かを判定する。新たに投稿されるコメントが質問を含んでいる場合には、Ｓ３０６に移行する。一方、新たに投稿されるコメントが質問を含んでいない場合には、Ｓ３１２に移行する。

　Ｓ３０６では、第１判定部２１２は、Ｓ３０４で受け付けた新たに投稿されるコメントの内容と、かかるコメントが投稿される前に既に投稿されたコメント（記憶部２２に記憶されているコメント）の内容とを比較し、その類似度が基準を超えているか否かを判定する。新たに投稿されるコメントの内容と既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えていない場合には、新たに投稿されるコメントの内容と既に投稿されたコメントの内容とが類似していないものとして、Ｓ３１２に移行する。一方、新たに投稿されるコメントの内容と既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えている場合には、新たに投稿されるコメントの内容と既に投稿されたコメントの内容とが類似しているものとして、Ｓ３０８に移行する。

　Ｓ３０８では、提示部２１３は、ユーザに対して、新たに投稿されるコメントの内容の見直しを提示する。この際、提示部２１３は、ユーザに対して、新たに投稿されるコメントの内容の見直しとともに、既に投稿されたコメントのうち、新たに投稿されるコメントの内容と類似しているコメントの内容を提示するようにしてもよい。本実施形態では、提示部２１３は、新たに投稿されるコメントの内容の見直しと、新たに投稿されるコメントの内容と類似しているコメントの内容とを通知するための画像（画像データ）をユーザ端末３やユーザ端末４に送信し、かかる画像をユーザ端末３やユーザ端末４に表示させる。図４は、ユーザ端末３やユーザ端末４に表示される、新たに投稿されるコメントの内容の見直しと、新たに投稿されるコメントの内容と類似しているコメントの内容とを通知するための画像の一例を示す図である。これにより、ユーザは、新たに投稿されるコメントの内容と類似する既に投稿されたコメントの内容を知ることができる。従って、ユーザが既に投稿されたコメントと類似するコメントを投稿するつもりでなかった場合に、既に投稿されたコメントの内容を参考にして、新たに投稿されるコメントの内容を変更することが可能となる。但し、新たに投稿されるコメントの内容の見直しと、新たに投稿されるコメントの内容と類似しているコメントの内容とを通知するための画像は、図４に示す画像に限定されるものではない。また、新たに投稿されるコメントの内容の見直しと、新たに投稿されるコメントの内容と類似しているコメントとは、画像ではなく、例えば、音声で提示してもよい。なお、本実施形態では、ユーザからの投稿がコメント（例えば、記事に対するコメント）である場合を想定しているが、ユーザからの投稿が記事である場合もある。このような場合には、図４に示す画像において、「コメント」が「記事」に置換される。

　このように、管理装置２は、新たに投稿されるコメントが質問を含み、且つ、新たに投稿されるコメントの内容と既に投稿されたコメントの内容とが類似している場合に、ユーザに対して、新たに投稿されるコメントの内容の見直しを提示する。これにより、ユーザとしては、既に投稿されたコメントの内容と類似していない（同一ではない）コメントを投稿したい場合において、従来技術のように、かかるコメントの投稿が許可されない（非表示にされる）ことを防止し、且つ、既に投稿されたコメントと類似しているコメントが投稿されて重複して登録されることを防止することができる。

　Ｓ３１０では、投稿制御部２１４は、ユーザに対して、新たに投稿されるコメントの投稿を許可せず、かかるコメントを記憶部２２に記憶しない。なお、投稿制御部２１４は、ユーザに対して、新たに投稿されるコメントを記憶部２２に記憶しない、即ち、新たに投稿されるコメントの投稿を許可しない旨を、画像や音声を介して通知してもよい。

　Ｓ３１２では、投稿制御部２１４は、ユーザに対して、新たに投稿されるコメントの投稿を許可し、かかるコメントを記憶部２２に記憶する。これにより、新たに投稿されるコメントがＢＢＳにも反映される。なお、Ｓ３１０と同様に、投稿制御部２１４は、ユーザに対して、新たに投稿されるコメントの投稿を許可する旨を、画像や音声を介して通知してもよい。

　本実施形態によれば、新たに投稿されるコメントが質問を含んでいない場合、例えば、質問の回答や意見などである場合には、かかるコメントの内容が既に投稿されたコメントの内容と類似しているか否かにかかわらず、新たに投稿されるコメントの投稿を許可する。これにより、ユーザから投稿されるコメントに含まれる質問が重複して登録されることを防止しながら、ＢＢＳ（コミュニティ）の成長を促進させることができる。一方、新たに投稿されるコメントが質問を含んでいる場合には、ユーザとしては既に投稿されたコメントの内容と類似していないと考えているコメントが投稿されないことを防止し、且つ、既に投稿されたコメントと類似しているコメントが投稿されて重複して登録されることを防止することができる。従って、ユーザから投稿されるコメントを管理するのに有利な技術を提供することができる。

　なお、図５に示すように、Ｓ３１０の工程の以降の工程として、Ｓ３２２、Ｓ３２４及びＳ３２６を設けてもよい。

　Ｓ３２２では、処理部２１は、ユーザによって新たに投稿されるコメントの内容が変更されたか否かを判定する。新たに投稿されるコメントの内容が変更されていない場合には、Ｓ３２４に移行する。一方、新たに投稿されるコメントの内容が変更された場合には、Ｓ３２６に移行する。

　Ｓ３２４では、受付部２１１は、ユーザから新たに投稿されるコメントのキャンセル、即ち、かかるコメントの投稿のキャンセルを受け付けたか否かを判定する。コメントの投稿のキャンセルを受け付けていない場合には、Ｓ３２２に移行する。一方、コメントの投稿のキャンセルを受け付けた場合には、処理を終了する。

　Ｓ３２６では、第１判定部２１２は、新たに投稿されるコメントの変更後の内容と、既に投稿されたコメント（記憶部２２に記憶されているコメント）の内容とを比較し、その類似度が基準を超えているか否かを判定する。新たに投稿されるコメントの変更後の内容と既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えていない場合には、新たに投稿されるコメントの変更後の内容と既に投稿されたコメントの内容とが類似していないものとして、Ｓ３１２に移行する。一方、新たに投稿されるコメントの変更後の内容と既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えている場合には、新たに投稿されるコメントの変更後の内容と既に投稿されたコメントの内容とが類似しているものとして、Ｓ３０８に移行する。

　このように、新たに投稿されるコメントが質問を含み、且つ、新たに投稿されるコメントの内容と既に投稿されたコメントの内容とが類似している場合に、ユーザに対して新たに投稿されるコメントの内容を変更する機会を提供することで、ユーザから投稿されるコメントに含まれる質問が重複して登録されることを防止しながら、ＢＢＳ（コミュニティ）の成長の促進を更に促進させることができる。

　ここで、管理装置２（システム１）においては、何らかの原因によって、新たに投稿されるコメントの内容と、既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えているか否かの判定が正しく行われない場合や新たに投稿されるコメントの内容が既に投稿されたコメントの内容と類似していたとしてもユーザがどうしても投稿を行いたい場合も考えられる。このような場合には、図６Ａ及び図６Ｂに示すように、Ｓ３２６でＹＥＳに分岐した後の工程として、Ｓ３３２及びＳ３３４を設ければよい。

　Ｓ３３２では、提示部２１３は、ユーザに対して、新たに投稿されるコメントの変更後の内容が既に投稿されたコメントの内容と類似していることとともに、新たに投稿されるコメントの変更後の内容で投稿するか否かを提示する。ここで、提示部２１３は、Ｓ３０８を一度経ていること、即ち、ユーザにコメントの見直しを提示したことを示すフラグが立っていることを確認し、かかるフラグが立っていることを契機として、新たに投稿されるコメントの変更後の内容で投稿するか否かを提示する。なお、ユーザにコメントの見直しを提示したことを示すフラグは、Ｓ３０８において、新たに投稿されるコメントの内容の見直しを提示したタイミングで立てればよい。

　Ｓ３３４では、処理部２１は、ユーザから新たに投稿されるコメントの変更後の内容で投稿することが指示されたか否かを判定する。ユーザから新たに投稿されるコメントの変更後の内容で投稿することが指示された場合には、Ｓ３１２に移行し、投稿制御部２１４は、ユーザに対して、新たに投稿される変更後のコメントの投稿を許可し、かかるコメントを記憶部２２に記憶する。一方、ユーザから新たに投稿されるコメントの変更後の内容で投稿することが指示されていない場合には、処理を終了する。但し、処理を終了するのではなく、Ｓ３０８に移行してもよい。

　このように、Ｓ３３２及びＳ３３４を設けることで、ユーザから投稿されるコメントに含まれる質問が重複して登録されることをある程度防止しながら、ユーザの意志に応じて、新たに投稿されるコメントの投稿を許可することができる。また、本実施形態では、Ｓ３３２及びＳ３３４をＳ３２６でＹＥＳに分岐した後に設ける場合を例に説明したが、Ｓ３２２でＮＯに分岐した後にＳ３３２及びＳ３３４を設けてもよい。Ｓ３２２でＮＯに分岐した後の工程として、Ｓ３３２及びＳ３３４を設ける場合には、Ｓ３３４でＮＯに分岐した後にＳ３２４に移行すればよい。

　＜第２実施形態＞
　図７は、管理装置２の別の構成を示す概略ブロック図である。図７に示す管理装置２は、図２に示す管理装置１と比較して、処理部２１の構成が異なる。処理部２１は、本実施形態では、ユーザから投稿されるコメントやユーザに閲覧されるコメントの管理に関する処理を行う機能を有し、第２判定部２１６を含まずに、受付部２１１、第１判定部２１２、提示部２１３及び投稿制御部２１４を含む。

　第１判定部２１２は、本実施形態では、新たに投稿されたコメントが質問を含んでいるか否かにかかわらず、新たに投稿されるコメントの内容と、既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えているか否かを判定する。

　投稿制御部２１４は、本実施形態では、新たに投稿されたコメントが質問を含んでいるか否かにかかわらず、ユーザからのコメントの投稿を許可するか否かを制御する。本実施形態では、新たに投稿されるコメントの内容と既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えていると第１判定部２１２が判定した場合には、投稿制御部２１４は、ユーザに対して、新たに投稿されるコメントの投稿を許可しない。一方、新たに投稿されるコメントの内容と既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えていないと第１判定部２１２が判定した場合には、投稿制御部２１４は、ユーザに対して、新たに投稿されるコメントの投稿を許可する。

　図８を参照して、システム１の処理例について説明する。本実施形態では、主に、管理装置２とユーザ端末３及び４との間の処理例、具体的には、ユーザからユーザ端末３やユーザ端末４を介して投稿されるコメントを管理装置２が管理する処理について説明する。図８に示す処理は、処理部２１によって実行される。

　Ｓ７０２及びＳ７０４は、それぞれ、図３に示すＳ３０２及びＳ７０４と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。

　Ｓ７０６では、第１判定部２１２は、Ｓ７０４で受け付けた新たに投稿されるコメントの内容と、かかるコメントが投稿される前に既に投稿されたコメント（記憶部２２に記憶されているコメント）の内容とを比較し、その類似度が基準を超えているか否かを判定する。このように、本実施形態では、新たに投稿されるコメントが質問を含んでいるか否かにかかわらず、新たに投稿されるコメントの内容と既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えているか否かを判定する。新たに投稿されるコメントの内容と既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えていない場合には、新たに投稿されるコメントの内容と既に投稿されたコメントの内容とが類似していないものとして、Ｓ７１２に移行する。一方、新たに投稿されるコメントの内容と既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えている場合には、新たに投稿されるコメントの内容と既に投稿されたコメントの内容とが類似しているものとして、Ｓ７０８に移行する。

　Ｓ７０８では、提示部２１３は、ユーザに対して、新たに投稿されるコメントの内容の見直しを提示する。この際、Ｓ３０８と同様に、提示部２１３は、ユーザに対して、新たに投稿されるコメントの内容の見直しとともに、既に投稿されたコメントのうち、新たに投稿されるコメントの内容と類似しているコメントの内容を提示するようにしてもよい。

　このように、本実施形態では、管理装置２は、新たに投稿されるコメントが質問を含んでいるか否かにかかわらず、新たに投稿されるコメントの内容と既に投稿されたコメントの内容とが類似している場合に、ユーザに対して、新たに投稿されるコメントの内容の見直しを提示する。これにより、ユーザとしては、既に投稿されたコメントの内容と類似していない（同一ではない）コメントを投稿したい場合において、従来技術のように、かかるコメントの投稿が許可されない（非表示にされる）ことを防止し、且つ、既に投稿されたコメントと類似しているコメントが投稿されて重複して登録されることを防止することができる。

　Ｓ７１０では、Ｓ３１０と同様に、投稿制御部２１４は、ユーザに対して、新たに投稿されるコメントの投稿を許可せず、かかるコメントを記憶部２２に記憶しない。

　Ｓ７１２では、Ｓ３１２と同様に、投稿制御部２１４は、ユーザに対して、新たに投稿されるコメントの投稿を許可し、かかるコメントを記憶部２２に記憶する。これにより、新たに投稿されるコメントがＢＢＳにも反映される。

　このように、本実施形態によれば、ユーザとしては既に投稿されたコメントの内容と類似していないと考えているコメントが投稿されないことを防止し、且つ、既に投稿されたコメントと類似しているコメントが投稿されて重複して登録されることを防止することができる。従って、ユーザから投稿されるコメントを管理するのに有利な技術を提供することができる。

　また、本実施形態では説明を省略するが、図８に示すＳ７１０の工程の以降の工程として、図５と同様に、Ｓ３２２、Ｓ３２４及びＳ３２６を設けてもよいし、図６Ａ及び図６Ｂと同様に、Ｓ３２２、Ｓ３２４及びＳ３２６に加えて、Ｓ３３２及びＳ３３４を設けてもよい。

　＜実施形態のまとめ＞
　１．　上述の実施形態の管理装置は、
　ユーザ（例えば、３、４）から投稿されるコメントを管理する管理装置（例えば、２）であって、
　ユーザから新たに投稿されるコメントの内容と、当該コメントが投稿される前に既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えているか否かを判定する第１判定部（例えば、２１２）と、
　前記類似度が前記基準を超えていると前記第１判定部が判定した場合に、前記ユーザに対して、前記新たに投稿されるコメントの内容の見直しを提示する提示部（例えば、２１３）と、
　を有することを特徴とする。

　この実施形態によれば、ユーザとしては、既に投稿されたコメントの内容と類似していないコメントを投稿したい場合において、かかるコメントの投稿が許可されないことを防止し、且つ、既に投稿されたコメントと類似しているコメントが投稿されて重複して登録されることを防止することができる。

　２．　上述の管理装置（例えば、２）では、
　前記新たに投稿されるコメントが質問を含んでいるか否かを判定する第２判定部（例えば、２１６）と、
　前記新たに投稿されるコメントが質問を含んでいないと前記第２判定部が判定した場合に、前記ユーザに対して、前記新たに投稿されるコメントの投稿を許可する投稿制御部（問えば、２１４）と、
　を更に有することを特徴とする。

　この実施形態によれば、ユーザから投稿されるコメントに含まれる質問が重複して登録されることを防止しながら、ＢＢＳ（コミュニティ）の成長を促進させることができる。

　３．　上述の管理装置（例えば、２）では、
　前記新たに投稿されるコメントが質問を含んでいるか否かを判定する第２判定部（例えば、２１６）を更に有し、
　前記第１判定部（例えば、２１２）は、前記新たに投稿されるコメントが質問を含んでいると前記第２判定部が判定した場合に、前記新たに投稿されるコメントの内容と、前記既に投稿されたコメントの内容との類似度が前記基準を超えているか否かを判定することを特徴とする。

　この実施形態によれば、新たに投稿されるコメントが質問を含んでいるか否かに応じて、かかるコメントの投稿を許可するか否かを制御することができる。

　４．　上述の管理装置（例えば、２）では、
　前記提示部（例えば、２１３）は、前記類似度が前記基準を超えていると前記第１判定部が判定した場合に、前記ユーザ（例えば、３、４）に対して、前記新たに投稿されるコメントの内容の見直しとともに、前記既に投稿されたコメントのうち前記類似度が前記基準を超えているコメントの内容を提示することを特徴とする。

　この実施形態によれば、ユーザは、新たに投稿されるコメントの内容と類似する既に投稿されたコメントとの内容を知る（参照する）ことができる。

　５．　上述の管理装置（例えば、２）では、
　前記類似度が前記基準を超えていると前記第１判定部（例えば、２１２）が判定した場合には、前記ユーザ（例えば、３、４）に対して、前記新たに投稿されるコメントの投稿を許可せず、前記類似度が前記基準を超えていないと前記第１判定部が判定した場合には、前記ユーザに対して、前記新たに投稿されるコメントの投稿を許可する投稿制御部（例えば、２１４）を更に有することを特徴とする。

　この実施形態によれば、既に投稿されたコメントと類似していないコメントのみの投稿を許可し、既に投稿されたコメントと類似しているコメントが投稿されて重複して登録されることを防止することができる。

　６．　上述の管理装置（例えば、２）では、
　ユーザ（例えば、３、４）から投稿されるコメントを蓄積するための蓄積部（例えば、２２）を更に有し、
　前記投稿制御部（例えば、２１４）は、前記類似度が前記基準を超えていると前記第１判定部（例えば、２１２）が判定した場合には、前記新たに投稿されたコメントを前記蓄積部に蓄積せず、前記類似度が前記基準を超えていないと前記第１判定部が判定した場合には、前記新たに投稿されたコメントを前記蓄積部に蓄積することを特徴とする。

　この実施形態によれば、既に投稿されたコメントと類似していないコメントのみを蓄積し、既に投稿されたコメントと類似しているコメントが重複して蓄積されることを防止することができる。

　７．　上述の管理装置（例えば、２）では、
　前記提示部（例えば、２１３）が前記新たに投稿されるコメントの内容の見直しを提示した後、前記ユーザ（例えば、３、４）が当該コメントの内容を変更した場合に、前記第１判定部（例えば、２１２）は、当該コメントの変更後の内容と、前記既に投稿されたコメントの内容との類似度が前記基準を超えているか否かを判定し、
　前記コメントの変更後の内容と、前記既に投稿されたコメントの内容との類似度が前記基準を超えていないと前記第１判定部が判定した場合に、前記投稿制御部（例えば、２１４）は、前記ユーザに対して、前記変更後のコメントの投稿を許可することを特徴とする。

　この実施形態によれば、既に投稿されたコメントと類似していないコメントのみの投稿を許可することができる。

　８．　上述の管理装置（例えば、２）では、
　前記コメントの変更後の内容と、前記既に投稿されたコメントの内容との類似度が前記基準を超えていると前記第１判定部（例えば、２１２）が判定した場合に、前記提示部（例えば、２１３）は、前記コメントの変更後の内容の見直しを提示することを特徴とする。

　この実施形態によれば、既に投稿されたコメントと類似しているコメントが投稿されて重複して登録されることを防止することができる。

　９．　上述の管理装置（例えば、２）では、
　前記コメントの変更後の内容と、前記既に投稿されたコメントの内容との類似度が前記基準を超えていると前記第１判定部（例えば、２１２）が判定した場合に、前記提示部（例えば、２１３）は、前記ユーザに対して、前記変更後のコメントの内容が前記既に投稿されたコメントの内容と類似していることとともに、当該コメントの変更後の内容で投稿するか否かを提示し、
　前記ユーザから前記コメントの変更後の内容で投稿することを指示された場合に、前記投稿制御部（例えば、２１４）は、前記ユーザに対して、前記変更後のコメントの投稿を許可することを特徴とする。

　この実施形態によれば、ユーザの意志に応じて、新たに投稿されるコメントの変更後の内容での投稿を許可することができる。

　１０．　上述の管理装置（例えば、２）では、
　前記ユーザ（例えば、３、４）から前記コメントの投稿のキャンセルを受け付ける受付部（例えば、２１１）を更に有することを特徴とする。

　１１．　上述の実施形態の管理方法は、
　ユーザから投稿されるコメントを管理する管理方法であって、
　ユーザから新たに投稿されるコメントの内容と、当該コメントが投稿される前に既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えているか否かを判定する工程と、
　前記類似度が前記基準を超えていると判定した場合に、前記ユーザに対して、前記新たに投稿されるコメントの内容の見直しを提示する工程と、
　を有することを特徴とする。

　本実施形態では、ＢＢＳを例に説明したが、本発明は、ソーシャルネットワーキングサービス（ＳＮＳ）にも適用することができる。

　本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。

２：管理装置　　２１：処理部　　２１１：受付部　　２１２：第１判定部　　２１３：提示部　　２１４：投稿制御部

Claims

　ユーザから投稿されるコメントを管理する管理装置であって、
　ユーザから新たに投稿されるコメントの内容と、当該コメントが投稿される前に既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えているか否かを判定する第１判定部と、
　前記類似度が前記基準を超えていると前記第１判定部が判定した場合に、前記ユーザに対して、前記新たに投稿されるコメントの内容の見直しを提示する提示部と、
　を有することを特徴とする管理装置。
　前記新たに投稿されるコメントが質問を含んでいるか否かを判定する第２判定部と、
　前記新たに投稿されるコメントが質問を含んでいないと前記第２判定部が判定した場合に、前記ユーザに対して、前記新たに投稿されるコメントの投稿を許可する投稿制御部と、
　を更に有することを特徴とする請求項１に記載の管理装置。
　前記新たに投稿されるコメントが質問を含んでいるか否かを判定する第２判定部を更に有し、
　前記第１判定部は、前記新たに投稿されるコメントが質問を含んでいると前記第２判定部が判定した場合に、前記新たに投稿されるコメントの内容と、前記既に投稿されたコメントの内容との類似度が前記基準を超えているか否かを判定することを特徴とする請求項１又は２に記載の管理装置。
　前記提示部は、前記類似度が前記基準を超えていると前記第１判定部が判定した場合に、前記ユーザに対して、前記新たに投稿されるコメントの内容の見直しとともに、前記既に投稿されたコメントのうち前記類似度が前記基準を超えているコメントの内容を提示することを特徴とする請求項１乃至３のうちいずれか１項に記載の管理装置。
　前記類似度が前記基準を超えていると前記第１判定部が判定した場合には、前記ユーザに対して、前記新たに投稿されるコメントの投稿を許可せず、前記類似度が前記基準を超えていないと前記第１判定部が判定した場合には、前記ユーザに対して、前記新たに投稿されるコメントの投稿を許可する投稿制御部を更に有することを特徴とする請求項１乃至４のうちいずれか１項に記載の管理装置。
　ユーザから投稿されるコメントを蓄積するための蓄積部を更に有し、
　前記投稿制御部は、前記類似度が前記基準を超えていると前記第１判定部が判定した場合には、前記新たに投稿されたコメントを前記蓄積部に蓄積せず、前記類似度が前記基準を超えていないと前記第１判定部が判定した場合には、前記新たに投稿されたコメントを前記蓄積部に蓄積することを特徴とする請求項５に記載の管理装置。
　前記提示部が前記新たに投稿されるコメントの内容の見直しを提示した後、前記ユーザが当該コメントの内容を変更した場合に、前記第１判定部は、当該コメントの変更後の内容と、前記既に投稿されたコメントの内容との類似度が前記基準を超えているか否かを判定し、
　前記コメントの変更後の内容と、前記既に投稿されたコメントの内容との類似度が前記基準を超えていないと前記第１判定部が判定した場合に、前記投稿制御部は、前記ユーザに対して、前記変更後のコメントの投稿を許可することを特徴とする請求項５に記載の管理装置。
　前記コメントの変更後の内容と、前記既に投稿されたコメントの内容との類似度が前記基準を超えていると前記第１判定部が判定した場合に、前記提示部は、前記コメントの変更後の内容の見直しを提示することを特徴とする請求項７に記載の管理装置。
　前記コメントの変更後の内容と、前記既に投稿されたコメントの内容との類似度が前記基準を超えていると前記第１判定部が判定した場合に、前記提示部は、前記ユーザに対して、前記変更後のコメントの内容が前記既に投稿されたコメントの内容と類似していることとともに、当該コメントの変更後の内容で投稿するか否かを提示し、
　前記ユーザから前記コメントの変更後の内容で投稿することを指示された場合に、前記投稿制御部は、前記ユーザに対して、前記変更後のコメントの投稿を許可することを特徴とする請求項７に記載の管理装置。
　前記ユーザから前記コメントの投稿のキャンセルを受け付ける受付部を更に有することを特徴とする請求項１乃至９のうちいずれか１項に記載の管理装置。
　ユーザから投稿されるコメントを管理する管理方法であって、
　ユーザから新たに投稿されるコメントの内容と、当該コメントが投稿される前に既に投稿されたコメントの内容との類似度が基準を超えているか否かを判定する工程と、
　前記類似度が前記基準を超えていると判定した場合に、前記ユーザに対して、前記新たに投稿されるコメントの内容の見直しを提示する工程と、
　を有することを特徴とする管理方法。