WO2020230358A1 - 圧電デバイスおよび音響トランスデューサ - Google Patents

圧電デバイスおよび音響トランスデューサ Download PDF

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Abstract

基板(110)は、第1主面(111)および第2主面(112)を有している。圧電素子(120)は、第1主面(111)上に位置している。蓋部(130)は、第1主面(111)上に位置している。蓋部(130)は、第1主面(111)側において圧電素子(120)から離間して圧電素子(120)を覆っている。圧電素子(120)は、基部(121)とメンブレン部(122)とを含んでいる。基部(121)は、第1主面(111)上に位置して第1主面(111)側から見たときに環状の外形を有している。メンブレン部(122)は、第1主面(111)側から見たときに環状の基部(121)の内側に位置している。蓋部(130)は、第1貫通孔(131)が形成されている。基板(110)は、メンブレン部(122)と面する位置に、第1主面(111)から第2主面(112)に達する第2貫通孔(117)が形成されている。

Description

圧電デバイスおよび音響トランスデューサ
 本発明は、圧電デバイスおよび音響トランスデューサに関する。
 圧電デバイスの構成を開示した先行技術文献として、米国特許出願公開第2017/0184718号公報(特許文献1)がある。特許文献1に記載された圧電デバイスは、基板と、基板に取り付けられた蓋と、駆動可能なメンブレンとを有する、基板上の超音波トランスデューサと、超音波トランスデューサに作用可能に結合された、基板上の集積回路とを備えている。蓋は、超音波トランスデューサと集積回路とを囲っている。基板には、音響開口部が形成されている。超音波トランスデューサは、音響開口部を実質的に覆うように基板に固定されている。
米国特許出願公開第2017/0184718号公報
 従来の圧電デバイスにおいては、基板のうち、メンブレン部と面する部分にのみ貫通孔が形成されている。この圧電デバイスにおいては、メンブレン部が振動することによって発生した音波が、上記貫通孔から放出される。または、貫通孔を通じてメンブレン部に達した音波が、メンブレン部を振動させる。これらの音波は、貫通孔のメンブレン部側とは反対側の開口端から、メンブレン部までの領域で共鳴する。この共鳴によって、圧電デバイスの音圧、感度または帯域などのデバイス特性を向上させることができる。
 しかしながら、周波数のさらに低い音波を上記領域で共鳴させて、デバイス特性を向上させる場合には、基板のメンブレン部側とは反対側の開口端から、メンブレン部までの距離をさらに長くする必要がある。上記の距離を長くすると、圧電デバイス全体の厚さが厚くなる。
 本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、厚さを厚くすることなくデバイス特性を向上できる、圧電デバイスおよび音響トランスデューサを提供することを目的とする。
 本発明に基づく圧電デバイスは、基板と、圧電素子と、蓋部とを備えている。基板は、第1主面および第1主面の反対側に位置する第2主面を有している。圧電素子は、第1主面上に位置している。蓋部は、第1主面上に位置している。蓋部は、第1主面側において圧電素子から離間して圧電素子を覆っている。圧電素子は、基部とメンブレン部とを含んでいる。基部は、第1主面上に位置して第1主面側から見たときに環状の外形を有している。メンブレン部は、第1主面側から見たときに環状の基部の内側に位置している。蓋部には、第1貫通孔が形成されている。基板は、メンブレン部と面する位置に、第1主面から第2主面に達する第2貫通孔が形成されている。
 本発明に基づく音響トランスデューサは、圧電デバイスと、実装基板と、筐体とを備えている。圧電デバイスは、基板と、圧電素子と、蓋部とを含んでいる。基板は、第1主面および第1主面の反対側に位置する第2主面を有している。圧電素子は、第1主面上に位置している。圧電素子は、基部と、メンブレン部とを有している。基部は、第1主面上に位置して第1主面側から見たときに環状の外形を有している。メンブレン部は、第1主面側から見たときに環状の基部の内側に位置している。蓋部は、第1主面側において圧電素子から離間して圧電素子を覆っている。実装基板には、第2主面と面するように圧電デバイスが実装されている。筐体は、圧電デバイスと実装基板とを収容している。筐体は、第1壁部および第2壁部を含んでいる。第1壁部は、圧電デバイスに関して実装基板側とは反対側に位置している。第2壁部は、実装基板に関して圧電デバイスとは反対側に位置している。蓋部には、第1貫通孔が形成されている。基板は、メンブレン部と面する位置に、第1主面から第2主面に達する第2貫通孔が形成されている。実装基板は、第2貫通孔と面する位置に、第3貫通孔が形成されている。第1壁部は、第1貫通孔と面する位置に、第4貫通孔が形成されている。第2壁部は、第3貫通孔と面する位置に、第5貫通孔が形成されている。
 本発明によれば、厚さを厚くすることなくデバイス特性を向上できる。
本発明の実施形態1に係る圧電デバイスの外観を示す平面図である。 図1に示した圧電デバイスをII-II線矢印方向から見た断面図である。 図2に示した圧電デバイスをIII-III線矢印方向から見た断面図である。 本発明の実施形態1に係る音響トランスデューサの構成を示す断面図である。 本発明の実施形態2に係る圧電デバイスを示す断面図である。 本発明の実施形態3に係る圧電デバイスおよび音響トランスデューサの一部を示す断面図である。 図6に示した圧電デバイスを矢印VII方向から見た図である。 図6に示した圧電デバイスおよび音響トランスデューサの一部を矢印VIII方向から見た図である。 本発明の実施形態4に係る圧電デバイスおよび音響トランスデューサの一部を示す断面図である。 図9に示した圧電デバイスを矢印X方向から見た図である。 図9に示した圧電デバイスおよび音響トランスデューサを矢印XI方向から見た図である。
 以下、本発明の各実施形態に係る圧電デバイスおよび音響トランスデューサについて図面を参照して説明する。以下の実施形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。なお、本明細書においては、「音波」には「超音波」が含まれ、「音響トランスデューサ」には「超音波トランスデューサ」が含まれる。
 (実施形態1)
 まず、本発明の実施形態1に係る圧電デバイスについて説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る圧電デバイスの外観を示す平面図である。図2は、図1に示した圧電デバイスをII-II線矢印方向から見た断面図である。図3は、図2に示した圧電デバイスをIII-III線矢印方向から見た断面図である。
 図1から図3に示すように、圧電デバイス100は、基板110と、圧電素子120と、蓋部130とを備えている。
 図2に示すように、基板110は、第1主面111および第1主面111の反対側に位置する第2主面112を有している。基板110は、第1主面111と第2主面112とを互いに接続する周側面113を有している。
 基板110には、後述する第1貫通孔とは異なる、第2貫通孔117が形成されている。第2貫通孔117の詳細については、後述する。
 図2および図3に示すように、本実施形態において、基板110は、第1主面111の法線方向から見たときに、矩形状の外形を有している。上記法線方向から見たときに、基板110の一辺の長さは、たとえば1mm以上3mm以下である。基板110の上記法線方向における厚さは、たとえば0.1mm以上0.3mm以下である。
 基板110としては、たとえば、ガラスエポキシ基板などの樹脂とガラス繊維とを組み合わせた材料で構成される基板、低温同時焼成セラミックス(LTCC:Low Temperature Co-fired Ceramics)多層基板、または、アルミナなどからなるセラミックス材料で構成される基板などが挙げられる。
 第1主面111上には、複数の第1電極114の各々が互いに離間して位置している。複数の第1電極114は、それぞれ、圧電素子120が有する後述の複数の電極と、電気的に互いに接続されている。
 第2主面112上には、複数の第2電極115の各々が互いに離間して位置している。圧電デバイス100が実装基板に実装される際は、複数の第2電極115の各々が、実装基板に電気的に接続される。複数の第2電極115電極の各々が実装基板に接続されるとき、互いに隣り合う複数の第2電極115同士の間には、空気が通流可能な流路が形成されている。すなわち、圧電デバイス100が実装基板に実装される際、第2主面112上に位置する空気は、互いに隣り合う複数の第2電極115同士の間を通って、基板110の周側面113より外側の空間に流れることができる。
 本実施形態において、複数の第1電極114の各々と、前記複数の第2電極115のうちのいずれかの第2電極115とは、ビア電極116により互いに電気的に接続されている。ビア電極116は、基板110を、第1主面111から第2主面112まで達するように貫通して位置している。
 図2および図3に示すように、圧電素子120は、第1主面111上に位置している。圧電素子120は、基部121とメンブレン部122とを含んでいる。
 図3に示すように、基部121は、第1主面111上に位置しており、第1主面111側から見たときに環状の外形を有している。本実施形態において、第1主面111側から見たときに、基部121の周側面は、矩形状である。第1主面側から見たときに、基部121の周側面は、円形状または多角形状であってもよい。
 メンブレン部122は、第1主面111側から見たときに環状の基部121の内側に位置している。メンブレン部122は、基部121に支持されている。このため、図2に示すように、圧電素子120には、基板110側において、基部121とメンブレン部122とで囲まれた凹部123が形成されている。
 メンブレン部122には、上記法線方向においてメンブレン部122を貫通するようにスリットが形成されていてもよい。このようなスリットが形成されることにより、メンブレン部122は、少なくとも一方端が基部121に支持される複数の梁部で構成されていてもよい。
 図3に示すように、本実施形態において、メンブレン部122は、上記法線方向から見たときに、略円形状の外形を有している。メンブレン部122の直径は、たとえば0.5mm以上1.3mm以下である。メンブレン部122は、上記法線方向から見たときに、矩形状の外形を有していてもよい。メンブレン部122の上記法線方向における厚さは、たとえば0.5μm以上6.0μm以下である。メンブレン部122は、上記法線方向から見たときに、多角形状または矩形状の外形を有していてもよい。
 図2および図3に示すように、本実施形態において、メンブレン部122は、少なくとも上部電極層124と、下部電極層125と、圧電体層126とを有している。メンブレン部122に対して、上記法線方向における基板110側を下側、基板110側とは反対側を上側として見たときに、上部電極層124は、圧電体層126の上側に位置している。下部電極層125は、圧電体層126を挟んで上部電極層124の少なくとも一部に対向するように配置されている。
 図3に示すように、上部電極層124および下部電極層125の各々は、メンブレン部122側から基部121側に延出するように位置している。上部電極層124および下部電極層125の各々は、複数のボンディングワイヤ127の各々によって複数の第1電極114にワイヤボンディングされることで、電気的に接続されている。
 本実施形態において、メンブレン部122は、上記のように構成されることで、上記法線方向において振動可能に構成されている。具体的には、メンブレン部122は、20kHz以上60kHz以下の低周波領域の超音波において、機械的な共振周波数で上記法線方向に振動するように構成されている。
 図2に示すように、本実施形態において、圧電素子120は、基部121と第1主面111との間に位置するダイボンド材128により、基板110と互いに接合されている。図2および図3に示すように、本実施形態においては、ダイボンド材128によって、上記法線方向から見たときに基部121の全周にわたって、基部121が、基板110の第1主面111と隙間なく接合されている。これにより、メンブレン部122に対して凹部123側の空間と、メンブレン部122に対して凹部123側とは反対側の空間とを、互いに音響的に分離させることができる。ダイボンド材128によって基部121の一部と基板110の第1主面111とが互いに接合されている場合は、基部121と基板110の第1主面との間に形成された隙間に、追加のダイボンド材、または、その他の部材を追加充填することにより、上記空間同士を互いに音響的に分離させてもよい。
 図3に示すように、本実施形態において、圧電素子120は、上記法線方向から見たときに、矩形状の外形を有している。上記法線方向から見たときに、圧電素子120の一辺の長さは、たとえば0.5mm以上1.5mm以下である、圧電素子120の上記法線方向における厚さは、たとえば0.2mm以上0.5mm以下である。
 本実施形態において、圧電素子120は、いわゆるMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)素子である。本実施形態において、圧電素子120は、比較的低い共振周波数でメンブレン部122を振動させて、超音波を放出、または、超音波を受信することができる。本実施形態において、これらの超音波の周波数は、具体的にはおよそ20kHz以上60kHz以下である。
 図1から図3に示すように、蓋部130は、第1主面111上に位置している。本実施形態において、蓋部130は、上記法線方向から見たときに基板110の外形と略同一の外形を有している。
 蓋部130は、第1主面111側において圧電素子120から離間して圧電素子120を覆っている。蓋部130は、複数のボンディングワイヤ127の各々と互いに接触しないように構成されている。
 蓋部130の厚さは、圧電素子120の振動周波数の波長の4分の1より小さくなるように調整される。蓋部130の厚さは、たとえば0.1mm以上0.3mm以下である。
 蓋部130は、第1貫通孔131が形成されている。本実施形態においては、第1貫通孔131は、第1貫通孔131を通って音波が出入して、後述の共鳴空間で音波が共鳴可能に構成されている。共鳴空間で音波が共鳴することで、圧電デバイス100の音圧、感度または帯域などのデバイス特性が向上する。本実施形態において、第1貫通孔131は、メンブレン部122と面する位置に形成されている。上記法線方向から見たときに、第1貫通孔131の中心部は、メンブレン部122の中心部とは異なる位置に位置していてもよい。上記法線方向から見たときに、第1貫通孔131は、メンブレン部122と重ならないように位置していてもよい。
 本実施形態において、第1貫通孔131は、第1貫通孔131の貫通方向から見たとき円形状の外形を有している。第1貫通孔131は、第1貫通孔131の貫通方向から見たときに矩形状または多角形状の外形を有していてもよい。
 本実施形態において、蓋部130は、金属材料または樹脂材料で構成されている。蓋部130は、上記材料で構成された部材を切削加工またはプレス加工することにより成形されてもよいし、モールド成形によって成形されてもよい。
 本実施形態において、蓋部130は、蓋部130と第1主面111との間に位置する蓋部接着剤132により、基板110と互いに接続されている。本実施形態においては、蓋部接着剤132により、蓋部130が、上記法線方向から見たときに蓋部の外周端の全周にわたって第1主面111と隙間なく接合されている。これにより、蓋部130と圧電素子120とで囲まれた空間である共鳴空間134と、圧電デバイス100の外側の空間とが、実質的に第1貫通孔131のみを介して互いに音響的に接続されている。
 本実施形態において、第1貫通孔131は、メンブレン部122と面するように位置している。なお、共鳴空間134と、圧電デバイス100の外側の空間とが音響的に互いに接続されていれば、第1貫通孔131の位置は特に限定されない。
 本実施形態においては、第1貫通孔131の貫通方向の長さL、第1貫通孔131の貫通方向から見たときの面積S、および、共鳴空間134の体積Vの各々は、圧電素子120によって送受信される音波によって共鳴空間134内でヘルムホルツ共鳴が引き起こされるように構成される。具体的には、下記式(1)によって表される共鳴周波数fの値が、圧電素子120によって送受信される音波の周波数に近づくように、上記長さL、上記面積Sおよび上記体積Vが調整される。なお、下記式(1)中のcは音速である。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000001
 上記のように、共鳴空間134内でヘルムホルツ共鳴が引き起こされるように、第1貫通孔131の貫通方向の長さL、第1貫通孔131の貫通方向から見たときの面積S、および、共鳴空間134の体積Vの各々が構成されることにより、圧電デバイス100の音圧、感度または帯域などのデバイス特性を向上させることができる。なお、上記Lの長さは、第1貫通孔131の形状を考慮して、開口端補正された長さを用いる。
 本発明の実施形態1に係る圧電デバイス100においては、複数の第2電極115の各々に電圧を印加することにより、複数の第2電極115の各々と電気的に接続されている上部電極層124と下部電極層125との間に電圧が印加される。これにより、上部電極層124と下部電極層125との間に位置する圧電体層126が駆動する。圧電体層126が駆動することによりメンブレン部122が振動して、音波として超音波が発生する。この超音波は、共鳴空間134で共鳴して音圧が増幅された後、第1貫通孔131から外部空間に放出される。
 また、超音波などの音波を圧電デバイス100により受信する場合においては、第1貫通孔131から共鳴空間134に入った音波は、共鳴空間134で共鳴して音圧が増幅された状態で、メンブレン部122を振動させる。これにより駆動させられた圧電体層126を両側から挟んでいる上部電極層124と下部電極層125との間に、電位差が生じる。この電位差は、上部電極層124および下部電極層125の各々に電気的に接続された複数の第2電極115で検出することができる。このようにして、本実施形態に係る圧電デバイス100においては、音波を受信することができる。
 ここで、基板110に形成された第2貫通孔117の詳細について説明する。図2に示すように、第2貫通孔117は、第1主面111から第2主面112に達するように形成されている。第2貫通孔117は、メンブレン部122と面する位置に形成されている。これにより、凹部123内の空間は、第2貫通孔117によって、基板110の第2主面112側の空間と互いに接続されている。
 仮に、第2貫通孔117が形成されていないとすると、凹部123は、基板110で覆われる。凹部123が基板110で覆われる場合、メンブレン部122が振動したときに、凹部123内の空気が、空気ばねとしてメンブレン部122に作用する。これにより、メンブレン部122の変位量が小さくなる、メンブレン部122の共振周波数が高くなる、または、共振周波数の周波数帯域が狭くなる。本実施形態においては、第2貫通孔117が設けられているため、凹部123内の空気が、空気ばねとしてメンブレン部122に作用することを抑制することができる。
 なお、本発明の実施形態1においては、第2貫通孔117は、上記法線方向から見たときに、円形状の外形を有している。第2貫通孔117の内径は、たとえば0.1mm以上1.3mm以下である。なお、第2貫通孔117は、上記法線方向から見たときに、矩形状の外形を有していてもよい。また、第2貫通孔117は、上記法線方向から見たときに、基部121より内側に位置している。
 上記のように、本発明の実施形態1に係る圧電デバイス100において、蓋部130は、第1貫通孔131が形成されている。基板110は、メンブレン部122と面する位置に、第1主面111から第2主面112に達する第2貫通孔117が形成されている。
 上記の構成により、共鳴空間134で音波を共鳴させることができるとともに、圧電素子120の凹部123内の空気が空気ばねとしてメンブレン部122に作用することを抑制できる。これにより、圧電デバイス100の厚さを厚くすることなく、圧電デバイス100のデバイス特性を向上させることができる。
 次に、本発明の実施形態1に係る音響トランスデューサについて説明する。図4は、本発明の実施形態1に係る音響トランスデューサの構成を示す断面図である。
 図4に示すように、音響トランスデューサ10は、圧電デバイス100と、実装基板11と、筐体12とを備えている。
 実装基板11には、第2主面112と面するように圧電デバイス100が実装されている。具体的には、第2主面112上に位置している複数の第2電極115の各々が、実装基板11と互いに接合されている。複数の第2電極115の各々は、実装基板11における図示しない配線と互いに電気的に接続されている。
 実装基板11は、第2貫通孔117と面する位置に、第3貫通孔11hが形成されている。
 筐体12は、圧電デバイス100と実装基板11とを収容している。筐体12は、第1壁部13および第2壁部14を含んでいる。第1壁部と第2壁部14とは、第3壁部15により互いに接続されている。
 第1壁部13は、圧電デバイス100に関して実装基板11側とは反対側に位置している。第1壁部13には、第1貫通孔131と面する位置に、第4貫通孔13hが形成されている。
 第2壁部14は、実装基板11に関して圧電デバイス100とは反対側に位置している。第2壁部14には、第3貫通孔11hと面する位置に、第5貫通孔14hが形成されている。
 蓋部130と第1壁部13との間には、第1ガスケット16が位置している。第1ガスケット16は、蓋部130に対して第1壁部13の相対的な位置を固定している。第1ガスケット16は、蓋部130と接触している部分および第1壁部13と接触している部分の各々において、蓋部130および第1壁部13の各々との間に実質的な隙間が形成されないように配置されている。第1ガスケット16には、第6貫通孔16hが形成されている。第6貫通孔16hは、第1貫通孔131と第4貫通孔13hとの間に位置している。すなわち、第1ガスケット16は、上記法線方向から見たときに、第1貫通孔131および第4貫通孔を囲むように位置している。
 実装基板11と第2壁部14との間には、第2ガスケット17が位置している。第2ガスケット17は、実装基板11に対して第2壁部14の相対的な位置を固定している。第2ガスケット17は、実装基板11と接触している部分および第2壁部14と接触している部分の各々において、実装基板11および第2壁部14の各々との間に実質的な隙間が形成されないように配置されている。第2ガスケット17には、第7貫通孔17hが形成されている。第7貫通孔17hは、第3貫通孔11hと第5貫通孔14hとの間に位置している。すなわち、第2ガスケット17は、上記法線方向から見たときに、第3貫通孔11hおよび第5貫通孔14hを囲むように位置している。
 上記のように、本発明の実施形態1に係る音響トランスデューサ10においては、実装基板11は、第2貫通孔117と面する位置に、第3貫通孔11hが形成されている。第1壁部13は、第1貫通孔131と面する位置に、第4貫通孔13hが形成されている。第2壁部14は、第3貫通孔と面する位置に、第5貫通孔14hが形成されている。
 これにより、圧電デバイス100は、第1貫通孔131側、および第2貫通孔117側の両方から、音波1を送受信することができる。これにより、本実施形態に係る音響トランスデューサ10は、一方側のみから音波を送受信する音響トランスデューサと比較して、送受信可能な角度を広くすることができる。
 (実施形態2)
 以下、本発明の実施形態2に係る圧電デバイスについて説明する。本発明の実施形態2に係る圧電デバイスは、第2孔部の構成が主に、本発明の実施形態1に係る圧電デバイスと異なる。よって、本発明の実施形態1に係る圧電デバイス100と同様である構成については説明を繰り返さない。
 図5は、本発明の実施形態2に係る圧電デバイスを示す断面図である。図5においては、図2と同一の断面視にて図示している。
 図5に示すように、本発明の実施形態2に係る圧電デバイス200においては、第2貫通孔217は、第1主面111側から第2主面112側に向かうにしたがって孔径が小さくなっている。これにより、本発明の実施形態1と同様に第2貫通孔217によってデバイス特性の低下を抑制することができるとともに、第1貫通孔131側からのみ音波を発信する場合においては、第2貫通孔217を通って不要な音波が圧電デバイス200の外側に放出されることを抑制できる。ひいては、第2貫通孔217側から放出される音波が、第1貫通孔131から発信される音波に干渉することを抑制することができる。
 本発明の実施形態2に係る圧電デバイス200においては、第1貫通孔131または第2貫通孔217の少なくとも一部に、多孔質材240が充填されている。これにより、第1貫通孔131側または第2貫通孔217側のいずれか一方からのみ音波を送受信する場合には、音波を送受信しない方の貫通孔側において、不要な音波を吸収することができる。ひいては、第2貫通孔217を通って上記の不要な音波が、圧電デバイス200によって送受信される音波に干渉することを抑制することができる。
 本実施形態においては、第2貫通孔217に多孔質材240が充填されている。また、本実施形態においては、多孔質材240が、第2貫通孔217を埋めるように位置している。多孔質材240が、第2貫通孔217を埋めるように位置している場合、多孔質材240は、連続気泡を有していることが好ましい。
 (実施形態3)
 以下、本発明の実施形態3に係る圧電デバイスおよび音響トランスデューサについて説明する。本発明の実施形態3に係る圧電デバイスは、第2孔部の構成が主に、本発明の実施形態1に係る圧電デバイス100と異なる。本発明の実施形態3に係る音響トランスデューサは、実装基板の構成が主に、本発明の実施形態1に係る音響トランスデューサ10と異なる。よって、本発明の実施形態1に係る圧電デバイス100および音響トランスデューサ10の各々と同様である構成については説明を繰り返さない。
 図6は、本発明の実施形態3に係る圧電デバイスおよび音響トランスデューサの一部を示す断面図である。図7は、図6に示した圧電デバイスを矢印VII方向から見た図である。図8は、図6に示した圧電デバイスおよび音響トランスデューサの一部を矢印VIII方向から見た図である。図6においては、図2と同一の断面視にて図示している。
 図6に示すように、本発明の実施形態3に係る音響トランスデューサにおいては、実装基板31に、貫通孔が形成されていない。このため、本発明の実施形態3に係る圧電デバイス300は、第2貫通孔317の形状により、凹部112内の空気が空気ばねとしてメンブレン部122に作用することをさらに抑制できるように構成されている。
 具体的には、本発明の実施形態3に係る圧電デバイス300においては、第2貫通孔317は、第1主面111側の孔径より第2主面112側の孔径の方が大きい。これにより、凹部123が、これと連続する第2貫通孔317とともに空気ばねとして作用しにくくなるため、圧電デバイス300のデバイス特性の低下をさらに抑制できる。
 図6から図8に示すように、本発明の実施形態3に係る音響トランスデューサにおいては、第2主面112と実装基板31とが互いに直接接触しておらず、かつ、第2主面112上に位置する複数の第2電極115同士が、互いに離間している。このため、凹部123および第2貫通孔317で構成される空間は、圧電デバイス300の周側面113側の空間と、複数の第2電極115同士の隙間を介して互いに接続されている。複数の第2電極115の各々の厚さは比較的薄い。これにより、本発明の実施形態3に係る音響トランスデューサにおいては、第2貫通孔317側において、複数の第2電極115同士の間に、空気の流路2が構成されているとともに、不要な超音波の放出が抑制されている。
 (実施形態4)
 以下、本発明の実施形態4に係る圧電デバイスについて説明する。本発明の実施形態4に係る圧電デバイスは、基板の構成が、本発明の実施形態3に係る圧電デバイスと異なる。よって、本発明の実施形態3に係る圧電デバイス300と同様である構成については説明を繰り返さない。
 図9は、本発明の実施形態4に係る圧電デバイスおよび音響トランスデューサの一部を示す断面図である。図10は、図9に示した圧電デバイスを矢印X方向から見た図である。図11は、図9に示した圧電デバイスおよび音響トランスデューサを矢印XI方向から見た図である。図9においては、図6と同一の断面視にて図示している。
 図9から図11に示すように、本発明の実施形態4においては、基板110は、周側面113から第2貫通孔417と連通するように延在する連通部418を有している。すなわち、第2貫通孔417と連通部418とによって、凹部123内の空間が圧電デバイス400の外側の空間と互いに連続することで、空気の流路2が形成される。これにより、圧電素子120の凹部123内の空気が空気ばねとしてメンブレン部122に作用することをさらに抑制できる。ひいては、圧電デバイス400のデバイス特性の低下をさらに抑制することができる。
 本発明の実施形態4において、基板110は、複数の連通部418を有している。基板110を第2主面112側から見たときに、四隅に配置された複数の第2電極115のうち、互いに隣り合っている第2電極115同士の間の各々に、複数の連通部418の各々が位置している。
 上述した実施形態の説明において、組み合わせ可能な構成を相互に組み合わせてもよい。
 今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
 10 音響トランスデューサ、11,31 実装基板、11h 第3貫通孔、12 筐体、13 第1壁部、13h 第4貫通孔、14 第2壁部、14h 第5貫通孔、15 第3壁部、16 第1ガスケット、16h 第6貫通孔、17 第2ガスケット、17h 第7貫通孔、100,200,300,400 圧電デバイス、110 基板、111 第1主面、112 第2主面、113 周側面、114 第1電極、115 第2電極、116 ビア電極、117,217,317,417 第2貫通孔、120 圧電素子、121 基部、122 メンブレン部、123 凹部、124 上部電極層、125 下部電極層、126 圧電体層、127 ボンディングワイヤ、128 ダイボンド材、130 蓋部、131 第1貫通孔、132 蓋部接着剤、134 共鳴空間、240 多孔質材、418 連通部。

Claims (6)

  1.  第1主面および該第1主面の反対側に位置する第2主面を有する基板と、
     前記第1主面上に位置する圧電素子と、
     前記第1主面上に位置し、第1主面側において前記圧電素子から離間して前記圧電素子を覆っている蓋部とを備え、
     前記圧電素子は、前記第1主面上に位置して前記第1主面側から見たときに環状の外形を有する基部と、前記第1主面側から見たときに環状の前記基部の内側に位置するメンブレン部とを含み、
     前記蓋部には、第1貫通孔が形成されており、
     前記基板は、前記メンブレン部と面する位置に、前記第1主面から前記第2主面に達する第2貫通孔が形成されている、圧電デバイス。
  2.  前記第2貫通孔は、前記第1主面側から第2主面側に向かうにしたがって孔径が小さくなっている、請求項1に記載の圧電デバイス。
  3.  前記第2貫通孔は、前記第1主面側の孔径より第2主面側の孔径の方が大きい、請求項1に記載の圧電デバイス。
  4.  前記基板は、前記第1主面と前記第2主面とを互いに接続する周側面を有しており、
     前記基板は、前記周側面から前記第2貫通孔と連通するように延在する連通部を有する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の圧電デバイス。
  5.  前記第1貫通孔または前記第2貫通孔の少なくとも一部に、多孔質材が充填されている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の圧電デバイス。
  6.  第1主面および該第1主面の反対側に位置する第2主面を有する基板と、前記第1主面上に位置する圧電素子と、前記第1主面上に位置し、第1主面側において前記圧電素子から離間して前記圧電素子を覆っている蓋部とを含む圧電デバイスと、
     前記第2主面と面するように前記圧電デバイスが実装された実装基板と、
     前記圧電デバイスと前記実装基板とを収容し、前記圧電デバイスに関して実装基板側とは反対側に位置する第1壁部、および、前記実装基板に関して前記圧電デバイスとは反対側に位置する第2壁部を含む筐体とを備え、
     前記圧電素子は、前記第1主面上に位置して前記第1主面側から見たときに環状の外形を有する基部と、前記第1主面側から見たときに環状の前記基部の内側に位置するメンブレン部とを有し、
     前記蓋部は、第1貫通孔が形成されており、
     前記基板は、前記メンブレン部と面する位置に、前記第1主面から前記第2主面に達する第2貫通孔が形成されており、
     前記実装基板は、前記第2貫通孔と面する位置に、第3貫通孔が形成されており、
     前記第1壁部は、前記第1貫通孔と面する位置に、第4貫通孔が形成されており、
     前記第2壁部は、前記第3貫通孔と面する位置に、第5貫通孔が形成されている、音響トランスデューサ。
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